JP3610739B2

JP3610739B2 - Print processing apparatus and print processing method

Info

Publication number: JP3610739B2
Application number: JP22455397A
Authority: JP
Inventors: 和寿岩瀬
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd; Fujifilm Business Innovation Corp
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1997-08-21
Filing date: 1997-08-21
Publication date: 2005-01-19
Anticipated expiration: 2017-08-21
Also published as: JPH1158855A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷処理装置および印刷処理方法に係り、特に、文書および図面作成装置、あるいは画像処理装置等において作成された印刷データの印刷処理において、データの拡大／縮小を行う際に、固定的な拡大／縮小率としての固定スケール値から構成されるスケールテーブルを使用したデータの拡大／縮小率の適用によってユーザーのニーズに応じた最適な印刷データ出力を行う印刷処理装置および印刷処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
印刷処理を実行する印刷制御システムにおいて、出力データ印刷の際、必要となる制御項目には、例えば用紙マッピング制御、スケール制御、出力方向制御等がある。用紙マッピングとは、印刷データを出力する用紙サイズを決定し、決定されたサイズの用紙を選択する制御である。従来の印刷処理装置における用紙マッピングは、自動用紙選択機能によるか、あるいはユーザの設定によって選択された用紙に出力するか、いずれかの方法によって用紙選択が行われるのが一般的である。自動用紙選択とは、出力すべきデータのサイズに応じてそのデータが収まる用紙サイズの中から最小のものを自動的に選択する機能である。
【０００３】
スケール制御は、出力データの拡大あるいは縮小を実行する制御であり、従来の一般的なスケール制御方法には、自動変倍機能がある。これは、例えば用紙サイズＡ３からＡ４、あるいはＡ４からＢ５等、用紙サイズを基準とした拡大／縮小率の適用により、０．７１８倍、１．４１４倍等予め設定されたデータの拡大または縮小率による変倍を実行するものである。
【０００４】
出力方向制御は、出力用紙の縦方向あるいは横方向出力を決定し、実行する制御を行うもので、特に紙折り機能を備えた印刷処理装置においては、この出力方向制御は重要となる。従来は、前述の自動用紙選択機能によるか、あるいはユーザの設定によって選択された出力用紙トレイによって、固定的に出力方向が決定されてしまうのが一般的である。
【０００５】
上述の印刷制御を発展させた技術として、以下のような先行技術がある。特開平０４−２５５８７２号公報は、自動用紙選択において、原稿サイズと倍率から用紙サイズを決定し、用紙トレイの「紙あり」、「紙なし」等の情報、およびあらかじめ設定された選択トレイの優先順位等によって印刷を実行する用紙トレイを、より効率的に選択する構成を開示している。
【０００６】
特開平４−３３１１６３号公報では、印刷する用紙サイズを予め設定し、設定された用紙サイズに応じて印刷データの縮小／拡大を実行することにより、１つの用紙サイズに統一して複数の印刷データの印刷処理を実行する印刷装置を示している。
【０００７】
また、特開平５−２７００９７号公報では、給紙可能な用紙のサイズ、方向と、印刷情報で指定された印刷データの出力サイズ、方向とを比較し、比較結果に基づいて印刷データを拡大／縮小、および回転を実行して印刷出力する処理装置が開示されている。
【０００８】
さらに、特開平５−１００５３１号公報には、原稿サイズデータと転写紙サイズデータから適正倍率を演算し、転写紙に原稿全域の画像を形成するようデータを変倍する自動変倍モード、手動で多段階の倍率選定を実行する手動変倍モード、これらの２つのモードを併用する併用モードとを有する印刷処理装置が開示されており、併用モードが設定されている場合は、自動変倍モードによる適正変倍率Ｍ１を求めた後、手動変倍率で設定した変倍率Ｍ２を加算する制御が可能となり、より適切な倍率を容易に設定することが可能な装置を示している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の印刷制御システムにおける自動変倍機能を用いたスケール機能は、上述したように例えば用紙サイズＡ３からＡ４、あるいはＡ４からＢ５等、用紙サイズを基準とした拡大／縮小率の適用により、０．７１８倍、１．４１４倍等、予め設定された倍率を適用した変倍を実行してしまう。従って、例えば印刷された出力図面を定規等で実測し、その実測値から原寸を求めようとする場合、上述のように拡大／縮小率が小数以下３桁等の値であるために、容易に原寸値を求めることが困難であった。
【００１０】
本発明の印刷処理装置および印刷処理方法は、自動変倍機能が取りうる拡大／縮小率の複数の値を予め設定しておき、印刷の際に拡大または縮小を実行する場合は、これらの設定された拡大／縮小率の複数の値の中から選択された倍率によって変倍を実行するようにして、結果として得られる印刷図面等から直接得られる実測値から容易に原寸をもとめることの可能な印刷処理装置および印刷処理方法を提供する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本発明の印刷処理装置は、印刷データを出力し印刷を実行する印刷処理装置において、データサイズおよび出力用紙サイズに基づいて、印刷データの拡大／縮小率をスケール値として算出するスケール値算出手段と、適用スケール値を１以上の固定的な値としてあらかじめ規定したスケールテーブルと、スケール値算出手段によって算出されたスケール値に基づいてスケールテーブルから補正スケール値を選択するスケール値処理手段と、スケール値算出手段によって算出されたスケール値、またはスケール値処理手段によってスケールテーブルから選択された前記補正スケール値のいずれかを選択的に適用して印刷データの拡大または縮小を実行するデータ拡縮手段と、データ拡縮手段によって拡大または縮小された印刷データを印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１２】
また、本発明の印刷処理装置において、スケール値処理手段は、スケール値算出手段によって算出されたスケール値以下の値で、かつ最大の値をスケールテーブルから選択し、該選択された値を補正スケール値とすることを特徴とする。
【００１３】
また、本発明の印刷処理装置において、スケールテーブルは、印刷要求を行うクライアント装置および印刷データの出力を実行するプリンタの接続されたネットワークに接続された記憶手段中に少なくとも１以上保持され、クライアント装置からの印刷要求に応じて選択されたスケールテーブルが使用されることを特徴とする。
【００１４】
また、本発明の印刷処理装置において、スケールテーブルは、印刷データの出力を実行するプリンタに付属する印刷制御手段中の記憶手段に少なくとも１以上保持され、クライアント装置からの印刷要求に応じて選択されたスケールテーブルが使用されることを特徴とする。
【００１５】
また、本発明の印刷処理装置において、スケールテーブルは、印刷要求を行うクライアント装置から印刷要求の際に送付される印刷パラメータ中の識別子に応じて選択されることを特徴とする。
【００１６】
また、本発明の印刷処理装置において、スケールテーブルは、プリンタに付属する印刷制御手段中に予め設定されたデフォルト値に応じて選択されることを特徴とする。
【００１７】
また、本発明の印刷処理装置において、スケールテーブルは、印刷要求を行うクライアント装置において生成され、印刷データの出力を実行するプリンタの印刷制御手段へ転送されることを特徴とする。
【００１８】
また、本発明の印刷処理方法は、印刷データを出力し印刷を実行する印刷処理方法において、データサイズおよび出力用紙サイズに基づいて、印刷データの拡大／縮小率をスケール値として算出するスケール値算出ステップと、適用スケール値を１以上の固定的な値としてあらかじめ規定したスケールテーブルを用いて、スケール値算出ステップによって算出されたスケール値から補正スケール値を選択するスケール値処理ステップと、スケール値算出ステップによって算出されたスケール値、またはスケール値処理ステップによってスケールテーブルから選択された前記補正スケール値のいずれかを選択的に適用して印刷データの拡大または縮小を実行するデータ拡縮ステップと、データ拡縮ステップによって拡大または縮小された印刷データを印刷する印刷ステップと、を有することを特徴とする。
【００１９】
また、本発明の印刷処理方法において、スケール値処理ステップは、スケール値算出ステップによって算出されたスケール値以下の値で、かつ最大の値をスケールテーブルから選択し、該選択された値を補正スケール値とすることを特徴とする。
【００２０】
【発明の実施の形態】
図１に本発明の印刷処理装置の一実施例の構成を示す。本実施例の印刷処理装置には、プリンタ１，１０１、プリンタ１に接続された出力制御装置１０２、プリンタ２，１０３、クライアント装置１０４、およびデータベース１０５が含まれ、各々の構成要素は、ネットワーク１０６によってデータ通信可能に接続されている。
【００２１】
図１に示す実施例では、出力制御装置１０２がプリンタ１，１０１に接続された構成となっているが、出力制御装置がプリンタに組み込まれプリンタと一体となった構成も可能である。また、図１に示すネットワークにはさらに複数のクライアント装置、プリンタ、データベースが接続されていてもよい。
【００２２】
プリンタ１，１０１、およびプリンタ２，１０３は、クライアント装置１０４からの印刷要求に従ってクライアント装置１０４から、あるいはデータベース１０５からネットワークを介して転送されるデータの印刷を実行する。プリンタ１、１０１は、出力制御装置１０２を介してネットワークと接続され、クライアント装置１０４からの印刷要求は、出力制御装置１０２が受領する。プリンタ２，１０３の出力制御は、プリンタ２内で実行される。
【００２３】
プリンタ１，１０１、およびプリンタ２，１０３は複数サイズの用紙による印刷が可能なように複数サイズ、例えばＡ３、Ａ４、Ｂ４、Ｂ５等のサイズの用紙を各々収容するトレイを有し、これらの複数の用紙から選択された所定の用紙を出力部に供給する印刷用紙供給機構を備えており、選択されたサイズの用紙に印刷データを出力することが可能な構成となっている。
【００２４】
また、出力制御装置１０２は、印刷データの拡大／縮小を実行する変倍機能を備えており、また、印刷データの回転を行う回転機能を備えていてもよい。
【００２５】
図２に本発明の印刷処理装置において印刷処理を実行する際に必要なブロック図を示す。図１に示す本発明の印刷処理装置の各構成要素と対比しながら図２のブロック図の説明を行う。図２において、印刷要求２０１は、例えば図１に示すクライアント装置１０４が行う。一例として、この印刷要求２０１に係る印刷をプリンタ１，１０１において実行する場合、印刷要求は、まず出力制御装置１０２が受領し、出力制御装置１０２の自動用紙選択部２０２により出力用紙が決定される。
【００２６】
自動用紙選択部２０２は、出力すべきデータのサイズに応じて選択された用紙、あるいは予め設定された出力用紙を自動的に選択する。例えば、Ａ４以上のデータサイズのデータに対しては、すべてＡ４の用紙に出力し、Ｂ５からＡ４サイズのデータであればＢ５サイズの用紙に出力するように設定されていれば、データサイズに応じてＡ４または、Ｂ５の用紙のいずれかが選択されることになる。プリンタ中にセットされた用紙がＡ４のみであり、すべてのデータをＡ４に出力するように設定されていればＡ４用紙のみが選択される。
【００２７】
なお、あらかじめクライアントが設定したサイズの用紙に出力を希望する場合は、印刷要求にともなって出力制御装置１０２に送付される印刷パラメータまたは付属属性値によって出力用紙サイズを設定する。例えばすべてのデータをＡ４サイズの用紙に出力する等のパラメータによる設定が可能である。印刷要求にこれらのリクエストパラメータが含まれる場合は、データサイズに基づく自動用紙選択等より優先してクライアントの設定用紙が選択される。
【００２８】
次にスケール値処理部２０３によって拡大／縮小率の決定がなされる。これは、自動用紙選択機能２０２または上述の印刷パラメータ等によって決定された出力用紙サイズに印刷するためのデータの拡大／縮小率を決定するものである。
【００２９】
このスケール値処理部２０３においては、ファイルシステムもしくはフロッピーディスクやＲＯＭ等によって構成されるデータベース２０６内に保持されるスケール規則データが使用される。スケール規則データとして構成されるスケールテーブルの例を図３に示す。
【００３０】
図３には、３つのスケール規則データによって構成されるスケールテーブルが示されている。テーブル１は、２００％，１９０％，１８０％．．．１０％のスケール値からなるテーブルであり、テーブル２は２００％，１４４％，．．．２５％、テーブル３は、３倍，２倍，．．．１／３倍，１／４倍のスケール値をエントリとして有する。
【００３１】
クライアントは印刷要求を行う際に自動変倍機能の使用の有無をパラメータで指定し、さらに出力制御装置１０２内に定義されている図３に示すような複数のスケールテーブル中のどのテーブルを選択して使用するかを示すためのテーブル識別子を印刷パラメータとして指定する。
【００３２】
出力制御装置１０２がクライアントからの印刷依頼を処理する際に印刷パラメータに自動変倍機能を使用する指定が存在した場合、出力制御装置１０２は印刷用紙に対し自動変倍機能によるフィット処理、すなわち出力すべき印刷データが出力用紙サイズに収まる用に変倍処理を実行する際にデータに操作するスケール値を算出する。
【００３３】
例えばデータサイズに対して出力用紙が小さい場合は、データサイズに対してどの倍率で縮小するのが適当であるかをデータサイズと出力用紙の差から算出する。一般的な自動変倍機能においては、Ａ４からＢ５、Ｂ４からＢ５等、用紙サイズを基準として設定された拡大または縮小率があらかじめ設定されており、出力用紙サイズに収まる縮小率の中から予め設定された値の中の最大値が算出されることになる。
【００３４】
クライアントから印刷要求とともに送付される印刷パラメータ内にスケール規則データ、すなわちスケールテーブルの使用を意味する固定スケール機能の指定があり、かつ特定のスケールテーブルの使用を意味するスケールテーブル識別子、例えば図３のテーブル１を指定する等、が存在すると、出力制御装置１０２は指定のスケールテーブルを取得する。固定スケール機能の指定が存在するが、特定のスケールテーブルの指定が存在しない場合には、あらかじめ設定されたデフォルトのスケールテーブルを取得する。
【００３５】
出力制御装置１０２は、固定スケール機能の指定、すなわちスケールテーブルを使用することの指定が印刷パラメータ中に存在する場合、データサイズを出力用紙サイズにあわせるフィット処理のために算出したスケール値に対し、取得したスケールテーブル内からその算出スケール値を越えない最大値をフィット処理のためのスケール値として適用する。スケールテーブルの使用の指定が存在しない場合はフィット処理のために算出したスケール値をそのまま、あるいは、従来の変倍機能に設定された値を使用する。
【００３６】
例えばデータサイズが出力用紙サイズの１．８倍のものであった場合、フィット処理において算出されるスケール値Ｓは、Ｓ＝１／１．８≒０．５５６となる。ここでクライアントの印刷要求に伴う印刷パラメータ中に、固定スケール機能の指定が存在しスケールテーブルの指定が存在しない場合は、図３のテーブル２のデフォルトのテーブルを使用することになる。フィット処理に際して算出されたスケール値が０．５５６であるので、図３に示すテーブル２中の０．５５６を超えない最大値を選択する。選択される値は「５０％」ととなり、スケール値として５０％が採用される。
【００３７】
また、例えばクライアントからの印刷要求に伴う印刷パラメータ中で、スケールテーブル３の使用を指定していた場合は、図３に示すテーブル３から上記のフィット処理に際して算出されたスケール値、０．５５６を超えない最大値として、「１／２」が選択される。
【００３８】
このようにして決定された値をスケール値として出力制御装置１０２中のデータ拡縮部２０４において印刷データに対し拡大・縮小処理を行いプリンタ１，１０１の印刷部２０５において印刷を行なう。
【００３９】
これらの処理により、個々の印刷データの大きさが異なるため同一の用紙に自動変倍して出力する場合個々の印刷データに適用するスケール値が異ることがなく印刷が可能となる。
【００４０】
上述の図２の説明では、自動用紙選択部２０２、スケール値処理部２０３、およびデータ拡縮部２０４は出力制御装置１０２中内の機能として説明したが、図２に示す各機能は、図１に示す本発明の印刷処理装置を構成するいずれか特定の装置に固定的に備わっていることは必ずしも必須ではなく、いずれかの装置において図２に示す各機能が実現され、最終的にシステム全体として図２の機能が実現されればよい。
【００４１】
次に、本発明の印刷処理装置における印刷処理の流れを図４に示す処理フローに従って説明する。
【００４２】
図４のステップ４０１において印刷要求がクライアント装置からプリンタあるいは、プリンタ付属の出力制御装置に対して通知される。印刷要求を行う際に、印刷パラメータもしくは印刷データに付随する属性として、必要に応じ固定スケール機能の指定、およびスケールテーブルの指定が印刷データとともに転送される。
【００４３】
次にステップ４０２において、印刷要求のあったデータに関するデータサイズの検出が実行されるとともに、クライアントからの印刷要求に伴う印刷パラメータ中に自動変倍機能の指定が存在した場合、印刷用紙に対し自動変倍機能によるフィット処理、すなわち出力すべき印刷データが出力用紙サイズに収まるように変倍処理を実行する場合のデータに操作するスケール値（自動変倍値）を算出する。
【００４４】
なお、あらかじめクライアントが設定したサイズの用紙に出力を希望することが印刷パラメータまたは付属属性値によって示され、出力用紙サイズを指定している場合は、その指定出力用紙サイズとデータサイズに基づいて印刷用紙に対するフィット処理、すなわち出力すべき印刷データが出力用紙サイズに収まるように変倍処理を実行する場合のデータに操作するスケール値（自動変倍値）が算出される。
【００４５】
次にステップ４０３において、固定スケール処理の指定がクライアントの印刷要求に伴う印刷パラメータとして含まれるか否かが判定される。固定スケール処理の要求がない場合（ステップ４０３：Ｎｏ）は、ステップ４０２において算出された自動変倍値に基づくデータ拡縮が実行（ステップ４０８）され、印刷処理（ステップ４０９）される。
【００４６】
ステップ４０３において固定スケール処理指定ありと判断（ステップ４０３：Ｙｅｓ）された場合はステップ４０４において、特定のスケールテーブルの使用をクライアントが要求しているかが判定される。このスケールテーブルの指定も上記の固定スケール処理指定と同様、クライアントからの印刷要求に伴って送付される印刷パラメータ中で指定される。
【００４７】
ステップ４０４の判定がＮｏ、すなわちクライアントの印刷要求に特定のスケールテーブルの指定が含まれない場合は、ステップ４０５に進み、出力制御装置中にあらかじめデフォルトとして設定されているデフォルトテーブルの適用を決める。図３に示すテーブル例では、テーブル２が選択されることになる。さらに、次のステップ４０７において、適用の決定したデフォルトテーブルに従って、スケール値の補正が実行される。このスケール値の補正は、ステップ４０２において計算された変倍値に基づいて、適用の決定したデフォルトのスケールテーブル内からその変倍値を越えない最大値をスケール値とする補正である。
【００４８】
図３のテーブル２の使用の場合、例えばステップ４０２で算出された変倍値が２．０倍以上なら、「２００％」が適用され、１．４４倍〜２．０倍なら、「１４４％」が適用される。
【００４９】
このような補正によって適用が決定したスケール値でステップ４０８においてデータの拡縮が実行され、ステップ４０９で印刷処理が実行される。
【００５０】
ステップ４０４において、特定のスケールテーブルの使用をクライアントが要求していると判定された場合は、ステップ４０６において、その指定されたスケールテーブルを取得する。スケールテーブルは、上述したように異なる種類のテーブルが複数個予め例えば出力制御装置中の記憶装置中に保持されており、これら記憶されたテーブルを指定する識別子をクライアントが印刷要求とともに送付する印刷パラメータ中で指定し、この識別子に従って、記憶装置中から指定テーブルが取得される。
【００５１】
指定されたスケールテーブルが取得されると、上記のデフォルトテーブルの際と同様の手順により、ステップ４０２において計算された変倍値に基づいて、適用の決定したデフォルトのスケールテーブル内からその変倍値を越えない最大値をスケール値とする補正が実行（ステップ４０７）され、指定されたスケールテーブル中から選択されたスケール値によるデータ拡縮（ステップ４０８）の後、印刷処理が実行（ステップ４０９）される。
【００５２】
なお、スケールテーブルは、図１におけるデータベース１０５、図２におけるデータベース２０６のようにネットワーク中に独立して存在するデータベースに記憶されている場合は、指定されたマップが、図１の出力制御装置１０２あるいは、プリンタ１０３中の制御機構にロードされる。あるいは、出力制御装置、またはプリンタ内の記憶装置中に予め１以上のスケールテーブルを記憶しておき、その中から選択して使用するように構成してもよい。また、図１におけるクライアント装置１０４から印刷要求を行う際に、印刷パラメータもしくは印刷データとともにスケールテーブル自身を印刷データとともに転送するように構成してもよい。
【００５３】
図３には、スケールテーブルの一例を示してあるがスケールテーブルは、ここに示す態様のものにかぎらず、例えば「１００％」と「５０％」のみからなるテーブル、あるいは、「４倍」、「２倍」、「１倍」、「１／２倍」、「１／４倍」からなるテーブル、「２．５倍」、「１．５倍」、「０．５倍」からなるテーブル等、必要に応じて自由に設定することが可能である。
【００５４】
図５に自動変倍機能のみによるデータの拡縮を行って出力をおこなった場合、図６に自動変倍機能と固定スケールを適用してデータ拡縮をおこなった場合の例を示す。
【００５５】
図５の（ａ）は、元データが２６２ｍｍ×３７１ｍｍ、出力用紙がＡ４サイズの場合の例、（ｂ）は、元データが２６９ｍｍ×３８０ｍｍ、出力用紙がＡ４サイズの場合の例である。図５（ａ）の場合、自動変倍機能によってデータサイズと出力用紙に基づいて、スケール値＝０．８０が算出され、スケール０．８０によってデータの縮小が実行され、Ａ４サイズの用紙に印刷される。図５（ｂ）の場合は、スケール値＝０．７８が算出され、スケール０．７８によってデータの縮小が実行され、Ａ４サイズの用紙に印刷される。
【００５６】
図６は自動変倍機能と固定スケールを適用した例であり、図６の（ａ）（ｂ）の元データおよび出力用紙は、図５（ａ）、（ｂ）と対応し、（ａ）は、元データが２６２ｍｍ×３７１ｍｍ、出力用紙がＡ４サイズの場合の例、（ｂ）は、元データが２６９ｍｍ×３８０ｍｍ、出力用紙がＡ４サイズの場合の例である。
【００５７】
図６（ａ）の場合、自動変倍機能によってデータサイズと出力用紙に基づいて、スケール値＝０．８０が算出され、さらに、この算出されたスケール値を固定スケールによって補正する。使用される固定スケールが、例えば図６中に示すものであったとすると、テーブル中の算出スケール値０．８０以下の最大値は、「０．７」であるので、拡縮に適用されるスケール値は、０．７となり、データに対して０．７倍の縮小が実行され、印刷出力を得る。
【００５８】
図６（ｂ）の場合は、自動変倍機能によってデータサイズと出力用紙に基づいて、スケール値＝０．７８が算出され、さらに、この算出されたスケール値を固定スケールによって補正する。テーブル中において、算出スケール値０．７８以下の最大値は、「０．７」であるので、（ａ）の場合と同様、拡縮に適用されるスケール値は、０．７となり、データに対して０．７倍の縮小が実行され、印刷出力を得る。
【００５９】
図５の場合は、データサイズが微妙に異なると適用される拡縮率が異なり、出力結果から元のサイズを算出するのが困難となるが、図６の固定スケールのテーブルを使用した拡縮においては、テーブル中の決まった値が適用されることになり、スケールテーブル中のエントリを限られたものに設定することにより、出力結果からの元のサイズの算出が容易となる。
【００６０】
上述のように本発明の印刷処理装置は、出力制御装置が各種のデータフォーマットを受け付けることが可能でそれぞれのフォーマットを処理するデータ処理部が存在する場合において、それぞれのデータ処理部が処理できる拡大・縮小スケール値の有効桁数の差異を吸収することを可能とする。
【００６１】
また、自動変倍機能またはそれに伴う固定スケール機能において算出されたスケール値を、またはそのスケール値により拡大・縮小した基準線長（１ｃｍ、１０ｃｍ、１ｍ等の線）を印刷用紙上に印刷することにより、印刷されたデータの実際の大きさを計測することを可能とする。
【００６２】
また、適用した拡大／縮小率、例えば「１５０％」、「１／３」、「０．５」等の適用倍率数値を、そのまま数値としてヘッダー等に記述して印刷出力するようにしてもよい。
【００６３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の印刷処理装置および印刷処理方法によれば、印刷処理を実行する際に、固定スケールをエントリとしたスケールテーブルを適用してデータの拡大／縮小を実行するように構成したので、ユーザーは出力結果から適用スケールを予測することが可能となり、出力された図面等の実測値から元のサイズを容易に算出することが可能となる。
【００６４】
さらに、本発明の印刷処理装置および印刷処理方法によれば、適用する固定スケールをクライアントの印刷要求の際の印刷パラメータによって選択可能、あるいはスケールテーブル自身をクライアント側から送付し、この送付テーブルを使用可能としたので、ユーザーが選択した固定的な設定値からデータの拡大／縮小率を選択するように構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の印刷処理装置を適用したシステム構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の印刷処理装置の構成要素を示すブロック図である。
【図３】本発明の印刷処理装置におけるスケールテーブルの例を示す図である。
【図４】本発明の印刷処理装置における印刷処理の流れを説明するフロー図である。
【図５】自動変倍機能による印刷処理例を示す図である。
【図６】本発明の印刷処理装置における自動変倍機能、およびスケールテーブルを使用した印刷処理例を示す図である。
【符号の説明】
１０１プリンタ１
１０２出力制御装置
１０３プリンタ２
１０４クライアント装置
１０５データベース
１０６ネットワーク
２０１印刷要求部
２０２自動用紙選択部
２０３スケール値処理部
２０４データ拡縮部
２０５印刷部
２０６データベース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a print processing apparatus and a print processing method, and in particular, in the print processing of print data created in a document and drawing creation apparatus, an image processing apparatus, or the like, when the data is enlarged / reduced, it is fixed. The present invention relates to a print processing apparatus and a print processing method for outputting optimum print data according to user needs by applying data enlargement / reduction ratios using a scale table composed of fixed scale values as enlargement / reduction ratios.
[0002]
[Prior art]
In a print control system that executes print processing, necessary control items for printing output data include, for example, paper mapping control, scale control, and output direction control. Paper mapping is control for determining a paper size for outputting print data and selecting a paper of the determined size. In general, paper mapping in a conventional print processing apparatus is performed by selecting a paper by either an automatic paper selection function or by outputting to a paper selected by a user setting. Automatic paper selection is a function that automatically selects the smallest paper size that fits the data according to the size of the data to be output.
[0003]
Scale control is control for executing enlargement or reduction of output data, and a conventional general scale control method includes an automatic scaling function. This is because, for example, the enlargement / reduction ratio of data set in advance, such as 0.718 times and 1.414 times, by applying an enlargement / reduction ratio based on the paper size, such as paper sizes A3 to A4 or A4 to B5. This is to execute scaling by.
[0004]
The output direction control performs control to determine and execute output in the vertical or horizontal direction of the output paper, and this output direction control is important particularly in a print processing apparatus having a paper folding function. Conventionally, the output direction is generally fixedly determined by the automatic paper selection function described above or by an output paper tray selected by a user setting.
[0005]
There are the following prior arts as technologies that have developed the above-described printing control. In Japanese Patent Laid-Open No. 04-255872, in automatic paper selection, the paper size is determined from the document size and the magnification, information such as “paper present” and “paper absent” in the paper tray, and the priority of the preset selection tray is set. A configuration is disclosed in which a paper tray on which printing is to be executed is more efficiently selected depending on the order or the like.
[0006]
In Japanese Patent Laid-Open No. 4-331163, a paper size to be printed is set in advance, and the print data is reduced / enlarged according to the set paper size, so that a plurality of print data are unified into one paper size. 1 shows a printing apparatus that executes the printing process.
[0007]
In Japanese Patent Laid-Open No. 5-270097, the size and direction of paper that can be fed are compared with the output size and direction of print data specified by the print information, and the print data is enlarged / reduced based on the comparison result. A processing apparatus that performs reduction and rotation and prints out is disclosed.
[0008]
Further, Japanese Patent Laid-Open No. 5-100531 discloses an automatic scaling mode in which an appropriate magnification is calculated from document size data and transfer sheet size data, and the data is scaled to form an image of the entire document on the transfer sheet. A print processing apparatus having a manual scaling mode that executes multi-stage magnification selection and a combined mode that uses these two modes in combination is disclosed. When the combined mode is set, the automatic scaling mode is used. After obtaining the appropriate scaling factor M1, it is possible to control to add the scaling factor M2 set by the manual scaling factor, and an apparatus capable of easily setting a more appropriate scaling factor is shown.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the scale function using the automatic scaling function in the conventional print control system, as described above, is based on the application of the enlargement / reduction ratio based on the paper size, such as the paper sizes A3 to A4 or A4 to B5. A scaling process using a preset magnification such as 0.718 times or 1.414 times is executed. Therefore, for example, when a printed output drawing is actually measured with a ruler or the like and the original size is to be obtained from the actual measurement value, the enlargement / reduction ratio is a value of three decimal places or less as described above. It was difficult to determine the full size value.
[0010]
In the print processing apparatus and the print processing method of the present invention, when a plurality of enlargement / reduction ratios that can be taken by the automatic scaling function are set in advance, and when enlargement or reduction is executed during printing, these settings are made. It is possible to easily obtain the original size from the actual measurement value obtained directly from the resulting printed drawing or the like by executing scaling by a magnification selected from a plurality of magnification / reduction ratios. A print processing apparatus and a print processing method are provided.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a print processing apparatus of the present invention outputs a print data and executes printing. In the print processing apparatus, the print data enlargement / reduction ratio is set to a scale value based on the data size and the output paper size. A scale value calculation means for calculating the scale value, a scale table that prescribes the applied scale value as one or more fixed values, and a correction scale value is selected from the scale table based on the scale value calculated by the scale value calculation means Scale value processing means; Either the scale value calculated by the scale value calculating means or the correction scale value selected from the scale table by the scale value processing means is selectively applied. The present invention is characterized by comprising: a data enlargement / reduction means for executing enlargement or reduction of print data; and a printing means for printing the print data enlarged or reduced by the data enlargement / reduction means.
[0012]
In the print processing apparatus of the present invention, the scale value processing unit selects a maximum value from the scale table that is equal to or smaller than the scale value calculated by the scale value calculating unit, and selects the selected value from the correction scale. It is characterized by a value.
[0013]
In the print processing apparatus according to the present invention, at least one or more scale tables are held in a storage unit connected to a network connected to a client apparatus that issues a print request and a printer that executes output of print data. A scale table selected in response to a print request from is used.
[0014]
In the print processing apparatus of the present invention, at least one scale table is held in a storage unit in a print control unit attached to a printer that executes output of print data, and is selected according to a print request from a client device. A scale table is used.
[0015]
In the print processing apparatus of the present invention, the scale table is selected in accordance with an identifier in a print parameter sent from a client apparatus that issues a print request at the time of the print request.
[0016]
In the print processing apparatus of the present invention, the scale table is selected according to a default value preset in a print control means attached to the printer.
[0017]
In the print processing apparatus of the present invention, the scale table is generated in a client apparatus that issues a print request, and is transferred to a print control unit of a printer that executes output of print data.
[0018]
Further, the print processing method of the present invention is a print processing method for outputting print data and executing printing, and a scale value calculation for calculating an enlargement / reduction ratio of the print data as a scale value based on the data size and the output paper size. A scale value processing step of selecting a correction scale value from the scale value calculated by the scale value calculating step using a scale table that preliminarily defines the applied scale value as one or more fixed values; By selectively applying either the scale value calculated by the scale value calculating step or the correction scale value selected from the scale table by the scale value processing step The printing apparatus includes a data enlargement / reduction step for executing enlargement or reduction of the print data, and a printing step for printing the print data enlarged or reduced by the data enlargement / reduction step.
[0019]
In the print processing method of the present invention, the scale value processing step selects a maximum value from the scale table that is equal to or smaller than the scale value calculated by the scale value calculation step, and selects the selected value from the correction scale. It is characterized by a value.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows the configuration of an embodiment of a print processing apparatus of the present invention. The print processing apparatus according to the present embodiment includes a printer 1, 101, an output control apparatus 102 connected to the printer 1, a printer 2, 103, a client apparatus 104, and a database 105. Is connected to enable data communication.
[0021]
In the embodiment shown in FIG. 1, the output control device 102 is connected to the printers 1 and 101, but a configuration in which the output control device is incorporated in the printer and integrated with the printer is also possible. Further, a plurality of client devices, printers, and databases may be connected to the network shown in FIG.
[0022]
The printers 1 and 101 and the printers 2 and 103 execute printing of data transferred from the client device 104 or the database 105 via the network in accordance with a print request from the client device 104. The printers 1 and 101 are connected to the network via the output control apparatus 102, and the output control apparatus 102 receives a print request from the client apparatus 104. Output control of the printers 2 and 103 is executed in the printer 2.
[0023]
The printers 1 and 101 and the printers 2 and 103 have trays that respectively accommodate sheets of a plurality of sizes such as A3, A4, B4, and B5 so that printing can be performed using sheets of a plurality of sizes. And a printing paper supply mechanism that supplies a predetermined paper selected from these papers to the output unit, and is configured to be able to output print data to a paper of a selected size.
[0024]
Further, the output control apparatus 102 includes a scaling function that executes enlargement / reduction of print data, and may include a rotation function that rotates print data.
[0025]
FIG. 2 is a block diagram necessary for executing print processing in the print processing apparatus of the present invention. The block diagram of FIG. 2 will be described in comparison with each component of the print processing apparatus of the present invention shown in FIG. In FIG. 2, the print request 201 is made by the client apparatus 104 shown in FIG. As an example, when printing related to the print request 201 is executed by the printer 1, 101, the print request is first received by the output control device 102, and the output paper is determined by the automatic paper selection unit 202 of the output control device 102. .
[0026]
The automatic paper selection unit 202 automatically selects a paper selected according to the size of data to be output or a preset output paper. For example, if data of A4 or larger data size is set to output to A4 paper, and data from B5 to A4 size will be output to B5 size paper, it will depend on the data size. Thus, either A4 or B5 paper is selected. If the paper set in the printer is A4 only, and if all data is set to be output to A4, only A4 paper is selected.
[0027]
Note that when the user desires to output on a sheet having a size set in advance by the client, the output sheet size is set by a print parameter or an attached attribute value sent to the output control apparatus 102 in response to the print request. For example, setting by parameters such as outputting all data to A4 size paper is possible. When these request parameters are included in the print request, the setting paper of the client is selected with priority over automatic paper selection based on the data size.
[0028]
Next, the scale value processing unit 203 determines the enlargement / reduction ratio. This is to determine the enlargement / reduction ratio of data for printing on the output paper size determined by the automatic paper selection function 202 or the above-described print parameters.
[0029]
In the scale value processing unit 203, scale rule data held in a database 206 constituted by a file system, a floppy disk, a ROM, or the like is used. An example of a scale table configured as scale rule data is shown in FIG.
[0030]
FIG. 3 shows a scale table composed of three scale rule data. Table 1 is 200%, 190%, 180%. . . 10 is a table having a scale value of 10%, and Table 2 is 200%, 144%,. . . 25%, table 3 is 3 times, 2 times,. . . The entry has scale values of 1/3 times and 1/4 times.
[0031]
When a client makes a print request, the client specifies whether or not the automatic scaling function is used as a parameter, and selects which table among a plurality of scale tables defined in the output control apparatus 102 as shown in FIG. Specify a table identifier to indicate whether to use as a print parameter.
[0032]
When the output control device 102 processes the print request from the client and the print parameter is specified to use the automatic scaling function, the output control device 102 fits the print paper by the automatic scaling function, that is, outputs. A scale value to be manipulated for the data when the scaling process is executed so that the print data to be accommodated in the output paper size is calculated.
[0033]
For example, when the output paper is small with respect to the data size, it is calculated from the difference between the data size and the output paper which magnification is appropriate for the data size. In a general automatic scaling function, an enlargement or reduction ratio set based on the paper size, such as A4 to B5 and B4 to B5, is set in advance, and is set in advance from the reduction ratios that can be accommodated in the output paper size. The maximum value among the set values is calculated.
[0034]
In the print parameters sent with the print request from the client, there is a scale rule data, that is, a fixed scale function designation that means use of the scale table, and a scale table identifier that means use of a specific scale table, for example, FIG. If the table 1 is specified, the output control apparatus 102 acquires the specified scale table. If a fixed scale function is specified, but a specific scale table is not specified, a preset default scale table is acquired.
[0035]
When the designation of the fixed scale function, that is, the designation of using the scale table exists in the print parameters, the output control apparatus 102 uses the scale value calculated for the fitting process for matching the data size to the output paper size. The maximum value that does not exceed the calculated scale value in the acquired scale table is applied as the scale value for the fitting process. When there is no designation of use of the scale table, the scale value calculated for the fitting process is used as it is, or the value set in the conventional scaling function is used.
[0036]
For example, when the data size is 1.8 times the output paper size, the scale value S calculated in the fitting process is S = 1 / 1.8≈0.556. Here, when the fixed scale function is specified and the scale table is not specified in the print parameters accompanying the print request of the client, the default table of the table 2 in FIG. 3 is used. Since the scale value calculated in the fitting process is 0.556, the maximum value not exceeding 0.556 in the table 2 shown in FIG. 3 is selected. The selected value is “50%”, and 50% is adopted as the scale value.
[0037]
For example, if the use of the scale table 3 is specified in the print parameters accompanying the print request from the client, the scale value 0.556 calculated in the above fitting process from the table 3 shown in FIG. “1/2” is selected as the maximum value not exceeding.
[0038]
The data determined in this way is used as a scale value, the data enlargement / reduction unit 204 in the output control apparatus 102 performs the enlargement / reduction processing on the print data, and the printing unit 205 of the printer 1 101 performs printing.
[0039]
By these processes, since the sizes of the individual print data are different, printing is possible without changing the scale value applied to the individual print data when output is automatically scaled on the same sheet.
[0040]
In the description of FIG. 2 described above, the automatic paper selection unit 202, the scale value processing unit 203, and the data expansion / contraction unit 204 have been described as functions in the output control apparatus 102. However, the functions illustrated in FIG. It is not always essential that any specific apparatus constituting the print processing apparatus of the present invention shown is provided, and each function shown in FIG. 2 is realized in any apparatus, and finally the entire system is realized. The function of FIG. 2 may be realized.
[0041]
Next, the flow of printing processing in the printing processing apparatus of the present invention will be described according to the processing flow shown in FIG.
[0042]
In step 401 of FIG. 4, a print request is notified from the client device to the printer or the output control device attached to the printer. When a print request is made, designation of a fixed scale function and designation of a scale table are transferred together with the print data as necessary as attributes accompanying the print parameters or the print data.
[0043]
Next, in step 402, the detection of the data size related to the data requested for printing is executed, and if the automatic scaling function is specified in the print parameters accompanying the print request from the client, the print paper is automatically detected. A scale value (automatic scaling value) to be operated on data when the scaling process is executed so that the fit process by the scaling function, that is, the print data to be output fits in the output paper size is calculated.
[0044]
If the print parameter or attached attribute value indicates that the client wants to output the paper in the size set in advance, and the output paper size is specified, printing is performed based on the specified output paper size and data size. A scale value (automatic scaling value) to be operated on the data when the scaling process is executed so that the fit process with respect to the sheet, that is, the print data to be output fits in the output sheet size is calculated.
[0045]
Next, in step 403, it is determined whether the designation of fixed scale processing is included as a print parameter accompanying the print request of the client. If there is no request for fixed scale processing (step 403: No), data scaling based on the automatic scaling value calculated in step 402 is executed (step 408), and printing processing (step 409) is performed.
[0046]
If it is determined in step 403 that fixed scale processing is specified (step 403: Yes), in step 404, it is determined whether the client requests use of a specific scale table. The specification of the scale table is also specified in the print parameters sent along with the print request from the client, like the above-described fixed scale processing specification.
[0047]
If the determination in step 404 is No, that is, if the print request from the client does not include a specific scale table, the process proceeds to step 405 to determine the application of the default table set as a default in the output control apparatus in advance. In the example table shown in FIG. 3, the table 2 is selected. Further, in the next step 407, the scale value is corrected according to the default table determined to be applied. This correction of the scale value is a correction in which the maximum value that does not exceed the scaled value from the default scale table determined to be applied based on the scaled value calculated in step 402 is the scale value.
[0048]
In the case of using the table 2 in FIG. 3, for example, if the scaling value calculated in step 402 is 2.0 times or more, “200%” is applied, and if it is 1.44 times to 2.0 times, “144% "Is applied.
[0049]
Data scaling is performed at step 408 with the scale value determined to be applied by such correction, and printing processing is performed at step 409.
[0050]
If it is determined in step 404 that the client is requesting the use of a specific scale table, the designated scale table is obtained in step 406. As described above, a plurality of different types of tables are held in advance in, for example, a storage device in the output control device, and the scale table is a print parameter for sending an identifier for specifying the stored table together with a print request. The designation table is acquired from the storage device according to this identifier.
[0051]
When the specified scale table is acquired, the scaled value is determined from the default scale table determined to be applied based on the scaled value calculated in step 402 by the same procedure as that for the default table. Correction is performed with the maximum value not exceeding the scale value (step 407), and after data expansion / contraction (step 408) with the scale value selected from the designated scale table, printing processing is executed (step 409). The
[0052]
When the scale table is stored in a database that exists independently in the network, such as the database 105 in FIG. 1 or the database 206 in FIG. 2, the designated map is the output control device 102 in FIG. Alternatively, it is loaded into a control mechanism in the printer 103. Alternatively, one or more scale tables may be stored in advance in an output control device or a storage device in the printer, and may be selected and used. Further, when a print request is made from the client apparatus 104 in FIG. 1, the scale table itself may be transferred together with the print data or the print data together with the print data.
[0053]
FIG. 3 shows an example of the scale table, but the scale table is not limited to the one shown here, for example, a table consisting of only “100%” and “50%”, or “4 times”, Table consisting of “2 times”, “1 time”, “1/2 times”, “1/4 times”, table consisting of “2.5 times”, “1.5 times”, “0.5 times” It is possible to freely set as required.
[0054]
FIG. 5 shows an example in which data is scaled and output only by the automatic scaling function, and FIG. 6 shows an example in which data scaling is performed by applying the automatic scaling function and a fixed scale.
[0055]
5A shows an example in which the original data is 262 mm × 371 mm and the output paper is A4 size, and FIG. 5B shows an example in which the original data is 269 mm × 380 mm and the output paper is A4 size. In the case of FIG. 5A, a scale value = 0.80 is calculated based on the data size and output paper by the automatic scaling function, data reduction is executed with the scale 0.80, and printing is performed on A4 size paper. Is done. In the case of FIG. 5B, the scale value = 0.78 is calculated, the data is reduced by the scale 0.78, and printed on A4 size paper.
[0056]
FIG. 6 shows an example in which an automatic scaling function and a fixed scale are applied. The original data and output paper in FIGS. 6A and 6B correspond to FIGS. 5A and 5B, and FIG. Is an example when the original data is 262 mm × 371 mm and the output paper is A4 size, and (b) is an example when the original data is 269 mm × 380 mm and the output paper is A4 size.
[0057]
In the case of FIG. 6A, a scale value = 0.80 is calculated based on the data size and output paper by the automatic scaling function, and the calculated scale value is corrected by a fixed scale. If the fixed scale used is, for example, that shown in FIG. 6, the maximum value of the calculated scale value 0.80 or less in the table is “0.7”, so the scale value applied to scaling Becomes 0.7, and the data is reduced by a factor of 0.7 to obtain a print output.
[0058]
In the case of FIG. 6B, the automatic scaling function calculates a scale value = 0.78 based on the data size and the output paper, and further corrects the calculated scale value with a fixed scale. In the table, since the maximum value of the calculated scale value of 0.78 or less is “0.7”, the scale value applied to scaling is 0.7 as in the case of (a), Reduction is performed 0.7 times to obtain a printed output.
[0059]
In the case of FIG. 5, when the data size is slightly different, the applied scaling ratio is different, and it is difficult to calculate the original size from the output result. However, in the scaling using the fixed scale table of FIG. Thus, a fixed value in the table is applied, and by setting the entries in the scale table to a limited number, the original size can be easily calculated from the output result.
[0060]
As described above, the print processing apparatus of the present invention is capable of receiving various data formats by the output control apparatus, and when there is a data processing section that processes each format, the expansion that each data processing section can process. -It is possible to absorb the difference in the number of significant digits of the reduced scale value.
[0061]
In addition, the scale value calculated in the automatic scaling function or the accompanying fixed scale function, or the reference line length (lines of 1 cm, 10 cm, 1 m, etc.) enlarged / reduced by the scale value is printed on the printing paper. This makes it possible to measure the actual size of the printed data.
[0062]
In addition, the applied enlargement / reduction ratio, for example, “150%”, “1/3”, “0.5”, and other applicable magnification values may be described as they are in the header or the like and printed out. .
[0063]
【The invention's effect】
As described above, according to the print processing apparatus and the print processing method of the present invention, when executing a print process, the scale table having a fixed scale as an entry is applied to execute data enlargement / reduction. Since it is configured, the user can predict the applied scale from the output result, and can easily calculate the original size from the actual measurement value of the output drawing or the like.
[0064]
Further, according to the print processing apparatus and the print processing method of the present invention, the fixed scale to be applied can be selected by the print parameter at the time of the print request of the client, or the scale table itself is sent from the client side and this send table is used. Since it is possible, it becomes possible to select the data enlargement / reduction ratio from a fixed setting value selected by the user.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a system configuration to which a print processing apparatus of the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram illustrating components of a print processing apparatus according to the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a scale table in the print processing apparatus of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart illustrating the flow of printing processing in the printing processing apparatus of the present invention.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of print processing by an automatic scaling function.
FIG. 6 is a diagram illustrating a print processing example using an automatic scaling function and a scale table in the print processing apparatus of the present invention.
[Explanation of symbols]
101 Printer 1
102 Output control device
103 Printer 2
104 Client device
105 database
106 network
201 Print request section
202 Automatic paper selection section
203 Scale value processor
204 Data scaling unit
205 Printing section
206 Database

Claims

印刷データを出力し印刷を実行する印刷処理装置において、
データサイズおよび出力用紙サイズに基づいて、印刷データの拡大／縮小率をスケール値として算出するスケール値算出手段と、
適用スケール値を１以上の固定的な値としてあらかじめ規定したスケールテーブルと、前記スケール値算出手段によって算出されたスケール値に基づいて前記スケールテーブルから補正スケール値を選択するスケール値処理手段と、
前記スケール値算出手段によって算出されたスケール値、または前記スケール値処理手段によってスケールテーブルから選択された前記補正スケール値のいずれかを選択的に適用して印刷データの拡大または縮小を実行するデータ拡縮手段と、
前記データ拡縮手段によって拡大または縮小された印刷データを印刷する印刷手段と、
を備えたことを特徴とする印刷処理装置。In a print processing apparatus that outputs print data and executes printing,
A scale value calculating means for calculating an enlargement / reduction ratio of the print data as a scale value based on the data size and the output paper size;
A scale table that preliminarily defines the applied scale value as one or more fixed values; a scale value processing unit that selects a correction scale value from the scale table based on the scale value calculated by the scale value calculating unit;
Data scaling for selectively enlarging or reducing print data by selectively applying either the scale value calculated by the scale value calculating means or the correction scale value selected from the scale table by the scale value processing means Means,
Printing means for printing the print data enlarged or reduced by the data enlargement / reduction means;
A print processing apparatus comprising:

前記スケール値処理手段は、前記スケール値算出手段によって算出されたスケール値以下の値で、かつ最大の値を前記スケールテーブルから選択し、該選択された値を補正スケール値とすることを特徴とする請求項１記載の印刷処理装置。The scale value processing means selects a maximum value from the scale table that is equal to or less than the scale value calculated by the scale value calculation means, and uses the selected value as a correction scale value. The print processing apparatus according to claim 1.

前記スケールテーブルは、印刷要求を行うクライアント装置および印刷データの出力を実行するプリンタの接続されたネットワークに接続された記憶手段中に少なくとも１以上保持され、前記クライアント装置からの印刷要求に応じて選択されたスケールテーブルが使用されることを特徴とする請求項１または２記載の印刷処理装置。At least one scale table is held in a storage unit connected to a network connected to a client device that issues a print request and a printer that executes print data output, and is selected according to the print request from the client device 3. The print processing apparatus according to claim 1, wherein a scale table is used.

前記スケールテーブルは、印刷データの出力を実行するプリンタに付属する印刷制御手段中の記憶手段に少なくとも１以上保持され、前記クライアント装置からの印刷要求に応じて選択されたスケールテーブルが使用されることを特徴とする請求項１または２記載の印刷処理装置。At least one scale table is held in a storage unit in a print control unit attached to a printer that outputs print data, and the scale table selected according to a print request from the client device is used. The print processing apparatus according to claim 1 or 2.

前記スケールテーブルは、印刷要求を行うクライアント装置から印刷要求の際に送付される印刷パラメータ中の識別子に応じて選択されることを特徴とする請求項３または４記載の印刷処理装置。5. The print processing apparatus according to claim 3, wherein the scale table is selected in accordance with an identifier in a print parameter sent at the time of a print request from a client apparatus that issues a print request.

前記スケールテーブルは、プリンタに付属する印刷制御手段中に予め設定されたデフォルト値に応じて選択されることを特徴とする請求項３または４記載の印刷処理装置。5. The print processing apparatus according to claim 3, wherein the scale table is selected according to a default value preset in a print control means attached to the printer.

前記スケールテーブルは、印刷要求を行うクライアント装置において生成され、印刷データの出力を実行するプリンタの印刷制御手段へ転送されることを特徴とする請求項１または２記載の印刷処理装置。The print processing apparatus according to claim 1, wherein the scale table is generated in a client apparatus that issues a print request, and is transferred to a print control unit of a printer that executes output of print data.

印刷データを出力し印刷を実行する印刷処理方法において、
データサイズおよび出力用紙サイズに基づいて、印刷データの拡大／縮小率をスケール値として算出するスケール値算出ステップと、
適用スケール値を１以上の固定的な値としてあらかじめ規定したスケールテーブルを用いて、前記スケール値算出ステップによって算出されたスケール値から補正スケール値を選択するスケール値処理ステップと、
前記スケール値算出ステップによって算出されたスケール値、または前記スケール値処理ステップによってスケールテーブルから選択された前記補正スケール値のいずれかを選択的に適用して印刷データの拡大または縮小を実行するデータ拡縮ステップと、
前記データ拡縮ステップによって拡大または縮小された印刷データを印刷する印刷ステップと、
を有することを特徴とする印刷処理方法。In a print processing method for outputting print data and executing printing,
A scale value calculating step for calculating an enlargement / reduction ratio of the print data as a scale value based on the data size and the output paper size;
A scale value processing step of selecting a correction scale value from the scale value calculated by the scale value calculation step using a scale table that preliminarily defines the applied scale value as one or more fixed values;
Data scaling for enlarging or reducing print data by selectively applying either the scale value calculated by the scale value calculating step or the correction scale value selected from the scale table by the scale value processing step Steps,
A printing step of printing the print data enlarged or reduced by the data enlargement / reduction step;
A print processing method characterized by comprising:

前記スケール値処理ステップは、前記スケール値算出ステップによって算出されたスケール値以下の値で、かつ最大の値を前記スケールテーブルから選択し、該選択された値を補正スケール値とすることを特徴とする請求項８記載の印刷処理方法。The scale value processing step selects a maximum value from the scale table that is equal to or less than the scale value calculated by the scale value calculation step, and uses the selected value as a correction scale value. The print processing method according to claim 8.