JP3609368B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホー等の作業機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バックホー等の作業機械は、クローラ走行装置の上部に、旋回台を具備した上回り機体が設けられている。そして、この上回り機体の一側部には、ブームとショベルとを有する掘削装置等の作業部が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種、作業機械では、上回り機体がクローラ走行装置の幅と同等又は幅広に形成されていたため、上回り機体に対し、その乗降用のステップ装置を別途付属させる必要があった(例えば特開平5−125742号公報等参照)。
従って、上回り機体の構造複雑化及び幅寸法の大型化等を招来していた。また、上回り機体への乗降がし難いという難点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、上回り機体の構造簡潔化及び幅寸法の小型化や上回り機体への乗降容易化等を図ることができるようにした作業機械を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明は、左右幅を拡縮変更可能としたクローラ走行装置の上部に上回り機体が旋回自在に設けられ、該上回り機体の前部に作業部が設けられており、前記上回り機体は、その後端部の旋回半径が左右幅を最大としたクローラ走行装置の幅方向外端縁から旋回中心までの距離に略対応され、且つ作業部を進行方向へ向けた状態における幅方向両側面が、左右幅を最大としたクローラ走行装置の上部空間を上方及び前後方向に開放可能とするように前記クローラ走行装置の長手方向に沿った立面形状に形成されており、前記上回り機体の上部には、該上回り機体に設けたエンジンの全体を被覆する開閉自在なボンネットが備えられ、このボンネットは、前記エンジンの上方を全面的に開放するようにその全体を開放可能として設けられていることを特徴としている。
【0005】
このような構成であれば、上回り機体が作業部を進行方向へ向けることによってクローラ走行装置の上部空間が上方及び前後方向に開放されるものであるから、クローラ走行装置の上面を、上回り機体への乗降用ステップとして利用することができる。すなわち、上回り機体に対し、わざわざステップ装置等を付属させる必要はない。また、クローラ走行装置の上部空間が前後方向にも開放され、当該クローラ走行装置上を前後方向に通行可能となる。
本発明は、左右幅を拡縮変更可能としたクローラ走行装置の上部に上回り機体が旋回自在に設けられ、該上回り機体の前部に作業部が設けられており、この上回り機体は、その後端部の旋回半径が左右幅を最大としたクローラ走行装置の幅方向外側端から旋回中心までの距離に略対応され、且つ作業部を進行方向へ向けた状態における幅方向両側面が、左右幅を最大としたクローラ走行装置の上部空間を上方及び前後方向に開放可能とするように前記クローラ走行装置の長手方向に沿った立面形状に形成され、且つ前記幅方向両側面間の機体幅が、最も狭くしたクローラ走行装置の左右幅と略同幅とされており、前記上回り機体の上部に、該上回り機体に設けたエンジンの全体を被覆する開閉自在なボンネットが備えられ、このボンネットは、前記エンジンの上方を全面的に開放するようにその全体を開放可能として設けられていることを特徴としている。
【0006】
このような構成によって、上記と略同様の作用効果を奏する。
上記の場合、前記ボンネット上に座席装置が載設されており、前記ボンネットは座席装置を含む全体を開閉するように設けられていることが推奨される。
前記上回り機体には作業部を進行方向へ向けた状態でクローラ走行装置の上部空間に臨む乗降部が設けられており、該乗降部からクローラ走行装置の上面部までの高さ寸法と、該クローラ走行装置の上下方向寸法とが同一又は近似するように形成された構成にするのが好適である。
【0007】
このような構成であれば、クローラ走行装置の上面をステップとして利用する場合に、このクローラ走行装置上面を中心とする上下の段差寸法(足の上げ下ろし幅)が略同じとなり、昇り降りの容易化が図れる。
前記上回り機体には作業部を進行方向へ向けた状態でクローラ走行装置の上部空間に臨む乗降部が設けられており、該乗降部は歩行スペースに十分な幅で上回り機体を通り抜けて形成された構成にするのが好適である。
このような構成であれば、上回り機体に対する乗降が一層容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3は本発明の実施形態の一つである作業機械1を示しており、この作業機械1において、2はクローラ走行装置であり、3は旋回台4を具備した上回り機体である。
上回り機体3にはその上部に運転台7が設けられており、この運転台7の中央部を横切るようにして歩行スペース及び操縦スペースを兼ねた乗降部8が設けられている。そして、この乗降部8を挟んだ一方側には座席装置9が、他方側には操作レバー10aや操作ペダル10b等を有する操縦装置10が設けられている。また図2中に示す11はキャノピである。
【0009】
なお、以下の説明では、座席装置9に着座した運転者を基準として、上回り機体3の「前(図1左)」、「後(図1右)」、「左(図1下)」、「右(図1上)」を言うものとする。
上回り機体3の前部側となる側部には作業部12が設けられている。図2で示した作業部12は、左右方向のスイング、上下揺動及び関節揺動が可能になされたブーム13とその先端部のショベル14とを有して掘削装置を構成するようになっている。ただ、ブーム13には杭打ちや削岩等を行うブレーカー、又は地盤固め等を行うランマー等(いずれも図示略)を設けることが可能であるので、作業部12としての構成や作業内容等は適宜変更可能ということになる。
【0010】
クローラ走行装置2において、17は遊動輪であり、18は同軸上に走行用モータ(図示略)を具備する駆動輪である。また、このクローラ走行装置2には、遊動輪17が配置される側(図2左側)において突出するドーザ装置20が設けられている。従ってこのクローラ走行装置2は、クローラ周方向の駆動輪18側で接地面に対して引張力が作用するような循環駆動をさせる場合、即ち、遊動輪17やドーザ装置20が配された側を前進方向とするのが、高推進力を得るうえで一般的な使用状況とされる。
【0011】
図1から明らかなように、上回り機体3の後端部3Aにおける旋回半径は、左右幅を最大としたときのクローラ走行装置2の幅方向外側端2Aから旋回軸心Qまでの距離Lに略対応されている。
より詳しくは、上回り機体3の後部面3aは、旋回台4が旋回する場合の旋回中心Qを中心とし、且つ左右のクローラ走行装置2の幅を最大に拡げたときにおける全幅寸法の1/2以下を半径とする円弧カーブを有した立面形状に形成されている。このため、旋回台4の旋回時にも上回り機体3の後部面3aがクローラ走行装置2よりも幅方向外方へ突出しない。
【0012】
すなわち、この作業機械1はいわゆる後方小旋回型として構成されており、運転者は、旋回を伴った作業をするに際しても運転台7の後方に神経を使わなくてもよく、作業に専念できるものである。
また、上回り機体3の左側面3b及び右側面3cは互いに平行する直線状の立面形状に形成されている。これらの立面形状は、旋回中心Qを中心とした円の一部をカットするようにして形成させてあり、従って作業部12をクローラ走行装置2の進行方向へ向けた状態では、左側面3b及び右側面3cの両脇部においてクローラ走行装置2の上部空間が上方及び前後方向に開放されることになる。
【0013】
このようなことから、クローラ走行装置2において開放される上面部分を、上回り機体3(乗降部8)への乗降用ステップとして利用することができることになる。また、当然にクローラ走行装置2の上面部分を前後方向に通行可能となる。
そして、図3に示すようにこの乗降部8からクローラ走行装置2の上面部までの高さ寸法Sと、クローラ走行装置2の上下方向寸法Hとは、互いに同一寸法又は近似した寸法になるように形成されている。従って、クローラ走行装置2の上面をステップとして昇り降りする場合に、クローラ走行装置2の上面より上と下とで段差寸法(足の上げ下ろし幅)が略同じになり、昇り降りが容易に行えるようになっている。
【0014】
なお、クローラ走行装置2は、左右幅を拡縮変更可能になっているが、最も幅狭にした場合には機体側と略同幅となっている。
操縦装置10には、乗降時に用いることができる手摺り22が設けられている。
一方、上回り機体3の前部面3d寄り(図1参照)にあって、上記作業部12と操縦装置10とは幅方向に振り分け配置とされており、このうち作業部12(スイング支点23)に対応する部分では後部面3aと同様な円弧カーブを有した立面形状に形成されている。そして、この円弧カーブに沿った近傍に作業部12のスイング支点23が位置付けられていると共に、図4及び図5に示すように乗降部8の下部(旋回台4の内部)に、流体圧シリンダ等により構成されたスイング駆動装置24が設けられている。
【0015】
このため、上記乗降部8は、上回り機体3に対してその幅方向を略真っ直ぐに通り抜けるかたちで形成可能になっており、上回り機体3にはその左右いずれからでも乗り降りが可能になっている。
ところで、上記座席装置9は、内部に機関部等を収めたボンネット25上に載設されている。そして、上記したように上回り機体3において作業部12と操縦装置10とは幅方向に振り分け配置になっているので、これに伴って座席装置9は操縦装置10に対応すべくボンネット25の左側へ配してある。
【0016】
前記ボンネット25は、図5に示すように、上回り機体3に設けられたエンジン31,ラジエータ26、マフラー28,油圧ポンプ29等を全体的に被覆している。
そして、上記のように座席装置9がボンネット25上の左側へ配してあるという事情から、ボンネット25内では、座席装置9の右隣に対応する部分で、高さ寸法としての嵩ばり、及び通風用開口の確保のうえで制限の多いラジエータ26を配置するようにしてある。
【0017】
また、このラジエータ26の配置に関連して、図5及び図6に示すように上回り機体3の左側(座席装置9の下部の左寄り)においてマフラー28、油圧ポンプ29、燃料タンク30が上下方向に重合状となる配置にすると共に、この配置部とラジエータ26との間にエンジン31を配して全体が1列状に横並びする配置にしてある。
これらのことは、上記したように上回り機体3に対する乗降部8の通り抜けを真っ直ぐなものとさせるうえで重要な役割を呈しており、しかも乗降部8として十分な歩行スペースを確保させるうえでも有益なものとなっている。
【0018】
なお、図5中において34はラジエータ26に付設されたファンであり、35はエアクリーナである。
上回り機体3の旋回台4は、駆動軸38aを下向きにした状態で上回り機体3側に固定された旋回モータ38により、クローラ走行装置2側に固定された内歯ギヤに内接噛合しているピニオン(いずれも図示略)を回転(自転)させつつ、自ら円周移動(公転)させるようになったものであるが、このときの旋回中心Qは、図2に示すようにクローラ走行装置2における長手方向(進行方向)の中心位置Pよりも、遊動輪17やドーザ装置20が配された側へ偏らせるようにして設定されている。
【0019】
そのため、作業部(バケット)12をドーザ装置20側へ向けて作業する場合には、旋回中心Qよりもその後方(図2右方)へ張り出すクローラ走行装置2の長さが長くなっていることに起因して、それだけ掘削作業等に必要とされる有効接地面積を大きくでき、またドーザ装置20によって荷重バランスも保たれるものとなるので、接地力が高くなって、作業性も増すものである。
すなわち、作業部12による掘削初期のときは、バケットの位置を機体より遠くして接地してから掘削するが、その反力で機体が浮上ろうとするのを、クローラ走行装置2の後側の接地長を長くすることにより、機体重心を後方に転移させることで浮上りを防止し、一方、掘削が進行してバケットが深く入り込んで掘削するときは、その掘削反力で機体が引きずられるのは前部に設けたドーザ装置20を接地しておくことで防止するのである。
【0020】
また、作業部12をドーザ装置20と逆方向へ向けて作業する場合の掘削初めのときには、ドーザ装置20をアウトリガーとして使用することで機体重心を前方にに転移して機体の浮上りを防止し、掘削進行しての機体の引きずりはクローラの後方の接地長を長くしたことで防止し、ここに接地力としての不安はない。従ってこの場合にも、作業性に何ら問題はない。
なお、一般に接地力を高めるうえではクローラ走行装置2の全体長さを長くすればよいものであるが、クローラ走行装置2の長大化は走行ターン時の小回り半径が大きくなり、また作業機械1全体としての大型化及び重量化を招来することになる。従って、上記のような旋回中心Qの偏心は好適な措置であると言うことができる。
【0021】
旋回台4の後部側にはカウンターウエイト40が設けられている。このカウンターウエイト40は、旋回台4の下面レベルから乗降部8の上面ラインを超えて更に上方へ立ち上がる高さを有しており、旋回台4及びボンネット25との接続部分は滑らかな曲線によって形成されている。
図5及び図6に示すようにカウンターウエイト40の内側は凹設されており、この内側部分における乗降部8の上面ラインよりも上位置、即ち、カウンターウエイト40の後上部の内側には、旋回台4に対してボンネット25を開閉可能に支持するためのヒンジ支点部42(図6にのみ示す)が設けられている。43は、ボンネット25側に固定されたヒンジアームである。すなわち、このカウンターウエイト40はボンネット25の開閉支持を兼ねており、ボンネット25は、上記ヒンジ支点部42を中心として座席装置9等を含めた全体が前側から開放するものとなっている。
【0022】
このため、図6に示すように、ボンネット31内に収められていた機関部(エンジン31等)は、その上方及び側方が全面的に開放されるようになっている。ヒンジ支点部42が乗降部8の上面ラインよりも上位置とされ、且つカウンターウエイト40の内部に設けられる(隠される)ようになっているため、旋回台4に対してボンネット25を閉止した場合、旋回台4、カウンターウエイト40及びボンネット25の各相互間隙間は、可及的に小さくできる。また、カウンターウエイト40の後端上部縁には、開閉するボンネット25との干渉を逃げるための面取り45を施してあり、このことも、各相互間隙間(特にカウンターウエイト40とボンネット25との隙間)を小さくするうえで、好適となっている。従って、見栄え的に違和感がなく、また機関部に対する防水・防塵性能を高めるうえでも好適となっている。
【0023】
なお、旋回台4に対してボンネット25が閉止される上面部分は乗降部8の上面ラインと面一になっており、ボンネット25の閉止状態を嵌め合いによって保持させるような段差は設けられていない(図示は省略するが、ボンネット25の内周面に当接するゴムやスポンジ等の弾性材は旋回台4上に設けられている)。このようなことから、旋回台4は乗降部8を含めて全体塗装を施すことが容易となり、またボンネット25の開閉を繰り返しても、塗装ハゲ等を防止できる利点がある。
【0024】
カウンターウエイト40の内部には作動油タンク47が設けられ、またこの作動油タンク47の上部にはバッテリー48が設けられるようになっている。これらの配置についても、ボンネット25内における機関部の収まりを良好にし、そのコンパクト化に繋がるため、前記した乗降部8の形状的且つスペース的確保にとって有益に作用している。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、上回り機体において、作業部を進行方向へ向けた状態で幅方向両側に面する部分がクローラ走行装置の上部空間を上方及び前後方向に開放可能な立面形状に形成されているので、クローラ走行装置の上面を、上回り機体への乗降用ステップとして利用することができる。従って、上回り機体に対しては、わざわざステップ装置等を付属させる必要がなく、上回り機体の構造簡潔化及び幅寸法の小型化を図ることができる。また、上回り機体に対する乗降が容易に行える。
【0026】
前記上回り機体に設ける乗降部に対し、この乗降部からクローラ走行装置の上面部までの高さ寸法と、該クローラ走行装置の上下方向寸法とを同一又は近似するように形成させれば、クローラ走行装置の上面をステップとして利用する場合の昇り降りが容易となる。
前記上回り機体に設ける乗降部につき、歩行スペースに十分な幅で上回り機体を通り抜けて形成しておけば、上回り機体に対する乗降が一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例である作業機械を示す平面図である。
【図2】図1の作業機械の側面図である。
【図3】図1の作業機械の正面図である。
【図4】図1のA−A線拡大矢視図である。
【図5】上回り機体の上部に設けられたボンネットの内部を示した平面配置図である。
【図6】上回り機体の上部に設けられたボンネットの内部を示した側面図である。
【符号の説明】
1 作業機械
2 クローラ走行装置
3 上回り機体
3b 左側面
3c 右側面
4 旋回台
7 運転台
8 乗降部
12 作業部

Claims (5)

  1. 左右幅を拡縮変更可能としたクローラ走行装置(2)の上部に上回り機体(3)が旋回自在に設けられ、該上回り機体(3)の前部に作業部(12)が設けられており、前記上回り機体(3)は、業部(12)を進行方向へ向けた状態における幅方向両側面(3b,3c)が右幅を最大としたクローラ走行装置(2)の上部空間を上方及び前後方向に開放可能にすべく前記クローラ走行装置(2)の長手方向に沿い且つ、旋回中心(Q)を中心とした縁の一部をカットするように形成した立面形状に形成されており、前記上回り機体(3)の上部には、該上回り機体(3)に設けたエンジン(31)の全体を被覆する開閉自在なボンネット(25)が備えられ、このボンネット(25)は、前記エンジン(31)の上方を全面的に開放するようにその全体を開放可能として設けられていることを特徴とする作業機械。
  2. 左右幅を拡縮変更可能としたクローラ走行装置(2)の上部に上回り機体(3)が旋回自在に設けられ、該上回り機体(3)の前部に作業部(12)が設けられており、この上回り機体(3)は、業部(12)を進行方向へ向けた状態における幅方向両側面(3b,3c)が右幅を最大としたクローラ走行装置(2)の上部空間を上方及び前後方向に開放可能にすべく前記クローラ走行装置(2)の長手方向に沿い且つ、旋回中心(Q)を中心とした縁の一部をカットするように形成した立面形状に形成され、且つ前記幅方向両側面(3b、3c)間の機体幅が、最も狭くしたクローラ走行装置(2)の左右幅と略同幅とされており、前記上回り機体(3)の上部に、該上回り機体(3)に設けたエンジン(31)の全体を被覆する開閉自在なボンネット(25)が備えられ、このボンネット(25)は、前記エンジン(31)の上方を全面的に開放するようにその全体を開放可能として設けられていることを特徴とする作業機械。
  3. 前記ボンネット(25)上に座席装置(9)が載設されており、前記ボンネット(25)は座席装置(9)を含む全体を開閉するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機械。
  4. 前記上回り機体(3)には作業部(12)を進行方向へ向けた状態でクローラ走行装置(2)の上部空間に臨む乗降部(8)が設けられており、該乗降部(8)からクローラ走行装置(2)の上面部までの高さ寸法(S)と、該クローラ走行装置(2)の上下方向寸法(H)とが同一又は近似するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業機械。
  5. 前記上回り機体(3)には作業部(12)を進行方向へ向けた状態でクローラ走行装置(2)の上部空間に臨む乗降部(8)が設けられており、該乗降部(8)は歩行スペースに十分な幅で上回り機体(3)を通り抜けて形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の作業機械。
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