JP3607731B2 - 双極電気手術器具および器具の制作法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、双極電気手術器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
外科手術(重症の網膜剥離治療、糖尿患者の網膜症など)では、外科医が手術器具を後眼房へ挿入することが必要なものもある。眼は、手術中に比較的に一定の圧力に維持されなければならないので、流動薬液が高く持ち上げられた(例えば、2〜3フィート、すなわち、60.96〜91.44センチに)洗浄液瓶から流れる細管が、強膜から挿入され、眼の内圧が、瓶の高さを調節することにより制御される。眼の圧力を厳密に制御する必要から、手術器具は、断面の直径が出来るだけ小さくなければならない(器具の回りからの漏れを最小にし、器具の交換中に液の損失を制約するために)。従って、後眼房に使用される手術器具は、20ゲージの皮下細管(直径が0.0355インチ、すなわち0.09017センチ)から成っているか、または、20ゲージの針により形成された開口に等しい開口を通り、これを密封しなければならないという非公式な基準が提案された。
頻繁に器具を交換すると、挿入孔を大きくし、液の漏れを増加し、その上、外科医を苛立たせ、時間を浪費する。従って、いくつかの働きをする器具を設計することが望ましい。後眼房で行う外科手術はさらに複雑になるので、ほかの複雑な器具に対する必要性も増加する。このような器具を20ゲージ基準とすると、設計上の選択を厳しく制限する。(外科器具により形成された孔の大きさを制限し、器具交換の回数を最小にする必要性は、眼の手術に限られたものではない−これらの目的は、ほかの手術、例えば、脳などの人体のほかの分野における内視鏡検査と顕微手術にもある。)
広範囲の後眼房手術では、出血を制御することが必要であり、一般に、これは双極無線周波数による凝固により行われる。一つの凝固法では、眼に使用される二つの導電性器具(例えば、吸引管と光ファイバー源の金属製ジャケット)は、一緒に血管に近づけられ、無線周波数エネルギーを器具へ供給する。電流は、これらの導電性器具の間の最も近い間隙に流れ、血管を凝固する。
【0003】
別の方法として、同軸双極電気手術器具(米国特許No. 4,548,207、名称“使い捨て凝固器”、本譲受人へ譲渡、がある。これは本明細書に引用されている)が開発されている。同軸双極電気手術器具では、絶縁された線が金属製の皮下細管内に挿入されており、これにより、先端が露出し、その間で電流の伝導を維持するように接近している一対の電極が配置されている。露出した領域は、凝固の範囲を制限する。これは後眼房の手術に有用である。同軸器具の変形には、線を内管に置き換えたものがあり、これにより、器具を吸引と凝固に使用することが出来る。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、一つの一般的特徴として、伸長した導電性部材を有する第一電極と、前記伸長した部材の少なくとも一部に固着し、絶縁体により第一電極と絶縁された導電材の層を含む第二電極とを有する電気手術器具を提供する。導電料の層の領域は、器具の基部から離れて配置された部材の領域に隣接しており、これらの領域における電極間に電流を維持し、電力を人体の患部に送る。
本発明の関連した特徴では、第二電極が第一電極の端部の少なくとも一部に配置され、絶縁体により第一電極と絶縁され、かつ、その先端領域の外径が、第一電極の端部の外径とほぼ同じであるように、形成されている。この特徴の好適な実施態様において、第二電極は、第一電極の上に固着し、絶縁体によりそれと絶縁した導電材の層である。
本発明の電気手術器具は、第二電極として分離した部材、例えば、第一電極の回りに同軸に配置された管、を使用している器具よりもかなり小さい。この差の一つの成果は、器具に必要な切開の大きさが比較的に小さく、従って、凝固と吸引の二つの目的に対して、器具の有用性を維持しつつ、20ゲージ針を第一電極に使用することが出来る。特に、これは、20ゲージよりも大きくない器具を後眼房で使用出来るという(上述された)非公式な基準が開発されたという理由で眼科の用途には重要である。
【0005】
両方の電極は、眼の中で容易に手で操作される単一の器具内に設けられている。これにより、外科医はぎごちない動作、例えば、線を無線周波数源から電極として働く一対の器具へ接続し、これら器具を両手で一ヶ所に近づける操作をするなどの、動作をすることなく、凝血することが出来る。
本発明のほかの特徴は、一方の電極が、他方の電極に比較して周囲の範囲が小さく、電流が流れる同軸電極の領域を制限している同軸電気手術器具であることである。これは、焼灼が行われる領域の大きさを制限し、これにより、使用者(すなわち、外科医)は、両方の電極の露出した先端が円形である従来の同軸双極電気手術器具よりも正確に、電流を受ける人体の患部を制御することが出来る。その結果、知覚組織(眼の組織など)の損傷は、電流を患部から離れて適切に指向させることにより避けられる。
本発明の一つ以上の特徴のある好適な実施態様には、次のような著しい特徴がある。
絶縁体が第一電極の外面上にあって、第二電極の導電料の層がその絶縁体に固着し、基部と先端領域との間を第一電極に沿って軸方向に伸長している。先端領域は、好適に、器具の先端部の近くにある。導電層は、絶縁体(例えば、プラスチックの層)により第一電極の外面から分離している。第一電極の外径は、20ゲージ程度である。比較してみると、導電材の層の厚さは、3〜5ミクロン程度である(すなわち、0.001インチから0.002インチの間)。従って、第二電極は、第一電極の大きさをそれほど増大していない。望むならば、作業中に保護するため、絶縁体のもう一つの層を、少なくとも導電材の層の上に設けることが出来る。
【0006】
導電材の層は、少なくとも先端領域において、第一電極の周囲の半分以下の上に、例えば、周囲の3分の1から2分の1の間に伸張している。この形態の特に有用な実施例では、第一電極は中空管であり、導電材の層は、第一電極の基部と先端領域との間を管の長さに沿って伸びている伸張した帯状に構成されている。
先端領域の管の先端は、その周囲の範囲が管のほかの部分に対して狭く、導電材の層は、その周囲上の位置が先端と一致して形成されている。この構成により、焼灼電流が送られる領域は一層よく制御される。一つの形態では、層の周囲の範囲が、先端の範囲より小さい。管の先端領域は、先端を形成するように傾斜している。この傾斜により、外科医は焼灼中に先端を視界を遮るものなく見ることが出来る。先端には、器具の縦軸を横断した面が形成されている。すなわち、傾斜した先端は、鋭いというより鈍くなっている。鈍い先端は、手術中に器具により接触した組織に傷をつけるのを防止するのに役に立つ。
ほかの実施態様では、導電材の層が、先端領域の外面の全周に配置されている。電流が送られる領域は円周であるが、この構成は、特に切開口を焼灼するのに有用である。この実施態様の一つの実施例では、この部材は切断刃で、導電材の層の先端は、先端へ狭くなっている刃の領域に近い刃の広い領域の全域に配置されている。双極電力を器具へ印加して、電流を刃と層との間に流しながら、切開口に隣接して層の先端を置くように刃を前進することにより、刃による切開傷はその全周で焼灼される。
【0007】
部材(すなわち、内部電極)が中空管である実施態様において、管は、使用中に注入具を滑り込ませるに十分大きい内部通路を形成するように大きく、これにより、注入具を少なくとも管の先端領域へ進ませることが出来る。20ゲージ針はこの目的によく適合している。このような注入具の例には、吸引管と光ファイバーケーブルがある。このような注入具が結合することなく自由に進み、引き戻されるように、20ゲージ針の内部通路(すなわち、穴)は、十分に大きい。外部電極は針に外側に固着した導電材の層であって、これは20ゲージ針内に同軸に配置されたより小さい針ではなく、この通路の直径は、注入具を通すのに使用出来る。その結果として、使用中に注入具を詰まらせる恐れは、かなり低減する。本発明のほかの特徴は、双極電気手術器具の組み立て法であって、これは、伸張した導電部材を備えた第一電極を形成し、前記部材の面の少なくとも一部の上に絶縁材を蒸着し、第二電極を形成するために、前記絶縁材の上に導電材の層を形成することにより行われる。
好適な実施態様には、次のような特徴がある。
層は上述のすべての構成において、例えば、部材の基部と先端領域との間に伸張している伸びた帯状か、または、部材の全周に形成されている。
【0008】
導電材は銀で製作され、蒸着により形成される。銀の層は、3ミクロンから5ミクロンの厚さに蒸着される。銀以外の材料(例えば、ニッケル、金、パラジウム、白金、錫など)を、代わりに使用できる。その上、導電材の第二層は、導電材の第一層の上に蒸着される。これは特に、変色する銀またはほかの材料が、導電材の第一層として使用される場合、有用である。適切な金属(金など)を銀の上に蒸着すると、変色を防止する。第二導電材の層が蒸着される前に、導電材の補助層が絶縁材の上に付加されることは好ましい。補助層(例えば、チタン)は、銀またはニッケルの密着を改善する下塗りとして働く。絶縁材は、好適には、適合した絶縁層、ポリマー(例えば、パリレン(登録商標))などから成る。
本発明の双極電気手術器具は、凝固のほかに多くの用途に使用される。例えば、器具は眼内の高周波温熱療法に有用で、網膜の傷をマークし、流体/気体の交換中に空気が眼に入るので、外科医が傷を位置づけるのに役に立つ。また、第一管を通して伸張している吸引管は、ブラシとして使用され、大きい網膜の裂け目を操作して、外科医が網膜に近い(およびその上の)水晶体の繊維組織の強さを評価するのに役に立つ。吸引管が電極の先端を越えて伸張している量により、ブラシの剛性が決まる。
【0009】
さらに、吸引管により、糖尿病患者の進行する網膜症で頻繁に発生する前網膜の血液または体液は、受動的または能動的に眼から吸引される。排液法による網膜手術は、網膜の点状陰影を吸引し、目標の組織を薄くして、伸張した管により吸引することにより行うことが出来る。網膜手術を通して(または、網膜が複雑に剥離している眼の周辺網膜の裂け目により)連続的に伸張した吸引管は、準網膜液の排液を行う。同様に、水泡性網膜剥離の外形は、前網膜への接近を容易にするため、ガラス体網膜手術の初めに小さくすることができる。網膜の下に溜まるか、または前部に浮動する空気、気体の気泡、または、シリコーン油の小滴は、第一電極を通って伸張した管で吸引することにより除去される。本発明のほかの特徴と利点は、以降の詳細な説明と請求の範囲とから明らかになるであろう。
【0010】
【実施例】
図1〜5に関し、双極電気手術器具の電極組立体10は、ステンレス鋼の20ゲージ中空針から製作された一つの電極12と、針電極12の外面に蒸着され、固着された導電材(例えば、銀またはニッケル)の層として形成された第二電極14とを有する。薄い電気絶縁体15は、短絡を防止するために、それらの長さに沿って電極12、14を絶縁している。
電極12、14は、双極電力が送られる(電源からは示されていない)電極の基部領域から、電極組立体10の先端領域20へ前記器具の縦軸18に沿って同軸に伸長している。後に詳細に説明するように、器具が動作状態になると、電流が電極の先端22、24の間を人体の患部(眼内の血管または組織など)に流れ、焼灼およびほかの手術(例えば、組織の収縮)を行うために、電極12、14の先端22、24(図5)は、先端領域20において接近して間隔をおいて配置されている。電極14は、電極12の全面というより、電極12の周囲の限定された部分の上に伸長している。さらに、後に説明するように、電極12は、器具の先端部21の面23においてのみ電極14の先端24に露出する狭い先端22を有するように形成されている。その結果、電極12、14の間を流れる電流は、先端22の幅W(例えば、0.01インチ、即ち0.0254センチ)においてのみ発生する。従って、電流の流れは、電極12の周囲の比較的に小さい部分において発生することが分かる。これは、電流を受ける人体の範囲を限定し、使用者(例えば、外科医)に電流が送られる部位に関し高度の制御を行うことを可能にする。これは特に眼の手術に利点があり、手術の間、電極は、電流が送られるならば、損傷した知覚組織に近い出血している血管を凝固するためにしばしば使用される。
【0011】
図3に示されているように、電極14は電極12の周囲のほぼ半分の円弧、例えば周囲の3/8から5/8の円弧の上に伸長している。電極14は、電極12を垂直に二分する軸26関し対称に配置され、電極12を水平に二分する軸30上にほぼある縁28の周囲において終端している。後述のように、電極14は真空蒸着により形成され、従って、電極14が円周上を軸30に向かって伸長しているので、電極14の厚さは、垂直軸26上の最大からゼロに徐々に変化して減少している。(従って、縁28は鋭く形成されているよりも羽のように伸びている。)
図4に示されているように、先端領域20は斜めに切られており、縦軸18に対して斜めに指向している(例えば、45°)面25を形成している。さらに、一組の傾斜面27が、電極14が配置されている電極12の半分に形成されている(すなわち、図の下半分)。傾斜面27は、90°の角度で相互に指向しており、器具の最先端部で先端部21を形成するように一点に集まっている。傾斜面27は縁27bにおいて傾斜面25と接合している。傾斜面25、27は、後述のように研削工程により形成される。引き続いて、先端部21は平坦に研削されて面23を形成し、これは縦軸18に垂直に指向しており、軸26に対し対称に配置されている。面23は縁28aにおいて傾斜面27と出会う。電極先端22、24は、面23において共に伸長している。従って、先端は鋭いというよりも鈍化している。先端部21の鈍化した形状は、外科手術中に知覚組織を不注意に傷めることを防止するのに役立つ。
【0012】
電極12は、先端領域20において開放されている中心通路36を有する。電極14は、電極12の外面16へ固着されているので、通路36の直径(これは、20ゲージ針の場合、0.0305インチ、すなわち、0.07747センチである)は、手術中に器具と連結して使用される注入具40を滑り込ませるのに使用可能である。注入具40の実施例は、洗浄液およびほかの液を眼から吸引する中空管であり、手術患部を照明する光ファイバーケーブル(患部は顕微鏡で角膜を通して見られる。これは図示されていない)である。20ゲージの通路36は十分に大きく、このような注入具40を結合することなく、電極12を通って(矢42の方向に)進ませたり、引き戻したりすることが出来る。注入具40は、その先端44(図1に仮想線で示されている)が先端領域20を越えて伸長するか、または伸長しないように、進めることが出来る。
図6に関し、電極組立体10を製作する第一段階は、先端領域20を研削して、傾斜面25、27を形成することである。電極12は、コレット形インデックス固定治具150に置かれ、この治具は、表面研削機の取り付け台152へ45°傾斜してセットされた正弦プレート151上に取り付けられる。正弦プレート151の回転軸153は、取り付け台152の縦軸方向の移動方向と平行である(図6のページに垂直な前後方向)。砥石車154は、取り付け台152の縦軸方向の移動方向に垂直である軸155の回りを回転する。インデックス固定治具150の回転軸156は、正弦プレート151の回転軸153に垂直である。
【0013】
電極先端領域20の全断面は、0°にセットされたインデックス固定治具150により45°で研削される。これは、電極12の直径全体に傾斜面25を形成する。次に、砥石車154は戻され、電極12はインデックス固定治具150により+90°のセッティングへ回転し、砥石車154は戻されて、電極12と接触する。再び、砥石車154は戻されて、電極12はインデックス固定治具150により+90°のセッティングへ回転する。次に、砥石車154は戻されて、電極12と接触する。この研削の手順は、+90°と−90°の固定治具セッティングにおいて繰り返され、砥石車154は、先端部が先端部21に形成されるまで、各繰り返し中に僅かに下げられる。鋭いエッジとバリは手で、例えば硬質のアーカンサス石と手きさげとにより除去される(ハンドホーニングときさげ仕上げは、電気機械研削工程、すなわちECGを使用して電極12を研削することにより削除される)。
再び図2と3に関し(これは図示するために非常に拡大された電極12に蒸着された各種層の厚さを示す)、絶縁層15が、研削後に電極12に形成される。絶縁層15は、パリレンCで形成されており、これはユニオン・カーバイト・コーポレーションから市場で入手出来るポリマーであり、蒸着などのすべての適切な方法により使用される。蒸着中に、絶縁材から成る粒状粉末が高温で蒸発され、発生したガスが、周囲温度蒸着室内(示されていない)で電極12に付着される。絶縁材は、そこに重合されると、電極12の外面16に吸着され、先端部21を形成し(この段階では、これは鋭い先端である)、多少の絶縁材は電極12の内面に付着する。
【0014】
絶縁層15は、出来るだけ薄くなければならず、電極12、14を相互に電気的に絶縁するために働く。絶縁層15の全体の厚さは、0.0008〜0.001インチ、すなわち、0.0020323〜0.00254センチであり、従って、電極12の外径に僅かに付加するだけである(これは、20ゲージ針の場合0.0355インチ、すなわち、0.009017センチである)。電極12に近い端部はマークされて、絶縁層15にウインド(示されていない)を形成する。このウインドは、電流を電極12へ送る電線に電気接触点を形成する。
つぎに、チタンの層50が、電極14により被覆される電極12の部分上の絶縁層15に、高真空においてイオン蒸着層により付着される。このように、層50は電極12の長さに沿って付着され、電極12の円周の限定された部分(例えば、約180°)に伸張している。電極12は、チタンにより被覆される層50の部分を限定するために、マスクが施される。この工程は、電極14の形成に関して後述される。チタンは絶縁層15へよく固着し、従って、電極14の密着性を改善するために、下塗りとして役に立つ。層50は非常に薄い(例えば、1ミクロンあるいは0.00004インチより薄く)必要はなく、この目的に合っている。
【0015】
また図7に関し、電極14は、次に、高真空においてイオン蒸着層によりチタン層50の上に形成される。銀が、幾つかの理由で電極14に適した材料であることが明らかにされた。銀は良い導電体であり、ほかの金属(例えば、銅)よりも眼の知覚組織と良く調和する。さらに、銀は比較的に柔らかく、付着中に下のチタン層50へ大きな応力を与えない。マスク52は、蒸着源56から放射された銀イオン54から成る電極14により被覆されてはならない電極12の部分を遮蔽する。マスク52は、また、縁28の下の電極12の部分も被覆する(水平軸30に関して)。
図7から分かるように、電極14の厚さが軸26の近くで最大であり、縁28へ向かってなだらかに傾斜するように、銀イオン54は、垂直軸26に対して対称に蒸着される。電極14は適切な厚さに、例えば、3〜5ミクロンに、付着されるが、電極14は、器具の操作中に使用されるレベルの電流(一般に、30ミリアンペア)を導通するに十分厚くなければならない。垂直軸26において5ミクロン(すなわち、0.0002インチ)の厚さは、この条件のもとで良く動作することが明らかにされた。この厚さは、電極14が縁28に向かって円周上に伸長すると、いくらか直線的に減少する。銀イオン57は、傾斜面25、27にも付着する。絶縁層15が電極12の内面に形成されているので、凝固は傾斜面27の縁27c(図2)には起こらない。
【0016】
次に、透明なプラスチックの層58(図1)が選択されて、電極12、14の上に形成される(簡潔にするために、層58は図3から省略)。層58は、操作中に電極12、14が損傷するのを防止するのに役立ち、電極14の絶縁被覆としても適している(従って、いくつかの外科の用途にはひつようである)。層58は比較的に薄く(例えば、0.0005インチ、すなわち、0.00127センチ)、テフロンで製作されているが、層58は、絶縁層15に使用される材料ほど丈夫である必要はない。層58は、電気的接触が基部で電極14と行われるように、電極14の基部から僅かに離れた位置で終端している。
再度図2、5に関し、電極12、14が形成された後、先端部21の鋭い先端は、硬質のアーカンサス石により管の軸18に垂直に研削されて、平坦で、比較的に広い面23を形成する。研削は、面23の0.01インチ(0.25mm)の所望の幅(W)が得られるまで、続く。先端部21を平坦にするほかに、研削工程は、電極12の先端22と電極14の先端24とを露出する。その結果、器具の焼灼の幅は、面23の幅Wにより決定される。ここで、電極組立体10は、双極電気手術器具内に取り付ける用意ができる。
【0017】
図8に関し、双極電気手術器具60は、電極組立体10用のプラスチック製格納体62と、双極作動電位を電極12、14に送る電線とを備えている。電極組立体10は、格納体62の先端64の空洞内に収められている。先端64は、使い易くするために先細になっている。一対の電線66、68は、電極12、14の基部でへ半田付けされている。電線66、68は、格納体62内の通路に伸長しており、格納体62の基部74にある一組のピン76、78へ半田付けされている。ピン76、78は、双極動作電位を受けるプラグとして使用される。
シリコーン樹脂の吸引管80(すなわち、図1に関連して上述した注入具40の一つ)が選択されて、格納体62に対し滑動するように取り付けられた駆動器82により電極組立体10内で通路36を通り、前進および引き戻される。特に、駆動器82の前部舌状部84は、格納体62内の伸長した溝を滑動する。テフロン収縮配管の部分83が、電極12の基部の回りに配置され、そこから僅かに接近して伸長している。配管部分83は、吸引管80の回りにぴったりとはまり、電極12と管80との間で捉えられた液体が格納体62へ漏れるのを防止する密封体として役立つ。
【0018】
中空の金属管88が、駆動器62へ堅固に取り付けられており、吸引管80の孔(直径が0.012インチ、すなわち、0.03048センチ)内にぴったりと差し込まれている。管88は、吸引管80のほぼ全体に伸長しており、管80が通路36内を滑らかに滑動するのを助けるように、剛性を備えている。管88は、駆動器82が図8に示された完全に引き戻された位置にある場合でも、通路36の基部に残っているように、十分に長い。これは、駆動器82が前進する時、吸引管80により拘束されるのを防止するのに役に立つ。管88は、吸引管80(図9)の先端に僅かに近い所で終端しており、吸引管80が偶然に電極12から外れて、眼の中に捨て置かれないようにしている。
管88は、駆動器82を通りポスト90に上方へ伸長しており、この場合、管88は、格納体62上のトンネル93を通り後方へ伸長し、吸引された液体をタンク94(図10)へ抜き出す外管92へ結合している。管92へ固定されたフード96は、ポスト90の上にぴったりと嵌められており、外科医が、開口98を手で覆い、開けることを選択することにより、吸引を調整することが出来る弁として働く。手術手袋で感じられる膨れた***100が、開口98の少し後ろに配置されており、外科医が感触で開口98の位置を確認する助けとなる。外科医は、***100を僅かに押し下げることにより吸引を閉じ、***100をさらに押すと、貫流液が液タンク(示されていない)から管88を通り格納体62へ送られる。(あるいは、外科医が指を使用することを好まないならば、図示されていない栓を、開口98に挿入することが出来る。)
図9に関し、外科医は、駆動器82を格納体62の先端64に向かって溝86内に滑動することにより(例えば、手の人指し指により)、吸引管80を通路36を経て簡単に前進させる。格納体62の肩部102は、駆動器82の前進移動を制限する。図9に示されているように位置づけられた駆動器82により、吸引管80の先端は、電極組立体10の先端部21を越えて伸長する。これにより、外科医は、望むならば、管80により吸引される眼の領域から離れて、電極組立体10を維持することが出来る。外科医は、駆動器82を後方へ滑らすことにより、管80を手術患部から通路36へ引き戻す。格納体62の肩部104は、駆動器82の移動を制限して、管80が電極12の基部から引き込むのを防止する。
【0019】
図10に関し、眼の外科手術中に、電極組立体10は、強膜の小さい切開口を通して眼110へ挿入される。光線がもう一つの切開口から挿入された套外管114より送られ、洗浄液が第三の切開口から挿入された管116により導入される。
電極14は、電極12の回りに同軸に配置された別の金属管としてよりも、電極12に固着した層として形成されており、電極組立体10の外径は、電極12の外径とほぼ同じである。例えば、電極12に使用される20ゲージ針(直径が0.0355インチ、すなわち、0.09017センチ)に対して、電極組立体10の外径(上述の厚さを有する層14、15および50について)は、0.0024インチ、すなわち、0.006096センチでしかない。その結果、切開口112は、20ゲージ針に必要な大きさよりもほんの僅か大きければよい。その上、電極12の外径上に電極14を配置すると、通路36の内径全体を開けたままで、吸引管80を差し込むことが出来る。これは、外側の電極として20ゲージ針ともう一つの電極として外側針内に小さい針(例えば、25ゲージ)とを使用し、これにより、20ゲージ針により通路の直径の部分を犠牲にしているこれまでの双極電気手術器具に対し、まったく別の改善である。
【0020】
双極電気手術器具60は、格納体62のピン76、78(図8)と接続している電力コード122とソケット124とを経て、低圧無線周波数電源120へ接続している。低圧無線周波数電源120は、ウェットフィールドII焼灼器であり、これはマサチューセッツ州、ノーウエルのメントール オー&オー社から市場で入手することが出来る。無線周波数電源120は、比較的に低い双極の出力電圧を発生する(例えば、無負荷状態で、約90ボルトPMS)。無線周波数電源120は、眼の組織を傷つける、電極先端22、24の間に発生するアークを防止するのに好適である。
双極電気手術器具60は、有利に、後眼房内の眼の手術中に出血している血管を焼灼するのに使用される。外科医は器具60を操作して、先端部21を出血している血管に当て、次に、フートスイッチ126で電源120をスイッチオンする。電極12、14へ送られる無線周波数電力のレベルは、例えば、電源120のフロントパネル上の制御器により調節される。電流は、血管に隣接した眼の領域から接近した電極12、14の間に送られ、これにより、血管を焼灼して、出血を止める。
【0021】
先端領域の傾斜した構成と先端部21を有する電極14の配列とは、いくつかの利点を有する。一例として、この構成は、電極12、14が先端22、24、すなわち、器具の先端部21においてのみ接近して間隔を置いた面を有することを確実にしている。その結果、焼灼電流が、先端部21の幅Wにより形成された領域内に強く集中される。さらに、銀の厚さは先端部21において最大であり、これにより、電極14が手術中に必要な電流密度を確実に維持するのに役に立つ。ほかの面では、電流が電極12の円周に対し非常に局地化される。これにより、外科医は、先端部21の位置を制御することにより焼灼電流が加えられる眼内の範囲を正確に制御することが出来る(先端部21は先端領域20の残りの部分を越えて突出しているので、容易に確認出来る。)その上、先端部21は、電極組立体10の下側に位置しているので(例えば、図8に示されているように)、傾斜した縁25、27は、眼を通して外科医と向き合っており、先端部21は障害物がない状態に置かれている。これにより、外科医は、焼灼の進行を明確に想像することが出来る。
ほかの実施態様が、以降の請求の範囲内にある。
例えば、電極12、14は、多くのほかの構成を形成することが出来る。一つのほかの方法は、先端部21以外の領域において、電極12、14を互いに露出することである。例えば、層14の一つ以上の領域と絶縁層15の下の範囲が、軸18に沿ったすべての適切な位置において取り除かれて(例えば、やすり仕上げにより)、電極12、14を互いに露出することである。焼灼はこれらの領域において行われる。
【0022】
電極14の周囲の範囲は、電流が送られる範囲の大きさに対する制御の程度に従って、さらに限定される(例えば、電極12の円周の6分の1以下に)。あるいは、電極14は、先端領域20の電極12の周囲の大きい部分の回りに伸長する(または、電極12の長さのほかの部分に沿って)。電極14が先端領域20の電極12の回り全体に配置されるならば、焼灼パターンは環状である。
電極14のさらにほかの構成も可能である。例えば、周囲に間隔をおいて配置された複数の帯が、図1に示されているような単一の帯の代わりに形成される。この場合、焼灼は電極12の周囲の分離した位置に発生する。
面23は、電極12の軸18に垂直である必要はない。その代わりに、面23の一部(または全部)は、傾斜面25、27と同一方向か、または、無くなる方向に傾斜する。言うまでもないが、面23を傾斜すると、先端部21における焼灼の位置に影響する。電極12は、両方の傾斜面25、27を有する必要はない。どちらかが、使用されるか、または、傾斜が形成されない。
電極12が傾斜されず、電極14が先端22、24において電極12の周囲全体に形成されるならば、電流は電極12の周囲の回り全体に送られる。これは、いくつかの用途には望ましく、本発明により確かに考慮されていることである。
【0023】
電極組立体10は、さらにほかの構成を採用することが出来る。例えば、電極12は20ゲージ針か、あるいは、何らかの種類の針である必要はない。電極12は中空でなく、無垢であってもよい。
例えば、図11と12に関し、電極組立体170は、内部電極が無垢のステンレス鋼の刃172である焼灼ナイフであって、金属層によりその長さの大部分を被覆されている(これはこれは第二電極の役目をする)。金属層は、刃172の鋭い先端174の近くで終端している。詳細には、金属層174の先端176は、ダイヤモンド状の領域178と同軸に伸長しており、この領域178において、刃172は、四つの傾斜面180において、比較的に大きい直径から先端176へ先細になっている。
手術中に、先端176は、例えば、眼110の強膜を通して切開口を切るために使用される(図10)。刃172が眼の中へさらに僅かに挿入されると、電源120(図10)が動作し、切開口が広い領域178の層172、174の間で電流により完全に焼灼される。このようにして、比較的に大きい焼灼された切開口が敏速に形成される。
【0024】
上述のすべての実施態様において、電極(例えば、層15、図3)を絶縁している絶縁層は、外部電極(例えば、電極14)により被覆される内部電極(例えば、電極12)の一部の上に配置されることだけが必要である。同様に、外部の絶縁層(例えば、層58、図1)が使用されるならば、希望により、その層は外部電極(例えば、電極14)上にのみ蒸着される。あるいは、外部電極が限定された範囲の周囲に形成される場合でも、チタンの下塗り(例えば、層50、図3)は、内部電極の周囲全体に伸張することが出来る。
電極14の蒸着中に、マスク52を使用する必要はない。その代わりに、電極12は、導電層14の蒸着中に、単に平坦面上に形成されるだけでよい。
ほかの材料も、電極12、14に使用出来る。例えば、電極14は、ニッケル、金、パラジウム、白金、錫などから製作することが出来る。特に外部絶縁層58が使用されるならば、銅も使用出来る。層58が形成されなくても、電極組立体10が眼の中に置かれている短時間であれば、銅の使用は有害ではない。銀が電極14に使用されるならば、さらに、金属層(例えば、金)が、変色防止のために銀の上に蒸着される。
【0025】
ほかの適切な絶縁体を使用することが出来る。ひとつの使用可能な代替え材は、テフロン(登録商標)である。比較的に硬質の金属(例えば、ニッケル)が電極14に使用され、テフロンが絶縁層15に使用されるならば、絶縁層58は一層望ましい。
本発明による双極電気手術器具は、再使用可能、または廃棄可能である。
さらにほかの実施態様は、請求の範囲から逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気手術器具の一部を示しており、一つの電極は、金属管の上に固着された導電性材の層として形成されており、この金属管は、この器具のほかの電極の役目をする。
【図2】図1の手術器具の透視図を示す。
【図3】線3−3に沿った、図1の手術器具の断面図を示す。
【図4】側面と先端とから見た、図1の手術器具の先端領域の拡大図を示す。
【図5】図1の手術器具の先端の一部のさらに拡大された図を示す。
【図6】図1の手術器具の先端を斜めに切った組立体を示す。
【図7】蒸着による電極層の形成を示す。
【図8】図1の電気手術器具のほかの特徴を示す断面図である。
【図9】図1の電気手術器具のほかの特徴を示す断面図である。
【図10】使用中の図1の電気手術器具を示す。
【図11】本発明による電極のほかの構成を示す。
【図12】本発明による電極のほかの構成を示す。
【符号の説明】
60 電気手術器具
10 電極組立体
12 内部電極
14 外部電極
15 絶縁層
18 縦軸
20 先端領域
22 内部電極の先端
23 先端領域の垂直な面
24 外部電極の先端
25 傾斜面
27 傾斜面

Claims (60)

  1. 電力を受ける基部領域と先端領域とを有する伸張した導電管から成る第一電極、
    少なくとも前記先端領域において前記管の外面に形成された絶縁層、及び
    前記絶縁層上に形成された材料の導電層から成る第二電極を含む電気手術器具であって、
    前記導電層が、電力を受ける基部領域及び先端領域を有し、前記導電層が、前記導電層は、少なくとも前記先端領域において、前記管の全周よりも狭い周囲範囲に渡って伸び、前記導電層の前記先端領域は、前記管の前記先端領域に接近しており且つ前記絶縁層によって前記管の先端領域から分離されており、受けた電力に応答して、前記先端領域での前記電極間の電流の流れを維持する電気手術器具。
  2. 請求項1に記載の器具において、前記絶縁層が、前記管の前記外面に固着しており、前記導電層が前記絶縁層に固着しており、前記絶縁層及び前記導電層が、前記管に沿って、前記管の前記基部領域から前記管の前記先端領域に伸張している前記器具。
  3. 請求項1に記載の器具において、前記導電層の前記先端領域が、前記管を垂直に二分する軸において最大の厚さを有し、前記管を水平に二分する軸方向に向かって厚さが徐々に変化している前記器具。
  4. 請求項3に記載の器具において、前記導電層の前記先端領域が、前記管を垂直に二分する前記軸に付いて対称であり、前記最大厚さから前記導電性層の両端での最小厚さに厚さが徐々に変化している前記器具。
  5. 請求項1に記載の器具において、前記導電層が、前記先端領域において前記管の前記周囲の1/2よりも少ない周囲範囲に設置されている前記器具。
  6. 請求項1に記載の器具において、前記導電層が、前記管の前記基部領域から前記先端領域に伸張し、前記絶縁層に固着した導電材の伸張した帯として形成されていることを特徴とする前記器具。
  7. 請求項6に記載の器具において、前記帯が、少なくとも前記管の前記先端領域に前記管の前記周囲の1/3乃至1/2の間に渡って配置されていることを特徴とする前記器具。
  8. 請求項1に記載の器具において、前記管が、前記管の先端領域に先端を有しており、前記導電層が前記導電層の前記先端領域に先端部を有しており、前記先端部が前記先端の近くに配置されていることを特徴とする前記器具。
  9. 請求項8に記載の器具において、前記先端が組織を切断するように形成され、前記電極が、前記先端領域に電流を誘導して、前記先端により切断された組織を焼灼することを特徴とする前記器具。
  10. 請求項9に記載の器具において、前記管の前記先端領域が前記導電層の前記先端部から前記先端へ伸長するにつれて、前記先端領域が大きさを減少することを特徴とする前記器具。
  11. 請求項1に記載の器具において、前記管が、前記管の前記先端領域に先端を有し、前記先端が前記管の前記先端領域のほかの部分に関して限定された周囲範囲を有し、前記導電層の前記先端領域が前記先端と周上で一致して配列されていることを特徴とする前記器具。
  12. 請求項11に記載の器具において、前記導電層の前記先端領域が、前記先端の周囲範囲と等しい周囲範囲を有することを特徴とする前記器具。
  13. 請求項11に記載の器具において、前記管の前記先端領域が前記先端を形成するように斜めに切断されていることを特徴とする前記器具。
  14. 請求項11に記載の器具において、前記先端が、前記器具の縦軸を横断して配置された面を有することを特徴とする前記器具。
  15. 請求項1に記載の器具において、前記管が、前記管の前記先端領域に開口を有する前記管を通過する通路を含み、前記通路に滑動可能に受け入れられる医療器具を更に有し、前記器具が、少なくとも前記管の前記先端領域の前記開口へ前進することが出来るようにされていることを特徴とする前記器具。
  16. 請求項15に記載の器具において、前記器具が、前記開口から離れて前進するように適合され、手術患部から流体を除去し、その後前記管の前記先端領域から引き戻される吸引管を有することを特徴とする前記器具。
  17. 請求項16に記載の器具において、前記管が中空20ゲージ針から成ることを特徴とする前記器具。
  18. 請求項15に記載の器具において、前記器具が、前記管内に滑動可能に配置され、光を光源から手術患部へ送る光ファイバーケーブルを有することを特徴とする前記器具。
  19. 請求項1に記載の器具において、前記管が、ステンレス綱から作られ、前記絶縁層がポリマーから形成され、前記導電層が、銀、ニッケル、金、パラジウム、白金、錫、又は銅から形成されることを特徴とする前記器具。
  20. 請求項2に記載の器具において、さらに、少なくとも前記導電層の先端領域上に配置された絶縁体の層を有することを特徴とする前記器具。
  21. 請求項2に記載の器具において、少なくとも前記導電層の前記先端領域において前記絶縁層と前記導電層との間に導電材の副層を更に有することを特徴とする前記器具。
  22. 請求項19に記載の器具において、少なくとも前記導電層の前記先端領域において前記絶縁層と前記導電層との間に導電材の副層を有し、前記副層が、チタンから形成されていることを特徴とする前記器具。
  23. 請求項1に記載の器具において、前記管が、金属管であることを特徴とする前記器具。
  24. 請求項23に記載の器具において、前記管が20ゲージ針であることを特徴とする前記器具。
  25. 前記層が蒸着によって形成される請求項1記載の装置。
  26. 電気手術器具において、
    眼に手術を施すために眼に挿入するのに好適な選択されたゲージの外側直径を有する伸張した導電針から成る第一電極であり、この針が、前記針の基部領域から前記先端領域に電流を運ぶことができる、前記第一電極、
    少なくとも前記先端領域において前記針の外面上に形成された絶縁材の層、および
    前記絶縁材の層上に形成された導電材の層から成る第二電極であって、前記針の前記先端領域に接近した先端領域を有し、前記絶縁材の層によって前記針の前記先端領域から分離されていて、前記先端領域の前記電極間での電流の流れを維持する第二電極を含み、
    前記絶縁材の層及び導電材の層が上部に形成された状態での少なくとも前記針の前記先端領域が、前記選択されたゲージの前記外径とほぼ同じ最大外径を有するような厚さを前記絶縁材の層及び前記導電材の層が有することを特徴とする電気手術器具。
  27. 請求項26に記載の器具において、前記選択されたゲージが、20ゲージ程度であり、前記絶縁材の層が、0.001インチ(0.0025センチ)以下の厚さを有し、前記導電材の層が、5ミクロン以下程度の厚さを有することを特徴とする前記器具。
  28. 請求項27に記載の器具において、前記導電材の層が3ミクロン乃至5ミクロンの厚さを有することを特徴とする前記器具。
  29. 請求項26に記載の器具において、前記針が、組織を切断するように形成された前記針の前記先端領域に先端を有し、前記導電層の前記先端領域が前記先端近くに配置された先端部を有しており、電流が、前記先端により切断された組織を焼灼するように前記先端部と前記先端との間に誘導されることを特徴とする前記器具。
  30. 請求項26に記載の器具において、前記針が、前記針を通過する通路を含み、この通路が、前記針の前記先端領域に開口を有し、前記医療器具が、前記開口から離れて前進し、且つ前記開口近くに引き込まれることを可能するように前記通路内に滑動可能に受け入れられた医療器具を更に含むことを特徴とする前記器具。
  31. 請求項30に記載の器具において、前記器具が、前記針内に滑動可能に配置され、光を光源から手術患部へ送る光ファイバーケーブルを有することを特徴とする前記器具。
  32. 請求項30に記載の器具において、前記器具が、手術患部から流体を吸引する吸引管を有していることを特徴とする前記器具。
  33. 請求項26に記載の器具において、前記針がステンレス綱から形成され、前記絶縁材の層が、ポリマーから形成され、前記導電材の層が銀、金、パラジウム、白金、錫、又は銅から形成されることを特徴とする前記器具。
  34. 請求項26に記載の器具において、少なくとも前記導電材の層の前記先端領域が前記針の全周よりも狭い周囲範囲に渡って伸びていることを特徴とする前記器具。
  35. 請求項26に記載の器具において、前記層が、前記針の前記基部領域から前記針の先端領域に軸方向に伸張していることを特徴とする前記器具。
  36. 電気手術器具を製作する方法において、
    伸張した導電管から成る第一電極の少なくとも先端領域の外面上に絶縁材の層を形成し、そして
    導電材の層の先端領域が管の先端領域に隣接しており、管の先端領域の全周よりも狭い周囲範囲に渡って延びるように前記絶縁材の層上に導電材の層を形成して、絶縁材の層によって第一電極から分離されていて、先端領域で電極間の電流の流れを維持する第二電極を提供することを含んでいることを特徴とする前記方法。
  37. 請求項36に記載の方法において、前記絶縁材の層を形成する工程が、少なくとも前記管の先端領域において、管の全周よりも狭い周囲範囲に渡って伸びる絶縁材の層を形成することを特徴とする前記方法。
  38. 請求項36に記載の方法において、前記導電材の層を形成する工程が、周囲の1/2未満に渡って導電材の層を形成することから成ることを特徴とする前記方法。
  39. 請求項38に記載の方法において、前記導電材の層を形成する工程が、周囲の1/3乃至1/2に渡って導電材の層を形成することを含むことを特徴とする前記方法。
  40. 請求項36に記載の方法において、前記導電材の層を形成する工程が、蒸着によって導電材の層を付着することを有することを特徴とする前記方法。
  41. 請求項40に記載の方法において、前記付着する工程の前に、前記絶縁材の層上に、導電材の補助層を付着することを含み、前記付着する工程が、前記補助層上に導電材の層を付着することを含むことを特徴とする前記方法。
  42. 請求項41に記載の方法において、前記管がステンレス綱から形成され、前記絶縁材がポリマーから成り、前記補助層がチタンから成り、前記導電材の層が銀から成ることを特徴とする前記方法。
  43. 請求項36に記載の方法において、前記絶縁材の層が、適合した絶縁層から成ることを特徴とする前記方法。
  44. 請求項36に記載の方法において、前記絶縁材の層が、パリレン(登録商標)から成ることを特徴とする前記方法。
  45. 請求項36に記載の方法において、前記絶縁材の層を形成する工程が、絶縁材の層を0.001インチ(0.00254センチ)以下の厚さに形成することを含み、前記導電材の層を形成する工程が、導電材の層を5ミクロン以下の厚さに形成することを含むことを特徴とする前記方法。
  46. 請求項45に記載の方法において、前記導電材の層を形成する工程が、導電材の層を3ミクロン乃至5ミクロンの厚さに形成することを含むことを特徴とする前記方法。
  47. 請求項36に記載の方法において、前記管がステンレス綱から作られ、前記絶縁材がポリマーであり、導電材が、ニッケル、銀、金、パラジウム、錫、又は銅から成ることを特徴とする前記方法。
  48. 請求項36に記載の方法において、前記導電材の層を形成する工程が、少なくとも導電材の層の先端領域において厚さが徐々に変化する導電材の層を形成することから成ることを特徴とする前記方法。
  49. 請求項36に記載の方法において、導電材の層上に導電材の外層を付着することから更に成ることを特徴とする前記方法。
  50. 請求項36に記載の方法において、前記管は、これを通過する通路を含み、この通路は、前記管の先端領域に開口を有し、さらに、医療用具の先端が管の先端に配置されるように、前記通路内に医療用具を滑動可能に配置することを更に含むことを特徴とする前記方法。
  51. 請求項50に記載の方法において、前記滑動可能に配置する工程が、医療用具が前記開口に対して前進又は引き込むことを選択的にできるように、前記通路内で前記医療用具を滑動して前進又は引き込むことを含むことを特徴とする前記方法。
  52. 請求項36に記載の方法において、前記絶縁材の層を形成する工程が、20ゲージ針から成る管に渡って絶縁材の層を形成することを特徴とする前記方法。
  53. 請求項52に記載の方法において、針の先端領域に鈍い先端を形成することから成ることを特徴とする前記方法。
  54. 眼に挿入して眼に手術を施すのに好適な選択されたゲージの外径を有する導電針から成る第一電極の少なくとも先端領域の外面に渡って絶縁材の層を形成し、
    少なくとも針の先端領域において、導電材の層を、導電材の層の先端領域が針の先端領域に近くなるように、絶縁材の層上に形成して、絶縁材の層によって第一電極から分離されて、先端領域の電極間の電流の流れを維持する第二電極を提供し、
    前記形成する工程が、層が上部に形成された状態での針の少なくとも先端領域が、選択されたゲージの外径とほぼ同じ最大外寸を有するような厚さの層を形成することを含むことを特徴とする電気治療器具の製造方法。
  55. 請求項54に記載の製造方法において、絶縁材の層を形成する前記工程が、20ゲージ針の外面に渡って0.001インチ(0.00254センチ)以下の厚さを有するように、絶縁材の層を形成し、前記導電材の層を形成する工程が、5ミクロン以下の厚さを有するように、導電材の層を形成することを含むことを特徴とする前記製造方法。
  56. 請求項54に記載の製造方法において、絶縁材の層を形成する前記工程が、0.0008乃至0.001インチ(0.002032乃至0.00254センチ)の範囲の厚さを有するように、絶縁材の層を形成することを含むことを特徴とする前記製造方法。
  57. 請求項54に記載の製造方法において、前記導電材の層を形成する工程が、蒸着によって、導電材の層を形成することを含むことを特徴とする前記製造方法。
  58. 請求項54に記載の製造方法において、前記導電材の層を形成する工程が、針の先端領域の全周よりも狭い周囲範囲に渡って伸びるように、少なくとも導電材の層の先端領域を形成することを含むことを特徴とする前記製造方法。
  59. 請求項54に記載の製造方法において、針がステンレス綱から作られ、絶縁材がポリマーであり、導電材が、銀、ニッケル、金、パラジウム、錫、又は銅から成ることを特徴とする前記製造方法。
  60. 請求項54に記載の製造方法において、針が、針を通過する通路を含み、この通路が、針の先端領域に開口を有し、医療用具の先端部が針の先端領域に配置されるように、医療用具を通路内に滑動可能に配置することを更に含むことを特徴とする前記製造方法。
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