JP3605628B2 - 電磁弁装置 - Google Patents
電磁弁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3605628B2 JP3605628B2 JP13445298A JP13445298A JP3605628B2 JP 3605628 B2 JP3605628 B2 JP 3605628B2 JP 13445298 A JP13445298 A JP 13445298A JP 13445298 A JP13445298 A JP 13445298A JP 3605628 B2 JP3605628 B2 JP 3605628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solenoid
- yoke
- valve seat
- pilot valve
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水等の流体の流路に設置して、パイロット弁座を開閉するパイロット弁の連動により主弁座の開閉を行うダイヤフラム弁を有するパイロット式電磁弁に係るものであり、詳しくは磁石の磁力でパイロット弁の自己保持が可能なラッチ形パイロット式電磁弁において、可動鉄心と、磁石と結合している固定鉄心との吸引力を規定値にすることができる磁石の磁力分流調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用電気機器(例えば、全自動洗濯機、食器洗い乾燥機等)等に搭載されているラッチ形パイロット式電磁弁(以下、ラッチ弁という。)には、流入口、流入室、主弁座、流出口、第二背圧室流出口を有する樹脂成形部材(例えば、PP樹脂)の弁本体に、該主弁座を閉塞するようにダイヤフラム弁を設置し、該ダイヤフラム弁には圧縮コイルスプリング(A)を載上して、該弁本体にダイヤフラム弁のダイヤフラムの水密パッキン部を押圧するように、パイロット弁座体外周部に水密パッキン(例えば、Oリング)を環装したパイロット弁座体で押圧し、さらに該パイロット弁座体を押圧するように、ソレノイドで押止めたものにおいて、該ソレノイドはコイルボビン内周部に水密パッキン(例えば、Oリング)を環装した樹脂成形部材(例えば、PBT樹脂)のコイルボビンと、磁石(例えば、円柱形状のフェライト)と、該弁本体に固定される磁性体(例えば、鉄)のソレノイドヨーク(A)と、該ソレノイドヨーク(A)と継合される磁性体(例えば、鉄)のソレノイドヨーク(B)とからなり、該コイルボビン内周には磁性体(例えば、鉄)の略中空円柱形状の可動鉄心に、磁性体(例えば、鉄)又は非磁性体(例えば、アルミ、ABS樹脂)のI形プランジャを挿入し、該I形プランジャに弾性部材(例えば、シリコンゴム)のパイロット弁体が固定されたパイロット弁と、該I形プランジャを常時弾性付勢するコイルスプリング(B)とを収納し、水密パッキン(例えば、Oリング)を環装した磁性体(例えば、鉄)の固定鉄心で該コイルボビン内周部を閉塞し、該コイルボビンの外周には銅線(例えば、エナメル線)で端子片に接続したコイルを巻装し、該固定鉄心と該ソレノイドヨーク(B)との間には該磁石を装着し、該ソレノイドヨーク(B)と、該ソレノイドヨーク(A)とを継合したものであり、該ダイヤフラム弁は弾性部材(例えば、シリコンゴム)の軟質ダイヤフラムに設けられた***と大穴に、樹脂成形部材(例えば、POM樹脂)の硬質ディスクの片面に設けられた小突起と大突起を嵌挿することにより結合していて、該ダイヤフラム弁の外周部には該小突起が飛び出ていて、該小突起には流入室と第一背圧室とを貫通するサイド孔を備え、該ダイヤフラム弁の略中央部には該大突起が飛び出ていて、該大突起の外周部に整流羽根を備え、パイロット弁座体の外周部には第一背圧室と第二背圧室とを貫通するバイパス孔を備え、該パイロット弁座体の略中央部には中突起状のパイロット弁座が飛び出ていて、該パイロット弁座には第二背圧室と第二背圧室流出口とを貫通する排水孔を備えるものが知られている。
【0003】
前記のラッチ弁の給水(流路開通)動作は次のように行われる。
ソレノイドに規定の正電流を流すと、該ソレノイドの内側に設置されたコイルボビン内の略中央部に可動鉄心が、磁石と結合している固定鉄心に吸引されて、パイロット弁座体のパイロット弁座を閉塞していたI形プランジャに固定されていたパイロット弁が離れる。すると、流入室の流体はダイヤフラム弁のサイド孔から第一背圧室に流入し、第一背圧室の流体はバイパス孔からコイルボビン内(第二背圧室)に流入し、第二背圧室の流体はパイロット弁座体の排水孔から第二背圧室流出口を通り、流出口に流出する。この通路が開通されると、流入室の流体の圧力でダイヤフラム弁が主弁座から浮遊し、流体の大部分は、流入口、主弁座、流出口の主流路を通り流出する。
尚、ソレノイドに流していた規定の正電流を遮断しても、磁石の磁力により、該可動鉄心は該固定鉄心に吸引された状態が保持される。
【0004】
次に、前記のラッチ弁の止水(流路閉塞)動作は次のように行われる。
ソレノイドに規定の負電流を流すと、該ソレノイドの内側に設置されたコイルボビン内の略中央部に可動鉄心が、磁石と結合している固定鉄心と反発し、さらにI形プランジャを押圧しているコイルスプリング(B)の力により、該パイロット弁がパイロット弁座を閉塞する。すると、ダイヤフラム弁のサイド孔からコイルボビン内に流入している流体は行き場を無くして、流体圧の上昇により主弁座から浮遊していたダイヤフラム弁を主弁座に押圧するようになる。そして、主弁座がダイヤフラム弁で閉塞されて止水される。
尚、ソレノイドに流していた規定の負電流を遮断しても、該コイルスプリング(B)の力により、該パイロット弁がパイロット弁座を閉塞する状態が保持される。
【0005】
さて、前記のラッチ弁においては、通常は乾電池駆動なので、例えば、コイル電圧はDC6V、作動回数1万回、1回の作動時のON電流(規定コイル電圧で規定ソレノイド正電流を規定印加時間のみコイルに流す電流をいう。)又はOFF電流(規定コイル電圧で規定ソレノイド負電流を規定印加時間のみコイルに流す電流をいう。)は300〜800mA、印加時間は2秒以内といったように、限定されている設計条件での該ON電流又はOFF電流により、規定の吸引力で規定の作動が行われるものとして設計するが、使用する磁石の磁力にはバラツキがあり、可動鉄心と、磁石と結合している固定鉄心との吸引力が規定値から外れたものも存在するために、作動不良が発生するものが僅かであるがあった。又コスト的に、例えば、可動鉄心の作動不良検出手段、信号等のフィードバック手段及び印加時間延長手段等を搭載することができないので、作動不良を改善或いは防止することができない。
【0006】
吸引力を最適にする手段として、例えば、実開平6−1954号公報等で開示されているように、厚みの違う非磁性体を入れ換えて、磁石と固定鉄心との間に挿入して磁気抵抗を変化させる技術が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、厚みの違う非磁性体を入れ換えて吸引力を最適にする手段においては、量産には適さない(例えば、数十種類の厚みの違う非磁性体を用意しなければならない。吸引力測定に時間を要す。)ので、コスト高となるおそれがあるという問題点がある。
【0008】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コストを抑えるために、全数のラッチ弁が、同一部品を使用でき、同一工程で組立ができ、試験検査工程では単に螺子等を回動させるだけで、磁石の磁力分流調整ができると共に、短時間で容易に規定の吸引力が設定できるものを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のラッチ弁においては、磁石の磁力分流調整機構として、該磁石が装着されている該ソレノイドヨーク(B)の略中央部に設けられたスリットから挿入し、該コイルボビンと該磁石の周壁部との間に収納され、固定鉄心軸線方向へ接離動可能な可動ヨークをソレノイドヨーク(B)に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の一実施例においては、磁石に中空円柱形状のものを使用し、ソレノイドヨーク(B)84側にN極が、固定鉄心67側にS極がくるように配設したものである。
図1は本発明の一実施例の中空円柱形状磁石70の磁力分流調整機構を搭載するソレノイド80の組立完了後の要部部分拡大正面断面図である。
図3は本発明の一実施例の中空円柱形状磁石70の磁力分流調整機構を搭載するラッチ形パイロット式電磁弁10の試験検査完了後の正面断面図であり、図2は図3のソレノイド80の要部部分拡大正面断面図である。
【0011】
流入口11と、流入室12と、主弁座13と、流出口14と、第二背圧室流出口15とを有する弁本体16に、該主弁座13を閉塞するように、流入する流体圧で変位可能なダイヤフラム弁20を設置し、該ダイヤフラム弁20には圧縮コイルスプリング(A)26(不図示)を載上して、該弁本体16にダイヤフラム弁20のダイヤフラム30の水密パッキン部31を押圧するように、パイロット弁座体40の外周部に水密パッキン41を環装したパイロット弁座体40で押圧し、さらに該パイロット弁座体40を押圧するように、ソレノイド80で押止めた。
【0012】
該ダイヤフラム弁20は、ダイヤフラム30に設けられた***32と大穴33に、ディスク21の片面に設けられた小突起22と大突起23を嵌挿することにより結合していて、該ダイヤフラム弁20の外周部には該小突起22が飛び出ていて、該小突起22には流入室12と第一背圧室43とを貫通するサイド孔24を備え、該ダイヤフラム弁20の略中央部には該大突起23が飛び出ていて、該大突起23の外周部に整流羽根25を備える。
【0013】
該パイロット弁座体40の外周部には、第一背圧室43と第二背圧室44とを貫通するバイパス孔45を備え、該パイロット弁座体40の略中央部には中突起状のパイロット弁座46が飛び出ていて、該パイロット弁座46には第二背圧室44と第二背圧室流出口15とを貫通する排水孔47を備える。
【0014】
コイルボビン50は、該パイロット弁座体40と嵌合する部分においては、コイルボビン50内周部に水密パッキン51を環装する。ソレノイドヨーク(B)84に設けられたコイルボビン固定穴87と嵌合する部分においては、コイルボビン50端面に1個又は複数個の凸部52を有する。該コイルボビン50内周には可動鉄心63と、I形プランジャ64にパイロット弁体61が固定されたパイロット弁60と、I形プランジャ64を常時弾性付勢するコイルスプリング(B)65とを収納する。そして、水密パッキン66を環装した固定鉄心67で該コイルボビン50内周部を閉塞する。該コイルボビン50の外周にはマグネット・ワイヤーと呼ばれる銅線で端子片82に接続したコイル81を巻装する。
【0015】
図5はソレノイドヨーク(B)の平面図である。
ソレノイドヨーク(B)には、1個又は複数個のコイルボビン固定穴87と、1本又は複数本のスリット85と、1個又は複数個の螺子穴86とを有するものを作製する。
例えば、図5(a)に示すように、1個のコイルボビン固定穴87と、1本のスリット85と、螺子穴86とを有するもの、図5(b)に示すように、2個のコイルボビン固定穴87と、4本のスリット85と、螺子穴86とを有するもの、図5(c)に示すように、3個のコイルボビン固定穴87と、3本のスリット85と、螺子穴86とを有するもの、図5(d)に示すように、2個のコイルボビン固定穴87と、2本のスリット85と、螺子穴86とを有するもの、どのような組み合わせでもよい。
本発明の一実施例においては、図5(d)に示すソレノイドヨーク(B)84を作製した。
【0016】
磁性体(例えば、鉄)の可動ヨーク90は、コップ形状の周壁部にソレノイドヨーク(B)84に設けられたスリット85と同一本数の溝を入れて、残された周壁部97が該スリット85よりやや小さめになるように形成し、該コップ形状の底壁部の略中央部に丸穴又は螺子穴を設けたものである。
【0017】
中空円柱形状磁石70の磁力分流調整機構は、該可動ヨーク90に磁性体(例えば、鉄)又は非磁性体(例えば、真鍮、ナイロン樹脂)の螺子91を螺着し、ソレノイドヨーク(B)84に設けられたスリット85に該可動ヨーク90を挿入し、螺子穴86に該螺子91を螺着することにより組み立てられる。
【0018】
ソレノイド80は、該コイルボビン50と、中空円柱形状磁石70と、ソレノイドヨーク(A)83と、ソレノイドヨーク(B)84とからなり、該固定鉄心67とソレノイドヨーク(B)84との間には該中空円柱形状磁石70を装着し、ソレノイドヨーク(B)84に設けられたコイルボビン固定穴87に嵌まるようにコイルボビン50の凸部52を挿入し、コイルボビン50のソレノイドヨーク(A)ガイド溝53にソレノイドヨーク(A)83を嵌入させながら、ソレノイドヨーク(B)84と、ソレノイドヨーク(A)83とを継合する。
【0019】
全数のラッチ弁は、同一部品が使用でき、同一工程で部品組立ができる。試験検査工程は、例えば、ラッチ弁10に規定の静水圧(例えば、981kPa)と、規定コイル電圧(例えば、DC6V)とを連続供給しておき、ソレノイドヨーク(B)84から螺子91を回して可動ヨーク90を徐々に抜脱させていき、ラッチ弁10の流出口14からの吐水確認されたところで該抜脱を中止し、供給していた該静水圧と該電圧とを供給中止して完了とする。このように、単に螺子91を回動させるだけで、中空円柱形状磁石70の磁力分流調整ができ、短時間で容易に規定の吸引力が設定できる。
このように、磁石が装着されているソレノイドヨーク(B)の略中央部に設けられたスリットから挿入し、コイルボビンと該磁石の周壁部との間に収納され、固定鉄心軸線方向へ接離動可能な可動ヨークをソレノイドヨーク(B)に設けたことにより、磁石の磁力分流調整が可能となる。
【0020】
本発明の他の実施例においては、磁石に円柱形状のものを使用し、ソレノイドヨーク(C)88側にN極が、固定鉄心67側にS極がくるように配設したものである。尚、磁石形状は前記の中空円柱形状、円柱形状にこだわるものでなく、中空角柱形状、角柱形状でもよい。
図4は本発明の他の実施例の円柱形状磁石の磁力分流調整機構を搭載するソレノイドの要部部分拡大正面断面図である。
【0021】
円柱形状磁石71の円柱形状のものを使用する場合は、ソレノイドヨーク(B)84の代わりに、ソレノイドヨーク(C)88を使用する。ソレノイドヨーク(C)88には1個又は複数個のコイルボビン固定穴87と、1本又は複数本のスリット85と、螺子穴86の代わりに凸部に設けたハトメ固定穴89とを設けるとよい。
【0022】
可動ヨーク90の代わりに、可動ヨーク95を使用する。可動ヨーク95は、コップ形状の周壁部に、ソレノイドヨーク(C)88に設けられたスリット85と同一本数の溝を入れて、残された周壁部97が該スリット85よりやや小さめになるように形成し、該コップ形状の底壁部の略中央部には筒螺子96用の螺子穴を設けたものである。
【0023】
円柱形状磁石71の磁力分流調整機構は、ソレノイドヨーク(C)88のハトメ固定穴89に磁性体(例えば、鉄)又は非磁性体(例えば、アルミ、POM樹脂)のハトメ92を先に入れておき、該可動ヨーク95に磁性体(例えば、鉄)又は非磁性体(例えば、アルミ、PP樹脂)の筒螺子96を螺着し、ソレノイドヨーク(C)88に設けられたスリット85に該可動ヨーク95を挿入し、該筒螺子96を該ハトメ92に入れてカシメをすることにより組み立てられる。
【0024】
ソレノイドは、該コイルボビン50と、円柱形状磁石71と、ソレノイドヨーク(A)83と、ソレノイドヨーク(C)88とからなり、該固定鉄心67とソレノイドヨーク(C)88との間には該円柱形状磁石71を装着し、ソレノイドヨーク(C)88に設けられたコイルボビン固定穴87に嵌まるようにコイルボビン50の凸部52を挿入し、コイルボビン50のソレノイドヨーク(A)ガイド溝53にソレノイドヨーク(A)83を嵌入させながら、ソレノイドヨーク(C)88と、ソレノイドヨーク(A)83とを継合する。
【0025】
試験検査工程は、例えば、ラッチ弁10に規定の静水圧(例えば、981kPa)と、規定コイル電圧(例えば、DC6V)とを連続供給しておき、ソレノイドヨーク(C)88から筒螺子96を回して可動ヨーク95を徐々に抜脱させていき、ラッチ弁10の流出口14からの吐水確認されたところで該抜脱を中止し、供給していた該静水圧と該電圧とを供給中止して完了とする。このように、単に筒螺子96を回動させるだけで、円柱形状磁石71の磁力分流調整ができ、短時間で容易に規定の吸引力が設定できる。
【0026】
以上、本発明の好適な実施の形態について述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの組合せ、改変等を施し得るのはもちろんである。
【0027】
【発明の効果】
本発明のラッチ形パイロット式電磁弁に於いては、全数のラッチ形パイロット式電磁弁が、同一部品を使用でき、同一工程で組立ができ、試験検査工程では単に螺子等を回動させるだけで、磁石の磁力分流調整ができると共に、短時間で容易に規定の吸引力が設定でき、コストが抑えられる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の中空円柱形状磁石の磁力分流調整機構を搭載するソレノイドの組立完了後の要部部分拡大正面断面図である。
【図2】図3のソレノイドの要部部分拡大正面断面図である。
【図3】本発明の一実施例の中空円柱形状磁石の磁力分流調整機構を搭載するラッチ形パイロット式電磁弁の試験検査完了後の正面断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の円柱形状磁石の磁力分流調整機構を搭載するソレノイドの要部部分拡大正面断面図である。
【図5】ソレノイドヨーク(B)の平面図である。
【符号の説明】
10…電磁弁、11…流入口、12…流入室、13…主弁座、14…流出口、15…第二背圧室流出口、16…弁本体、20…ダイヤフラム弁、21…ディスク、22…小突起、23…大突起、24…サイド孔、25…整流羽根、26…圧縮コイルスプリング(A)、30…ダイヤフラム、31…水密パッキン部、32…***、33…大穴、40…パイロット弁座体、41…水密パッキン、43…第一背圧室、44…第二背圧室、45…バイパス孔、46…パイロット弁座(中突起)、47…排水孔、50…コイルボビン、51…水密パッキン、52…凸部、53…ソレノイドヨーク(A)ガイド溝、60…パイロット弁、61…パイロット弁体、63…可動鉄心、64…I形プランジャ、65…圧縮コイルスプリング(B)、66…水密パッキン、67…固定鉄心、70…中空円柱形状磁石、71…円柱形状磁石、80…ソレノイド、81…コイル、82…端子片、83…ソレノイドヨーク(A)、84…ソレノイドヨーク(B)、85…スリット、86…螺子穴、87…コイルボビン固定穴、88…ソレノイドヨーク(C)、89…ハトメ固定穴、90…可動ヨーク、91…螺子、92…ハトメ、95…可動ヨーク、96…筒螺子、97…可動ヨークの周壁部
Claims (1)
- 主弁座を有する弁本体と、パイロット弁座を開閉するパイロット弁の連動により該主弁座を開閉するダイヤフラム弁と、該ダイヤフラム弁とパイロット弁座体との間に装着される圧縮コイルスプリング(A)と、パイロット弁座を有するパイロット弁座体と、コイルが巻装されたコイルボビンと、固定鉄心に吸引される可動鉄心と、該可動鉄心に内設されるI形プランジャと、該I形プランジャにパイロット弁体が固定されたパイロット弁と、該I形プランジャと固定鉄心との間に装着される圧縮コイルスプリング(B)と、水密パッキンを環装した固定鉄心と、該固定鉄心とソレノイドヨーク(B)との間に装着される磁石と、該弁本体に固定されるソレノイドヨーク(A)と、該ソレノイドヨーク(A)と継合されるソレノイドヨーク(B)と、からなるパイロット式電磁弁において、該磁石が装着されている該ソレノイドヨーク(B)の略中央部に設けられたスリットから挿入し、該コイルボビンと該磁石の周壁部との間に収納され、固定鉄心軸線方向へ接離動可能な可動ヨークをソレノイドヨーク(B)に設けたことを特徴とするラッチ形パイロット式電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13445298A JP3605628B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 電磁弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13445298A JP3605628B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 電磁弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11311363A JPH11311363A (ja) | 1999-11-09 |
JP3605628B2 true JP3605628B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=15128683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13445298A Expired - Fee Related JP3605628B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 電磁弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3605628B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017113790A1 (de) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | Borgwarner Inc. | Elektromagnet mit selektiver Verriegelung für ein elektromagnetisch betätigtes Ventil |
JP7092040B2 (ja) | 2017-02-09 | 2022-06-28 | 日本電産トーソク株式会社 | 電磁弁 |
CN109630740A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-04-16 | 中国航空工业集团公司上海航空测控技术研究所 | 可调行程的常开型电磁阀门 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13445298A patent/JP3605628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11311363A (ja) | 1999-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2781017C (en) | Electromagnetic valve device | |
EP0662696B1 (en) | Method for fabricating solenoid device for electromagnetic valves | |
US5915665A (en) | Latching solenoid valve | |
US4981155A (en) | Electrically operated valve assembly | |
US4697608A (en) | Electromagnetic valve assembly | |
US4844112A (en) | Electrically operated valve assembly | |
JP3605628B2 (ja) | 電磁弁装置 | |
US5090441A (en) | Anti-clog valve | |
US4815497A (en) | Valve assembly and flow control therefor | |
JPH11294619A (ja) | 常開形パイロット式電磁弁 | |
CN211649234U (zh) | 一种带防堵功能的小型化进水电磁阀 | |
JP2674732B2 (ja) | ガス用の流量制御装置 | |
JP3809968B2 (ja) | ダイヤフラム弁 | |
CN110312884B (zh) | 电磁阀 | |
JP2017040309A (ja) | 電磁弁用アクチュエータおよび電磁弁 | |
US3249120A (en) | Fluid-operated mixing valve | |
KR101967304B1 (ko) | 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브 | |
JPH0624619Y2 (ja) | 電磁弁 | |
CN218992356U (zh) | 电磁阀 | |
WO1988010388A1 (en) | Solenoid valve | |
JPH06117570A (ja) | 電磁弁 | |
JP2001182856A (ja) | ラッチ式給水弁 | |
KR200342623Y1 (ko) | 솔레노이드 밸브용 전자석 | |
JPH0729349Y2 (ja) | パイロットバルブ | |
JP2002106742A (ja) | 常開型パイロット弁方式の電磁式給水弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040405 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20040413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20040830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |