JP3605106B2 - Tape cartridge - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はテープカートリに係り、特に盗難防止用のセキュリティタグを内蔵しサーバ又はワークステーションで使用可能なテープカートリッジに関する。
【０００２】
【従来の技術】
大量のデータを取り扱う金融機関、行政機関等では、データの喪失又は漏洩は信頼の喪失をもたらす。したがってバックアップとしてデータを大容量の外部記憶装置に保存しておくことが必要があり、その際に磁気テープを使用することが一般的である。
【０００３】
磁気テープはカートリッジに格納され、信頼性が向上するだけでなく取扱いが容易な構造となっている。しかしカートリッジはドライブユニットから取り出すことができるだけでなく、保管場所の移動も容易であるため、カートリッジが予め定められたセキュリティエリアから持ち出されないように厳重な管理を行うことが必要となる。
【０００４】
金融機関、行政機関等で従来使用されてきたコンピュータシステムに適用されるカートリッジに対しては、メインフレームメーカのフォーマットがデファクトスタンダードとして使用されてきたが、メインフレームメーカはカートリッジに対して特別のセキュリティ対策を施していなかった。
【０００５】
そこで、所定エリア外へのテープカートリッジの持ち出しを防止するために、ユーザがセキュリティタグを挿入又は貼付することにより、予め定められたセキュリティエリアからの持ち出しを監視可能としていた。
【０００６】
図１はメインフレーム用テープカートリッジの斜視図であって、一つの角には、カートリッジ１１に格納されているテープをドライブ（図示せず）に装着されている磁気ヘッドにアクセス可能とするシャッタ１１１が設けられている。
さらに一つの側面には、このカートリッジ１１に格納されたテープへのデータの書込みの禁止あるいは許容を物理的に設定するホイール１１２が設定されている。このホイール１１２を例えば時計方向に回転させることにより書込み禁止となり、反時計方向に回転させることにより書込み許容となる。
【０００７】
セキュリティタグ１２は、カートリッジ１１表面に貼付してもよいが剥ぎ取ることも容易であるため、カートリッジ１１内部に挿入することが望ましい。
セキュリティタグ１２を挿入可能な箇所は、シャッタ１１１及びホイールスイッチ１１２と側壁の隙間に限定される。
しかし、シャッタ１１１からセキュリティタグ１２を挿入することは、セキュリティタグ１２が磁気テープと接触するおそれがあるため適当ではない。
従って、セキュリティタグ１２はホイールスイッチ１１２と側壁の隙間から挿入せざるをえなかった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
近年、金融機関、行政機関等で使用されるコンピュータは、メインフレームからサーバ又はワークステーション（以下単にサーバと記す）に移行しつつある。
メインフレーム用のテープカートリッジの規格は、有力メーカ規格がデファクトスタンダートとなっていたため、公開されていなかったが、経済的なシステム開発が可能なサーバ用のテープカートリッジの規格は多くの場合公開されており、メーカ数も多い。
【０００９】
サーバ用カートリッジは公開された規格に基づいて複数の製造メーカで製造されているが、新たな規格では磁気テープへの書込みの禁止あるいは許容の物理的な設定は、メインフレーム用テープカートリッジと異なりスライドスイッチで行うようになっているため、メインフレーム用カートリッジのようにホイールスイッチと側面の隙間からセキュリティタグを挿入することはできない。
このため、テープカートリッジの所定のセキュリティエリアからの持ち出しを防止するために、セキュリティタグをテープカートリッジに適用することは困難であった。
【００１０】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、テープカートリッジの所定のセキュリティエリアからの持ち出しを防止するためのセキュリティタグを内蔵したサーバ又はワークステーション用テープカートリッジを提供することを目的とする。ワークステーションに適用可能であると共にセキュリティタグを内蔵するテープカートリッジを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るテープカートリッジは、サーバ又はワークステーション用テープドライブに装着可能な扁平立方体のテープカートリッジであって、予め定められた検査領域内に置かれたときに検査領域内にあることを外部に通知するセキュリティタグを内蔵する。
【００１２】
そして、予め定められた検査領域内に置かれたときに前記検査領域内で放射される特定周波数の電波を受信するダイポールアンテナと、前記ダイポールアンテナで受信された電波の周波数を逓倍するダイオードと、前記ダイポールアンテナと給電部を共有し前記ダイオードにより逓倍された周波数の電波を送信するループアンテナを具備するフィルム状のセキュリティタグ、及びテープの識別タグを備えており、
セキュリティタグが、扁平立方体のテープカートリッジの四隅のうち、テープの識別タグが格納される隅の対角の隅に配置されている。
【００１３】
また、予め定められた検査領域内に置かれたときに前記検査領域内で放射される特定周波数の電波を受信するダイポールアンテナと、前記ダイポールアンテナで受信された電波の周波数を逓倍するダイオードと、前記ダイポールアンテナと給電部を共有し前記ダイオードにより逓倍された周波数の電波を送信するループアンテナを具備するフィルム状のセキュリティタグが、扁平立方体の側面に設けられヒンジにより外側に開くシャッタの内側に貼付されている。
【００１４】
また、セキュリティタグは、長さが３５ミリメートル、幅が１０ミリメートルの長方形であり、カートリッジ内部に配置可能な大きさに形成される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図２は本発明に係るテープカートリッジの第一の実施形態の分解斜視図であって、上部筐体２１、リール２２及び下部筐体２３から構成されており、リール２２は上部筐体２１及び下部筐体２３を組み合わせて形成される空間に収納される。なお、リール２２には磁気テープが巻回されている。
図３は下部筐体の上面図であって、下部筐体２３の中央にはリール２２を支持するスピンドル２３０が設置される。
【００１６】
下部筐体２３の四隅のうち、第一の隅には磁気ヘッドのカートリッジ１１に内蔵されているテープへのアクセスを可能とするためのシャッタ２４が設置されている。
更に、下部筐体２３の第二から第四の隅には隔壁２３１、２３２及び２３３が斜めに設置され、下部筐体２３と隔壁２３１、２３２及び２３３の間には三角形の空間２３４、２３５及び２３６が形成される。
【００１７】
第二の隅の三角形空間２３４にはテープカートリッジを識別するための識別タグ２５が配置される。第三の隅の三角形空間２３５にはテープへの書込みの禁止あるいは許容を物理的に設定するスライドスイッチ２６が配置される。
セキュリティタグ２７は、識別タグ２５、スライドスイッチ２６及びシャッタ２４との干渉を避けて配置する必要があるため、セキュリティタグ２７の配置位置は第四の隅の三角形空間２３６に限定される。
【００１８】
第四の隅は識別タグ２５が配置される第二の隅と対角にあり、電磁的識別情報を発生する識別タグ２５と最も遠い位置にあるので、セキュリティタグ２７の配置位置としては最適である。
【００１９】
図４はセキュリティタグの正面図であって、フィルム２７０上にダイポールアンテナ２７１及びループアンテナ２７２が印刷されている。さらに、ダイポールアンテナ２７１の中央側端子及びループアンテナ２７２両端子にはダイオード２７３が接続されている。
即ち、セキュリティタグ２７は、送信アンテナ（図示せず）が放射する電波の電界内である検査領域に入るとダイポールアンテナ２７１でその電波を受信し、ダイオード２７３でその周波数を逓倍してループアンテナ２７２から逓倍された周波数の電波を再輻射する。
【００２０】
この再輻射された電波を受信アンテナ（図示せず）で受信することにより、セキュリティタグ２７が所定の領域内にあることを検出することが可能となる。
従って、送信アンテナ及び受信アンテナをセキュリティエリアの出入り口に設置して検査領域とすれば、セキュリテキタグを内蔵するテープカートリッジがセキュリティエリアから搬出される際に警報を発生することが可能となる。
【００２１】
なお、従来から上記のセキュリティタグは使用されていたが、その大きさは５５ミリメートル（長さ）×１３ミリメートル（幅）であった。
しかし、この大きさでは第四の隅の三角形空間２３６に配置することは不可能であるため、セキュリティタグ２７の大きさを３５ミリメートル（長さ）×１０ミリメートル（幅）に変更している。
【００２２】
なお、上部筐体２１と下部筐体２３は嵌合機構を有しており、いったん嵌合すると物理的に破壊しない限り分離することはできない。従って、セキュリティタグ２７は、上部筐体２１と下部筐体２３の嵌合前に第四の隅の三角形空間２３６に配置することが必要である。
【００２３】
図５は本発明に係るテープカートリッジの第二の実施形態の斜視図であって、シャッタが開いている状態示す。
第二の実施形態に係るテープカートリッジは、第一の実施形態と相違して筐体内部の四隅には三角形空間が存在しない。
【００２４】
しかし、第二の実施形態に係るテープカートリッジ５のシャッタ５０は、スライド式ではなく、ヒンジにより外側に向かって回転して開状態となる。
シャッタ５０はテープカートリッジがドライブに挿入されたときにだけ開となり、ドライブに装着されていない状態では通常シャッタ５０は開とすることはできない。
そこで、第二の実施形態に係るセキュリティタグ内蔵テープカートリッジにあっては、シャッタ５０の内側にセキュリティタグ５１を貼付している。
【００２５】
【発明の効果】
本発明に係るテープカートリッジによれば、サーバ又はワークステーションの外部記憶装置として使用可能であるだけでなく、セキュリティタグを内蔵することにより所定のセキュリティエリアからの搬出を監視することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】メインフレーム用テープカートリッジの斜視図である。
【図２】本発明に係るテープカートリッジの第一の実施形態の分解斜視図である。
【図３】第一の実施形態の下部筐体の上面図である。
【図４】セキュリティタグの正面図である。
【図５】本発明に係るテープカートリッジの第二の実施形態の斜視図である。
【符号の説明】
２１…上部筐体
２２…リール
２３…下部筐体
２４…シャッタ
２５…識別タグ
２６…スライドスイッチ
２７…セキュリティタグ
５…カートリッジ
５０…シャッタ
５１…セキュリティタグ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tape cartridge, and more particularly to a tape cartridge having a built-in security tag for preventing theft and usable in a server or a workstation.
[0002]
[Prior art]
In financial institutions, government agencies, and the like that handle a large amount of data, loss or leakage of data results in loss of trust. Therefore, it is necessary to store data in a large-capacity external storage device as a backup, and in that case, a magnetic tape is generally used.
[0003]
The magnetic tape is stored in a cartridge and has a structure that not only improves reliability but also is easy to handle. However, not only can the cartridge be removed from the drive unit, but the storage location can be easily moved. Therefore, it is necessary to perform strict management so that the cartridge is not taken out of a predetermined security area.
[0004]
The format of mainframe manufacturers has been used as a de facto standard for cartridges applied to computer systems conventionally used by financial institutions and administrative institutions, but mainframe manufacturers have special security for cartridges. No measures were taken.
[0005]
Therefore, in order to prevent the tape cartridge from being taken out of the predetermined area, the user can monitor the taking out of the predetermined security area by inserting or attaching a security tag.
[0006]
FIG. 1 is a perspective view of a tape cartridge for a main frame. At one corner, a shutter 111 that allows a tape stored in the cartridge 11 to be accessible to a magnetic head mounted on a drive (not shown). Is provided.
Further, on one side, a wheel 112 for physically setting prohibition or permission of writing data to the tape stored in the cartridge 11 is set. For example, by rotating the wheel 112 clockwise, writing is prohibited, and by rotating the wheel 112 counterclockwise, writing is permitted.
[0007]
The security tag 12 may be affixed to the surface of the cartridge 11, but is easy to peel off. Therefore, it is desirable to insert the security tag 12 inside the cartridge 11.
The location where the security tag 12 can be inserted is limited to the gap between the shutter 111 and the wheel switch 112 and the side wall.
However, inserting the security tag 12 from the shutter 111 is not appropriate because the security tag 12 may come into contact with the magnetic tape.
Therefore, the security tag 12 had to be inserted from the gap between the wheel switch 112 and the side wall.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
2. Description of the Related Art In recent years, computers used in financial institutions, administrative institutions, and the like are shifting from mainframes to servers or workstations (hereinafter simply referred to as servers).
Standards for tape cartridges for mainframes were not published because major manufacturers' standards were de facto standard, but tape cartridge standards for servers that enable economical system development have been published in many cases. And many manufacturers.
[0009]
Server cartridges are manufactured by a number of manufacturers based on published standards.However, with the new standard, physical settings to prohibit or allow writing to magnetic tape are different from those for mainframe tape cartridges. Since the switch is used, the security tag cannot be inserted from the gap between the wheel switch and the side surface unlike the cartridge for the main frame.
Therefore, it has been difficult to apply a security tag to a tape cartridge in order to prevent the tape cartridge from being taken out of a predetermined security area.
[0010]
The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a tape cartridge for a server or a workstation in which a security tag for preventing a tape cartridge from being taken out of a predetermined security area is incorporated. An object of the present invention is to provide a tape cartridge which is applicable to a workstation and has a built-in security tag.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The tape cartridge according to the present invention is a flat cubic tape cartridge that can be mounted on a tape drive for a server or a workstation, and when placed in a predetermined inspection area, indicates that the tape cartridge is in the inspection area. Built-in security tag for notification.
[0012]
Then, a diode for multiplying the dipole antenna, the frequency of the electromagnetic wave received by the dipole antenna for receiving radio waves of a specific frequency emitted by the examination area when placed in a predetermined inspection area, A film-shaped security tag including a loop antenna that transmits a radio wave of a frequency multiplied by the diode, sharing a power supply unit with the dipole antenna, and a tape identification tag ,
The security tags are arranged at four corners of the flat cubic tape cartridge at diagonal corners of the corner where the identification tag of the tape is stored.
[0013]
Also, a dipole antenna that receives a radio wave of a specific frequency radiated in the inspection area when placed in a predetermined inspection area, and a diode that multiplies the frequency of the radio wave received by the dipole antenna, A film-shaped security tag having a loop antenna that shares a power supply unit with the dipole antenna and transmits a radio wave having a frequency multiplied by the diode is attached to the inside of a shutter that is provided on a side surface of a flat cube and is opened outward by a hinge. Have been.
[0014]
The security tag is a rectangle having a length of 35 mm and a width of 10 mm, and is formed to have a size that can be arranged inside the cartridge.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 2 is an exploded perspective view of the tape cartridge according to the first embodiment of the present invention, which is composed of an upper housing 21, a reel 22, and a lower housing 23. It is housed in a space formed by combining the housings 23. Note that a magnetic tape is wound around the reel 22.
FIG. 3 is a top view of the lower housing. In the center of the lower housing 23, a spindle 230 supporting the reel 22 is installed.
[0016]
At the first corner of the four corners of the lower housing 23, a shutter 24 for enabling access to a tape built in the cartridge 11 of the magnetic head is provided.
Further, partitions 231, 232 and 233 are obliquely provided at the second to fourth corners of the lower housing 23, and triangular spaces 234, 235 and 523 are provided between the lower housing 23 and the partitions 231, 232 and 233. 236 are formed.
[0017]
An identification tag 25 for identifying the tape cartridge is arranged in the triangular space 234 at the second corner. In the triangular space 235 at the third corner, a slide switch 26 for physically setting prohibition or permission of writing to the tape is arranged.
Since the security tag 27 needs to be arranged so as not to interfere with the identification tag 25, the slide switch 26 and the shutter 24, the arrangement position of the security tag 27 is limited to the triangular space 236 at the fourth corner.
[0018]
The fourth corner is diagonal to the second corner where the identification tag 25 is arranged, and is located farthest from the identification tag 25 that generates the electromagnetic identification information. is there.
[0019]
FIG. 4 is a front view of the security tag, in which a dipole antenna 271 and a loop antenna 272 are printed on a film 270. Further, a diode 273 is connected to the center terminal of the dipole antenna 271 and both terminals of the loop antenna 272.
That is, when the security tag 27 enters an inspection area within the electric field of a radio wave emitted by a transmission antenna (not shown), the dipole antenna 271 receives the radio wave, and the frequency is multiplied by the diode 273 to multiply the loop antenna 272. Re-radiates the radio wave of the frequency multiplied by
[0020]
By receiving the re-radiated radio wave with a receiving antenna (not shown), it is possible to detect that the security tag 27 is within a predetermined area.
Therefore, if the transmitting antenna and the receiving antenna are set at the entrance and exit of the security area to be the inspection area, an alarm can be generated when the tape cartridge containing the security tag is carried out of the security area.
[0021]
The above security tag has been used, but its size is 55 mm (length) × 13 mm (width).
However, since it is impossible to arrange the security tag 27 in the triangular space 236 at the fourth corner with this size, the size of the security tag 27 is changed to 35 mm (length) × 10 mm (width).
[0022]
The upper casing 21 and the lower casing 23 have a fitting mechanism, and once fitted, cannot be separated unless they are physically broken. Therefore, it is necessary to arrange the security tag 27 in the triangular space 236 at the fourth corner before the upper housing 21 and the lower housing 23 are fitted.
[0023]
FIG. 5 is a perspective view of a second embodiment of the tape cartridge according to the present invention, showing a state where a shutter is open.
Unlike the first embodiment, the tape cartridge according to the second embodiment has no triangular spaces at the four corners inside the housing.
[0024]
However, the shutter 50 of the tape cartridge 5 according to the second embodiment is not a slide type, but is rotated outward by a hinge and opened.
The shutter 50 is opened only when the tape cartridge is inserted into the drive, and the shutter 50 cannot normally be opened when the tape cartridge is not mounted on the drive.
Therefore, in the tape cartridge with a built-in security tag according to the second embodiment, the security tag 51 is attached inside the shutter 50.
[0025]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the tape cartridge which concerns on this invention, not only can it be used as an external storage device of a server or a workstation, but also by carrying out a security tag, it becomes possible to monitor carrying out from a predetermined security area.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a tape cartridge for a main frame.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the first embodiment of the tape cartridge according to the present invention.
FIG. 3 is a top view of the lower housing of the first embodiment.
FIG. 4 is a front view of the security tag.
FIG. 5 is a perspective view of a second embodiment of the tape cartridge according to the present invention.
[Explanation of symbols]
21 upper housing 22 reel 23 lower housing 24 shutter 25 identification tag 26 slide switch 27 security tag 5 cartridge 50 shutter 51 security tag

Claims (2)

サーバ又はワークステーション用テープドライブに装着可能な扁平立方体のテープカートリッジであって、
予め定められた検査領域内に置かれたときに前記検査領域内で放射される特定周波数の電波を受信するダイポールアンテナと、前記ダイポールアンテナで受信された電波の周波数を逓倍するダイオードと、前記ダイポールアンテナと給電部を共有し前記ダイオードにより逓倍された周波数の電波を送信するループアンテナを具備するフィルム状のセキュリティタグ、及びテープ識別タグを備えており、
該セキュリティタグが、前記扁平立方体のテープカートリッジの四隅のうち、前記テープ識別タグが格納される隅の対角の隅に配置されるテープカートリッジ。A flat cubic tape cartridge attachable to a server or workstation tape drive,
A dipole antenna that receives a radio wave of a specific frequency radiated in the inspection region when placed in a predetermined inspection region, a diode that multiplies the frequency of the radio wave received by the dipole antenna, and the dipole A film-like security tag including a loop antenna that transmits an electric wave of a frequency multiplied by the diode by sharing an antenna and a power supply unit, and a tape identification tag,
Tape cartridges the security tag is, among the four corners of the tape cartridge of the flat cube, placed in the corner of a diagonal corner of the tape identification tag is stored. 前記セキュリティタグが、
長さが３５ミリメートル、幅が１０ミリメートルの長方形である請求項１に記載のテープカートリッジ。The security tag is
2. The tape cartridge according to claim 1 , wherein the tape cartridge is a rectangle having a length of 35 mm and a width of 10 mm.

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