JP3605001B2

JP3605001B2 - Row coating machine

Info

Publication number: JP3605001B2
Application number: JP2000179038A
Authority: JP
Inventors: 薫本多; 政臣永井
Original assignee: 松山株式会社
Priority date: 2000-06-14
Filing date: 2000-06-14
Publication date: 2004-12-22
Anticipated expiration: 2020-06-14
Also published as: JP2001352803A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタに牽引されて畦塗り作業をする畦塗り機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の畦塗り機としては、例えば、トラクタ連結部を形成したトラクタ側フレームに土作業手段であるロータリーおよび畦塗り体をそれぞれ別々の連結部材を介して取り付けた構造の比較的大型の畦塗り機が広く知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のような比較的大型の畦塗り機は、畦塗り機全体の重量が重いため、小型のトラクタには適さない問題を有している。
【０００４】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、構造の簡略化により小型にでき、畦塗り機全体の重量も軽く、小型のトラクタに最適な畦塗り機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の畦塗り機は、トラクタに連結されるトラクタ側フレームと、一本のアーム形成部材のみで形成され、前記トラクタ側フレームに一端側が連結された連結アーム体と、この連結アーム体の他端側に連結された作業側フレームと、この作業側フレームにて支持され、畦塗り用の土を耕耘して跳ね上げるロータリーおよびこのロータリーにて耕耘されて跳ね上げられた土を旧畦の上面部および側面部に塗り付けて整畦する畦塗り体を有し、前記トラクタの走行に基づいて畦塗り作業を行う土作業手段とを備え、前記作業側フレームは、前記土作業手段の左右方向の位置を調節できるように前記連結アーム体の他端側に往復移動可能に連結されているものである。
【０００６】
そして、この構成では、トラクタに連結されるトラクタ側フレームと土作業手段を支持した作業側フレームとを、一本のアーム形成部材のみで形成した連結アーム体で連結したため、構造の簡略化により小型で、畦塗り機全体の重量も軽く小型のトラクタに最適である。
【０００７】
請求項２記載の畦塗り機は、請求項１記載の畦塗り機において、連結アーム体は、土作業手段を作業位置および非作業位置に設定できるようにトラクタ側フレームに一端側が回動可能に連結されているものである。
【０００８】
そして、この構成では、連結アーム体の回動により、土作業手段を作業位置および非作業位置に容易に設定可能である。
【０００９】
請求項３記載の畦塗り機は、請求項１または２記載の畦塗り機において、作業側フレームは一端面が開口した筒形状のアーム連結部を有し、このアーム連結部内に連結アーム体の端部がスライド自在に挿入されているものである。
【００１０】
請求項４記載の畦塗り機は、請求項１ないし３のいずれかに記載の畦塗り機において、圃場の土から受ける力によって土作業手段の浮上りを阻止する浮上り阻止手段を備えたものである。
【００１１】
そして、この構成では、浮上り阻止手段が土作業手段の浮上りを阻止するので、畦塗り機全体の重量が軽くても、作業時に土作業手段が浮き上がることがない。
【００１２】
請求項５記載の畦塗り機は、請求項１ないし４のいずれかに記載の畦塗り機において、ロータリーおよび畦塗り体は、運搬時にはトラクタの走行方向と交差する傾斜方向に並んだ状態として前記トラクタの後方位置に設定されるものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の畦塗り機の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【００１４】
図１ないし図４において、１は畦塗り機で、この畦塗り機１は、トラクタＴに着脱可能に装着され、牽引されて畦塗り作業を行うものである。
【００１５】
この畦塗り機１は、トラクタＴの後端部に連結される略左右対称形状の固定機枠であるトラクタ側フレーム２を備え、このトラクタ側フレーム２は、畦塗り機１のトラクタＴと対向する側である前側の位置に配置されている。
【００１６】
このトラクタ側フレーム２は、畦塗り機１の後方に向って開口した外形略直方体で箱形状のベース部３を有し、このベース部３にはトラクタ連結部である三点連結部４がトラクタＴ側である前方に向って突設され、この三点連結部４にトラクタＴの三点リンク機構Ｔ1が着脱可能に連結されている。なお、三点連結部４は、トップピン５を有するトップマスト６、ロワピン７を有する左右一対のロワアーム８，８等にて構成されている。
【００１７】
また、ベース部３の下部の幅方向である左右方向の中央位置には、軸受け部11にて回転可能に軸支された入力軸12が前方に向って突設され、この入力軸12の先端側にトラクタＴのＰＴＯ軸（図示せず）がユニバーサルジョイント等を介して連結されているとともに、この入力軸12の基端側に軸方向に伸縮自在の動力伝達軸体13の一端側が連結部材13aを介して連結されている。なお、図４に示すように動力伝達軸体13の外周側には保護カバー14が取り付けられている。この保護カバー14は、図示しないチェーンで回転規制されている。
【００１８】
さらに、ベース部３の上部の幅方向である左右方向の中央位置には、軸方向が上下方向に一致したアーム連結部としての支軸体15が設けられており、この支軸体15は、互いに上下に離間対向した上板部16および中間板部17間に架け渡されている。なお、入力軸12と支軸体15とは互いに直交状に配置され、これらの入力軸12および支軸体15は、それぞれ、図１に示されるように、平面からみてトラクタＴの左右方向中心線Ｘ上に位置している。
【００１９】
また、ベース部３の左右一対の側板部18,19のうちの一方の側板部19、すなわち、図１中、右側の側板部19は、畦塗り機１の前後方向である幅方向の寸法が左側の側板部18に比べて短い寸法に設定されている。また、この右側の側板部19の内側には、互いに上下に離間対向した一対のピン保持体としてのピン保持板21,21がこの右側の側板部19に沿って固着されている。
【００２０】
このピン保持板21は、畦塗り機１の前後方向に長手方向を有する細長矩形板形状に形成され、長手方向の一端部が左側の側板部18より畦塗り機１の後方側の位置に位置している。そして、このピン保持板21の一端部には、上下に貫通したピン挿通用孔22が形成されている。
【００２１】
一方、畦塗り機１は、図１ないし図４に示すように、細長形状の連結アーム体31を備えている。この連結アーム体31は、例えば、長手方向の中間で折り曲げられた平面視略く字をなす細長四角筒形状の一本のアーム形成部材32のみで形成されている。なお、このアーム形成部材32は、土作業手段33を持上げ支持可能な強度を有するように設定されている。
【００２２】
そして、この連結アーム体31の長手方向の一端側すなわち基端側が、畦塗り作業をする土作業手段33を作業位置および非作業位置に設定できるように、トラクタ側フレーム２の支軸体15に回動可能に連結されている。すなわち、連結アーム体31の基端部には、上下に開口した細長円筒形状の連結部35が形成され、この連結部35内に支軸体15が回動可能に挿通保持されている。
【００２３】
また、連結アーム体31は、基端側には第１直線部36を有し、先端側には第１直線部36の端部に連続した第２直線部37を有している。この第１直線部36の長手方向の中間部下面には、軸方向が上下方向に一致した連結軸部38が突出形成されており、この連結軸部38に、連結アーム体31の回動を規制してこの連結アーム体31をトラクタ側フレーム２に対して固定する細長板形状の固定体40の長手方向の一端部が、回動可能に連結されている。この固定体40は、長手方向の一端部を中心として略水平面に沿って揺動自在に配置され、長手方向の中央部には上下面に貫通した作業位置設定用孔41が開口形成され、長手方向の他端部である自由端部には上下面に貫通した非作業位置設定用孔42が開口形成されている。
【００２４】
そして、固定体40の作業位置設定用孔41と、トラクタ側フレーム２のピン保持板21のピン挿通用孔22とを上下に一致させた状態で、これらの作業位置設定用孔41およびピン挿通用孔22に操作体としての操作ピン43を挿通して装着すると、連結アーム体31がトラクタ側フレーム２に対して固定され、土作業手段33が図１に示されるようにトラクタＴの前進走行に基づいて畦塗り作業可能な作業位置に設定された状態となる。なお、この状態では、連結アーム体31の第２直線部37は、トラクタＴの走行方向と交差する左右水平方向に沿って位置している。
【００２５】
また、固定体40の非作業位置設定用孔42と、トラクタ側フレーム２のピン保持板21のピン挿通用孔22とを上下に一致させた状態に切り換えて、これらの非作業位置設定用孔42およびピン挿通用孔22に操作ピン43を挿通して装着すると、連結アーム体31がトラクタ側フレーム２に対して固定され、土作業手段33が図２に示されるようにトラクタＴの後方位置である非作業位置に設定された状態となる。
【００２６】
さらに、連結アーム体31の第２直線部37の先端部には、例えば上下に貫通したオフセット量調節用の複数、例えば二つの調節用孔44，44が、開口形成されている。二つの調節用孔44，44は、第２直線部37の長手方向に互いに間隔を介して並んで配置されている。
【００２７】
また一方、畦塗り機１は、図１ないし図４に示すように、土作業手段33を支持した状態で、連結アーム体31の回動に応じて移動可能な可動機枠である作業側フレーム51を備えている。
【００２８】
この作業側フレーム51は、連結アーム体31の長手方向の他端側すなわち先端側に、土作業手段33の左右方向の位置を調節、すなわち、トラクタＴの左右方向中心線Ｘからの距離を調節できるように、往復移動可能に連結されている。
【００２９】
この作業側フレーム51は、一端面が開口した四角筒形状のアーム連結部52を有し、このアーム連結部52内に、連結アーム体31の第２直線部37の先端部がスライド自在に挿入されている。
【００３０】
そして、作業側フレーム51のアーム連結部52に形成されたピン挿通用孔54と、連結アーム体31の第２直線部37の選択された一の調節用孔44とを上下に一致させた状態で、これらの調節用孔44およびピン挿通用孔54に操作体としての調節ピン55を挿通して装着すると、連結アーム体31が作業側フレーム51に対して固定され、土作業手段33がトラクタＴの大きさ、すなわち、例えば後輪幅寸法に応じた所定の作業位置に調節された状態、すなわち、トラクタＴの左右方向中心線Ｘからのずれ量（オフセット量）が所定量に調節された状態となる。
【００３１】
また、アーム連結部52の上面には上方に向って突出した二つの板部56，56にて形成された調節体取付け部材57が固着され、アーム連結部52の下面には下方に向って突出した断面コ字形状の支軸体取付け部材58が固着されている。
【００３２】
そして、調節体取付け部材57には、細長板形状の作業深さ調節用の調節体60の長手方向の一端部である基端部が、水平状のピン61を介して回動可能に取り付けられている。この調節体60は、先端側が昇降するように基端部を中心として略鉛直面に沿って揺動自在に配置され、先端部には左右に貫通した複数、例えば三つの調節用孔62，62，62が開口形成され、これらの三つの調節用孔62，62，62は調節体60の長手方向に互いに間隔を介して並んで配置されている。
【００３３】
一方、支軸体取付け部材58にて、軸方向が水平方向に一致した支軸体65が軸支され、この支軸体65に細長形状の支持アーム66の基端部が回動可能に取り付けられている。この支持アーム66は、先端側が昇降するように基端部を中心として略鉛直面に沿って揺動自在に配置され、先端部近傍の上面には互いに左右に離間対向した一対のピン保持部67，67が突出形成され、各ピン保持部67には左右に貫通したピン挿通用孔68が開口形成されている。
【００３４】
そして、支持アーム66のピン挿通用孔68と、調節体60の選択された一の調節用孔62とを左右に一致させた状態で、これらの調節用孔62およびピン挿通用孔68に操作体としての調節ピン69を挿通して装着すると、支持アーム66がアーム連結部52に対して固定され、土作業手段33が圃場の土の状態等に応じた所定の作業位置に調節された状態、すなわち、所定の作業深さ位置に調節された状態となる。
【００３５】
すなわち、この支持アーム66には、複数の取付け枠71を介して単一伝動ケース72が取り付けられており、この単一伝動ケース72は、支持アーム66とともにこの支持アーム66と一体となって支軸体65を中心として回動する。なお、単一伝動ケース72は、一つのユニットとして形成され、土作業手段33を支持する支持フレームの機能を備えたものである。
【００３６】
ここで、この単一伝動ケース72は、図５に示すように、入力軸用ケース部74を有し、この入力軸用ケース部74の一側面からロータリー出力軸用ケース部75が突出形成され、入力軸用ケース部74の他側面から畦塗り体出力軸用ケース部76が突出形成されている。
【００３７】
この入力軸用ケース部74は、複数の軸受け部材81にて回転可能に軸支された駆動軸である中間入力軸82が収容され、この中間入力軸82の先端側は、入力軸用ケース部74の側面に開口形成された挿通口74aを介して入力軸用ケース部74外に突出している。
【００３８】
この中間入力軸82の入力軸用ケース部74外に突出した先端部には、一端側を連結部材13aを介して入力軸12に連結した動力伝達軸体13の他端側が連結部材13bを介して連結されている。なお、連結部材13aおよび連結部材13bは、それぞれ、例えばダブル広角ジョイント等のユニバーサル等である。また、図１および図２に示すように中間入力軸82は、作業側フレーム51の支軸体65と平行状に配置されている。
【００３９】
また、中間入力軸82の入力軸用ケース部74内に位置する基端部には、第１べベルギア83および第１ギア84が軸方向に並んで固着されている。この中間入力軸82の第１べベルギア83には、複数の軸受け部材85にて回転可能に軸支された中間連絡軸86の第２べベルギア87が噛み合わされ、この中間連絡軸86の第２ギア88にロータリー出力軸91の第３ギア92が噛み合わされている。
【００４０】
このロータリー出力軸91は、入力軸用ケース部74内に位置する一方の軸受け部材93と、ロータリー出力軸用ケース部75の先端に位置する他方の軸受け部材94とにて回転可能に軸支され、基端部除く部分がロータリー出力軸用ケース部75内に収容されている。
【００４１】
そして、ロータリー出力軸91のロータリー出力軸用ケース部75外に突出した先端部に、爪取付け部材95が固着され、この爪取付け部材95に複数の爪96が放射状に取り付けられている。そして、これらの爪96、爪取付け部材95等にて前処理体としてのロータリー98が構成され、このロータリー98は、ロータリー出力軸91を介して単一伝動ケース72のロータリー出力軸用ケース部75にて回転可能に支持されている。このロータリー98は、トラクタＴからの駆動力を受けて、ロータリー出力軸91と一体となって回転し、畦塗り用の土を耕耘して跳ね上げる。なお、ロータリー98の上方および側方には、図１に示されるように土の飛散を防止するカバー体99が配置されている。
【００４２】
一方、中間入力軸82の第１ギア84には、畦塗り体出力軸用ケース部76内に位置する複数の軸受け部材100にて回転可能に軸支された畦塗り体出力軸101の第４ギア102が噛み合わされている。
【００４３】
この畦塗り体出力軸101は、基端側半分が畦塗り体出力軸用ケース部76内に収容され、先端側半分が畦塗り体出力軸用ケース部76外に突出している。なお、畦塗り体出力軸101の軸方向とロータリー出力軸91の軸方向とは平面視で直交し、ロータリー出力軸91の軸方向は、トラクタＴの走行方向に一致し、畦塗り体出力軸101の軸方向は、トラクタＴの走行方向と交差する方向に一致している。畦塗り体出力軸101の軸方向と支軸体65の軸方向とは、平面視で略一致している。
【００４４】
そして、畦塗り体出力軸101の畦塗り体出力軸用ケース部76外に突出した先端部に、環状部材104を介して畦塗り体105が取り付けられている。この畦塗り体105は、ロータリー98の後方位置に位置し、例えば、旧畦の上面部を整畦する円筒形状の上面塗り部材106、旧畦の側面部を整畦する截頭円錐形状の側面塗り部材107等にて構成されている。この畦塗り体105の上方には土の飛散を防止するカバー体108が配設されている。
【００４５】
そして、これらのロータリー98および畦塗り体105にて構成された土作業手段33が所定の作業位置に設定された状態で、トラクタＴ側からの駆動力が、入力軸12、動力伝達軸体13等を介して、中間入力軸82に入力されると、ロータリー出力軸91が回動駆動されるとともに畦塗り体出力軸101が回動駆動され、その結果、ロータリー98の爪96で畦塗り用の土が耕耘されて跳ね上げられ、この土が畦塗り体105の上面塗り部材106にて旧畦の上面部に塗り付けられ、側面塗り部材107にて旧畦の側面部に塗り付けられ、新畦が形成される。畦塗り体105の回転速度は、トラクタＴの車輪回転速度よりも速くなるように設定されている。
【００４６】
また一方、畦塗り機１は、図３および図４に示すように、作業時に、圃場の土から受ける力によって土作業手段33のロータリー98および畦塗り体105の畦からの浮き上りを阻止する浮上り阻止手段111を備えている。
【００４７】
この浮上り阻止手段111は、支持アーム66および伝動ケース72に取付け部材112を介して固定的に取り付けた上下方向に長手方向を有する細長板状の支持体113を有し、この支持体113の下端部に圃場の土中を走行可能な土中走行体115がこの支持体113と一体となって形成されている。
【００４８】
この土中走行体115は、例えば、畦塗り体105の側面塗り部材107を旧畦の側面部に押え付ける側面塗り部材押付け部117と、畦塗り体105の上面塗り部材106を旧畦の上面部に押え付ける上面塗り部材押付け部116とにて構成されている。
【００４９】
この側面塗り部材押付け部117は、例えば、上下方向に長手方向を有する細長板形状に形成され、図１に示すように傾斜状に配置されている。すなわち、側面塗り部材押付け部117は、幅方向の一端側から他端側に向って、すなわち、走行方向の後端側から前端側に向って、トラクタＴの左右方向中心線Ｘからの距離が徐々に増大する方向に傾斜している。なお、図３に示すように側面塗り部材押付け部117の走行方向前端縁部には地面を垂直状に切削する切削刃部117aが形成されている。
【００５０】
また、上面塗り部材押付け部116は、略四角板形状に形成され、図３に示すように、側面塗り部材押付け部117の下端部に傾斜状に固定されている。すなわち、上面塗り部材押付け部116は、走行方向の後端側から前端側に向って下方向に傾斜し、走行方向前端側が先細形状に形成されている。
【００５１】
そして、トラクタＴの走行に基づく土中走行体115の走行時に、側面塗り部材押付け部117の走行方向前方を向いた一側面に土圧が作用し、その結果、側面塗り部材107が走行方向一側である右方に付勢され、側面塗り部材107の外面側が旧畦の傾斜した側面部に比較的強い押圧力で押え付けられる。同時に、上面塗り部材押え部116の上面に土圧が作用し、その結果、上面塗り部材106が下方に付勢され、上面塗り部材106の下面側が旧畦の上面部に比較的強い押圧力で押え付けられる。このため、畦塗り体105にて固く締った畦が形成される。また、入力軸12、動力伝達軸体13、中間入力軸82、中間連絡軸86、ロータリー出力軸91、畦塗り体出力軸101等にて伝動手段110が構成され、この伝動手段110は、トラクタＴ側からの動力をロータリー98および畦塗り体105からなる土作業手段33に伝達するものである。
【００５２】
次に、上記一実施の形態を用いて、旧畦を補修する畦塗り作業を行う場合について説明する。
【００５３】
土作業である畦塗り作業を行うに当って、作業者は、トラクタＴの三点リンク機構Ｔ1を利用して畦塗り機１を所定の高さ位置に持上げ保持し、操作ピン43を抜き取った状態で、連結アーム体を支軸体15を中心として一の方向に回動させることにより、固定体40の作業位置設定用孔41と、トラクタ側フレーム２のピン保持板21のピン挿通用孔22とを上下に一致させる。
【００５４】
そして、これらの一致した作業位置設定用孔41およびピン挿通用孔22に、操作ピン43を上方から差し込んで、連結アーム体31をトラクタ側フレーム２に対して固定し、土作業手段33を図１に示す所定の作業位置に設定する。
【００５５】
また、トラクタＴの後輪幅寸法に応じて、調節ピン55の抜き差しにより、土作業手段33のオフセット量を調節する。すなわち、ロータリー98および畦塗り体105を、トラクタＴの一側である右側の後輪の後方位置より畦側寄りに位置させる。
【００５６】
さらに、圃場の土の状態に応じて、調節ピン69の抜き差しにより、土作業手段33の作業深さを調節する。すなわち、ロータリー98および畦塗り体105を、例えば図３に示すようにそれぞれ同じ高さ位置に設定したり、或いは、図示しないが、ロータリー98を畦塗り体105より低い位置に設定したりする。
【００５７】
こうして、ロータリー98および畦塗り体105を所定の作業姿勢に設定し、トラクタＴの三点リンク機構Ｔ1による持上げ保持を解除した後、トラクタＴの後輪を旧畦に沿わせながら、トラクタＴを前進走行方向に走行させると、このトラクタＴと一体となって畦塗り機１が圃場を走行し、土作業手段33のロータリー98で畦塗り用の土が耕耘されて跳ね上げられ、この跳ね上げられた土が畦塗り体105にて旧畦に塗り付けられて整畦され、新畦が形成される。
【００５８】
また、この畦塗り機１の走行時には、浮上り阻止手段111の土中走行体115は、圃場の土の中を走行し、この土中走行体115には所定方向の土圧が作用し、その結果、畦塗り機１の重量がその分だけ増大し、畦塗り体105の側面塗り部材107が旧畦の傾斜した側面部に比較的強い押圧力で押え付けられ、畦塗り体105の上面塗り部材106が旧畦の上面部に比較的強い押圧力で押え付けられ、固く締った新畦が形成される。
【００５９】
一方、作業者は、畦塗り機１の運搬時、畦塗り機１のトラクタＴへの脱着時等には、作業者は、トラクタＴの三点リンク機構Ｔ1を利用して畦塗り機１を所定の高さ位置に持上げ保持し、操作ピン43を抜き取った状態で、連結アーム体を支軸体15を中心として他の方向に回動させることにより、固定体40の非作業位置設定用孔42と、トラクタ側フレーム２のピン保持板21のピン挿通用孔22とを上下に一致させる。
【００６０】
そして、これらの一致した非作業位置設定用孔42およびピン挿通用孔22に、操作ピン43を上方から差し込んで、連結アーム体31をトラクタ側フレーム２に対して固定し、土作業手段33を所定の非作業位置に設定する。
【００６１】
すなわち、図２に示すように、土作業手段33であるロータリー98および畦塗り体105を、トラクタＴの走行方向と交差する傾斜方向に並べた状態として、トラクタＴの後方位置に設定する。
【００６２】
このトラクタＴの後方位置とは、例えば、畦塗り機１を持上げ保持した状態でのトラクタＴの左右重量バランスを良好にできるように、畦塗り機１全体の重心がトラクタＴの後方で左右方向中心線Ｘ上に位置する位置、或いは、例えば、畦塗り機１のトラクタＴ側方への出っ張りを少なくできるように、畦塗り機１の左右方向の寸法（幅方向寸法）の中心がトラクタＴの後方で左右方向中心線Ｘ上に位置する位置である。なお、トラクタＴの後方位置は、畦塗り機１全体の重心および畦塗り機１の左右方向の寸法（幅方向寸法）の中心が、ともにトラクタＴの後方で左右方向中心線Ｘ上に位置する位置であってもよい。
【００６３】
このようにして、上記一実施の形態によれば、トラクタＴに連結されるトラクタ側フレーム２とロータリー98および畦塗り体105からなる土作業手段33を支持した作業側フレーム51とを一本のアーム形成部材32のみで形成した連結アーム体31にて連結したため、従来の畦塗り機に比べて、構造の簡略化により小型にでき、畦塗り機１全体の重量も軽く、小型のトラクタに最適である。また、部品点数が少なく、製造、メンテナンスを容易にでき、しかも、きわめて安価に製造できる。
【００６４】
また、この連結アーム体31の回動により、土作業手段33を作業位置および非作業位置に容易に設定でき、さらに、作業側フレーム51のスライド移動により、土作業手段33の左右方向の位置を容易に調節できる。
【００６５】
さらに、小型のトラクタに適した小型の畦塗り機１であり、畦塗り機１全体の重量も軽いが、浮上り阻止手段111がロータリー98および畦塗り体105の浮上りを阻止するので、ロータリー98で畦塗り用の土を適切に耕耘して跳ね上げることができ、畦塗り体105で固く締った畦を形成できる。
【００６６】
なお、上記実施の形態では、連結アーム体31は、土作業手段33を作業位置および非作業位置に設定できるようにトラクタ側フレーム２に基端側を回動可能に連結した構成として説明したが、例えば、連結アーム体31の基端部をトラクタ側フレーム２のアーム連結部に連結固定した構成でもよい。
【００６７】
また、上記いずれの実施の形態でも、作業側フレーム51は、土作業手段33の左右方向の位置を調節できるように連結アーム体31の先端側に往復移動可能に連結した構成として説明したが、例えば、連結アーム体31の先端部を作業側フレーム51のアーム連結部に連結固定した構成でもよい。
【００６８】
さらに、上記いずれの実施の形態でも、連結アーム体31は、長手方向の中間で折り曲げられた平面視略く字をなす細長四角筒形状の一本のアーム形成部材32のみで形成した構成として説明したが、例えば、一直線状の一本のアーム形成部材のみで形成してもよく、また、二本以上のアーム形成部材で形成してもよい。
【００６９】
また、上記いずれの実施の形態でも、浮上り阻止手段111は、支持体113の下端部に土中走行体115を一体形成した構成として説明したが、例えば、土中を走行する土中走行体115と、地面の上を走行する支持体113とを別体の構成としてもよく、支持体113は土中走行体115を支持可能な部材であればよい。
【００７０】
なお、土中走行体115は、側面塗り部材押付け部117および上面塗り部材押付け部116の両方を有する構成として説明したが、例えば、側面塗り部材押付け部117および上面塗り部材押付け部116のいずれか一方のみを有する構成でもよい。
【００７１】
また、上記いずれの実施の形態でも、畦塗り機１は、畦塗り機１の姿勢設定に際し、操作ピン43および調節ピン55，69の抜き差し等、作業者の手作業を必要とする構成として説明したが、例えば、流体圧シリンダ等の駆動手段およびこの駆動手段を制御する制御手段等を利用することにより、作業者の手作業を要しない全自動の構成とすることもできる。なお、操作ピン43および調節ピン55，69の抜き差し方式に代えて、ねじ等を用いたねじ方式の構成とするこもできる。
【００７２】
なお、上記実施の形態における各部材の形容はあくまでも例示であり、これらの記載には限定されない。また、各部材は必要に応じて省略できる。
【００７３】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、トラクタに連結されるトラクタ側フレームと土作業手段を支持した作業側フレームとを、一本のアーム形成部材のみで形成した連結アーム体にて連結したため、構造の簡略化により小型にでき、畦塗り機全体の重量も軽く小型のトラクタに最適であり、また、部品点数が少なく、製造、メンテナンスを容易にでき、しかも、きわめて安価に製造できる。
【００７４】
請求項２記載の発明によれば、連結アーム体の回動により、土作業手段を作業位置および非作業位置に容易に設定できる。
【００７５】
請求項４記載の発明によれば、浮上り阻止手段が土作業手段の浮上りを阻止するので、畦塗り機全体の重量が軽くても、作業時に土作業手段が浮き上がることがなく、畦塗り作業を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の畦塗り機の一実施の形態を示す平面図である。
【図２】同上畦塗り機の非作業時における平面図である。
【図３】同上畦塗り機の側面図である。
【図４】同上畦塗り機の後面図である。
【図５】同上畦塗り機の伝動手段の断面図である。
【符号の説明】
１畦塗り機
２トラクタ側フレーム
31 連結アーム体
32 アーム形成部材
33 土作業手段
51 作業側フレーム
98 ロータリー
105 畦塗り体
111 浮上り阻止手段
115 土中走行体
Ｔトラクタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a ridge coating machine that is pulled by a tractor to perform a ridge coating operation.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of furrowing machine, for example, a relatively large-sized structure having a structure in which a rotary and a furrowing body as earthwork means are attached to a tractor-side frame having a tractor connecting part through separate connecting members, respectively. Row coating machines are widely known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the relatively large ridge coater as described above has a problem that it is not suitable for a small tractor because the weight of the entire ridge coater is heavy.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a furrowing machine which can be made compact by simplifying the structure, the weight of the whole furrowing machine is light, and is most suitable for a small tractor. .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The ridge coater according to claim 1, wherein the tractor side frame connected to the tractor,Formed with only one arm forming member,A connecting arm body having one end connected to the tractor-side frame, a working frame connected to the other end of the connecting arm body, and supported by the working frame;Rotary that plows and leaps the soil for ridge coating and has a ridge-coated body that rubs the soil that has been cultivated and flipped up by this rotary on the upper surface and side surfaces of the old ridge, and that ridges the ridge.Soil work means for performing ridge work based on the travel of the tractor,The working side The frame is reciprocally connected to the other end of the connecting arm so that the position of the earth working means in the left-right direction can be adjusted.Things.
[0006]
In this configuration, the tractor-side frame connected to the tractor and the working-side frame supporting the earth working means are connected by a connecting arm body formed by only one arm forming member. The light weight of the entire ridge coater makes it ideal for small tractors.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the connecting arm body has one end rotatable on the tractor-side frame so that the earthworking means can be set to a working position and a non-working position. They are connected.
[0008]
In this configuration, the earth working means can be easily set to the working position and the non-working position by rotating the connecting arm body.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, the work-side frame has a cylindrical arm connecting portion having an open end, and a connecting arm body is provided in the arm connecting portion. The end is slidably inserted.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a furrowing machine according to any one of the first to third aspects, further comprising a lifting prevention means for preventing the lifting of the soil work means by a force received from the soil in the field. It is.
[0011]
And in this structure, since the lifting prevention means prevents the lifting of the earthworking means, the earthworking means does not rise during the work even if the weight of the entire ridge coater is light.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the ridger according to any one of the first to fourth aspects, wherein the rotary and the ridger are arranged in a state of being inclined in a direction intersecting the traveling direction of the tractor during transportation. It is set at the rear position of the tractor.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the configuration of an embodiment of the ridger of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
1 to 4, reference numeral 1 denotes a furrowing machine, which is detachably mounted on a tractor T and is towed to perform furrowing work.
[0015]
The ridge coater 1 includes a tractor-side frame 2 which is a substantially symmetrical fixed machine frame connected to the rear end of the tractor T. The tractor-side frame 2 faces the tractor T of the ridge coater 1. It is arranged at the position on the front side, which is the side to perform.
[0016]
The tractor-side frame 2 has a box-shaped base portion 3 having a substantially rectangular parallelepiped shape opened toward the rear of the ridge coating machine 1, and a three-point connection portion 4 as a tractor connection portion is provided on the base portion 3. A three-point link mechanism T1 of the tractor T is detachably connected to the three-point connecting portion 4 so as to protrude forward on the T side. The three-point connecting portion 4 is configured by a top mast 6 having a top pin 5, a pair of left and right lower arms 8 having a lower pin 7, and the like.
[0017]
An input shaft 12 rotatably supported by a bearing portion 11 projects forward at a central position in the left-right direction that is the width direction of the lower portion of the base portion 3. A PTO shaft (not shown) of the tractor T is connected to the input shaft 12 via a universal joint or the like, and one end of a power transmission shaft body 13 which is extendable in the axial direction is connected to a base end side of the input shaft 12. It is linked via 13a. As shown in FIG. 4, a protective cover 14 is attached to the outer peripheral side of the power transmission shaft 13. The rotation of the protective cover 14 is restricted by a chain (not shown).
[0018]
Furthermore, a support shaft 15 as an arm connecting portion whose axial direction coincides with the vertical direction is provided at a central position in the left-right direction which is the width direction of the upper portion of the base portion 3. It is bridged between the upper plate part 16 and the intermediate plate part 17 that are vertically opposed to each other. The input shaft 12 and the support shaft 15 are arranged orthogonally to each other, and the input shaft 12 and the support shaft 15 are, as shown in FIG. It is located on line X.
[0019]
In addition, one of the left and right side plate portions 18 and 19 of the base portion 3, that is, the right side plate portion 19 in FIG. 1 has a dimension in the width direction that is the front-back direction of the ridge coating machine 1. The dimension is set shorter than the left side plate portion 18. Further, inside the right side plate portion 19, a pair of pin holding plates 21 as a pin holding body which are vertically opposed to each other are fixed along the right side plate portion 19.
[0020]
The pin holding plate 21 is formed in an elongated rectangular plate shape having a longitudinal direction in the front-rear direction of the ridge coating machine 1, and one end in the longitudinal direction is located at a position behind the left side plate 18 behind the ridge coating machine 1. are doing. A pin insertion hole 22 penetrating vertically is formed at one end of the pin holding plate 21.
[0021]
On the other hand, as shown in FIGS. 1 to 4, the ridge coating machine 1 includes an elongated connecting arm body 31. The connecting arm body 31 is formed of, for example, only one arm forming member 32 that is bent in the middle in the longitudinal direction and has a substantially rectangular shape in a plan view and has a substantially rectangular shape. Note that the arm forming member 32 is set to have a strength capable of lifting and supporting the earth working means 33.
[0022]
Then, one end side, that is, the base end side in the longitudinal direction of the connecting arm body 31 is attached to the support shaft body 15 of the tractor-side frame 2 so that the earthworking means 33 for performing the ridge painting work can be set to the working position and the non-working position. It is connected rotatably. That is, an elongated cylindrical connecting portion 35 that is opened vertically is formed at the base end portion of the connecting arm body 31, and the support shaft 15 is rotatably inserted and held in the connecting portion 35.
[0023]
Further, the connecting arm body 31 has a first straight portion 36 on the base end side, and has a second straight portion 37 continuous with the end of the first straight portion 36 on the distal end side. On the lower surface of the intermediate portion in the longitudinal direction of the first straight portion 36, a connecting shaft portion 38 whose axial direction coincides with the vertical direction is formed so as to protrude. The connecting shaft portion 38 allows the connecting arm body 31 to rotate. One end in the longitudinal direction of an elongated plate-shaped fixing body 40 that regulates and fixes the connecting arm body 31 to the tractor-side frame 2 is rotatably connected. The fixed body 40 is swingably arranged along a substantially horizontal plane with one end in the longitudinal direction as a center, and a work position setting hole 41 penetrating through the upper and lower surfaces is formed at the center in the longitudinal direction. A non-working position setting hole 42 penetrating the upper and lower surfaces is formed at the free end, which is the other end in the direction.
[0024]
Then, with the work position setting hole 41 of the fixed body 40 and the pin insertion hole 22 of the pin holding plate 21 of the tractor side frame 2 aligned vertically, the work position setting hole 41 and the pin insertion When an operation pin 43 as an operation body is inserted and mounted in the passage hole 22, the connecting arm body 31 is fixed to the tractor-side frame 2, and the earth work means 33 moves forward as the tractor T moves as shown in FIG. Is set to a work position where ridge painting work is possible based on the. Note that, in this state, the second straight portion 37 of the connecting arm body 31 is located along a horizontal direction that intersects the traveling direction of the tractor T.
[0025]
Further, the non-working position setting hole 42 of the fixed body 40 and the pin insertion hole 22 of the pin holding plate 21 of the tractor side frame 2 are switched to be vertically aligned, and these non-working position setting holes are switched. When the operation pin 43 is inserted into the pin insertion hole 22 and mounted, the connecting arm body 31 is fixed to the tractor side frame 2, and the earth work means 33 is positioned at the rear position of the tractor T as shown in FIG. Is set to the non-work position.
[0026]
Further, a plurality of, for example, two adjusting holes 44, 44 for adjusting the offset amount, which penetrate vertically, for example, are formed at the distal end of the second linear portion 37 of the connecting arm body 31. The two adjusting holes 44, 44 are arranged side by side with an interval in the longitudinal direction of the second linear portion 37.
[0027]
On the other hand, as shown in FIGS. 1 to 4, the ridge coating machine 1 is a work side frame which is a movable machine frame movable in accordance with the rotation of the connecting arm body 31 while supporting the earth work means 33. It has 51.
[0028]
This working side frame 51 adjusts the position of the earth working means 33 in the left-right direction at the other end side, that is, the tip side in the longitudinal direction of the connecting arm body 31, that is, adjusts the distance from the left-right center line X of the tractor T. They are connected so as to be able to reciprocate as much as possible.
[0029]
The working side frame 51 has a rectangular tube-shaped arm connecting portion 52 having an open end, into which the distal end of the second linear portion 37 of the connecting arm body 31 is slidably inserted. Have been.
[0030]
Then, the pin insertion hole 54 formed in the arm connection portion 52 of the working side frame 51 and the selected one adjustment hole 44 of the second linear portion 37 of the connection arm body 31 are vertically aligned. When an adjusting pin 55 as an operating body is inserted into the adjusting hole 44 and the pin inserting hole 54 and mounted, the connecting arm body 31 is fixed to the working side frame 51, and the earth working means 33 is connected to the tractor. The size of T, that is, the state adjusted to a predetermined working position corresponding to, for example, the width of the rear wheel, that is, the amount of offset (offset) from the center line X in the left-right direction of the tractor T is adjusted to a predetermined amount State.
[0031]
On the upper surface of the arm connecting portion 52, an adjusting member mounting member 57 formed by two plate portions 56, 56 protruding upward is fixed, and on the lower surface of the arm connecting portion 52, the lower surface protrudes downward. A support shaft mounting member 58 having a U-shaped cross section is fixed.
[0032]
A base end, which is one end in the longitudinal direction, of an elongated plate-shaped adjusting body 60 for adjusting a working depth is rotatably attached to the adjusting body attaching member 57 via a horizontal pin 61. ing. The adjusting body 60 is arranged so as to be swingable along a substantially vertical plane around a base end so that the tip side moves up and down, and a plurality of, for example, three adjusting holes 62, 62 penetrating left and right are provided at the tip end. , 62 are formed, and these three adjusting holes 62, 62, 62 are arranged side by side with an interval in the longitudinal direction of the adjusting body 60.
[0033]
On the other hand, a support shaft body 65 whose axial direction coincides with the horizontal direction is supported by the support body mounting member 58, and the base end of an elongated support arm 66 is rotatably mounted on the support body 65. Have been. The support arm 66 is arranged so as to be able to swing along a substantially vertical plane around a base end so that the tip end is moved up and down. , 67 are formed in a protruding manner, and each pin holding portion 67 is formed with a pin insertion hole 68 penetrating left and right.
[0034]
Then, with the pin insertion hole 68 of the support arm 66 and the selected one adjustment hole 62 of the adjustment body 60 aligned left and right, the user operates the adjustment hole 62 and the pin insertion hole 68 When the adjustment pin 69 as a body is inserted and mounted, the support arm 66 is fixed to the arm connecting portion 52, and the soil work means 33 is adjusted to a predetermined work position according to the state of the soil in the field or the like. That is, the state is adjusted to the predetermined work depth position.
[0035]
That is, a single transmission case 72 is attached to the support arm 66 via a plurality of mounting frames 71, and the single transmission case 72 is supported integrally with the support arm 66 together with the support arm 66. It rotates around the shaft 65. The single transmission case 72 is formed as one unit, and has a function of a support frame that supports the earthworking means 33.
[0036]
As shown in FIG. 5, the single transmission case 72 has an input shaft case 74, and a rotary output shaft case 75 protrudes from one side surface of the input shaft case 74. A ridge-coated body output shaft case 76 protrudes from the other side surface of the input shaft case 74.
[0037]
The input shaft case portion 74 accommodates an intermediate input shaft 82 which is a drive shaft rotatably supported by a plurality of bearing members 81, and a distal end side of the intermediate input shaft 82 is connected to the input shaft case portion. The projection 74 protrudes out of the input shaft case 74 via an insertion opening 74a formed in the side surface of the 74.
[0038]
The other end of the power transmission shaft 13 whose one end is connected to the input shaft 12 via the connecting member 13a is connected to the distal end of the intermediate input shaft 82 projecting outside the input shaft case 74 via the connecting member 13b. Connected. The connecting members 13a and 13b are each a universal member such as a double wide-angle joint. Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the intermediate input shaft 82 is arranged in parallel with the support shaft 65 of the working side frame 51.
[0039]
A first bevel gear 83 and a first gear 84 are fixed to the base end of the intermediate input shaft 82 located inside the input shaft case 74 in the axial direction. The first bevel gear 83 of the intermediate input shaft 82 meshes with a second bevel gear 87 of an intermediate connecting shaft 86 rotatably supported by a plurality of bearing members 85. The third gear 92 of the rotary output shaft 91 is meshed with the gear 88.
[0040]
The rotary output shaft 91 is rotatably supported by one bearing member 93 located in the input shaft case 74 and the other bearing member 94 located at the tip of the rotary output shaft case 75. The portion excluding the base end is accommodated in the rotary output shaft case 75.
[0041]
A claw mounting member 95 is fixed to a tip of the rotary output shaft 91 protruding outside the rotary output shaft case 75, and a plurality of claws 96 are radially mounted on the claw mounting member 95. The claw 96, the claw mounting member 95, and the like constitute a rotary 98 as a pretreatment body. The rotary 98 is a rotary output shaft case 75 of the single transmission case 72 via a rotary output shaft 91. It is rotatably supported by. The rotary 98 receives the driving force from the tractor T, rotates together with the rotary output shaft 91, plows the soil for furrowing, and jumps up. A cover body 99 for preventing the scattering of soil is arranged above and beside the rotary 98, as shown in FIG.
[0042]
On the other hand, the first gear 84 of the intermediate input shaft 82 has the fourth shaft of the ridge-coated body output shaft 101 rotatably supported by a plurality of bearing members 100 located in the ridge-coated body output shaft case 76. The gear 102 is engaged.
[0043]
The furrow-coated body output shaft 101 has a base-side half accommodated in the furnished-body output shaft case 76 and a distal half protruding outside the furnished-body output shaft case 76. Note that the axial direction of the ridged body output shaft 101 is orthogonal to the axial direction of the rotary output shaft 91 in plan view, and the axial direction of the rotary output shaft 91 matches the running direction of the tractor T. The axial direction of 101 coincides with the direction intersecting the traveling direction of the tractor T. The axial direction of the ridged body output shaft 101 and the axial direction of the support shaft 65 substantially match in plan view.
[0044]
A ridge-coated body 105 is attached via a ring member 104 to a tip of the ridge-coated body output shaft 101 that protrudes outside the ridge-coated body output shaft case 76. This ridge coating body 105 is located at the rear position of the rotary 98, for example, a cylindrical upper surface coating member 106 for leveling the upper surface of the old ridge, a frusto-conical side surface for leveling the side surface of the old ridge. It is composed of a coating member 107 and the like. Above the furrow coating body 105, a cover body 108 for preventing scattering of soil is provided.
[0045]
When the earth working means 33 constituted by the rotary 98 and the ridge body 105 is set at a predetermined working position, the driving force from the tractor T is applied to the input shaft 12 and the power transmission shaft 13. When input to the intermediate input shaft 82 through the like, the rotary output shaft 91 is rotationally driven and the ridge coating body output shaft 101 is rotationally driven, and as a result, the claw 96 of the rotary 98 is used for ridge coating. The soil of the old ridge is cultivated and flipped up, this soil is applied to the upper surface of the old ridge by the upper coating member 106 of the ridge coating body 105, and is applied to the side surface of the old ridge by the side coating member 107, A new ridge is formed. The rotation speed of the ridge body 105 is set to be higher than the wheel rotation speed of the tractor T.
[0046]
On the other hand, as shown in FIG. 3 and FIG. 4, the ridger 1 prevents the rotary 98 of the soil work means 33 and the ridger 105 from rising from the ridge by the force received from the soil in the field during the operation. Floating prevention means 111 is provided.
[0047]
The lifting prevention means 111 has an elongated plate-shaped support 113 having a vertically long longitudinal direction fixedly attached to the support arm 66 and the transmission case 72 via an attachment member 112. An underground traveling body 115 capable of traveling in the soil of a field is formed integrally with the support 113 at the lower end.
[0048]
The underground traveling body 115 includes, for example, a side coating member pressing portion 117 that presses the side coating member 107 of the ridge coating body 105 against the side surface of the old ridge, and a top coating member 106 of the ridge coating body 105 on the upper surface of the old ridge. And an upper surface coating member pressing portion 116 pressed against the portion.
[0049]
The side-surface coating member pressing portion 117 is formed in, for example, an elongated plate shape having a longitudinal direction in a vertical direction, and is arranged in an inclined shape as shown in FIG. That is, the side-coating member pressing portion 117 has a distance from the left-right center line X of the tractor T from the one end to the other end in the width direction, that is, from the rear end to the front end in the traveling direction. It is inclined in the direction of gradually increasing. As shown in FIG. 3, a cutting blade portion 117a for vertically cutting the ground is formed at the front edge in the running direction of the side surface coating member pressing portion 117.
[0050]
Further, the upper surface coating member pressing portion 116 is formed in a substantially square plate shape, and is inclined and fixed to the lower end portion of the side surface coating member pressing portion 117 as shown in FIG. That is, the upper surface coating member pressing portion 116 is inclined downward from the rear end side to the front end side in the traveling direction, and the front end side in the traveling direction is formed in a tapered shape.
[0051]
Then, when the underground traveling body 115 travels based on the traveling of the tractor T, earth pressure acts on one side surface facing forward in the traveling direction of the side surface painting member pressing portion 117, and as a result, the side surface painting member 107 moves in the traveling direction. The outer side of the side coating member 107 is pressed against the inclined side surface of the old ridge with a relatively strong pressing force. At the same time, earth pressure acts on the upper surface of the upper coating member pressing portion 116, and as a result, the upper coating member 106 is urged downward, and the lower surface side of the upper coating member 106 is pressed against the upper surface of the old ridge with a relatively strong pressing force. It is held down. For this reason, the ridges tightly formed by the ridge coating body 105 are formed. The input shaft 12, the power transmission shaft 13, the intermediate input shaft 82, the intermediate connecting shaft 86, the rotary output shaft 91, the ridge coating body output shaft 101 and the like constitute a transmission means 110, and the transmission means 110 is a tractor. The power from the T side is transmitted to the earthworking means 33 including the rotary 98 and the ridges 105.
[0052]
Next, a case in which ridge painting work for repairing an old ridge is performed using the above-described embodiment will be described.
[0053]
In performing the levee-coating operation, which is an earthwork, the operator lifts and holds the ridger 1 at a predetermined height position using the three-point link mechanism T1 of the tractor T, and removes the operation pin 43. By rotating the connecting arm in one direction about the support shaft 15 in the state, the working position setting hole 41 of the fixed body 40 and the pin insertion hole of the pin holding plate 21 of the tractor-side frame 2 are provided. 22 is matched up and down.
[0054]
Then, the operating pin 43 is inserted from above into the matching work position setting hole 41 and the pin insertion hole 22, and the connecting arm body 31 is fixed to the tractor side frame 2, and the earth working means 33 is shown in FIG. 1 is set to a predetermined work position.
[0055]
The offset amount of the earthworking means 33 is adjusted by inserting and removing the adjustment pin 55 in accordance with the rear wheel width of the tractor T. In other words, the rotary 98 and the ridge body 105 are positioned closer to the ridge side than the rear position of the right rear wheel, which is one side of the tractor T.
[0056]
Further, the working depth of the soil working means 33 is adjusted by inserting and removing the adjusting pin 69 according to the state of the soil in the field. That is, the rotary 98 and the furrow 105 are set at the same height position, for example, as shown in FIG. 3, or the rotary 98 is set at a position lower than the furrow 105 (not shown).
[0057]
In this way, the rotary 98 and the ridge body 105 are set in a predetermined working posture, and after lifting and holding by the three-point link mechanism T1 of the tractor T are released, the tractor T is moved while the rear wheel of the tractor T is along the old ridge. When the vehicle is moved in the forward traveling direction, the levee coating machine 1 travels in the field integrally with the tractor T, and the soil for levee coating is plowed by the rotary 98 of the soil work means 33 and is flipped up. The obtained soil is applied to the old ridges by the ridge coating body 105, and the ridges are tied to form a new ridge.
[0058]
When the ridge coater 1 travels, the underground traveling body 115 of the lifting prevention means 111 travels in the soil of the field, and the soil pressure in a predetermined direction acts on the underground traveling body 115, As a result, the weight of the ridge coater 1 increases by that much, and the side coating member 107 of the ridge coat body 105 is pressed against the inclined side surface of the old ridge with a relatively strong pressing force. The coating member 106 is pressed against the upper surface of the old ridge with a relatively strong pressing force to form a new ridge which is firmly tightened.
[0059]
On the other hand, the worker uses the three-point link mechanism T1 of the tractor T to transport the ridge coating machine 1 when the ridge coating machine 1 is transported, or when the ridge coating machine 1 is attached to or detached from the tractor T. With the operation arm 43 lifted and held at a predetermined height position and the operation pin 43 pulled out, the connecting arm body is rotated in the other direction around the support shaft body 15 so that the non-working position setting hole of the fixed body 40 is formed. The pin 42 and the pin insertion hole 22 of the pin holding plate 21 of the tractor-side frame 2 are vertically aligned.
[0060]
Then, the operating pin 43 is inserted into the matched non-working position setting hole 42 and the pin insertion hole 22 from above, and the connecting arm body 31 is fixed to the tractor-side frame 2, and the earth working means 33 is moved. Set to a predetermined non-working position.
[0061]
That is, as shown in FIG. 2, the rotary 98 and the levee body 105 serving as the earthworking means 33 are set at the rear position of the tractor T in a state where they are arranged in an inclined direction intersecting the traveling direction of the tractor T.
[0062]
The rear position of the tractor T means, for example, that the center of gravity of the entire ridge coater 1 is in the left-right direction behind the tractor T so that the tractor T can maintain a good left-right weight balance when the ridge coater 1 is lifted and held. The center of the left-right dimension (width direction dimension) of the ridge coating machine 1 is set at the position located on the center line X or, for example, so that the protrusion of the ridge coating machine 1 to the side of the tractor T can be reduced. Is located on the center line X in the left-right direction. In the rear position of the tractor T, the center of gravity of the entire ridge coating machine 1 and the center of the horizontal dimension (width dimension) of the ridge coating machine 1 are both located behind the tractor T and on the horizontal center line X. It may be a position.
[0063]
In this manner, according to the above-described embodiment, the tractor-side frame 2 connected to the tractor T and the working-side frame 51 supporting the earth working means 33 including the rotary 98 and the ridge coating body 105 are combined into one. Since the connection is made with the connecting arm body 31 formed only by the arm forming member 32, the structure can be simplified and the size can be reduced compared to the conventional ridger, and the weight of the entire ridger 1 is light, making it ideal for a small tractor. It is. In addition, the number of parts is small, manufacturing and maintenance can be facilitated, and the manufacturing can be performed at extremely low cost.
[0064]
Further, the rotation of the connecting arm body 31 allows the earth working means 33 to be easily set to the working position and the non-working position, and furthermore, the sliding movement of the working side frame 51 allows the position of the earth working means 33 in the left-right direction to be changed. Can be easily adjusted.
[0065]
Furthermore, the small ridge coater 1 is suitable for a small tractor, and although the weight of the entire ridge coater 1 is light, the floating prevention means 111 prevents the rotary 98 and the ridge coating body 105 from floating. At 98, the soil for furrowing can be properly tilled and can be flipped up, and the furrow 105 can form tightly furnished ridges.
[0066]
In the above-described embodiment, the connection arm body 31 has been described as a configuration in which the base end side is rotatably connected to the tractor-side frame 2 so that the earth work means 33 can be set to the work position and the non-work position. For example, a configuration in which the base end of the connecting arm body 31 is connected and fixed to the arm connecting portion of the tractor-side frame 2 may be employed.
[0067]
Further, in any of the above embodiments, the working-side frame 51 is described as a configuration in which the working-side frame 51 is reciprocally connected to the distal end side of the connecting arm body 31 so that the position of the earth working means 33 in the left-right direction can be adjusted. For example, a configuration in which the distal end portion of the connection arm body 31 is connected and fixed to the arm connection portion of the working side frame 51 may be employed.
[0068]
Further, in any of the above-described embodiments, the connection arm body 31 is described as a configuration formed by only one arm forming member 32 that is bent in the middle of the longitudinal direction and has a substantially rectangular shape in a plan view and that has a substantially rectangular shape in plan view. However, for example, it may be formed by only one arm forming member in a straight line, or may be formed by two or more arm forming members.
[0069]
Further, in any of the above embodiments, the lifting prevention means 111 has been described as a configuration in which the underground traveling body 115 is integrally formed at the lower end portion of the support body 113. The 115 and the support body 113 running on the ground may be formed separately, and the support body 113 may be a member capable of supporting the underground running body 115.
[0070]
Although the underground traveling body 115 has been described as a configuration having both the side surface coating member pressing portion 117 and the top surface coating member pressing portion 116, for example, any one of the side surface coating member pressing portion 117 and the top surface coating member pressing portion 116 A configuration having only one of them may be used.
[0071]
Further, in any of the above embodiments, the ridge coating machine 1 is described as a configuration that requires manual operation of an operator, such as insertion and removal of the operation pin 43 and the adjustment pins 55 and 69, when setting the posture of the ridge coating machine 1. However, for example, by using a driving unit such as a fluid pressure cylinder and a control unit for controlling the driving unit, a fully automatic configuration that does not require a manual operation by an operator can be realized. Note that, instead of the method of removing and inserting the operation pin 43 and the adjusting pins 55 and 69, a screw type configuration using a screw or the like may be adopted.
[0072]
In addition, the description of each member in the above-described embodiment is merely an example, and is not limited to these descriptions. Each member can be omitted as necessary.
[0073]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the tractor-side frame connected to the tractor and the working-side frame supporting the earthworking means are connected by the connecting arm body formed by only one arm forming member. This makes it possible to reduce the size of the ridge coater, which is ideal for a small tractor, and the number of parts is small, manufacturing and maintenance are easy, and the manufacturing is extremely inexpensive.
[0074]
According to the second aspect of the present invention, the earth working means can be easily set to the working position and the non-working position by rotating the connecting arm body.
[0075]
ContractAccording to the invention as set forth in claim 4, since the lifting prevention means prevents the lifting of the earthworking means, the soilworking means does not lift during the work even when the weight of the entire ridge coating machine is light. Work can be performed properly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a ridge coater according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the above ridge coater when it is not working.
FIG. 3 is a side view of the same ridge coater.
FIG. 4 is a rear view of the above ridger.
FIG. 5 is a sectional view of a transmission means of the same ridge coating machine.
[Explanation of symbols]
1 Row coating machine
2 Tractor side frame
31 Connecting arm
32 Arm forming member
33 Soil work means
51 Working frame
98 Rotary
105 Row coating
111 Lifting prevention means
115 Soil running vehicle
T tractor

Claims

トラクタに連結されるトラクタ側フレームと、
一本のアーム形成部材のみで形成され、前記トラクタ側フレームに一端側が連結された連結アーム体と、
この連結アーム体の他端側に連結された作業側フレームと、
この作業側フレームにて支持され、畦塗り用の土を耕耘して跳ね上げるロータリーおよびこのロータリーにて耕耘されて跳ね上げられた土を旧畦の上面部および側面部に塗り付けて整畦する畦塗り体を有し、前記トラクタの走行に基づいて畦塗り作業を行う土作業手段とを備え、
前記作業側フレームは、前記土作業手段の左右方向の位置を調節できるように前記連結アーム体の他端側に往復移動可能に連結されている
ことを特徴とする畦塗り機。A tractor-side frame connected to the tractor;
A connecting arm body formed of only one arm forming member and having one end connected to the tractor-side frame;
A work side frame connected to the other end of the connection arm body,
A rotary supported by this work side frame and tilling and raising the soil for ridge application, and the soil cultivated and raised by this rotary is applied to the top and side surfaces of the old ridge to level the ridge. Earthwork means having a ridge coating body and performing ridge coating work based on traveling of the tractor,
The ridge coating machine , wherein the work-side frame is reciprocally connected to the other end of the connection arm so that the position of the earthworking means in the left-right direction can be adjusted .

連結アーム体は、土作業手段を作業位置および非作業位置に設定できるようにトラクタ側フレームに一端側が回動可能に連結されている
ことを特徴とする請求項１記載の畦塗り機。2. The ridge coating machine according to claim 1, wherein one end of the connecting arm body is rotatably connected to the tractor-side frame so that the earth working means can be set to a working position and a non-working position.

作業側フレームは一端面が開口した筒形状のアーム連結部を有し、このアーム連結部内に連結アーム体の端部がスライド自在に挿入されているThe working-side frame has a cylindrical arm connecting portion having an open end, into which the end of the connecting arm body is slidably inserted.
ことを特徴とする請求項１または２記載の畦塗り機。The ridge coater according to claim 1 or 2, wherein:

圃場の土から受ける力によって土作業手段の浮上りを阻止する浮上り阻止手段を備えた
ことを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の畦塗り機。The levee coating machine according to any one of claims 1 to 3, further comprising a lifting prevention means for preventing lifting of the soil working means by a force received from soil in the field.

ロータリーおよび畦塗り体は、運搬時にはトラクタの走行方向と交差する傾斜方向に並んだ状態として前記トラクタの後方位置に設定されるThe rotary and ridge-coated bodies are set at the rear position of the tractor in a state of being lined up in an inclined direction crossing the traveling direction of the tractor during transportation.
ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の畦塗り機。The ridge coater according to any one of claims 1 to 4, characterized in that: