JP3604876B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体上に形成したトナー像を中間転写体を介して転写材に転写する、電子写真方式のカラー画像形成装置、例えば、複写機、レーザービームプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に、4色フルカラーの画像形成装置の概略構成を示す。
【0003】
同図に示す画像形成装置は、矢印R1方向に回転する感光ドラム1表面を、帯電部材2によって帯電し、露光装置11によって露光(L)し、静電潜像を形成する。現像装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像器4a、4b、4c、4dを搭載したロータリ3を回転させることで所定の現像器(同図ではY現像器4a)を感光ドラム1に対向する現像位置に配置し、感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する。このトナー像は、ローラ5a、5b、5cに掛け渡されて中間転写装置5を構成する中間転写ベルト5d上に、一次転写ローラ6によって一次転写される。一次転写後の感光ドラム1は、表面に残ったトナー(一次転写残トナー)が感光ドラムクリーニング装置10によってクリーニングされる。
【0004】
上述の帯電、露光、現像、一次転写、そしてクリーニングの一連の画像形成プロセスを、Yトナー以外の残りの3色のトナー、すなわち、M、C、Kの各色のトナーについても繰り返し行って、中間転写ベルト5d上に4色のトナー像を重ねる。
【0005】
この4色のトナー像は、二次転写ローラ7により、紙等の転写材Pに一括して二次転写された後、定着装置9による加熱、加圧によって転写材P表面に定着される。
【0006】
二次転写後に、中間転写ベルト5d表面に残ったトナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベルトクリーニング装置のクリーニングローラ8によって除去される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の画像形成装置において、二次転写ローラ7の転写幅(軸方向の寸法をいう。)Wtは、最大転写材幅(転写材Pのうちで幅が最大のもののその幅)Wp以上に設定しておけば、種々の幅の転写材Pが給紙されても対応できる。つまり、一般に、Wt>Wp…▲1▼に設定されている。
【0008】
また、中間転写ベルトクリーニング装置である帯電装置の帯電幅Wcは、最大画像幅Wi以上に設定しておけばどのような画像の二次転写残トナーに対しても電荷を付与することが可能となる。つまり、Wc>Wi…▲2▼に設定されている。
【0009】
さらに、最大転写材幅Wpと最大画像幅Wiとの関係は、Wp≧Wi…▲3▼である。
【0010】
以上の3つの式▲1▼、▲2▼、▲3▼、すなわち、
Wt>Wp…▲1▼
Wc>Wi…▲2▼
Wp≧Wi…▲3▼
からは、WtとWcとの大小関係については、特定することができない。
【0011】
すなわち、式の上からは、Wc≧Wtである必要はまったくないはずである。ところが、実際には、Wc<Wtとなるように設定すると、中間転写ベルト5a表面のうちの、帯電装置8によって帯電(除電)されない部分の表層、すなわち二次転写バイアスのみが印加される部分の表層が短期間で絶縁破壊を起こして微小な孔があき、その孔が徐々に広がってひび割れとなり、このひび割れが画像領域にまで達すると画像不良を招くという問題がある。
【0012】
そこで、本発明は、中間転写ベルト表面のひび割れを防ぎ、ひび割れが原因の画像不良を防止するようにしたカラー画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述目的を達成するための、請求項1に係る本発明は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上に形成されたトナー像の一次転写を第1の転写部位にて受ける中間転写ベルトと、前記中間転写ベルト上のトナー像を第2の転写部位にて転写材上に二次転写して転写材上にトナー像を形成する転写手段と、前記二次転写後に前記中間転写ベルト上に残った二次転写残トナーに電荷を付与する帯電手段と、を有し、前記中間転写ベルトは厚さ2〜100μmでかつ体積抵抗率が10〜1018Ω・cmの層を有し、前記転写手段は、転写幅Wtの範囲で前記中間転写ベルトを帯電する機能を有し、前記帯電手段によって電荷が付与される前記二次転写残トナーを前記第1の転写部位にて一次転写と並行して前記像担持体上へ逆転写させるカラー画像形成装置において、前記帯電手段へはACバイアスが印加され、前記ACバイアスは、電圧の振幅の中心値が0Vであり、前記二次転写残トナーに前記逆転写に要する電荷を付与しつつ前記中間転写ベルト表面を略0Vに除電する機能を有し、前記転写手段の前記中間転写ベルトの移動方向と直交する方向の転写幅Wtは、前記帯電手段の前記中間転写ベルトの移動方向と直交する方向の帯電幅Wcよりも内側に相当する範囲にある、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0017】
〈実施の形態1〉
図1に、本発明に係るカラー画像形成装置の一例を示す。なお、同図は、4色フルカラーのレーザービームプリンタの概略構成を示す縦断面図である。
【0018】
同図に示す4色フルカラーのレーザービームプリンタ(以下「画像形成装置」という)は、第1の像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1を備えている。
【0019】
感光ドラム1の上方には一次帯電器2及び露光装置11が配設され、また左方には現像装置3が配設され、下方には中間転写装置5が配置され、上方には感光ドラムクリーニング装置10が配設されている。
【0020】
上述の感光ドラム1は、アルミシリンダの外周面にOPC(有機光半導体)、a−Si(アモルファスシリコン)、CdS(硫化カドミウム)、Se(セレン)等の光導電体を塗布して構成したものである。感光ドラム1は、装置本体(不図示)によって回転自在に支持されており、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に回転駆動される。
【0021】
一次帯電器2は、感光ドラム1表面に接触配置された帯電ローラであり、電源(不図示)によって帯電バイアスが印加され、これにより感光ドラム1表面を所定の極性、所定の電位に均一に帯電するものである。
【0022】
露光手段11は、レーザー発振器、反射ミラー11b等を備えており、画像情報に応じた露光(L)を行って静電潜像を形成するものである。
【0023】
現像装置3は、回転自在なロータリ4Aに搭載された4個の現像器4a、4b、4c、4dを備えている。各現像器4a、4b、4c、4dは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーを収納しており、ロータリ4Aの回転にともない、それぞれの現像用開口面が常に外側を向くようにして駆動される。現像装置3は、ロータリ4Aの回転によって、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供される現像器(同図ではイエロー現像器4a)が、感光ドラム1表面に対向する現像位置に配置され、静電潜像にトナーを付着させて静電潜像を現像するように構成されている。
【0024】
中間転写装置5は、支持体として3本のローラ、すなわち、従動ローラ5a、二次転写対向ローラ5b、駆動ローラ5cを備えている。これら3本のローラ5a、5b、5cに第2の像担持体としての中間転写ベルト5dが巻き掛けられている。中間転写ベルト5dは、エンドレス状(無端状)に形成されたゴムベルトであり、駆動手段(不図示)によって矢印R5方向に駆動される。中間転写ベルト5dの内側における、感光ドラム1とほぼ対向する位置には、一次転写ローラ(第1の転写手段)6が配置されている。一次転写ローラ6は、中間転写ベルト5dを感光ドラム1表面に押圧して一次転写部位t を形成している。また、中間転写ベルト5dの外側における二次転写対向ローラ5bに対応する位置には、二次転写ローラ(第2の転写手段)7が配設されている。二次転写ローラ7は、中間転写ベルト5dに対して接離自在に配設されており、接触時には、二次転写部位t を形成する。さらに、中間転写ベルト5dの移動方向に沿っての二次転写部位t と一次転写部位t との間には、中間転写ベルトクリーニング装置(帯電手段)8が設けられている。
【0025】
転写材Pの移動方向についての二次転写ローラ7の下流側には、転写材P表面に二次転写されたトナー像を定着させるための定着装置9が配設されている。
【0026】
次に、上述構成の画像形成装置の動作について説明する。
【0027】
感光ドラム1は、駆動手段によって矢印R1方向に回転駆動され、その表面が一次帯電器2によって帯電される。一次帯電器2には、直流電圧に交流電圧が重畳された重畳電圧が印加され、これにより、感光ドラム1表面は、所定の極性、所定の電位に均一に帯電される。つづいて、露光装置11のレーザードライバ(不図示)にイエローの画像情報に従った信号が入力されると、レーザー発振器11aからレーザー光が発光される。このレーザー光は、ポリゴンミラー(不図示)、反射ミラー11b等を介して感光ドラム1表面に照射され、照射部分の電荷を除去して静電潜像を形成する。
【0028】
この感光ドラム1上の静電潜像は、ロータリ4Aの回転によって現像位置に配置されたイエローの現像器4aによってイエローのトナー像として現像される。
【0029】
感光ドラム1上のイエローのトナー像は、電源(不図示)から一次転写ローラ6に印加された一次転写バイアスによって、中間転写ベルト5d表面に一次転写される。このとき、中間転写ベルト5dに一次転写されないで感光ドラム1表面に残ったトナー(一次転写トナー)は、感光ドラムクリーニング装置10によって除去され、感光ドラム1は、次の色のトナー像の形成に備えられる。
【0030】
以上の、帯電、露光、現像、一次転写、クリーニング(感光ドラム1の)の一連の画像形成プロセスを、上述のイエロー以外の他の3色、すなわちマゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーについても順次に行って、中間転写ベルト5d上に4色のトナー像を重ねる。
【0031】
中間転写ベルト5d上の4色のトナー像は、電源(不図示)によって二次転写ローラ7に印加された二次転写バイアスにより、転写材P上に一括して二次転写される。なお、転写材Pは、給紙カセット(不図示)に収納されていたものが、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラ等を有する搬送装置(いずれも不図示)によって、中間転写ベルト5dの回転に同期して供給されたものである。
【0032】
二次転写後の転写材Pは、定着装置9に搬送され、ここで加熱加圧されて表面に4色のトナー像が定着された後、装置本体外部に排出される。
【0033】
上述の二次転写時に転写材P上に二次転写されないで中間転写ベルト5d表面に残ったトナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベルトクリーニング装置8によって電荷が付与され、上述のトナー像の一次転写時に、中間転写ベルト5d表面から感光ドラム1表面に逆転写され、その後、感光ドラムクリーニング装置10によって除去される。
【0034】
ここで、上述の中間転写ベルト5dについて詳述すると、中間転写ベルト5dは、厚さ0.3〜2mm、体積抵抗率10 〜10 Ω・cmに調整されたアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を無端状に形成したゴム基層上に、厚さ2〜100μm、体積抵抗率10 〜1018Ω・cmに調整されたゴム又はPVdF、PET、ポリカーボネイト、ポリエチレン、シリコーン等の樹脂を表層として設けた構成となっている。
【0035】
また、中間転写ベルト5d表面に残った二次転写残トナーに電荷を付与するための中間転写ベルトクリーニング装置8は、帯電部材として複数層によって形成され、弾性を有するクリーニングローラ(ローラ状の帯電器)8aと、これに交流電圧を印加する交流電源8bと、直流電圧を印加する直流電源8cとを備えている。なお、中間転写ベルトクリーニングローラ8aは、中間転写ベルト5dに対して接離可能に配置されている。
【0036】
次に、本発明の特徴部分について説明する。
【0037】
図2は、図1における中間転写ベルト5d、二次転写ローラ7、中間転写ベルトクリーニングローラ8aについて、それぞれの幅(軸方向長さ、あるいは転写材Pの搬送方向に向かっての左右方向の長さをいう)を模式的に示すものである。まず、同図に示すように、これらの部材のうちでは、中間転写ベルト5dの幅が最も広い。
【0038】
次に、二次転写ローラ7の転写幅をWt、中間転写ベルトクリーニングローラ8aの帯電幅をWcとしたとき、Wc≧Wtと、Wc<Wtとの場合において、中間転写ベルト5dのひび割れ発生にどの程度の差があるかを検討した。
【0039】
共通条件として、二次転写ローラ7に印加する二次転写バイアスは+10μAの定電流制御とした。また、中間転写ベルトクリーニングローラ8aに印加するバイアス波形は、図3に示すように、ピーク間電圧が2.5kVPP、周波数が2kHz、デューティー比がプラス側80%でマイナス側20%、そして、DC電圧は0Vに設定し、二次転写残トナーにはプラス電荷を付与しつつ、中間転写ベルト5d表面はほぼ0Vに除電されるように設定した。
【0040】
図6は、中間転写ベルト5dのひび割れ発生状況を示している。○はまったく発生していない場合、△は中間転写ベルト5d表面に微小な穴が発生した場合、×はひび割れが発生した場合、××はひび割れが画像領域にまで及んだ場合である。
【0041】
同図から明らかなように、Wc<Wtの場合には、耐久枚数5k枚(5000枚)程度で端部に微小な穴が発生し、10k枚(10000枚)で端部にひび割れが発生した。そして、50k枚(50000枚)ではひび割れが画像領域にまで達成してしまった。
【0042】
これに対し、Wc≧Wtの場合には50k枚で中間転写ベルト全体に微小な穴が発生したものの、画像不良の原因となるひび割れにまでは至らなかった。
【0043】
上述の、Wc<Wtの場合、中間転写ベルト5dの端部は、中間転写ベルトクリーニングローラ8aによって除電されることなく二次転写バイアスが常に印加されることになり、中間転写ベルト5d表面がチャージアップされる。このため、ベルト表層の高抵抗層へ電界が集中し、絶縁破壊に至ったものと思われる。
【0044】
これに対し、Wc≧Wrの場合、中間転写ベルト5d表面は、中間転写ベルトクリーニングローラ8aによって常に除電されることになるので、中間転写ベルト5d表面がチャージアップすることもなく、絶縁破壊も発生しにくくなっているものと思われる。
【0045】
〈実施の形態2〉
図4に、実施の形態2におけるカラー画像形成装置の縦断面図を示す。なお、図1に示すものと同じ構成、作用の部材等については、同じ符号を付して、その説明は重複説明は適宜省略するものとする。
【0046】
実施の形態1において、中間転写ベルト5d表面の二次転写残トナーに電荷を付与する中間転写ベルトクリーニング装置8が、帯電部材として中間転写ベルト5d表面に接触可能な中間転写ベルトクリーニングローラ8aを有していたが、これによると、周波数の高い領域を使用するので微弱ながら帯電音が発生した。また、中間転写ベルトクリーニングローラ8aは、環境変動に対しては、性能の変化が小さいものの、ややコストが高くなるというデメリットもあった。
【0047】
そこで、本実施の形態2においては、中間転写ベルト5d上の二次転写残トナーに電荷を付与する中間転写ベルトクリーニング装置8の帯電部材として図5(a)、(b)に示すような非接触型の帯電電極8Aを用いた。帯電電極8Aは、中間転写ベルト5dの搬送方向に沿った長さが10mm、帯電幅がWcの長板状に形成され、中間転写ベルト5d表面との間のギャップ幅が70μmとなるように配設された。帯電幅Wcが二次転写ローラ7の転写幅Wtよりも広い場合、つまりWc≧Wtである場合と、この逆、Wc<Wtである場合とにおいて、前述の実施の形態1とまったく同様の条件で検討したところ、図6に示す実施の形態1と同様の結果を得ることができた。すなわち、Wc≧Wtとすれば中間転写ベルト5dのひび割れを防げることができ、これに加えて、帯電音の低減、及びコストダウンを図ることができた。
【0048】
なお、上述の実施の形態1及び実施の形態2においては、第2の像担持体として、中間転写ベルト5dを使用した例について説明を行ったが、この中間転写ベルト5dに代えて、ドラム状の中間転写ドラムを使用した場合においても、同様の効果を上げることができるのはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、第1の像担持体上に順次に形成したトナー像を、第2の像担持体を介して転写材に一括して二次転写するとともに、第2の像担持体上の二次転写残トナーに、帯電手段により電荷を付与することにより、二次転写残トナーを一次転写と平行して前記第1の像担持体上へ逆転写させるカラー画像形成装置において、第2の転写手段の転写幅をWt、帯電手段の帯電幅をWcとしたとき、Wc≧Wtを満たすことにより、第2の像担持体上に発生するひび割れを防防止し、ひび割れに起因する画像不良のない安定した画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図。
【図2】中間転写ベルト、二次転写ローラ、中間転写ベルトクリーニングローラの幅の関係を示す図。
【図3】実施の形態1におけるクリーニングバイアスの波形を示す図。
【図4】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図。
【図5】(a)は実施の形態2の帯電電極の斜視図。
(b)は実施の形態2の帯電電極と中間転写ベルトとのギャップを示す側面図。
【図6】中間転写ベルトクリーニングローラの帯電幅Wcと二次転写ローラ転写幅Wtとの大小関係の違いによる中間転写ベルト表層のひび割れの違いを示す図。
【図7】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 第1の像担持体(感光ドラム)
5d 第2の像担持体(中間転写ベルト)
6 第1の転写手段(一次転写ローラ)
7 第2の転写手段(二次転写ローラ)
8 帯電手段(中間転写ベルトクリーニング装置)
8A 帯電部材(帯電電極)
8a 帯電部材(ローラ状の帯電器)
P 転写材
第1の転写部位
第2の転写部位
Wc 帯電手段の帯電幅
Wt 第2の転写手段の転写幅

Claims (1)

  1. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上に形成されたトナー像の一次転写を第1の転写部位にて受ける中間転写ベルトと、前記中間転写ベルト上のトナー像を第2の転写部位にて転写材上に二次転写して転写材上にトナー像を形成する転写手段と、前記二次転写後に前記中間転写ベルト上に残った二次転写残トナーに電荷を付与する帯電手段と、を有し、前記中間転写ベルトは厚さ2〜100μmでかつ体積抵抗率が10〜1018Ω・cmの層を有し、前記転写手段は、転写幅Wtの範囲で前記中間転写ベルトを帯電する機能を有し、前記帯電手段によって電荷が付与される前記二次転写残トナーを前記第1の転写部位にて一次転写と並行して前記像担持体上へ逆転写させるカラー画像形成装置において、
    前記帯電手段へはACバイアスが印加され、前記ACバイアスは、電圧の振幅の中心値が0Vであり、前記二次転写残トナーに前記逆転写に要する電荷を付与しつつ前記中間転写ベルト表面を略0Vに除電する機能を有し、前記転写手段の前記中間転写ベルトの移動方向と直交する方向の転写幅Wtは、前記帯電手段の前記中間転写ベルトの移動方向と直交する方向の帯電幅Wcよりも内側に相当する範囲にある、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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