JP3603587B2 - 自動伴奏装置および記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リズム音やベース音等の伴奏音を発音させるためのイベントデータからなる自動伴奏パターンを再生することにより自動伴奏を行う自動伴奏装置および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動伴奏パターンを再生することにより自動伴奏を行う従来の自動伴奏装置として、たとえば実登2508578号公報には、自動伴奏中における変拍子とリズムパターンの変更を意図するタイミングにワンタッチで同時に行える自動伴奏装置が記載されている。
【0003】
かかる自動伴奏装置は、具体的には、自動リズム演奏(自動伴奏再生)中にスタートスイッチがオンにされると、リズムパターン(自動伴奏パターン)内のイベントデータを読み出す位置(アドレス)を決定するカウンタをリセットし、リズムパターンメモリ内のそのとき選択されているリズムパターンに対するバリエーションパターンの先頭アドレスからリズムデータの読み出しを開始するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の自動伴奏装置では、スタートスイッチがオンにされた時点で直ちに、対応するバリエーションパターンの先頭からリズムデータの読み出しが開始されるので、ユーザは、十分注意してスタートスイッチをオンしない限り、移行前後の拍位置がずれ、不自然な変拍子演奏になることがあった。
【0005】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、ユーザが変拍子演奏の指示を行うタイミングに気を遣わなくても、自分の意図した通りの正確なタイミングで自然な変拍子演奏を行うことが可能な自動伴奏装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の自動伴奏装置は、自動伴奏を行うための各種イベントデータからなる自動伴奏パターンデータを記憶する記憶手段と、該記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生手段と、変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生手段と、前記再生手段による当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が裏拍に到達したことを検出する検出手段と、前記トリガー発生手段によってトリガーが発生された後、前記検出手段によって裏拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の表拍の位置に移行させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の自動伴奏装置は、自動伴奏を行うための各種イベントデータからなる自動伴奏パターンデータを記憶する記憶手段と、該記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生手段と、変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生手段と、前記再生手段による当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が表拍に到達したことを検出する検出手段と、前記トリガー発生手段によってトリガーが発生された後、前記検出手段によって表拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の裏拍の位置に移行させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の自動伴奏装置は、自動伴奏を行うための各種イベントデータからなる自動伴奏パターンデータを記憶する記憶手段と、該記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生手段と、変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生手段と、前記トリガー発生手段によってトリガーが発生されたときに、前記再生手段による当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を半拍直前または半拍直後の位置に移行させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また、請求項4記載の記憶媒体は、記憶手段に記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生ステップと、変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生ステップと、前記再生ステップによる当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が裏拍に到達したことを検出する検出ステップと、前記トリガー発生ステップによってトリガーが発生された後、前記検出ステップによって裏拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の表拍の位置に移行させるように制御する制御ステップを有する自動伴奏方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の記憶媒体は、記憶手段に記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生ステップと、変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生ステップと、前記再生ステップによる当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が表拍に到達したことを検出する検出ステップと、前記トリガー発生ステップによってトリガーが発生された後、前記検出ステップによって表拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の裏拍の位置に移行させるように制御する制御ステップを有する自動伴奏方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の記憶媒体は、記憶手段に記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生ステップと、変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生ステップと、前記トリガー発生ステップによってトリガーが発生されたときに、前記再生ステップによる当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を半拍直前または半拍直後の位置に移行させるように制御する制御ステップを有する自動伴奏方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動伴奏装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】
同図に示すように、本実施の形態の自動伴奏装置は、音高情報を入力するための鍵盤1と、各種情報を入力するための複数のスイッチを備えたパネルスイッチ2と、鍵盤1の各鍵の押鍵状態を検出する押鍵検出回路3と、パネルスイッチ2の各スイッチの押下状態を検出するスイッチ検出回路4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU5が実行する制御プログラムやテーブルデータ等を記憶するROM6と、演奏データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情報等を表示する、たとえば大型液晶ディスプレイ(LCD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、記憶媒体であるフロッピディスク(FD)20をドライブするフロッピディスクドライブ(FDD)10と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶するハードディスク(図示せず)をドライブするハードディスクドライブ(HDD)11と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶するコンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)21をドライブするCD−ROMドライブ(CD−ROMD)12と、外部からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号として外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)13と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)14と、鍵盤1から入力された演奏データや予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路15と、該音源回路15からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路16と、該効果回路16からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital−to−Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17とにより構成されている。
【0015】
上記構成要素3〜16は、バス18を介して相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効果回路16にはサウンドシステム17が接続されている。
【0016】
HDD11のハードディスクには、前述のように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0017】
CD−ROMドライブ12のCD−ROM21から読み出された制御プログラムや各種データは、HDD11内のハードディスクにストアされる。これにより、制御プログラムの新規インストールやバージョンアップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドライブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するための装置を設けるようにしてもよい。
【0018】
通信I/F14は、上述のように、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュータ102に接続される。HDD11内のハードディスクに上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態では、自動伴奏装置)は、通信I/F14および通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/F14を介して、これらプログラムやパラメータを受信してHDD11内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【0019】
この他、外部コンピュータ等との間で直接データのやりとりを行うためのインターフェースを備えてもよい。
【0020】
図2は、前記ROM6の所定領域に記憶された複数の(自動)伴奏パターンデータのうちの一つを例示した図であり、各伴奏パターンデータは、たとえば工場出荷時にすでに作成され記憶されたものである。もちろん、伴奏パターンデータはユーザが作成できるようにしてもよく、その場合には、RAM7上に、作成した伴奏パターンデータを蓄える領域を確保するようにする。
【0021】
複数の伴奏パターンデータには、たとえば、8ビート、16ビート、3連系等の各種パターンがあり、その中でさらに、リズムのみの1パートからなるもの、コードのみの1パートからなるもの、ベースのみの1パートからなるものや、リズム、コード、ベース等の複数パートからなるもの等がある。図2には、説明の都合上、1パートのみからなる伴奏パターンデータが例示されている。
【0022】
同図において、伴奏パターンデータは、たとえばMIDIコードによって構成され、当該伴奏パターン名を示すデータ等の当該伴奏パターンデータ固有の設定データと、楽音の発音を指示するためのキーオンイベントデータと、発音された楽音の消音を指示するためのキーオフイベントデータと、キーオンイベントデータまたはキーオフイベントデータの発生タイミングを示すタイミングデータと、当該伴奏パターンデータの終わりを示すエンドデータとにより、主として構成されている。
【0023】
キーオンイベントデータは、前記音源回路15に対して発音を指示するキーオンデータと、このイベントの音高を示すノートナンバと、このイベントのベロシティを示すベロシティデータとにより構成されている。
【0024】
また、キーオフイベントデータは、そのデータ構成は図示されていないが、音源回路15に対して消音を指示するキーオフデータと、このイベントの音高を示すノートナンバにより構成されている。なお、キーオンイベントデータと同様に、ベロシティデータもキーオフイベントデータに含めるようにしてもよいが、ベロシティデータは、消音時には通常使用しないことが多いため、本実施の形態では、キーオフイベントデータに含めていない。
【0025】
タイミングデータは、各イベントに付随して設けられ、当該イベントの発生タイミングを示すものであり、具体的には、隣接するイベント間の時間間隔を間接的に示す整数値データである。すなわち、楽音再生の分解能(隣接するイベント間の最小の時間間隔)が、たとえば4分音符長の96分の1(384分音符長)である場合には、タイミングデータ値×384分音符長に相当する時間が、当該タイミングデータの直前のイベントの発生から当該タイミングデータに付随するイベントの発生までの時間(この時間はテンポに応じて変化する)に相当する。
【0026】
そして、本実施の形態における伴奏パターンデータは、386分音符長を最小単位として(386分音符長毎に)発音イベント(キーオン/オフイベント)を記憶できるものとする。もちろん、それ以上またはそれ以下の単位で発音イベントを記憶できるようにしてもよい。
【0027】
なお、本実施の形態では、伴奏パターンデータを上述のように「イベントデータ+タイミングデータ(相対データ)」という構成にしたが、これに限らず、たとえば「イベントデータ+絶対時間データ」、「音高データ+符長データ」等どのような構成にしてもよい。
【0028】
以上のように構成された自動伴奏装置が実行する制御処理を、図3〜図5を参照して詳細に説明する。
【0029】
図3は、本実施の形態の自動伴奏装置、特にCPU5が実行するトリガー検出処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。本処理は、前記タイマ8が所定時間(たとえば1msec)計時する毎に発生するタイマ割込み信号に応じて起動される。
【0030】
同図において、まず、トリガーイベントが発生したか否かを判別する(ステップS1)。ここで、トリガーイベントは、本実施の形態では、ユーザが前記パネルスイッチ2に設けられたトリガースイッチ(図示せず)を操作することによって発生する。もちろん、トリガーイベントを発生する操作子は、これに限らず、たとえば、フットスイッチ(図示せず)や前記鍵盤1の鍵のうちトリガー機能が割り当てられた鍵等どのようなものであってもよい。さらに、トリガーイベントそのものを自動演奏データ中に記録しておき、これを再生することによって自動的にトリガーイベントが発生するようにしてもよい。
【0031】
ステップS1で、トリガーイベントが発生したときには、変拍子演奏要求を“1”で示すフラグBEAT_REVをセット(“1”)した(ステップS2)後に、本トリガー検出処理を終了する一方、トリガーイベントが発生しないときには、直ちに本トリガー検出処理を終了する。
【0032】
ここで、変拍子演奏とは、現在再生中の自動伴奏のビートを逆転(ビートリバース)させること、すなわち本実施の形態では、現ビートが裏拍になるタイミングで表拍に移行させることをいう。
【0033】
図4は、CPU5が実行する自動伴奏処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。本処理も、トリガー検出処理と同様に、タイマ割込み処理であるが、トリガー検出処理が1msecという絶対時間毎に起動されるのに対して、本処理は、たとえば4分音符長の96分の1(384分音符長)というテンポに応じてその割込間隔が変化する相対時間毎に起動される点が異なっている。なお、この自動伴奏処理で再生される伴奏パターンデータは、前記ROM6に記憶された複数の伴奏パターンデータからユーザが選択したものである。
【0034】
同図において、まず、再生位置が裏拍の位置するタイミングであるか否かを判別する(ステップS11)。ここで、裏拍の位置するタイミングとは、再生している自動伴奏パターンが、8ビートパターンのときには、偶数番目の8分音符が位置するタイミングをいい、16ビートパターンのときには、偶数番目の16分音符が位置するタイミングをいい、3連系パターンのときには、3連音符の2番目または3番目の音符が位置するタイミングをいう。
【0035】
ステップS11で、再生位置が裏拍の位置するタイミングのときには、フラグBEAT_REVが“1”であるか否かを判別する(ステップS12)。
【0036】
ステップS12で、BEAT_REV=1のとき、すなわちユーザが変拍子演奏を要求しているときには、再生位置を表拍に移行させ(ステップS13)、フラグBEAT_REVをリセット(“0”)した(ステップS14)後に、ステップS15に進む。
【0037】
ここで、ステップS13の表拍に移行させる具体的な処理とは、再生中の伴奏パターンデータの1)先頭、2)直前の表拍の位置、3)直後の表拍の位置、4)次小節の先頭、5)現小節の先頭等のいずれかに移行させる処理をいう。
【0038】
図5は、この変拍子演奏の一例を示す図であり、(a)〜(e)は、それぞれ、上記1)〜5)の処理を行ったときの例を示している。同図に示す伴奏パターンデータは、8ビートで2小節長のデータであり、この伴奏パターンデータが繰り返し再生される。なお、横軸は再生時間を示している。
【0039】
図5(a)において、矢印a1の時点でユーザが前記トリガースイッチを操作すると、直ちに当該トリガーイベントが検出され、フラグBEAT_REVがセットされる。そして、時刻t1で、すなわち再生位置が裏拍の位置になるまで待って、その再生位置が当該再生中の伴奏パターンデータの先頭に移行される。具体的な移行処理は、たとえば、伴奏パターンデータの読み出しをポインタで行っているときには、そのポインタの指示位置を当該伴奏パターンデータの先頭に設定することが考えられる。同様にして、矢印a2〜a4の時点でユーザがトリガースイッチを操作すると、それぞれ時刻t2〜t4で、すなわち最初に裏拍が検出されるまで待って、その再生位置が当該再生中の伴奏パターンデータの先頭に移行される。
【0040】
このように、3拍目の途中、4拍目の途中、1拍目の途中等、トリガースイッチを操作するタイミングをユーザが任意に変えることで、より自由な変拍子演奏を行うことができる。
【0041】
図5(b)において、矢印a5の時点でトリガースイッチが操作されると、最初に裏拍が検出される時刻t5で、その再生位置が直前の表拍の位置に移行される。その具体的な移行処理は、上記図5(a)で説明したように、そのポインタの指示位置を直前の表拍の位置に設定することが考えられる。
【0042】
図5(c)は、図5(b)に対して、再生位置を直後の表拍の位置に移行させる点が異なるのみであるので、その説明を省略する。
【0043】
図5(d)において、矢印a7の時点でトリガースイッチが操作されると、最初に裏拍が検出される時刻t7で、その再生位置が次小節の先頭に移行され、また、矢印a8の時点でトリガースイッチが操作されると、最初に裏拍が検出される時刻t8で、その再生位置が次小節の先頭、すなわちこのとき次小節はないため、最初の小節の先頭に移行される。
【0044】
図5(e)は、図5(d)に対して、再生位置を現小節の先頭に移行させる点が異なるのみであるので、その説明を省略する。
【0045】
図4に戻り、前記ステップS12で、BEAT_REV=0のときには、ステップS13およびS14をスキップしてステップS15に進み、また、前記ステップS11で、再生位置が裏拍の位置するタイミングでないときには、ステップS12〜S14をスキップしてステップS15に進む。
【0046】
ステップS15では、再生位置の伴奏パターンを読み出して発音する。具体的には、再生位置にキーオンイベントがあれば、そのイベントを読み出し、前記音源回路15に送出することによって発音する。なお、読み出されたキーオンイベントがベースやコードであるときには、別途指定される和音に調和するようにその音高が変換された後に、音源回路15に送出される。
【0047】
続くステップS16では、再生位置を歩進させた後に、本自動伴奏処理を終了する。具体的には、自動伴奏パターンの再生位置を、最小分解能(本実施の形態では、4分音符長の96分の1に相当する時間)だけ進める。そして、再生位置が自動伴奏パターンの末尾に到達したときには、先頭に戻す。
【0048】
なお、本実施の形態の自動伴奏装置は、タイマ割込み処理のみによって制御されるように記載されているが、これは説明の都合上のためだけであって、実際にはメインルーチンによって各種制御が行われている。
【0049】
このように、本実施の形態では、トリガースイッチを操作するタイミングがいかなるタイミングであっても、再生位置が裏拍になった時点で、対応する表拍の位置に移行されるので、ユーザはトリガースイッチを操作するタイミングに気を遣わなくても正確な変拍子演奏を行うことができる。また、拍位置で変拍子となるため、移行前後の拍位置がずれず、自然な変拍子演奏に移行することができる。しかも、移行後は表拍から再生が始まるので、「ビート逆転」が分かりやすい。
【0050】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0051】
前記第1の実施の形態の自動伴奏装置が、トリガースイッチの操作後、最初に裏拍が検出された時点で、その再生位置を裏拍に移行させたのに対して、本実施の形態の自動伴奏装置は、トリガースイッチの操作後、最初に表拍が検出された時点で、その再生位置を表拍に移行させる点が異なっている。すなわち、本実施の形態の自動伴奏装置は、第1の実施の形態の自動伴奏処理サブルーチンの一部を変更することによって実現できる。したがって、本実施の形態では、図1と同様のハードウェアおよび図3と同様のトリガー検出処理を使用するものとし、両者の説明は省略する。さらに、図6において、図4と同様の処理には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0052】
図6は、本実施の形態の自動伴奏装置のCPU5が実行する自動伴奏処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【0053】
同図において、まず、再生位置が表拍の位置するタイミングであるか否かを判別する(ステップS21)。ここで、表拍の位置するタイミングとは、再生している自動伴奏パターンが、8ビートパターンのときには、奇数番目の8分音符が位置するタイミングをいい、16ビートパターンのときには、奇数番目の16分音符が位置するタイミングをいい、3連系パターンのときには、3連音符の1番目の音符が位置するタイミングをいう。
【0054】
ステップS21で、再生位置が表拍の位置するタイミングのときには、ステップS12に進み、BEAT_REV=1のときには、再生位置を裏拍に移行させる(ステップS23)。ここで、ステップS23の処理は、具体的には、再生中の自動演奏パターンの1)最初の裏拍の位置、2)最後の裏拍の位置、3)直前の裏拍の位置、4)直後の裏拍の位置、さらに、現小節の最初の裏拍の位置、現小節の最後の裏拍の位置、直前の小節の最後の裏拍の位置、次小節の最初の裏拍の位置等、また、3連系のパターンの場合には、3連音符の2番目または3番目の位置に移行させることが考えられる。
【0055】
図7は、本実施の形態の自動伴奏装置による変拍子演奏の一例を示す図であり、(a)は、ステップS23で1)の処理を行ったときの例を示し、(b)は、前記2)の処理を行ったときの例を示し、(c)は、前記3)の処理を行ったときの例を示し、(d)は、前記4)の処理を行ったときの例を示し、(e)は、前記5)の処理を行ったときの例を示している。なお、図7の例は、前記図5の例から簡単に理解することができるため、その説明を省略する。
【0056】
このように、本実施の形態では、トリガースイッチを操作するタイミングがいかなるタイミングであっても、再生位置が表拍になった時点で、対応する裏拍の位置に移行されるので、ユーザはトリガースイッチを操作するタイミングに気を遣わなくても正確な変拍子演奏を行うことができる。
【0057】
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
【0058】
本実施の形態の自動伴奏装置は、前記第1および第2の実施の形態の自動伴奏装置の制御処理を組み合わせて実現したものである。すなわち、トリガースイッチの操作後、最初に検出された拍が裏拍のときには第1の実施の形態で説明した自動伴奏処理を行い、その拍が表拍のときには第2の実施の形態で説明した自動伴奏処理を行うものである。したがって、本実施の形態の自動伴奏装置も、前記第1および第2の実施の形態の自動伴奏装置に対して、自動伴奏処理の一部が異なるのみであるので、図1と同様のハードウェアおよび図3と同様のトリガー検出処理を使用するものとし、両者の説明は省略する。さらに、図8において、図6と同様の処理には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0059】
図8において、ステップS37〜S40の各処理は、それぞれ、図4のステップS11〜S14の各処理と同様であるので、その説明を省略する。
【0060】
図9は、本実施の形態の自動伴奏装置による変拍子演奏の一例を示す図であり、同図に示すように、トリガーの位置(矢印の位置)が裏拍の直前であるときには、再生位置が表拍に移行され、トリガーの位置が表拍の直前であるときには、再生位置が裏拍に移行される。
【0061】
このように、トリガースイッチの操作後、最初に検出された拍が裏拍のときには再生位置が表拍に移行され、その拍が表拍のときには再生位置が裏拍に移行されるので、第1および第2の実施の形態の自動伴奏装置と比較して、移行までの待ち時間を短くすることができる。たとえば、第1の実施の形態において、裏拍の直後にトリガースイッチが操作されると、再生位置が表拍に移行するタイミングは、次の裏拍の再生タイミングであるため、ほぼ1拍分の待ち時間がある(第2の実施の形態においても同様の問題がある)が、本実施の形態では、待ち時間は最大で半拍分となる。
【0062】
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
【0063】
本実施の形態は、前記第1〜第3の実施の形態に対して、待ち時間なく変拍子演奏に移行できる点が異なっている。本実施の形態も、第1の実施の形態の自動伴奏処理サブルーチンの一部を変更することによって実現できる。したがって、本実施の形態では、図1と同様のハードウェアおよび図3と同様のトリガー検出処理を使用するものとし、両者の説明は省略する。さらに、図10において、図4と同様の処理には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0064】
図10において、ステップS12で、フラグBEAT_REVが“1”のときにはステップS53に進み、再生位置を半拍進める(或いは戻す)。なお、3連系の伴奏パターンデータを再生しているときには、3連音符の音符1つ分または2つ分を進める、または戻すようにする。
【0065】
図11は、この変拍子演奏の一例を示す図であり、(a)は、再生位置を半拍進める処理を行ったときの例を示し、(b)は、再生位置を半拍戻す処理を行ったときの例を示している。
【0066】
図11(a)において、矢印a1の時点でトリガースイッチが操作されると、その時刻t1で、そこから半拍進んだ時刻t2の位置に再生位置が移行される。また、図11(b)において、矢印a2の時点でトリガースイッチが操作されると、その時刻t4で、そこから半拍前の時刻t3の位置に再生位置が移行される。
【0067】
このように、本実施の形態では、トリガースイッチが操作されると直ちに、その再生位置が半拍進むまたは戻るので、再生位置が移行した瞬間において、演奏のつながりが不自然になる可能性はあるものの、待ち時間なく直ちに変拍子演奏を行うことができる。
【0068】
なお、第1の実施の形態、および、再生位置が先に裏拍に到達した場合の第3の実施の形態において、3連系の伴奏パターンデータが再生されているときには、3連音符の2番目の音符の位置に到達した時点で表拍(3連音符の1番目の位置)に移行するようにしてもよいし、3連音符の3番目の音符の位置に到達した時点で表拍に移行するようにしてもよい。このとき、どちらか先に到達した時点で、表拍に移行してもよいし、どちらか一方のタイミングに固定されていてもよい(すなわち、2番目の音符の位置に到達したときは表拍に移行するが、3番目の音符の位置に到達したときは移行しない。または、その逆。)。または、ランダムまたは交互に2番目と3番目とが切り替わるようにしてもよい。また、これらの各種移行態様の中からユーザが好みの態様を選択できるようにしてもよい。
【0069】
また、第2の実施の形態、および、再生位置が先に表拍に到達した場合の第3の実施の形態において、3連系の伴奏パターンデータが再生されているときには、表拍に到達した時点で3連音符の2番目の位置に移行するようにしてもよいし、3連音符の3番目の位置に移行するようにしてもよい。このとき、移行先がどちらか一方のタイミングに固定されていてもよいし、ランダムまたは交互に2番目と3番目が切り替わるようにしてもよい。
【0070】
さらに、第4の実施の形態において、3連系の伴奏パターンデータが再生されているときには、進める或いは戻す量は3連音符の音符1つ分でも2つ分でもよく、どちらか一方の量に固定されていてもよいし、ランダムまたは交互に1つ分と2つ分とが切り替わるようにしてもよい。
【0071】
また、第1〜第4の実施の形態において、自動伴奏パターンは最初にユーザが選択するようにしたが、これに限らず、自動伴奏パターンの中に「8ビート」、「16ビート」、「3連系」といった情報を持つようにし、どのタイミング(8分音符、16分音符、3連音符)に移行する、またはどのタイミングになったときに移行する等の制御を自動的に行うようにしてもよい。または、どのタイミングに移行する、またはどのタイミングになったときに移行する等の設定を、ユーザが任意に行えるようにしてもよい。特に、16ビートの場合、16分音符ではなく8分音符のタイミングに移行、または16分音符ではなく8分音符のタイミングになったときに移行する、という設定にできるようにしてもよい。または、トリガー操作子として、8分音符タイミングでの移行を指示する操作子、16分音符での移行を指示する操作子をそれぞれ別個に設けて、リアルタイムにどちらかを指示できるようにしてもよい。
【0072】
また、自動伴奏パターンデータが複数パートからなる場合、すべてのパートについて変拍子演奏を行うのではなく、特定の1または複数パートのみ(たとえば、リズムパートのみ、または、リズムパートとベースパートのみ等)について変拍子演奏を行うようにしてもよい。この場合には、変拍子演奏を行わないパートについては、従来通りの自動伴奏を行うようにすればよい。
【0073】
さらに、自動伴奏とともに拍タイミングを表示するようにしてもよく、拍タイミング表示の方法は、ビートリバース機能によってビートが逆転しているか否かの状態に拘わらず常に一定の拍タイミングを表示するようにしてもよいし、または、ビートの逆転と同期して拍タイミングも逆転させるようにしてもよい。
【0074】
また、ビートリバース機能によってビートが逆転するのに合わせて、伴奏パターンも切り替えるようにしてもよい。この場合、フィルインパターンのように、一瞬だけ異なる伴奏パターンに切り替わった後、元のパターンに戻るようにしてもよいし、次のビートリバース時点まで、切り替わったパターンが持続するようにしてもよい。
【0075】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0076】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0077】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、前記フロッピーディスク20、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM21、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM6などを用いることができる。また、他のMIDI機器100や通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102からプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0078】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
【0079】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1および4記載の発明によれば、トリガーが発生された後、裏拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が所定の表拍の位置に移行するので、ユーザが変拍子演奏の指示を行うタイミングに気を遣わなくても、自分の意図した通りの正確なタイミングで自然な変拍子演奏を行うことが可能となる効果を奏する。
【0081】
また、請求項2および5記載の発明によれば、トリガーが発生された後、表拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が所定の裏拍の位置に移行するので、ユーザが変拍子演奏の指示を行うタイミングに気を遣わなくても、自分の意図した通りの正確なタイミングで自然な変拍子演奏を行うことができる。
【0082】
さらに、請求項3および6記載の発明によれば、トリガーが発生された直後に、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が半拍直前または半拍直後の位置に移行するので、待ち時間なく直ちに変拍子演奏を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動伴奏装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のRAMの所定領域に記憶された伴奏パターンデータの一例を示す図である。
【図3】図1の自動伴奏装置、特にCPUが実行するトリガー検出処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図4】図1のCPUが実行する自動伴奏処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の自動伴奏装置による変拍子演奏の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る自動伴奏装置のCPUが実行する自動伴奏処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図7】図6の自動伴奏装置による変拍子演奏の一例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る自動伴奏装置のCPUが実行する自動伴奏処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図9】図7の自動伴奏装置による変拍子演奏の一例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る自動伴奏装置のCPUが実行する自動伴奏処理サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図11】図10の自動伴奏装置による変拍子演奏の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 パネルスイッチ(トリガー発生手段)
5 CPU(再生手段、検出手段、制御手段)
6 ROM(記憶手段)

Claims (6)

  1. 自動伴奏を行うための各種イベントデータからなる自動伴奏パターンデータを記憶する記憶手段と、
    該記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生手段と、
    変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生手段と、
    前記再生手段による当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が裏拍に到達したことを検出する検出手段と、
    前記トリガー発生手段によってトリガーが発生された後、前記検出手段によって裏拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の表拍の位置に移行させるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 自動伴奏を行うための各種イベントデータからなる自動伴奏パターンデータを記憶する記憶手段と、
    該記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生手段と、
    変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生手段と、
    前記再生手段による当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が表拍に到達したことを検出する検出手段と、
    前記トリガー発生手段によってトリガーが発生された後、前記検出手段によって表拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の裏拍の位置に移行させるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする自動伴奏装置。
  3. 自動伴奏を行うための各種イベントデータからなる自動伴奏パターンデータを記憶する記憶手段と、
    該記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生手段と、
    変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生手段と、
    前記トリガー発生手段によってトリガーが発生されたときに、前記再生手段による当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を半拍直前または半拍直後の位置に移行させるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする自動伴奏装置。
  4. 記憶手段に記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生ステップと、
    変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生ステップと、
    前記再生ステップによる当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が裏拍に到達したことを検出する検出ステップと、
    前記トリガー発生ステップによってトリガーが発生された後、前記検出ステップによって裏拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の表拍の位置に移行させるように制御する制御ステップ
    を有する自動伴奏方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  5. 記憶手段に記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生ステップと、
    変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生ステップと、
    前記再生ステップによる当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置が表拍に到達したことを検出する検出ステップと、
    前記トリガー発生ステップによってトリガーが発生された後、前記検出ステップによって表拍が検出されたときに、当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を所定の裏拍の位置に移行させるように制御する制御ステップ
    を有する自動伴奏方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  6. 記憶手段に記憶された自動伴奏パターンデータの各イベントデータを読み出して再生する再生ステップと、
    変拍子への移行要求を示すトリガーを発生するトリガー発生ステップと、
    前記トリガー発生ステップによってトリガーが発生されたときに、前記再生ステップによる当該自動伴奏パターンデータの読み出し位置を半拍直前または半拍直後の位置に移行させるように制御する制御ステップ
    を有する自動伴奏方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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