JP3603542B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、2世帯住宅などで適用される、他方の住宅の呼出しへの代理応答機能を備えたインターホンシステムに関する。
【従来の技術】
【0003】
近時、1つの住宅に生活空間を異にした2家族が同居する形態の2世帯住宅が普及してきており、このような住宅のインターホンシステムは、図3に示すように構成になっている。
【0004】
2世帯住宅では、来客への対応を別々に行うため、各世帯の玄関口にドアホン子器を1台ずつ(B1,B2)備え、各世帯に設置されたインターホン親機A、あるいは、インターホン副親機A1〜A3とのインターホン通話を可能にしており、また、各親機A,A1〜A3間は、内線通話(異世帯間、同世帯間)が可能になっている。
【0005】
いずれか一方の世帯に設置された1台のインターホン親機Aには、2台のドアホン子器B1,B2を接続しており、インターホン副親機A1〜A3は、インターホン親機Aにシリアル接続されている。ここでは、インターホン親機Aと副親機A1を親世帯に、副親機A2,A3を子世帯に設置した例を示している。
【0006】
このような構成において、インターホン親機A、副親機A1〜A3の各々には、呼出音を鳴動させる子器B1,B2を設定する子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3を備えており、各世帯毎に、この設定を変えることによって、2台のドアホン子器B1,B2に呼出しのいずれか一方に対してのみ、呼出音を鳴動させ、応答するようになっている。
【0007】
ここでは、親世帯の親機A,A1の子器鳴動選択スイッチsw,sw1は、子器B1に対してのみ呼出音を鳴動させ、子世帯の親機A2,A3の子器鳴動選択スイッチsw2,sw3は、子器B2に対してのみ呼出音を鳴動させる設定になっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、上記従来のインターホンシステムでは、一方の世帯が留守にするような場合に、この世帯に対応したドアホン子器から呼出があったとしても、他方の世帯の親機では、呼出音が鳴動しないので、代理して応答することができなかった。
【0009】
また、呼出音を鳴動させ、代理応答しようとすれば、予め、子器鳴動選択スイッチの設定を変えておく必要があるが、このスイッチは、通常、親機に内蔵されていたり、裏面に設けられており、また、ディップスイッチのように、設定の変更が容易にできない構成になっているため、実際に代理応答を行うのは困難であった。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ドアホン子器からの他の世帯に対する呼出しの代理応答が容易に出来るインターホンシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のインターホンシステムでは、インターホン親機と、複数のドアホン子器と、インターホン親機に接続されたインターホン副親機とで構成され、インターホン親機とインターホン副親機には、応答すべきドアホン子器を設定する応答選択設定手段を設けた構成において、インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、いずれのドアホン子器からの呼出しにも応答可能な代理応答機能を備えた構成としており、インターホン親機に代理応答機能を設定・解除したときには、このインターホン親機に接続されたインターホン副親機の代理応答機能も、同時に設定・解除させる機能を更に備えた構成としている
【0012】
ここに、親機(副親機を含む)の代理応答機能は、ドアホン子器(自身を呼び出すドアホン子器と、代理応答の対象となる他の親機を呼び出すドアホン子器)からの呼出しに対し、応答を可能にする親機を、自身のみ、他の親機のみ、代理される親機を含むすべての親機、自世帯あるいは他世帯のいずれか一方のすべて又は特定の親機などに設定できる。
【0013】
請求項2では、インターホン親機と、複数のドアホン子器と、インターホン親機に接続されたインターホン副親機とで構成され、インターホン親機とインターホン副親機には、応答すべきドアホン子器を設定する応答選択設定手段を設けた構成において、インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、いずれのドアホン子器からの呼出しにも応答可能な代理応答機能を備えた構成としており、インターホン副親機に代理応答機能を設定・解除したときには、インターホン親機及び他のインターホン副親機の代理応答機能も、同時に設定・解除させる機能を更に備えた構成としている。
【0014】
請求項3では、請求項1または2において、インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、代理応答機能を設定・解除させるための代理応答設定スイッチを設けた構成としている。
【0015】
請求項4では、請求項1〜3において、インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、代理応答設定スイッチを操作して代理応答機能を設定したときには、応答選択設定手段の設定にかかわらず、いずれのドアホン子器からの呼出しにも応答可能とする構成としている。
【0016】
請求項5では、請求項1〜4のいずれかにおいて、インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、代理応答機能の設定・解除の状態を示す代理応答表示部を設けた構成としている。
【0017】
請求項6では、請求項1〜5のいずれかにおいて、インターホン親機及びインターホン副親機の代理応答機能は、それぞれのインターホン親機、インターホン副親機毎に独立して設定・解除される構成としている。これは、各親機の代理応答機能が、それぞれ別個に各機において設定されることの他に、1台の親機から他の親機に一斉に制御信号を送出して、それぞれの親機に設定されることを含んでいる。
【0018】
請求項7では、請求項1〜6のいずれかにおいて、インターホン親機、インターホン副親機は、それぞれのドアホン子器からの呼出時の鳴動音を異ならせる構成としている。
【0019】
請求項8では、請求項1〜7のいずれかにおいて、ドアホン子器はカメラ付きドアホン子器であり、インターホン親機、インターホン副親機は、いずれもモニタテレビ付きインターホン親機である構成としている。
【0020】
請求項9では、請求項1〜8のいずれかにおいて、インターホン親機は、複数のドアホン子器を接続するとともに、インターホン副親機をシリアル接続する構成としている。
【発明の実施の形態】
【0021】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。
【0022】
図1は、インターホンシステムの構成を示した図である。ここでは、親世帯と子世帯からなる2世帯住宅のインターホンシステムを示しているが、これには限定されず、複数のドアホン子器と、複数のインターホン親機(親機と副親機)とからなるインターホンシステムであればよく、例えば、ドアホン子器を玄関口と裏口とに設置し、それぞれ応答する親機が異なるようなシステム構成であってもよい。
【0023】
図示する2世帯住宅では、来客の対応を別々に行うため、各世帯の玄関口にドアホン子器を1台ずつ(B1,B2)備え、各世帯に対応して設置されたインターホン親機A、あるいは、インターホン副親機A1〜A3とのインターホン通話を可能にするとともに、各親機A,A1〜A3間の内線通話(異世帯間、同世帯間)を可能にしている。
【0024】
親世帯に設置されたインターホン親機Aには、2台のドアホン子器B1,B2を接続しており、インターホン副親機A1〜A3は、インターホン親機Aにシリアル接続されている。ここでは、親世帯にインターホン親機Aと副親機A1の2台を、子世帯に副親機A2,A3の2台を設置している例を示している。
【0025】
なお、接続形態は、図示したものには限定されず、例えば、親機Aと副親機A1〜A3をパラレル接続したような形態でもよく、複数の子器B1,B2に対し、複数の親機A,A1〜A3が応答できる構成であればよい。
【0026】
このような構成において、各親機A,A1〜A3の各々には、応答選択設定手段として、ディップスイッチなどで構成された、呼出音を鳴動させる子器B1,B2を設定する子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3を備えており、各世帯毎にこの設定を変えることによって、2台のドアホン子器B1,B2の呼出しのいずれか一方に対してのみ、呼出音を鳴動させ、応答するようになっている。
【0027】
ここでは、親世帯の親機A,A1の子器鳴動選択スイッチsw,sw1は、子器B1に対してのみ呼出音を鳴動させ、子世帯の親機A2,A3の子器鳴動選択スイッチsw2,sw3は、子器B2に対してのみ呼出音を鳴動させる設定になっている。
【0028】
両世帯ともに在宅中であれば、上記の構成によってインターホンシステムは問題なく使用されるが、いずれか一方の世帯が留守(不在)になる場合であって、他方の世帯に自己あてのドアホン子器B1,B2からの呼出しに代理応答を頼みむときには、本システムは以下のように動作する。
【0029】
代理応答機能を実現するため、各親機A,A1〜A3には、代理応答表示部として代理応答ランプ(LED)l,l1〜l3と、代理応答設定スイッチとして代理応答ボタンb,b1〜b3を設けている。
【0030】
例えば、子世帯が留守にするときであり、副親機A3において代理応答機能を設定する場合を説明すると、まず、子世帯側は親世帯側に内線通話によって留守にするので代理応答して欲しい旨を伝える。この通話によって代理応答の許可を得れば、子世帯の副親機A3の代理応答ボタンb3を操作する。すると、両世帯のすべての親機A,A1〜A3の代理応答ランプl,l1〜l3が点灯(あるいは点滅)する。これによって、子世帯側では代理応答を依頼したことが分かり、一方の親世帯側では、以降の呼出しが子世帯への呼出しも含んでいることが分かる。
【0031】
すなわち、代理応答ボタンb3を操作した親機A3と、信号線Lを通じて代理応答の制御信号を受けた親機A,A1,A2は、子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3の設定を一時無効として、いずれのドアホン子器B1,B2から呼出があったとしても、呼出音を鳴動させるようにする。
【0032】
その後、子世帯の住人が帰宅したときには、自世帯にある親機A2,A3のいずれかの代理応答ボタンb2,b3を操作すれば、すべての親機A,A1〜A3の代理応答ランプl,l1〜l3は消灯し、子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3の設定が有効に戻る。
【0033】
このように、本発明では、インターホン親機A、副親機A1〜A3に代理応答機能を設定・解除したときには、他の親機A,A1〜A3の代理応答機能も、同時に設定・解除させることができる。この場合は、個々に代理応答を設定するときと区別するために、代理応答ボタンb,b1〜b3とは別に、各親機A,A1〜A3に、代理応答一斉設定ボタンを設けてもよい。
【0034】
なお、代理応答機能の設定は、これだけには限定されず、留守にする世帯側が代理応答ボタンb,b1〜b3を操作をしたときに、自己の世帯の親機A,A1〜A3は子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3の設定は有効にしたまま、他方の世帯のすべて親機A,A1〜A3あるいは特定の親機A,A1〜A3にのみ、代理応答機能を設定する(子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3の設定を無効にする)ようにしてもよい。この場合、留守にする世帯側は、帰宅したときに代理応答を依頼していることが分かるために、代理応答機能の設定とは無関係に、代理応答ランプl、l1〜l3を点灯しておく必要がある。
【0035】
また、代理応答する側が、連絡を受けたときに、親機A,A1〜A3の代理応答ボタンb,b1〜b3を操作して、代理応答機能を設定してもよい。このときも、すべての親機A,A1〜A3の子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3の鳴動を無効としてもよいが、操作した親機A,A1〜A3のみや、自世帯のすべての親機A,A1〜A3のみの子器鳴動選択スイッチsw,sw1〜sw3を無効としてもよい。
【0036】
このように、インターホン親機A、副親機A1〜A3の代理応答機能は、それぞれの親機A,A1〜A3毎に独立して設定・解除することもできる。これは、それぞれ別個に各機においてボタン操作で設定ができること以外に、親機Aから各副親機A1〜A3、または、副親機A1〜A3のいずれかから他の親機A,A1〜A3に一斉に制御信号を送出し、個々に代理応答機能を設定する場合なども含んでいる。
【0037】
次に、上記代理応答機能を実現するための、インターホン親機A,A1〜A3の内部構成を、図2に示す。ここでは、インターホン親機Aに、信号線L(多重信号線)を介し、シリアルに接続される複数のインターホン副親機A1〜A3は、すべて同様の構成になっているので、そのうちの1台のみ(A1)を示している。
【0038】
親機Aは、CPU1が以下の各部を制御しており、呼出検出回路2において、ドアホン子器B1,B2のいずれかからの呼出しを検出すると、CPU1は、切換部3を呼出元であるいずれかの子器B1,B2側に切り換えて、子器給電回路5から子器B1,B2側に電源を供給する。
【0039】
このとき、代理応答機能の設定がされていれば、子器鳴動選択スイッチswの設定を参照せずに、無条件に、呼出音発生回路8によりスピーカ9から呼出音を鳴動させる。一方、代理応答機能の設定がされていなければ、子器鳴動選択スイッチswの設定を参照して、呼出元の子器B1,B2が「鳴動ON」の設定になっていると呼出音を鳴動させ、「鳴動OFF」の設定になっているときは呼出音を鳴動させない。
【0040】
呼出音を鳴動させるときは、同時にTV回路6を作動して、子器B1,B2側の映像を映し出す。すなわち、この図では、ドアホン子器B1,B2は、カメラ付きドアホン子器であり、インターホン親機A、インターホン副親機A1は、いずれもモニタテレビ付きインターホン親機である場合を示している。
【0041】
TV回路6で映し出された映像を見て、ハンドセット(不図示)を取り上げる等して応答すれば、多重化回路4を通じて通話信号を送受し、通話回路7と、スピーカ9、マイク10によるインターホン通話を可能とする。
【0042】
なお、親機Aは、呼出検出回路2によって呼出信号を検出したときは、コマンド送受信回路12によって多重化回路11から、呼出しがあった子器B1,B2を示した呼出コマンドを、副親機A1側に送出している。
【0043】
副親機A1側のCPU21は、多重化回路27によって多重化された信号を受信し、コマンド送受信回路28によって呼出コマンドを受信したときは、親機Aと同様に、代理応答機能の設定と、子器鳴動選択スイッチsw1の設定によって、呼出音を鳴動させるか否かを判断し、鳴動させるときには、呼出音発生回路24によりスピーカ25から呼出音を鳴動させる。
【0044】
呼出音を鳴動させるときは、同時にTV回路22を作動して、子器B1,B2側の映像を映し出すので、呼出しに対して応答すれば、多重化回路27を通じて通話信号を送受し、通話回路23と、スピーカ25、マイク26によってインターホン通話を可能とする。
【0045】
以上には、既に代理応答が設定されている場合を説明したが、代理応答機能を設定するときには、代理応答ボタンb,b1を操作すれば、CPU1,21がこれを検知して、代理応答ランプl,l1を点灯し、代理応答機能を設定、つまり、子器鳴動選択スイッチsw,sw1の設定を無効にしてから、コマンド送受信回路12,28によって、他の親機A,A1に代理応答コマンドを送信する。他の親機A,A1は、コマンド送受信回路12,28によって、代理応答コマンドを受信すると、代理応答ランプl,l1を点灯するとともに、代理応答機能を設定、つまり、子器鳴動選択スイッチsw,sw1の設定を無効にする。また、代理応答機能を解除するときには、代理応答解除コマンドを送受して、子器鳴動選択スイッチsw,sw1の設定を有効に戻す。
【0046】
ここには、すべての親機A,A1〜A3に対し、一斉に代理応答機能を設定・解除する場合について説明したが、上述したように、個々に代理応答機能を設定・解除することもでき、その場合は、代理応答コマンド、代理応答解除コマンド内に、コマンドが対象とする親機A,A1〜A3のアドレスなどを付加するようにし、このコマンドを受信した親機A,A1〜A3側で、自己宛のコマンドかどうかを判断して、動作するようにすればよい。
【0047】
次に、本発明のインターホンシステムの別の構成について説明する。
【0048】
各親機A,A1〜A3は、各ドアホン子器B1,B2からの呼出時の鳴動音を異ならせる構成にすることができる。この場合、親機AのCPU1は、呼出検出回路2によって検出した呼出元に応じて、また、副親機A1(A2,A3)は、コマンド送受信回路28によって受信した呼出コマンドに応じて、呼出音発生回路8,24による呼出音の鳴動を変化させる。
【0049】
また、ドアホン子器B1,B2にカメラを備えず、また、各親機A,A1〜A3にもモニタテレビ(TV回路6,22)を備えないインターホン通話のみのシステムにも、本発明は適用される。
【0050】
更に、副親機A1〜A3を接続しない1台のインターホン親機Aと、複数のドアホン子器B1,B2のみからなるインターホンシステムにも、本発明を適用できる。この場合、インターホン親機Aは、子器鳴動選択スイッチswによって、呼出音を鳴動させる子器B1又はB2を設定しておき、代理応答ボタンbを操作したときに、いずれの子器B1,B2からの呼出しに対しても呼出音を鳴動させる。
【0051】
すなわち、このときの親機Aの代理応答機能は、応答するドアホン子器B1,B2を、いずれか一方の特定の子器のみとするか、両方(すべて)の子器とするかの変更機能を果たす。例えば、昼間は代理応答ボタンbを操作して(代理応答機能設定)、すべての子器B1,B2に対し呼出音が鳴動するようにし、夜間は代理応答ボタンbを再操作して(代理応答機能解除)、特定の子器B1又はB2のみ呼出音が鳴動するようにできる。
【発明の効果】
【0052】
以上の説明からも理解できるように、本発明に係るインターホンシステムによれば、以下の効果を奏する。
【0053】
請求項1によれば、インターホン親機、インターホン副親機では、予め設定されている子器以外からの呼出しにも応答する代理応答が可能になる。したがって、2世帯住宅などでは、留守にするときに、他方の世帯に代理応答を依頼しておけば、大事な来客の用件を聞いておいてもらうことができる。
【0054】
また、インターホン親機に代理応答機能を設定・解除したときに、同時に、他の親機の代理応答機能も設定・解除させることができるので、いちいち、各親機を設定操作する必要がなく便利である。
【0055】
請求項2によれば、インターホン親機、インターホン副親機では、予め設定されている子器以外からの呼出しにも応答する代理応答が可能になる。したがって、2世帯住宅などでは、留守にするときに、他方の世帯に代理応答を依頼しておけば、大事な来客の用件を聞いておいてもらうことができる。
【0056】
また、インターホン副親機に代理応答機能を設定・解除したときに、同時に、他の親機の代理応答機能も設定・解除させることができるので、いちいち、各親機を設定操作する必要がなく便利である。
【0057】
請求項3では、インターホン親機、インターホン副親機に、代理応答設定スイッチを設けているので、簡単な操作で代理応答の設定・解除ができる。また、請求項4では、代理応答設定スイッチを操作すれば、応答選択設定手段の設定を無効にし、すべてのドアホン子器からの呼出しに対し応答可能にするだけでよいので、簡単なソフトの変更で対処できる。
【0058】
請求項5では、インターホン親機、インターホン副親機に、代理応答表示部を設けているので、各親機において、代理応答機能が設定されているか、解除されているかが容易に確認できる。
【0059】
請求項6では、インターホン親機、副親機毎に独立して、代理応答機能を設定・解除できるので、生活状況にあった代理応答が出来る。
【0060】
請求項7では、各親機は、各ドアホン子器からの呼出時の鳴動音を異ならせるので、代理応答機能が設定されている最中に、自己宛の呼出しなのか、代理応答すべき呼出しなのかが容易に判別できる。
【0061】
請求項8では、代理応答機能を備えたテレビインターホンシステムを構築できる。
【0062】
請求項9によれば、複数のドアホン子器を接続したインターホン親機に、インターホン副親機をシリアル接続した構成なので、配線が分散せず施工が容易であり、システム配線をシンプル化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターホンシステムの構成の一例を示す図である。
【図2】本発明のインターホンシステムの要部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】従来のインターホンシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
A・・・インターホン親機
A1〜A3・・・インターホン副親機
B1,B2・・・ドアホン子器
sw,sw1〜sw3・・・子器鳴動選択スイッチ
b,b1〜b3・・・代理応答ボタン
l,l1〜l3・・・代理応答ランプ

Claims (9)

  1. インターホン親機と、複数のドアホン子器と、インターホン親機に接続されたインターホン副親機とで構成され、インターホン親機とインターホン副親機には、応答すべきドアホン子器を設定する応答選択設定手段を設けているインターホンシステムにおいて、
    上記インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、いずれのドアホン子器からの呼出しにも応答可能な代理応答機能を備えた構成としており、
    上記インターホン親機に代理応答機能を設定・解除したときには、このインターホン親機に接続されたインターホン副親機の代理応答機能も、同時に設定・解除させる機能を更に備えた構成としているインターホンシステム。
  2. インターホン親機と、複数のドアホン子器と、インターホン親機に接続されたインターホン副親機とで構成され、インターホン親機とインターホン副親機には、応答すべきドアホン子器を設定する応答選択設定手段を設けているインターホンシステムにおいて、
    上記インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、いずれのドアホン子器からの呼出しにも応答可能な代理応答機能を備えた構成としており、
    上記インターホン副親機に代理応答機能を設定・解除したときには、インターホン親機及び他のインターホン副親機の代理応答機能も、同時に設定・解除させる機能を更に備えた構成としているインターホンシステム。
  3. 請求項1または2において、
    上記インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、代理応答機能を設定・解除させるための代理応答設定スイッチを設けた構成としているインターホンシステム。
  4. 請求項1〜3において、
    上記インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、上記代理応答設定スイッチを操作して代理応答機能を設定したときには、上記応答選択設定手段の設定にかかわらず、いずれのドアホン子器からの呼出しにも応答可能とする構成としているインターホンシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機及び/又はインターホン副親機は、代理応答機能の設定・解除の状態を示す代理応答表示部を設けた構成としているインターホンシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機及びインターホン副親機の代理応答機能は、それぞれのインターホン親機、インターホン副親機毎に独立して設定・解除される構成としているインターホンシステム。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機、インターホン副親機は、それぞれのドアホン子器からの呼出時の鳴動音を異ならせる構成としているインターホンシステム。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    上記ドアホン子器はカメラ付きドアホン子器であり、
    上記インターホン親機、インターホン副親機は、いずれもモニタテレビ付きインターホン親機である構成としているインターホンシステム。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機は、上記複数のドアホン子器を接続するとともに、上記インターホン副親機をシリアル接続する構成としているインターホンシステム。
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