JP3601174B2 - 露光装置及び露光方法 - Google Patents

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は露光装置及び露光方法に関し、例えば液晶表示装置を製造するための感光基板に大面積のパターンを露光する際に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
従来、感光基板に大面積のパターンを露光する際には、所望の面積に達するまで部分パターンを繰り返し露光していた。一方、液晶表示装置を製造するための感光基板は、近年大面積化が所望されている。このため露光装置に対しては、単位時間当たりの露光領域の拡大が望まれていた。この単位時間当たりの露光領域を拡大するため、複数の投影光学系を備えた走査型露光装置が提案されている。
【0003】
この走査型露光装置は、複数の照明光学系が設けられており、それぞれの照明光学系から射出された光束でマスク上の異なる小領域(照明領域)をそれぞれ照明する。因みに、この走査型露光装置の照明光学系は、光源から射出されフライアイレンズ等を含む光学系を介して光量を均一化した光束を視野絞りによつて所望の形状に整形してマスクのパターン面上を照明する。
続いてこの走査型露光装置は、照明されたマスク上のパターン像を複数の投影光学系のそれぞれを介して感光基板上の異なる投影領域に投影して結像する。この走査型露光装置は、マスクと感光基板とを同期して、照明光学系及び投影光学系に対して走査して、マスク上のパターン領域の全面を感光基板上に転写する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、感光基板にマスク上のパターンを転写する際のレジストの露光量には適正値がある。露光量は光源から射出された光束の照度と露光時間との積すなわち露光量=基板面上の露光照度×露光時間で表される。光源から射出された光束の照度は光源の輝度に比例して増減する。また光源の輝度は、使用初期に最大であり使用時間に応じて減少する。
このため光源の輝度が大きい場合、上述の走査型露光装置は、露光時間を短くするため、マスク及び基板の走査速度を上げる必要がある。これに対して、光源の輝度が小さくなると、上述の走査型露光装置は、感光基板上のレジストに対して一定露光量を得るように走査速度を下げる必要が有る。
【0005】
ところが、光源の輝度は製造誤差により一般的に不均一である。また照明光学系及び投影光学系に対するマスク及び基板の走査速度は、制御系の特性により一般に上限が有る。すなわち走査速度だけの制御によつて露光時間を短くするには限界が有る。
このため、上限の走査速度によつて対応できない程に光源の輝度が大き過ぎると、上限の走査速度による露光時間と適正露光に必要な走査速度による露光時間との差分が過剰露光時間となつて、マスクのパターンを感光基板に正確に転写できなくなるという問題があつた。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、照明光学系に対する感光基板の走査速度の制御だけで露光量を適切値に調節できない程に光源の輝度が過大であつても、感光基板に適正な露光量を与え得る露光装置及び露光方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、一実施例を表す図2に対応付けて説明すると、請求項1に記載の露光装置では、複数の超高圧水銀ランプ10からそれぞれ射出された複数の光束L6 〜L8 を光ガイド14によつて集光した後に光ガイド14によつて分割して得た複数の光束L1 〜L5 によつて、パターンが形成されたマスク上の互いに異なる複数の照明領域M1〜M5をそれぞれ照明する照明光学系2と、複数の照明領域M1〜M5に対応して配置された複数の投影光学系4A〜4Eとを有し、複数の照明領域M1〜M5のそれぞれの像を複数の投影光学系4A〜4Eのそれぞれを介して感光基板5上に投影する露光装置において、複数の超高圧水銀ランプ10が射出したそれぞれの光束L6 〜L8 を開口率で規制する複数のシヤツタ12と、光束L1 〜L5 の照度を検出する光検出素子21と、照度信号S1〜S5に基づいて、複数のシヤツタ12によるそれぞれの開口率と、複数の光束L1 〜L5 の照度とを対応付けて照度データS6として記憶するメモリ23と、メモリ23に記憶した照度データS6に基づいて、光束L 〜L の照度が所定値となるように、光束L 〜L 中の任意の光束成分を射出している超高圧水銀ランプ10が射出する光束L 〜L を開口率で規制するようにシヤツタ12を制御する制御部22とを設けるようにする。
【0008】
請求項2に記載の露光装置では、光ガイド14は、複数の光フアイバを束ねて構成されている。
請求項3に記載の露光装置では、シヤツタ12は、光束L〜Lを通過させる開口部の開口率を制御して、光束L〜Lを規制する。
請求項4に記載の露光装置では、複数の投影光学系4A〜4Eの一部4A、4C及び4Eは、光軸がY方向に沿つて一列に配置されており、複数の投影光学系4A〜4Eの他の一部4B及び4Dは、光軸が複数の投影光学系の一部4A、4C及び4Eと平行に、かつ所定間隔をおいて一列に配置されており、Y方向とほぼ直交し、かつ感光基板5の面内方向にマスク3と感光基板5とを同期して走査する。
【0009】
請求項5に記載の露光装置では、第1及び第2の超高圧水銀ランプ10からそれぞれ射出された光束L及びLを光ガイド14によつて集光した後に光ガイド14によつて分割して得た第1及び第2の光束L及びLによつて、パターンが形成されたマスク5上の互いに異なる第1及び第2の照明領域M1及びM2をそれぞれ照明し、第1及び第2の照明領域M1及びM2のそれぞれの像を第1及び第2の投影光学系4A及び4Bをそれぞれ介して感光基板5上に投影する露光方法において、第1の超高圧水銀ランプ10から射出された光束Lを開口率で規制する第1のシヤツタ12による光束Lに対する開口率毎に、第1及び第2の光束L及びLの照度を検出する第1の処理と、第2の超高圧水銀ランプ10から射出された光束Lを開口率で規制する第2のシヤツタ12による光束Lに対する開口率毎に、第1及び第2の光束L及びLの照度を検出する第2の処理と、第1及び第2の処理による照度信号S1及びS2に基づいて、第1及び第2のシヤツタ12によるそれぞれの開口率と、第1及び第2の光束L及びLの照度とを対応付けて照度データS6として記憶する第3の処理と、パターンを感光基板5上に投影する際に、第1及び第2の光束L及びLの照度を均一にするよう、第3の処理による照度データS6に基づいて、第1及び第2のシヤツタ12を制御する第4の処理とを設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0011】
図1は全体として走査型露光装置1を示し、大面積のパターンを一次元の走査だけで露光する。走査型露光装置1は、照明光学系2から照度を均一化した5つの光束L〜Lを射出し、この光束L〜Lによつてマスク3上のそれぞれ異なる小さな照明領域M1〜M5を照明する。走査型露光装置1は、マスク3を透過した複数の光束をそれぞれ異なる投影光学系4A〜4Eを介して、液晶表示装置を製造するための感光基板5上に投影して、異なる5つの投影領域P1〜P5に照明領域M1〜M5のパターン像を結像させる。
【0012】
因に、感光基板5上の投影領域P1〜P5は、隣り合う投影領域(例えばP1とP2、P2とP3)がX方向に互いに所定距離隔てられていると共に、隣り合う投影領域の端部同士がX方向と直交したY方向に重複するように配置されている。このため、投影光学系4A〜4Eもそれぞれの投影領域P1〜P5の配置に対応してX方向に所定距離隔てられていると共に、Y方向に重複して配置されている。
【0013】
投影光学系4A〜4Eはいずれも等倍正立系であり、その配置はマスク3上の照明領域M1〜M5と同じ配置となる。従つて、照明領域M1〜M5のパターン像が結像される投影領域P1〜P5の配置は照明領域M1〜M5と同様である。照明光学系2の光束L〜Lの光軸の平面配置は、マスク3上の照明領域M1〜M5と同様に配置されている。
【0014】
マスク3と感光基板5とは互いに対面した状態でステージ保持台6に一体に保持されている。これによりマスク3と感光基板5とは、相互の位置が一定となるように機械的に結合されていることになる。ステージ保持台6には、走査方向(X方向)に長ストロークで駆動する駆動装置が設けられている。
走査のとき走査型露光装置1は、この駆動装置によつてステージ保持台6をX方向へ駆動して、マスク3及び感光基板5を照明光学系2及び投影光学系4A〜4Eに対して一次元に同期走査させる。この同期走査によつてマスク3におけるパターン領域3Aの全面の像を感光基板5の感光面5Aに転写することができる。
【0015】
マスク3はステージ保持台6上に配置されたマスクステージ7に支持されており、複数の微動アクチユエータ(図示せず)によつてマスク3の面内方向の任意の位置に位置決めされる。これにより、走査型露光装置1は、この微動アクチユエータで位置決めして、投影光学系4A〜4Eに対するステージ保持台6の傾きに起因したパターン像の位置ずれを補正することができる。
【0016】
図2に示すように、照明光学系2は、例えば3つの超高圧水銀ランプ10が配設されており、この超高圧水銀ランプ10からそれぞれ射出された光束L〜Lを楕円鏡11、シヤツタ12、レンズ系13を介して、複数の光フアイバを束ねて構成された光ガイド14に入射して集光する。
照明光学系2は、集光した光束L〜Lを光ガイド14によつて5つの光束L〜Lに分割し、分割して得たそれぞれの光束L〜Lを射出部内のフライアイレンズ(図示せず)によつて照度を均一化して射出させる。
因みに、シャッタ12は通常の照明光学系の構成でも使用されており、部品点数を増加させることはない。
【0017】
続いて、照明光学系2は、例えば光束Lをハーフミラー15、コンデンサレンズ16を介して視野絞り17に照射し、この視野絞り17によつて光束Lを所望の形状にそれぞれ整形する。照明光学系2は、整形した光束Lをリレーレンズ18及び19を介してマスク3のパターン面上に照射して視野絞り17の像を形成する。
【0018】
照明光学系2は、光ガイド14の出射端とコンデンサレンズ16との間にハーフミラー15が設けられており、光束Lの一部を光検出素子21に入射する。照明光学系2は、光束L〜Lも光束Lと同様に処理してマスク3のパターン面上に照射すると共に、それぞれの光束L〜Lの一部を光検出素子21に入射する。
【0019】
照明光学系2は、ハーフミラー15、レンズ系20を介して光検出素子21に与えた一部の光束のそれぞれの照度に応じて照度信号S1〜S5を光検出素子21に生成させ、この照度信号S1〜S5を制御部22に与える。照明光学系2は、照度信号S1〜S5に基づいて、それぞれの光束L〜Lの照度を制御部22で求め、それぞれのシヤツタ12の開口率と対応付けて生成した照度データS6をメモリ23に記憶する。
【0020】
照明光学系2は、メモリ23に記憶した照度データS6を制御部22に読み出し、この照度データS6に基づいて制御部22で生成した制御信号S7〜S9をそれぞれシヤツタ制御部24〜26に与える。
これにより、照度が適正値を越えるとき、照明光学系2は、制御部22によつて3つのシヤツタ12のそれぞれの開口率を調節して、光束L〜Lの照度を適正値まで減少させると共に、光束L〜Lの相互間の照度を均一化させる。
【0021】
ここで、照度データS6を得る際、照明光学系2は、例えば図3に示す照度データ獲得手順に従つて動作する。すなわち照明光学系2は、ステツプSP0から入り、ステツプSP1においてパラメータMをクリアしてステツプSP2に移る。ステツプSP2において、照明光学系2は、N(ここでは3)個の光源すなわち超高圧水銀ランプ10の全シヤツタ12を全開して開口率を 100%に設定し、ステツプSP3に移る。
【0022】
ステツプSP3において、照明光学系2は、この設定での光束L〜Lの照度を検出すると、ステツプSP4に移り、このときの光束L〜Lのそれぞれの照度を3つのシヤツタ12の開口率と対応付けて記憶する。続いて、照明光学系2は、ステツプSP5に移り、パラメータMをM+1にインクリメントしてステツプSP6に移る。ステツプSP6において、照明光学系2は、M(ここでは1)番目の超高圧水銀ランプ10のシヤツタ12を閉じて開口率を0%に設定してステツプSP7に移る。
【0023】
ステツプSP7において、照明光学系2は、光束L〜Lの照度を検出すると、ステツプSP8に移りこのときの光束L〜Lのそれぞれの照度を3つのシヤツタ12の開口率と対応付けて記憶する。続いて、照明光学系2は、ステツプSP9に移りパラメータMがM=Nを満たすか否かを判断する。
ステツプSP9において否定結果を得ると、照明光学系2は、全ての超高圧水銀ランプ10のシヤツタ12の開口率に対応した照度を検出していないと判断してステツプSP10に移る。ステツプSP10において、照明光学系2は、M(ここでは1)番目の超高圧水銀ランプ10のシヤツタ12の開口率を再び 100%に設定してステツプSP5に戻り、上述の手順を繰り返す。
【0024】
やがて、ステツプSP9において肯定結果を得ると、照明光学系2は、全ての超高圧水銀ランプ10のシヤツタ12の開口率に対応した照度を検出したと判断して、ステツプSP11に移り、照度データ獲得手順を終了する。
このようにして得た開口率 100%のときの光束L〜Lの照度と、開口率0%のときの光束L〜Lの照度との差分を総合することによつて、照明光学系2は、開口率を制御したシヤツタ12に対応した超高圧水銀ランプ10が射出した光束L〜Lのそれぞれの照度を検出することができる。
【0025】
またこの光束L〜Lのそれぞれの照度が分かると、照明光学系2は、この光束L〜Lを分割して得た2次光束である光束L〜Lへの光束L〜Lのそれぞれの分割率を上述した差分に基づいて検出することができる。この分割率は、光ガイド14の構成を変更しない限り一定であることが明らかである。
【0026】
以上の構成において、照明光学系2は、例えば1ロツトの感光基板5を露光する前やランプ交換直後に、それぞれの3つの超高圧水銀ランプ10に対応した照度データS6を得てメモリ23に記憶しておく。
照明光学系2は、照度データS6を得る際に、光束L〜Lのいずれかの照度が所定値を越えていることを検出すると、いずれかの超高圧水銀ランプ10の輝度が過大であると判断して、光束L〜Lの照度を校正する。
【0027】
すなわち、照明光学系2は、露光直前に獲得した照度データS6をメモリ23から読み出し、3つの超高圧水銀ランプ10が射出する光束L〜Lの照度と、3つのシヤツタ12の開口率と、光束L〜Lへの光束L〜Lのそれぞれの分割率とに基づいて、3つのシヤツタ12に対する最適な開口率の組合せを設定する。
【0028】
これにより、いずれかの超高圧水銀ランプ10の輝度が過大であつて、かつ走査速度の調整だけで露光量を適切値に調節することが困難である状態でも、感光基板5の全面に亘つて均一な照度の光束で照明して適正露光量で感光基板5に露光できることになる。
【0029】
以上の構成によれば、複数の超高圧水銀ランプ10から射出されたそれぞれの光束L〜Lを規制するシヤツタ12の開口率と、光束L〜Lを光ガイド14によつて集光及び分割して得た光束L〜Lの照度とを対応付けてメモリ23に記憶した照度データS6に基づいて、露光前に3つのシヤツタ12に最適な開口率の組合せを設定することにより、照明光学系2に対する感光基板の走査速度の制御だけで露光量を適切値に調節できない程に超高圧水銀ランプ10の輝度が過大であつても、感光基板5に適正な露光量を与えることができる。
【0030】
なお上述の実施例においては、液晶表示装置を製造するための感光基板5に露光する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、任意の感光基板、例えば半導体素子を製造するための感光基板に露光する場合にも適用し得る。
【0031】
また上述の実施例においては、本発明を5つの投影光学系4A〜4Eを有する走査型露光装置に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、投影光学系を5つ以外の任意の数だけ配置した露光装置にも適用し得る。
【0032】
さらに上述の実施例においては、本発明を1次元にだけ走査して露光する露光装置1に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2次元に走査して露光する露光装置にも適用できる。
【0033】
さらに上述の実施例においては、露光前に2次光束である光束L〜Lの照度を校正する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、露光中に1次光束を規制して、2次光束の照度を制御する場合にも適用できる。
【0034】
さらに上述の実施例においては、光束L〜Lを規制するため、シヤツタ12の開口率を制御する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光束を規制する光束規制手段は任意の構成のもので良い。
【0035】
さらに上述の実施例においては、光ガイド14によつて光束を集光及び分割する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、任意の構成の光学系によつて光束を集光及び分割する場合にも適用できる。
【0036】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、複数の光源から射出されたそれぞれの1次光束を規制する光束規制手段の規制状態と、1次光束を光伝送路によつて集光及び分割して得た2次光束の照度とを対応付けて記憶手段に記憶した記憶結果に基づいて、複数の光束規制手段に最適な規制状態の組合せを設定することにより、照明光学系に対する感光基板の走査速度の制御だけで露光量を適切値に調節できない程に光源の輝度が過大であつても、感光基板に適正な露光量を与え得る露光装置及び露光方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光装置及び露光方法の一実施例による走査型露光装置を示す斜視図である。
【図2】実施例による照明光学系の構成の説明に供する略線図である。
【図3】実施例による照度データ獲得手順の説明に供するフローチヤートである。
【符号の説明】
1……走査型露光装置、2……照明光学系、3……マスク、3A……パターン領域、4A〜4E……投影光学系、5……感光基板、5A……感光面、6……ステージ保持台、7……マスクステージ、10……超高圧水銀ランプ、11……楕円鏡、12……シヤツタ、13……レンズ系、14……光ガイド、15……ハーフミラー、16……コンデンサレンズ、17……視野絞り、18、19……リレーレンズ、20……レンズ系、21……光検出素子、22……制御部、23……メモリ、24〜26……シヤツタ制御部、L〜L……光束、P1〜P5……投影領域、M1〜M5……照明領域。

Claims (5)

  1. 複数の光源からそれぞれ射出された複数の1次光束を光伝送路によつて集光した後に前記光伝送路によつて分割して得た複数の2次光束によつて、パターンが形成されたマスク上の互いに異なる複数の領域をそれぞれ照明する照明光学系と、該複数の領域に対応して配置された複数の投影光学系とを有し、該複数の領域のそれぞれの像を前記複数の投影光学系のそれぞれを介して感光基板上に投影する露光装置において、
    前記複数の光源が射出したそれぞれの前記1次光束を規制する複数の光束規制手段と、
    前記2次光束の照度を検出する照度検出手段と、
    前記検出結果に基づいて、前記複数の光束規制手段によるそれぞれの規制状態と、前記複数の2次光束の照度とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された記憶結果に基づいて、前記2次光束の照度が所定値となるように、該2次光束中の任意の光束成分を射出している前記光源が射出する前記1次光束を規制するように前記光束規制手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする露光装置。
  2. 前記光伝送路は、複数の光フアイバを束ねて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記光束規制手段は、前記1次光束を通過させる開口部の開口率を制御して、前記1次光束を規制することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  4. 前記複数の投影光学系の一部は、光軸が第1の方向に沿つて一列に配置されており、
    前記複数の投影光学系の他の一部は、光軸が前記複数の投影光学系の一部と平行に、かつ所定間隔をおいて一列に配置されており、
    前記第1の方向とほぼ直交し、且つ前記感光基板の面内方向に前記マスクと前記感光基板とを同期して走査することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  5. 第1及び第2の光源からそれぞれ射出された1次光束を光伝送路によつて集光した後に前記光伝送路によつて分割して得た第1及び第2の2次光束によつて、パターンが形成されたマスク上の互いに異なる第1及び第2の領域をそれぞれ照明し、該第1及び第2の領域のそれぞれの像を第1及び第2の投影光学系をそれぞれ介して感光基板上に投影する露光方法において、
    前記第1の光源から射出された前記1次光束を規制する第1の光束規制手段による該1次光束に対する規制状態毎に、前記第1及び第2の2次光束の照度を検出する第1の処理と、
    前記第2の光源から射出された前記1次光束を規制する第2の光束規制手段による該1次光束に対する規制状態毎に、前記第1及び第2の2次光束の照度を検出する第2の処理と、
    前記第1及び第2の処理による検出結果に基づいて、前記第1及び第2の光束規制手段によるそれぞれの前記規制状態と、前記第1及び第2の2次光束の照度とを対応付けて記憶する第3の処理と、
    前記パターンを前記感光基板上に投影する際に、前記第1及び第2の2次光束の照度を均一にするよう、前記第3の処理による記憶結果に基づいて、前記第1及び第2の光束規制手段を制御する第4の処理とを具えることを特徴とする露光方法。
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