JP3599925B2 - 削孔情報計測装置および削孔管理方法 - Google Patents

削孔情報計測装置および削孔管理方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、削孔精度の向上を図るために、方位角および傾斜角等の削孔情報を計測する計測装置およびこれに用いる方位計並びに削孔管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
立坑、斜坑は用途により、長大トンネルの作業坑、地下発電所の調圧水槽、鉄管路斜坑、道路トンネル等の換気用立坑等に分類されるが、施工に当たっては、水平トンネルと違い、諸々の運搬作業に巻上げ装置等を使用するなど、特殊な機械を使って施工するので、地質調査を十分に行うことはもちろんであるが、安全性、施工性に十分に配慮する必要がある。
【0003】
近年、このような要求に答える立坑や斜坑の施工法として、高能率、低コストで安全性の高いレイズボーリング工法がある。このレイズボーリング工法は、図8および図9に示されるように、上部坑道55(または地表)にレイズボーリングマシン50を設置し、目的の下部坑道56に向けて、鋼製厚肉のパイプ(削孔ロッド)51に取り付けたパイロットビット52(通常はトリコンビット)で、孔計30cm前後のパイロット孔を削孔貫通させた後、下部坑道56でパイロットビット52を外し、リーマーヘッド53Aの上面側に複数のローラカッター53a、53a…を取り付けた大口径のリーマー53を取り付け、前記ローラカッター53a、53a…を回転させながら上方に引上げることで最初に形成したパイロット孔を拡幅し、上部坑道55(または地表)に至る立坑または斜坑Hを形成する方法である。リーミングで掘削されたズリは、下部坑道56に自然落下し、下部坑道56から搬出される。また、規模または用途によっては、最初に形成した立坑や斜坑Hを発破あるいはその他の方法で大断面に切り拡げたり、吹付けコンクリートやコンクリートライニングで壁面が補強される。
【0004】
前記レイズボーリング工法においては、最初のパイロット孔の形成精度がそのままリーミング掘削の精度に大きく影響するため、パイロット孔を如何にして孔曲がりを少なく高精度で削孔し得るかが重要となり、そのために削孔中に現削孔軌跡を迅速に知る必要がある。
【0005】
近年、削孔軸の孔曲がりを防止する方法としては、掘削軸内に傾斜計を設けて、傾斜度合いを測定しながら掘削軸の傾斜を修正することが提案されている。これらの例としては、たとえば特開昭62−110111号、特開平1−94117号、特開平1−278687号公報に記載のものを挙げることができる。
【0006】
これらの発明は掘削軸内に傾斜計などの検出器を設けて、その軸内を通して地上に至る信号ケーブル線を配線して信号を導くか、掘削軸とは別に制御管を設け、その内部に傾斜計を設けてその管内を通して地上に至る信号ケーブル線を配線して信号を導くようにしている。また、信号ケーブル線の接続部の伝送方法としては、単位掘削軸の上下端部に電磁コイル等を埋設した非接触型コネクターを利用するものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ボーリングは順次単位掘削軸を継ぎ足して削孔距離を延長させるため、信号ケーブル線を通して計測信号を伝達する場合には、単位掘削軸の継ぎ足し時において、同時に信号ケーブル線の継ぎ足しを行う必要があり、これが施工能率を低下させる原因になるとともに、危険作業をともなっている。また、信号ケーブルに損傷があった場合、その都度交換が必要となり、その手間とコストが嵩む。他方、前記非接触型のコネクターを使用する場合には、単位掘削軸の継ぎ足し時に信号ケーブル線の接続作業が不要となる利点はあるものの、各単位掘削軸の上下端部に電磁コイル等の非接触コネクターの埋込みを行わなければならないため、既存の掘削軸をそのままでは使用することができず、大幅な装置改造が必要となるためコストが嵩むなどの問題がある。
【0008】
そこで本発明の主たる課題は、信号ケーブルを不要とし、削孔ロッドの継ぎ足しの際の信号ケーブルの連結およびその付帯作業を無くすること、および削孔中の任意の時期に傾斜角度、方位角等の削孔情報を容易に得ることができるようにし、その計測データを現削孔作業に対して迅速に反映することによって高い精度で削孔を行い得るようにした削孔情報計測装置およびこれに用いる方位計並びに削孔管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明装置は、削孔ロッド内の先端部位置に装着される削孔情報計測装置であって、
前記削孔情報計測装置は、ハウジング内に、少なくとも傾斜計と、方位計と、これらの計測データを記憶するためのメモリー部と、これら機器のためのバッテリー部とを備え、
別途用意された回収装置である、吊りワイヤーの操作によって前記削孔ロッド内を昇降自在とされ、かつ前記ハウジングの上部に形成された係合尖頭部に対して係合自在とされるオーバーショット装置により地上側に回収可能となっていることを特徴とするものである。
【0010】
この場合、前記削孔情報計測装置に対して好適に用いられる方位計は、測定精度はもちろんの事、再現性(同じ深さでロッドが回転しても同一の値を示すこと)を満足するものでなくてはならない。そこで、これらの要求を満足するために方位計としては、上端側および下端側が軸受によって支持され削孔ロッドの略軸心回りに回転自在とされるとともに、一側がわにウエイトが付設され、削孔ロッドの傾斜状態とは無関係に常に一定の向きに保持されるバランスホルダーが設けられ、このバランスホルダーに対して水平支軸が設けられるとともに、この水平支軸に対して、該水平支軸回りに揺動自在かつ付設されたウエイトによって水平保持される電子磁気コンパスを取付け、この電子磁気コンパスからのリード線はスリップリングを介して他に連結されているものが、好適に用いられる。
【0011】
また、前記方位計としては、上端側および下端側が軸受によって支持され削孔ロッドの略軸心回りに回転自在とされるとともに、一側がわにウエイトが付設され、削孔ロッドの傾斜状態とは無関係に常に一定の向きに保持されるバランスホルダーが設けられ、このバランスホルダーに対して水平支軸が設けられるとともに、この水平支軸に対して少なくとも削孔時において水平配置となるように電子磁気コンパスを固定し、この電子磁気コンパスからのリード線はスリップリングを介して他に連結されているものも、好適に用いられる。
【0012】
他方、本発明に係る削孔管理方法は、削孔ロッド内に前記削孔情報計測装置をセッティングした状態で削孔を進め、予め設定されたサンプリング時間毎に傾斜計および方位計による計測を行い、これらの計測データを前記メモリー部に蓄積しておき、定期的に前記回収装置により削孔情報計測装置を地上側に回収し、蓄積された計測データの取り出しを行うことを特徴とするものである。
【0013】
本発明では、削孔ロッドに対して直接、方位計や傾斜計を設けるのではなく、別に設計されたハウジング内に方位計や傾斜計を設け、かつこのハウジング内に設けられたメモリー部に対して計測した削孔情報を蓄積するようにし、任意の時期に前記ハウジングをオーバーショット装置により地上に回収可能としている。
【0014】
したがって、信号ケーブルが不要となり、したがって、削孔ロッドの継ぎ足しの際の信号ケーブルの連結およびその付帯作業が無くなり、削孔を効率的に進めることができるようになるとともに、任意の時期に削孔情報を得ることができるため、この計測結果をその後の削孔に反映させることによって高い精度で削孔を行うことができる。
【0015】
ところで、本発明装置においては、傾斜角度をもつ削孔に合わせて特に設計された前記の方位計を用いるようにしている。本発明者は開発の当初、図7に示される従来のジンバル構造の方位計、すなわちピボット60、60により回転自在に外ジンバル61を設け、かつこの外ジンバル61の内周面に突設された内ピボット62、62によって内ジンバル63を支持し、この内ジンバル63に電子磁気コンパス66を設けるとともに、ウエイト64を設けた方位計を採用してみた。しかし、電子磁気コンパス66を水平に保つためにウエイトを重くするとピボット60が振動や衝撃によって曲がるまたは折れるなどの問題が発生し、またピボット60を保護するためにウエイト64を軽くすると電子磁気コンパス66が水平を保ちにくいなどの問題が発生し、十分な精度および再現性を確保することができなかった。
【0016】
そこで、上端および下端で軸受によって支持され、削孔ロッドの略軸心回りに回転自在とされるとともに、一側がわにウエイトが付設され、削孔ロッドの傾斜状態とは無関係に常に一定の向きに保持されるバランスホルダー構造を採用することにした。この構造であれば、上下の軸受によってバランスホルダーを堅固に保持できるためウエイト重量増加させても構造的問題が生じない。また、スリップリングを介して電気的に接続しているため、リード線の影響による回転障害もなくなる。さらに、ロッドの回転の影響を小さくすることができ再現性を向上させることができるなどの理由によりほぼ満足のいく測定精度と再現性を得ることができるようになった。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る削孔情報計測装置1の削孔ロッドRに対するセット状態図であり、図2は装置本体部Sの内部構造図である。
削孔情報計測装置1は、外形がロッド状の装置本体部Sと、この装置本体部Sの前後に連設された各センターライザー7、8とから構成されている。したがって、前記センターライザー7、8によって削孔ロッドR(以下、単にロッドという。)内の掘削ビット10の直上位置にセットされた状態では、ロッドRの軸心位置に確実に定位するようになっている。なお、11は前記削孔情報計測装置1のストッパーである。
【0018】
前記装置本体部Sは、詳細には図2に示されるように、非磁性体の円筒状ハウジング14内にロッド先端側から順に、方位計2、方位信号処理部2A、傾斜計3、傾斜信号処理部3A、メモリー部5、バッテリー部6が内設されたものであり、特に前記方位計2は、特に傾斜角度をもつ削孔に合わせて本装置用に特に設計された方位計(図3参照)が使用されている。この方位計2は、上端側および下端側がベアリング21、22によって支持されロッドRの略軸心回りに回転自在とされるとともに、一側がわにウエイト23A,23Bが付設され、ロッドRの傾斜状態とは無関係に常に一定の向きに保持されるバランスホルダー20が設けられ、このバランスホルダー20に対して前記ウエイト作用によって常に水平となる方向に配置された水平支軸24が設けられるとともに、この水平支軸24に対して揺動自在かつ付設されたウエイト26によって常に水平保持される電子磁気コンパス25を備えたもので、この電子磁気コンパス25からのリード線27はスリップリング28を介して接続コネクター29に連結されている。なお、前記水平支軸24に対する電子磁気コンパス25の取付けは、汎用性を持たせるために揺動可能に支持させているが、削孔傾斜角度が一定である場合には削孔傾斜角度に合わせて固定、すなわち少なくとも削孔時において電子磁気コンパス25が水平配置となるように所定の傾斜をもって固定的に取付けることもできる。
【0019】
前記電子磁気コンパス25の計測精度としては、方位分解能が0.15°程度のものを使用するのがよい。前記方位計2により計測された方位信号は、方位信号処理部2Aにより解析処理されるとともにデジタル信号化された後、メモリー部5に記憶される。
【0020】
次いで、傾斜計3は、2つの加速度センサー3A,3BをそれぞれX軸方向およびY軸方向に直交配置したものであり、これら加速度センサー3A,3Bにより計測された傾斜信号は、傾斜信号処理部13により解析処理されるとともにデジタル信号化された後、メモリー部5に記憶される。傾斜計3としては、前記加速度センサーの他に、作動トランス、歪ゲージ、静電容量式などの測定機器を使用することもできる。
【0021】
メモリー部5およびバッテリー部6の容量は、予め設定されるサンプリング時間や蓄積された方位計測データ、傾斜計測データの回収サイクルタイムなどの関係から適宜その容量が決定される。
【0022】
一方、地上側のセンターライザー8の上部には、回収装置(以下、オーバーショット装置)4が係止するための係合尖頭部9が設けられており、地上側からロッドR内に吊り降ろされたオーバーショット装置4によって引上げ回収できるようになっている。前記オーバーショット装置4は、図4に示されるように、軸41により枢着された一対のラッチ40A、40Bが設けられるとともに、これらラッチ40A、40Bの基端側片にスプリング42が跨設された係合装置を備えており、前記ラッチ40A、40B間にセンターライザー8の係合尖頭部9が強制挿入されると自動的に拡開し、完全に係合尖頭部9が挿入し終えた段階で、前記スプリング42の弾発作用により閉縮し、ラッチ40A、40Bの顎部分に係合尖頭部9が掛止するようになっている。そして、センターライザー8の係合尖頭部9にオーバーショット装置4が掛止し両者が連結されたならば、ワイヤー43を地上側に巻き上げて、削孔情報計測装置1を地上側に回収するものである。
【0023】
以下、施工手順に従いながら削孔管理方法について説明すると、
図5(A)に示されるように、削孔ロッドRの先端側に本削孔情報計測装置1をセッティングした状態で削孔機15により削孔を開始する。これ以降、削孔情報計測装置1は、予め入力されたサンプリング時間毎、たとえば2〜3分毎に、方位計2および傾斜計3により方位角と傾斜角度が計測され、その時の計測データがメモリー部5に蓄積されるようになっている。また、削孔深度に関しては、接続されたロッド本数の計数することにより、あるいはロッドの表面に接触して従回転するローラの回転数をロータリーエンコーダーやポテンションメータなどによって計数することにより削孔深度が計測されるようになっている(図示しない)。この場合、いずれの深度測定方法を採用するにしても、前記サンプリング時に対応してその時の削孔深度が判るようにしておく必要がある。
【0024】
ロッドRを順次継ぎ足しながら削孔を進め、所定の時間(たとえば1〜3日)が経過したならば、削孔情報計測装置1の回収を行う。回収は図5(C)に示されるように、オーバーショット装置4をウインチ装置16により吊り降ろし、削孔情報計測装置1に接続させたならば、ワイヤー43を地上側に巻き上げて、削孔情報計測装置1を地上に回収する。削孔情報計測装置1のメモリー部5に記録された計測データは、接続されたケーブルコードを介してコンピューター17に取り込まれ、図6に示されるように、深度毎に方位角と傾斜角とがモニター上に表示されるようになっている。これらの計測結果は、以後の削孔に対して反映され、孔曲がりが生じているようであれば、その孔曲がりが修正される。蓄積データの取り出しが完了したならば、充電された新バッテリーに交換した後、前記オーバーショット装置4および搬入時アダプター(図示しない)を使ってロッドRの先端まで吊り降ろして元の場所にセットし、削孔を継続する。
【0025】
【発明の効果】
以上詳説のとおり、本発明によれば、削孔中の任意の時期に傾斜角度、方位角等の削孔情報を容易に得ることができるようになり、もって高い精度で削孔を行うことができるようになる。また、信号ケーブルが不要となるため、ロッドの継ぎ足しの際に信号ケーブルの連結およびその付帯作業が不要となり効率的に削孔作業を進めることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明削孔情報計測装置1の削孔ロッドRに対するセット状態図である。
【図2】装置本体部Sの内部構造図である。
【図3】方位計2の構造図である。
【図4】オーバーショット装置4の構造図である。
【図5】施工手順図である。
【図6】モニター表示画面図である。
【図7】従来のジンバル式方位計の斜視図である。
【図8】レイズボーリング工法における削孔要領図である。
【図9】レイズボーリング工法におけるリーミング掘削要領図である。
【符号の説明】
1…削孔情報計測装置、2…方位計、3…傾斜計、4…オーバーショット装置(回収装置)、5…メモリー部、6…バッテリー部、7・8…センターライザー、9…係合尖頭部、20…バランスホルダー、21・22…ベアリング、23A・23B…ウエイト、24…水平支軸、25…電子磁気コンパス、26…ウエイト、28…スリップリング、29…接続コネクター。

Claims (4)

  1. 削孔ロッド内の先端部位置に装着される削孔情報計測装置であって、
    前記削孔情報計測装置は、ハウジング内に、少なくとも傾斜計と、方位計と、これらの計測データを記憶するためのメモリー部と、これら機器のためのバッテリー部とを備え、
    別途用意された回収装置である、吊りワイヤーの操作によって前記削孔ロッド内を昇降自在とされ、かつ前記ハウジングの上部に形成された係合尖頭部に対して係合自在とされるオーバーショット装置により地上側に回収可能となっていることを特徴とする削孔情報計測装置。
  2. 方位計は、
    上端側および下端側が軸受によって支持され削孔ロッドの略軸心回りに回転自在とされるとともに、一側がわにウエイトが付設され、削孔ロッドの傾斜状態とは無関係に常に一定の向きに保持されるバランスホルダーが設けられ、このバランスホルダーに対して水平支軸が設けられるとともに、この水平支軸に対して、該水平支軸回りに揺動自在かつ付設されたウエイトによって水平保持される電子磁気コンパスを取付け、この電子磁気コンパスからのリード線はスリップリングを介して他に連結されている、請求項1記載の削孔情報計測装置。
  3. 方位計は、
    上端側および下端側が軸受によって支持され削孔ロッドの略軸心回りに回転自在とされるとともに、一側がわにウエイトが付設され、削孔ロッドの傾斜状態とは無関係に常に一定の向きに保持されるバランスホルダーが設けられ、このバランスホルダーに対して水平支軸が設けられるとともに、この水平支軸に対して少なくとも削孔時において水平配置となるように電子磁気コンパスを固定し、この電子磁気コンパスからのリード線はスリップリングを介して他に連結されている、請求項1記載の削孔情報計測装置。
  4. 削孔ロッド内に前記請求項1〜3のいずれかに記載の削孔情報計測装置をセッティングした状態で削孔を進め、予め設定されたサンプリング時間毎に傾斜計および方位計による計測を行い、これらの計測データを前記メモリー部に蓄積しておき、定期的に前記回収装置により削孔情報計測装置を地上側に回収し、蓄積された計測データの取り出しを行うことを特徴とする削孔管理方法。
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