JP3597416B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は軟性部の硬度を調整する硬度調整手段を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、細長の挿入部を体腔内に挿入することにより、切開を必要とすることなく、体腔内の検査対象部位を観察したり、必要に応じ、処置具を用いて治療処置のできる内視鏡が広く用いられるようになった。
【0003】
上記内視鏡の挿入部は、屈曲した挿入経路内にも挿入できるように可撓性を有するようにしているが、この可撓性のために、手元側に対し先端側の方位が定まらず、目標とする方向に導入することが難しくなる場合がある。
【0004】
これに対処するために、例えば特開平10−276965号公報には、内視鏡の挿入部内にコイルパイプとワイヤとからなる硬度可変手段(可撓性可変手段)を設けたものが開示されている。この従来例の構成によれば、内視鏡検査を行う術者が簡単な操作で挿入部の可撓性を調整することができ、大腸等の屈曲した経路内にも挿入し易いようにすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例は、硬度調整手段を硬くしたときに、軟性部の軸方向の部位によって、硬くなる部分と硬くならない部分とがあり、その硬度差が大きいと、硬度差が生じている部分の付近を曲げたとき、その硬度差がある付近で軟性部及び硬度調整手段がその前後よりも小さい曲げ半径で曲がるようになる(曲げが集中する傾向がある)。その為、その小さい曲げが掛かった部分の耐久性(特に繰り返しの曲げに対する耐久性)が弱くなる恐れがある。
また、曲げ形状が滑らかでないので大腸へのスムーズな挿入性が損なわれる恐れもある。
【0006】
(発明の目的)
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、硬状態(硬度を硬くした状態)における硬度の段差部の曲げに対する耐久性を向上することができる内視鏡を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
軟性部を有する挿入部と、軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手段を設け、前記硬度調整手段により軟性部の硬度を最大にしたとき、軟性部の軸方向に硬度の差が生じる内視鏡において、
硬度調整手段により硬度を最大にしたとき、硬度調整手段自体の硬度差が生じる段差部に、硬度差の硬い方の硬度と軟らかい方の硬度の中間の硬度を有する中間硬度部を設けることにより、曲げが掛かったときに、段差部に曲げが集中するのを防ぎ、曲げに対する耐久性を向上するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内視鏡装置の概略の構成を示し、図2は第1の実施の形態の内視鏡の構成を示し、図3(A)及び(B)は図2のA−A線断面とB−B線断面を示し、図4(A)及び(B)はカム体の具体例を示し、図5(A)ないし(C)は本実施の形態の作用の説明図を示し、図6は硬度可変手段におけるコイルの先端付近の構造を示し、図7(A)は本実施の形態の作用を図7(B)の従来例との比較で示す。
【0009】
図1に示すように、内視鏡装置1は、撮像手段を内蔵した第1の実施の形態の電子内視鏡2と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、電子内視鏡2から出力される撮像信号を信号処理する信号処理装置4と、この信号処理装置4から出力される映像信号を画面上に表示するカラーモニタ5とから構成されている。
【0010】
電子内視鏡2は、細長の挿入部6と、この挿入部6の後端側に連設された太幅の操作部7と、この操作部7の側部から延設されたユニバーサルケーブル8とを備え、ユニバーサルケーブル8の端部にはコネクタ9が設けられており、このコネクタ9は光源装置3に着脱自在で接続することができる。
【0011】
挿入部6は、先端側から硬性の先端部11と、この先端部11の後端に形成され、湾曲自在の湾曲部12と、この湾曲部12の後端に形成され、長尺で可撓性を有する軟性部13とからなり、この軟性部13の後端は操作部7の前端に連結されている。この軟性部13の後端外周にはテーパ形状にして折れ止め機能を有する折れ止め部材10が設けてある。
【0012】
挿入部6、操作部7、ユニバーサルケーブル8内には可撓生を有し、照明光を伝送する機能を有するファイバ束からなるライトガイド14が挿通され、コネクタ9に突出するように固定されたライトガイドコネクタ部15を光源装置3に接続することにより、光源装置3内のランプ16の照明光がレンズ17で集光されてライトガイドコネクタ部15の端面に供給される。
【0013】
このライトガイド14によって伝送された照明光は先端部11の照明窓に固定された先端面から前方に出射され、患部等の被写体を照明する。照明された被写体は照明窓に隣接して先端部11に設けられた観察窓に取り付けた対物レンズ18によりその結像位置に光学像を結ぶ。この結像位置には光電変換する機能を備えた撮像素子として電荷結合素子(CCDと略記)19が配置され、光学像を電気信号に変換する。
【0014】
このCCD19は信号ケーブル21の一端と接続され、この信号ケーブル21は挿入部6内等を挿通されてその後端はコネクタ9の電気コネクタ22に接続され、この電気コネクタ22に接続される外部ケーブル23を介して信号処理装置4に接続される。この信号処理装置4内のドライブ回路24で発生したCCDドライブ信号がCCD19に印加されることにより、光電変換された撮像信号が読み出され、信号処理装置4内の信号処理回路25に入力され、標準的な映像信号に変換する処理を行う。この標準的な映像信号はカラーモニタ5に入力され、内視鏡画像表示領域5aにCCD19に結像された像をカラー表示する。
【0015】
先端部11に隣接して設けられた湾曲部12はリング形状の多数の湾曲駒26が、隣接する湾曲駒26と上下、左右に対応する位置でリベット等で互いに回動自在に連結して構成され、最先端の湾曲駒26或いは先端部11に固着された湾曲ワイヤ27の後端は操作部7内のスプロケット28に連結され、このスプロケット28の軸には湾曲操作を行う湾曲操作ノブ29が取り付けられている(図1では簡単化のため、上下、或いは左右方向のみの湾曲機構の概略を示す)。
【0016】
そして、この湾曲操作ノブ29を回動する操作を行うことにより、上下方向或いは左右方向に沿って配置した1対の湾曲ワイヤ27の一方を牽引、他方を弛緩させて牽引した湾曲ワイヤ27側に湾曲部12を湾曲させることができるようにしている。
【0017】
操作部7には、湾曲操作ノブ29が設けられた位置より前方側に把持部31が設けられ、術者は把持部31を把持した片方の手(の把持に使用しない親指等の指)で湾曲操作ノブ29の操作等を行うことができるようにしている。
【0018】
また、この把持部31より前端側には、処置具挿入口32が設けてあり、この処置具挿入口32から処理具を挿入することにより内部の処置具チャンネル33(図3参照)を経て先端部11のチャンネル出口から処置具の先端側を突出して、ポリープの切除等の処置を行うことができるようにしている。
【0019】
また、本実施の形態では、例えば折れ止め部材10に隣接する操作部7の前端には、硬度調整操作を行う円筒形状の硬度調整ノブ34が設けられており、この硬度調整ノブ34を回動する操作を行うことにより軟性部13内に配置された硬度可変手段を形成する硬度変更用ワイヤ(以下、単にワイヤと略記)35及び硬度変更用コイル(以下、単にコイルと略記)36を介して軟性部13の硬度を変更できる硬度調整機構が形成されている。
【0020】
図2は電子内視鏡2の挿入部6及び操作部7のより具体的な構造を示す。軟性部13の外皮を形成する軟性管37の中には硬度調整ノブ34を操作した場合の力を伝達するワイヤ35と、このワイヤ35が挿通された密巻きに近い状態のコイル36が設けられている。
【0021】
コイル36内を挿通されたワイヤ35はコイル35の先端にろう付け等で強固に固定され、このコイル36の先端から延出されたコイル回転規制部材を形成するワイヤ延出部30はその先端が湾曲部12と軟性部13とを接続する硬性でリング状の接続管38にろう付け等で強固に固定されている。このコイル36先端とワイヤ延出部30との間には中間硬度部71が設けてある。
【0022】
後述するように、硬度調整ノブ34により、軟性部13の硬度を硬くするように調整した場合、コイル36側の硬度に対し、かなり柔らかい硬度のワイヤ延出部30との境界部分、つまり硬度に段差が生じる部分となるコイル先端部とワイヤ延出部30との硬度に段差が生じる部分にはそれらの中間の硬度を有する中間硬度部71を設けて、曲げに対する耐久性を確保するようにしている。
【0023】
上記接続管38は最後端の湾曲駒26に固着されている。或いは最後端の湾曲駒26が接続管38の機能を兼ねるようにしても良い。この接続管38を含む湾曲駒26はゴムチューブ等の弾性を有する外皮39で覆われている。
【0024】
本実施の形態ではこのようにコイル36の先端部は、このコイル36の自然状態における捻れ剛性よりは、強い(大きい)捻れ剛性を有するワイヤ延出部30を介して接続管38に固定することにより、コイル35の回転を規制ないしは抑制する回転止めの機能を有するようにしている。このワイヤ延出部30は曲げに対して柔軟な弾性を有し、捻れに対しても適度の弾性を有する。
【0025】
このコイル36の手元側の端部は操作部7の前端内部に配置したコイルストッパ40に突き当たってろう、半田、接着剤等で固着されており、この位置より後方側への移動と回転とが規制(阻止)されている。
【0026】
コイル36内を挿通されたワイヤ35はこのコイルストッパ40の孔を貫通して後方側に延出され、コイル36に対してワイヤ35は移動自在になっている。なお、コイル36は、大きくは回転しない状態になっている。
【0027】
コイルストッパ40は、軟性管37の後端を操作部7に固定する後端口金41にビス42で固定されている。この後端口金41は、その外周に配置した円筒管43の前端付近でナット44で固定されている。一方、ワイヤ35の手元側の端部、つまり後端にはリング形状のワイヤストッパ45がろう付け等で強固に固定されている。
【0028】
また、コイルストッパ40とワイヤストッパ45の間には、前後方向に移動可能な牽引部材46が配置され、この牽引部材46は溝48内にワイヤ35を通すようにして移動リング47に固定されている。
つまり、図3(B)に示すように半径方向にワイヤ35を通す溝48を形成した牽引部材46がビス49によって円管状の移動リング47の内周面に固定されている。
【0029】
この移動リング47は、円筒管43の内側を軸方向(前後方向)に移動可能である。従って、この移動リング47と共に、牽引部材46が後方側に移動すると、図2の2点鎖線で示すように牽引部材46はワイヤストッパ45に突き当たることになる。さらに牽引部材46を後方側に移動させる操作を行うことにより、ワイヤストッパ45も後方側に移動されることになる。
【0030】
ワイヤストッパ45が後方側に移動されない状態では、コイルストッパ40により後方側への移動が規制されたコイル36は最も可撓性が高い状態、つまり最も屈曲し易い硬度が低い軟状態である。
これに対し、コイルストッパ40が後方側に移動してワイヤ35の後端も同時に後方側に移動すると、相対的にコイルストッパ40はコイル36を前方側に押しつける圧縮力が作用する。
【0031】
つまり、ワイヤ35の後端を後方側に移動させる力を加えることによりコイル36に圧縮力を与えることになり、この圧縮力により、弾性を有するコイル36の可撓性を低い状態、つまり屈曲しにくい硬度(より正確には屈曲に対する硬度)が高い、硬い状態に設定できるようにしている。この場合、ワイヤストッパ45の後方側への移動量に応じてコイル35への圧縮力の大きさを変更でき、従ってその可撓性の大きさ(硬度の大きさ)を変更できるようにしている。
【0032】
上記円筒管43の外側にはカム筒体51がかぶさっている。このカム筒体51には、その筒体部分の対向する2箇所にカム溝52a、52bが螺旋状に設けられている。また、円筒管43にもその長手方向に長孔53が設けられている。移動リング47には、この移動リング47と共に移動する2つのピン54がカム溝52a又は52b及びその外側の長孔53を通してビス部で固定されている。 この長孔53はワイヤ35の後端或いはワイヤストッパ45の移動範囲(図2の符号E)をカバーする長さに設定されている。
【0033】
カム筒体51にはその外側に硬度調整ノブ34が、周方向の複数ヶ所のピン55によって固定されている。つまり、硬度調整ノブ34にはその内側のカム筒体51に届くピン孔が形成され、ピン55が嵌入され、充填剤56で塞ぐようにしている。
【0034】
硬度調整ノブ34はその前端が円環形状の当接部材57に突き当たり、前方への移動が規制されている。この当接部材57は円筒管43の前端付近の外側に配置され、折れ止め部材10の後端を支持する支持部材58の外周にビス59で固定されている。
【0035】
また、この硬度調整ノブ34の後端側ではカム筒体51の外周面に把持部筒体61の前端の内周面が嵌合し、かつこの把持部筒体61の前端の外周面は硬度調整ノブ34の後端の切り欠いた内周面に嵌合している。つまり、硬度調整ノブ34は前後方向への移動が規制された状態で、カム筒体51を介して円筒管43の外周面に摺接し、(円筒管43の周りで)回動自在に配置されている。
このように硬度調整ノブ34は回転操作可能であるが、当接部材57は回転しないようにビス59で固定されている。
【0036】
硬度調整ノブ34の前端内周面とその内側に対向する円筒管43の外周面との間にはOリング62が配置され、硬度調整ノブ34の前端内周面がOリング62に圧接している。又、カム筒体51の後端付近の外周面とこの外周面に嵌合する把持部枠体61の内周面との間にも、例えばカム体51側に設けた周溝にOリング63が収納され、把持部枠体61の内周面がOリング63に圧接している。
【0037】
つまり、Oリング62、63により水密を確保すると共に、カム筒体51及び硬度調整ノブ34に対して摩擦力を与えるようにして、その摩擦力により硬度調整ノブ34を操作した手を離してもその状態にロック(或いは保持)できるようにしている。
【0038】
このように、本実施の形態では、硬度調整ノブ34を回転操作してコイル36に圧縮力を与える状態に設定した状態で硬度調整ノブ34から手を離しても、Oリング62、63による摩擦力により、その硬度調整ノブ34の状態を維持(ロック)できるようにしている。
【0039】
換言すると、硬度調整ノブ34を手で回転操作して軟性部13の硬度を硬くする操作を行った状態で、硬度調整ノブ34から手を離しても、硬度調整ノブ34をその操作状態にロックすることにより、その操作状態に対応する硬度状態にコイル36をロックできる構造にしている。
【0040】
なお、硬度調整ノブ34をロックするために摩擦力を発生させるOリングは水密シールを行う箇所以外に設けるようにしても良い。
図4(A)は、カム筒体51のカム溝52a、52bの形状を示す。カム溝52a,52bは2条カムであり、その一方をカム溝52aもう一方を52bで示している。
【0041】
カム溝52aと52bは同じ形をしていてカム筒体51の軸に対して一方を180度回転した位置に他方が重なるような対称となる位置にそれぞれ設けられている。図4(A)ではカム溝52a、52bは単純な滑らかな溝形状(滑らかな螺旋形状)をしている。
【0042】
図4(A)に示す構造の代わりに、図4(B)に示すように、例えば溝52bの途中に凹部64aがあったり、溝52bの端部に凹部64bが設けられている構造にして、これらの位置にピン54が設定された場合に操作者にクリック感を与えるようにしても良い。
【0043】
図2に示すように、把持部31に隣接する前方位置に処置具挿入口32を形成する挿入口枠体65が設けられている。この挿入口枠体65は操作部7の内部において処置具挿入口32側と吸引管路66側とに分岐している分岐部材67に接続され、この分岐部材67の前端には挿入部6内に設けられた処置具チャンネル33の手元端の端部が接続部68により接続されている。
【0044】
また、この分岐部材67はビスにより円筒管43に固定されている。また、この円筒管43はその後端がビスにより操作部7の湾曲操作機構等が取り付けられる枠体60に接続されている。この円筒管43は硬度調整ノブ34側が回転されても回転しない構造となっている。
【0045】
挿入部6内には図3(A)に示すように様々の内蔵物が配置されている。つまり、上下、左右に対応する位置に配置された4本の湾曲ワイヤ27、中央付近に配置された2本の信号ケーブル21、中央の上部寄りに配置された2本のライトガイド14、下寄りに配置された処置具チャンネル33、左寄りに配置されたコイル36及びワイヤ35、これに隣接して配置された送気を行うための送気チューブ69及び送水するための送水チューブ70が内蔵されている。
また、操作部7内にも図3(B)に示すような内蔵物が配置されている。この内蔵物の配置は図3(A)とほぼ同様である。
【0046】
本実施の形態では、図2でも簡単に述べたように、コイル36先端とワイヤ延出部30の間には、コイル36側の硬度よりは柔らかく、かつワイヤ延出部30の硬度よりは硬い(大きい硬度となる)中間の硬度を有する中間硬度部71が設けられている。具体的には、図6に示すようにコイル36先端に隣接して折れ止めコイル72が設けられている。ワイヤ35とワイヤ延出部30は同一部材であるが、その途中がコイル36先端とろう付けされている。
【0047】
ろうはろう染み込み部73のようにワイヤ35に染み込んでいる。すなわち、コイル36先端より更に少し先端側に染み込み、そこに折れ止めコイル72の手元側の一部が嵌合している。ただし、折れ止めコイル72手元側はろうでワイヤ35(ワイヤ延出部30)に付いているのではなく、ワイヤ35とコイル36をろう付けした後に、折れ止めコイル72を半田部74の一部に嵌合させて半田付けしている。
【0048】
半田部74は、染み込み部73の更に先端側を覆っている。ワイヤ延出部30と折れ止めコイル72は、半田部74以外では固定されていない。折れ止めコイル72先端は表面が半田付けされて半田部75となっている。これは折れ止めコイル72先端がばらけないようにする為である。また、折れ止めコイル72先端は角が鋭角的にならないように削ってある。
【0049】
折れ止めコイル72によって形成された中間硬度部71は、折れ止めコイル72より先端側に延出したワイヤ延出部30の曲げに対する硬さよりは硬く、コイル36を最大に硬くした状態よりは曲げに対して軟らかい。この折れ止めコイル72は、ここではコイルであるが、樹脂チューブ等、他の材質、形態のものであっても、上述した中間硬度のものであれば何でもよい。折れ止めコイル72がコイル36と略同じサイズの管体であることにより、ワイヤ35(ワイヤ延出部30)に組み合わせられ、かつ、コイル36より太径化するのを防げる。
【0050】
次に本実施の形態の作用を説明する。
電子内視鏡2を用いて大腸内に挿入していく手順を図5を参照して説明する。図2の実線で示す様に牽引部材46がワイヤストッパ45に突き当たっていない状態では、ワイヤワイヤ35に張力がかかっていないのでコイル36も柔らかい。従って軟性部13は柔らかい屈曲し易い状態になっている。
【0051】
図5(A)に示す様に、軟性部13がこのように柔らかい状態で挿入部6を押しながら肛門91から曲がりくねったS状結腸92の中を挿入していく。
軟性部13は柔らかい状態なので、曲がりくねったS状結腸92であっても患者に与える苦痛を小さい状態で挿入していくことができる。図5(A)の様に、電子内視鏡の挿入部6の先端が下行結腸93を経て脾湾曲94付近まで到達したら挿入部6を引っ張る操作を行う。すると、図5(B)に示す様にS状結腸92は、ほぼ直線状に短縮化される。そして電子内視鏡の挿入部6は、ほぼ直線状になる。
【0052】
この状態で硬度調整ノブ34を図4(A)の符号Cで示す方向(図4(A)では左側が挿入部側とした状態で示している。)に回転させると、図4(A)の実線で示すようにピン54が(カム筒体51に対して)カム溝52aの中を矢印Dで示すように移動する。また、このピン54は円筒管43の長手方向に形成した長孔53内に貫通しているので、移動リング47はピン54と共にこの長孔53に沿って後方に移動する。つまり、ピン54は実線には図4(A)で水平方向(右側)に移動する。
【0053】
この移動により、移動リング47に固定された牽引部材46も後方に移動し、この移動により図2の実線の位置から2点鎖線で示す位置まで移動するとワイヤストッパ19に突き当たる。
【0054】
さらに硬度調整ノブ34を回転して、牽引部材46を後方に移動することによってワイヤ35に引張力が働き、かつコイル36に圧縮力を与えることでコイル36を硬くし、そのことによって軟性部13を硬くすることができる。
【0055】
この様に図5(B)のようなときに挿入部6を硬くし、そこで更に挿入部6を押しながら横行結腸95、肝湾曲97、上行結腸96、盲腸98へと内視鏡の挿入部6を挿入していく。こうして図5(C)に示すように、盲腸98まで電子内視鏡の挿入部6の先端を到達させることができる。
【0056】
脾湾曲94、肝湾曲97は患者によって屈曲度合いに差がある。軟性部13を硬くして挿入する時、軟性部13全体が硬いと、脾湾曲94、肝湾曲97の屈曲がある程度きつい患者の腸に対して、通過しずらくなることも有りうる為、本実施の形態のように、軟性部13の先端側は硬くならないようにして(ワイヤ延出部30は硬くならない)、ある程度急な屈曲にも対応できるようにしている。
【0057】
軟性部13(コイル36)を硬くした時、コイル36は螺旋状に巻かれたコイルなので、巻き数が減る方向に回転しようとするが、ワイヤ延出部30によりコイル36先端が接続管38に接続されているので、その回転を規制できる。
【0058】
なお、本発明における硬度調整手段とは、それを内視鏡に組み込むのに寄与する(又は必要な)全ての部材を指す。従って、ワイヤ延出部30やワイヤ延出部30と接続管38の接続部、コイルストッパ40なども硬度調整手段に含まれる。
【0059】
さて、上記のような硬状態の軟性部13は、硬くなったコイル36と硬くならないワイヤ延出部30のつなぎ目付近においては、硬度の大きな差が生じる。図7(B)には、中間硬度部71が無い場合の従来例における硬状態の軟性部13が大腸挿入時に曲がった様子を示す。
【0060】
図7(B)のように、コイル36は撓みにくいが、ワイヤ延出部30は撓みやすいので、特にコイル36先端(染み込み部73)とワイヤ延出部30のつなぎ目付近(硬度の段差部付近)に曲げが集中し、そこが他より小さな曲げ半径で急激に曲がる。
【0061】
このような作用が何度も繰り返されることで、やがてそこの部分が切れる恐れがある。切れると、その切片が軟性部13内で他の内蔵物と接触し、他の内蔵物を損傷させ、内視鏡の機能を損なう恐れがある。
【0062】
図7(A)は、本実施の形態のもので、コイル36先端とワイヤ延出部30の間に中間硬度部71を有しているため、中間硬度部71(折れ止めコイル72)が緩やかに(或いは円滑に)曲がり、この滑らかに曲がるようにして曲げの力が極力どこにもかからないようにできる(曲げの力が局所的に集中しないようにできる)。
【0063】
その為、コイル36より先端側の部材の繰返しの曲げに対する耐久性を向上できる。また、軟性部13の曲げ形状も図7(B)よりも滑らかに曲がる形状になるので、図7(B)の場合よりスムーズな挿入も可能である。
【0064】
本実施の形態は以下の効果を有する。
硬度調整手段を構成する部材(コイル36、ワイヤ延出部30など)の硬状態での曲げに対する耐久性を向上できる。
【0065】
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を図8を参照して説明する。図8は第2の実施の形態における硬度可変手段おけるコイルの先端側付近を示し、第1の実施の形態と一部が異なるのみである。従って、第1の実施の形態と異なる部分のみ、図8を用いて記す。
【0066】
図6に示す第1の実施の形態と異なるのは、折れ止めコイル72手元側の染み込み部73に対する固定方法において、半田だけでなく、パイプ76を嵌合させたことである。すなわち、折れ止めコイル72手元側とコイル36先端側の外周を少し削り、細径部を形成し、そこにパイプ76を嵌合させ、その嵌合部に対し、パイプ76にあけた孔から溶融した半田を流し込むようにして半田部74で半田付けしている。
【0067】
次に本実施の形態の作用を説明する。
半田部74を用いたことで、折れ止めコイル72のワイヤ35(ワイヤ延出部30、染み込み部73)に対する接続が強固になり、第1の実施の形態よりも折れ止めコイル72が外れにくくできる。折れ止めコイル72手元側とコイル36先端側の外周を削って細径化してパイプ76を嵌合させていることで、パイプ76を用いても極力太径化を防いでいる。
【0068】
本実施の形態は以下の効果を有する。
第1の実施の形態よりも折れ止めコイル72が外れ難いので、更に耐久性を向上できる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0069】
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を図9を参照して説明する。図9は第3の実施の形態における硬度可変手段おけるコイルの先端側付近を示し、第2の実施の形態と一部が異なるのみである。従って、第2の実施の形態と異なる部分のみ、図9を用いて記す。
【0070】
図9に示すように本実施の形態では、まず、ワイヤ35にパイプ77をろう付けして染み込み部73で接続する。その後、折れ止めコイル72、コイル36を半田付けした半田部74でパイプ77に固定する。このとき、折れ止めコイル72手元側とコイル36先端側の内面に削り、内径を少し広げて、パイプ77に嵌合させている。
【0071】
次に本実施の形態の作用を説明する。
折れ止めコイル72、コイル36を接続するパイプ77をコイル36の内側に設けた事で、第2の実施の形態より、太径化を防ぎやすい。
【0072】
本実施の形態は以下の効果を有する。
硬度調整手段を構成する部材の太径化を確実に防ぎ、かつ強固な接続を実現する。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0073】
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態を図10を参照して説明する。なお、第3の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
図10に示すように本実施の形態では、第3の実施の形態のパイプ77の代わりにパイプ78を用いている。このパイプ78は例えばその後端が(半径方向外側に)段差状に突出する突き当て部79が設けられ、折れ止めコイル72の後端、コイル36の先端がそれぞれ突き当たっている。
【0074】
次に本実施の形態の作用を説明する。
コイル36先端が突き当て部79にしっかり突き当たっているので、ワイヤ35の牽引に対する強度は第3の実施の形態より強くなる。
本実施の形態は第3の実施の形態よりも硬度可変手段の強度を大きくできる効果がある。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0075】
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態を図11を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
図11に示すように本実施の形態では、第1の実施の形態の折れ止めコイル72は無く、そのかわりに、半田を染み込み部73からワイヤ延出部30の途中まで染み込ませた半田部74′で中間硬度部71を形成している。
【0076】
この半田部74′は、染み込み部73のような完全な硬質部ではなく、ある程度の力で曲げを加えれば曲がる、半硬質部である。もちろん、その硬度は、ワイヤ延出部30よりは硬く、コイル36の最大硬度よりは軟らかい。又、半田部74′は半田でなくとも、接着剤など他の材質のものでもいい。
【0077】
本実施の形態の作用として、折れ止めコイル72が無くとも、中間硬度部71を形成できるので、第1の実施の形態より構造をよりシンプルにできる。
従って、本実施の形態の効果として、折れ止めコイル72が無くとも、中間硬度部71を形成できるので、第1の実施の形態より構造をよりシンプルにしてコストを低減化することができる。
【0078】
(第6の実施の形態)
次に本発明の第6の実施の形態を図12を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
図12に示すように本実施の形態では、コイル36先端側の一部を少し広げており(疎巻き状)、その部分を半田付けでワイヤ35に固定している(半田部74)。半田部74より先端側のコイル36が中間硬度部71となる。この半田部74の部分のコイル36は、疎巻きにしなくとも、半田がワイヤ35に到達するように半田付けできれば(例えば半田付け説きにコイル36を少し曲げて作業し、半田の冷却前に真っ直ぐにするなど)、それでもよい。
【0079】
本実施の形態の作用として、折れ止めコイル72が無くとも、中間硬度部71を形成できるので、構造をよりシンプルにできる。
従って、本実施の形態の効果として、折れ止めコイル72が無くとも、中間硬度部71を形成できるので、第1の実施の形態より構造をよりシンプルにしてコストを低減化することができる。
【0080】
(第7の実施の形態)
次に本発明の第7の実施の形態を図13を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
図13に示すように本実施の形態では、ワイヤ35は、染み込み部73において切断されている。ワイヤ延出部30はワイヤ35とは別体の部材(ワイヤ35と同じ材質でもいい)で構成されている。染み込み部73先端とワイヤ延出部30後端に中間硬度部71を構成する接続部材80が嵌合し、嵌合部は半田付けや接着、圧着などで固定されている。
【0081】
接続部材80は例えば、コイル36と同様のコイルでもいいし、樹脂チーブなどでもいい。ワイヤ延出部30よりは硬いが、繰り返しの曲げに対しては耐久性の強いものである。接続部材80を接続管38まで延ばさないのは、径がワイヤ延出部30より太いからであり、図2の太径部14aのように、接続管38付近は他の内蔵物が太くなっていることがあり、接続部材80が入る十分なスペースがないからである。
【0082】
次に本実施の形態の作用及び効果を説明する。
第1実施の形態では、折れ止めコイル72で補強していても、やがて折れ止めコイル72内のワイヤが切れることが予想される(従来よりは格段に耐久性が向上していることは当然として)。
【0083】
本実施の形態では、ワイヤ延出部30より繰り返し曲げに対する耐久性が強い接続部材80を接続することで、第1の実施の形態より更に究極的な耐久性を向上させることができる。
【0084】
なお、本実施の形態では、硬度調整手段としてコイルとワイヤによる方式で説明したが、例えば形状記憶合金を用いるなど、他の硬度調整手段で形成しても良い。
【0085】
[付記]
1.軟性部を有する挿入部と、軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手段を設け、前記硬度調整手段により軟性部の硬度を最大にしたとき、軟性部の軸方向に硬度の差が生じる内視鏡において、
前記硬度差が生じる部分の硬度調整手段に、硬度差の硬い方の硬度と軟らかい方の硬度の中間の硬度を有する部分を設けたことを特徴とする内視鏡。
【0086】
2.付記1において、中間の硬度の部分は、軟らかい方の硬度の部材の周囲に別部材を組み合わせたものである。
3.付記1において、硬度調整手段は、コイルとワイヤである。
【0087】
4.付記3において、中間の硬度の部分は、硬度調整手段のコイルの延長部分である。
5.付記3において、中間の硬度の部分は、硬度調整手段のコイルと略同じサイズの管体である。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、軟性部を有する挿入部と、軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手段を設け、前記硬度調整手段により軟性部の硬度を最大にしたとき、軟性部の軸方向に硬度の差が生じる内視鏡において、
硬度調整手段により硬度を最大にしたとき、硬度調整手段自体の硬度差が生じる段差部に、硬度差の硬い方の硬度と軟らかい方の硬度の中間の硬度を有する中間硬度部を設けているので、曲げが掛かったときに、段差部に曲げが集中するのを防ぎ、曲げに対する耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡装置の概略の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の内視鏡の構造を示す断面図。
【図3】図2のA−A線断面とB−B線断面図。
【図4】カム体の具体例を示す平面図。
【図5】第1の実施の形態の作用の説明図。
【図6】硬度可変手段におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【図7】本実施の形態の作用を従来例との比較で示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【図10】本発明の第4の実施の形態におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【図11】本発明の第5の実施の形態におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【図12】本発明の第6の実施の形態におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【図13】本発明の第7の実施の形態におけるコイル先端とワイヤ延出部の境界付近の構造を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置
2…電子内視鏡
4…信号処理装置
5…カラーモニタ
6…挿入部
7…操作部
11…先端部
12…湾曲部
13…軟性部
16…ランプ
18…対物レンズ
19…CCD
21…信号ケーブル
26…湾曲駒
27…湾曲ワイヤ
29…湾曲操作ノブ
30…ワイヤ延出部
31…把持部
32…処置具挿入口
33…処置具チャンネル
34…硬度調整ノブ
35…硬度変更用ワイヤ(ワイヤ)
36…硬度変更用コイル(コイル)
37…軟性管
38…接続管
40…コイルストッパ
41…後端口金
45…ワイヤストッパ
46…牽引部材
47…移動リング
48…溝
51…カム筒体
52a,52b…カム溝
71…中間硬度部
72…折れ止めコイル
73…ろう染み込み部
74…半田部

Claims (1)

  1. 軟性部を有する挿入部と、軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手段を設け、前記硬度調整手段により軟性部の硬度を最大にしたとき、軟性部の軸方向に硬度の差が生じる内視鏡において、
    硬度調整手段により硬度を最大にしたとき、硬度調整手段自体の硬度差が生じる部分に、硬度差の硬い方の硬度と軟らかい方の硬度の中間の硬度を有する中間硬度部を設けたことを特徴とする内視鏡。
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