JP3597216B2 - カバー式内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、気密的に構成された挿入部カバーと、前記挿入部カバーに挿入部を挿入して使用するカバー用内視鏡とからなるカバー式内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡検査においては、検査終了後次の検査に使用する前に、内視鏡を十分、洗浄・消毒する必要がある。しかし内視鏡に備えられた送気・送水・吸引を行なう各種管路内まで、洗浄・消毒するには、非常に多くの時間が必要であり、また作業者の手間も大きい。この為、内視鏡の使用効率が悪くなり1日に行なえる検査数が少なくなってしまう。またこれを防ぐ為に、多くの内視鏡を準備すると、その購入費用が多くなったり、保管スペースが大きくなってしまうという問題がある。これらを解決する方法として、特公平2−54734号公報に示される様な、カバー式内視鏡が提案されている。
【0003】
前記カバー式内視鏡は、チャンネルを備えた長尺の挿入部カバー内に、観察・照明光学系のみを備えたカバー式内視鏡を挿入し組み合わせて検査に使用する。従ってカバーと内視鏡の間のクリアランスが大きいと、例えば術者が挿入部を握ってねじり操作を行なった時に、カバーと内視鏡がすべってしまい内視鏡にねじりが伝わらず体腔内挿入性が悪くなってしまう。これを防ぐ為に、カバーと内視鏡の間はクリアランスを極力少なくし、密着しやすい様にされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カバーと内視鏡の間のクリアランスがあまり小さいと、カバー内に内視鏡を挿入する際にカバーと内視鏡が密着し、挿入が困難になってしまう。またさらに挿入しようとして無理に押し込むと、カバーを破損してしまうといった問題点がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、挿入部カバーとカバー用内視鏡の挿入部の間に大きなクリアランスが必要なく操作性が良く、且つ、挿入部カバーとカバー用内視鏡の挿入部の挿入性の良好なカバー式内視鏡を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明によるカバー式内視鏡は、気密的に構成された挿入部カバーと、前記挿入部カバーに挿入部を挿入して使用するカバー用内視鏡とからなるカバー式内視鏡において、前記挿入部カバーの内面と前記カバー用内視鏡の挿入部の外表面との間に、潤滑剤として生体適合性材料からなる微粉体を介在させると共に、前記挿入部の先端に面取りを設けたことを特徴とし、挿入部カバーとカバー用内視鏡の挿入部の間に大きなクリアランスが必要なく操作性が良く、且つ、挿入部カバーとカバー用内視鏡の挿入部の挿入性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
【0008】
図1及び図2は本発明の第1実施例に係わり、図1は内視鏡カバー式の内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1の挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図である。
【0009】
図1に示すように内視鏡カバー式の内視鏡装置1は、内視鏡カバー式の内視鏡(以下、カバー式内視鏡と略す)2を有する装置である。
【0010】
前記カバー式内視鏡2は、内視鏡カバー(以下、カバーと略記する)3と、このカバー3に装着される内視鏡カバー用内視鏡(以下、カバー用内視鏡と略記する)4との組み合わせからなっている。内視鏡検査を行なう際には、清潔なカバー3によってカバー用内視鏡4の挿入部等は覆われ、検査後にはカバー3は破棄され、一方、カバー用内視鏡4は、新しい清潔なカバー3によって覆われ、繰り返し使用される事が特徴となる。これにより、検査後における内視鏡の洗浄・消毒を不要とするものである。
【0011】
前記内視鏡装置1は、前記カバー式内視鏡2と、このカバー式内視鏡2が接続される各種周辺機器等を内設したカート5と、前記カバー式内視鏡2を保持するカバー保持具6とを有している。
【0012】
前記カート5には、例えば光源装置7、ビデオプロセッサ8、流体制御装置9、カバー3にカバー用内視鏡4を装置する際に使用する内視鏡カバー拡張器(以下、拡張器と略記する)10等が収納されている。また、前記カート5の上面部には、ビデオプロセッサ8からの映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ11が載置されている。
【0013】
カバー用内視鏡4は、細長の内視鏡挿入部14の手元側基端部に太径の把持部を兼ねた操作部12が連設され、操作部12の側部からユニバーサルコード13が延出しており、このユニバーサルコード13の端部にコネクタ15が設けられている。
【0014】
光源装置7は、前記コネクタ15を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、内視鏡に照明光を供給するようになっている。また、ビデオプロセッサ8は、前記コネクタ15の側部から延出する信号ケーブル16を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、カバー用内視鏡4に内蔵された撮像手段の駆動、及び撮像手段から出力される信号に対する信号処理を行ない、標準的な映像信号に変換してモニタ11へ出力するようになっている。
【0015】
前記拡張器10は、拡張チューブ17が接続され、この拡張チューブ17を介してカバー3内に空気を送り込んで拡張するためのものであり、この拡張によりカバー3は、カバー用内視鏡4の装着あるいは抜去が容易にできるようになっている。このカバー用内視鏡4にカバー3を装着あるいは取り外す際にはカバー保持具6を用い、例えばカバー保持具6によってカバー3の基端側を保持してカバー用内視鏡4を挿入あるいは抜去するようになっている。
【0016】
カバー3は、軟性の挿入部カバー部18と、薄肉で軟らかい例えば塩化ビニル等の高分子材料で構成された操作部カバー部19及びユニバーサルコードカバー部20とを備えて構成されており、カバー用内視鏡4の内視鏡挿入部14、操作部12、ユニバーサルコード13をそれぞれ覆うようになっている。
【0017】
流体制御装置9は、送気制御弁21、送水制御弁22、吸引制御弁23が設けられ、送気,送水,吸引をこれらの電磁弁で制御するようになっている。送気制御弁21、送水制御弁22、吸引制御弁23は、それぞれに挿入部カバー部18から延出している送気管路24、送水管路25、吸引管路26が接続されている。
【0018】
また、吸引制御弁23には吸引チューブ27が接続され、その端部には図示しない吸引器が接続され、内視鏡先端部より不用な体液等の吸引を行なうようになっている。送水制御弁22には送水チューブ28が接続されており、その先端部には送水タンク29が接続されている。さらに、流体制御装置9からは2本の送気チューブ30が延出しており、送気制御弁21と送水タンク29とに接続されている。
【0019】
そして、前記送気管路24、送水管路25、吸引管路26、吸引チューブ27、送水チューブ28、送気チューブ30は、それぞれ異なる色に着色されると共に、それらが取り付けられる送気制御弁21、送水制御弁22、吸引制御弁23のチューブ取り付け部位にもそれぞれ対応して同じ色が着色されており、1目でどのチューブをどの弁のどの部位に取り付けるかが判る様になっている。
【0020】
挿入部カバー部18の断面である図2に示すように、カバー先端硬性部31の先端面にはカバーガラス32が設けられておりカバーガラス32を通して内視鏡光学系で結像された画像を内視鏡画像として得られる様になっている。この時、カバーガラス32はカバー先端硬性部31に気密的に、接着、溶着といった方法で固着されている。カバー先端硬性部31の後端側には、挿入部カバー外皮33の一端が気密的に固着され挿入部カバー外皮33の他端にはカバー口体部34が気密的に固着されている。
【0021】
挿入部カバー外皮33は、内腔が2つに分かれたいわゆるダブルルーメンチューブからなっており、それにより挿入部カバー部18の内部は内視鏡挿入ルーメン35と、チャンネル挿通ルーメン36に分かれている。そしてチャンネル挿通ルーメン36内には送気チャンネル、送水チャンネル(共に図示せず)、吸引チャンネル37が設けられ、それぞれ両端をカバー先端硬性部31、カバー口体部34に気密的に固着されている。そして送気チャンネル、送水チャンネルは開口をカバーガラス32の方向に向けカバー先端硬性部31の先端面に取り付けられた送気ノズル、送水ノズル(共に図示せず)に連通し、吸引チャンネル37はカバー先端硬性部31に設けた吸引開口部38に連通している。
【0022】
またカバー口体部34は、吸引チャンネル37に連通した、鉗子等の処置具を吸引チャンネル37内に導入する為の処置具挿入口39を有した突起部40を有している。そして内視鏡挿入ルーメン35の内側には微粉体41が散布されている。
【0023】
微粉体41は、本実施形態においては生体適合性材料からなるものが望ましい。この生体適合性材料としては、デンプンからなる事が好ましく、具体的には、例えば、カタクリ粉、コーンスターチであれば、なお好ましい。
【0024】
図2中点線にて内視鏡挿入部14を示すように、上述した様な構成である挿入部カバー部18に内視鏡挿入部14を挿入すると、内視鏡挿入ルーメン35の内側に散布された微粉体41が内視鏡挿入ルーメン35の内面と内視鏡挿入部14の表面の間に介在する為に、内視鏡挿入ルーメン35と内視鏡挿入部14が密着する事を防止する。
【0025】
従って、内視鏡挿入ルーメン35と内視鏡挿入部14のすべり性が向上し内視鏡挿入部14をスムースに挿入する事ができる。この為、挿入性を良くする為に、内視鏡挿入ルーメン35と内視鏡挿入部14の間に大きなクリアランスを取る必要がないので体腔内挿入時に、操作者の加えた力が内視鏡挿入部14に伝わるので操作性が良い。
【0026】
また微粉体41が生体適合性材料からなる場合には、万一、カバー3内から洩れて体腔内に触れても生体に対して何ら問題にはならない。微粉体41は散布するだけでなく塗布でもコーティングでも良い。
【0027】
次に第2実施例について説明する。図3は第2実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図である。第2実施例は、第1実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0028】
図3は、挿入部カバー部18の内視鏡挿入ルーメン35の中へ内視鏡挿入部14を挿通している状態を示しており、第2実施例の内視鏡挿入部14では、内視鏡挿入部14の内視鏡先端硬性部42の外周部には、溝43が設けられている。また、内視鏡先端硬性部42の先端側には、対物光学系45、照明光学系46が設けられ、R形状の面取り44がなされている。その他の構成、作用は第1実施例と同じである。
【0029】
従って、第1実施例の効果に加え、内視鏡挿入ルーメン35内へ内視鏡挿入部14を挿入する際に内視鏡挿入ルーメン35内に散布された微粉体41が内視鏡先端硬性部42の先端側の角部で内視鏡挿入ルーメン35内へ落とされる事がないので、対物光学系45、照明光学系46の表面に微粉体41が付着するのを防止できる。また、内視鏡先端硬性部42の側部42aによりこすられた微粉体41は溝43に回収されるので、やはり対物光学系45、照明光学系46への微粉体41の付着を防止でき観察像に影響が出るのを防止できる。
【0030】
次に第3実施例について説明する。図4は第3実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図である。第3実施例は、第2実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0031】
図4に示すように、第3実施例における挿入部カバー部18及び内視鏡挿入部14では、カバーガラス32の内面及び対物光学系45、照明光学系46の表面には、薄膜47が着脱可能に設けられると共に、前記薄膜47には糸部材48の一端が取り付けられている。そして糸部材48の他端は内視鏡挿入ルーメン35内を挿通し、外部へ延出されている。その他の構成は第2実施例と同じである。
【0032】
この様に構成された挿入部カバー部18の内視鏡挿入ルーメン35内へ内視鏡挿入部14を挿入終了後、糸部材48の外部へ延出された端部を引き薄膜47を外部へ引き出す。その他の作用は第2実施例と同じである。
【0033】
従って、第2実施例の効果に加え、内視鏡挿入部14の挿入が終了するまでは、カバーガラス32内面及び対物光学系45、照明光学系46の表面は薄膜47により覆われているので、微粉体41が付着する事を完全に防止できる。また、挿入部カバー外皮33を帯電材料とすれば、微粉体41が挿入部カバー外皮33へより付着しやすくなり、より完全に照明光学系46の表面への微粉体41の付着を防止できる。
【0034】
次に第4実施例について説明する。図5は第4実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図である。第4実施例は、第1実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0035】
図5(a)に示すように、第4実施例では、微粉体41は粉体含浸部材49に含浸され、内視鏡挿入部14及び挿入部カバー部18とは別に設けられている。そして内視鏡挿入部14を挿入部カバー部18内に挿入する前に前記粉体含浸部材49で内視鏡挿入部14の表面を拭く様にして微粉体41を内視鏡挿入部14表面に付着させる。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0036】
尚、前記粉体含浸部材49は、スポンジやパフが好ましい。
【0037】
このように構成することで、内視鏡挿入部14を挿入部カバー部18内に挿入する際には、内視鏡挿入部14の表面と内視鏡挿入ルーメン35内面との間に微粉体41が介在し、第1実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0038】
さらに、微粉体41は内視鏡挿入部14の表面に使用者が塗布する為に、対物光学系45、照明光学系46表面への付着を防止する事が容易である。
【0039】
上記した微粉体41の対物光学系45、照明光学系46表面への付着を防止する方法としては、例えば粉体含浸部材49を用いて微粉体41を塗布する前に、図5(b)に示すように、対物光学系45、照明光学系46の表面を覆う様なレンズカバー部材50を内視鏡先端硬性部42に被せ、微粉体41の塗布後に取り外すことで、微粉体41の対物光学系45、照明光学系46表面への付着を防止すれば良い。
【0040】
また、微粉体41を塗布し、上記のような微粉体41の付着の防止あるいは対物光学系45、照明光学系46の表面の微粉体41、ゴミ等を除去した後に、内視鏡挿入ルーメン35内へ挿入する事ができるので、より確実に対物光学系45、照明光学系46表面への微粉体41の付着による観察像への影響をなくす事ができる。
【0041】
次に第5実施例について説明する。図6乃至図10は第5実施例に係わり、図6は微粉体を含浸させた粉体含浸部材の外観を示す外観図、図7は図6の粉体含浸部材を装着する粉体含浸部材装着部を備えたカバー口体部及び内視鏡挿入部の断面を示す断面図、図8は図6の粉体含浸部材の作用を説明する説明図、図9は図7における内視鏡挿入部の変形例の構成を示す構成図、図10は図9の内視鏡挿入部が挿入される粉体含浸部材の変形例の構成を示す断面図である。第5実施例は、第1実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0042】
図6に示すように、第5実施例では、微粉体41は粉体含浸部材51に含浸され、内視鏡挿入部14及び挿入部カバー部18とは別に設けられている。そして、粉体含浸部材51は、外径Dで内径dのドーナツ形状で、内径部は内視鏡挿入部挿通孔52となっている弾性材料からできている。そして、図7(a)に示すように、挿入部カバー部18の手元側に一端が接続されているカバー口体部53の他端には、前記粉体含浸部材51を装着する粉体含浸部材装着部54が設けられている。この粉体含浸部材装着部54の内径D′は、前記粉体含浸部材51の外径Dより小さく、D>D′となっている。
【0043】
また、前記粉体含浸部材51の内径dは、図7(b)に示す内視鏡挿入部14の外径d′より大きくd′<dとなっている。この時粉体含浸部材51の外径Dを粉体含浸部材装着部54の内径D′と同じ径まで、収縮させた場合dは、d′と同じか、やや小さくなる様にD,D′,d,d′が設定されている(D=D′の時d′≧d)。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0044】
このように構成された第5実施例では、図8(a)に示すように、粉体含浸部材51の内視鏡挿入部挿通孔52内へ内視鏡挿入部14の先端部分を挿入し、さらに内視鏡挿入部14の挿入された粉体含浸部材51を粉体含浸部材装着部54へ嵌入後、図8(b)に示すように、内視鏡挿入部14をさらに挿入部カバー外皮33内に挿入する。
【0045】
すなわち、内視鏡挿入部挿通孔52の内径の方が内視鏡挿入部14の外径より大きいので、内視鏡挿入部挿通孔52内へ内視鏡挿入部14を挿入することが容易であり、その挿入の際には、対物光学系45、照明光学系46表面に粉体含浸部材51が触れることないので、微粉体41が誤って付着する事がない。
【0046】
また、粉体含浸部材装着部54の内径D′が粉体含浸部材51の外径Dより小さく、かつ粉体含浸部材51が弾性材料で構成されているので、粉体含浸部材51を粉体含浸部材装着部54に嵌入する事により、内視鏡挿入部挿通孔52の内径が内視鏡挿入部14の外径と同等以下の径になり、その後内視鏡挿入部14を挿入部カバー外皮33に挿入していけば、内視鏡挿入部14の外表面に微粉体41が付着する。その他の作用は第1実施例と同じである。
【0047】
従って第5実施例は、内視鏡挿入部14の外表面と挿入部カバー外皮33内面の間に微粉体41が介在し、第1実施例と同様の作用・効果を得る事ができる上、さらに、確実かつ容易に対物光学系45、照明光学系46表面への微粉体41の付着を防止でき、また対物光学系45、照明光学系46表面を拭き取るといった作業や、第4実施例のようにレンズカバー部材50(図5(b)参照)を用いるといった作業も必要なく、作業者(医師、看護婦等)の負担を減らすといった効果も有する。
【0048】
ここで、内視鏡挿入部挿通孔52の形状は上述した様な円形に限らず、例えば図9に示すように、内視鏡挿入部14が内視鏡先端硬性部42が異形で、それより手元側形が円形である様な場合は、図10に示すように、内視鏡挿入部挿通孔52の形状も内視鏡先端硬性部42の外径と、略相似形で若干大きな寸法となっていても良い。つまり、内視鏡先端硬性部42を内視鏡挿入部挿通孔52内に通す際に粉体含浸部材51が内視鏡先端硬性部42の外周に触れず、粉体含浸部材51を粉体含浸部材装着部54に嵌入後に粉体含浸部材51が内視鏡挿入部14の外表面に触れる様な寸法・形状であれば良い。
【0049】
また、粉体含浸部材51の外形も円形に限らずどの様な形状でも良く、その時の粉体含浸部材装着部54の形状は、粉体含浸部材51の外形に相似形状で若干小さな寸法になっており、粉体含浸部材51を粉体含浸部材装着部54に嵌入後、内視鏡挿入部挿通孔52の内径が内視鏡挿入部14の外径以下になる様になっていれば同様の作用・効果を有する事は言うまでもない。
【0050】
ここで、上記第1乃至第5の各実施例において、挿入部カバー内への内視鏡挿入部の挿入性をさらに向上する為に以下の様な方法でも良い。
【0051】
つまり、内視鏡挿入ルーメン35の内径をA、内視鏡挿入部14の外径をBとした時、A>Bとする。
【0052】
このように構成すれば、挿入部カバー外皮33の内面と内視鏡挿入部14の外表面の間にクリアランスが生じるので、そのクリアランス部に微粉体41が確実に介在するのでより挿入性が良くなる。
【0053】
この時のクリアランスの量は0.5mm程度、つまり、
B−A=1(mm)
程度になる事が、挿入性さらに体腔内へ内視鏡を挿入する際の操作性上好ましい。
【0054】
次に第6実施例について説明する。図11は第6実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図である。第6実施例は、第1実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0055】
図11に示すように、本実施例における挿入部カバー55は、カバー口体部56に内視鏡挿入ルーメン35内に連通した送気口金57を有しており、送気口金57は拡張チューブ17を介して内視鏡カバー拡張器10に接続される。この時、送気口金57と拡張チューブ17は着脱自在となっている。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0056】
このように構成された本実施例では、内視鏡カバー拡張器10から、拡張チューブ17及び送気口金57を介して内視鏡挿入ルーメン35内へ空気を送気し、内視鏡挿入部14を内視鏡挿入ルーメン35内に挿入していくと、送気の圧力により挿入部カバー外皮33は膨張する。その他の作用は第1実施例と同じである。
【0057】
この結果、第1実施例の効果に加え、挿入部カバー外皮33の内面と内視鏡挿入部14の外表面の間にクリアランスが生じ、そのクリアランス部に微粉体41が確実に介在するので、より挿入性が良くなる。
【0058】
さらに第1乃至第5の各実施例において、挿入部カバー内への内視鏡挿入部の挿入性をさらに向上する為に、内視鏡挿入ルーメン35の内径をA、内視鏡挿入部14の外径をBとした時、A>Bとするとしたが、本実施例においては、内視鏡挿入部14の外径より内視鏡挿入ルーメン35の内径を大きくする必要がないので、内視鏡挿入部14の外径と内視鏡挿入ルーメン35の内径を略同じか、あるいは内視鏡挿入ルーメン35の内径を小さくする事ができる。この為、内視鏡挿入ルーメン35内への送気を停止すると内視鏡挿入部14と挿入部カバー外皮33が略密着する事ができ、体腔内への内視鏡の挿入時の操作性がより向上するという作用・効果が生ずる。
【0059】
尚、内視鏡挿入ルーメン35内へ送気する方法としては以下の方法でも良い。つまり、内視鏡挿入部14の可撓管部の外皮を、例えば多孔質四フッ化エチレン樹脂といった防水通気性の樹脂で形成する。そして、内視鏡挿入ルーメン35内へ内視鏡挿入部14を挿入する際に内視鏡内部を加圧すると、前記外皮の多孔質部分から可撓管外部に向って空気が排出され、上記第6実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0060】
次に第7実施例について説明する。図12は第7実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図である。第7実施例は、第1実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0061】
図12に示すように、第7実施例における挿入部カバー部18は、挿入部カバー部18に着脱自在に外装され挿入部カバー外皮33の外表面との間にすき間58を形成する内径を有すると共に、カバー先端硬性部31、カバー口体部34と例えばOリング等のシール材59を介して気密的に装着可能な膨張具60を有する。
【0062】
前記膨張具60の側面には、すき間58に連通する吸引口金61が取り付けられており、吸引口金61はその一端に接続した吸引チューブ62を介して図示しない吸引源に接続される。この時吸引口金61と吸引チューブ62は着脱自在である事は言うまでもない。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0063】
このように構成された本実施例では、挿入部カバー部18と膨張具60において、挿入部カバー部18に膨張具60を外装後、吸引口金61、吸引チューブ62を介して、すき間58内の空気を吸引する。この時すき間58内はシール材59により、外部と遮断されているのですき間58内の圧力は低下し、大気圧以下となる。この為、挿入部カバーの内側の圧力の方が高くなり、挿入部カバー外皮33が膨張する(図12中一点鎖線で示す)。その他の作用は第1実施例と同じである。
【0064】
従って第1実施例の効果に加え、挿入部カバー内径が大きくるので、第6実施例と同様の効果を生ずる。さらに、挿入部カバー内に空気を送気する必要がないので、挿入部カバー内の粉体が飛散する事がなく、対物光学系45、照明光学系46表面への微粉体41の付着の可能性がないと言う利点がある。
【0065】
次に第8実施例について説明する。図13及び図14は第8実施例に係わり、図13は挿入部カバー及び内視鏡挿入部の内視鏡可撓管を組み合わせた断面を示す断面図、図14は図13の挿入部カバー及び内視鏡挿入部の内視鏡可撓管の変形例の断面を示す断面図である。第8実施例は、第1実施例とほとんど同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0066】
第8実施例の内視鏡挿入部14では、図13に示すように内視鏡挿入部14の内視鏡可撓管64は、カバー無し内視鏡用可撓管同様、内側からステンレスリン青銅等の薄板をスパイラル状に巻回したフレックス65と、ステンレス細線を編組した網管(ブレード)66と、ポリウレタン、ポリエステルと言った軟性の合成樹脂からなる外皮67を順次積層してなる。
【0067】
前記外皮67の外面には、可撓管の長手方向に沿った複数の溝68が形成されている。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0068】
このように構成した第8実施例では、内視鏡可撓管64を挿入部カバー63内に挿入すると、前記溝68により挿入部カバー63、内視鏡可撓管64の間にすき間が生じ、このすき間に微粉体41が介在する為、第1実施例の効果に加え、第6及び第7実施例と同様の作用・効果を有する。また挿入部カバー63と内視鏡可撓管64の間にすき間を設ける為に、第6及び第7実施例のような送気源、吸引源といった特別な装置が不要であるという効果も有する。
【0069】
次に第8実施例の変形例について説明する。第8実施例の変形例では、図14に示すように、挿入部カバー69の内面には、挿入部カバー69の長手方向に沿った複数の溝70が設けられている。この為、可撓管71を挿入部カバー69内に挿入すると、前記溝70により挿入部カバー69と可撓管71の間のすき間が生じ、図13と同様の作用・効果を有する事になる。
【0070】
ところで、上記第1乃至第8実施例のようなカバー式内視鏡においては、内視鏡カバー、特に挿入部カバーが破損してしまうとその目的を達せられなくなってしまう。その為、カバーを内視鏡に装着する際の破損の有無を調べ検査に使用する直前に穴あき等の有無を調べる必要がある。
【0071】
その為、挿入部カバーと、内視鏡挿入部を組み合わせた状態で、挿入部カバー内に送気を行ない気密性の確認を行なう。そこで、図15に示すように、手元口体部72と内視鏡操作部12の間でシール材73により気密性を確保して、挿入部カバー部18内に送気を行なう。そして、この時の空気の漏れの有無により挿入部カバーの穴あき等の有無を検知する。
【0072】
この時シール材73が操作部12に設けられているので、内視鏡挿入部14を挿入部カバー部18に挿入する際にシール材73が挿入部カバー部18に触れる事がないので、挿入部カバー部18に塗布した微粉体41が落ちたり、また対物光学系45、照明光学系46の表面に付着する事を防止する事ができる。
【0073】
また、上述した第1乃至第8実施例においては、挿入部カバー外皮33は、内腔が2つに分かれたダブルルーメンチューブとして説明したが、もちろんこれに限ったものではなく内腔が1つのいわゆるシングルルーメンチューブや、送気管路や送水管路、吸引管路を同時に成形している多孔チューブでも同様の作用・効果を有する。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のカバー式内視鏡によれば、気密的に構成された挿入部カバーと、前記挿入部カバーに挿入部を挿入して使用するカバー用内視鏡とからなるカバー式内視鏡において、前記挿入部カバーの内面と前記カバー用内視鏡の挿入部の外表面との間に、潤滑剤として生体適合性材料からなる微粉体を介在させると共に、前記挿入部の先端に面取りを設けたので、挿入部カバーとカバー用内視鏡の挿入部の間に大きなクリアランスが必要なく操作性が良く、且つ、挿入部カバーとカバー用内視鏡の挿入部の挿入性を向上させることができ、また、内視鏡挿入ルーメン内へ内視鏡挿入部を挿入する際に、内視鏡挿入ルーメン内に散布された潤滑剤が内視鏡先端部の先端側の角部で内視鏡挿入ルーメン内へ落とされることがないので、内視鏡先端部に配設された対物光学系、照明光学系の表面に潤滑剤が付着するのを防止することができるという効果も発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡カバー式の内視鏡装置の構成を示す構成図
【図2】図1の挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図
【図3】本発明の第2実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図
【図4】本発明の第3実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図
【図5】本発明の第4実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図
【図6】本発明の第5実施例に係る微粉体を含浸させた粉体含浸部材の外観を示す外観図
【図7】図6の粉体含浸部材を装着する粉体含浸部材装着部を備えたカバー口体部及び内視鏡挿入部の断面を示す断面図
【図8】図6の粉体含浸部材の作用を説明する説明図
【図9】図7における内視鏡挿入部の変形例の構成を示す構成図
【図10】図9の内視鏡挿入部が挿入される粉体含浸部材の変形例の構成を示す断面図
【図11】本発明の第6実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図
【図12】本発明の第7実施例に係る挿入部カバー部の長手方向の断面を示す断面図
【図13】本発明の第8実施例に係る挿入部カバー及び内視鏡挿入部の内視鏡可撓管を組み合わせた断面を示す断面図
【図14】図13の挿入部カバー及び内視鏡挿入部の内視鏡可撓管の変形例の断面を示す断面図
【図15】第1乃至第8実施例に係わる、挿入部カバーと内視鏡挿入部とを組み合わせた状態での気密性の確認を説明する説明図
【符号の説明】
1…内視鏡カバー式の内視鏡装置
2…内視鏡カバー式の内視鏡
3…内視鏡カバー
4…カバー用内視鏡
5…カート
6…カバー保持具
7…光源装置
8…ビデオプロセッサ
9…流体制御装置
10…内視鏡カバー拡張器
11…モニタ
12…操作部
13…ユニバーサルコード
14…内視鏡挿入部
15…コネクタ
16…信号ケーブル
17…拡張チューブ
18…挿入部カバー部
19…操作部カバー部
20…ユニバーサルコードカバー
21…送気制御弁
22…送水制御弁
23…吸引制御弁
24…送気管路
25…送水管路
26…吸引管路
27…吸引チューブ
28…送水チューブ
29…送水タンク
30…送気チューブ
31…カバー先端硬性部
32…カバーガラス
33…挿入部カバー外皮
34…カバー口体部
35…内視鏡挿入ルーメン
36…チャンネル挿通ルーメン
37…吸引チャンネル
38…吸引開口部
39…処置具挿入口
40…突起部
41…微粉体
42…内視鏡先端硬性部
43…溝
44…R形状の面取り
45…対物光学系
46…照明光学系
47…薄膜
48…糸部材
49…粉体含浸部材
50…レンズカバー部材
51…粉体含浸部材
52…内視鏡挿入部挿通孔
53…カバー口体部
54…粉体含浸部材装着部
55…挿入部カバー
56…カバー口体部
57…送気口金
58…すき間
59…シール材
60…膨張具
61…吸引口金
62…吸引チューブ
63…挿入部カバー
64…内視鏡可撓管
65…フレックス
66…ブレード
67…外皮
68…溝
69…挿入部カバー
70…溝
71…可撓管
72…手元口体部
73…シール材
101…挿入部カバー
102…挿入部カバーの先端硬質部
103…突起
104…カバーガラス
105…突き当て面
106…チャンネル部組
107…チャンネル部組先端部
108…吸引開口
109…送気ノズル
110…送水ノズル
111…吸引チャンネル
112…送気チャンネル
113…突き当て部
114…挿入部カバー先端硬質部の先端面
115…チャンネル部組先端部の先端面
116…先端固定部材
117…フランジ部
118…係合溝
119…中心軸
120…平行部
120a…平行部端部
121…挿入部カバー
122…挿入部カバーの先端硬質部
123…孔
124…固定ピン
125…挿入部カバー外皮
126…内視鏡先端部
127…固定凹部
128…口体部
129…シール部材

Claims (1)

  1. 気密的に構成された挿入部カバーと、前記挿入部カバーに挿入部を挿入して使用するカバー用内視鏡とからなるカバー式内視鏡において、
    前記挿入部カバーの内面と前記カバー用内視鏡の挿入部の外表面との間に、潤滑剤として生体適合性材料からなる微粉体を介在させると共に、前記挿入部の先端に面取りを設けたことを特徴とするカバー式内視鏡。
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