JP3595965B2 - 水中油型固型化粧料 - Google Patents
水中油型固型化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3595965B2 JP3595965B2 JP27049697A JP27049697A JP3595965B2 JP 3595965 B2 JP3595965 B2 JP 3595965B2 JP 27049697 A JP27049697 A JP 27049697A JP 27049697 A JP27049697 A JP 27049697A JP 3595965 B2 JP3595965 B2 JP 3595965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- water
- component
- cosmetic
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクト容器等に収納可能で携帯性に優れ、水々しく、清涼感が高く、肌なじみが良い等の品質を有し、且つ、肌との密着感が高く化粧持続性が良好であり、容器との密着性が高く形状保持性にも優れる水中油型固型化粧料に関するものであり、更には、汗や皮脂によるテカリが目立たない優れた水中油型固型化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファンデーション等の固型化粧料は、パウダータイプ、油性タイプ等の非水系のものがほとんどであり、水を含有したものは少なかった。近年、リキッドタイプのファンデーションを固型化したものが市場に出てきているが、これらは剤型的には油中水型(W/O型)のものであり、水中油型(O/W型)の剤型のものは少なく、特開平7−17828号公報に開示されているもの等が知られているだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記の特開平7−17828号公報の水中油型固型化粧料は、水々しく、清涼感が高く、肌なじみが良い等の品質を有し且つ、コンパクト容器等に収納でき携帯性にも優れた水中油型固型化粧料であったが、水溶性固化剤はコンパクト容器内面との密着性が低いため、マット等の小道具を使用して該水中油型固型化粧料の表面を擦った時に、化粧料が容器から外れる場合があった。この対応として容器内面を粗面にしたり、容器内面を親水性物質で被覆する等の容器上の工夫が必要とされていた。また、肌上では水溶性固化剤による親水性の高い化粧膜になるため、汗をかいた後などには、汗や皮脂により肌表面が光る現象、いわゆるテカリが目立ちやすかった。
【0004】
このため、上記水中油型固型化粧料の長所である、コンパクト容器等に収納可能で携帯性に優れ、水々しく、清涼感が高く、肌なじみが良い等の品質を有し、且つ、肌との密着感が高く化粧持続性が良好であり、容器との密着感が高く形状保持性にも優れ、更には汗や皮脂によるテカリが目立たない化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記実情において鋭意検討を重ねた結果、水及び油剤を水溶性固化剤とデンプンを組合わせて固化すると、上記水中油型化粧料の特性を有しながら肌との密着性が高くなり化粧持続性が向上し、また、容器との密着性が高く形状保持性及び携帯性に優れた固型化粧料が得られることを見出した。更に、煙霧状疎水化処理シリカを配合すると、汗や皮脂によるテカリがより効果的に抑えられることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は、次の成分(a)〜(d);
(a)寒天またはゼラチンから選択される水溶性固化剤
(b)デンプン
(c)油剤
(d)水
を含有し、且つ成分(b)は、成分(a)及び成分(d)を含む水系に加温溶解してから配合したものであることを特徴とする水中油型固型化粧料に関するものである。
【0007】
本発明で用いられる成分(a)の水溶性固化剤は、水中油型化粧料を固型化し、使用性、携帯性に耐えうる硬度を与えるものである。この成分(a)は、寒天またはゼラチンから選択されるものであり、その産地、起源等は特に問題とならないが、使用感触等の面から寒天が好ましい。この成分(a)は、全組成中に0.1〜10重量%(以下、単に「%」と略す)で配合すれば良く、特に0.3〜7%の範囲で配合するのがより好ましい。成分(a)の配合量が0.1%未満では、固型化粧料としての硬度が得られず、また、10%を超えると、硬くなりすぎて、水々しい感触が損なわれ、伸びが悪く、均一な化粧仕上がりが得られない等の問題を生ずることがある。
【0008】
成分(b)は、デンプンとしては、通常化粧料に用いられるものであればいずれでもよく、例えば、とうもろこしデンプン、馬鈴薯デンプン、ライススタ−チ、タピオカデンプン等が挙げられる。これらデンプンは一種又は二種以上を組合わせて用いることができ、本発明の化粧料中に0.01〜10%で配合すれば良く、特に1〜5%配合するのがより好ましい。デンプンの配合量が0.01%未満であると、デンプンを配合したことによる、肌との密着性や容器内面への密着性の効果を得ることができず、10%を超えると密着性の効果が高すぎて化粧料としての使用性が悪くなることがある。成分(b)のデンプンは、成分(a)及び成分(d)を含む水系に加温溶解してから配合する。
【0009】
成分(c)の油剤としては、通常化粧料に用いられる固型、半固型、液体の各種植物油、動物油、鉱物油及び合成油を使用することができ、例えば、オリーブ油、ホホバ油、ミンク油、モクロウ等の油脂類;ミツロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類;ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類;セタノール等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル等のエステル類;ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体;デンプン脂肪酸エステル;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、三次元架橋構造を有するジメチルポリシロキサン重合物等のシリコーン化合物類;パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類等が挙げられる。これらの油剤は一種又は二種以上を組合わせて用いることができ、本発明の化粧料中に1〜30%配合するのが感触の上で好ましい。
【0010】
成分(d)の水は、本発明の化粧料中に40〜95%配合するのが感触の上で好ましい。
【0011】
成分(e)の煙霧状疎水化処理シリカとしては、通常の四塩化珪素を水素と酸素炎中で加水分解して得られる煙霧状シリカを疎水化処理したものであり、疎水化処理の方法としては、トリメチルシリルクロライドやヘキサメチルジシラザンによるトリメチルシロキシ化処理、オクチルシラン化処理、メチルハイドロジェンポリシロキサンを用いたコーティング焼き付け処理、金属石鹸によるコーティング等が挙げられる。これら煙霧状疎水化処理シリカの一次粒子の平均粒径は、50nm以下であり、20nm以下が特に好ましい。
【0012】
かかる煙霧状疎水化処理シリカとしては、例えば、アエロジルR−972、アエロジルR−974、アエロジルR202、アエロジルR805、アエロジルR812、アエロジルRY200、アエロジルRX200、アエロジルRA200H(共に日本アエロジル社製)、タラノックス500(タルコ社製)、キャボジルTS−530(キャボット社製)等の市販品が挙げられる。これらは一種又は二種以上を組合わせて用いることができ、本発明の化粧料中に0.01〜2%に配合すれば良く、特に0.1〜1%の範囲で配合すると、テカリの防止効果と肌上での伸び広がりがより良好である。
【0013】
本発明の水中油型固型化粧料には、上記必須成分のほか、通常化粧料に用いられる成分を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。粉体としては、例えば、タルク、カオリン、セリサイト、マイカ、モンモリロナイト、ベントナイト、ヘクトライト、サポナイト、有機変性粘土鉱物、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、窒化ホウ素、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、シリカ等の無機体質顔料、酸化チタン、鉄含有酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、コンジョウ等の無機着色顔料、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等の光輝性顔料、タール色素、天然色素等の有機着色顔料、オルガノポリシロキサン硬化物パウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー等のシリコーン樹脂粉体、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリル酸アルキルポリマー、ポリスチレンパウダー、シルクパウダー、ポリエチレンパウダー、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、N−アシルリジン類等の有機粉体等が挙げられ、これらの中から必要に応じて一種又は二種以上を選択して用いることができる。これら粉体の粒子径、粒子形状は特に制限されない。また、これら粉体は一種または二種以上の複合化したものを用いても良く、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、ロウ、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
【0014】
その他の成分としては、例えばメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体;アルギン酸ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサンタンガム、ペクチン等の天然高分子;ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリンエステル、ポリビニルピロリドン等の合成高分子等の水溶性高分子、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成分、香料、油ゲル化剤、皮膜形成剤、界面活性剤、粘土鉱物、低級一価アルコール、低級多価アルコール等が挙げられる。
【0015】
本発明の効果が良く発揮される化粧料としては、例えば、ファンデーション、アイシャドウ、ホホ紅、口紅、日焼け止め、下地クリーム、乳液、美容液等が挙げられる。
【0016】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
【0017】
実施例1〜6及び比較例1〜3 水中油型固型ファンデーション
表1に示す組成のファンデーションを下記方法により調製し、水々しさ、肌への密着感、テカリのなさ、容器皿との密着性について、下記の評価方法及び評価基準によりそれぞれ官能評価を行い、結果を合わせて表1に示した。
【0018】
【表1】
注1:アエロジルR−972(日本アエロジル社製)
【0019】
(製法)
A.8〜11を加熱溶解しする。
B.14〜21を加温溶解する。
B.Aに1〜7を加えて混合分散する。
C.BにAを加えて乳化し、12〜13を加えて均一混合する。
D.Cを内面を何も処理していない容器皿に充填し、冷却して水中油型固型ファンデーションを得た。
【0020】
(評価方法A)
実施例及び比較例のファンデーションを試料とし、水々しさ、肌への密着感、テカリのなさの各項目について、化粧歴10年以上の女性20名をパネルに用いて使用テストを行い、下記評価基準にて絶対評価し、その結果を平均化して、下記判断基準により評価した。
【0021】
(評価方法B)
ファンデーションが充填された容器皿を逆さまにして、手で叩いて振動を与えた時にファンデーションと皿との密着性を評価判定した。
【0022】
表1の結果から明かなように、本発明品の実施例1〜6のファンデーションは、比較例1〜3のファンデーションと比較して、全ての項目を満足する優れたものであった。
【0023】
実施例7 水中油型固型アイシャドウ
(成分) (重量%)
1.メチルハイドロジェンポリシロキサン3%処理酸化チタン 2.0
2.メチルハイドロジェンポリシロキサン3%処理雲母チタン 10.0
3.メチルハイドロジェンポリシロキサン3%処理セリサイト 3.0
4.着色顔料 1.0
5.煙霧状疎水化処理シリカ(注2) 0.5
6.セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
7.スクワラン 1.0
8.キャンデリラロウ 1.0
9.香料 適量
10.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
11.1,3−ブチレングリコール 5.0
12.寒天 0.5
13.ゼラチン 1.5
14.ポリメタクリル酸ソーダ 0.1
15.とうもろこしデンプン 0.5
16.精製水 残量
注2:アエロジルR974(日本アエロジル社製)
【0024】
(製法)
A.6〜8を加熱溶解しする。
B.11〜16を加温溶解する。
B.Aに1〜5を加えて混合分散する。
C.BにAを加えて乳化し、9〜10を加えて均一混合する。
D.Cを容器皿に充填し、冷却して水中油型固型アイシャドウを得た。
実施例7のアイシャドウは、容器皿との密着性が高く、携帯性に優れ、水々しく、肌への密着感が高く、化粧持続性にも優れ、しかも汗や皮脂によるテカリが目立たない優れた水中油型固型アイシャドウであった。
【0027】
【発明の効果】
本発明の水中油型固型化粧料は、コンパクト容器等に収納可能で携帯性に優れ、水々しく、清涼感が高く、肌なじみが良い等の品質を有し、且つ、肌との密着感が高く化粧持続性が良好であり、容器との密着性が高く形状保持性にも優れたものである。更に、汗や皮脂によるテカリが目立たない優れたものである。
Claims (2)
- 次の成分(a)〜(d);
(a)寒天またはゼラチンから選択される水溶性固化剤
(b)デンプン
(c)油剤
(d)水
を含有し、且つ成分(b)は、成分(a)及び成分(d)を含む水系に加温溶解してから配合したものであることを特徴とする水中油型固型化粧料。 - 更に、成分(e)として煙霧状疎水化処理シリカを含有することを特徴とする請求項1記載の水中油型固型化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27049697A JP3595965B2 (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 水中油型固型化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27049697A JP3595965B2 (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 水中油型固型化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1192333A JPH1192333A (ja) | 1999-04-06 |
JP3595965B2 true JP3595965B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=17487091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27049697A Expired - Lifetime JP3595965B2 (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 水中油型固型化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3595965B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2795081A1 (fr) * | 1999-06-18 | 2000-12-22 | Oreal | Gel aqueux solide comprenant un gelifiant hydrophile et de l'amidon, composition le comprenant, utilisations |
FR2820315A1 (fr) * | 2001-02-07 | 2002-08-09 | Oreal | Composition topique anti-pollution |
JP2009184980A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Shiseido Co Ltd | 凹凸補正用化粧料 |
JP5587548B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2014-09-10 | 株式会社コーセー | 水系固形化粧料 |
US8933134B2 (en) | 2010-06-09 | 2015-01-13 | L'oreal | Compositions containing agar and a softening agent |
FR2990348B1 (fr) * | 2012-05-10 | 2016-07-01 | Lvmh Rech | Composition et procede de soin cosmetique utilisant un melange elastique |
KR102227345B1 (ko) * | 2019-07-09 | 2021-03-12 | 최정아 | 단단함이 향상된 고체샴푸의 제조방법 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP27049697A patent/JP3595965B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1192333A (ja) | 1999-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4514902B2 (ja) | 含水粉末組成物及びその製造法並びに当該粉末組成物を含有する化粧料 | |
US20090060959A1 (en) | Hydrous powdery cosmetic preparation | |
WO2011056332A1 (en) | A low flashpoint cosmetic composition comprising solvents of varying evaporation rates | |
JP4799939B2 (ja) | 粉末化粧料 | |
CN104244914A (zh) | 包含消光填料和硅烷的化妆品组合物 | |
KR101149678B1 (ko) | 분말 화장료 | |
JP4195820B2 (ja) | 油中水型マスカラ | |
CN105813622A (zh) | 包含皮脂泵填料和高含量一元醇的组合物 | |
JP3595965B2 (ja) | 水中油型固型化粧料 | |
JP2005213362A (ja) | 化粧料 | |
JP3993833B2 (ja) | 含水粉末化粧料 | |
JP2008031044A (ja) | ***用油性化粧料 | |
JP3881603B2 (ja) | ***化粧料 | |
JP3634977B2 (ja) | 油性化粧料 | |
JP4637425B2 (ja) | 油性化粧料 | |
JP6170312B2 (ja) | 含水粉末化粧料 | |
JP2003026529A (ja) | 油性化粧料 | |
JP6888997B2 (ja) | 含水粉末化粧料 | |
JP2004262794A (ja) | 粉体化粧料 | |
JP4537525B2 (ja) | 粉末化粧料 | |
JP2000302638A (ja) | 水性ジェル状化粧料 | |
JP4256273B2 (ja) | 粉末状クレンジング化粧料 | |
JP3869980B2 (ja) | 油中多価アルコール型固形化粧料 | |
JPH05285370A (ja) | 撥水・撥油性粉体及びこれを含有する化粧料 | |
JP6356479B2 (ja) | 立体的形状に成型されてなる固形粉末化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040614 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |