JP3595878B2 - Vermin catcher - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、害獣の捕獲具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、害獣、例えば、野山を徘徊する猪は、近年の山地の宅地等への開発により、その地を追われ、人里に出没し、畑の耕作物を食い荒らしたり、ゴルフ場のフェアウェイの芝生等を掘り返したりしており、その被害は甚大であり、また、補修作業も煩雑であった。
【０００３】
そのため、猪の捕獲手段として、捕獲装置を設置して捕獲しているが、金属製の大型檻であり、出没場所の地形によっては捕獲装置の設置場所に制限があり、また、装置には重量があり、搬送においても煩雑であり、また、組み立て式のものは、搬送には便利であるが、多数の部品を現場で組み立てなければならず、その作業も煩雑なものであり、しかも、製造コストも高いという欠点があった。
【０００４】
檻ワナは、子猪又は若い猪は捕獲できるが、警戒心の強い成獣やひね猪は捕獲しにくく、又、檻（ハコワナという）は下を１０ｃｍ位掘って設置し、下の鉄部分は土で埋め戻して隠すので、土色や地面が変わるので、なかなか檻に入らないため、何ヵ月も放置しておく必要があり、また、獲物を処理する際、もがいたり、暴れ廻るため、ロープを用いて取り押さえることも大変であるという欠点があった。
【０００５】
しかも、檻は、子供などが悪戯に入ると重い落下式のドアは大型のものは１００Ｋｇ位あり、極めて危険であり、怪我をする恐れすらある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、これらの欠点を除去するために、発明されたものであり、箱型の檻でなく、害獣の警戒心を取り除くものであり、軽量で、搬送に便利であり、しかも、製造コストも安い、猪等の害獣の捕獲具を開発・提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、従来の檻箱ではなく、地面に支柱を立設し、該支柱に中心部を挿入した堅牢な捕獲網を設け、支柱の上端付近に設けた係合フック装置に複数本のロープのそれぞれ一端部を係止し、それぞれ、ロープの他端は捕獲網の中心から、４方向（あるいは放射状方向）の角度位置に、ほぼ均等に係止し、さらに、該網を囲む地面の放射状方向の角度位置に、４本（あるいは複数本）の杭を介して固定したロープの他端を、それぞれ直接、あるいはスプリングを介してほぼ均等に捕獲網の周端に係止し、前記係合フック装置よりワイヤーの一端を固定し、他端を捕獲網内の地面に固定しておき、該ワイヤーに害獣が接触すると、係合フック装置が外れて、前記支柱にロープを介して張った捕獲網が落下し、該捕獲網で害獣を絡め捕る害獣の捕獲具である。
【０００８】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の好適な一実施例を図に基づいて説明すると、地面（Ａ）に支柱（１）を立設し、該支柱（１）の上端部、あるいは上端部付近に、捕獲網（２）を係合、あるいは離脱させる係合フック装置（３）を設け、該捕獲網（２）の中心部を前記支柱（１）に挿通すると共に、地面（Ａ）より所定の高さに位置させるため、該係合フック装置（３）の係止片（３ａ）に、一端をそれぞれ係止した第一ロープ（４）を４本（あるいは、必要に応じて複数本）を、放射状方向に設け、それぞれの末端部を、フック（５）で捕獲網（２）に係止し、かつ、捕獲網（２）の周端部より、それぞれ放射状方向に、４本（あるいは必要に応じて複数本）の第二ロープ（６）を地面（Ａ）に、それぞれ杭（７）を介して固定して設け、捕獲網（２）の周端には、捕獲後に、該捕獲網（２）をきんちゃく袋状に閉めるようループ状にロープ（８）（８’）をそれぞれ二方向から設け、その先端を地面（Ａ）に杭（７’）を介して固定し、前記係合フック装置（３）の係止機構を外すワイヤー（９）に、捕獲網（２）内の害獣が触れることにより係合フック装置（３）の係止片（３ａ）が外れ、それぞれ第一ロープ（４）が外れて捕獲網（２）が落下し、害獣を絡め取ることを特徴とする害獣の捕獲具から構成される。
【０００９】
尚、支柱（１）は、長さ、１．５〜２．０ｍ程度のパイプ材から構成されており、下端には、支柱（１）と着脱自在の本体（１ａ）を設け、該本体には３本の脚部（１ｂ）を折り畳み可能に設け、かつ、これら脚部は本体（１ａ）を中心として１２０°毎に、三方向に拡がるよう構成され、それぞれの脚の先端下部にはスパイク（１ｃ）を設けており、スライドしないよう地面（Ａ）に堅牢に一時固定されるよう構成されるものである。
【００１０】
また、支柱（１）は、既存の立木を、地面より適度な高さでカットし、その上に設けて害獣の警戒心を解くよう構成してもよく、また、支柱（１）の下端は重さで埋まらないよう、石ころを置いてもよく、支柱（１）は４方向から引っ張っているため動かない。また、地面（Ａ）から１ｍくらいの自然木を利用し、支柱（１）の代わりに該自然木の上部にセットして使用すれば、害獣の警戒心を取り除く効果もある。
【００１１】
さらに、捕獲網（２）は、堅牢な紐体であり、合成樹脂製、ロープ製、あるいは金属製、これらの複合体を素材として編組された円形・多角形・矩形状の目開き、メッシュ、網体であり、例えば、猪等の鼻や足が入り込む程度の網目（約、１５ｃｍ角位）がよい。また、捕獲網（２）は周端からから３０ｃｍ程折り返して、捕獲後、捕獲網（２）をきんちゃく袋状に閉めやすくすると共に、その折り返した部分に設けたチェーン（２ａ）は地形の凹凸に対応すると共に、必ず、猪等の鼻を必ず網目に突っ込むようにするためである。チェーン（２ａ）の内側の網目に鼻を突っ込んだ猪は折り返し部分を、自分の足で踏みつけて自らの力で外へ向けて突進する力を殺し、きんちゃく状になった捕獲網（２）の網目に足を絡ませ身動きできなくなるように、堅牢に構成している。
【００１２】
また、係合フック装置（３）の一実施例を詳述すると、前記支柱（１）の上端、に差し込み固定するものであり、該装置本体は、下端に錘を有し、中心部に突出部を有する係止片（３ａ）を、上下方向に移動可能に設け、セット時には、該係止片（３ａ）を、装置本体の上方に突出して設けるよう係止片（３ａ）の下端部を、ひっかけ具（３ｂ）で支え、かつ、係止片（３ａ）に嵌挿されたドーナツ状の錘（３ｄ）を、スプリングで付勢されたレバー（３ｂ）の一端部で係止しておき、レバー（３ｂ）の他端部はワイヤー（９）を固定し、該ワイヤー（９）の他端部は、支柱の下端付近より放射状に３〜５本位に分岐させて、地面（Ａ）に杭にて固定し、害獣の足が引っかかり、ワイヤー（９）を引っ張るものである。
【００１３】
従って、付近を通る、あるいは近づいて来る害獣がワイヤー（９）に触れると、レバー（３ｂ）が作動し、前記ドーナツ状の錘（３ｄ）が落下し、係止片（３ａ）と共に、装置本体の底部まで落下することにより、突出していた係止片（３ａ）が装置本体内に沈んでしまい、この係止片（３ａ）に係止していた、４本あるいは複数本の第一ロープ（４）がそれぞれ一斉に係止を解除され、捕獲網（２）は地面（Ａ）に落下するものである。尚、この係合フック装置（３）は、一例を示したものであり、この構造のものに特定されるものではなく、他の構造であってもよい。
【００１４】
さらに、地面（Ａ）から、それぞれ杭（７）を介して固定する４本あるいは複数本の第二ロープ（６）は、スプリング（１０）を介して捕獲網（２）にそれぞれ係止することにより、捕獲網（２）を緊張して張ることができ、また、レバー（３ｂ）を引いた際、それぞれの第一ロープ（４）が係止片（３ａ）から外れた際、スプリング（１０）が収縮し、瞬時に捕獲網（２）を地面に落下させ、害獣を捕獲できる。
尚、ワイヤー（９）の近辺には、害獣の好みの餌等を散布しておけばよい。
【００１５】
そして、前記ひっかけ具（３ｃ）は、図４に示すように、線状であり、下端部をＬ字に折り曲げて、該箇所で下端部錘を有する係止片（３ａ）の下端を、本体の外部から差し込み、係止片（３ａ）の先端が、下方に下がらないよう、一時保持しておくものであり、該ひっかけ具（３ｃ）の上端部は、略Ｃ状に形成し、２個の穴を利用して係合フック装置（３）本体内に下方を差し込み、上端部を外部に突出させるものであり、レバー（３ｂ）がセットされると取り外すものである。また、前記ドーナツ状の錘（３ｄ）が、レバー（３ｂ）により外れると、落下し、ひっかけ具（３ｃ）が落下する際、略Ｃ状部を押すことにより下端部のＬ字に折り曲げた部分が外部方向に外れ、係止片（３ａ）と共に、ドーナツ状の錘（３ｄ）と一体に底部まで沈むものである。
【００１６】
【発明の効果】
この発明によると、地面（Ａ）に支柱（１）を立設し、該支柱（１）の上端部、あるいは上端部付近に、捕獲網（２）を係合、あるいは離脱させる係合フック装置（３）を設け、該捕獲網（２）の中心部を前記支柱（１）に挿通すると共に、地面（Ａ）より所定の高さにロープを用いて張設することにより、従来の、堅牢で、しかも重量もある檻箱に代えて、獣道やヌタ場（猪がドロ浴びする所）、急斜面等に、簡単・かつ迅速にセットでき、地面が相当傾斜した場所や草むら、デコボコの地面であっても設置が可能である。さらに、檻や柵等でなく、害獣の頭上（上部）に捕獲網（２）を設けるため、害獣の警戒心を取り除く効果もあり、更に、総重量も大人一人が運搬できる程度の重さであり、簡単に設置場所を変更することも可能である。
【００１７】
また、該係合フック装置（３）の係止片（３ａ）に、一端をそれぞれ係止した第一ロープ（４）を４本あるいは複数本、放射状方向に設け、それぞれの末端部を、捕獲網（２）に係止し、かつ、捕獲網（２）の周端部より、それぞれ放射状方向に、４本あるいは複数本の第二ロープ（６）を地面（Ａ）に、それぞれ杭（７）を介して固定して設けることにより、堅牢に緊張して捕獲網（２）を張ることが出来る。
【００１８】
さらに、捕獲網（２）の周端には、該捕獲網（２）が落下し、下の害獣を捕獲後に、該捕獲網（２）をきんちゃく袋状に閉めるようループ状にロープ（８）（８’）をそれぞれ二方向から設け、その先端を地面（Ａ）に杭（７）、（７’）を介してそれぞれ固定したことにより、害獣が暴れれば、益々、捕獲網（２）がきんちゃく袋状に締まり、逃げ難くなるものである。
【００１９】
また、前記係合フック装置（３）の係止機構を外すワイヤー（９）を、捕獲網（２）内の地面（Ａ）に杭で固定しており、該ワイヤー（９）を、害獣が触れることにより、係合フック装置（３）の係止片（３ａ）が外れ、それぞれの複数本の第一ロープ（４）が一体に外れ、捕獲網（２）が落下し、害獣を絡め取ることができる。
【００２０】
さらに、捕獲網（２）は、堅牢な紐体を編んだものであり、該紐体の素材は、合成樹脂製、ロープ製、あるいは金属製の一、あるいは、これらの複合体を素材として編組され、該捕獲網（２）の網み目の形状が、円形状、多角形状、矩形状から選ばれたものであり、例えば、猪の牙や鹿等の角でも破れることはなく、害獣の脚部等が網の目に挟まり、絡まって動けなくなり、獲物の処理が簡単にできる。また、獲物が死ぬことはないので、天然記念物のカモシカや捕獲禁止のメス鹿等を逃がすことも可能であり、また、箱罠（檻）と異なり、子供が悪戯で入っても、重いドアに挟まれ怪我をすることがない等、害獣を確実に捕獲できる等極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例を示す側面図である。
【図２】この発明の一実施例を示す平面図である。
【図３】この発明の一実施例を示す支柱，係合フック装置の要部拡大説明図である。
【図４】この発明の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
１ 支柱
１ａ 本体
１ｂ 脚部
１ｃ スパイク
Ａ 地面
２ 捕獲網
２ａ チェーン
３ 係合フック装置
３ａ 係止片
３ｂ レバー
３ｃ ひっかけ具
３ｄ ドーナツ状の錘
４ 第一ロープ
５ フック
６ 第二ロープ
７ 杭
７’杭
８ ロープ
８’ロープ
９ ワイヤー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vermin catcher.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, pests, for example, wild boars wandering in the wilderness, have been chased by recent developments in mountainous residential land, etc., inhabited by inhabitants, devoured cultivated crops in the fields, and used on golf course fairways. The lawn was dug up and the damage was enormous, and the repair work was complicated.
[0003]
For this reason, a catching device is installed as a means of catching wild boars, but it is a large metal cage and the location of the catching device is limited depending on the topography of the haunting place. However, the assembly type is convenient for transportation, but a large number of parts must be assembled on site, and the work is complicated. There was a disadvantage that the cost was high.
[0004]
Cage traps can capture boars or young boars, but it is difficult to capture adult birds and chin boars with high caution. In addition, a cage (called Hakowana) is dug about 10 cm below and installed, and the iron part below is soil. Since it is backfilled and concealed, the soil color and the ground change, so it is difficult to enter the cage, so it is necessary to leave it for months, and when processing the prey, it will struggle and rampage, There is a drawback that it is also difficult to control by using.
[0005]
Moreover, when a child or the like enters a mischief, a heavy drop-type door weighs about 100 kg, which is extremely dangerous and may even cause injury.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention has been invented in order to eliminate these drawbacks, and is not a box-shaped cage, but is intended to remove the vigilance of pests, and is lightweight, convenient for transportation, and It develops and provides catchers for pests such as boars, which are inexpensive to manufacture.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above, the present invention provides a rigid catching net having a pillar standing on the ground, a central portion inserted into the pillar, and a plurality of engaging hook devices provided near the upper end of the pillar, instead of the conventional cage box. The other end of the rope is substantially equally locked at four angular positions (or radial directions) from the center of the catching net, and the ground surrounding the net is locked. The other end of the rope fixed via four (or a plurality of) piles at the angular position in the radial direction is directly or almost evenly locked to the peripheral end of the capture net via a spring, respectively. One end of the wire is fixed from the engaging hook device, and the other end is fixed to the ground in the catching net, and when the vermin comes into contact with the wire, the engaging hook device is released and the strut is connected to the strut via a rope. The stretched catch net falls and the catch net entangles the pests. It is a capture tool of the vermin.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. A support (1) is erected on the ground (A), and a capture net is provided at or near the upper end of the support (1). An engaging hook device (3) for engaging or disengaging (2) is provided, and a center portion of the catching net (2) is inserted into the support (1) and at a predetermined height from the ground (A). In order to position it, four (or as necessary, a plurality of) first ropes (4) each having one end locked to the locking piece (3a) of the engaging hook device (3) in the radial direction. , Each end of which is hooked to the catching net (2) by a hook (5), and four (or as required) are respectively radially extended from the peripheral end of the catching net (2). A plurality of second ropes (6) are fixedly provided on the ground (A) via the stakes (7), respectively. At the end, ropes (8) and (8 ') are provided from two directions in a loop so as to close the catch net (2) in a sack shape after catching, and the tip thereof is piled (7') on the ground (A). ) is fixed via a wire (9) to disengage the locking mechanism of the engagement hook device (3), locking the catching net (engagement hook device by 2) of the vermin touch (3) The strip (3a) comes off, the first rope (4) comes off, the catch net (2) falls, and the catcher (2) is entangled with the pest.
[0009]
The column (1) is made of a pipe material having a length of about 1.5 to 2.0 m, and a main body (1a) which is detachable from the column (1) is provided at the lower end. Is provided with three legs (1b) so as to be foldable, and these legs are configured to expand in three directions at intervals of 120 ° about the main body (1a). (1c) is provided, and is configured to be rigidly temporarily fixed to the ground (A) so as not to slide.
[0010]
In addition, the strut (1) may be formed by cutting an existing standing tree at an appropriate height from the ground, and providing the strut on the standing tree so as to reduce the vigilance of the pests. The stones may be placed on stones so that they are not buried by the weight, and the column (1) does not move because it is pulled from four directions. In addition, if a natural tree about 1 m from the ground (A) is used, and it is used by setting it on the natural tree in place of the strut (1), there is also an effect of removing the caution of vermin.
[0011]
Furthermore, the capture net (2) is a rigid cord, and is made of synthetic resin, rope, or metal, and has a circular, polygonal, or rectangular mesh, braided from a composite of these materials, a mesh, The mesh is preferably a mesh (approximately a 15 cm square) such that a nose or a foot of a wild boar or the like can enter. Further, the catch net (2) is folded back about 30 cm from the peripheral edge to make it easy to close the catch net (2) in a sack-like shape after catching, and the chain (2a) provided in the folded portion has unevenness of the terrain. This is to ensure that the nose of a wild boar or the like is always stuck into the net. The wild boar, whose nose stuck into the net inside the chain (2a), squeezed the folded part and stepped out with its own power, killing the power that rushed outward with its own power. The structure is rugged so that you can not move because the legs are entangled in the mesh.
[0012]
Further, one embodiment of the engagement hook device (3) will be described in detail. The engagement hook device (3) is inserted into and fixed to the upper end of the column (1). The lower end of the locking piece (3a) is provided so that the locking piece (3a) is provided so as to protrude above the apparatus main body at the time of setting. The donut-shaped weight (3d) supported by the hook (3b) and inserted into the locking piece (3a) is locked by one end of a lever (3b) biased by a spring. The other end of the lever (3b) secures a wire (9), and the other end of the wire (9) branches radially from the vicinity of the lower end of the column into about three to five wires, and connects to the ground (A). It is fixed with a stake, the pest of the pest is caught, and the wire (9) is pulled.
[0013]
Therefore, when a vermin passing or approaching the vicinity touches the wire (9), the lever (3b) is operated, the donut-shaped weight (3d) falls, and the device together with the locking piece (3a) is moved. By dropping to the bottom of the main body, the protruding locking piece (3a) sinks into the apparatus main body, and four or more first ropes locked on this locking piece (3a) (4) are simultaneously unlocked, and the catch net (2) falls to the ground (A). The engagement hook device (3) is merely an example, and is not limited to this structure, and may have another structure.
[0014]
Furthermore, four or more second ropes (6) fixed from the ground (A) via the stakes (7), respectively, are locked to the catch net (2) via the springs (10). Thus, the catching net (2) can be tensioned and tensioned, and when the lever (3b) is pulled, when the first rope (4) comes off the locking piece (3a), the spring (10) ) Is contracted, and the catching net (2) is instantly dropped to the ground, so that the pests can be captured.
In addition, what is necessary is just to sprinkle the bait's favorite food etc. in the vicinity of the wire (9).
[0015]
As shown in FIG. 4, the hooking device (3c) has a linear shape, the lower end of which is bent into an L-shape, and the lower end of the locking piece (3a) having the lower end weight is connected to the main body. Of the hook (3a) is temporarily held so that the tip of the locking piece (3a) does not fall downward, and the upper end of the hook (3c) is formed in a substantially C shape. The lower part is inserted into the body of the engaging hook device (3) by using the hole of (3), and the upper end is projected to the outside, and is removed when the lever (3b) is set. Also, when the donut-shaped weight (3d) comes off by the lever (3b), it falls, and when the hook device (3c) falls, it is bent into an L-shape at the lower end by pressing a substantially C-shaped portion. Is disengaged outwardly, and sinks down to the bottom together with the donut-shaped weight (3d) together with the locking piece (3a).
[0016]
【The invention's effect】
According to the present invention, an engaging hook device for erecting a support (1) on the ground (A) and engaging or disengaging a capture net (2) at or near an upper end of the support (1). (3) is provided, the center portion of the catching net (2) is inserted into the support (1), and the catching net (2) is stretched to a predetermined height from the ground (A) by using a rope, so that the conventional robustness is obtained. In addition, instead of a heavy cage box, it can be easily and quickly set on animal trails, nuta fields (places where wild boars are bathed), steep slopes, etc., where the ground is considerably inclined, grassy areas, rough ground It is possible to install even if. Furthermore, since a catching net (2) is installed above (upper part of) the vermin rather than in a cage or fence, it has the effect of removing the vigilance of the vermin, and the total weight is such that only one adult can carry it. By the way, it is possible to easily change the installation location.
[0017]
In addition, four or more first ropes (4) each having one end locked are provided in the locking piece (3a) of the engagement hook device (3) in the radial direction, and the respective ends are captured. Four or a plurality of second ropes (6) are fixed to the net (2) and radially from the peripheral end of the catching net (2). ), The capture net (2) can be stretched firmly.
[0018]
Further, at the peripheral end of the catching net (2), the catching net (2) falls, and after catching the lower pests, the rope (8) is closed in a loop shape so as to close the catching net (2) in a sack shape. ) (8 ') are provided in two directions, and the tips are fixed to the ground (A) via the stakes (7) and (7'), respectively. 2) is tightly packed like a bag, making it difficult to escape.
[0019]
Further, a wire (9) for releasing the locking mechanism of the engagement hook device (3) is fixed to the ground (A) in the catching net (2) by a pile, and the wire (9) is By touching, the locking piece (3a) of the engaging hook device (3) comes off, the plurality of first ropes (4) come off integrally, the catching net (2) falls, and the pest is removed. Can be entangled.
[0020]
Further, catching net (2) is one knitted robust cords, the material of the string-body, braided synthetic resin, ropes made, or a metallic one, or these complexes as a material is, the catching net is a net saw eye shape (2), circular, polygonal shape, which has been selected from a rectangular shape, for example, not be broken even at the corner, such as Fang, deer boar, harm The legs of the beast are caught in the net, become entangled and become immobile, and the prey can be easily processed. In addition, since prey does not die, it is possible to escape the natural monument antelope and female stags whose capture is prohibited. Unlike a box trap (cage), even if a child enters by mischief, a heavy door It has extremely beneficial effects, such as being able to reliably capture pests, such as not being injured by being caught between the creatures.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged explanatory view of a main part of a support and an engagement hook device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a use state of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Support 1a Main body 1b Leg 1c Spike A Ground 2 Capture net 2a Chain 3 Engagement hook device 3a Locking piece 3b Lever 3c Hook 3d Donut weight 4 First rope 5 Hook 6 Second rope 7 Pile 7 'pile 8 Rope 8 'Rope 9 Wire

Claims (2)

地面（Ａ）に支柱（１）を立設し、該支柱（１）の上端部、あるいは上端部付近に、捕獲網（２）を係合、あるいは離脱させる係合フック装置（３）を設け、該捕獲網（２）の中心部を前記支柱（１）に挿通すると共に、地面（Ａ）より所定の高さに位置させるため、該係合フック装置（３）の係止片（３ａ）に、一端をそれぞれ係止した第一ロープ（４）を複数本、放射状方向に設け、それぞれの末端部を、捕獲網（２）に係止し、かつ、捕獲網（２）の周端部より、それぞれ放射状方向に、複数本の第二ロープ（６）を地面（Ａ）に、それぞれ杭（７）を介して固定して設け、捕獲網（２）の周端には、捕獲後に、該捕獲網（２）をきんちゃく袋状に閉めるようループ状にロープ（８）（８’）をそれぞれ二方向から設け、その先端を地面（Ａ）に杭（７）、杭（７’）を介してそれぞれ固定し、前記係合フック装置（３）の係止機構を外すワイヤー（９）に、捕獲網（２）内の害獣が触れることにより係合フック装置（３）の係止片（３ａ）が外れ、それぞれ第一ロープ（４）が外れて捕獲網（２）が落下し、害獣を絡め取ることを特徴とする害獣の捕獲具。A support (1) is erected on the ground (A), and an engaging hook device (3) for engaging or disengaging the catch net (2) is provided at or near the upper end of the support (1). The locking piece (3a) of the engaging hook device (3) for inserting the center portion of the catching net (2) through the support (1) and at a predetermined height from the ground (A). , A plurality of first ropes (4) each having one end respectively locked are provided in a radial direction, and the respective ends are locked to the capture net (2), and the peripheral end of the capture net (2). Thus, in the radial direction, a plurality of second ropes (6) are fixedly provided on the ground (A) via the stakes (7), respectively. A rope (8) (8 ') is provided in a loop from two directions to close the catching net (2) in a bag-like manner, and the tip is grounded. A wire (9) fixed to (A) via a stake (7) and a stake (7 '), respectively, and releasing the locking mechanism of the engaging hook device (3) is connected to a pest in the catch net (2). When touching, the engaging piece (3a) of the engaging hook device (3) comes off, the first rope (4) comes off, the catching net (2) falls, and the pest is entangled. A pest catcher. 捕獲網（２）は、堅牢な紐体であり、合成樹脂製、ロープ製、あるいは金属製の紐体の一つ、又はこれらの複合体を素材として編組され、該捕獲網（２）の編み目の形状が、円形状、多角形状、または矩形状のいずれから選ばれた形状であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の害獣の捕獲具。The capture net (2) is a rigid cord, and is braided using one of synthetic resin, rope, or metal cords, or a composite thereof as a material , and the stitches of the capture net (2) are formed. shape, circular, polygonal shape, or capture tool vermin of claims paragraph 1, wherein the a shape selected from one rectangular.

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