JP3594727B2 - Shoulder pad and its mounting method - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この出願発明は、衣服の肩パッド及びその取付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、肩パッドは、多種類の立体形状のものが使用されており、これらの肩パッドを、身頃の袖ぐり等に合わせて取り付けるには高度な技術が必要であり、左右の肩パッドを同じ位置に取り付けるには、かなりの熟練が必要であった。また、アームホールの一部及び肩縫い目の一部と接合するための補助剤を有する肩パッドも提案されているが、この提案では、肩パッドのアームホール部へのとじ付けは、とじ糸が肩パッドの最厚部分を貫通する状態でとじられるため、肩パッドの厚みの減少や、袖付け線等の表面に凹凸等の影響が出たり、また、肩縫い目へのとじ付けでは、肩パッドの弧状周縁の一部しかとじられないため、肩パッドが安定しないなどの問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
この出願発明は、肩パッドを取り付ける際のこのような問題を解消し、取り付け作業性に優れ、しかも、美しい肩のラインを作製できる肩パッドを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この出願発明者等は、肩パッドを身頃の袖ぐり等に取り付けるための取り付け作業性のよい肩パッドについていろいろ検討した結果、肩パッド本体のアームホール対応部及び肩縫い目対応部に、身頃及び袖の縫い代に沿って衣服に取り付けるためのアームホール対応部補助材及び肩縫い目対応部補助材を有する肩パッドを用いることによりこれらの問題を解決した。
【０００５】
この出願発明の肩パッドは、肩パッド本体のアームホール対応部及び肩縫い目対応部に取り付けるためのアームホール対応部補助材及び肩縫い目対応部補助材を止め付けたものであり、この補助材を利用することにより、簡単に肩パッドを身頃及び袖に取り付けることができるものである。
【０００６】
肩パッドは、従来使用されているものが使用されるが、主として繊維ウェブをニードルパンチ、水流絡合等で絡合させたフェルト状不織布が好ましく、熱融着繊維を含むことにより繊維抜けのない、ソフトで保温性のあるものがとくに好ましい。
肩パッドの形状には、セットインタイプ、ラグランタイプ、セミラグランタイプなどあり、特に限定されるものではない。
【０００７】
肩パッドに止め付ける補助材は、肩パッド本体の天井部の一部又は全部を覆うものがあるが、肩パッドのアームホール対応部、肩縫い目対応部等に取り付けることが可能であれば、どのような形状、大きさのものでもよい。
補助材の形状としては、短冊状のものが好ましく、長さも特に限定するものではなく、肩パッド本体の幅と同等か、より小さいものがとくに好ましい。
補助材が短冊状の場合は、袖付け線あるいは肩縫い線と直角な方向には変形しにくく、平行な方向には伸縮性があり、天井部に対して融通性のあるものが好ましく、例えば、その幅は１０〜５０ｍｍが好ましく、特に、１５〜２５ｍｍが好ましい。なお、接着剤の付いた補助材により、動きを止めるときはより広くてもよい。
その厚みは、薄いもの、とくに、薄い不織布が好ましく、１ｍｍ以下がとくに好ましい。
【０００８】
肩パッド本体の天井部全体をほぼ覆って止め付けたアームホール対応部補助材の場合には、少なくとも、袖側の袖付け線の位置から５〜４５ｍｍ、より好ましくは１５〜３５ｍｍの幅の袖側端部が開放されておればよく、その他の部分は部分的あるいは全体的に接着あるいは縫合されていればよい。
このように補助材の開放された端部を利用することにより、肩パッドを身頃又は袖の袖付け線に簡単に取り付けることができる。また、肩パッドが先に身頃に取り付けてあっても、袖の取付が可能である。
【０００９】
補助材の素材は、ポリエステル、ナイロン、レーヨン等の繊維からなる不織布、糸で補強した不織布、キャラコ、スレキ等の織物、編物が好ましく、特に限定されないが、作業性、取付後の肩パッドの仕上がり等を考慮すると、例えば、繊維ウェブの間に糸を一定間隔で一方向に並べた不織布が好ましく、薄手の不織布であれば、ほつれないので好ましい。
また、バイアス織布もほつれたり、丸まることがあるが、使用される。
補助材の片面に少量の熱融着性樹脂がドット状、線状等により付着していれば、補助材を身頃に縫合した後、スチームプレス等で仕上げると補助材の全面が肩パッドと一体化し、安定して美しく取り付けることができるのでより好ましい。
アームホールを有する身頃とアームホールに対応する袖とからなるセットインスリーブの場合には、身頃の袖ぐりにこの肩パッドを取り付けた後でも、袖付けが可能となる。また、身頃と袖山の部分が肩部から襟刳りまで続いている袖とからなるラグランスリーブあるいはドルマンスリーブの場合には、肩パッドを取り付けた後でも身頃を取り付けることが可能である。
【００１０】
アームホール対応部補助材及び肩縫い目対応部補助材の肩パッドへの止め付けは、肩パッドの製作時に、予め天井材アームホール対応部及び肩縫い目対応部にミシンで行い、主として本縫いミシンなどにより、糸で縫合すればよい。なお、肩パッドの製作後の成型加工を施さない場合は、補助材に付着させた接着剤等により止め付けることもできる。
また、成型加工を施す肩パッドの場合は、接着剤を付着したアームホール対応部補助材及び肩縫い目対応部補助材は、肩パッドを作製した後に取り付ける。
【００１１】
肩パッド本体にアームホール対応部補助材及び肩縫い目対応部補助材を止め付けるには、肩パッド本体のアームホール対応部及び肩縫い目対応部に補助材を重ね、袖側を開放した状態で、首側をミシンにより止め付ける。このようにしてアームホール対応部補助材及び肩縫い目対応部補助材を有する肩パッドを作製する。
補助材は、肩パッドを潰さないように緩く縫いつけることが好ましいが、特殊なミシン、例えば、ジャンピングミシン等により取り付けることが好ましい。
【００１２】
補助材の止め付ける位置を調整することにより、衣服の形状による肩パッドの張り出し位置を変えることができる。
例えば、肩パッドを袖側に強く張り出したい場合は、アームホール対応部補助材３を肩パッドの袖側端部より内側、すなわち、首側位置に止め付けることにより行うことができる。
また、肩パッドの端の袖付け線と一致させる場合には、アームホール対応部補助材３を肩パッドの袖側の端部の位置に設定して止め付けることにより行うことができる。
ジャンピングミシン等による止め付け糸の位置は、補助材の首側端部に沿わせて、約５ｍｍ内側が好ましい。
【００１３】
この出願発明の肩パッド１の取り付け方法は、セットインスリーブの場合は、肩パッドを身頃のアームホール対応部の位置にセットし、アームホールの縫い代にアームホール対応部補助材３のみを止め付ける。
また、肩縫い目にとじを入れる場合は、肩縫い代に肩縫い目対応部補助材４のみを止め付ける。
ラグランスリーブとドルマンスリーブの場合は、袖中央縫い目の所定の位置の縫い代に補助材のみを止め付ける。
取り付けは、肩パッド本体２に止め付けたアームホール対応部補助材３を身頃の袖ぐり部１１に縫合または接合することにより行うことが好ましい。
取り付けは、本縫いミシンで縫合することが好ましいが、接着剤の付与された補助材等により接合することもでき、このような縫合と接合の両者を併用することもできる。
接着剤は、熱融着性接着剤が好ましく、感圧接着剤も使用される。
【００１４】
肩パッドを接合により身頃に取り付ける場合には、予め粉末、繊維等の熱融着性樹脂を含む補助材を使用してもよいし、接着剤を補助材に塗布したものを使用してもよく、あるいは接着テープを補助材と身頃の袖ぐりとの間に挟んでもよい。
熱融着性の樹脂としては、ポリエチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニルなどの熱融着性低融点樹脂の粉末、ポリエステル／ポリプロピレンなどの芯鞘型複合繊維などが使用される。
【００１５】
【実施例】
実施例１
フェルト地として、ポリエステル繊維のウェブからなるニードルパンチフェルトを、形状の相似した半月形に裁断した大小のものを重ねて接合し、肩パッド本体を作製する。ポリエステル繊維ウェブに５ｍｍ間隔で、糸を一方向に並べ、アクリル系バインダーで結合した目付４０ｇ／ｍ２の不織布の片面に、熱融着性変性ポリアミド樹脂をドット状に１０ｇ／ｍ２塗布して得た熱融着性不織布を、糸を並べた方向を幅方向（短辺）として、４０ｍｍ×１５０ｍｍの短冊状に裁断して補助材を作製した。
この短冊状の補助材３を肩パッド本体２のアームホール対応部における袖側に合わせるように重ね、袖側から３０ｍｍ入った位置で長辺に沿ってこの補助材３を肩パッド本体にジャンビングミシンを用いて止め付け糸５で縫合する。同様に別の短冊状の補助材４を肩縫い目対応部にも止め付け糸５で縫合して、図１のようなアームホール対応部補助材３及び肩縫い目対応部補助材４を有する肩パッド１を作製した。
つぎに、この補助材３、４を有する肩パッド１を、身頃の袖ぐり部１１に取り付けるには、先ず、肩パッド１を裏返しにして肩縫い目対応部補助材４と肩縫い目の縫い代とを縫合した後、さらに身頃の袖ぐり部１１の袖付け線６にアームホール対応部補助材３の袖側端部を合わせ、身頃の袖ぐり部１１の縫い代とアームホール対応部補助材３とを、本縫いミシンによりとじ糸９で縫合して一体化し、元の状態に戻すことにより、図６のように肩パッド１を補助材を介して表身頃の肩部１０に縫着した。これをアイロンで仕上げた。
この肩パッドの取り付けは、簡単にしかも無理なく作業ができ、しかも、美しい肩まわりが得られた。
【００１６】
参考例１
フェルト地として、ポリエステル繊維のウェブからなるニードルパンチフェルトを、相似形の大小のハート型に裁断したものを重ね合わせてハート型に接合し、肩パッド本体を作製する。ポリエステル繊維ウェブに５ｍｍ間隔で、糸を一方向に並べ、アクリル系バインダーで結合した目付４０ｇ／ｍ２の不織布の片面に、熱融着性変性ポリアミド樹脂をドット状に１０ｇ／ｍ２塗布して得た熱融着性不織布を、糸を並べた方向を幅方向（短辺）として、４０ｍｍ×１５０ｍｍの短冊状に裁断して補助材を作製した。
この短冊状の補助材を肩パッド本体の肩縫い目対応部における肩線に合わせるように肩縫い目対応部を重ね、肩パッド本体２にジャンピングミシンを用いて止め付け糸５で縫合して、図４のような肩縫い目対応部に補助材４を有する肩パッド１を作製した。
つぎに、この肩縫い目対応部補助材４を有する肩パッド１を、身頃の肩縫い目に取り付けるには、先ず、肩パッド１を裏返しにして肩縫い目の縫い代に補助材４の肩縫い目対応部を合わせて本縫いミシンによりとじ糸９で縫合し、身頃と肩縫い目対応部補助材４とを一体化した後、元の状態に戻すことにより、図７のように肩パッド１を補助材を介して身頃の肩部１０に縫着した。これをアイロンで仕上げた。
この肩パッドの取り付けは、簡単にしかも無理なく作業ができ、しかも、美しい肩まわりが得られた。
【００１７】
【発明の効果】
この出願発明の肩パッドは、肩パッドが所定の位置に安定してとじることができるので、パッドの取り付け位置を前もって設定できる。
また、誰にでも簡単に、早くとじられるので、これまでのように経験や熟練に頼る必要がなくなる。
パッドとじが本縫いミシンでできるので、パッドとじミシンのような特殊ミシンが不要になり、厚さのつぶれがなく、外回り分のゆとりをとることができる。
肩の縫い代にも容易にとじることができるので、肩パッドが安定する。また、補助材を接着タイプにすることにより接着によるとじも可能である。
この肩パッドは、設計通りの位置に容易に取り付けることができるので、意図した肩や袖のシルエットを出すことができる。
この肩パッドは、とじによる厚さの減少がなくなるため、設計通りの肩パッドの厚さが維持できる。また、部分的な厚さの減少がなく、外回り分のゆとりを確実に取れるので、袖付け線等の表面に凹凸等のとじによる影響が出ないし、また、取り付けた後に裏返しても皺がでない
この出願発明の肩パッドは、セットインスリーブ、ラグランスリーブ、ドルマンスリーブのいずれにも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この出願発明の補助材を有する肩パッドの平面図
【図２】補助材を有する参考例の肩パッドの平面図
【図３】補助材を有する参考例の他の肩パッドの平面図
【図４】補助材を有する参考例の他の肩パッドの平面図
【図５】この出願発明の補助材を有する肩パッドの断面図
【図６】この出願発明の補助材により取り付けた肩パッドを有する衣服
【図７】参考例の補助材により取り付けた肩パッドを有する衣服[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a shoulder pad for clothes and a method for attaching the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of three-dimensional shoulder pads are used, and advanced technology is required to attach these shoulder pads to the body's sleeves, etc. A great deal of skill was required to attach it to the location. Also, a shoulder pad having an auxiliary agent for joining a part of the arm hole and a part of the shoulder seam has been proposed, but in this proposal, the binding of the shoulder pad to the arm hole part is performed by using a binding thread which is a shoulder pad. Because it is closed in a state penetrating the thickest part of the shoulder pad, the thickness of the shoulder pad is reduced, the surface of the sleeve attachment line is affected by irregularities, etc.In addition, when binding to the shoulder seam, the shoulder pad's arc There is a problem that the shoulder pad is not stable because only a part of the peripheral edge is bound.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to solve such a problem when attaching a shoulder pad, and to provide a shoulder pad which is excellent in attachment workability and can produce a beautiful shoulder line.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies on a shoulder pad having good workability for attaching a shoulder pad to a body sleeve or the like, the inventors of the present application have found that the body and sleeves are provided in the armhole corresponding portion and the shoulder seam corresponding portion of the shoulder pad body. These problems have been solved by using a shoulder pad having an armhole corresponding part auxiliary material and a shoulder seam corresponding part auxiliary material for attaching to clothes along a seam allowance.
[0005]
The shoulder pad according to the present invention has an armhole corresponding portion auxiliary material and a shoulder seam corresponding portion auxiliary material attached to the armhole corresponding portion and the shoulder seam corresponding portion of the shoulder pad body, and the auxiliary material is used. Thus, the shoulder pad can be easily attached to the body and the sleeve.
[0006]
As the shoulder pad, a conventionally used one is used, but a felt-like nonwoven fabric in which a fiber web is mainly entangled by needle punching, water entanglement, or the like is preferably used. Soft and heat-retaining materials are particularly preferred.
The shape of the shoulder pad includes a set-in type, a raglan type, and a semi-raglan type, and is not particularly limited.
[0007]
The auxiliary material to be fixed to the shoulder pad may cover part or all of the ceiling portion of the shoulder pad body.However, as long as it can be attached to the arm hole corresponding portion of the shoulder pad, the shoulder seam corresponding portion, etc. Any shape and size may be used.
As the shape of the auxiliary material, a strip shape is preferable, and the length is not particularly limited, and a shape equal to or smaller than the width of the shoulder pad body is particularly preferable.
When the auxiliary material is in the form of a strip, it is difficult to deform in a direction perpendicular to the sleeve attachment line or the shoulder stitching line, has elasticity in a parallel direction, and is preferably flexible with respect to the ceiling. The width is preferably from 10 to 50 mm, and particularly preferably from 15 to 25 mm. When the movement is stopped by an auxiliary material with an adhesive, it may be wider.
The thickness thereof is preferably a thin one, particularly a thin nonwoven fabric, and particularly preferably 1 mm or less.
[0008]
In the case of an armhole corresponding part auxiliary material which is almost completely covered and fixed to the entire ceiling part of the shoulder pad body, at least the sleeve side having a width of 5 to 45 mm, more preferably 15 to 35 mm from the position of the sleeve attachment line on the sleeve side. It is sufficient that the end portion is open, and the other portions may be partially or wholly adhered or stitched.
By utilizing the open end of the auxiliary material in this way, the shoulder pad can be easily attached to the body or the sleeve attachment line. Even if the shoulder pad is attached to the body first, the sleeve can be attached.
[0009]
The material of the auxiliary material is preferably a non-woven fabric made of fibers such as polyester, nylon and rayon, a non-woven fabric reinforced with yarn, a woven fabric such as calico and sleek, and a knitted fabric. In consideration of the above, for example, a nonwoven fabric in which yarns are arranged in one direction at regular intervals between fiber webs is preferable.
Also, the bias woven fabric is used although it may be frayed or curled.
If a small amount of heat-fusible resin adheres to one side of the auxiliary material in the form of dots or lines, stitch the auxiliary material to the body, then finish it with a steam press, etc., and the entire surface of the auxiliary material will be integrated with the shoulder pad It is more preferable because it can be mounted stably and beautifully.
In the case of a set-in sleeve composed of a body having an armhole and a sleeve corresponding to the armhole, the sleeve can be attached even after the shoulder pad is attached to the armhole of the body. Further, in the case of a raglan sleeve or a dolman sleeve composed of a body and a sleeve in which a portion of a sleeve is continued from a shoulder to a neckhole, the body can be attached even after the shoulder pad is attached.
[0010]
Attachment of the armhole corresponding part auxiliary material and shoulder seam corresponding part auxiliary material to the shoulder pad is performed beforehand with a sewing machine on the ceiling material armhole corresponding part and the shoulder seam corresponding part at the time of manufacturing the shoulder pad, mainly by a lockstitch sewing machine etc. What is necessary is just to suture with a thread. When the molding process after the production of the shoulder pad is not performed, the shoulder pad can be fixed by an adhesive or the like attached to the auxiliary material.
In the case of a shoulder pad to be molded, the arm hole corresponding part auxiliary material and the shoulder seam corresponding part auxiliary material to which the adhesive is attached are attached after the shoulder pad is manufactured.
[0011]
To fix the armhole corresponding part auxiliary material and shoulder seam corresponding part auxiliary material to the shoulder pad main body, put the auxiliary material on the arm hole corresponding part and shoulder seam corresponding part of the shoulder pad main body, with the sleeve side open and the neck side With a sewing machine. In this manner, a shoulder pad having an armhole corresponding part auxiliary material and a shoulder seam corresponding part auxiliary material is manufactured.
The auxiliary material is preferably loosely sewn so as not to crush the shoulder pad, but is preferably attached by a special sewing machine such as a jumping sewing machine.
[0012]
By adjusting the position at which the auxiliary material is fixed, the position of the shoulder pad overhanging due to the shape of the clothing can be changed.
For example, when it is desired to overhang the shoulder pad to the sleeve side, this can be done by fastening the armhole corresponding part
In addition, when matching with the sleeve attachment line at the end of the shoulder pad, it can be performed by setting the armhole corresponding part
The position of the fastening thread by the jumping sewing machine or the like is preferably about 5 mm inside along the neck end of the auxiliary material.
[0013]
In the method of mounting the
When binding the shoulder seam, only the shoulder seam corresponding part
In the case of the raglan sleeve and the dolman sleeve, only the auxiliary material is fixed to the seam at a predetermined position of the center seam of the sleeve.
The attachment is preferably performed by suturing or joining the armhole corresponding part
For attachment, it is preferable to sew with a lockstitch sewing machine, but it is also possible to join with an auxiliary material or the like provided with an adhesive, and it is also possible to use both such suturing and joining.
The adhesive is preferably a heat-fusible adhesive, and a pressure-sensitive adhesive is also used.
[0014]
When the shoulder pad is attached to the body by bonding, an auxiliary material containing a heat-fusible resin such as powder or fiber may be used in advance, or an adhesive applied to the auxiliary material may be used. Alternatively, an adhesive tape may be interposed between the auxiliary material and the body sleeve.
As the heat-fusible resin, powder of a heat-fusible low-melting resin such as polyethylene, polyamide, polyester, or polyvinyl chloride, or a core-sheath composite fiber such as polyester / polypropylene is used.
[0015]
【Example】
Example 1
As a felt base, needle punch felt made of a polyester fiber web is overlapped by joining large and small pieces cut into half-moon shapes having similar shapes to form a shoulder pad body. Yarns are arranged in one direction on a polyester fiber web at an interval of 5 mm, and a heat-fusible modified polyamide resin is applied in a dot shape at 10 g / m 2 on one surface of a nonwoven fabric having a basis weight of 40 g / m 2 bonded with an acrylic binder. The obtained heat-fusible nonwoven fabric was cut into a strip of 40 mm x 150 mm with the direction in which the yarns were arranged in the width direction (short side) to produce an auxiliary material.
This strip-shaped
Next, in order to attach the
The installation of the shoulder pad was easy and reasonable, and a beautiful shoulder area was obtained.
[0016]
Reference Example 1
As a felt base, needle punch felts made of a polyester fiber web are cut into similar large and small heart-shaped ones, overlapped and joined into a heart-shaped one to produce a shoulder pad body. Yarns are arranged in one direction on a polyester fiber web at an interval of 5 mm, and a heat-fusible modified polyamide resin is applied in a dot shape at 10 g / m 2 on one surface of a nonwoven fabric having a basis weight of 40 g / m 2 bonded with an acrylic binder. The obtained heat-fusible nonwoven fabric was cut into a strip of 40 mm x 150 mm with the direction in which the yarns were arranged in the width direction (short side) to produce an auxiliary material.
This strip-shaped auxiliary material is overlapped with the shoulder stitch corresponding portion so as to match the shoulder line in the shoulder stitch corresponding portion of the shoulder pad main body, and sewn to the shoulder pad
Next, in order to attach the
The installation of the shoulder pad was easy and reasonable, and a beautiful shoulder area was obtained.
[0017]
【The invention's effect】
In the shoulder pad of the present invention, since the shoulder pad can be stably bound to a predetermined position, the mounting position of the pad can be set in advance.
In addition, anyone can easily and quickly close, eliminating the need to rely on experience and skill as before.
Since the pad stitch can be made with the lockstitch sewing machine, a special sewing machine such as the pad stitch sewing machine is not required, the thickness is not collapsed, and a margin for the outer circumference can be secured.
Since the shoulder seam allowance can be easily closed, the shoulder pad is stabilized. Further, by making the auxiliary material an adhesive type, binding by bonding is also possible.
Since the shoulder pad can be easily attached to the designed position, the intended shoulder or sleeve silhouette can be obtained.
Since the thickness of the shoulder pad does not decrease due to binding, the thickness of the shoulder pad can be maintained as designed. In addition, since there is no partial thickness reduction and the margin for the outer circumference can be reliably taken, the effect of binding such as irregularities on the surface of the sleeve attachment line does not appear, and wrinkles do not occur even after turning over after mounting. The shoulder pad according to the present invention can correspond to any of a set-in sleeve, a raglan sleeve, and a dolman sleeve.
[Brief description of the drawings]
1 is a plan view of a shoulder pad having an auxiliary material according to the present invention; FIG. 2 is a plan view of a shoulder pad of a reference example having the auxiliary material; FIG. 3 is a plan view of another shoulder pad of the reference example having the auxiliary material; FIG. 4 is a plan view of another shoulder pad of the reference example having the auxiliary material. FIG. 5 is a cross-sectional view of the shoulder pad having the auxiliary material of the present invention . FIG. 6 is a shoulder attached by the auxiliary material of the present invention . Clothes with pads [Figure 7] Clothes with shoulder pads attached with auxiliary material of Reference Example
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