JP3593262B2 - 脊椎固定具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は脊椎のつい骨やつい間板がズレや変形を起こして脊髄や神経根を圧迫して痛みやしびれを起こす場合に、脊椎のつい骨同士を固定する脊椎固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、老化や運動によって脊椎のつい骨が変形してしまったり、つい間板が摩耗してしまったりして、つい骨がズレ等を起こし、脊髄や神経根を圧迫する場合があり痛みやしびれを起こすことがある。また、このことは腰部分で起こることが多い。これに対しては、ズレ等を起こしたつい骨を正常な位置に固定する脊椎固定術が用いられる。脊椎固定方法は脊椎固定具で3〜4個のつい骨を正常な位置に固定するものである。この脊椎固定術に用いられる従来の脊椎固定具は次のようなものであった。まずねじでねじ取付アームをズレや変形を起こしたつい骨とそれに接する正常な位置のつい骨にねじ込んで固定し、その取付アーム全部を一本のロッドに回転と上下移動がないように固定するものであった。しかし、従来の脊椎固定具では、脊椎の一部を全く動かないように固定してしまうので、例えば腰に近い所に脊椎固定具を取り付けた場合には、腰を曲げてかがむような動きや、腰をのばすような動きや、腰を回すことも困難であった。このような動きを無理に行うと、取り付けたねじやロッドが折損したりつい骨が折損したりすることがあった。このようなことが起こると、再手術が必要となるため大変であった。また、このつい骨やつい間板のズレや変形は老人に起こりやすいため、再手術を行うのが非常に大変であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は従来のこれらの問題を解消し、腰を曲げたり回したりした時のつい骨の動きをかなり許容でき、手術侵襲が非常に少なく、つい骨周辺の筋肉(椎傍筋など)への圧迫が少なく、術後の腰のだるさ、圧迫感が少なく、折損がなく、安価で、取り付けた後に高齢化による圧迫骨折が起っても取りはずす必要のない脊椎固定具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) ズレや変形を起こしたつい骨を固定する脊椎固定具であって、つい骨へねじ込む複数のねじをそれぞれねじ取付アームに取付け、同ねじ取付アームを上下方向に伸びた一本のロッドに摺動自在でかつ回動自在に取り付け、そのなかの少なくとも一つのねじ取付アームのロッドとの係合部をフック状に湾曲し、ロッドをフック状の部分の中に所定のすきまのある状態で位置させ、上下方向の摺動とロッドまわりの回転と、起伏とができる構造とし、残りのねじ取付アームの前記ロッドに対する摺動と回動を止める固定手段を設け、体が所定の範囲で前後に起伏したり、回転方向にひねったりできるようにした脊椎固定具
2) ねじ取付アームのロッドに対する摺動と回動を止める固定手段として、ねじ取付アームに止めねじを取り付け、締め込んだ止めねじがロッドを押止する構造とした前記1)に記載の脊椎固定具
3) ねじ取付アームに取り付けるねじの回転止めを設けた前記1)〜2)いずれかに記載の脊椎固定具
4) ロッドに所定の間隔で複数のねじ取付アームをロッドから離れる方向にアームを伸ばすようにして取付け、同アームの先端に略直角にねじを取付ける構造にした前記1)〜3)いずれかに記載の脊椎固定具
にある。
【0005】
【作用】
本発明では、つい骨へねじ込んで固定するねじを取り付けたねじ取付アームをズレや変形を起こしたつい骨と正常なつい骨に取り付け、取り付けたねじ取付アームにロッドを摺動自在でかつ回動自在に取り付け、この状態でその人の状態に合わせてねじ取付アームをロッドに対して摺動させたり回動させたりして、つい骨を最適な状態に合わせる。次に少なくとも一つのねじ取付アームを所定範囲で起伏できるようにする。次に残りのねじ取付アームのロッドに対する摺動と回動を止める固定手段によってねじ取付アームとロッドを固定する。このように一部のねじ取付アームをロッドに対して摺動自在で回動自在に且つ起伏自在にすることによって、体は所定の範囲で前後に起伏したり、回転方向にひねったりできるようになる。
ロッドに所定範囲で起伏できるように摺動自在でかつ回動自在に係合するねじ取付アームの構造として、ロッドとの係合部をフック状に湾曲した形状としたものは、フック状の部分の中にロッドを位置させ、ロッドとフック状の部分が当たることによって動きを制限し、かつ、簡単な構造でねじ取付アームとロッドを摺動自在でかつ回動自在に係合させる。
ねじ取付アームのロッドに対する摺動と回動を止める固定手段として、ねじ取付アームに止めねじを取り付けたものは、簡単な構造でしっかり固定できる固定手段とすることができる。
ねじに回転止めを設けたものは、つい骨に取り付けたねじ取付アームがねじゆるみにより外れることがないようにする。
ロッドに所定の間隔で複数のねじ取付アームをロッドから離れる方向にアームを伸ばすようにして取付け、アームの先端に略直角にねじを取付ける構造にしたものは、つい骨の中で強度の高い部分であるつい弓根に取付けることを可能にして取り付けの安全性を増し、つい骨を強く支えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
ねじ・ねじ取付アーム・ロッドの材質としては、チタン合金、ステンレス合金などがあり、腐食に強く、強度があり、人体への影響がないものが望ましい。
ねじには、三角ねじ、のこ歯ねじなどがあり、何度もねじを取りはずすことがないので、ゆるみにくいものが好ましい。また、特にぬける方向に力がかかることが多い場合には、のこ歯ねじを用いるのが好ましい。
ねじの回転止めには、止めピン、止めねじ等があり、強度があり、耐久性のあるものが望ましい。
【0007】
【実施例】
本発明の各実施例について図面を参照して具体的に説明する。
実施例1(図1〜図6参照)
図1〜6に示す実施例1は、ねじ取付アームの連結部との係合部をフック状に湾曲し、ねじに回転止めを設け、ロッドとの固定手段として止めねじを用い、2本のロッドに左右対称にねじ取付アームを取付けて左右のつい弓根にねじで取付ける脊椎固定具の例である。
図1は実施例1の脊椎固定具をつい骨に取付けた状態を示す説明図である。図2は実施例1の脊椎固定具をつい骨に取付けた状態を示す正面図である。図3は図2のA−A断面図である。図4は図2のB−B断面図である。図5は実施例1の脊椎固定具の起伏する状態を示す説明図である。図6は実施例1の脊椎固定具のねじ取付アームにねじを取付けた状態を示す斜視図である。
図中、1は脊椎固定具、2はねじ、2aはねじ用ナット、3はねじ、4はねじ取付アーム、4aは固定用ねじ、4bは穴、5はフック状の係合部を有するねじ取付アーム、5aはねじ回転止め用孔、5bはフック状の係合部、6はロッド、L〜Lは腰のつい骨、Bはつい弓、Bはつい弓根、Bはつい体、Bは脊髄及び神経根、S は仙つい骨である。
実施例1の脊椎固定具は、図1〜6に示すように腰ついに取付ける例である。まず、ロッドに固定するタイプのねじ取付アーム4にねじ2を取り付ける。ねじ2は図4に示すように頭側にもねじが設けられている。そのねじ2の頭側をねじ取付アーム4に設けた穴に嵌入し、ねじ用ナット2aで仮止めする。ねじ用ナット2aを仮止めしたならば、ねじ2の頭側のねじ先端をつぶし、ねじ用ナット2aを脱落しないようにする。また、ねじ取付アーム4にはロッド6を通すことのできる穴4bを設ける。穴4bを設けた部分には外側から穴4bに連通するようねじ穴を設ける。そのねじ穴にロッド6の固定用ねじ4aをねじ込んで取り付ける。また、ロッドにフック状の係合部で係合させるタイプのねじ取付アーム5は、図3、図6に示すようにフック状の係合部5bを有し、ねじ3がねじ取付アーム5を貫通するようにして取り付けられる。また、ねじ3が貫通する部分のねじ取付アーム5及びねじ3にはねじ回転止め用孔5aが設けられている。
実施例1の脊椎固定具を使用するには、ねじ2がねじ用ナット2aで仮止めされているねじ取付アーム4を図1、2、4に示すように脊椎の仙つい骨S のすぐ上のつい骨Lの背中側にあるつい弓根Bにねじ込んで取り付ける。また図1、2、4に示すように、つい弓B をはさむようにして左右の反対側にも同様にねじ取付アーム4を取り付ける。次にねじ取付アーム4を取り付けたつい骨Lのすぐ上のつい骨Lにも同様にねじ取付アーム4を取り付ける。さらにその上のつい骨L には、フック状に湾曲した係合部を有するねじ取付アーム5をねじ3で取り付ける。ねじ3はねじ頭に+(プラス)溝を設けているので、ドライバー等を使ってつい弓根B にねじ込んでねじ取付アーム5をつい骨に固定する。このねじ取付アーム5も左右の反対側も同様に取付る。次にロッド6を下方2つのつい骨L,Lに取り付けたねじ取付アーム4の穴4bを貫通させ、さらに上方のつい骨L に取付けたねじ取付アーム5のフック状の係合部5bの中を通るように位置させる。次に、ねじ取付アーム4の位置を合わせ、固定用ねじ4aを締結して、ねじ取付アーム4とロッド6をしっかり固定する。次に、前方へ(腹側へ)ズレてしまっているつい骨Lに取り付けたねじ2を締め込むと、ねじ2はロッド6及び取付けアーム4を介して、ズレていないつい骨Lに固定した状態になっているので、締め込んだねじ2は動かずについ骨Lが後方へ(背中側へ)動く。このようにしてズレてしまったつい骨の位置を最適な位置に修正する。また、つい骨L もズレてしまっている場合にも同様にしてつい骨の位置を修正する。このようにしてつい骨の位置を修正することにより、重要な神経及び脊髄が存在する脊椎のつい骨に手をあまり加えることなくつい骨の位置を修正できるため、手術侵襲を少なくすることができる。次にねじ用ナット2aによりねじ2がゆるまないようにする。ねじ3とねじ取付アーム5に設けたねじ回転止め用孔を合わせて、ピンを打ち込んで、ねじ3がゆるまないようにする。このようにねじ3のゆるみを防ぐことによって非常に耐久性の高い脊椎固定具にすることができる。このように強度的に強いつい弓根に取り付ける構造にすることで安全で耐久性を高くすることができる。また、固定手段として固定用ねじ4aで締結することにより安価な構成でしっかり固定できるのでさらに安価で耐久性を高くすることができる。
本実施例1では、老化によるつい間板の変形・摩耗によって腰つい骨L がズレをおこし脊髄及び神経根を圧迫した場合に、つい骨L をこのように固定する。また、つい間板がほとんどなくなってしまうほど摩耗している場合にも、本実施例1の脊椎固定具でつい骨を固定することができる。このように、本実施例1の脊椎固定具では、つい骨の間につい間板の代わりになるものを入れなくてもよく、あるいはつい骨の側方や前方(腹側)に別の固定具をつける必要がない。よって取り付けた脊椎固定具を後で取りはずす必要はない。また取り付けた人が高齢化して、高齢化によるつい骨の圧迫骨折が起っても、前方(腹側)へ移動してしまったり、移動して他の器官を傷つけたりというようなことがないので、つい骨の圧迫骨折が起っても取りはずす必要がない。また、つい骨の側方や前方に別の固定具を取り付ける必要がないので、つい骨周辺の筋肉への圧迫が少ない。このように固定することによってズレてしまっていたつい骨L はその下のつい骨Lに対し固定される。よってつい骨Lはズレを起こさなくなる。このようなつい骨のズレを起こす人は腰のつい骨が前方(腹側へ)ズレる場合が多く、また、ズレてしまったつい骨の上のつい骨前方にズレやすいようについ間板が変形してしまっている場合や、このような処置を行った後、固定したすぐ上方のつい骨がズレてくる場合があるので、ズレてしまったつい骨の上方のつい骨も従来では動かないように固定していた。本実施例1では、ズレたつい骨L の上のつい骨にフック状の係合部を有するねじ取付アーム5を取り付けている。このねじ取付アーム5を取り付けたつい骨が前方へズレようとすると、所定のすきま分はズレるが図1、図3に示すようにロッド6とねじ取付アーム5が当って、それ以上は移動することができない。よって処置後のズレ等を防ぐことができる。このようにすることによって、腰をかがめたり、回わしたりといった動きをかなり許容でき、取り付けた人を非常に楽にし、術後の腰のだるさや圧迫感が少なく、かつ腰のつい骨の固定も確保する。また、このように自由度をある程度持たせることによって体をつい強く動かしてしまうことによって脊椎固定具を折損してしまったり骨を傷つけたりすることがなくなるので、再手術の必要が少なくなる。このようにフック状の係合部を有するねじ取付アームにすることによって簡単な構造で動きの制限とつい骨の固定ができるので非常に安価な脊椎固定具となる。また腰と伸ばす動きもある程度許容でき、本実施例1の脊椎固定具を取り付けた人が非常に楽になる。また、左右対称に脊椎固定具を設けることによって、支える力を分散してバランスよく支えて、安全性と耐久性を高めることができる。
図7に示すのは、ロッドに対して自由度を持って係合する係合部を有するねじ取付アームの他の例である。
図7は実施例1の脊椎固定具のねじ取付アームの他の例の斜視図である。
図中5cはロッドとの係合部である。
図7に示すように、動きを制限したい方向や大きさに合わせて形状を変えれば、様々なつい骨のズレの状態に対応させることができる。
その他、符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
実施例2(図8参照)
図8に示す実施例2は、最も下部のつい骨にしっかり固定するねじ取付アームを取り付け、上部のつい骨2個に自由度のあるねじ取付アームを取り付けた脊椎固定具の例である。図8は実施例2の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態の説明図である。
このように状況に応じてねじ取付アーム4、5の割合を変えてもよい。
その他、符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
実施例3(図9参照)
図9に示す実施例3は、仙つい骨にもねじ取付アームを取り付けた脊椎固定具の例である。
図9は実施例3の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態の説明図である。
このように仙つい骨まで固定することによって、つい骨が複数ズレてしまった場合などに対応させれることができる。
その他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
実施例4(図10参照)
図10に示す実施例4は、仙つい骨にもねじ取付アームを取り付け、ロッドに対して自由度のあるねじ取付アームを2個のつい骨に取り付けた脊椎固定具の例である。
図10は実施例4の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態の説明図である。
このように様々な状況に対応させて、ねじ取付アームを取りつけるつい骨の数やしっかり固定するつい骨と自由度を持たせるつい骨の割合を変えればよい。
その他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、腰を曲げたり回わしたりした時のつい骨の動きをかなり許容でき、手術侵襲が非常に少なく、つい骨周辺の筋肉(椎傍筋など)への圧迫が少なく、術後の腰のだるさ、圧迫感が少なく、折損がなく、安価で取り付け後に高齢化による圧迫骨折が起っても取りはずす必要のない脊椎固定具を提供できる。
ねじ取付アームのロッドに対する摺動と回動を止める固定手段として、ねじ取付アームに止めねじを取り付けたものは、さらに安価で耐久性を高くすることができる。
ねじ取付アームの構造として、ロッドとの係合部をフック状にしたものは、安価な脊椎固定具とすることができる。
ねじに回転止めを設けたものは、耐久性の高い脊椎固定具にすることができる。
ロッドに所定の間隔で複数の取付アームをロッドから離れる方向にアームを伸ばすようにして取付け、アームの先端に略直角にねじを取付ける構造にしたものは、安全で耐久性の高い脊椎固定具にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態を示す説明図である。
【図2】実施例1の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態を示す正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】実施例1の脊椎固定具の起伏する状態を示す説明図である。
【図6】実施例1の脊椎固定具のねじ取付アームにねじを取付けた状態を示す斜視図である。
【図7】実施例1の脊椎固定具のねじ取付アームの他の例の斜視図である。
【図8】実施例2の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態の説明図である。
【図9】実施例3の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態の説明図である。
【図10】実施例4の脊椎固定具をつい骨に取り付けた状態の説明図である。
【符号の説明】
1 脊椎固定具
2 ねじ
2a ねじ用ナット
3 ねじ
4 ねじ取付アーム
4a 固定用ねじ
4b 穴
5 フック状の係合部を有するねじ取付アーム
5a ねじ回転止め用孔
5b フック状の係合部
5c ロッドとの係合部
6 ロッド
〜L 腰のつい骨
つい弓
つい弓根
つい体
脊髄及び神経根
仙つい骨

Claims (4)

  1. ズレや変形を起こしたつい骨を固定する脊椎固定具であって、つい骨へねじ込む複数のねじをそれぞれねじ取付アームに取付け、同ねじ取付アームを上下方向に伸びた一本のロッドに摺動自在でかつ回動自在に取り付け、そのなかの少なくとも一つのねじ取付アームのロッドとの係合部をフック状に湾曲し、ロッドをフック状の部分の中に所定のすきまのある状態で位置させ、上下方向の摺動とロッドまわりの回転と、起伏とができる構造とし、残りのねじ取付アームの前記ロッドに対する摺動と回動を止める固定手段を設け、体が所定の範囲で前後に起伏したり、回転方向にひねったりできるようにした脊椎固定具。
  2. ねじ取付アームのロッドに対する摺動と回動を止める固定手段として、ねじ取付アームに止めねじを取り付け、締め込んだ止めねじがロッドを押止する構造とした請求項1に記載の脊椎固定具。
  3. ねじ取付アームに取り付けるねじの回転止めを設けた請求項1〜2いずれかに記載の脊椎固定具。
  4. ロッドに所定の間隔で複数のねじ取付アームをロッドから離れる方向にアームを伸ばすようにして取付け、同アームの先端に略直角にねじを取付ける構造にした請求項1〜3いずれかに記載の脊椎固定具。
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