JP3593000B2 - 液体磁気処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は、水道配管或いは水道ホース等に取り付けて、永久磁石の磁力によって液体の活性化を行なう液体磁気処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、工場等では電磁石或いは永久磁石を用いて配管内の浄化や水質改善を行なう大がかりな水処理装置(液体磁気処理装置)が設置されている。該液体磁気処理装置は文献名=水の磁気処理、著作者=ヴィ・イ・クラッセン、発行所=有限会社日ソ通信社等に示されている。この文献によれば、磁石を用いて配管に磁界を形成することにより配管内を浄化すると共に、磁界に水を通させることにより水質改善が行なえる旨が記されている。
【0003】
前記のような大がかりな液体磁気処理装置を設置する場合費用が高額になり、設置工事が困難であるため、小規模な工場や一般家庭では設置されていなかった。そこで、例えば本出願人が先に出願した特願平8−355642号公報(C02F5/00)に液体磁気処理装置を示している。この液体磁気処理装置は永久磁石から成る磁石を複数内蔵し、内径側の開口に各永久磁石をそれぞれ露出させた一対の筺体を設けている。
【0004】
そして、所定の水道配管の外径に適合するように両筺体の内径を形成し、両筺体で水道配管を挟み込んで各永久磁石を水道配管に密着させて予め用意したネジ或いはボルトで両筺体を固定できるように構成している。これにより、永久磁石を保持した保持具を溶接するなどの大がかりな工事を行なうことなく液体磁気処理装置を水道配管に取り付けられるようにして、小規模な工場や一般家庭でも容易に水道水の水処理が行なえるように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の液体磁気処理装置は、予め用意されたネジ或いはボルトを使用して水道配管の周囲に液体磁気処理装置を取り付けなければならなかった。このため、液体磁気処理装置の取り付けに多大な手間がかかってしまう問題があった。
【0006】
また、従来の液体磁気処理装置は所定の水道配管の外径に、両筺体の内径が適合するように形成していたため、外径が異なる水道配管などには両筺体の内径が異なる液体磁気処理装置を用意して取り付けられなかった。このため、外径が異なる水道配管などには、それら異なる配管に適合した内径の液体磁気処理装置を用意して取り付けなければならない問題があった。
【0007】
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、外径の異なる水道配管或いは水道ホースなどに格別な工具を用いることなく、且つ、異なる外形の配管でも容易に取り付けることが可能な液体磁気処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1の発明の液体磁気処理装置は、液体が流通し、若しくは、収容された物品の周囲に捲回され、自らその状態を保持可能とされた弾性体と、永久磁石から成り、弾性体に設けられた複数の磁石体とを備え、弾性体は螺旋形状を呈し、複数の磁石体は所定の間隔を存して弾性体に設けられているものである。
【0009】
また、請求項2の発明の液体磁気処理装置は、上記に加えて、弾性体に設けられ、開口にて磁石体を露出させた状態で当該磁石体を収容する収納部材を備え、該収納部材の底面と磁石体との間に弾性体が挿入される貫通孔を設けると共に、隣接する磁石体を異なる極性としたものである。
【0010】
また、請求項3の発明の液体磁気処理装置は、請求項1又は請求項2に加えて、弾性体を磁性体にて構成したものである。
【0011】
また、請求項4の発明の液体磁気処理装置は、請求項1、請求項2又は請求項3に加えて、弾性体を並列して複数備えるものである。
【0012】
更に、請求項5の発明の液体磁気処理装置は、請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に加えて、弾性体の両端部には各弾性体を保持する固定部材を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の液体磁気処理装置10の正面図、図2は本発明の液体磁気処理装置10の平面図、図3は弾性体11に磁石体13を取り付けた状態を示す図をそれぞれ示している。液体磁気処理装置10は、物品として金属などでできた硬い水道配管16或いは図示しないが軟らかいビニールなどでできたシャワーホース、水道ホース(以降水道配管16或いは水道ホースと称す)内の液体を磁気処理して活性化を行なうためのもので、弾性体11と、複数の磁石体13とから構成されている。
【0014】
弾性体11は、板厚約0.6mm、幅約5mm、長さ約290mmで容易に錆びることのないステンレスなどで構成されると共に、磁石が吸着する金属にて構成されている。また、弾性体11は螺旋形状を呈しており、螺旋形状の外径は水道配管16或いは水道ホースなどの外径と略同じ約30mm、螺旋ピッチを約30mmで約2回転に構成されている。該弾性体11は弾性を有しており、後術する磁石体13が取り付けられた後、水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に捲回された状態で、自らその状態を保持可能とされると共に、水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に磁石体13を弾性体11は弾性で押しつけて密着できるように構成されている。
【0015】
係る弾性体11には永久磁石からなる複数の磁石体13が所定の間隔を存して設けられており、この磁石体13は収納部材12に収納されている。収納部材12は板厚約0.5mm、直径約10mm、深さ約10mmに構成されており、一側に開口12Aが設けられると共に、他側(底面12B)が閉塞された略円筒形のカップ形状を呈している。尚、収納部材12は磁石が吸着しないアルミニウム、真鍮或いは銅などの金属にて構成されている。
【0016】
収納部材12には貫通孔12Cが設けられており、この貫通孔12Cは収納部材12の底面12Bより少許開口12A側に離間した位置に設けられている。貫通孔12Cは、収納部材12の直径方向中心を基準にして対向位置に設けられると共に、収納部材12の直径方向を一側から他側に貫通して弾性体11を挿入可能に設けられている。即ち、貫通孔12Cは、収納部材12の底面12Bと並列に設けられると共に、貫通孔12Cに弾性体11が挿入された状態で、弾性体11と収納部材12の底面12Bとが略並列になるように構成されている。
【0017】
そして、収納部材12の貫通孔12Cに弾性体11が挿入され、弾性体11に複数(この場合8個)の収納部材12が挿入される。この場合、開口12Aが弾性体11の中心側に位置するように収納部材12は弾性体11に挿入される。そして、磁石体13が収納部材12の開口12Aから挿入されると、磁石体13は磁力によって弾性体11に吸着する。この場合、弾性体11を延在方向から見た場合、磁石体13は6方向から中心に向かって配置され(図2)。
【0018】
係る、磁石体13は磁力によって収納部材12の底面12B近傍に挿入された弾性体11に吸着するので、磁石体13は脱落せずに収納部材12内に保持される。即ち、開口12Aに磁石体13を露出させた状態で収納部材12に磁石体13が挿入される。尚、収納部材12に挿入された磁石体13は弾性体11の延在方向一側から順にN極(図中N)、S極(図中S)、N極と磁極が交互になるように挿入される。また、他の弾性体11には弾性体11の延在方向一側から順にS極、N極、S極と磁極が交互になるように挿入される。
【0019】
そして、弾性体11の一側に設けた磁石体13の極性が異なる他の弾性体11を螺旋形状の状態で並列して配置し、両弾性体11、11の両端部にそれぞれ固定部材14、14が固定され、両弾性体11、11が所定の間隔(この場合、各収納部材12が弾性体11の軸芯延在方向で略接触する間隔)で保持される。該固定部材14は所定の厚さ、所定の形状の金属板が二つ折りされ、その間に両弾性体11、11の端部が挿入される。尚、固定部材14は弾性体11、11が並列して配置された状態で両弾性体11、11より僅かはみ出す大きさに構成されている。
【0020】
そして、固定部材14と弾性体11に設けられた図示しない孔に固定具15が挿入されてカシメられ、これによって固定部材14と両弾性体11、11とが固定される。尚、図示しないが、弾性体11の端部と固定部材14には固定具15が挿入可能な孔が設けられており、この孔に固定具15が挿入されてカシメられている。これにより、両弾性体11、11が分離してしまうのを防止すると共に、両弾性体11、11に取り付けた磁石体13が弾性体11の端部より脱落しないように構成している。また、両弾性体11、11の端部切断面がシャープエッジになっている場合などに、手が触れて怪我をしてしまうのを防止している。
【0021】
以上の構成で次に液体磁気処理装置10の使用例を説明する。液体磁気処理装置10を例えば一般家庭用に設置されている水道配管16或いは水道ホースに取り付ける場合、弾性体11のどちらか一側を弾性変形させて開き、水道配管16或いは水道ホースに挟み込んで、弾性体11を螺旋形状に沿って回転させる。これによって、弾性体11は水道配管16或いは水道ホースの周囲に捲回され、液体磁気処理装置10は水道配管16或いは水道ホースに取り付けられると共に自らその状態で保持される(図4)。
【0022】
係る、液体磁気処理装置10が水道配管16或いは水道ホースに取り付けられた状態で、弾性体11によって磁石体13は水道配管16或いは水道ホースに押しつけられる。これにより、磁石体13は水道配管16或いは水道ホースに密着して当接される。
【0023】
また、水道配管16或いは水道ホースに取り付けた液体磁気処理装置10は、隣接する両磁石体13、13によって水道配管16或いは水道ホースに交番磁界が形成される。この場合、一方の磁石体13の磁力と隣接する磁石体13の磁力とは一側は弾性体11を通り他側は水道配管16内或いは水道ホース内を通って引き合うこととなる。これによって、水道配管16或いは水道ホースに交番磁界が形成され、水道配管16或いは水道ホース内の液体を磁気処理して活性化が行なわれて水質改善が行なわれる。
【0024】
このように、液体磁気処理装置10は、液体が流通し、若しくは、収容された水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に捲回可能に螺旋形状に構成されると共に保持可能とされた弾性体11、弾性体11に設けられた複数の磁石体13とを備えているので、液体磁気処理装置10を水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に容易に捲回させることが可能となる。これにより、格別な工具を用いることなく水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に磁石体13を保持させることができるようになる。
【0025】
また、螺旋形状の弾性体11に複数の磁石体13を所定の間隔を存して設けているので、隣接する各磁石体13が相互に当たって弾性体11が螺旋状に水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に螺旋形状に湾曲しなくなってしまうのを阻止することが可能となる。係る弾性を有する螺旋形状の弾性体11は外径が大きな水道配管16或いは水道ホースなどでも弾性変形してそれらの周囲に捲回させることが可能となる。これにより、異なる外径の水道配管16或いは水道ホース毎に液体磁気処理装置10を用意する必要もなくなる。
【0026】
また、弾性体11は螺旋形状を呈しており、水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に、弾性体11を螺旋形状に沿って回転させるだけで、それら水道配管16或いは水道ホースなどの周囲に弾性体11を捲回させることができるようになる。この場合、弾性体11の内径を水道配管16或いは水道ホースなどの外径と略同等な径に構成した弾性体11の中心側に磁石体13を露出させておけば、磁石体13をそれら水道配管16或いは水道ホースなどの外径に密着させることが可能となる。
【0027】
また、収納部材12の底面12Bと磁石体13との間に弾性体11が挿入される貫通孔12Cを設けているので、弾性体11を収納部材12に設けた貫通孔12Cに挿入した後、開口12Aから磁石体13を収納部材12内に収納するだけで磁石体13を弾性体11の所定定位置に保持させることが可能となる。これにより、液体磁気処理装置10を容易に組み立てることが可能となる。
【0028】
また、弾性体11の両端部に固定部材14、14を設けているので、弾性体11に取り付けられた磁石体13が弾性体11の端部より外れてしまうのを未然に防止することができ、液体磁気処理装置10の持ち運び、及び、水道配管16或いは水道ホースなどへの着脱を容易に行なうことが可能となる。
【0029】
特に、弾性体11端部の切断面がシャープエッジになっている場合などでも、弾性体11の両端部に固定部材14、14を設けているので、固定部材14、14によって手を触れて怪我をしてしまう危険性を未然に防止することが可能である。
【0030】
尚実施例では、弾性体11を複数(二本)並列に備えたがこれに限らず、弾性体11を一本、或いは三本以上設け、当該弾性体11に磁石体13が収納された収納部材12を取り付け、それぞれ隣接する磁石体13を異なる磁石体13に構成して、水道配管16或いは水道ホース内の液体を磁気処理して活性化を行なうようにしても本発明は有効である。
【0031】
また、弾性体11は容易に錆びず、磁石が吸着し弾性を有するステンレスなどの金属にて構成したがこれに限らず、弾性体11を水道配管16などに捲回した場合、磁石体13が水道配管16に吸着するように、容易に変形可能な金属、或いは、合成樹脂などで構成(この場合、収納部材12に磁石体13を固定)しても差し支えない。また、液体磁気処理装置10を水道配管16などに捲回した後、弾性体11の端部を水道配管16或いは水道ホースの周囲に固定するように構成しても差し支えない。
【0032】
また、弾性体11の螺旋ピッチを約30mmで約2回転の螺旋形状に形成すると共に、弾性体11に磁石体13を8個取り付けたがこれに限らず、弾性体11の螺旋ピッチを30mm以上或いは以下のピッチ、1回転或いは2回転以上の螺旋形状や、始端と終端が同一線上に位置するブレスレット形状などで構成しても差し支えないと共に、弾性体11に8個以上或いは8個以下の磁石体13を取り付けても本発明は有効である。
【0033】
また、物品を水道配管16或いは水道ホースで説明したが、これに限らず、物品として飲料ジュース、飲料炭酸水、飲料アルコール類などが収容されている液体の容器、醤油、ソースなどの液体調味料が収容されている瓶、或いはそれら液体を収容する液体収納容器の周囲に捲回或いは取り付け可能な液体磁気処理装置10を構成しても本発明は有効である。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、液体が流通し、若しくは、収容された物品の周囲に捲回され、自らその状態を保持可能とされた弾性体と、永久磁石から成り、弾性体に設けられた複数の磁石体とを備え、弾性体は螺旋形状を呈し、複数の磁石体は所定の間隔を存して弾性体に設けられているので、弾性体を弾性変形させて開いて、例えば水道配管或いは水道ホースなどの周囲に捲回させるだけで弾性体の弾性力で保持させることが可能となる。これにより、格別な工具を用いることなく磁石体を水道配管或いは水道ホースなどの周囲に確実に保持させることができ、従来のようにネジ或いはボルトを固定する手間を省くことができるようになる。従って、簡単な操作で磁石体を水道配管或いは水道ホースなどに取り付けてそれらの内部の液体を磁気処理することができるようになり液体磁気処理装置の実用効果大成るものである。
【0035】
特に、弾性体は螺旋形状を呈し、複数の磁石体は所定の間隔を存して弾性体に設けられているので、隣接する各磁石体が相互に当たって弾性体が螺旋形状に湾曲しなくなってしまうのを阻止することが可能となる。これにより、例えば螺旋形状を呈した弾性体の内径を水道配管或いは水道ホースなどの外径と略同等な径に構成し、弾性体の径中心側に磁性体を設けておけば、磁石体をそれら水道配管或いは水道ホースなどの外径に密着させることが可能となる。従って、従来のように異なる外径の水道配管或いは水道ホース毎に液体磁気処理装置を用意する必要もなくなり、液体磁気処理装置の利便性を大向上させることができるようになる。
【0036】
また、弾性体は螺旋形状を呈すると共に弾性を有しているので、水道配管或いは水道ホースなどの周囲に螺旋形状に沿って回転させるだけで、それら水道配管或いは水道ホースなどに弾性体を捲回させることが可能となる。従って、水道配管或いは水道ホースなど外径が異なっていても、それら水道配管或いは水道ホースなど周囲に弾性変形によって容易に液体磁気処理装置を取り付けることができるようになるものである。
【0037】
また、請求項2の発明によれば、上記に加えて、弾性体に設けられ、開口にて磁石体を露出させた状態で当該磁石体を収容する収納部材を備え、該収納部材の底面と磁石体との間に弾性体が挿入される貫通孔を設けると共に、隣接する磁石体を異なる極性としたので、例えば請求項3の如く、弾性体を磁性体にて構成することにより、弾性体を収納部材に設けた貫通孔に挿入した後、開口から磁石体を収納部材内に収納するだけで磁石体を弾性体の所定定位置に保持させることが可能となる。これにより、液体磁気処理装置を容易に組み立てることが可能となると共に、隣接する磁石体の相互の吸引力によって強力な磁力線を形成することが可能となる。従って、液体磁気処理装置の組立工数を大幅に低減させることが可能となると共に、隣接する磁石体の相互の吸引力によって液体の磁気処理能力を大幅に向上させることができるようになり、例えば水道配管或いは水道ホース内の液体を確実に磁気処理することができるようになるものである。
【0038】
また、請求項4の発明によれば、請求項1、請求項2又は請求項3に加えて、弾性体を並列して複数備えるので、例えば水道配管或いは水道ホースなどの外径に液体磁気処理装置を取り付けた場合、それらの延在方向に磁石体を取り付けることにより、磁石対を略隙間無く近接させることが可能となる。これにより、略隙間無く近接させ両磁石体の相互の吸引力によって強力な磁力線を形成することが可能となる。従って、隣接する磁石体の相互の吸引力によって液体の磁気処理能力を大幅に向上させることができるようになものである。
【0039】
更に、請求項5の発明によれば、請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に加えて、弾性体の両端部には各弾性体を保持する固定部材を設けたので、弾性体に貫通孔が挿入された収納部材が弾性体の端部より外れてしまうのを未然に防止することが可能となる。これにより、液体磁気処理装置を容易に取り扱えるようになる。従って、持ち運び、及び、水道配管或いは水道ホースへの着脱が容易となり、液体磁気処理装置の実用効果大なるものである。
【0040】
特に、弾性体の両端部に固定部材を設けているので、弾性体端部の切断面がシャープエッジになっている場合などでも、手を触れて怪我をしてしまう危険性を未然に防止でき、液体磁気処理装置を極めて安全に取り扱うことができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体磁気処理装置の正面図である。
【図2】本発明の液体磁気処理装置の平面図である。
【図3】弾性体に磁石体を取り付けた状態を示す図である。
【図4】水道配管に取り付けた本発明の液体磁気処理装置の図正面図である。
【符号の説明】
10 液体磁気処理装置
11 弾性体
12 収納部材
12A 開口
12B 底面
12C 貫通孔
13 磁石体
14 固定部材
15 固定具
16 水道配管
Claims (5)
- 液体が流通し、若しくは、収容された物品の周囲に捲回され、自らその状態を保持可能とされた弾性体と、
永久磁石から成り、前記弾性体に設けられた複数の磁石体とを備え、
前記弾性体は螺旋形状を呈し、前記複数の磁石体は所定の間隔を存して前記弾性体に設けられていることを特徴とする液体磁気処理装置。 - 弾性体に設けられ、開口にて磁石体を露出させた状態で当該磁石体を収容する収納部材を備え、該収納部材の底面と前記磁石体との間に前記弾性体が挿入される貫通孔を設けると共に、隣接する前記磁石体を異なる極性としたことを特徴とする請求項1の液体磁気処理装置。
- 弾性体を磁性体にて構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2の液体磁気処理装置。
- 弾性体を並列して複数備えることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の液体磁気処理装置。
- 弾性体の両端部には各弾性体を保持する固定部材を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の液体磁気処理装置。
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