JP3592849B2 - 柔軟仕上剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、柔軟仕上剤に関し、詳しくは各種の繊維、特に合成繊維類に対して、優れた柔軟性及び弾力性(ふっくら感)を付与でき、且つ、苛酷な条件での保存にも安定な液体柔軟仕上剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
現在、家庭用柔軟仕上剤として市販されている商品は殆どがジ(硬化牛脂アルキル)ジメチルアンモニウムクロライドに代表されるような1分子中に2個の長鎖アルキル基を有する第4級アンモニウム塩を主成分とした組成物である。この理由としては第4級アンモニウム塩は少量で各種繊維に対して良好な柔軟効果を有するからである。しかしながら、上記の第4級アンモニウム塩は、木綿類に対しては著しい柔軟効果を有しているが、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系などの合成繊維に対しては効果が充分とは言い難く、更に高濃度で処理すると衣料の弾力性が低下し、風合いが損なわれてしまうことがある。更に、上記第4級アンモニウム塩は疎水性が強いためすすぎ水中に投入する際、攪拌力が弱い場合は水への分散性が悪く、そのため衣料に対してムラ付きするおそれがある。また、特に低温で長期保存をする場合は、増粘したり、ゲル状になったり、分離したりすることがある。市販の柔軟剤は上記の第4級アンモニウム塩の他にポリオキシエチレン系の非イオン界面活性剤、電解質及び溶剤等の添加剤を配合し、水への分散性及び長期保存安定性を改良しているが、その効果は未だ不充分である。
【0003】
また、近年全世界的に環境への影響を危惧する声が高まってきており、柔軟仕上剤においても生分解性等に優れている基剤が望まれ始めている。例えば、特開平1−162872号公報、特開平3−90677 号公報、特開平4−108174号公報には、エステル基を含む第4級アンモニウム塩を含有する柔軟仕上剤が記載されている。エステル基を含む第4級アンモニウム塩は生分解性が良く環境への影響は少ないが、水への分散性、及び長期保存安定性の面では不充分であった。
【0004】
更に、特開平7−18575 号では、エステル基を2個有する第4級アンモニウム塩を含有する液体柔軟剤が開示されているが、木綿類やポリエステル、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系など合成繊維に対する柔軟性は充分ではなかった。
【0005】
特開平5−195436号では、エステル基を1個含有する特定構造の第4級アンモニウム塩を含有する液体柔軟剤が開示されており長期保存安定性について記載されているが、より一般的な保存条件における長期保存安定性は不充分であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、エステル基を含む第4級アンモニウム塩を主基剤とする柔軟仕上剤について鋭意検討した結果、エステル基3個以上を含む第4級アンモニウム塩と分岐鎖を有する高級アルコールのエチレンオキシド付加物をそれぞれ特定量用い、pHを 1.5〜5に調整することにより特に合成繊維類に対して柔軟性に優れ、しかも衣類に弾力性(ふっくら感)を付与でき、且つ、過酷な条件下での保存にも安定な柔軟仕上剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は下記の (a)成分と (b)成分を、組成物中において (a)成分3〜25重量%及び (b)成分 0.5〜5重量%の割合で必須成分として含有し、pHが 1.5〜5.0 である柔軟仕上剤組成物を提供するものである。
(a)成分;分子内に
【0008】
【化3】
【0009】
〔式中、R は C11〜C22 のアルキル基又はアルケニル基である〕
を3個以上有する第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物
(b)成分;C8〜C22 の分岐鎖を有する高級アルコールにエチレンオキシドを平均で20〜40モル付加した化合物
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明における (a)成分は、分子内に
【0011】
【化4】
【0012】
〔式中、R は C11〜C22 のアルキル基又はアルケニル基である〕
を3個以上有する第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物である。これらの中でも、下記の一般式(I) で表される化合物が好ましい。
【0013】
【化5】
【0014】
〔式中、
R1,R2,R3;同一でも異なっていてもよく、それぞれ直鎖の C11〜C22 のアルキル基又はアルケニル基
R4 ;同一でも異なっていてもよく、それぞれC1〜C3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
X ;ハロゲン、CH3SO4 − 又はC2H5SO4 −
である〕
本発明において、 (a)成分に含まれる脂肪酸残基中の直鎖の長鎖炭化水素基R(一般式(I) 中のR1,R2,R3)は牛脂、豚脂、パーム油、ヒマシ油、オリーブ油等の天然由来の油脂を原料とするのが一般的であり、そのまま第4級アンモニウム塩混合物の調製に用いることができる。また、部分水素化又は完全水素化等の公知の方法により炭化水素基の飽和/不飽和含有量を調節できる。
【0015】
不飽和炭化水素基には異性体として、シス体、トランス体が存在するが、シス体/トランス体=97/3〜20/80(重量比)の範囲内であることが好ましい。
【0016】
(a)成分の第4級アンモニウム塩は、本発明の柔軟仕上剤組成物中に3〜25重量%、好ましくは4〜20重量%配合される。この配合量が3重量%未満では、柔軟性を付与するために多量の組成物を使用する必要があり、商品価値上問題がある。一方、25重量%を超えると、製品粘度及びハンドリング性に問題が生じる。
【0017】
本発明における (b)成分はC8〜C22 の分岐鎖を有する高級アルコールにエチレンオキシドを平均で20〜40モル付加した化合物である。これらの中でも、エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜40モルのイソトリデシルアルコールエトキシレートが好ましい。さらに好ましくはエチレンオキシドの平均付加モル数が20〜35モルのイソトリデシルアルコールエトキシレートである。平均付加モル数が20モル未満では凍結復元時に高粘度化を生じ、一方、40モルを超えると高温保存下に増粘する傾向がある。 (b)成分は、本発明の柔軟仕上剤組成物中に 0.5〜5重量%、好ましくは 0.5〜3重量%配合される。この配合量が 0.5重量%未満では凍結復元時に著しい粘度増加が認められ、一方、5重量%を超えると、配合直後に分離が生じる。
【0018】
本発明における (c)成分は、C8〜C22 の脂肪酸、C8〜C22 の脂肪酸塩、及びC8〜C22 の脂肪酸と3〜6価の多価アルコールとのエステル化物からなる群より選ばれる1種以上の化合物である。本発明においては、 (c)成分を配合することにより、衣類に柔軟性、弾力性ともより高い効果が得られる。
【0019】
また、本発明における (c)成分は、 (a)成分を製造する時の条件を適宜調整することにより組成物中に含有させることができ、また (c)成分を別に配合してもよい。脂肪酸の中和塩を用いる場合は、K 又はNa塩が一般的である。尚、系中で (a)成分や (b)成分のアミン化合物と (c)成分の脂肪酸やその塩とが、一部錯体を形成していてもよい。
【0020】
(c)成分のエステル化物としては、具体的には次のものが例示される。グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、トリエタノールアミン等の3〜6価の多価アルコールとラウリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、硬化牛脂脂肪酸等の炭素数8〜22の長鎖脂肪酸とのエステル化物である。エステル化物はすべてのOH基をエステル結合したものより、一部のOH基のみエステル化させたものの方が良好である。エステル化物は上記の方法の他にトリグリセライドとグリセリンとのエステル交換反応によって得ることもできる。
【0021】
本発明において (c)成分は本発明の柔軟仕上剤組成物中に 0.5〜5重量%、好ましくは 0.7〜2.5 重量%配合される。この配合量が 0.5重量%未満では、凍結復元時に粘度増加が認められ、一方、5重量%を超えると、柔軟性能が低下し、また高温保存下で分離が生じる。
【0022】
また、柔軟仕上剤には香料を配合するのが一般的であるが、この香料の香り立ちを良くするために適量のC1〜C3の1〜3価のアルコールを (d)成分として配合することが好ましい。 (d)成分としては、具体的には、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、グリセリン、8−アセチル化ショ糖変性エタノール等が挙げられる。本発明において (d)成分は本発明の柔軟仕上剤組成物中に5〜15重量%、好ましくは6〜10重量%配合される。この配合量が5重量%未満では、凍結復元時に粘度増加が認められ、一方、15重量%を超えると、香料の香り立ちが悪化する。
【0023】
本発明における (e)成分である変性もしくは未変性シリコーンは消泡剤、もしくは吸水性向上助剤として配合される。 (e)成分として、具体的には、ジメチルポリシロキサン、部分的にアミノ基又はポリオキシアルキレン基で変性されたジメチルポリシロキサン等のシリコーン化合物が挙げられる。本発明において (e)成分は本発明の柔軟仕上剤組成物中に0.01〜0.5 重量%、好ましくは0.03〜0.3重量%配合される。この配合量が0.01重量%未満では、消泡効果が見られず、一方、 0.5重量%を超えると、処理布の風合いを損なう。
【0024】
また、製品の外観を良くしたり、香りを良くするために、色素や香料を配合するのが一般的である。色素としては、分子内に水溶性基、例えば▲1▼ SO3基及び▲2▼アミノ基又はアンモニウム基から選ばれる少なくとも1種の官能基を有する有機系の染料が保存安定性上好ましく、その添加量は本発明の柔軟仕上剤組成物中に1〜50ppm 、さらに好ましくは2〜30ppm である。本発明の柔軟仕上剤組成物に用いられる染料としては例えば次のものが例示される。
【0025】
【0026】
また、香料としては、炭化水素系の香料や官能基として
【0027】
【化6】
【0028】
を有する化合物からなる香料成分を主体とするものが好ましい。特に安定な香料としては、ベンジルイソオイノゲール、ジメチルアンスラニレート(2−メチル−アミノメチルベンゾエート)、オウランチオール(メチル−N− 3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレート)、アルデヒドC−14ピーチ(γ−ウンデカラクトン)、ヘリオナール(α−メチル− 3,4−メチレンジオキシ−ヒドロシンナミックアルデヒド)、セドリルアセテート、メチルヨノン−G[5−(2−メチレン− 6,6−ジメチルシクロヘキシル)−4−ペンテン−3−オン]、メチル−β−ナフチルケトン、サンダルマイソールコア[2−メチル−4−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール]、ベンジルアセテート、トリシクロデセニルプロピオネート、トリシクロデセニルアセテート、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミックアルデヒド、4−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、アンブロキサン(3a,6,6,9a−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラン)、合成サンダル[メチル−3−(トリメチル− 2,2,3−シクロペンテン−3−イル−1)−5−ペンタノール−2]、パールライド(1,3,4,6,7,8 −ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8 −ヘキサメチルシクロペンタ−γ−ベンゾピラン)、テンタローム(7−アセチル−1,1,3,4,4,6 −ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン)、ムスクケトン(2,6−ジニトロ− 3,5−ジメチル−4−アセチル−tert−ブチルベンゼン)、ムスクチベテン(2,6−ジニトロ− 3,4,5−トリメチル−−tert−ブチルベンゼン)、イソイースパー(2−アセチル− 1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ− 2,3,8,8−テトラメチルナフタレン)、フェニルアセトアルデヒド、リリアール(p−tert−ブチル−α−メチルヒドロシンナミックアルデヒド)、ローズフェノン(トリクロロメチルフェニルカルビニルアセテート)、ネロリンヤラヤラ(β−ナフトールメチルエーテル)、アセチルセドレンクール(アセチルセドレン)、アニシルアセトン(p−メトキシフェニルブタノン)、シンナミルシンナメート、ターピニルアセテート(p−メンタ−1−エン−8−イルアセテート)、クマリン(1,2−ベンゾピロン)、アルデヒドC−12MNA(2−メチルウンデカナール)、リラール[4−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルボキシアルデヒド]、ゲラニオール、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、ターピネオール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、ムゴール、1−メントール、リナロール、ボルネオール、パチュリアルコール、セドロール、フェニルエチルジメチルカルビノール、スチラリルアルコール、シンナミックアルコール、フェニルヘキサノール及びジメチルベンジルカルビノール等が挙げられる。また、賦香率は0.05〜2.0 %が望ましい。
【0029】
更に、柔軟仕上剤組成物の製品中には、抗菌剤や、食塩、塩化アンモニウム、塩化カルシウム、塩化アルミニウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム等の水溶性の塩、pH調製剤として酸剤、アルカリ剤を添加してもよい。水溶性塩の添加量としては、本発明の柔軟仕上剤組成物中に0.01〜0.5 重量%配合される。また、上記 (a)〜(e) 成分及び任意成分以外の残部は水である。
【0030】
本発明の柔軟仕上剤組成物のpHは 1.5〜5.0 であり、好ましくは 3.0〜4.5 である。
【0031】
【発明の効果】
本発明の柔軟仕上剤組成物は各種繊維、特に合成繊維類に対して、充分な柔軟性、帯電防止性を与え、優れた弾力性を付与し、且つ苛酷な条件での保存にも安定である。さらに、本発明の柔軟仕上剤組成物における柔軟成分は生分解性が良いため、環境汚染の可能性が少ない。
【0032】
【実施例】
以下に、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0033】
実施例1〜6及び比較例1〜6
下記の表1〜3に示す (a)〜(c) 成分、及び (d)成分としてエチレングリコール、 (e)成分としてジメチルポリシロキサンを表4に示す量と、その他、塩化カルシウム100ppmと下記の香料 0.3重量%を配合し、組成物として調製(pH4.0) し、下記に示す保存性能評価と柔軟性評価を行った。結果を表4に示す。
【0034】
<香料>
使用した香料は以下のものである。
メチルヨノンG(5重量%)、イソイースパー(5重量%)、テンタローム(10重量%)、4−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート(10重量%)、リリアール(15重量%)、ヘソオナール(2.5重量%)、クマリン(2重量%)、アンブロキサン(0.5重量%)、フェニルエチルアルコール(20重量%)、シトロネロール(10重量%)、ターピネオール(10重量%)、フェニルエチルジメチルカルビノール(5重量%)、スチラリルアルコール(2.5重量%)及びシンナミックアルコール(2.5重量%)を配合したもの。
【0035】
<保存性能評価>
下記の(イ)〜(ハ)及び(ニ)における保存条件において、それぞれ下記の評価を行った。
(イ)50℃、(ロ)40℃、(ハ)−10℃
(評価)
○:2ケ月間外観の変化なし
△:1ケ月間外観の変化がないが、2ケ月後分離
×:1ケ月後分離又は増粘
(ニ)1サイクル/1日で−20℃と10℃を繰り返した。
(評価)
○:5サイクル後増粘みられず
△:3サイクル後は増粘みられないが、5サイクル後には増粘あり
×:3サイクル後増粘。
【0036】
<柔軟性能評価>
(1) 処理方法
市販の木綿タオル2kg、アクリルジャージ1kgを 3.5°DH硬水にて市販洗剤アタック(花王株式会社、登録商標)にて5回繰り返し洗濯(30リットル洗濯機)をし、繊維についていた繊維処理剤を除去した後、表4に示す柔軟仕上剤組成物15mlを投入し、25℃、3分間攪拌下で処理した。
(2) 評価方法
上記方法で処理した布を室内で風乾後、25℃、40%RHの恒温恒湿室にて24時間放置した。木綿、アクリルそれぞれの布について柔軟性の評価を行った。
柔軟性の評価はジメチルジ硬化牛脂アンモニウムクロライド12重量%からなる柔軟剤15mlで処理した布を対照にして一対比較を行った。評価基準は次のようにした。
+2:対照より柔らかい
+1:対照よりやや柔らかい
0:対照と同じ
−1:対照の方がやや柔らかい
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
Claims (5)
- 下記の (a)成分と (b)成分を、組成物中において(a)成分3〜25重量%及び(b)成分0.5〜5重量%の割合で必須成分として含有し、さらに、下記の (c) 成分を組成物中において 0.5 〜5重量%の割合で必須成分として含有する、pHが 1.5〜5.0である柔軟仕上剤組成物。
(a)成分;分子内に
を3個以上有する第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物
(b)成分;C8〜C22の分岐鎖を有する高級アルコールにエチレンオキシドを平均で20〜40モル付加した化合物
(c) 成分; C 8 〜 C 22 の脂肪酸、 C 8 〜 C 22 の脂肪酸塩、及び C 8 〜 C 22 の脂肪酸と3〜6価の多価アルコールとのエステル化物からなる群より選ばれる1種以上の化合物 - さらに、下記の(d)成分を必須成分として組成物中において5〜15重量%の割合で含有する請求項1記載の柔軟仕上剤組成物。
(d)成分:C1〜C3の1〜3価のアルコール - さらに、下記の(e)成分を組成物中において0.01〜0.5重量%の割合で必須成分として含有する請求項1又は2記載の柔軟仕上剤組成物。
(e)成分;変性もしくは未変性シリコーン - (b)成分がエチレンオキシドの平均付加モル数が20〜40モルのイソトリデシルアルコールエトキシレートであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の柔軟仕上剤組成物。
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