JP3587174B2 - ダイアルアップ接続システムおよびダイアルアップ接続方法およびプログラム - Google Patents

ダイアルアップ接続システムおよびダイアルアップ接続方法およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のIP(Internet Protocol)網に接続されたサーバからのサービスの提供をアナログ電話網またはISDN(Integrated Serviced Digital Network)網(以下、伝達網という)に接続されたユーザ端末からダイアルアップ接続により受けることができるシステムに利用する。特に、チケット販売のような多数のダイアルアップ接続呼を受け付ける必要のあるシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダイアルアップ接続を用いるユーザ(加入者)端末を収容する加入者交換機を含む伝達網とIP網とをゲートウェイ装置により相互接続し、ダイアルアップ接続を用いるユーザ端末がIP網であるインターネットに接続されたWWW(World Wide Web)サーバからのサービスの提供を受けることができるダイアルアップ接続システムが知られている。この従来のダイアルアップ接続システムの一例が特開2000−224301号公報に開示されている。
【0003】
この従来例を図3および図4を参照して説明する。図3は従来のダイアルアップ接続システムの全体構成図である。図4は従来のダイアルアップ接続システムの制御手順を示すシーケンス図である。この従来のダイアルアップ接続システムでは、サービス制御装置6は加入者交換機2と共通線信号網を介して接続され、ゲートウェイ装置3を介してインターネット4に接続される。
【0004】
図4に示すように、ユーザはユーザ端末1から、受付専用電話番号でダイアルアップ接続(Setup)を行う。受付専用の電話番号を設けるのは、通常のダイアルアップ接続のトラヒックを圧迫するのを避けるためである。
【0005】
加入者交換機2はIN(インテリジェントネットワーク)網経由でサービス制御装置6へ受付専用電話番号を元に接続先電話番号の問合せを行なう。サービス制御装置6は受付電話番号および発信者番号から接続すべきゲートウェイ装置3を選択する。
【0006】
サービス制御装置6は、加入者交換機2に対してゲートウェイ装置3への接続を指示し、ゲートウェイ装置3に対してチャネル接続要求を行なう。このチャネル接続要求時に、ユーザ端末1の呼を識別するための呼識別子を加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に通知する。加入者交換機2はユーザ端末1に呼接続処理(Call Proc)を行う。
【0007】
サービス制御装置6は、共通線信号9をIPパケット10に変換してゲートウェイ装置3に送信する。ゲートウェイ装置3はSDH(Synchronous Digital Hierarchy)インタフェース等を用いた加入者交換機2のデータ7をIPパケット8に変換する。
【0008】
ゲートウェイ装置3がチャネル接続に成功すると、ユーザ端末1とインターネット4とのリンクが確立され、ユーザ端末1はインターネット4上のWWWサーバ5と通信可能となる。ユーザ端末1が認証されて、目的のWWWサーバ5にアクセスし、例えばチケット購入の申込みなどのサービスの提供を受ける。
【0009】
ユーザがWWWサーバ5との接続を終了するときには、加入者交換機2に対して呼切断要求(DISC)を送出する。加入者交換機2は、呼切断要求を受け付けると、サービス制御装置6に対して切断要求を送出する。サービス制御装置6は、切断要求を受け付けると、加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に対して前記接続指示で用いた呼識別子を含む解放指示を送出する。これによりユーザ端末1とインターネット4とのリンクは解放される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のダイアルアップ接続システムでは、ユーザ端末とIP網とのリンク解放を要求するのはユーザ端末である。したがって、例えば、WWWサーバからの1回目のサービスの提供を終了したユーザが引き続き2回目以降のサービスの提供を受けることが可能である。このようなシステムでは、以下のような問題が生じる。
【0011】
第1の問題は、アクセス者数が一時的に非常に増大した場合、例えば、インターネット上でチケット販売が行なわれたような場合には、インターネットへのアクセスポイント数不足に陥る。これは電話による受付処理の場合は、受付処理終了と共にセンタ側から呼切断を行なうことができるが、インターネットアクセス呼の場合には、ユーザ側が切断するまで保留されてしまうので保留呼が増大し、使用可能なIP網へのアクセスポートがなくなって新たな受付が不可能となってしまうためである。
【0012】
第2の問題は、その際、受け付けられなかったユーザが再発呼を繰り返して伝達網側の輻輳を招くことである。
【0013】
なお、特開平6−14050号公報には、長時間使用していない呼をネットワーク側で切断する技術が開示されているが、逆に、長時間保留されている呼を検出してこれに使用されているリンクをネットワーク側で切断するといった技術は記されていない。
【0014】
また、特開平3−213042号公報には、長電話を防止する技術が開示されているが、これはユーザによりあらかじめ登録されたユーザ端末についてのみ適用される技術であり、ユーザ自身が長電話を希望する場合にはこれを防止する技術は記されていない。
【0015】
本発明は、このような背景に行われたものであって、ネットワーク側からユーザ端末とIP網とのリンクを切断可能なダイアルアップ接続システムを提供することを目的とする。本発明は、アクセス者数が一時的に非常に増大した場合にIP網へのアクセスポイント数不足を回避することができるダイアルアップ接続システムを提供することを目的とする。本発明は、伝達網の輻輳を回避することができるダイアルアップ接続システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の観点は、ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えたダイアルアップ接続システムである。
【0017】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記ゲートウェイ装置は、前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付する手段を備え、前記サーバは、前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する手段を備え、前記サービス制御装置は、この通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する手段を備えたところにある。
【0018】
すなわち、本発明のダイアルアップ接続システムは、サーバがサービスの終了をサービス制御装置に通知する機能を設けたことを特徴とする。この終了通知を受けたサービス制御装置は、加入者交換機およびゲートウェイ装置に当該終了したサービスの提供に利用したユーザ端末とIP網とのリンクの解放を指示し、加入者交換機内のリソースは解放される。したがって、サーバによる受付処理終了後にダイアルアップ接続ユーザが呼を保留したままになるのを防ぎ、その分、新たな受付処理を始めることができる。
【0019】
これにより、アクセス者数が一時的に非常に増大した場合にIP網へのアクセスポイント数不足を回避することができる。したがって、伝達網の輻輳を回避することができる。
【0020】
本発明の第二の観点は、ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えたダイアルアップ制御システムに適用されるダイアルアップ接続方法である。
【0021】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記ゲートウェイ装置は、前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付し、前記サーバは、前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知し、前記サービス制御装置は、この通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出するところにある。
【0022】
本発明の第三の観点は、ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えたダイアルアップ接続システムに設置された情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置を前記ゲートウェイ装置および前記サーバおよび前記サービス制御装置に相応する装置とするプログラムである。
【0023】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記情報処理装置にインストールすることにより、前記ゲートウェイ装置に相応する情報処理装置に、前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付する機能を実現し、前記サーバに相応する情報処理装置に、前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する機能を実現させ、前記サービス制御装置に相応する情報処理装置に、この通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する機能を実現させるところにある。
【0024】
あるいは、本発明の第三の観点は、ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えたダイアルアップ接続システムに設置された情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置にサービス制御手順を実行させるプログラムである。
【0025】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、前記ゲートウェイ装置として前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付する手順を実行させ、前記サーバとして前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する手順を実行させ、前記サービス制御装置としてこの通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する手順を実行させるところにある。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明実施例のダイアルアップ接続システムを図1および図2を参照して説明する。図1は本発明実施例のダイアルアップ接続システムの全体構成図である。図2は本発明実施例のダイアルアップ接続システムの制御手順を示すシーケンス図である。
【0027】
本発明の第一の観点は、図1に示すように、ユーザ端末1を収容する加入者交換機2と、WWWサーバ5が接続されたインターネット4と、このインターネット4と加入者交換機2とを相互に接続するゲートウェイ装置3と、加入者交換機2からのWWWサーバ5から提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末1の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を加入者交換機2およびゲートウェイ装置3にそれぞれ送出するサービス制御装置6とを備えたダイアルアップ接続システムである。
【0028】
ここで、本発明の特徴とするところは、ゲートウェイ装置3は、WWWサーバ5が前記所定のサービスの提供を開始するのに先立ってWWWサーバ5に対して前記呼識別子を送付し、WWWサーバ5は、サービス制御装置6に対して前記所定のサービス終了時にゲートウェイ装置3から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知し、サービス制御装置6は、この通知にしたがって加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出するところにある。
【0029】
本発明の第二の観点は、図1に示すサービス制御システムに適用されるダイアルアップ接続方法であって、本発明の特徴とするところは、ゲートウェイ装置3は、WWWサーバ5が前記所定のサービスの提供を開始するのに先立ってWWWサーバ5に対して前記呼識別子を送付し、WWWサーバ5は、サービス制御装置6に対して前記所定のサービス終了時にゲートウェイ装置3から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知し、サービス制御装置6は、この通知にしたがって加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出するところにある。
【0030】
本発明の第三の観点は、図1に示すダイアルアップ接続システムに設置された情報処理装置であるパーソナル・コンピュータ装置にインストールすることにより、そのパーソナル・コンピュータ装置をWWWサーバ5およびサービス制御装置6に相応する装置とするプログラムである。
【0031】
ここで、本発明の特徴とするところは、パーソナル・コンピュータ装置にインストールすることにより、ゲートウェイ装置3に相応するパーソナル・コンピュータ装置に、WWWサーバ5が前記所定のサービスの提供を開始するのに先立ってWWWサーバ5に対して前記呼識別子を送付する機能を実現させ、WWWサーバ5に相応するパーソナル・コンピュータ装置に、サービス制御装置6に対して前記所定のサービス終了時にゲートウェイ装置3から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する機能を実現させ、サービス制御装置6に相応するパーソナル・コンピュータ装置に、この通知にしたがって加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する機能を実現させるところにある。
【0032】
あるいは、図1に示すダイアルアップ接続システムに設置された情報処理装置であるパーソナル・コンピュータ装置にインストールすることにより、そのパーソナル・コンピュータ装置にサービス制御手順を実行させるプログラムである。
【0033】
ここで、本発明の特徴とするところは、パーソナル・コンピュータ装置にインストールすることにより、そのパーソナル・コンピュータ装置に、ゲートウェイ装置3としてWWWサーバ5が前記所定のサービスの提供を開始するのに先立ってWWWサーバ5に対して前記呼識別子を送付する手順を実行させ、WWWサーバ5としてサービス制御装置6に対して前記所定のサービス終了時にゲートウェイ装置3から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する手順を実行させ、サービス制御装置6としてこの通知にしたがって加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する手順を実行させるところにある。
【0034】
以下では、本発明実施例をさらに詳細に説明する。
【0035】
図1に示すように、加入者交換機2はユーザ端末1を収容する。サービス制御装置6は、共通線信号網を介して加入者交換機2を制御する。共通線信号網は通信事業者にとってよく知られた構成であるので図示は省略する。またサービス制御装置6は、インターネット4を介してゲートウェイ装置3およびWWWサーバ5と接続されている。
【0036】
ゲートウェイ装置3は、伝達網の加入者交換機2のデータ7からインターネット4のIPパケット8への変換およびその逆の変換を行なうとともにアクセスポイント電話番号から接続先IPアドレスを決定するための対応表を持ちその変換も行なう。また、WWWサーバ5はインターネット4に接続されている。
【0037】
次に、本発明のダイアルアップ接続システムの制御手順を図2を参照して説明する。図2に示すように、ユーザはユーザ端末1から、受付専用電話番号でダイアルアップ接続(Setup)を行う。受付専用の電話番号を設けるのは、通常のダイアルアップ接続のトラヒックを圧迫するのを避けるためである。
【0038】
加入者交換機2はIN(インテリジェントネットワーク)網経由でサービス制御装置6へ受付専用電話番号を元に接続先電話番号の問合せを行なう。サービス制御装置6は受付電話番号および発信者番号から接続すべきゲートウェイ装置3を選択する。
【0039】
サービス制御装置6は、加入者交換機2に対してゲートウェイ装置3への接続を指示し、ゲートウェイ装置3に対してチャネル接続要求を行なう。このチャネル接続要求時に、ユーザ端末1の呼を識別するための呼識別子を加入者交換機2およびゲートウェイ装置3に通知する。加入者交換機2はユーザ端末1に呼接続処理(Call Proc)を行う。
【0040】
サービス制御装置6は、共通線信号9をIPパケット10に変換してゲートウェイ装置3に送信する。ゲートウェイ装置3はSDH(Synchronous Digital Hierarchy)インタフェース等を用いた加入者交換機2のデータ7をIPパケット8に変換する。その際、ゲートウェイ装置3はサービス制御装置6から通知された呼識別子をデータ部に乗せて目的のWWWサーバ5に宛てたIPパケットを送信する。
【0041】
ゲートウェイ装置3がチャネル接続に成功すると、ユーザ端末1とインターネット4とのリンクが確立され、ユーザ端末1はインターネット4上のWWWサーバ5と通信可能となる。ユーザ端末1が認証されて、目的のWWWサーバ5にアクセスし、例えばチケット購入の申込みなどのサービスの提供を受ける。
WWWサーバ5はあるユーザからの受付処理を終えると、その旨をユーザ端末1の画面表示でユーザに伝える。その後、一定時間したら、WWWサーバ5はサービス制御装置6に対して処理終了を通知するメッセージを含むIPパケットを送信する。WWWサーバ5から直接サービス制御装置6に対して送信してもよいし、あるいはサービス制御装置6とのインタフェース用に別途サーバを設け、これを経由して送信してもよい。
【0042】
この処理終了メッセージパケットには、ゲートウェイ装置3から送られた呼識別子をのせる。サービス制御装置6はこれを元にゲートウェイ装置3および加入者交換機2に対して当該終了したサービスの提供に利用したリンクの解放指示を通常の呼処理と同様に指示する。
【0043】
このダイアルアップ呼制御方法では、あるユーザの受付処理終了後、一定時間後に必ず呼切断されるので、次のユーザの受付処理を進められる。また、ダイアルアップ接続が話中になる率が下がるので、ユーザ端末の再発呼を防止し伝達網の輻輳を和らげることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワーク側からユーザ端末とIP網とのリンクを切断可能なダイアルアップ接続システムを実現することができる。これにより、アクセス者数が一時的に非常に増大した場合にIP網へのアクセスポイント数不足を回避することができる。したがって、伝達網の輻輳を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のダイアルアップ接続システムの全体構成図。
【図2】本発明実施例のダイアルアップ接続システムの制御手順を示すシーケンス図。
【図3】従来のダイアルアップ接続システムの全体構成図。
【図4】従来のダイアルアップ接続システムの制御手順を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 加入者交換機
3 ゲートウェイ装置
4 インターネット
5 WWWサーバ
6 サービス制御装置
7 加入者交換機のデータ
8、10 IPパケット
9 共通線信号

Claims (4)

  1. ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えた
    ダイアルアップ接続システムにおいて、
    前記ゲートウェイ装置は、前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付する手段を備え、
    前記サーバは、前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する手段を備え、
    前記サービス制御装置は、この通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する手段を備えた
    ことを特徴とするダイアルアップ接続システム。
  2. ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えた
    ダイアルアップ制御システムに適用されるダイアルアップ接続方法において、前記ゲートウェイ装置は、前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付し、
    前記サーバは、前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知し、
    前記サービス制御装置は、この通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する
    ことを特徴とするダイアルアップ接続方法。
  3. ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えた
    ダイアルアップ接続システムに設置された情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置を前記ゲートウェイ装置および前記サーバおよび前記サービス制御装置に相応する装置とするプログラムにおいて、
    前記情報処理装置にインストールすることにより、
    前記ゲートウェイ装置に相応する情報処理装置に、前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付する機能を実現させ、
    前記サーバに相応する情報処理装置に、前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する機能を実現させ、
    前記サービス制御装置に相応する情報処理装置に、この通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する機能を実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  4. ユーザ端末を収容する加入者交換機と、サーバが接続されたIP網と、このIP網と前記加入者交換機とを相互に接続するゲートウェイ装置と、前記加入者交換機からの前記サーバから提供される所定のサービスに対応する接続先の問合せに対して当該サービスを要求したユーザ端末の呼識別子を含む該当する接続先とのリンクの接続指示を前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置にそれぞれ送出するサービス制御装置とを備えた
    ダイアルアップ接続システムに設置された情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置にサービス制御手順を実行させるプログラムにおいて、
    前記情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    前記ゲートウェイ装置として前記サーバが前記所定のサービスの提供を開始するのに先立って前記サーバに対して前記呼識別子を送付する手段を実行させ、
    前記サーバとして前記サービス制御装置に対して前記所定のサービス終了時に前記ゲートウェイ装置から送付された前記呼識別子を添えてサービス終了を通知する手順を実行させ、
    前記サービス制御装置としてこの通知にしたがって前記加入者交換機および前記ゲートウェイ装置に対して当該終了したサービスに対応する前記呼識別子を含む前記リンクの解放指示をそれぞれ送出する手順を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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