JP3586687B2 - ウエブの融着ラミネート方法および装置 - Google Patents

ウエブの融着ラミネート方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のウエブを融着ラミネートする方法、融着ラミネート物を製造する方法、および融着ラミネート装置に関するものである。ウエブとは、布帛、プラスチックシート、繊維強化プラスチックシート、フォーム、金属箔などのシート状物の総称である。
【0002】
【従来の技術】
複数のウエブ(たとえば布帛とフォーム)を融着ラミネートする方法として、図5および図6に示した融着ラミネート法が知られている。
【0003】
図5に示した融着ラミネート法にあっては、ローラ(11a), (11b)間に張設された耐熱性のコンベアベルト(12)の往路上に第1のウエブ(W1)(たとえばフォーム)を供給してコンベアベルト(12)と共に走行させ、バーナ(13)により第1のウエブ(W1)を融着可能な温度にまで加熱すると共に、その上から第2のウエブ(W2)(たとえば布帛)を供給して圧着することにより両者をラミネートさせ、ついで融着ラミネート物(L) をコンベアベルト(12)と共に走行させて引き取っていく。なお図5中、(14)はガイドローラ、(15)は圧着ローラ、(16)はフレームヒートガードである。
【0004】
図6に示した融着ラミネート法にあっては、第1の水冷シリンダ(21)と第2の水冷シリンダ(22)とを互いに噛み込む方向に回転するように配設し、第1のウエブ(W1)(たとえばフォーム)を第1の水冷シリンダ(21)に供給してその水冷シリンダ(21)上において第1のウエブ(W1)をバーナ(23)により融着可能な温度にまで加熱すると共に、第2の水冷シリンダ(22)に供給された第2のウエブ(W2)(たとえば布帛)とラミネートさせて融着ラミネート物(L) となし、キャリーイングローラ(24)を経て引き取っていく。なお図6中、(25)はテンションローラ、(26)はガイドローラである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示した融着ラミネート法にあっては、軟化または溶融した第1のウエブ(W1)上に第2のウエブ(W2)を圧着ローラ(15)により圧着するものであるため、両ウエブ(W1), (W2)の正確な位置合わせの調整が必ずしも容易ではないという問題点がある。

【0006】
図6に示した融着ラミネート法にあっても、第1の水冷シリンダ(21)上で第1のウエブ(W1)をバーナ(23)により融着可能な温度にまで加熱し、その上から第2のウエブ(W2)を第2の水冷シリンダ(22)により圧着するものであるため、上記と同様の問題がある。
【0007】
また上記いずれの方法においても、第1のウエブ(W1)(たとえばフォーム)を融着可能な温度にまで均一に加熱することが難しいため、ラミネート強度の信頼性に限界があり、また第1のウエブ(W1)(たとえばフォーム)として軟化点から融点までの温度範囲がかなり広いものを選択しなければならないので、適用できる第1のウエブ(W1)の種類に制限があった。
【0008】
加えて上記いずれの方法においても、2枚のウエブ(W1), (W2)の双方を長さ方向に重層してラミネートすることは可能でも、両ウエブ(W1), (W2)のうちの一方を裁断して他方に重層してラミネートしたり、双方のウエブ(W1), (W2)を裁断してから重層してラミネートするようなことは困難であった。
【0009】
本発明は、このような背景下において、シンプルな装置でありながらも、複数のウエブの材質に合わせてその一方または双方を適切な融着温度にまで均一に加熱することができ、従って信頼性ある融着が可能であり、両ウエブの正確な位置合わせの調整が容易で、さらには一方のウエブを裁断して任意の角度で他方のウエブに重層してからラミネートしたり、双方のウエブを裁断してから任意の角度で重層してラミネートすることも可能なウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法、および融着ラミネート装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のウエブの融着ラミネート方法は、走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト(1a), (1b)の往路に、その始端側から複数のウエブ(W1), (W2)を重層状態で導入し、前記コンベアベルト(1a), (1b)の前半のゾーンにおいては加熱手段(2) による加熱、後半のゾーンにおいては冷却手段(4) による冷却を行って、前記コンベアベルト(1a), (1b)の往路の終端から融着ラミネート物(L) を導出する融着ラミネート方法において、
前記加熱手段 (2) として複数個の加熱ロール、前記冷却手段 (4) として複数個の冷却ロ ールを用いると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしたこと
を特徴とするものである。
【0011】
本発明のウエブの融着ラミネート物の製造法は、走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト (1a), (1b) の往路に、その始端側から複数のウエブ (W1), (W2) を重層状態で導入し、前記コンベアベルト (1a), (1b) の前半のゾーンにおいては加熱手段 (2) による加熱、後半のゾーンにおいては冷却手段 (4) による冷却を行って、前記コンベアベルト (1a), (1b) の往路の終端から融着ラミネート物 (L) を導出する融着ラミネート物を製造するにあたり、 前記加熱手段 (2) として複数個の加熱ロール、前記冷却手段 (4) として複数個の冷却ロールを用いると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしたこと
を特徴とするものである。
【0012】
本発明のウエブの融着ラミネート装置は、走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト(1a), (1b)、そのコンベアベルト(1a), (1b)のうちの少なくとも一方の往路の前半のゾーンに設けた加熱手段(2) 、およびそのコンベアベルト(1a), (1b)のうちの少なくとも一方の往路の後半のゾーンの往路背後側に設けた冷却手段(4) を備えてなり、かつ、
前記加熱手段 (2) が複数個の加熱ロール、前記冷却手段 (4) が複数個の冷却ロールからなると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしてあることを特徴とするものである。
【0013】
以下本発明を詳細に説明する。
【0014】
本発明においては、コンベアベルト(1a), (1b)を走行面同士が近接または接触するように対向配置し、互いに噛み込む方向に走行させる。対向配置する走行面は、後述のように波形とする。
【0015】
コンベアベルト(1a), (1b)の材質は、加熱に耐えうる耐熱性を有するものとし、また必要に応じて非粘着性を有するものとする。金属薄板製のベルト、金属繊維糸・セラミックス繊維糸・炭素繊維糸・耐熱性合成繊維糸等で作製されたベルト、これらのベルトに耐熱性被膜層を設けたベルトなどは、耐熱性の点でコンベアベルト(1a), (1b)として適用可能なものである。またこれらのベルトにフッ素樹脂被膜等の非粘着性被覆または非粘着性加工を施したベルトは、耐熱性および非粘着性の点でコンベアベルト(1a), (1b)として適用可能なものである。
【0016】
コンベアベルト(1a), (1b)のうちの少なくとも一方の往路の前半のゾーンには、加熱手段(2) を設ける。加熱手段(2) における加熱方式としては、電熱方式、直接通電方式、熱媒供給方式、赤外線または遠赤外線放射方式、ペルチェ素子の発熱側をはじめ、所定の温度にまで加熱可能な種々の手段が採用される。加熱手段(2) は、後述のようにロールで構成される。
【0017】
コンベアベルト(1a), (1b)のうちの少なくとも一方の往路の後半のゾーンには、冷却手段(4) を設ける。冷却手段(4) における冷却方式としては、水冷方式、空冷方式、ペルチェ素子の冷熱側をはじめとする種々の手段が採用される。冷却手段(4) は、後述のように ロールで構成される。
【0018】
さらにコンベアベルト(1a), (1b)の往路の前半のゾーンと後半のゾーンとの移行部に圧着ロール(3) を設けると、ラミネート強度が部位によって不均一となったり、融着ラミネート物(L) の厚みが不均一になったりすることを防止しやすい。なお、圧着ロール(3) と対向する位置には固定ロール(3')を設けるのが通常である。
【0019】
そして本発明においては、上記の加熱手段 (2) として複数個の加熱ロール、上記の冷却手段 (4) として複数個の冷却ロールを用いると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにする。
【0020】
上記の装置を用いて複数のウエブ(W1), (W2)の融着ラミネートを実施するにあたっては、これらのウエブ(W1), (W2)を重層した状態で、走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト(1), (1)の往路の始端側に導入する。
【0021】
このときの複数のウエブ(W1), (W2)は、その双方を長さ方向に重層して導入してもよく、1枚のウエブを裁断してもう1枚のウエブに重層してから導入してもよく、あるいは双方のウエブを裁断してから重層して導入してもよい。すなわち、複数のウエブ(W1), (W2)は、そのうちの少なくとも2枚が互いに長さ方向に対して任意の角度で重層した状態で導入されることになる。
【0022】
コンベアベルト(1a), (1b)の往路の前半のゾーンにおいては、加熱手段(3) によりコンベアベルト(1a), (1b)が加熱されているので、ウエブ(W1), (W2)は波形に走行しながらそのうちの一方または双方が軟化または溶融する。
【0023】
往路の前半のゾーンを経たウエブ(W1), (W2)は、後半のゾーンに移行する前に、圧着ロール(3) による圧着を受けて一体化されるようにするのがよい。
【0024】
圧着されたウエブ(W1), (W2)は、続いてコンベアベルト(1a), (1b)の往路の後半のゾーンに至り、波形に走行しながら、該ゾーンに設けた冷却手段(4) により冷却される。
【0025】
このようにしてコンベアベルト(1a), (1b)を経たウエブ(W1), (W2)は、相互にラミネートされた状態にあるので、以下、引き取り、巻き取り、裁断、二次加工などの工程に供される。
【0026】
上記におけるウエブ(W1), (W2)としては、織布、不織布、編布、紙、プラスチックフィルム、繊維強化プラスチックフィルム、フォーム、金属箔をはじめ種々のシート状物を用いることができ、これらは単層であっても複層であってもよい。複数のウエブ(W1), (W2)のうちの少なくとも一方のウエブは、加熱手段(3) による加熱により少なくとも表面層が軟化または溶融して、他方のウエブと融着可能になるものを使用する。
【0027】
【作用】
本発明によれば、シンプルな装置でありながらも、複数のウエブ(W1), (W2)の材質に合わせてその一方または双方を適切な融着温度にまで均一に加熱することができ、かつその加熱後に圧着することができるので、信頼性ある融着が可能である。得られる融着ラミネート物(L) は、全体にわたってラミネート強度が均一であり、厚みも均一である。
【0028】
また予め複数のウエブ(W1), (W2)を重層してから融着に供する方式を採用しているため、両ウエブ(W1), (W2)の正確な位置合わせの調整が容易であり、またウエブ(W1), (W2)の双方を長さ方向に重層してからラミネートすることはもとより、一方のウエブを裁断して任意の角度でもう一方のウエブに重層してからラミネートしたり、双方のウエブ(W1), (W2)を裁断してから任意の角度で重層してラミネートすることも可能である。
【0029】
【実施例】
次に実施例を参考例と共にあげて本発明をさらに説明する。
【0030】
参考例1
図1は、参考例としてのウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置の一例を示した説明図である。
【0031】
コンベアベルト(1a), (1b)は、熱伝動性の良いステンレススチールでできており、表面にはポリテトラフルオロエチレンによる非粘着加工を施してある。両コンベアベルト(1a), (1b)は、いずれもローラ(5a), (5b)に張設された状態で、走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行できるようにしてある。
【0032】
両コンベアベルト(1a), (1b)の双方の往路の前半のゾーンの往路背後側には、ベルト式ヒータからなる加熱手段(2a), (2b)を設けてある。
【0033】
また両コンベアベルト(1a), (1b)の双方の往路の後半のゾーンの往路背後側には、水冷式の冷却手段(4a), (4b)を設けてある。
【0034】
そして両コンベアベルト(1a), (1b)の往路の前半のゾーンと後半のゾーンとの移行部には、圧着ロール(3) が固定ロール(3')と対向して設けてある。
【0035】
ウエブ(W1)の一例としての不織布およびウエブ(W2)の一例としてのフォームは、それぞれ原反ロール(6a), (6b)から供給され、両ウエブ(W1), (W2)はガイドロール(7) を経て重層状態で上記の両コンベアベルト(1a), (1b)の往路の始端側に導入される。
【0036】
重層したウエブ(W1), (W2)は、両コンベアベルト(1a), (1b)の走行と共に走行し、まず往路の前半のゾーンで加熱手段(2a), (2b)により加熱され、ウエブ(W2)が軟化ないし溶融状態となってウエブ(W1)と融着し、圧着ロール(3) −固定ロール(3')間を通過する間に均一にラミネートされ、続いて往路の後半のゾーンにおいて冷却手段(4a), (4b)により冷却される。
【0037】
両コンベアベルト(1a), (1b)の往路の終端から導出された融着ラミネート物(L) は、送りロール(8a), (8b)により引き取られ、シャーリングカッタ(9) により裁断される。
【0038】
このようにして得られた融着ラミネート物(L) は、全体にわたってラミネート強度が均一であり、厚みも均一であった。
【0039】
参考例2
図2は、参考例としてのウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置の他の一例を示した説明図である。
【0040】
この参考例2は基本的には参考例1と同様の構成を採用しているが、両コンベアベルト(1a), (1b)の復路の終りに予熱ヒータ(2a'), (2b')を付加し、かつコンベアベルト(1a), (1b)の蛇行防止手段(10a), (10b)を付加してある。
【0041】
参考例3
図3は、参考例としてのウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置のさらに他の一例を示した説明図である。
【0042】
この参考例3は基本的には参考例1と同様の構成を採用しているが、加熱手段(2a), (2b)として加熱ロール群、冷却手段(4a), (4b)として水冷式の冷却ロール群を用いている。

【0043】
実施例1
図4は本発明のウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置の一例を示した説明図である。
【0044】
この実施例1参考例3とやや類似の構成を採用しているが、加熱手段(2) として3個の加熱ロール、冷却手段(4) として4個の水冷式の冷却ロールを用い、かつ両コンベアベルト(1a), (1b)の往路が、加熱手段(2) としての加熱ロールおよび冷却手段(4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしてある。加熱ロールにはたとえば210〜230℃の熱媒が供給され、冷却ロールにはたとえば20〜60℃の水が供給される。繊維強化プラスチックスフィルムからなる2枚のウエブ(W1), (W1)は長さ方向およびそれとは直角方向に直交した状態で供給され、不織布からなるウエブ(W2)と重層した状態でコンベアベルト(1a), (1b)の始端側に供給される。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、シンプルな装置でありながらも、複数のウエブの材質に合わせてその一方または双方を適切な融着温度にまで均一に加熱することができ、従って信頼性ある融着が可能であり、両ウエブの正確な位置合わせの調整が容易で、さらには一方のウエブを裁断して任意の角度でもう一方のウエブに重層してからラミネートしたり、双方のウエブを裁断してから任意の角度で重層してラミネートすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例としてのウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置の一例を示した説明図である。
【図2】参考例としてのウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置の他の一例を示した説明図である。
【図3】参考例としてのウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置のさらに他の一例を示した説明図である。
【図4】本発明のウエブの融着ラミネート方法、融着ラミネート物の製造法および融着ラミネート装置の一例を示した説明図である。
【図5】従来のウエブの融着ラミネート法の一例を示した説明図である。
【図6】従来のウエブの融着ラミネート法の他の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
(1a), (1b)…コンアベルト、
(2), (2a), (2b) …加熱手段、
(2a'), (2b')…予熱ヒータ、
(3) …圧着ロール、
(3')…固定ロール、
(4), (4a), (4b) …冷却手段、
(5a), (5b)…ローラ、
(6a), (6b)…原反ロール、
(7) …ガイドロール、
(8a), (8b)…送りロール、
(9) …シャーリングカッタ、
(10a), (10b)…蛇行防止手段、
(11a), (11b)…ローラ、
(12)…コンベアベルト、
(13)…バーナ、
(14)…ガイドローラ、
(15)…圧着ローラ、
(16)…フレームヒートガード、
(21)…水冷シリンダ、
(22)…水冷シリンダ、
(23)…バーナ、
(24)…キャリーイングローラ、
(25)…テンションローラ、
(26)…ガイドローラ、
(W1), (W2)…ウエブ、
(L) …融着ラミネート物

Claims (3)

  1. 走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト(1a), (1b)の往路に、その始端側から複数のウエブ(W1), (W2)を重層状態で導入し、前記コンベアベルト(1a), (1b)の前半のゾーンにおいては加熱手段(2) による加熱、後半のゾーンにおいては冷却手段(4) による冷却を行って、前記コンベアベルト(1a), (1b)の往路の終端から融着ラミネート物(L) を導出する融着ラミネート方法において、
    前記加熱手段 (2) として複数個の加熱ロール、前記冷却手段 (4) として複数個の冷却ロールを用いると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしたこと
    を特徴とするウエブの融着ラミネート方法。
  2. 走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト (1a), (1b) の往路に、その始端側から複数のウエブ (W1), (W2) を重層状態で導入し、前記コンベアベルト (1a), (1b) の前半のゾーンにおいては加熱手段 (2) による加熱、後半のゾーンにおいては冷却手段 (4) による冷却を行って、前記コンベアベルト (1a), (1b) の往路の終端から融着ラミネート物 (L) を導出する融着ラミネート物を製造するにあたり、
    前記加熱手段 (2) として複数個の加熱ロール、前記冷却手段 (4) として複数個の冷却ロールを用いると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしたこと
    を特徴とするウエブの融着ラミネート物の製造法。
  3. 走行面同士が近接または接触するように対向配置されかつ互いに噛み込む方向に走行するコンベアベルト(1a), (1b)、そのコンベアベルト(1a), (1b)のうちの少なくとも一方の往路の前半のゾーンに設けた加熱手段(2) 、およびそのコンベアベルト(1a), (1b)のうちの少なくとも一方の往路の後半のゾーンに設けた冷却手段(4) を備えてなり、かつ、
    前記加熱手段 (2) が複数個の加熱ロール、前記冷却手段 (4) が複数個の冷却ロールからなると共に、両コンベアベルト (1a), (1b) の往路が、加熱手段 (2) としての加熱ロールおよび冷却手段 (4) としての冷却ロールの配置に合わせて波形になるようにしてあることを特徴とするウエブの融着ラミネート装置。
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