JP3583571B2

JP3583571B2 - Door lock with memory mechanism

Info

Publication number: JP3583571B2
Application number: JP32015096A
Authority: JP
Inventors: 智一稲葉
Original assignee: Alpha Corp
Current assignee: Alpha Corp
Priority date: 1996-11-29
Filing date: 1996-11-29
Publication date: 2004-11-04
Anticipated expiration: 2016-11-29
Also published as: JPH10159410A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドア錠の施錠，解錠回数を記憶し、必要に応じて記憶した回数を室内側から読み取ることができるメモリ機構付きドア錠に関する。
【０００２】
【従来の技術】
家庭の玄関ドアや、ホテルの宿泊室の出入り口ドア等には、施錠機構を備えたドア錠が使用される。
図４は、施錠機構を備えたドア錠の一例を概要説明する斜視図であり、ドアＤの端面に設けられた凹部に錠ケース１が挿入され、錠ケース１の端部に設けられたフロント２の上下端部がねじ３によりドアＤの端部に締着される
フロント２にデッドボルト４が出没する孔とラッチボルト５が出没する孔が設けられる。
【０００３】
ドアＤを閉扉したとき、突出する方向に付勢されているラッチボルト５がフロント２より突出して框側の柱に設けられたストライクのラッチボルト係合孔（図示しない）に係入し、ドアＤは閉扉状態に保持されているが、ドアの両面にそれぞれ設けられたレバーハンドル６を回動すると、ラッチボルト５が没入して開扉可能になる。
レバーハンドル６の代わりにドアノブが設けられる型式のドアもある。
【０００４】
施錠機構を備えたドア錠では、室外側表面に取り付けられるシリンダ錠７のロータ８の端部と、ドアの室内側表面に回動可能に装着されるサムターン９の端部が、錠ケース１内に設けられた駆動軸（図示しない）の両端に係合する。
閉扉状態のときに、室外側からシリンダ錠７の鍵孔に挿入したキーＫの回動操作、或いは、室内側からのサムターン９の回動操作により、デッドボルト４がフロント２より出没し、突出したときにストライクのラッチボルト係合孔（図示しない）に係入し、ドア錠が施錠される。
ドア錠を施錠して外出する人は、キーＫを鍵孔から抜き取って携帯する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
施錠されたドア錠は、正規のキーＫと同一のキーコードを有する合鍵があれば解錠することができるので、本人以外の第三者が複製のキーを持っていればドアを勝手に開けて侵入することができる。
しかも、合鍵をもった第三者が留守中に室内に入った後に施錠して退出したときには、侵入された記録が残らないので、室内が荒らされたような侵入の痕跡が残らないかぎり、侵入のあったことを知る手段はなかった。
従って、従来のドア錠には、留守中の侵入者に気付かなかったり、或いは、侵入のあったような不安を払拭できない問題が生じる。
本発明は、かかる課題を解決することを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のメモリ機構付きドア錠は、ドアの室外側に設けられたシリンダ錠のキー操作と、ドアの室内側に設けられ、該シリンダ錠のロータに連動するサムターンの回動操作とにより、デッドボルトがドア端面から出没するドア錠において、ドア室内側の表面に固着され、前壁に上記サムターンが設けられ、カウンタ表示窓とリセットノブ操作用窓が開口するハウジングと、上記サムターンの軸部に設けられたピンオンに歯合するラックを有し、上記シリンダ錠のロータ又はサムターンの施錠角度の回動で上記ハウジング内を前進し、解錠角度の回動で後退する作動ロッドと、上記ハウジング内に回動自在に枢着され、上記作動ロッドの前進動作で押動される爪が円周方向に複数配列して設けられ、該爪に対応して側面に表示された記号が上記カウンタ表示窓から透視されるカウンタプレートと、上記ハウジングに移動可能に設けられ、上記リセットノブ操作用窓に露出する操作部を有するリセットノブと、上記カウンタプレートの側面に設けられ、上記リセットノブの移動により押動されたときに上記カウンタプレートの原点角度まで回動するカム面を有する原点復帰カムとにより施錠，解錠操作のメモリ機構が構成され、上記シリンダ錠のロータ又はサムターンの施錠角度の本人による第一の回動操作で上記カウンタ表示窓におけるカウンタプレートの記号が一つ変動し、上記施錠角度の第三者による第二の回動操作で上記カウンタプレートの記号がさらに一つ変動し、本人が第三者による施解錠の有無を検知できることを特徴とするものである。
【０００７】
上記爪に対応する記号は、施錠，解錠の回数を示す数字であり、上記カウンタプレートが原点角度に回動したときに上記カウンタ表示窓にゼロの数字が表示されるようにすることができる。
上記ハウジング内に、カウンタプレートの爪に先端が係合し、上記リセットノブに移動により係合が解除する逆転防止用板ばねを設けるとよい。
上記ハウジングに、上記カウンタ表示窓とノブ操作用窓を被覆する開閉蓋を設けるとよい。
又、ドア錠に使用される正規のキーにマグネットを埋設し、上記ハウジング内に、上記キーが上記シリンダ錠の鍵孔の挿入されたときに上記マグネットの磁気を感知する磁気センサと、該磁気センサの感知回数を表示するカウンタを設けることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図１は、室内側から見たドア錠の要部破断正面図、図２は室内側から見たドア錠の正面図、図３はドア錠の斜視図である。
図３に示すように、錠ケース１のフロント２が、ドアＤの端面にねじ３により固定され、フロント２には、デッドボルト４及びラッチボルト５が出没可能に設けられることは従来例と同様である。
【０００９】
ドアＤの室内側表面に固着されるハウジング１０は、前面に開口する収容室１２（図１参照）を有する本体１１と、本体１１の前面に取り付けられ、収容室１２を被覆する前壁１３とを有する。
前壁１３の左側には、表面から一段低くなった段部１４が形成され、前壁１３の左端に設けられたヒンジ１５に枢着される開閉蓋１６が、段部１４を開閉する（図３参照）。
【００１０】
前壁１３にサムターン１７が回動可能に挿入され、室外側には図４と同様のシリンダ錠７が取り付けられ、室内側からのサムターン１７の回動操作、或いは、シリンダ錠７の鍵孔に挿入したキーＫの回動操作によりデッドボルト４が出没する。
前壁１３の左側の段部１４には、カウンタ表示窓１８とノブ操作用窓１９が開口する（図２，図３参照）。
【００１１】
ハウジング１０の収容室１２内には、サムターン１７の外周面に固着されるピニオン２０と、ピニオン２０に噛合するラック２１を有する作動ロッド２２が設けられる。
作動ロッド２２の一端（図１において右端）と、収容室１２に固着された軸２３とに引張スプリング２４の両端が張架され、作動ロッド２２の他端は、収容室１２に固着されたガイドピン２５に圧接する。
従って、サムターン１７が施錠或いは解錠方向に回動すると、ピニオン２０に噛合するラック２１を有する作動ロッド２２が、ガイドピン２５に滑り接触しながら所定のストロークだけ左右に移動する。
【００１２】
収容室１２の内壁面に回動可能に支承される支軸２７を有するカウンタプレート２６は、外周面の円周を１０等分する位置に爪２８が配列して設けられる。
収容室１２の壁面に、カウンタ逆転防止用板ばね２９の一端がねじ３０により固定され、爪２８の輪郭は、カウンタ逆転防止用板ばね２９の他端に係止される係止面２８ａと、係止面２８ａの端部から屈曲して連続する傾斜面２８ｂとにより形成される。
【００１３】
カウンタプレート２６は、作動ロッド２２が左右に移動する都度、爪２８を押されて時計方向に１／１０回転し、カウンタ逆転防止用板ばね２９により回動が阻止される。
カウンタプレート２６の一方の側面に、「０」から「９」までの数字で表現された記号３１が設けられ、カウンタプレート２６が１／１０回転する都度、次の番号の記号３１がカウンタ表示窓１８から透視されるようになっている。
【００１４】
収容室１２の内壁面に上部案内壁３２と下部案内壁３３が上下方向に配列して設けられ、上部案内壁３２と下部案内壁３３にリセットノブ３４が挿入される。
リセットノブ３４の上部には両側に突出する鍔部３５が設けられ、鍔部３５と下部案内壁３３の間に押上用スプリング３６が挿入される。
従って、リセットノブ３４は上方に付勢され、鍔部３５が上部案内壁３２の下面に当たる上昇位置にある。
【００１５】
リセットノブ３４には、段部１４のノブ操作用窓１９に露出する操作部３７が設けられ、リセットノブ３４の下端には、逆転防止用板ばね２９に当接する位置にあり、下降したときにカウンタ逆転防止用板ばね２９を押動する押動部３８が形成され、リセットノブ３４の右側面には、下方に向かってカウンタプレート２６の支軸２７から遠ざかる方向に傾斜する斜面３９が形成される。
【００１６】
カウンタプレート２６の一方の側面に、外周面がカム面となる原点復帰カム４０が一体的に設けられる。
原点復帰カム４０は、カム面の最低点のみが、リセットノブ３４の斜面３６の通過を許容する寸法であり、この最低点から１８０度回動した最高点まで、次第にカムリフトが上昇する曲面に形成されている。
従って、リセットノブ３４が下降すると、斜面３６に押された原点復帰カム４０が、カム面の最低点が斜面３６の通過する側に向く角度（原点復帰角度）まで回動する。
この原点復帰角度では、カウンタ表示窓１８から「０」の記号３１が透視される。
【００１７】
次に、以上のように構成されたメモリ機構付きドア錠の作用を、通常状態，外出時の操作，帰宅後のメモリ確認動作の順に説明する。
通常状態では、開閉蓋１６は閉鎖され、カウンタ表示窓１８及びノブ操作用窓１９を被覆している。
一人住まいの居住者が外出するときには、先ず、ドア錠を解錠状態にして開閉蓋１６を開き、ノブ操作用窓１９から露出する操作部３７を摘んでリセットノブ３４を下降する。
【００１８】
リセットノブ３４の押動部３８が逆転防止用板ばね２９を押動し、爪２８の係止面２８ａとの係合を解除する。
その後、リセットノブ３４の斜面３９が原点復帰カム４０に当接し、リセットノブ３４の下降に押された原点復帰カム４０が回動し、カウンタ表示窓１８から「０」の記号３１が透視される。
次に、開閉蓋１６を閉鎖して室外に出て、室外側より鍵孔に挿入したキーＫでドア錠を施錠する。
この施錠操作により、ドアＤが開扉不能に保持されると共に、作動ロッド２２が図１の実線位置に移動して爪２８を押動し、カウンタプレート２６が１／１０回転する。
施錠後にキーＫを抜き取って携帯し外出する。
【００１９】
帰宅後に、キーＫで解錠操作すると、ドアＤが開扉可能になると共に、作動ロッド２２が図１の鎖線位置に移動する。
入室した人は、開閉蓋１６を開くと、カウンタ表示窓１８から「１」の記号３１が透視されるので、施錠，解錠操作が本人が行った１回だけであることを知り第三者の侵入はなかったことが判り、安心できる。
開閉蓋１６により侵入者がむやみにリセットノブ３４を押動することを防止する。
【００２０】
留守中に、第三者が合鍵などにより勝手に解錠して侵入し、室外に出るときに施錠した場合には、カウンタプレート２６が更に１／１０回転するので、帰宅した本人がカウンタ表示窓１８を見たときには、「２」の記号３１が透視され、部屋が荒らされていなくても、何者かが勝手に侵入したことを確認することができる。
【００２１】
このようなメモリ機構付きドア錠に、マグネットを埋設した正規のキーを併用することができる。
この場合のドア錠には、キーが上記シリンダ錠の鍵孔の挿入されたときに、キーに埋設されたマグネットの磁気を感知する磁気センサと、この磁気センサの感知回数を表示するカウンタを設けておく。
【００２２】
この場合には、施錠操作でカウンタ表示窓１８の数字が１つ増加すると共に、キーを鍵孔に挿入される都度、磁気センサの感知回数がカウンタに２つ追加されて表示される。
すなわち、カウンタ表示窓１８の数字の増加に対し、磁気センサの感知回数が２倍になれば、マグネットを埋設した正規のキーのみが使用されたことを確認することができる。
【００２３】
これに対して、第三者がマグネットが埋設されていない合鍵を使用した場合には、カウンタ表示窓１８に表示された数字の増加に対して、磁気センサの感知回数が増加されないので、第三者の不法侵入を知ることができる。
カウンタは、磁気センサが２度感知したとき、１カウントアップさせてもよく、又、カウンタプレート２６の記号３１を予め偶数にして数字を対応させることもできる。
【００２４】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
（１）合鍵を使用して第三者が不法に侵入し、侵入の痕跡を残さないように施錠して退去した場合でも、本願発明のメモリ機構付きドア錠では、留守中の侵入の
有無を極めて容易に知ることができる。
従って、留守中の侵入者に気付かなかったり、或いは、侵入がないのに侵入
の不安を抱くような問題は生じない。
（２）本発明のメモリ機構付きドア錠に、マグネット埋設型のキーの挿入を検知するセンサを設けた場合にも、留守中の侵入の有無を極めて容易に知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】室内側から見たメモリ機構付きドア錠の要部破断正面図である。
【図２】室内側から見たメモリ機構付きドア錠の正面図である。
【図３】メモリ機構付きドア錠の斜視図である。
【図４】従来の一般的なドア錠の構成を説明する斜視図である。
【符号の説明】
１０ハウジング
１２収容室
１３前壁
１６開閉蓋
１７サムターン
１８カウンタ表示窓
１９ノブ操作用窓
２０ピニオン
２１ラック
２２作動ロッド
２４引張スプリング
２６カウンタプレート
２７支軸
２８爪
２９カウンタ逆転防止用板ばね
３１記号
３４リセットノブ
３７操作部
３８押動部
３９斜面
４０原点復帰カム[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door lock with a memory mechanism that stores the number of times a door lock is locked and unlocked and can read the stored number of times from the indoor side as needed.
[0002]
[Prior art]
A door lock having a locking mechanism is used for a front door of a home, an entrance door of a hotel room, and the like.
FIG. 4 is a perspective view schematically illustrating an example of a door lock provided with a locking mechanism. A lock case 1 is inserted into a concave portion provided on an end surface of a door D, and a front provided at an end of the lock case 1. At the front 2 where the upper and lower ends of the 2 are fastened to the end of the door D by screws 3, there are provided holes through which the dead bolts 4 protrude and retract and latch holes 5 which protrude and retract.
[0003]
When the door D is closed, the latch bolt 5 urged in the projecting direction projects from the front 2 and engages with a strike latch bolt engaging hole (not shown) provided in a pillar on the frame side, and the door D is closed. D is held in the closed state, but when the lever handles 6 provided on both sides of the door are rotated, the latch bolt 5 is immersed and the door can be opened.
There is also a type of door in which a door knob is provided instead of the lever handle 6.
[0004]
In the door lock provided with the locking mechanism, the end of the rotor 8 of the cylinder lock 7 attached to the outdoor surface and the end of the thumb turn 9 rotatably mounted on the indoor surface of the door are inside the lock case 1. At both ends of a drive shaft (not shown) provided at the front end.
When the door is closed, the dead bolt 4 protrudes and retracts from the front 2 due to the turning operation of the key K inserted into the key hole of the cylinder lock 7 from the outside or the turning operation of the thumb turn 9 from the inside of the room. Then, the strike locks into a latch bolt engagement hole (not shown), and the door lock is locked.
A person who goes out after locking the door lock removes the key K from the keyhole and carries it.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
A locked door lock can be unlocked if there is a duplicate key having the same key code as the regular key K. Therefore, if a third party other than the person owns the duplicate key, the door can be opened without permission. Can intrude.
In addition, when a third party with a duplicate key enters the room while absent and locks and exits, there is no record of the intrusion, so as long as there is no trace of intrusion as if the room was damaged, There was no way to know that there was.
Therefore, in the conventional door lock, there is a problem that an intruder who is away is not noticed or anxiety such as intrusion cannot be wiped out.
An object of the present invention is to solve such a problem.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a door lock with a memory mechanism of the present invention includes a key operation of a cylinder lock provided outside the door and a thumb turn provided on the indoor side of the door and interlocked with a rotor of the cylinder lock. In a door lock in which a deadbolt protrudes and retracts from the door end face by the turning operation of the door, a housing in which the above-mentioned thumb turn is provided on the front wall and the counter display window and the reset knob operation window are opened on the front wall. And a rack that meshes with a pin-on provided on the shaft portion of the thumb turn, moves forward in the housing by rotating the rotor of the cylinder lock or the locking angle of the thumb turn, and retracts by rotating the unlock angle. and actuating rod, is pivoted rotatably in the housing, the pawl is pushed by the forward movement of the actuating rod is provided with a plurality circumferentially arranged, in response to nail A counter plate symbols displayed on the surface is projected from the counter display windows, movable in the housing, and a reset knob having an operating portion exposed to the reset knob operation window, a side surface of the counterplate provided, locking by a homing cam having a cam surface which rotates to the origin angle of the counter plate when it is pushed by the movement of the reset knob, the memory mechanism unlocking operation is configured, the cylinder lock The symbol of the counter plate in the counter display window fluctuates by the first rotation operation by the person himself / herself for the locking angle of the rotor or the thumb turn, and the counter plate is rotated by the second rotation operation by a third person of the locking angle Is further changed by one, so that the person can detect the presence / absence of locking / unlocking by a third party .
[0007]
The symbol corresponding to the nail is a number indicating the number of times of locking and unlocking, and a zero number can be displayed in the counter display window when the counter plate rotates to the origin angle. .
It is preferable to provide a reverse rotation preventing leaf spring in which the tip is engaged with the claw of the counter plate and the engagement is released by moving the reset knob in the housing.
The housing may be provided with an opening / closing lid that covers the counter display window and the knob operation window.
Further, a magnet is embedded in a regular key used for a door lock, and a magnetic sensor for sensing the magnetism of the magnet when the key is inserted into a keyhole of the cylinder lock in the housing; A counter may be provided to indicate the number of times the sensor has sensed.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a main part of a door lock as viewed from the indoor side, FIG. 2 is a front view of the door lock as viewed from the indoor side, and FIG. It is a perspective view of a door lock.
As shown in FIG. 3, a front case 2 of a lock case 1 is fixed to an end face of a door D by screws 3, and a dead bolt 4 and a latch bolt 5 are provided on the front 2 so as to be able to protrude and retract as in the conventional example. It is.
[0009]
The housing 10 fixed to the indoor side surface of the door D includes a main body 11 having a housing chamber 12 (see FIG. 1) opening to the front, a front wall 13 attached to the front of the main body 11 and covering the housing chamber 12. Having.
On the left side of the front wall 13, there is formed a step portion 14 which is one step lower than the surface, and an opening / closing lid 16 pivotally attached to a hinge 15 provided at the left end of the front wall 13 opens and closes the step portion 14 (FIG. 3).
[0010]
A thumb lock 17 is rotatably inserted into the front wall 13, and a cylinder lock 7 similar to that shown in FIG. 4 is attached to the outside of the room. The dead bolt 4 appears and disappears by the rotating operation of the inserted key K.
A counter display window 18 and a knob operation window 19 are opened in the step portion 14 on the left side of the front wall 13 (see FIGS. 2 and 3).
[0011]
A pinion 20 fixed to the outer peripheral surface of the thumb turn 17 and an operation rod 22 having a rack 21 meshing with the pinion 20 are provided in the accommodation chamber 12 of the housing 10.
One end (right end in FIG. 1) of the operating rod 22 and a shaft 23 fixed to the storage chamber 12 have both ends of a tension spring 24 stretched, and the other end of the operation rod 22 is a guide fixed to the storage chamber 12. Press against the pin 25.
Therefore, when the thumb turn 17 rotates in the locking or unlocking direction, the operating rod 22 having the rack 21 meshing with the pinion 20 moves left and right by a predetermined stroke while slidingly contacting the guide pin 25.
[0012]
A counter plate 26 having a support shaft 27 rotatably supported on the inner wall surface of the storage chamber 12 is provided with claws 28 arranged at positions that divide the circumference of the outer peripheral surface into ten equal parts.
One end of a counter-reverse-prevention leaf spring 29 is fixed to the wall surface of the storage chamber 12 with a screw 30, and the contour of the claw 28 is a locking surface 28 a that is locked to the other end of the counter-reversal prevention leaf spring 29. It is formed by an inclined surface 28b which is bent from the end of the locking surface 28a and is continuous.
[0013]
Each time the operating rod 22 moves left and right, the claw 28 is pushed and the counter plate 26 rotates 1/10 clockwise, and its rotation is prevented by the counter reverse rotation preventing leaf spring 29.
On one side of the counter plate 26, a symbol 31 expressed by a number from "0" to "9" is provided. Each time the counter plate 26 rotates 1/10, the next number symbol 31 is displayed on the counter display window. 18 to see through.
[0014]
An upper guide wall 32 and a lower guide wall 33 are vertically arranged on the inner wall surface of the accommodation room 12, and a reset knob 34 is inserted into the upper guide wall 32 and the lower guide wall 33.
A flange 35 protruding from both sides is provided at an upper portion of the reset knob 34, and a push-up spring 36 is inserted between the flange 35 and the lower guide wall 33.
Accordingly, the reset knob 34 is urged upward, and is located at a raised position where the flange 35 contacts the lower surface of the upper guide wall 32.
[0015]
The reset knob 34 is provided with an operation portion 37 that is exposed to the knob operation window 19 of the step portion 14. The lower end of the reset knob 34 is located at a position where it comes into contact with the reverse rotation preventing leaf spring 29, and A pushing portion 38 for pushing the counter-reversal preventing leaf spring 29 is formed, and a slope 39 is formed on the right side surface of the reset knob 34 so as to be inclined downward and away from the support shaft 27 of the counter plate 26. You.
[0016]
On one side surface of the counter plate 26, an origin return cam 40 whose outer peripheral surface is a cam surface is integrally provided.
The origin return cam 40 has such a size that only the lowest point of the cam surface allows the reset knob 34 to pass through the slope 36, and is formed on a curved surface where the cam lift gradually rises from this lowest point to the highest point rotated by 180 degrees. Have been.
Therefore, when the reset knob 34 is lowered, the origin return cam 40 pressed by the slope 36 rotates to an angle (origin return angle) where the lowest point of the cam surface is directed to the side where the slope 36 passes.
At this origin return angle, the symbol 31 of “0” is seen through the counter display window 18.
[0017]
Next, the operation of the door lock with the memory mechanism configured as described above will be described in the order of the normal state, the operation when going out, and the memory checking operation after returning home.
In a normal state, the opening / closing lid 16 is closed, and covers the counter display window 18 and the knob operation window 19.
When a single resident goes out, first, the door lock is unlocked, the opening / closing lid 16 is opened, the operation portion 37 exposed from the knob operation window 19 is picked, and the reset knob 34 is lowered.
[0018]
The pushing portion 38 of the reset knob 34 pushes the plate spring 29 for preventing reverse rotation to release the engagement of the claw 28 with the locking surface 28a.
Thereafter, the slope 39 of the reset knob 34 comes into contact with the origin return cam 40, and the origin return cam 40 pressed by the lowering of the reset knob 34 rotates, and the symbol "0" 31 is seen through the counter display window 18. .
Next, the door 16 is closed, the door is opened, and the door is locked with the key K inserted into the keyhole from the outside.
As a result of this locking operation, the door D is held so as not to be opened, and the operating rod 22 moves to the solid line position in FIG. 1 to push the claw 28, and the counter plate 26 rotates 1/10.
After locking, remove the key K, carry it and go out.
[0019]
After returning home, when the key K is unlocked, the door D can be opened and the operating rod 22 moves to the position shown by the dashed line in FIG.
When the person who enters the room opens the opening / closing lid 16, the symbol 31 of "1" is seen through the counter display window 18, so that the third person knows that the locking and unlocking operation is performed only once by the person. You can be assured that there was no intrusion.
The opening / closing lid 16 prevents an intruder from pushing the reset knob 34 unnecessarily.
[0020]
If a third party unlocks and unlocks himself / herself with a duplicate key while away from home and locks when going out of the room, the counter plate 26 is further rotated 1/10 of a turn, so that the person who came home can see the counter display window. When looking at 18, the symbol 31 of "2" is seen through, and even if the room is not broken, it can be confirmed that somebody has invaded without permission.
[0021]
A regular key having a magnet embedded therein can be used together with such a door lock with a memory mechanism.
In this case, the door lock is provided with a magnetic sensor that detects the magnetism of a magnet embedded in the key when the key is inserted into the keyhole of the cylinder lock, and a counter that displays the number of times the magnetic sensor detects the magnet. Keep it.
[0022]
In this case, the number of the counter display window 18 is increased by one by the locking operation, and each time a key is inserted into the keyhole, the number of times of sensing by the magnetic sensor is added to the counter and displayed.
That is, if the number of times of sensing by the magnetic sensor is doubled with respect to the increase of the number in the counter display window 18, it can be confirmed that only the regular key in which the magnet is embedded is used.
[0023]
On the other hand, when a third party uses a duplicate key in which a magnet is not embedded, the number of times of sensing by the magnetic sensor is not increased with respect to the increase in the number displayed in the counter display window 18. Can know the illegal intrusion of the person.
When the magnetic sensor senses twice, the counter may be incremented by one, or the symbol 31 of the counter plate 26 may be set to an even number in advance to correspond to the number.
[0024]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
(1) Even if a third party intrudes illegally using a duplicate key and locks and leaves so as not to leave a trace of the intrusion, the door lock with memory mechanism of the present invention determines whether or not there is intrusion during absence. It can be known very easily.
Therefore, there is no problem that an intruder who is away is not noticed or anxiety of intrusion is caused even though there is no intrusion.
(2) Even if the door lock with the memory mechanism of the present invention is provided with a sensor for detecting insertion of a magnet-embedded key, it is possible to extremely easily know whether or not there is intrusion during absence.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a fragmentary front view of a main part of a door lock with a memory mechanism viewed from the indoor side.
FIG. 2 is a front view of the door lock with a memory mechanism as viewed from the indoor side.
FIG. 3 is a perspective view of a door lock with a memory mechanism.
FIG. 4 is a perspective view illustrating a configuration of a conventional general door lock.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Housing 12 Storage room 13 Front wall 16 Opening / closing lid 17 Thumb turn 18 Counter display window 19 Knob operation window 20 Pinion 21 Rack 22 Operating rod 24 Tension spring 26 Counter plate 27 Support shaft 28 Claw 29 Counter reverse rotation preventing leaf spring 31 Symbol 34 Reset knob 37 Operating part 38 Pushing part 39 Slope 40 Home return cam

Claims

ドアの室外側に設けられたシリンダ錠のキー操作と、ドアの室内側に設けられ、該シリンダ錠のロータに連動するサムターンの回動操作とにより、デッドボルトがドア端面から出没するドア錠において、
ドア室内側の表面に固着され、前壁に上記サムターンが設けられ、カウンタ表示窓とリセットノブ操作用窓が開口するハウジングと、上記サムターンの軸部に設けられたピンオンに歯合するラックを有し、上記シリンダ錠のロータ又はサムターンの施錠角度の回動で上記ハウジング内を前進し、解錠角度の回動で後退する作動ロッドと、上記ハウジング内に回動自在に枢着され、上記作動ロッドの前進動作で押動される爪が円周方向に複数配列して設けられ、該爪に対応して側面に表示された記号が上記カウンタ表示窓から透視されるカウンタプレートと、上記ハウジングに移動可能に設けられ、上記リセットノブ操作用窓に露出する操作部を有するリセットノブと、上記カウンタプレートの側面に設けられ、上記リセットノブの移動により押動されたときに上記カウンタプレートの原点角度まで回動するカム面を有する原点復帰カムとにより施錠，解錠操作のメモリ機構が構成され、
上記シリンダ錠のロータ又はサムターンの施錠角度の本人による第一の回動操作で上記カウンタ表示窓におけるカウンタプレートの記号が一つ変動し、上記施錠角度の第三者による第二の回動操作で上記カウンタプレートの記号がさらに一つ変動し、本人が第三者による施解錠の有無を検知できることを特徴とするメモリ機構付きドア錠。 A key operation of a cylinder lock provided on the outside of the door of the door and a rotation operation of a thumb turn provided on the inside of the door and interlocking with the rotor of the cylinder lock cause the dead bolt to protrude from the door end face. ,
Is secured to the surface of the door interior side, the thumb is provided in the front wall, a housing counter display window and the reset knob working window is opened, the rack meshing with pin-on provided on the shaft portion of the thumb turn Yes and, advancing the housing in the rotation of the locking angle of the rotor or thumb of the cylinder lock, the operating rod to retract in the rotation of the unlocking angle, is pivoted rotatably in the housing, the working A plurality of claws pushed by the forward movement of the rod are provided in a plurality arranged in the circumferential direction, and a symbol displayed on the side surface corresponding to the claws is provided through the counter display window through the counter plate and the housing. movably provided, a reset knob having an operating portion exposed to the reset knob working window provided on the side surface of the counter plate, by the movement of the reset knob Locking by a homing cam having a cam surface which rotates to the origin angle of the counter plate when it is moving, the memory mechanism unlocking operation is configured,
In the first rotation operation by the person himself / herself of the locking angle of the rotor or the thumb turn of the cylinder lock, the symbol of the counter plate in the counter display window changes by one, and the second rotation operation of the locking angle by a third party by the third person. A door lock with a memory mechanism , wherein the symbol of the counter plate further changes by one, so that the person can detect the presence or absence of locking and unlocking by a third party .

上記爪に対応する記号は、施錠，解錠の回数を示す数字であり、上記カウンタプレートが原点角度に回動したときに上記カウンタ表示窓にゼロの数字が表示されることを特徴とする請求項１記載のメモリ機構付きドア錠。The symbol corresponding to the claw is a number indicating the number of times of locking and unlocking, and a zero number is displayed in the counter display window when the counter plate is rotated to the origin angle. Item 2. A door lock with a memory mechanism according to Item 1.

上記ハウジング内に、カウンタプレートの爪に先端が係合し上記リセットノブの移動により係合が解除する逆転防止用板ばねが設けられることを特徴とする請求項１又は２記載のメモリ機構付きドア錠。3. The door with a memory mechanism according to claim 1, wherein a reverse rotation preventing leaf spring is provided in the housing, the tip of which engages with a claw of the counter plate, and the engagement is released by movement of the reset knob. Tablets.

上記ハウジングに、上記カウンタ表示窓とリセットノブ操作用窓を被覆する開閉蓋が設けられることを特徴とする請求項１，２又は３記載のメモリ機構付きドア錠。4. The door lock with a memory mechanism according to claim 1, wherein the housing is provided with an opening / closing lid for covering the counter display window and the reset knob operation window.

ドア錠に使用される正規のキーにマグネットを埋設し、上記ハウジング内に、上記キーが上記シリンダ錠の鍵孔に挿入されたときに上記マグネットの磁気を感知する磁気センサと、該磁気センサの感知回数を表示するカウンタを設けたことを特徴とする請求項１，２，３又は４記載のメモリ機構付きドア錠。A magnet is embedded in a regular key used for a door lock, and a magnetic sensor for sensing the magnetism of the magnet when the key is inserted into a keyhole of the cylinder lock in the housing; 5. The door lock with a memory mechanism according to claim 1, further comprising a counter for displaying the number of times of sensing.