JP3583249B2 - 給湯システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯器から台所までの給湯路を食器洗浄器と流し台の手動給湯栓とが共用している給湯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、台所に設置される食器洗浄器は、食器を収容する洗浄室内に所定量の水を貯留する貯水槽を備えており、洗浄を行う際には、貯水槽に所定量の水を貯留して、その水を洗浄ポンプによってノズルを介して食器に向かって噴出して洗浄を行う。洗浄後の水は再び貯水槽に溜まり、上記の動作を繰り返す。その間、適宜排水と給水が行われる。
【0003】
この種の食器洗浄器における食器洗浄時には、洗剤の活性を得て洗浄効率を向上させるため湯を用いることが好ましく、そこで、前記貯留槽にヒータを設けて貯留槽内の水を洗剤の活性温度に加熱及び保温している。
【0004】
また、近年では、食器洗浄器に給湯器を接続し、貯水槽に給湯してヒータによる加熱時間を大幅に短縮することが行われている。このような給湯システムにおいては、給湯器に接続された主給湯路は台所において第1給湯路と第2給湯路とに分岐され、第1給湯路には食器洗浄器が接続され、第2給湯路には流し台の手動給湯栓(カラン)が接続される。
【0005】
ところで、給湯器が、台所から比較的遠く離れた位置にある場合は、主給湯路が長く、給湯路内に多くの湯水が残留する。そして、給湯器による給湯が停止されているときには、給湯路内の残留水の温度が低下する。
【0006】
食器洗浄器の貯留槽には前述したようにヒータが設けられているので、給湯器から給湯された湯温が多少低くても、該ヒータによって昇温させることができる。
【0007】
しかし、流し台の手動給湯栓を開栓したとき、給湯路内の残留水の温度が低下していた場合には、給湯路内の残留水が全て流出されるまで、給湯器において加熱された湯が供給されず、手動給湯栓から所望する温度で出湯されるまで長い時間を要する不都合がある。
【0008】
そこで、前記手動給湯栓の上流側に一時的に湯水を貯留する貯留部を設け、該貯留部内の湯水を再加熱或いは保温する設備を設けることが考えられる。しかし、このような設備は、設置スペースが必要となるだけでなくコストも増大する不都合がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、給湯器から台所までの給湯路が比較的長くても、台所の流し台の手動給湯栓に比較的近い位置に設置される食器洗浄器を利用して、該手動給湯栓から迅速に所望する温度で出湯することができる給湯システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、給湯器に接続された主給湯路が台所において第1給湯路と第2給湯路とに分岐され、第1給湯路には、台所に設置された食器洗浄器が接続され、第2給湯路には台所流し台に設けられた手動給湯栓が接続されてなる給湯システムにおいて、前記食器洗浄器は、前記第1給湯路を介して該食器洗浄器に湯水を供給する給水弁と、供給される湯水の温度を検出する温度センサと、供給された湯水を排出する排水手段とを備え、前記食器洗浄器の洗浄動作が指示されたとき、該食器洗浄器は、前記給水弁を開弁して給湯を行うと共に食器を洗浄する洗浄動作を実行し、前記食器洗浄器の洗浄動作が指示されていないとき、該食器洗浄器は、所定のタイミングで前記給水弁を開弁して給湯し、前記排水手段による排水を行う捨て水動作を実行し、前記温度センサによって検出される温度が、所定温度に上昇するまで、該食器洗浄器は前記捨て水動作を継続することを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、食器洗浄器の動作が指示されていないときには、食器洗浄器は所定のタイミング、例えば所定時間毎に前記捨て水動作を実行する。該捨て水動作において、食器洗浄器は、所定時間毎に前記給水弁を開弁すると共に前記排水手段を動作させ、前記給湯器は食器洗浄器への給湯を開始する。食器洗浄器は、前記温度センサで検知される温度が、所定温度に上昇するまで、給水弁を開弁保持し、排水手段の動作を継続する。
【0012】
ここで、前記温度センサで検知される所定の温度としては、給湯器において設定される設定温度をはじめ、該設定温度に近い温度等を挙げることができる。更には、使用者としては手動給湯栓から供給される水が感覚的に冷たくなければ良いとする場合があり、このような場合には、食器洗浄器は、前記温度センサで検知される温度が、使用者に不快感を与えることのない温度に上昇するまで、給水弁を開弁保持し、排水手段の動作を継続すればよい。
【0013】
これにより、給湯器から台所までの主給湯路内に残留する湯水の温度が低下しても、少なくとも主給湯路及び第1給湯路内の残留水は、所定時間毎に湯と置換され、手動給湯栓を開栓した際には極めて短時間で手動給湯栓から所定温度の湯を出湯させることができる。
【0014】
また、本発明において、前記給湯器は、給湯する湯温を所望の温度に設定する給湯温度設定手段を備え、前記給湯器及び前記食器洗浄器は、互いに情報の送受信を行う通信手段を備え、前記食器洗浄器の洗浄動作が指示されていないとき、前記給湯器の通信手段は、前記給湯温度設定手段による設定温度に関する情報を前記食器洗浄器へ送信し、該食器洗浄器は、所定のタイミングで前記捨て水動作を実行し、前記温度センサによって検出される温度が、給湯器から送信された設定温度に上昇するまで、該食器洗浄器が前記捨て水動作を継続することを特徴とする。 本発明によれば、前記給湯器及び前記食器洗浄器は、前記通信手段により互いに情報の送受信を行うことができる。このことから、前記給湯器の通信手段は、前記給湯温度設定手段による設定温度に関する情報を前記食器洗浄器へ送信することができ、食器洗浄器が前記捨て水動作を実行するときには、前記温度センサで検知される温度が、給湯器の給湯温度設定手段による設定温度に上昇するまで、給水弁を開弁保持し、排水手段の動作を継続する。
【0015】
これにより、給湯器から台所までの主給湯路内に残留する湯水の温度が低下しても、少なくとも主給湯路及び第1給湯路内の残留水は、所定のタイミング、例えば所定時間毎に、給湯器の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯と置換される。
【0016】
従って、手動給湯栓を開栓した際には、台所で第1給湯路と分岐して比較的短い第2給湯路内の残留水が流出すれば所望する温度の湯が供給され、極めて短時間で手動給湯栓から所望する温度で出湯させることができる。
【0017】
また、本発明において、前記給湯器は、給湯動作が可能な状態と給湯動作が不能な状態とを切り換る運転スイッチを備え、該給湯器の通信手段は、該給湯器の運転スイッチに関する情報を前記食器洗浄器へ送信し、前記食器洗浄器は、運転スイッチが給湯動作不能な状態である情報を受信したとき、前記捨て水動作を禁止することを特徴とする。
【0018】
給湯器を使用しないときには、運転スイッチにより給湯動作不能な状態とされるが、このような場合には、前記食器洗浄器において捨て水動作を行っても、給湯器による給湯が行われず、食器洗浄器において給排水された水量が無駄になる。
【0019】
そこで、本発明においては、食器洗浄器は、給湯器の運転スイッチが給湯動作不能な状態としている情報を受信したとき、前記捨て水動作を行わないようにする。これによって無駄な排水が行われることを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の給湯システムを模式的に示す説明図、図2は給湯システムの作動を説明するフローチャートである。
【0021】
図1示の給湯システムAにおいて、1は給湯器、2は給湯器1のリモコンである遠隔操作装置、3は台所に設置された食器洗浄器、4は台所の流し台5に設置されたカラン(手動給湯栓)である。前記給湯器1は台所から離れた位置に設置されている。また、6は始端部が前記給湯器1に接続されて台所に向かって延設された主給湯路である。該主給湯路6は、台所において前記食器洗浄器3に接続する第1給湯路7と、前記カラン4に接続する第2給湯路8とに分岐する。
【0022】
前記給湯器1は、前記食器洗浄器3や前記カラン4が使用され、主給湯路6に水流が生じた(このときの水流は図示しない水流センサにより検出される)場合に、水を所望の温度に加熱して給湯を開始する加熱装置9を備えて、所謂先止め式の給湯が行われる。該加熱装置9は、ガス管10から供給されるガスを燃焼させるガスバーナ11と、該ガスバーナ11の燃焼により、給水管12から供給される水を加熱する熱交換器13とを備えている。該加熱装置9は、燃焼制御手段14によって制御される。該燃焼制御手段14は、前記遠隔操作装置2に備える設定手段15の操作によって設定された情報に基づいて加熱装置9を制御する。設定手段15による設定は給湯温度設定も含まれている。該遠隔操作装置2は、設定手段15の操作によって設定される設定内容が表示される表示手段16を備えている。
【0023】
更に、該給湯器1は、遠隔操作装置2との設定情報の通信を行う通信手段17を備えている。該通信手段17は、遠隔操作装置2だけでなく、前記食器洗浄器3との通信が行えるように、後述する食器洗浄器3の通信手段18とも接続されている。また、該給湯器1の遠隔操作装置2は、いつでも給湯することができる状態をオンとし、給湯が不要な場合に加熱装置9の動作を不能とする状態をオフとして切り換え自在の運転スイッチ19を備えている。そして、該給湯器1の通信手段17は、設定手段15によって設定された設定温度と、運転スイッチ19のオン・オフの状態とを情報として食器洗浄器3に送信する。
【0024】
前記食器洗浄器3は、洗浄する食器類Wを収容し且つ洗浄を行う食器類収容室20を備えている。該食器類収容室20は、前記第1給湯路7に接続された給湯管21から湯が供給される。該給湯管21には開閉自在の給水弁22と、給湯管21を通過する湯の温度を検出する温度センサ23とが設けられている。
【0025】
また、食器類収容室20の下部には、給湯管21を介して供給された湯を一時的に貯留しておく貯留槽24が設けられている。該貯留槽24には、該貯留槽24に貯留された湯の温度が洗剤の活性温度より低い場合に湯を再加熱し保温するヒータ25が設けられている。該貯留槽24に貯留された湯は、図示しない洗剤投入手段によって洗剤が投入されて洗浄液とされる。該貯留槽24の下部には、残菜フィルタ26を介して濾過された洗浄液を、食器類収容室20に配設された散水チューブ27に送り出す洗浄ポンプ28が接続されている。該散水チューブ27は、洗浄液を食器類Wに向かって噴射する複数の噴射ノズル(図示せず)を備えている。更に、前記貯留槽24の下部には、排水手段である排水ポンプ29及び排水管30が接続されている。
【0026】
更に、該食器洗浄器3は、運転制御手段31によって制御される。具体的には、該運転制御手段31は、図2のフローチャートに示すように、ステップS1において運転スイッチ32(図1参照)の操作によって食器類Wの洗浄が指示されたとき(運転スイッチ32がオンのとき)、食器類Wのおおまかな汚れを洗い落とす予備洗浄動作を行い、次いで本洗浄動作を行う。即ち、図2に示すステップS2〜S4に対応する予備洗浄動作においては、前記給水弁22を開弁して貯留槽24に所定量の湯を貯留し、湯が貯留槽24に所定量貯留されたとき、前記給水弁22を閉弁する。そして、該運転制御手段31は、次いで、洗浄ポンプ28を動作させて噴射ノズルを介して食器類Wに向かって貯留槽24の湯を噴射し、排水ポンプ29を動作させて食器類Wの汚れと共に落下した湯を排出する。図2に示すステップS5〜S7に対応する本洗浄動作においては、前記給水弁22を開弁して貯留槽24に湯を貯留し、湯が貯留槽24に所定量貯留されたとき、洗剤を投入し、前記給水弁22を閉弁する。続いて、該運転制御手段31は、洗浄ポンプ28を動作させて食器類Wに貯留槽24の湯(洗浄液)を噴射する。このとき、食器類Wの汚れと共に落下した洗浄液は、再び貯留槽24及び残菜フィルタ26を通過して洗浄ポンプ28により食器類Wに向かって噴射される。このような洗浄動作を所定時間行った後に、該運転制御手段31は、洗浄ポンプ28の動作を停止させ、排水ポンプ29を動作させる。これにより、食器類Wの汚れと共に落下した洗浄液は、排水管30を介して排水される。
【0027】
また、該食器洗浄器3は、運転スイッチ32の操作によって運転制御手段31に食器類Wの洗浄が指示されたとき、その情報を給湯器1に送信する通信手段18を備えている。前記給湯器1は、食器洗浄器3において洗浄動作が指示されたことを受信したとき、該洗浄動作の指示に関する情報に基づいて給湯動作を行う。これによって、例えば、前記設定手段15によって設定された設定温度とは別に所定の温度を定めておくこともでき、具体的には、その温度を洗剤の活性温度とすれば、給湯器1の前記燃焼制御手段14が、洗剤の活性温度で給湯できるように前記加熱装置9を制御して食器洗浄器3のヒータ25による湯の再加熱を極めて短時間で行うことができる。
【0028】
また、該食器洗浄器3は、洗浄動作が行われていないときには、所定時間毎に給排水のみを行う捨て水動作を行う。図1に示すように、前記運転制御手段31はタイマ33を備えている。捨て水動作においては、先ず、図2示のステップ1において食器洗浄器3の運転スイッチ32により洗浄動作の指示が与えられていないとき(運転スイッチ32がオフのとき)ステップS8へ進む。ステップS8においては、前記給湯器1から送信された該給湯器1の運転スイッチ19の情報から、該運転スイッチ19がオンである場合にステップS9へ進む。次いで、図2に示すステップS9〜S12に対応して、該タイマ33による時間の計測に従って所定時間毎に(例えば数10分毎に)、前記給水弁22を開弁し、給湯器1からの給湯が開始され、排水ポンプ29を動作させて排水管30を介して排水する。そして、図2に示すステップS13〜S15に対応して、該運転制御手段31は、前記給湯管21に備えられた温度センサ23によって検出される水温(湯温)が給湯器1から送信された設定温度(例えば42℃)に上昇するまで、給水弁22の開弁と、排水ポンプ29の動作とを継続する。その後、温度センサ23によって、湯温が設定温度に上昇したことが検出されたとき、給水弁22の閉弁し、排水ポンプ29の動作を停止する。このように、所定時間毎に給排水のみを行う捨て水動作を行うことにより、図1示の主給湯路6及び第1給湯路7の内部の湯は、その温度が低下していても、所定時間毎に設定温度の湯に置換され、カラン4を開栓した場合には、即座に設定温度の湯をカラン4から供給することができる。
【0029】
また、図2示のステップS8において給湯器1の運転スイッチ19がオフである情報を得た場合には、食器洗浄器3の運転制御手段31はステップS9以下の動作を行わない。これによって、給湯器1が給湯動作不能な状態であった場合に、前記捨て水動作を行わないので、無駄な排水が行われることを防止することができる。
【0030】
また、図2示のステップS16では、再び、ステップS1と同様に食器洗浄器3の運転スイッチ32がオフであって洗浄動作が指示されていない場合には前記ステップ8へ進み、食器洗浄器3の運転スイッチ32がオンであった場合には前記ステップ2へ進む。
【0031】
なお、本実施形態においては、温度センサ23によって、湯温が設定温度に上昇したことが検出されるまで捨て水動作を行なって、カラン4を開栓した際に即座に設定温度の湯が供給できるようにしたものを示したが、温度センサ23によって検出する湯温は前記設定温度に限るものではない。詳しく説明すれば、カラン4を開栓した際の湯の温度が、使用者にとってそれほど正確な温度の湯でなくてもよく、例えば、使用者としてはカラン4から供給される水が感覚的に冷たくなければ良いとする場合がある。このような場合には、食器洗浄器3において温度センサ23によって、湯温が設定温度よりも低い所定温度に上昇したことが検出されるまで捨て水動作を行なうことで、使用者に不快感を与えることを防止することができる。
【0032】
また、本実施形態においては、所定時間毎に捨て水動作を行うものを示したが、所定時間は一定値に固定されるものではなく、例えば、外気温度に応じて変化させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の給湯システムを模式的に示す説明図。
【図2】給湯システムの作動を説明するフローチャート。
【符号の説明】
A…給湯システム、1…給湯器、3…食器洗浄器、4…カラン(手動給湯栓)、5…流し台、6…主給湯路、7…第1給湯路、8…第2給湯路、15…設定手段(給湯温度設定手段)、17,18…通信手段、19…運転スイッチ、22…給水弁、23…温度センサ、29…排水手段。
Claims (4)
- 給湯器に接続された主給湯路が台所において第1給湯路と第2給湯路とに分岐され、第1給湯路には、台所に設置された食器洗浄器が接続され、第2給湯路には台所流し台に設けられた手動給湯栓が接続されてなる給湯システムにおいて、前記食器洗浄器は、前記第1給湯路を介して該食器洗浄器に湯水を供給する給水弁と、供給される湯水の温度を検出する温度センサと、供給された湯水を排出する排水手段とを備え、前記食器洗浄器の洗浄動作が指示されたとき、該食器洗浄器は、前記給水弁を開弁して給湯を行うと共に食器を洗浄する洗浄動作及びその後の排水を実行し、前記食器洗浄器の洗浄動作が指示されていないとき、該食器洗浄器は、所定のタイミングで前記給水弁を開弁して給湯し、前記排水手段による排水を行う捨て水動作を実行し、前記温度センサによって検出される温度が、所定温度に上昇するまで、該食器洗浄器は前記捨て水動作を継続することを特徴とする給湯システム。
- 前記給湯器は、給湯動作が可能な状態と給湯動作が不能な状態とを切り換る運転スイッチを備え、前記給湯器及び前記食器洗浄器は、互いに情報の送受信を行う通信手段を備え、該給湯器の通信手段は、該給湯器の運転スイッチに関する情報を前記食器洗浄器へ送信し、前記食器洗浄器は、運転スイッチが給湯動作不能な状態である情報を受信したとき、前記捨て水動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の給湯システム。
- 前記給湯器は、給湯する湯温を所望の温度に設定する給湯温度設定手段を備え、前記給湯器及び前記食器洗浄器は互いに情報の送受信を行う通信手段を備え、前記食器洗浄器の洗浄動作が指示されていないとき、前記給湯器の通信手段は、前記給湯温度設定手段による設定温度に関する情報を前記食器洗浄器へ送信し、該食器洗浄器は、所定のタイミングで前記捨て水動作を実行し、前記温度センサによって検出される温度が、給湯器から送信された設定温度に上昇するまで、該食器洗浄器が前記捨て水動作を継続することを特徴とする請求項1記載の給湯システム。
- 前記給湯器は、給湯動作が可能な状態と給湯動作が不能な状態とを切り換る運転スイッチを備え、該給湯器の通信手段は、該給湯器の運転スイッチに関する情報を前記食器洗浄器へ送信し、前記食器洗浄器は、運転スイッチが給湯動作不能な状態である情報を受信したとき、前記捨て水動作を禁止することを特徴とする請求項3記載の給湯システム。
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