JP3582384B2 - 車載機器遠隔制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車載機器遠隔制御装置に関し、携帯機との通信によるコード照合を行って照合結果に基づいて車両の使用許可または不許可の制御を行う車載機器遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザが無線装置を携帯して車両に対し接近/離間するだけで車両のドアの開錠/施錠を行う、いわゆるスマートエントリーシステムがある。例えば特開平5−156851号公報には、車両に取付けられ、携帯機サーチ用の電波を間欠的に発生する送受信機と、このサーチ用の電波を受信することにより所定のコードをもつ送信電波を送信する携帯機とからなり、送信電波のもつコードが特定のコードと合致していることが送受信機側で判別された場合にドアをアンロックし、また、車両側の送受信機が携帯機からの送信電波を受信できなくなったのち、ドアをロックする車両用ワイヤレスドアロック制御装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスマートエントリシステムでは、携帯機を所持する運転者が車両から離れるだけで運転者の意志と無関係にドアのロックが行われるため、車両から荷物を数回に分けて複数の人で運び出すような場合、携帯機を所持する運転者が車両を離れるとドアがロックされてしまい、運転者以外の人は車両から荷物を運び出せなくなるという問題があった。また、送信電波のエリア外に出なければドアロックされないため、使用者によってはすぐにドアロックされないことに不安を感じることがあり、使用性が悪化するという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、車体外部に手動でドアロックを行うためのマニュアルスイッチを設けることにより、明確な運転者の意志があるときドアロックが行われる車載機器遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、送信要求信号を送信する送信要求手段と、
前記送信要求信号に応答した返送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段での返送信号の受信または非受信に応じて車両のドアロック/ドアアンロックを制御するドアロック制御手段と、
前記送信要求信号に応答して返送信号を送信する携帯機とを有する車載機器遠隔制御装置において、
車体外部に手動でドアロックを行うためのマニュアルスイッチと、
乗員の車室外への降車状態を検出する降車状態検出手段と、
降車状態が検出されてからの時間を計時する計時手段と、
マニュアルスイッチの施錠動作を検出するスイッチ状態検出手段と、
前記携帯機が車内にないことを検出する携帯機位置検出手段を設け、
降車状態が検出されマニュアルスイッチの施錠動作が検出されず所定時間が経過し、かつ、携帯機が車内になく、送信要求信号に応答した返送信号が非受信になったときに、ドアロックを行う。
【0012】
このように、乗員の降車状態が検出された後にマニュアルスイッチが操作されず、所定時間が経過し、かつ、携帯機が車内になく、送信要求信号に応答した返送信号が非受信になったときに、ドアロックを行うことで、車内に携帯機が置かれた状態でドアロックが行われることを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明装置の車載機の一実施例のブロック図を示す。同図中、車載機10は、第1送信アンテナ11及び第2送信アンテナ12の2つのアンテナを有している。第1送信アンテナ11は、車両(4輪車)の例えばドアの取っ手に設けられている。一方、第2送信アンテナ12は、車室内のインスツルメントパネル付近に設けられている。第1送信アンテナ11は第1送信部14に接続され、第2送信アンテナ12は第2送信部16に接続されている。この第1送信部14及び第2送信部16はECU(電子制御装置)20に接続されている。
【0014】
ECU20は第1送信部14,第2送信部16それぞれに第1,第2リクエストコードを供給し、この第1,第2リクエストコードが変調された周波数例えば134kHzのリクエスト信号が第1送信アンテナ11,第2送信アンテナ12から携帯機60に対して送信される。第1送信アンテナ11からのリクエスト信号の送信を車室外リクエスト、第2送信アンテナ12からのリクエスト信号の送信を車室内リクエストと呼ぶ。なお、実際の回路としては第1送信部14,第2送信部16を1回路にまとめても良い。また、車両には受信アンテナ22が設けられており、この受信アンテナ22で受信された携帯機60よりの周波数例えば300MHzの信号は受信回路24で復調されてECU20に供給される。
【0015】
ECU20にはメモリ26が接続されており、このメモリ26にはドアロックの第1コード、エンジン始動の第2コード、トランスポンダIDコード等の互いに異なる複数のコードが格納されている。メモリ26はEEPROM等の不揮発性メモリであり、電源が遮断されてもその記憶内容は保持される。
操作検出部28はユーザによる各種スイッチ操作を検出するものであり、例えばイグニッションスイッチの操作を検出し、その操作検出信号をECU20に供給する。ドア開閉検出部30は運転席ドアの開閉(または全てのドアの個別の開閉)を検出し、その検出信号をECU20に供給する。センサ群32は、車速や窓の開閉を検出する各種センサであり、これらの各種センサの検出信号はECU20に供給される。
【0016】
また、ECU20には、ステアリングロック部40、イモビライザ部42、ドアロック部44が接続されている。ステアリングロック部40はステアリングの操作を機械的に禁止する機構である。イモビライザ部42はエンジン50への燃料供給及びイグニッション動作を禁止する機構である。ドアロック部44は全てのドアのロック/アンロックを行う機構である。また、ECU20はエンジン制御部48が接続されており、エンジン制御部48はセルモータを利用してエンジン50の始動を制御すると共に、エンジン50の駆動停止も制御できる。
【0017】
図2は本発明装置の携帯機の一実施例のブロック図を示す。同図中、携帯機60は、送信アンテナ62と受信アンテナ64を有している。これらのアンテナ62,64は送受信回路66に接続され、送受信回路66はECU68に接続されている。
この受信アンテナ64で受信された車載機10よりの周波数例えば134kHzのリクエスト信号は送受信回路66で復調されてECU68に供給される。また、ECU68はメモリ70から読み出した第1,第2コードを送受信回路66に供給し、この第1,第2コードが送受信回路66で変調されて、周波数例えば300MHzの信号で送信アンテナ62から車載機10に対して送信される。
【0018】
図3に第1,第2送信アンテナと携帯機60との通信を模式的に示す。同図中、車載機10の第1,第2送信アンテナ11,12からは、周波数134kHzの第1,第2リクエスト信号が送信され、携帯機60はこの第1,第2リクエスト信号を受信すると、受信したリクエスト信号に応じて第1,第2コードを変調した周波数300MHzの信号を返送する。車載機10の受信アンテナ22で受信された周波数300MHzの信号は受信回路24で復調されてECU20に供給され、ECU20は上記第1,第2コードを受信する。
【0019】
ここで、図4に示す車両80のドライバ席ドアハンドル82の断面図を図5に示す。図5において、ドライバ席ドアハンドル82の従来ではキーシリンダが設けられていた位置(パッセンジャ席ドアハンドル84のキーシリンダが設けられている位置)に、防水型のプッシュスイッチ90が取り付けられている。プッシュスイッチ90は、プッシュノブ91を外部に覗出させた状態でプッシュスイッチボディ92をキーシリンダのロータケース93に収納され取り付けられている。
【0020】
ロータケース93はドアアウターパネル94及びハンドルシールパッド95を貫通してドライバ席ドアハンドル82の内部に挿入されている。プッシュスイッチ90のワイヤハーネス96はコネクタ97によって図示しないワイヤハーネスに接続されECU20に接続されている。
なお、このプッシュスイッチ90は図1におけるドア開閉検出部30に対応する。また、ドライバ席ドアハンドル82には人が触れたときオンとなる人センサ(センサ群32に含まれる)が設けられている。
【0021】
図6に更に詳しい断面図を示し、図7にドライバ席ドアハンドル82とプッシュスイッチ90の分解斜視図を示す。図6及び図7に示すように、ドライバ席ドアハンドル82をハンドルフレーム100によりドアアウターパネル94及びハンドルシールパッド95を挟んで車体に固定する際に、プッシュスイッチボディ92を収納したロータケース93はドライバ席ドアハンドル82の凹部83に挿入されて、取付用ビス101,102によりドライバ席ドアハンドル82と同時に固定される。
【0022】
プッシュスイッチボディ92内には防水スイッチ103が収納され、プッシュノブ91はスプリング104によって防水スイッチ103のノブ105から離間する方向に付勢されており、プッシュノブ91を押動すると、プッシュノブ91によりノブ105が押動されて防水スイッチ103(プッシュスイッチ90)がオンとなる。
【0023】
図8にパッセンジャ席ドアハンドル84の断面図を示す。図6において、パッセンジャ席ドアハンドル84の従来と同じ位置(プッシュスイッチ90と対応する位置)にロータケース108に収納されたキーシリンダ110が取り付けられている。キーシリンダ110は、その鍵穴にキャップ112の凸部113を差し込まれている。
【0024】
ロータケース108はドアアウターパネル114及びハンドルシールパッド115を貫通してパッセンジャ席ドアハンドル84の内部に挿入され、キャップ112を外部に覗出させた状態でドアアウターパネル114に取り付けられている。このとき、キャップ112は外部に覗出しており、キャップ112はプッシュボタン91と略同一の外観をしている。
【0025】
非常時には上記のキャップ112をキーシリンダ110の鍵穴から抜き、キー120をキーシリンダ110の鍵穴に差し込んでドアロックの施錠/解錠を行うことができる。
このように、従来のキーシリンダが設けられていた位置に、キーシリンダのロータケース93を利用して防水型のプッシュスイッチ90を取り付けることにより、従来のキーシリンダと別にプッシュスイッチを取り付ける場合に比較して、プッシュスイッチ取り付け構造やスペースが不要となり、ドライバ席ドアハンドル82の外観が良くなる。また、キャップ112を用いてパッセンジャ席ドアハンドル84とドライバ席ドアハンドル82とを図9に示すように、同一外観とすることができる。
【0026】
図10は本発明装置のECU20が実行するスマートエントリ及びロック処理の第1実施例のフローチャートを示す。同図中、初期状態からステップS10に進み、第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS12で全ドアが閉じており、かつ、いずれかのドアがロックされているか(条件1)を判別する。この条件1が成立しないときはステップS10に進み、成立する場合はステップS14に進む。
【0027】
ステップS14では第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。OKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS16に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するため、ステップS18でスマートアンロック(自動解錠)のスタンバイ状態となり、ステップS20でドライバ席ドアハンドル82に設置されている人センサがオン、または、アンロックスタンバイ後タイムオーバーか(条件2)否かを判別する。なお、人センサとは、人がドライバ席ドアハンドル82に触れたときオンとなるセンサであり、アンロックスタンバイ後タイムオーバーは、ステップS18の実行後所定時間を経過するとタイムオーバーとなる。この条件2が成立すると、ステップS22でドアロック部44を駆動してドアアンロック(解錠)を行い、成立しない場合にはステップS14に進む。
【0028】
ステップS22の実行後、ステップS24でドアアンロック後所定時間を経過してドアアンロック後タイムオーバーとなったか否かを判別し、タイムオーバーであればステップS26でドアロック部44を駆動してドアロック(施錠)を行い、タイムオーバーでなければステップS28に進む。ステップS28では、ドアが開けられたか否かを判別し、ドアが開いてなければステップS24に進む。一方、ドアが開いていればステップS30に進んで、乗車待機状態となる。
【0029】
また、ステップS16でドアが開けられたか否かを判別し、ドアが開いてなければステップS10に進む。一方、ドアが開いていればステップS30に進んで、乗車待機状態となる。この後、ステップS32でドアが閉じられたか否かを判別し、ドアが閉じてなければステップS30に進む。一方、ドアが閉じていればステップS34に進む。
【0030】
ステップS34では、第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKの場合、つまり、車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS36で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。一方、ステップS34でOKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS38で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。
【0031】
ステップS36でOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS10に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS44に進む。また、ステップS38でOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS40に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS44に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。
【0032】
ステップS40では乗車待機状態となり、次にステップS42でドアが開けられた状態で、かつ、車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室内に携帯機60が存在しない状態か(条件3)否かを判別する。この条件3が成立すると、ステップS30で乗車待機状態となり、成立しない場合にはステップS40に進む。
【0033】
ステップS44でマニュアルロックスタンバイ状態となった後は、ステップS46で車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在する状態で、かつ、プッシュスイッチ90がオンか(条件8)否かを判別する。この条件8が成立すればステップS48で車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室内に携帯機60が存在しない状態で、全てのドアが閉じているか(条件7)否かを判別する。条件7が成立すれば、携帯機が車室外の検知エリアにあって、運転者によってプッシュスイッチ90が操作され、更に携帯機が車内に放置されることなく、ドアの閉じ忘れもないため、ステップS50でドアロックを行い、ステップS10に進む。
【0034】
一方、ステップS48で条件7が成立しなければ、携帯機が車内に放置されるか、またはいずれかのドアの閉じ忘れがあるため、ステップS52に進んでマニュアルロックスタンバイを解除する。また、ステップS46で条件8が成立しなければ、ステップS54でステップS44の実行後所定時間を経過しタイムオーバーとなったか否かを判別し、タイムオーバーでなければステップS46に進み、タイムオーバーであればステップS52に進んでマニュアルロックスタンバイを解除する。上記ステップS52の実行後はステップS10に進む。
【0035】
ところで、ステップS10で車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS60でドライバ席ドアが開いているか否かを判別し、開いていなければステップS62で全ドアが閉じ、かつ、全ドアがドアロックされているか(条件6)否かを判別する。この条件6が成立すると車両の全ドアがドアロックされて車内に携帯機が閉じこめられているため、ステップS64でドアロック部44を駆動してドアアンロック(解錠)を行ってステップS10に進む。条件6が成立しなければ、そのままステップS10に進む。
【0036】
ステップS60でドライバ席ドアが開いていればステップS66に進み、第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ステップS66でOKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS68に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。この後ステップS70でドライバ席ドアが閉じているか否かを判別し、閉じていればステップS46に進む。閉じていなければステップS68に進む。
【0037】
一方、ステップS66でOKでない場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在しないため、ステップS72でドライバ席ドアが閉じているか否かを判別し、閉じていればステップS74に進む。閉じていなければステップS68に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。ステップS74では第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKの場合、つまり、車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS76でマニュアルロックスタンバイを解除し、ステップS10に進む。また、OKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS40に進んで乗車待機状態となる。
【0038】
この実施例では、プッシュスイッチ90を操作してマニュアルロックを行った後、運転者が車外の検知エリアにいると、ステップS10,S12,S14,S18,S20が実行され、この後、運転者がドライバ席ドアハンドル82に誤って触れた場合、またはアンロックスタンバイ後タイムオーバーとなると、条件2が成立し、ステップS22でドアアンロックが行われる。このような誤動作を防止するのが次の実施例である。
【0039】
図11は本発明装置のECU20が実行するスマートエントリ及びロック処理の第2実施例のフローチャートを示す。同図中、図10と同一部分には同一符号を付す。
図11において、初期状態からステップS10に進み、第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS12で全ドアが閉じており、かつ、いずれかのドアがロックされているか(条件1)を判別する。この条件1が成立しないときはステップS10に進み、成立する場合はステップS14に進む。
【0040】
ステップS14では第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。OKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS16に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するため、ステップS18でスマートアンロック(自動解錠)のスタンバイ状態となり、ステップS20でドライバ席ドアハンドル82に設置されている人センサがオン、または、アンロックスタンバイ後タイムオーバーか(条件2)否かを判別する。なお、人センサとは、人がドライバ席ドアハンドル82に触れたときオンとなるセンサであり、アンロックスタンバイ後タイムオーバーは、ステップS18の実行後所定時間を経過するとタイムオーバーとなる。この条件2が成立すると、ステップS22でドアロック部44を駆動してドアアンロック(解錠)を行い、成立しない場合にはステップS14に進む。
【0041】
ステップS22の実行後、ステップS24でドアアンロック後所定時間を経過してドアアンロック後タイムオーバーとなったか否かを判別し、タイムオーバーであればステップS26でドアロック部44を駆動してドアロック(施錠)を行い、タイムオーバーでなければステップS28に進む。ステップS28では、ドアが開けられたか否かを判別し、ドアが開いてなければステップS24に進む。一方、ドアが開いていればステップS30に進んで、乗車待機状態となる。
【0042】
また、ステップS16でドアが開けられたか否かを判別し、ドアが開いてなければステップS10に進む。一方、ドアが開いていればステップS30に進んで、乗車待機状態となる。この後、ステップS32でドアが閉じられたか否かを判別し、ドアが閉じてなければステップS30に進む。一方、ドアが閉じていればステップS34に進む。
【0043】
ステップS34では、第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKの場合、つまり、車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS36で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。一方、ステップS34でOKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS36で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。
【0044】
ステップS36でOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS10に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS44に進む。また、ステップS38でOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS40に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS44に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。
【0045】
ステップS40では乗車待機状態となり、次にステップS42でドアが開けられた状態で、かつ、車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室内に携帯機60が存在しない状態か(条件3)否かを判別する。この条件3が成立すると、ステップS30で乗車待機状態となり、成立しない場合にはステップS40に進む。
【0046】
ステップS44でマニュアルロックスタンバイ状態となった後は、ステップS46で車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在する状態で、かつ、プッシュスイッチ90がオンか(条件8)否かを判別する。この条件8が成立すればステップS48で車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室内に携帯機60が存在しない状態で、全てのドアが閉じているか(条件7)否かを判別する。条件7が成立すれば、携帯機が車室外の検知エリアにあって、運転者によってプッシュスイッチ90が操作され、更に携帯機が車内に放置されることなく、ドアの閉じ忘れもないため、ステップS50でドアロックを行う。
【0047】
その後、ステップS80で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS10に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS80を繰り返す。つまり、プッシュスイッチ90を操作してマニュアルロックを行った後、携帯機60を持った運転者が車外の検知エリアから外に出ない限りステップS80が繰り返され、運転者が車外の検知エリアから外に出ないままで運転者がドライバ席ドアハンドル82に誤って触れた場合にも、ドアアンロックが行われることはない。
【0048】
一方、ステップS48で条件7が成立しなければ、携帯機が車内に放置されるか、またはいずれかのドアの閉じ忘れがあるため、ステップS52に進んでマニュアルロックスタンバイを解除する。また、ステップS46で条件8が成立しなければ、ステップS54でステップS44の実行後所定時間を経過しタイムオーバーとなったか否かを判別し、タイムオーバーでなければステップS46に進み、タイムオーバーであればステップS52に進んでマニュアルロックスタンバイを解除する。上記ステップS52の実行後はステップS10に進む。
【0049】
ところで、ステップS10で車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS60でドライバ席ドアが開いているか否かを判別し、開いていなければステップS62で全ドアが閉じ、かつ、全ドアがドアロックされているか(条件6)否かを判別する。この条件6が成立すると車両の全ドアがドアロックされて車内に携帯機が閉じこめられているため、ステップS64でドアロック部44を駆動してドアアンロック(解錠)を行ってステップS10に進む。条件6が成立しなければ、そのままステップS10に進む。
【0050】
ステップS60でドライバ席ドアが開いていればステップS66に進み、第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ステップS66でOKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS68に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。この後ステップS70でドライバ席ドアが閉じているか否かを判別し、閉じていればステップS46に進む。閉じていなければステップS68に進む。
【0051】
一方、ステップS66でOKでない場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在しないため、ステップS72でドライバ席ドアが閉じているか否かを判別し、閉じていればステップS74に進む。閉じていなければステップS68に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。ステップS74では第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKの場合、つまり、車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS76でマニュアルロックスタンバイを解除し、ステップS10に進む。また、OKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS40に進んで乗車待機状態となる。
【0052】
図12は本発明装置のECU20が実行するスマートエントリ及びロック処理の第3実施例のフローチャートを示す。同図中、図10と同一部分には同一符号を付す。この実施例は、マニュアルロックスタンバイ状態でマニュアルロックがされずタイムオーバーとなると、スマートロックスタンバイに移行し、また、ドアロック後スマートアンロックスタンバイに移行する。
【0053】
図12において、初期状態からステップS10に進み、第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS12で全ドアが閉じており、かつ、いずれかのドアがロックされているか(条件1)を判別する。この条件1が成立しないときはステップS10に進み、成立する場合はステップS14に進む。
【0054】
ステップS14では第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。OKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS16に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するため、ステップS18でスマートアンロック(自動解錠)のスタンバイ状態となり、ステップS20でドライバ席ドアハンドル82に設置されている人センサがオン、または、アンロックスタンバイ後タイムオーバーか(条件2)否かを判別する。なお、人センサとは、人がドライバ席ドアハンドル82に触れたときオンとなるセンサであり、アンロックスタンバイ後タイムオーバーは、ステップS18の実行後所定時間を経過するとタイムオーバーとなる。この条件2が成立すると、ステップS22でドアロック部44を駆動してドアアンロック(解錠)を行い、成立しない場合にはステップS14に進む。
【0055】
ステップS22の実行後、ステップS24でドアアンロック後所定時間を経過してドアアンロック後タイムオーバーとなったか否かを判別し、タイムオーバーであればステップS26でドアロック部44を駆動してドアロック(施錠)を行い、タイムオーバーでなければステップS28に進む。ステップS28では、ドアが開けられたか否かを判別し、ドアが開いてなければステップS24に進む。一方、ドアが開いていればステップS30に進んで、乗車待機状態となる。
【0056】
また、ステップS16でドアが開けられたか否かを判別し、ドアが開いてなければステップS10に進む。一方、ドアが開いていればステップS30に進んで、乗車待機状態となる。この後、ステップS32でドアが閉じられたか否かを判別し、ドアが閉じてなければステップS30に進む。一方、ドアが閉じていればステップS34に進む。
【0057】
ステップS34では、第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKの場合、つまり、車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS36で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。一方、ステップS34でOKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS36で第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。
【0058】
ステップS36でOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS10に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS44に進む。また、ステップS38でOKでなければ車外の検知エリアに携帯機60が存在しないためステップS90でスマートロックスタンバイが不成立であることを知らせるブザーを鳴らしてステップS40に進み、OKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS92に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。
【0059】
ステップS40では乗車待機状態となり、次にステップS42でドアが開けられた状態で、かつ、車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室内に携帯機60が存在しない状態か(条件3)否かを判別する。この条件3が成立すると、ステップS30で乗車待機状態となり、成立しない場合にはステップS40に進む。
【0060】
ステップS44でマニュアルロックスタンバイ状態となった後は、ステップS46で車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在する状態で、かつ、プッシュスイッチ90がオンか(条件8)否かを判別する。この条件8が成立すればステップS48に進み、条件8が成立しなければステップS94でマニュアルロックスタンバイ状態となった後所定時間を経過してタイムオーバーとなったか(条件9)否かを判別し、タイムオーバーでなければステップS46に戻り、タイムオーバーとなるとステップS96でスマートロックスタンバイ状態としてステップS98に進む。
【0061】
ステップS98では車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在するか否かを判別し、OKでなければステップS48に進み、OKならばステップS99でステップS44の実行後所定時間を経過しタイムオーバーとなったか否かを判別し、タイムオーバーでなければステップS98に戻り、タイムオーバーとなるとステップS48に進む。
【0062】
一方、ステップS92でマニュアルロックスタンバイ状態となった後は、ステップS100で車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在する状態で、かつ、プッシュスイッチ90がオンか(条件8)否かを判別する。この条件8が成立すればステップS48に進み、条件8が成立しなければステップS102でマニュアルロックスタンバイ状態となった後所定時間を経過してタイムオーバーとなったか(条件9)否かを判別し、タイムオーバーでなければステップS100に戻り、タイムオーバーとなるとステップS104でスマートロックスタンバイ状態とする。この後、ステップS106で車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在しない状態、または、スマートロックスタンバイ状態となった後所定時間を経過してタイムオーバーとなったか(条件4)否かを判別し、この条件が成立したときにのみステップS48に進む。
【0063】
ステップS48では車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室内に携帯機60が存在しない状態で、全てのドアが閉じているか(条件7)否かを判別する。条件7が成立すれば、携帯機が車室外の検知エリアにあって、運転者によってプッシュスイッチ90が操作され、更に携帯機が車内に放置されることなく、ドアの閉じ忘れもないため、ステップS50でドアロックを行って、ステップS10に進む。
【0064】
一方、ステップS48で条件7が成立しなければ、携帯機が車内に放置されるか、またはいずれかのドアの閉じ忘れがあるため、ステップS108に進んでマニュアルロックスタンバイ及びスマートロックスタンバイを解除してステップS10に進む。
ところで、ステップS10で車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS60でドライバ席ドアが開いているか否かを判別し、開いていなければステップS62で全ドアが閉じ、かつ、全ドアがドアロックされているか(条件6)否かを判別する。この条件6が成立すると車両の全ドアがドアロックされて車内に携帯機が閉じこめられているため、ステップS64でドアロック部44を駆動してドアアンロック(解錠)を行ってステップS10に進む。条件6が成立しなければ、そのままステップS10に進む。
【0065】
ステップS60でドライバ席ドアが開いていればステップS66に進み、第1送信アンテナ11から車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ステップS66でOKの場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在するためステップS68に進んで、マニュアルロックスタンバイ状態となる。
【0066】
この後、ステップS110で車室外リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果から車室外の検知エリアに携帯機60が存在する状態で、かつ、プッシュスイッチ90がオンか(条件8)否かを判別する。この条件8が成立すればステップS48に進み、条件8が成立しなければステップS112でマニュアルロックスタンバイ状態となった後所定時間を経過してタイムオーバーとなったか(条件9)否かを判別し、タイムオーバーでなければステップS110に戻り、タイムオーバーとなるとステップS114でスマートロックスタンバイ状態とする。この後、ステップS116でドライバ席ドアが閉じているか否かを判別し、閉じていればステップS98に進む。閉じていなければステップS114に進む。
【0067】
一方、ステップS66でOKでない場合は車外の検知エリアに携帯機60が存在しないため、ステップS72でドライバ席ドアが閉じているか否かを判別し、閉じていればステップS74に進む。閉じていなければステップS114に進んで、スマートロックスタンバイ状態となる。ステップS74では第2送信アンテナ12から車室内リクエストを行って携帯機60から返送された信号のコード照合の結果がOKか否かを判別する。ここでOKの場合、つまり、車内に携帯機60が存在する場合には、ステップS118でマニュアルロックスタンバイ及びスマートロックスタンバイを解除し、ステップS10に進む。また、OKでない場合、つまり、車内に携帯機60が存在しない場合には、ステップS90に進んでスマートロックスタンバイが不成立であることを知らせるブザーを鳴らす。
【0068】
なお、第1,第2送信アンテナ11,12及び第1,第2送信部14,16が送信要求手段に対応し、受信アンテナ22,受信部24が受信手段に対応し、ECU20及びドアロック部44がドアロック制御手段に対応し、プッシュスイッチ90がマニュアルスイッチに対応する。また、ステップS10が照合手段に対応し、ステップS18が待機状態設定手段に対応し、ステップS22がロック解錠手段に対応し、ステップS80が停止手段に対応し、ステップS34,S38が降車状態検出手段に対応し、ステップS94,S102が計時手段に対応し、ステップS46,S100がスイッチ状態検出手段に対応する。
【0069】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、車体外部に手動でドアロックを行うためのマニュアルスイッチと、
乗員の車室外への降車状態を検出する降車状態検出手段と、
降車状態が検出されてからの時間を計時する計時手段と、
マニュアルスイッチの施錠動作を検出するスイッチ状態検出手段と、
前記携帯機が車内にないことを検出する携帯機位置検出手段を設け、
降車状態が検出されマニュアルスイッチの施錠動作が検出されず所定時間が経過し、かつ、携帯機が車内になく、送信要求信号に応答した返送信号が非受信になったときに、ドアロックを行う。
このように、乗員の降車状態が検出された後にマニュアルスイッチが操作されず、所定時間が経過し、かつ、携帯機が車内になく、送信要求信号に応答した返送信号が非受信になったときに、ドアロックを行うことで、車内に携帯機が置かれた状態でドアロックが行われることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の車載機の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明装置の携帯機の一実施例のブロック図である。
【図3】第1,第2送信アンテナと携帯機60との通信を模式的に示す図である。
【図4】車両の平面図である。
【図5】ドライバ席ドアハンドルの断面図である。
【図6】ドライバ席ドアハンドルの詳細な断面図である。
【図7】ドライバ席ドアハンドルの分解斜視図である。
【図8】パッセンジャ席ドアハンドルの断面図である。
【図9】ドアハンドルの斜視図である。
【図10】本発明装置のECU20が実行するスマートエントリ及びロック処理の第1実施例のフローチャートである。
【図11】本発明装置のECU20が実行するスマートエントリ及びロック処理の第2実施例のフローチャートである。
【図12】本発明装置のECU20が実行するスマートエントリ及びロック処理の第3実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
10 車載機
11 第1送信アンテナ
12 第2送信アンテナ
14 第1送信部
16 第2送信部
20,68 ECU(電子制御装置)
22 受信アンテナ
24 受信回路
26,70 メモリ
28 操作検出部
30 ドア開閉検出部
32 センサ群
40 ステアリングロック部
42 イモビライザ部
44 ドアロック部
48 エンジン制御部
50 エンジン
60 携帯機
62 送信アンテナ
64 受信アンテナ
66 送受信回路
80 車両
82 ドライバ席ドアハンドル
84 パッセンジャ席ドアハンドル
90 プッシュスイッチ
93,108 ロータケース
110 キーシリンダ
112 キャップ
120 キー

Claims (1)

  1. 送信要求信号を送信する送信要求手段と、
    前記送信要求信号に応答した返送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段での返送信号の受信または非受信に応じて車両のドアロック/ドアアンロックを制御するドアロック制御手段と、
    前記送信要求信号に応答して返送信号を送信する携帯機とを有する車載機器遠隔制御装置において、
    車体外部に手動でドアロックを行うためのマニュアルスイッチと、
    乗員の車室外への降車状態を検出する降車状態検出手段と、
    降車状態が検出されてからの時間を計時する計時手段と、
    マニュアルスイッチの施錠動作を検出するスイッチ状態検出手段と、
    前記携帯機が車内にないことを検出する携帯機位置検出手段を設け、
    降車状態が検出されマニュアルスイッチの施錠動作が検出されず所定時間が経過し、かつ、携帯機が車内になく、送信要求信号に応答した返送信号が非受信になったときに、ドアロックを行うことを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
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