JP3582303B2 - エンジンのシリンダブロック構造 - Google Patents

エンジンのシリンダブロック構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水冷式エンジンのシリンダブロック構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水冷式エンジンのシリンダブロックは、シリンダ壁部のまわりにウォータジャケットが形成され、冷却水がウォータジャケットを循環することにより、シリンダ壁部の熱を吸収するようになっている(特開平2−153249号公報、参照)。
【0003】
従来、この種のエンジンのシリンダブロック構造としては、図15に示すようなものがある。
【0004】
これについて説明すると、シリンダブロック1は、ピストンを摺動可能に収装するシリンダ壁部10と、各シリンダ壁部10のまわりにウォータジャケット2を画成するウォータジャケット外壁部30と、ウォータジャケット外壁部30とシリンダ壁部10の途中を結ぶウォータジャケット底壁部20とを有する。
【0005】
ウォータジャケット底壁部20はシリンダ壁部10の途中に接続される。こうして、ウォータジャケット2の浅底化が為されることにより、シリンダ壁部10の過剰冷却を防止するとともに、暖機を促して排気性能やヒータ性能を改善することができる。
【0006】
ウォータジャケット外壁部30には図示しないヘッドボルトに対するヘッドボルトボス部32が形成される。ヘッドボルトボス部32のネジ孔31にはヘッドボルトがシリンダヘッドを貫通して螺合し、シリンダヘッドをシリンダブロック1に締結するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シリンダブロック1は、ヘッドボルト締結時や燃焼圧力入力時に増大するヘッドボルトの締結軸力がヘッドボルトボス部32からウォータジャケット外壁部30とウォータジャケット底壁部20を介してシリンダ壁部10へ伝わり、シリンダ壁部10を変形させる可能性がある。シリンダ壁部10が大きく変形すると、耐スカッフ性が悪化するといった問題点が生じる。
【0008】
これについて詳述すると、図15においてOは図示しないヘッドボルトの中心線であり、ヘッドボルトの締結軸力Fによりヘッドボルトボス部32が上方に引き上げられる。ウォータジャケット外壁部30およびウォータジャケット底壁部20の断面形はヘッドボルト中心線Oについて非対称であるため、ヘッドボルトボス部32にヘッドボルトを挟んで生じる反力R,R、およびR,Rがアンバランスとなり、ヘッドボルトボス部32がシリンダ中心線Oに対して傾斜する。
【0009】
ウォータジャケット底壁部20は、ウォータジャケット外壁部30とシリンダ壁部10に対して直交して接続し、ウォータジャケット底壁部20およびその近傍部の剛性が高いため、点Oを支点とするモーメント荷重Mが図中矢印で示すように働き、シリンダ壁部10の断面がその途中からシリンダ中心線Oに対して角度θをもって傾斜し、シリンダ壁部10のボア変形が生じる。なお、図15に示した各部の寸法差は、便宜上実際よりも誇張して大きくしてある。
【0010】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、エンジンのシリンダブロック構造において、シリンダ壁部のボア変化を抑制することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、ピストンを摺動可能に収装するシリンダ壁部と、シリンダ壁部のまわりにウォータジャケットを画成するウォータジャケット外壁部と、ウォータジャケット外壁部とシリンダ壁部の途中を結ぶウォータジャケット底壁部と、ウォータジャケット外壁部に形成されヘッドボルトを螺合させるヘッドボルトボス部とを備えるエンジンのシリンダブロック構造において、前記ウォータジャケット底壁部をウォータジャケット外壁部からシリンダ壁部にかけて下降するように傾斜させ、ウォータジャケット底壁部の途中に肉厚が小さくなる歪集中部を形成するものとした。
【0012】
請求項2に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1に記載の発明において、前記歪集中部をウォータジャケットの中心よりも外周側に配置するものとした。
【0013】
請求項3に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1または2に記載の発明において、前記ウォータジャケット底壁部の内外壁面を凹状に湾曲して形成するものとした。
【0014】
請求項4に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1から3のいずれか一つに記載の発明において、前記歪集中部をウォータジャケット外壁部に接続して形成するものとした。
【0015】
請求項5に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1から3のいずれか一つに記載の発明において、前記歪集中部の内壁面と外壁面の少なくとも一方に周方向に沿って窪む周溝を形成するものとした。
【0016】
請求項6に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1から3のいずれか一つに記載の発明において、前記歪集中部の内壁面と外壁面の少なくとも一方にエンボス状に窪む凹部を形成するものとした。
【0017】
請求項7に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1から6のいずれか一つに記載の発明において、前記ウォータジャケット底壁部とシリンダ壁部を結ぶリブを形成し、リブをヘッドボルトボス部に対向するように形成するものとした。
【0018】
請求項8に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1から7のいずれか一つに記載の発明において、前記ヘッドボルトボス部に近接するオイル落とし穴を備え、ウォータジャケットをその深さがオイル落とし穴に近接する部位で深くなるように形成するものとした。
【0019】
請求項9に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造は、請求項1から8のいずれか一つに記載の発明において、前記ウォータジャケットの下方にオイルギャラリを備え、オイルギャラリを画成するギャラリ壁部をウォータジャケット底壁部とシリンダ壁部を結ぶようにして形成するものとした。
【0020】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、ウォータジャケット底壁部をウォータジャケット外壁部からシリンダ壁部にかけて下降するように傾斜させ、ウォータジャケット底壁部の途中に肉厚が小さくなる歪集中部を形成する構造のため、ヘッドボルトの締結軸力によるヘッドボルトボス部の弾性変形がウォータジャケット底壁部の弾性変形によって吸収され、シリンダ壁部の変形量を低減する。
【0021】
ウォータジャケット底壁部は、その途中で肉厚が小さくなる歪集中部が形成される構造のため、ヘッドボルトの締結軸力によりヘッドボルトボス部がシリンダ中心線に対して傾斜すると、ウォータジャケット底壁部が撓むことが促される。
【0022】
ウォータジャケット底壁部がシリンダ中心線に対して傾斜するため、ヘッドボルトボス部とシリンダ壁部間におけるウォータジャケット底壁部の長さが大きくなり、ヘッドボルトの締結軸力がヘッドボルトボス部からウォータジャケット底壁部を介してシリンダ壁部へ伝わることを抑え、シリンダ壁部のボア変化を抑制する。
【0023】
シリンダ壁部のボア変化を抑制することにより、耐スカッフ性が向上するとともに、ピストンのフリクションを低減して、エンジンの燃費を低減することができる。さらに、シリンダ壁部とピストンの隙間を均一にして、隙間からクランク室に漏れるオイル消費量を低減することができる。
【0024】
請求項2に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、歪集中部はウォータジャケットの中心よりも外周側に配置される構造のため、歪集中部とシリンダ壁部間におけるウォータジャケット底壁部の長さが大きくなり、ヘッドボルトの締結軸力によりシリンダ壁部のボア変化を抑制できる。
【0025】
請求項3に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、ウォータジャケット底壁部の内外壁面を凹状に湾曲して形成する構造のため、ヘッドボルトの締結軸力によりウォータジャケット底壁部が撓むのに伴って歪集中部に応力集中が生じることを抑制できる。
【0026】
請求項4に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、歪集中部がウォータジャケット外壁部に接続する構造のため、歪集中部とシリンダ壁部間におけるウォータジャケット底壁部の長さを最大限に確保され、ヘッドボルトの締結軸力がシリンダ壁部へ伝わることを抑え、シリンダ壁部のボア変化を抑制できる。
【0027】
請求項5に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、波板状をした歪集中部は、その内外壁面に窪む各周溝によってその肉厚が削減されるため、ヘッドボルトの締結軸力によりウォータジャケット底壁部が撓むことが促され、シリンダ壁部のボア変化を有効に抑制できる。
【0028】
請求項6に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、歪集中部は、その内外壁面にエンボス状に窪む各凹部によってその肉厚が削減されるため、ヘッドボルトの締結軸力によりウォータジャケット底壁部が撓むことが促され、シリンダ壁部のボア変化を有効に抑制できる。
【0029】
請求項7に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、シリンダ壁部とウォータジャケット底壁部を結ぶリブは、ヘッドボルトボス部に対向して形成されるため、シリンダ壁部の剛性をウォータジャケット底壁部から応力を受ける部分で有効に高め、シリンダ壁部のボア変化を抑制する。この結果、シリンダ壁部の平均肉厚を小さくすることが可能となり、エンジンの軽量化がはかれる。
【0030】
請求項8に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、ウォータジャケット底壁部は、オイル落とし穴に近接しない部位においてウォータジャケット外壁部からシリンダ壁部にかけて下降するように直線状に延び、その途中に肉厚が小さくなる歪集中部が形成される構造のため、ヘッドボルトの締結軸力によるヘッドボルトボス部の弾性変形がウォータジャケット底壁部の弾性変形によって吸収され、シリンダ壁部の変形量を低減する。
【0031】
ウォータジャケット底壁部は、オイル落とし穴に近接する部位において、薄肉形状とすることができないが、ウォータジャケットの深さを大きくすることにより、ヘッドボルトボス部とウォータジャケット底壁部の距離が大きくなり、ヘッドボルトの締結軸力によるシリンダ壁部のボア変化を抑制できる。
【0032】
請求項9に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、オイルギャラリを画成するギャラリ壁部をウォータジャケット底壁部とシリンダ壁部の間に形成したため、ギャラリ壁部によってシリンダ壁部の剛性が高められ、ヘッドボルトの締結軸力によるシリンダ壁部のボア変化を抑制できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0034】
図1に示すように、シリンダブロック1は、ピストンを摺動可能に収装するシリンダ壁部10と、各シリンダ壁部10のまわりにウォータジャケット2を画成1するウォータジャケット外壁部30と、ウォータジャケット外壁部30とシリンダ壁部10の途中を結ぶウォータジャケット底壁部20と、クランク室を画成するクランクケース18等を有する。
【0035】
シリンダブロック1はウォータジャケット2におけるデッキ部12側の端部を開放した、いわゆるオープンデッキ型となっている。シリンダブロック1はアルミ合金を材質とし、金型によるダイキャスト製法により鋳造される。
【0036】
図示しないウォータポンプから送られる冷却水は、ウォータジャケット2を通ってシリンダ壁部10のまわりを循環して、シリンダ壁部10の熱を吸収しつつ、ウォータジャケット2のデッキ部12側の開口部から図示しないシリンダヘッドに設けられた連通孔を通ってシリンダヘッド内のウォータジャケットへと分流し、シリンダヘッドの熱を吸収するようになっている。
【0037】
ウォータジャケット2の底部を画成するウォータジャケット底壁部20をシリンダ壁部10の途中に接続する構造により、ウォータジャケット2をシリンダ壁部10の上部のまわりに限定して形成する浅底化が為される。ウォータジャケット2の浅底化により、シリンダ壁部10の過剰冷却を防止して、エンジンの燃費を低減することができる。また、暖機時に冷却水の温度上昇を早めて、排気性能やヒータ性能を改善することができる。
【0038】
図2に示すように、シリンダブロック1は隣り合うシリンダ壁部10どうしが互いに接合するサイアミーズ部を有しており、各シリンダ壁部10を可能な限り近接させて、エンジン全長を小さくしている。
【0039】
ウォータジャケット外壁部30にはネジ孔31が設けられるヘッドボルトボス部32が形成される。ヘッドボルトボス部32は各気筒間または気筒端に配置される。ネジ孔31には図示しないヘッドボルトがシリンダヘッドを貫通して螺合し、シリンダヘッドをシリンダブロック1に締結するようになっている。
【0040】
ところで、ウォータジャケット底壁部20がシリンダ壁部10の途中に接続するシリンダブロック1は、ヘッドボルトの締結軸力がヘッドボルトボス部32からウォータジャケット外壁部30とウォータジャケット底壁部20を介してシリンダ壁部10へ伝わり、シリンダ壁部10を変形させる可能性がある。
【0041】
本発明はこれに対処して、ウォータジャケット底壁部20はその断面中心線O20がウォータジャケット外壁部30とシリンダ壁部10の間で直線状に延び、ウォータジャケット外壁部30からシリンダ壁部10にかけて下降するように傾斜させるものとした。
【0042】
ウォータジャケット底壁部20の断面中心線O20がシリンダ壁部10の外壁面に交わる点Xは、ヘッドボルトボス部32より下側かつシリンダ壁部10の下端より上側の領域L内に配置する。
【0043】
ウォータジャケット底壁部20はその内周端部がシリンダ壁部10に鋭角を持って接続される一方、その外周端部がウォータジャケット外壁部30の鈍角を持って接続される。
【0044】
ウォータジャケット底壁部20の途中で肉厚が所定値tと小さくなる歪集中部21が形成される。この歪集中部21はウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも外周側に配置される。
【0045】
ウォータジャケット底壁部20は、その内外壁面の断面が所定の曲率Rb,Raで凹状に湾曲して形成される。ウォータジャケット底壁部20は、その肉厚がウォータジャケット外壁部30とシリンダ壁部10に接続する端部から歪集中部21にかけて次第に小さくなっている。
【0046】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0047】
ウォータジャケット底壁部20は、その断面中心線O20がウォータジャケット外壁部30からシリンダ壁部10にかけて下降するように直線状に延び、その途中に肉厚が小さくなる歪集中部21が形成される構造のため、ヘッドボルトの締結軸力によるヘッドボルトボス部32の弾性変形がウォータジャケット底壁部20の弾性変形によって吸収され、シリンダ壁部10の変形量を低減する。
【0048】
これについて詳述すると、図1においてOは図示しないヘッドボルトの中心線であり、ヘッドボルトの締結軸力によりヘッドボルトボス部32が上方に引き上げられると、ウォータジャケット外壁部30およびウォータジャケット底壁部20の断面形がヘッドボルト中心線Oについて非対称であるため、ヘッドボルトボス部32にヘッドボルト中心線Oを挟んで生じる反力がアンバランスとなり、ヘッドボルトボス部32がシリンダ中心線Oに対して傾斜し、シリンダ壁部10にウォータジャケット底壁部20の接続部を支点とするモーメント荷重Mが働き、シリンダ壁部10の断面がその途中で内側に突出しようとする。
【0049】
ウォータジャケット底壁部20は、その途中で肉厚が小さくなる歪集中部21が形成される構造のため、上述したようにヘッドボルトの締結軸力によりヘッドボルトボス部32がシリンダ中心線Oに対して傾斜すると、ウォータジャケット底壁部20が撓むことが促される。
【0050】
ウォータジャケット底壁部20がシリンダ中心線Oに対して傾斜するため、ヘッドボルトボス部32とシリンダ壁部10間におけるウォータジャケット底壁部20の長さが大きくなり、上述したようにヘッドボルトの締結軸力によりシリンダ壁部10の断面がその途中で内側に突出する変形を抑制できる。
【0051】
歪集中部21はウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも外周側に配置される構造のため、歪集中部21とシリンダ壁部10間におけるウォータジャケット底壁部20の長さが大きくなり、上述したようにヘッドボルトの締結軸力によりシリンダ壁部10の断面がその途中で内側に突出する変形を抑制できる。
【0052】
本実施形態において、ウォータジャケット底壁部20は、その内外壁面の断面が所定の曲率Rb,Raで凹状に湾曲して形成される構造のため、上述したようにヘッドボルトの締結軸力によりウォータジャケット底壁部20が撓むのに伴って歪集中部21に応力集中が生じることを抑制できる。
【0053】
このようにして、シリンダ壁部10のボア変化を抑制することにより、耐スカッフ性が向上するとともに、ピストンのフリクションを低減して、エンジンの燃費を低減することができる。さらに、シリンダ壁部10とピストンの隙間を均一にして、隙間からクランク室に漏れるオイル消費量を低減することができる。
【0054】
また、ウォータジャケット底壁部20が傾斜することにより、ウォータジャケット2はその流路断面積が下部で小さくなるため、ウォータジャケット2の上部を循環する冷却水量が増え、燃焼ガスにさらされるシリンダ壁部10の上部の冷却効果を高められ、シリンダ壁部10の温度分布を均一化することができる。
【0055】
次に、図3に示す実施形態について説明する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0056】
歪集中部22は、ウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも外周側に配置され、ウォータジャケット外壁部30に接続して形成される。歪集中部22の肉厚tは一定に形成される。
【0057】
この場合、歪集中部22がウォータジャケット外壁部30に接続する構造のため、歪集中部21とシリンダ壁部10間におけるウォータジャケット底壁部20の長さが最大限に確保され、ヘッドボルトの締結軸力がシリンダ壁部10へ伝わることを抑え、シリンダ壁部10のボア変化を有効に抑制できる。
【0058】
次に、図4、図5に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0059】
歪集中部23は、内外壁面に2条の周溝24,25がそれぞれ形成され、その断面が波板状に形成される。各周溝24,25は、ウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも外周側に配置される。
【0060】
この場合、波板状の歪集中部23は、その内外壁面の周方向に窪む各周溝24,25によってその肉厚が小さくなるため、ヘッドボルトの締結軸力によりウォータジャケット底壁部20が撓むことが促され、シリンダ壁部10のボア変化を有効に抑制できる。
【0061】
次に、図6、図7に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0062】
歪集中部26は、内外壁面に複数のエンボス状の凹部27,28がそれぞれ形成される。各凹部27,28は、ウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも外周側に配置される。
【0063】
この場合、波板状の歪集中部23は、その内外壁面にエンボス状に窪む各凹部27,28によってその肉厚が削減されるため、ヘッドボルトの締結軸力によりウォータジャケット底壁部20が撓むことが促され、シリンダ壁部10のボア変化を有効に抑制できる。
【0064】
次に、図8、図9に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0065】
ウォータジャケット底壁部20とシリンダ壁部10を結ぶリブ40が形成される。リブ40は各ヘッドボルトボス部32に対向する部位に突出している。
【0066】
リブ40はウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも内周側に配置される。リブ40のシリンダ壁部10の外壁面に対する突出高さはウォータジャケット底壁部20から離れるのにしたがって次第に小さくなっている。
【0067】
シリンダ壁部10のウォータジャケット底壁部20を結ぶリブ40は、ヘッドボルトボス部32に対向して形成されているため、シリンダ壁部10の剛性をウォータジャケット底壁部20から応力を受ける部分で有効に高め、シリンダ壁部10のボア変化を抑制する。この結果、シリンダ壁部10の平均肉厚を小さくすることが可能となり、エンジンの軽量化がはかれる。
【0068】
次に、図10〜図12に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0069】
シリンダブロック1にはオイル落とし穴51が形成される。オイル落とし穴51はシリンダヘッド上の図示しない動弁系を潤滑したオイルをクランク室へと流下させる働きをする。
【0070】
オイル落とし穴51はシリンダ中心線Oと平行に延び、ヘッドボルトボス部32に隣接して配置される。オイル落とし穴51を画成する壁部52はシリンダブロック1の外壁にリブ状に突出して形成される。
【0071】
シリンダブロック1をウォータジャケット2の深さがオイル落とし穴51に近接する部位で深くなるように形成する。すなわち、ウォータジャケット2のオイル落とし穴51に近接する部位の深さDを、ウォータジャケット2のオイル落とし穴51に近接しない部位の深さDより大きく形成する。
【0072】
ウォータジャケット底壁部20は、オイル落とし穴51に近接しない部位においてその断面通路中心線がウォータジャケット外壁部30からシリンダ壁部10にかけて下降するように直線状に延び、その途中に肉厚が小さくなる歪集中部21が形成される。このため、ヘッドボルトの締結軸力によるヘッドボルトボス部32の弾性変形がウォータジャケット底壁部20の弾性変形によって吸収され、シリンダ壁部10の変形量を低減する。
【0073】
ウォータジャケット底壁部20は、オイル落とし穴51に近接する部位において、薄肉形状とすることができないが、ウォータジャケット2の深さDを大きくすることにより、ヘッドボルトボス部32とウォータジャケット底壁部20間の距離が大きくなり、ヘッドボルトの締結軸力によるシリンダ壁部10が弾性変形することを抑制する。
【0074】
次に、図13、図14に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0075】
シリンダブロック1にはオイルギャラリ61が形成される。オイルギャラリ61はオイルを図示しない動弁系に供給する働きをする。
【0076】
オイルギャラリ61はシリンダ壁部10のまわりに沿って形成される。オイルギャラリ61を画成するギャラリ壁部62はシリンダ壁部10の外壁にリブ状に突出して形成される。
【0077】
オイルギャラリ61を画成するギャラリ壁部62は、ウォータジャケット底壁部20とシリンダ壁部10を結ぶようにして形成される。
【0078】
ウォータジャケット底壁部20はその断面中心線がウォータジャケット外壁部30とギャラリ壁部62の間で直線状に延び、ウォータジャケット外壁部30からギャラリ壁部62にかけて下降するように傾斜している。
【0079】
ウォータジャケット底壁部20の途中には肉厚が小さくなる歪集中部21が形成される。この歪集中部21はウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも外周側に配置される。
【0080】
オイルギャラリ61の通路中心はウォータジャケット2の幅Wの中心Wcよりも内周側に配置される。
【0081】
ウォータジャケット底壁部20は、その内外壁面の断面が凹状に湾曲して形成される。ウォータジャケット底壁部20は、その肉厚がウォータジャケット外壁部30とギャラリ壁部62に接続する端部から歪集中部21にかけて次第に小さくなっている。
【0082】
この場合も、ヘッドボルトの締結軸力によるヘッドボルトボス部32の弾性変形がウォータジャケット底壁部20の弾性変形によって吸収され、シリンダ壁部10の変形量を低減する。
【0083】
そして、オイルギャラリ61を画成するギャラリ壁部62をウォータジャケット底壁部20とシリンダ壁部10の間に形成したため、ギャラリ壁部62によってシリンダ壁部10の剛性が高められ、ヘッドボルトの締結軸力によるシリンダ壁部10が弾性変形することを抑制する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、図2のA−A線に沿うシリンダブロックの断面図。
【図2】同じくシリンダブロックの平面図。
【図3】他の実施形態を示すシリンダブロックの断面図。
【図4】さらに他の実施形態を示すシリンダブロックの断面図。
【図5】同じくシリンダブロックの斜視図。
【図6】さらに他の実施形態を示すシリンダブロックの断面図。
【図7】同じくシリンダブロックの斜視図。
【図8】さらに他の実施形態を示し、図9のB−B線に沿うシリンダブロックの断面図。
【図9】同じくシリンダブロックの平面図。
【図10】さらに他の実施形態を示し、図12のC−C線に沿うシリンダブロックの断面図。
【図11】同じく図12のD−D線に沿うシリンダブロックの断面図。
【図12】同じくシリンダブロックの平面図。
【図13】さらに他の実施形態を示し、図14のE−E線に沿うシリンダブロックの断面図。
【図14】同じくシリンダブロックの平面図。
【図15】従来例を示すシリンダブロックの断面図。
【符号の説明】
1 シリンダブロック
2 ウォータジャケット
10 シリンダ壁部
20 ウォータジャケット底壁部
21 歪集中部
30 ウォータジャケット外壁部
32 ヘッドボルトボス部

Claims (9)

  1. ピストンを摺動可能に収装するシリンダ壁部と、
    シリンダ壁部のまわりにウォータジャケットを画成するウォータジャケット外壁部と、
    ウォータジャケット外壁部とシリンダ壁部の途中を結ぶウォータジャケット底壁部と、
    ウォータジャケット外壁部に形成されヘッドボルトを螺合させるヘッドボルトボス部と、
    を備えるエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造において、前記ウォータジャケット底壁部をウォータジャケット外壁部からシリンダ壁部にかけて下降するように傾斜させ、
    ウォータジャケット底壁部の途中に肉厚が小さくなる歪集中部を形成したことを特徴とするエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  2. 前記歪集中部をウォータジャケットの中心よりも外周側に配置したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  3. 前記ウォータジャケット底壁部の内外壁面を凹状に湾曲して形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  4. 前記歪集中部をウォータジャケット外壁部に接続して形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  5. 前記歪集中部の内壁面と外壁面の少なくとも一方に周方向に沿って窪む周溝を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  6. 前記歪集中部の内壁面と外壁面の少なくとも一方にエンボス状に窪む凹部を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  7. 前記ウォータジャケット底壁部とシリンダ壁部を結ぶリブを形成し、リブをヘッドボルトボス部に対向するように形成したことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  8. 前記ヘッドボルトボス部に近接するオイル落とし穴を備え、ウォータジャケットをその深さがオイル落とし穴に近接する部位で深くなるように形成したことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
  9. 前記ウォータジャケットの下方にオイルギャラリを備え、オイルギャラリを画成するギャラリ壁部をウォータジャケット底壁部とシリンダ壁部を結ぶようにして形成したことを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載のエンジンのオープンデッキ型シリンダブロック構造。
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