JP3581901B2

JP3581901B2 - Fixing tool for electric fusion joint

Info

Publication number: JP3581901B2
Application number: JP07085897A
Authority: JP
Inventors: 正一飯村; 柳二逆井; 肇寺田; 敏幸上野; 道夫長谷川; 秀樹倍; 卓多胡; 茂儀永松; 剛宮田
Original assignee: サンコー瓦斯精機株式会社
Priority date: 1997-03-10
Filing date: 1997-03-10
Publication date: 2004-10-27
Anticipated expiration: 2017-03-10
Also published as: JPH10252972A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気融着式の管継手によって樹脂パイプを接続する際に用いる電気融着継手用固定工具に関する。特には、元管から突出している分岐短管が短くても施工可能な電気融着継手用固定工具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
都市ガス配管には近年ポリエチレンパイプが多用されるようになってきた。ポリエチレンパイプは、従来のメッキ鋼管や鋳鉄管と比べて、腐食や地震に強く、配管工事の施工性にも優れるからである。このポリエチレンパイプを接続する方法としては、電気融着（エレクトロフュージョン）継手（ＥＦ継手）を用いて、ポリエチレンパイプの端部外周面とＥＦ継手の内周面とを融着接合させる方法が一般的に用いられている。
【０００３】
図５は、元管から分岐管が出ているガス配管における、ＥＦ継手（エルボ）を用いたパイプの接合作業状況を示す側面図である。エルボ型のＥＦ継手１０５は、例えばポリエチレン、ポリブデン等の熱可塑性プラスチック製の９０°ベンドした管状体であり、その内面に接合孔１０５−１が設けられている。この接合孔１０５−１の内周面に沿って、継手本体内に電熱線が埋設されている。
元管１０１の上面に樹脂製の分岐短管１０３が突出している。この分岐短管１０３に、エルボ型ＥＦ継手１０５を介してポリエチレンパイプ１０７が接続される。なお、元管１０１が鉄製の場合は、後述するサドル付き分岐短管をサドル保持部材と用いて元管１０１に取り付ける。
【０００４】
このような構成のＥＦ継手を用いたパイプの接合作業においては、先ずＥＦ継手１０５の接合孔１０５−１に接合させるパイプ１０３及び１０７を挿入する。次に、短管１０３とパイプ１０７を継手接続用パイプ固定工具１０９によって固定した後、電熱線に通電する。すると、電熱線はジュール熱によって発熱し、周りの融点約１３０℃のポリエチレンを溶かし、パイプ１０３、１０７とＥＦ継手１０５とを一体化させる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の方法では、電気融着継手用固定工具（エルボクランプ）１０９が、パイプ１０３、１０７の直管部同士を掴む方式のため、分岐短管１０３にも固定工具１０９がかかるだけの高さ（図中Ｈ）が必要である。この高さＨが高くなれば、分岐管であるポリエチレンパイプ１０７の位置が高くなり、埋設管の場合は埋設深さが浅くなる。そのため、第三者の地面掘削を伴う工事の際に、分岐管１０７がパワーショベル等に引っ掛けられて損傷を受けるおそれが増す。したがって、分岐短管高さをできるだけ低くできるような固定工具が求められている。
【０００６】
本発明は、元管から突出している分岐短管が短くても施工可能であり、元管から分岐管までの立ち上がり高さを低く抑制することのできる電気融着継手用固定工具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の電気融着継手用固定工具は、元管の周面から突出する樹脂製分岐短管に電気融着継手を介して樹脂パイプを接続する際に用いる電気融着継手用固定工具であって；上記元管の外面に固定される固定部材と、上記樹脂パイプの外面に当接するクランプ部材と、該固定部材とクランプ部材との間を連結する連結部材と、を具備し、上記元管の外面に、周辺に鍔を有する分岐口が開口しており、上記固定部材がこの鍔と係合する円周溝を有することを特徴とする。
本発明の他の電気融着継手用固定工具は、上記元管が、金属製の元管本体と、この元管本体の一部周面に組み込まれたサドル付き分岐短管と、サドルを外面から押さえるサドル保持部材と、を有し、このサドル保持部材に、上記固定部材が固定されることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の電気融着継手用固定工具においては、上記電気融着継手がエルボ又はチィー型である場合特に有意義である。電気融着継手から横に出る分岐管の立ち上がり高さを低く抑えることができる。
【０００９】
本発明の電気融着継手用固定工具においては、上記連結部材が該固定部材とクランプ部材との間を相互位置調整可能に連結することが好ましい。元管と接続対象樹脂パイプ（分岐管）との位置関係が変動する場合にも問題なく対応できる。
【００１０】
本発明の電気融着継手用固定工具においては、上記固定部材、クランプ部材及び／又は連結部材が半割り構造であることが好ましい。固定工具の装着が容易となる。
【００１１】
以下、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図１は、本発明の１実施例に係る電気融着継手用固定工具を用いてフィットパイピング工法における分岐管取り出しを行う場合の、電気融着継手用固定工具周りの配置を示す図である。（Ａ）は側面断面図であり、（Ｂ）は正面図、（Ｃ）は背面図である。
図２は、フィットパイピング工法における分岐管取り出し方式の全容を表す斜視図である。
図３は、本実施例の電気融着継手用固定工具の半割りケーシングの詳細を示す図である。（Ａ）は側面図、（Ｂ）は底面図である。
図４は、本実施例の電気融着継手用固定工具の半割りカラーの詳細を示す側面図である。
【００１２】
この実施例の電気融着継手用固定工具（エルボクランプ）１は、鋳鉄管（元管）６の周面から突出する樹脂製分岐短管（立上りパイプ部）４−１に、電気融着継手３を介して樹脂パイプ（ポリエチレン管、分岐管）２を接続する際に用いるものである。同固定工具１は、鋳鉄管６の外側の割りスリーブ５の外面に固定される固定部材（半割りカラー）１５と、ポリエチレン管２の外面に当接するクランプ部材（半割りリング）１１と、該固定部材１５とクランプ部材１１との間を連結する連結部材（半割りケーシング）１３と、を具備する。そして、上記元管（割りスリーブ５）には、樹脂製分岐短管４−１が突出する、周辺に鍔５−１を有する分岐口５−４が設けられている。固定部材１５は、半割りリング状に形成されているとともに、上記鍔５−１と係合する円周溝１５−７（図４）を有する。ここで、電気融着継手３はエルボ又はチィー型である。
【００１３】
まず、図２を参照しつつフィットパイピング工法における分岐管取り出し構造を説明する。鋳鉄管（元管）６は、地中に埋設された既設のガス元管である。埋設されてから年月の経った鋳鉄管の場合、腐食によってガス洩れが起こる可能性が出てくる。また、地震や不等地盤沈下によって亀裂や折損に到る危険性もある。そこで、鋳鉄管のガス洩れを予防保全するための一工法としてフィットパイピング工法が提案されている。
【００１４】
フィットパイピング工法では、鋳鉄管６（鋼管でもよい）の内面にフィットパイプ７をライニングして、万一鋳鉄管６に亀裂が入った場合にも、内部のガスが洩れないようになる。フィットパイプ７は、比較的薄い（１５０Ａで厚さ５ｍｍ）樹脂製である。具体的には、ポリエステル繊維を円筒状の織布にし、内外面に低密度ポリエチレンをコーティングしたものである。フィットパイプ７を折りたたんだ状態で鋳鉄管６内に数十ｍから最大２００ｍにわたって引き込み、その後フィットパイプ７内に圧力蒸気（一例ゲージ圧１ｋｇ／ｃｍ^２、１０８℃）を送り込んで、鋳鉄管６の内周に沿うように膨らませる。その後フィットパイプ７が冷えてから蒸気を抜くが、熱可塑性のフィットパイプ７は鋳鉄管６の内面に沿ったパイプ形状を保つ。このフィットパイプは、既設管の内径をあまり細くしないで、経年鋳鉄管の延命・洩れ防止を画ることができるという優れた特徴がある。
【００１５】
フィットパイピング工法を施した鋳鉄管６から、各ガス需要家にガス供給するためのポリエチレンパイプの分岐管２を引き出す方法について説明する。
まず、鋳鉄管６に、ウィンドウカッターという専用工具を用いて穴６−１を開ける。
【００１６】
次に穴６−１内のフィットパイプ７にＩＦサドル４を取り付ける。ＩＦサドル４は、ポリエチレン製であり、フィットパイプ７の周面の一部に対応するサドル部４−２（平面形状楕円形、断面形状円弧形）と、このサドル部４−２の中央部から外側に立設された立上りパイプ部４−１とからなる。また、サドル部４−２の下面（内側面）には、高周波誘導加熱融着（ＩＦ）用の電熱線（図示されず）が敷設されている。このＩＦサドル４を穴６−１内のフィットパイプ７外面に当てて、ＩＦ融着させることにより、鋳鉄管（元管）６からポリエチレン製の分岐短管（立上りパイプ部４−１）が立設される。
【００１７】
ＩＦサドル４のサドル部４−２の外面には、割りスリーブ（上）５ａ（サドル保持部材）が押し当てられ、ＩＦサドル４が外側に出ないように押さえられる。割りスリーブ５は、両側にフランジ部を有する上下半割りの部材（鋳鉄製等）であって、鋳鉄管６の上下面に当てて、フランジ部をボルト締めすることにより鋳鉄管６に固定される。割りスリーブ（上）５ａの中央部にはＩＦサドル立上りパイプ部４−１の通る穴５−４が開いている。したがって、立上りパイプ部４−１の先は、割りスリーブ（上）５ａの外側に突出する（分岐管２５Ａの場合で約３０ｍｍ、図１も参照）。次に、サドル４のパイプ部４−１の穴に穿孔ホルソーを差し入れて、フィットパイプ７に穴を開ける。この突出した立上りパイプ部４−１の先に電気融着継手（エルボクランプ）３を嵌め、さらにその先にポリエチレンパイプ（分岐管）２を電気融着により接続する。
【００１８】
穴５−４の周りは、フランジ状に盛り上がった固定工具取付部５−３となっている。固定工具取付部５−３の上端外周には、リング状の鍔５−１が形成されており、鍔５−１の下には同じくリング状の溝５−２が形成されている。
【００１９】
電気融着継手３の融着時には、電気融着継手用固定工具１で、立上りパイプ部４−１と電気融着継手３、ポリエチレンパイプ２との位置関係がずれないようにそれらを固定する。なお、原則的には、固定工具１は、融着・冷却後に取り外すが、サドルパイプ部４−１や融着継手部の保護（補強）のために、固定工具１を付けたまま（埋め殺し）にしておいてもよい。
【００２０】
図１、図３、図４を参照しつつ電気融着継手用固定工具１について説明する。ここで、図１（Ａ）の上下方向を上下方向、左右方向を左右方向、紙面に垂直な方向（図１（Ｂ）の左右方向）を前後方向という。
本実施例の電気融着継手用固定工具１は、主な部材として、半割りリング１１と、半割りケーシング１３と、半割りカラー１５の３部材（６個）からなる。なお、いずれの部材も上記前後方向に２つに割れている。カラー１５は、割りスリーブ上５ａの固定工具取付部５−３に外側から係合して、固定工具１を同スリーブ５ａに対して（結果的に鋳鉄管６に対して）固定する役割を果す。ケーシング１３は、カラー１５に対して、上下方向に位置調整可能に連結されている。ケーシング１３は、内部に９０°折り曲がった空間を有し、ＥＦ継手エルボ３の外側を囲む（後述するような窓は開いている）形となっている。ケーシング１３の左上端には、リング１１が接続されている。リング１１は、その内径がポリエチレンパイプ２の外径にフィットして、固定工具１に対してパイプ２を固定する役割を果す。
【００２１】
各部の詳細について説明する。
まず、図１及び図３を参照しつつケーシング１３について説明する。ケーシング１３の外形は、四角い中空の箱状部１３−１０の左方と下方に部分円筒状の突出部１３−９及び１３−１１が突き出た形をしている。そしてケーシング１３の内部は、ＥＦ継手エルボ３を収める中空部が形成されている。本実施例では、ケーシング１３は、軽量性を考慮して、アルミニウム合金（Ａ２０１７）製としている。アルミニウムの替わりに、樹脂（エンジニアリングプラスチック、ＦＲＰ等）とすることもできる。ケーシング１３の半割れ面は、各突出部１３−９及び１３−１１の円弧の中心点から少しオフセットしており、両方のケーシング１３ａと１３ｂとの間には少し隙間（一例３ｍｍ、図１（Ｂ））が開く。
【００２２】
ケーシング１３の左方突出部１３−９の左端面はリング１１の取り付け面１３−１となっている。同端面１３−１には、メネジ１３−２が４カ所形成されており、リング１１がネジ固定される。左方突出部１３−９の中央部には、箱状部１３−１０の左端部にかけて、広い窓１３−３が開いている。この窓１３−３には、ＥＦ継手エルボ３の通電端子３−１、３−２（図２参照）が外側に顔を覗かせるように位置し、通電用のリード線の接続が可能である。
【００２３】
ケーシング１３の箱状部１３−１０の右上隅と左下隅には、ケーシングの組み立て用メネジ１３−５及び１３−６が、半割り面側から底付きで形成されている。このメネジ１３−５、１３−６には、図１（Ｂ）に示されている組み立て用ネジ１７ａ、１７ｂの先端がネジ込まれ、その締結力により、半割りケーシング１３ａと１３ｂとが組み立てられる。組み立て用ネジ１７には、ケーシングを半割りにした場合にも、片方のケーシング１３ｂから脱落しない仕組みが施されている。
【００２４】
ケーシング１３の箱状部１３−１０の中央部には、上下に延びる長穴のカラー固定用ネジ貫通長穴１３−４が形成されている。この貫通長穴１３−４には、図１（Ｂ）に示されているように、カラー固定用ネジ１９が貫通する。カラー固定用ネジ１９の先端は、カラー１５に形成されているメネジ（図４の１５−１）と螺合し、ケーシング１３に対してカラー１５を固定する。しかし、貫通長穴１３−４の長さ分だけ、カラー固定用ネジ１９は上下に移動可能なので、カラー１５の固定位置（カラー１５のケーシング１３から下方への突出量）は調整可能（本実施例の場合調整代約１１ｍｍ）である。
【００２５】
ケーシング１３の下方突出部１３−１１の中央部には、箱状部１３−１０の下端部にかけて、窓１３−７が開いている。この窓１３−７の役割は、前述の窓１３−３と同じである。なお、半割りケーシング１３ａと１３ｂは、基本的には対称な形をしている。異なる点は、ケーシング１３ｂでは、ケーシング１３ａのメネジ１３−５、１３−６に対応する位置に貫通穴（組み立て用ネジ１７が貫通する）が開いている点である。
【００２６】
次に図１及び図４を参照しつつカラー１５について説明する。
カラー１５は、基本的には、半割りの円筒状のものである。下端部は、やや肉厚の半リング部１５−８となっており、中央部側壁には、大きな窓１５−４が開いている。この窓１５−４は、一隅が開放されており、カラー１５の上部は、側片（大）１５−３と、側片（小）１５−５に別れている。
【００２７】
両側片１５−３、１５−５の外周面１５−２は、ケーシング１３の下部の穴（図３のカラー取り付け面１３−８）に嵌合する。両側片１５−３、１５−５の内周面１５−６内には、ＥＦ継手エルボ３の下部が収容される。側片１５−２の上部中央には、前述のカラー固定用のメネジ１５−１が形成されている。半リング部１５−８の内周には、半円周溝１５−７が切り込まれている。この半円周溝１５−７は、図１（Ａ）に示されているように、割りスリーブ５の固定工具取付部５−３の鍔５−１が入り込んで係合する。また、半円周溝１５−７の下の顎部１５−９は、割りスリーブ５の固定工具取付部５−３の同周溝５−２に入り込んで係合する。これにより、割りスリーブ５に対してカラー１５が固定される。なお、半割りカラー１５ａと１５ｂとは、基本的に対称な部材である。このカラー１５は、強度や耐摩耗性を考慮して、Ｓ４５Ｃ製としてある。
【００２８】
半割りリング１１は、単純な半割りリング（図１（Ｂ）参照）であり、各々４カ所の座グリ付ボルト穴を有し、ケーシング１３の左端面に取り付けられている。この実施例では、リング１１はアルミニウム合金製（Ａ２０１７）である。
【００２９】
次に、電気融着継手用固定工具１の使用方法について、図１及び図２を参照しつつまとめて説明する。
前述のように、電気融着継手用固定工具１を用いて分岐管２を接続する際には、ＩＦサドル４の立上りパイプ部（分岐短管）４−１の上端部が割りスリーブ（上）５ａの固定工具取付部５−３の穴５−４から上に出ている。この立上りパイプ部４−１を、ＥＦ継手エルボ３の下の孔に入れ、次に、エルボ３の右上の孔にポリエチレンパイプ（分岐管）２を差し込む。
【００３０】
電気融着継手用固定工具１は、半割りにしておき、カラー固定用ネジ１９はゆるめて、カラー１５がケーシング１３内で上下に動けるようにしておく。この状態で、エルボ３、固定工具取付部５−３、ポリエチレンパイプ２を挟むように、電気融着継手用固定工具１を組み付ける。この時、まずカラー１５の下端部のリング部１５−８と固定工具取付部５−３を合わせる（鍔と溝が入り込むようにする）。次に、半割りリング１１の内周がポリエチレンパイプ２の外周にきっちりと合うように、ケーシング１３とカラー１５との位置関係を調整し、カラー固定用ネジ１９を締める。最後に、組み立て用ネジ１７を締めて半割りケーシング１３を一体化する。これにて、割りスリーブ５とポリエチレンパイプ２との間がしっかりと固定される。その後、ＥＦ継手エルボ３に通電して、分岐短管４−１とエルボ３、ポリエチレンパイプ（分岐管）２とを融着接続する。
【００３１】
上記は本発明の１実施例であって、本発明がこれに限定されるものではない。上記実施例の電気融着継手用固定工具には、種々の変形を加えることも当然に可能である。
【００３２】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の電気融着継手用固定工具は、分岐短管の長さは短くてすむので、電気融着継手の元管からの立ち上がり高さを低く抑制することができる。
また、連結部材が固定部材とクランプ部材との間を相互位置調整可能に連結することとすれば、元管と接続対象樹脂パイプとの位置関係が変動する場合にも問題なく対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施例に係る電気融着継手用固定工具を用いてフィットパイピング工法における分岐管取り出しを行う場合の、電気融着継手用固定工具周りの配置を示す図である。（Ａ）は側面断面図であり、（Ｂ）は正面図、（Ｃ）は背面図である。
【図２】フィットパイピング工法における分岐管取り出し方式の全容を表す斜視図である。
【図３】本実施例の電気融着継手用固定工具の半割りケーシングの詳細を示す図である。（Ａ）は側面図、（Ｂ）は底面図である。
【図４】本実施例の電気融着継手用固定工具の半割りカラーの詳細を示す側面図である。
【図５】元管から分岐管が出ているガス配管における、ＥＦ継手（エルボ）を用いたパイプの接合作業状況を示す側面図である。
【符号の説明】
１エルボクランプ（固定工具）２ポリエチレン管
３ＥＦ継手エルボ４ＩＦサドル
４−１立上りパイプ部４−２サドル部
５割りスリーブ５−１鍔
５−２溝５−３固定工具取付部
５−４穴６鋳鉄管
７フィットパイプ（フレップライナー）
７−１穴１１半割りリング
１３半割りケーシング１３−１リング取り付け面
１３−２リング取り付け用メネジ
１３−３窓１３−４カラー固定用ネジ貫通長穴
１３−５、１３−６組み立て用メネジ
１３−７窓１３−８カラー取り付け面
１３−９左方突出部１３−１０箱状部
１３−１１下方突出部１５半割りカラー
１５−１固定用メネジ１５−２外周面
１５−３側片（大）１５−４窓
１５−５側片（小）１５−６内周面
１５−７半円周溝１５−８半リング部
１５−９顎部１７組み立て用ネジ
１９カラー固定用ネジ
１０１元管１０３分岐短管
１０５エルボＥＦ継手１０７分岐管（ポリエチレンパイプ）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fixing tool for an electric fusion joint used when connecting a resin pipe by an electric fusion type pipe joint. In particular, the present invention relates to a fixing tool for an electric fusion joint that can be installed even if a short branch pipe protruding from a main pipe is short.
[0002]
[Prior art]
In recent years, polyethylene pipes have been frequently used for city gas pipes. This is because polyethylene pipes are more resistant to corrosion and earthquakes than conventional plated steel pipes and cast iron pipes, and are excellent in workability in plumbing work. As a method for connecting the polyethylene pipe, a method is generally used in which an outer peripheral surface of the end portion of the polyethylene pipe and an inner peripheral surface of the EF joint are fusion-bonded using an electrofusion (electrofusion) joint (EF joint). It is used for
[0003]
FIG. 5 is a side view showing a joining state of pipes using an EF joint (elbow) in a gas pipe in which a branch pipe comes out of a main pipe. The elbow type EF joint 105 is, for example, a 90 ° bend tubular body made of a thermoplastic such as polyethylene or polybutene, and has a joint hole 105-1 on its inner surface. A heating wire is embedded in the joint body along the inner peripheral surface of the joint hole 105-1.
A branch short tube 103 made of resin protrudes from the upper surface of the main tube 101. A polyethylene pipe 107 is connected to the branch short pipe 103 via an elbow type EF joint 105. When the main pipe 101 is made of iron, a branch short pipe with a saddle described later is attached to the main pipe 101 using a saddle holding member.
[0004]
In the pipe joining operation using the EF joint having such a configuration, first, the pipes 103 and 107 to be joined to the joint hole 105-1 of the EF joint 105 are inserted. Next, after the short pipe 103 and the pipe 107 are fixed by the joint connecting pipe fixing tool 109, the heating wire is energized. Then, the heating wire generates heat by Joule heat, melts the surrounding polyethylene having a melting point of about 130 ° C., and integrates the pipes 103 and 107 and the EF joint 105.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional method, the fixing tool (elbow clamp) 109 for the electrofusion joint is a method in which the straight pipe portions of the pipes 103 and 107 are gripped with each other. (H in the figure) is required. When the height H increases, the position of the polyethylene pipe 107, which is a branch pipe, increases, and in the case of a buried pipe, the burying depth decreases. Therefore, at the time of construction involving ground excavation by a third party, there is an increased possibility that the branch pipe 107 is caught by a power shovel or the like and is damaged. Therefore, there is a demand for a fixing tool that can reduce the height of the branch short pipe as much as possible.
[0006]
An object of the present invention is to provide a fixing tool for an electro-fusion joint that can be installed even if a short branch pipe protruding from a main pipe is short and can suppress a rising height from a main pipe to a branch pipe to be low. With the goal.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, an electric fusion joint fixing tool according to the present invention provides an electric fusion joint used for connecting a resin pipe to a resin branch short pipe projecting from a peripheral surface of a main pipe via an electric fusion joint. A fixing member fixed to an outer surface of the main pipe; a clamp member abutting on an outer surface of the resin pipe; a connecting member connecting the fixed member and the clamp member; And a branch port having a flange on the periphery is opened on the outer surface of the main pipe, and the fixing member has a circumferential groove engaged with the flange.
Another fixing tool for an electrofusion joint according to the present invention is such that the main pipe is made of a metal main pipe main body, a branch short pipe with a saddle incorporated in a part of a peripheral surface of the main pipe main body, and an outer surface of the saddle. And a saddle holding member for holding the fixing member from above. The fixing member is fixed to the saddle holding member.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the fixing tool for an electric fusion joint of the present invention, it is particularly significant when the electric fusion joint is an elbow or a tee type. The rising height of the branch pipe protruding laterally from the electrofusion joint can be suppressed low.
[0009]
In the fixing tool for an electric fusion joint according to the present invention, it is preferable that the connecting member connects the fixing member and the clamp member so that mutual positions can be adjusted. Even when the positional relationship between the main pipe and the connection target resin pipe (branch pipe) fluctuates, it can be handled without any problem.
[0010]
In the fixing tool for an electric fusion joint of the present invention, it is preferable that the fixing member, the clamp member, and / or the connecting member have a half-split structure. Mounting of the fixing tool becomes easy.
[0011]
Hereinafter, a specific description will be given with reference to the drawings.
FIG. 1 is a diagram showing an arrangement around a fixing tool for an electric fusion joint when a branch pipe is taken out in a fit piping method using the fixing tool for an electric fusion joint according to one embodiment of the present invention. (A) is a side sectional view, (B) is a front view, and (C) is a rear view.
FIG. 2 is a perspective view showing the entire contents of the branch pipe take-out method in the fit piping method.
FIG. 3 is a diagram showing details of a half casing of the fixing tool for an electric fusion joint of the present embodiment. (A) is a side view, (B) is a bottom view.
FIG. 4 is a side view showing the details of the half-split collar of the fixing tool for an electric fusion joint of the present embodiment.
[0012]
The fixing tool (elbow clamp) 1 for an electric fusion joint according to the present embodiment is configured such that an electric fusion joint is attached to a resin branch short pipe (rising pipe portion) 4-1 projecting from the peripheral surface of a cast iron pipe (base pipe) 6. It is used when connecting a resin pipe (polyethylene pipe, branch pipe) 2 via 3. The fixing tool 1 includes a fixing member (half split collar) 15 fixed to the outer surface of the split sleeve 5 outside the cast iron pipe 6, a clamp member (half split ring) 11 abutting on the outer surface of the polyethylene pipe 2, A connection member (half casing) 13 for connecting between the fixing member 15 and the clamp member 11; The main pipe (split sleeve 5) is provided with a branch port 5-4 that has a flange 5-1 around the protruding branch pipe 4-1 made of resin. The fixing member 15 is formed in a half ring shape, and has a circumferential groove 15-7 (FIG. 4) that engages with the flange 5-1. Here, the electric fusion joint 3 is of an elbow or tee type.
[0013]
First, the branch pipe take-out structure in the fit piping method will be described with reference to FIG. The cast iron pipe (base pipe) 6 is an existing gas base pipe buried underground. In the case of cast iron pipes that have been buried for years, gas leakage may occur due to corrosion. In addition, there is a danger of cracks and breakage due to earthquakes and uneven land subsidence. Accordingly, a fitting piping method has been proposed as a method for preventing and maintaining gas leakage from a cast iron pipe.
[0014]
In the fitting piping method, the fitting pipe 7 is lined on the inner surface of the cast iron pipe 6 (or may be a steel pipe), so that even if the cast iron pipe 6 is cracked, the gas inside is prevented from leaking. The fit pipe 7 is made of a relatively thin (150 A, 5 mm thick) resin. Specifically, a polyester fiber is formed into a cylindrical woven fabric, and the inner and outer surfaces are coated with low-density polyethylene. With the fit pipe 7 folded, it is drawn into the cast iron pipe 6 over several tens of meters to a maximum of 200 m, and then pressure steam (for example, a gauge pressure of 1 kg / cm ² , 108 ° C.) is fed into the fit pipe 7 to form Inflate along the inner circumference. After that, the steam is released after the fitting pipe 7 cools, but the thermoplastic fitting pipe 7 keeps the pipe shape along the inner surface of the cast iron pipe 6. This fit pipe has an excellent feature that the life of an aged cast iron pipe can be extended and leakage can be prevented without making the inner diameter of the existing pipe too small.
[0015]
A method for extracting a branch pipe 2 of a polyethylene pipe for supplying gas to each gas consumer from the cast iron pipe 6 subjected to the fitting piping method will be described.
First, a hole 6-1 is formed in the cast iron pipe 6 using a special tool called a window cutter.
[0016]
Next, the IF saddle 4 is attached to the fit pipe 7 in the hole 6-1. The IF saddle 4 is made of polyethylene, and has a saddle portion 4-2 (planar elliptical shape, cross-sectional arc shape) corresponding to a part of the peripheral surface of the fit pipe 7, and a central portion of the saddle portion 4-2. And a rising pipe portion 4-1 erected from the outside. A heating wire (not shown) for high-frequency induction heating fusion (IF) is laid on the lower surface (inner surface) of the saddle portion 4-2. The IF saddle 4 is applied to the outer surface of the fit pipe 7 in the hole 6-1 to perform IF fusion, whereby a polyethylene short branch pipe (rise pipe section 4-1) stands up from the cast iron pipe (base pipe) 6. Is established.
[0017]
The split sleeve (upper) 5a (saddle holding member) is pressed against the outer surface of the saddle portion 4-2 of the IF saddle 4, and the IF saddle 4 is pressed so as not to go outside. The split sleeve 5 is an upper and lower half-split member (made of cast iron or the like) having flange portions on both sides. The split sleeve 5 is fixed to the cast iron tube 6 by contacting the upper and lower surfaces of the cast iron tube 6 and bolting the flange portion. . In the center of the split sleeve (upper) 5a, a hole 5-4 through which the IF saddle rising pipe portion 4-1 passes is opened. Therefore, the tip of the rising pipe portion 4-1 protrudes outside the split sleeve (upper) 5a (about 30 mm in the case of the branch pipe 25A, see also FIG. 1). Next, a perforated hole saw is inserted into the hole of the pipe portion 4-1 of the saddle 4, and a hole is formed in the fit pipe 7. An electric fusion joint (elbow clamp) 3 is fitted to the end of the protruding rising pipe portion 4-1, and a polyethylene pipe (branch pipe) 2 is further connected to the end thereof by electric fusion.
[0018]
Around the hole 5-4, there is a fixed tool mounting portion 5-3 protruding like a flange. A ring-shaped flange 5-1 is formed on the outer periphery of the upper end of the fixed tool mounting portion 5-3, and a ring-shaped groove 5-2 is formed below the flange 5-1.
[0019]
At the time of fusing the electric fusion joint 3, the fixing tool 1 for the electric fusion joint is used to fix the rising pipe portion 4-1, the electric fusion joint 3, and the polyethylene pipe 2 so that the positional relationship does not shift. Note that, in principle, the fixed tool 1 is removed after fusion and cooling. However, in order to protect (reinforce) the saddle pipe portion 4-1 and the fusion joint portion, the fixed tool 1 is attached (filled and killed). ).
[0020]
The fixing tool 1 for an electric fusion joint will be described with reference to FIGS. 1, 3 and 4. Here, the up-down direction in FIG. 1A is referred to as the up-down direction, the left-right direction is referred to as the left-right direction, and the direction perpendicular to the paper surface (left-right direction in FIG. 1B) is referred to as the front-back direction.
The fixing tool 1 for an electric fusion joint according to the present embodiment includes three members (six pieces) of a half ring 11, a half casing 13, and a half collar 15 as main members. In addition, each member is split into two in the front-rear direction. The collar 15 is engaged with the fixed tool mounting portion 5-3 on the split sleeve 5a from the outside, and serves to fix the fixed tool 1 to the sleeve 5a (and consequently to the cast iron pipe 6). . The casing 13 is connected to the collar 15 so that the position can be adjusted in the vertical direction. The casing 13 has a 90 ° bent space inside and has a shape surrounding the outside of the EF joint elbow 3 (a window to be described later is open). The ring 11 is connected to the upper left end of the casing 13. The inner diameter of the ring 11 fits the outer diameter of the polyethylene pipe 2 and serves to fix the pipe 2 to the fixing tool 1.
[0021]
Details of each part will be described.
First, the casing 13 will be described with reference to FIGS. The outer shape of the casing 13 has a shape in which partially cylindrical protrusions 13-9 and 13-11 protrude to the left and below a square hollow box-like portion 13-10. A hollow portion for housing the EF joint elbow 3 is formed inside the casing 13. In this embodiment, the casing 13 is made of an aluminum alloy (A2017) in consideration of lightness. Instead of aluminum, resin (engineering plastic, FRP, etc.) can be used. The half-split surface of the casing 13 is slightly offset from the center point of the arc of each of the protrusions 13-9 and 13-11, and a slight gap (for example, 3 mm, FIG. B)) opens.
[0022]
The left end surface of the left projection 13-9 of the casing 13 is a mounting surface 13-1 for the ring 11. On the end face 13-1, four female threads 13-2 are formed, and the ring 11 is fixed by screws. At the center of the left protruding portion 13-9, a wide window 13-3 is opened to the left end of the box-shaped portion 13-10. In this window 13-3, the energizing terminals 3-1 and 3-2 (see FIG. 2) of the EF joint elbow 3 are located so that the face can be seen outward, and a lead wire for energizing can be connected. .
[0023]
At the upper right corner and the lower left corner of the box-shaped portion 13-10 of the casing 13, internal threads 13-5 and 13-6 for assembling the casing are formed with a bottom from the half-split surface side. The tips of the assembling screws 17a and 17b shown in FIG. 1B are screwed into the female screws 13-5 and 13-6, and the half-split casings 13a and 13b are assembled by the fastening force. . The assembly screw 17 is provided with a mechanism that does not fall off from one of the casings 13b even when the casing is divided in half.
[0024]
In the center of the box-shaped portion 13-10 of the casing 13, a vertically extending elongated hole 13-4 for fixing a collar with a screw is formed. As shown in FIG. 1B, a collar fixing screw 19 penetrates through the through-hole 13-4. The distal end of the collar fixing screw 19 is screwed with a female thread (15-1 in FIG. 4) formed on the collar 15 to fix the collar 15 to the casing 13. However, since the collar fixing screw 19 can move up and down by the length of the through-hole 13-4, the fixing position of the collar 15 (the amount of the collar 15 projecting downward from the casing 13) can be adjusted (this embodiment). In the case of the example, the adjustment allowance is about 11 mm).
[0025]
A window 13-7 is opened at the center of the lower protruding portion 13-11 of the casing 13 toward the lower end of the box-shaped portion 13-10. The role of this window 13-7 is the same as that of the above-mentioned window 13-3. Note that the half casings 13a and 13b are basically symmetrical. The difference is that in the casing 13b, a through hole (through which the assembling screw 17 passes) is opened at a position corresponding to the female threads 13-5 and 13-6 of the casing 13a.
[0026]
Next, the collar 15 will be described with reference to FIGS.
The collar 15 is basically a half-cylindrical cylinder. The lower end portion is a slightly thick half ring portion 15-8, and a large window 15-4 is opened in the central side wall. This window 15-4 has an open corner, and the upper part of the collar 15 is divided into a side piece (large) 15-3 and a side piece (small) 15-5.
[0027]
Outer peripheral surfaces 15-2 of both side pieces 15-3 and 15-5 are fitted into holes in the lower part of the casing 13 (collar mounting surface 13-8 in FIG. 3). The lower part of the EF joint elbow 3 is accommodated in the inner peripheral surface 15-6 of the both side pieces 15-3 and 15-5. The above-mentioned female screw 15-1 for fixing the collar is formed at the upper center of the side piece 15-2. A semicircular groove 15-7 is cut into the inner periphery of the half ring portion 15-8. As shown in FIG. 1A, the semicircular groove 15-7 is engaged with the flange 5-1 of the fixed tool mounting portion 5-3 of the split sleeve 5 by entering. The lower jaw 15-9 below the semicircular groove 15-7 enters the same circumferential groove 5-2 of the fixed tool mounting portion 5-3 of the split sleeve 5 and engages with the same. Thereby, the collar 15 is fixed to the split sleeve 5. The half collars 15a and 15b are basically symmetric members. The collar 15 is made of S45C in consideration of strength and wear resistance.
[0028]
The half ring 11 is a simple half ring (see FIG. 1B), has four counterbored bolt holes, and is attached to the left end surface of the casing 13. In this embodiment, the ring 11 is made of an aluminum alloy (A2017).
[0029]
Next, a method of using the fixing tool 1 for an electric fusion joint will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
As described above, when connecting the branch pipe 2 using the fixing tool 1 for an electric fusion joint, the upper end of the rising pipe section (branch short pipe) 4-1 of the IF saddle 4 is split with the split sleeve (upper). It protrudes upward from the hole 5-4 of the fixed tool mounting portion 5-3 of 5a. The rising pipe portion 4-1 is inserted into a hole below the EF joint elbow 3, and then a polyethylene pipe (branch pipe) 2 is inserted into the upper right hole of the elbow 3.
[0030]
The fixing tool 1 for the electrofusion joint is divided in half, and the screw 19 for fixing the collar is loosened so that the collar 15 can move up and down in the casing 13. In this state, the fixing tool 1 for an electric fusion joint is assembled so as to sandwich the elbow 3, the fixing tool mounting portion 5-3, and the polyethylene pipe 2. At this time, first, the ring portion 15-8 at the lower end of the collar 15 and the fixed tool mounting portion 5-3 are aligned (the flange and the groove are inserted). Next, the positional relationship between the casing 13 and the collar 15 is adjusted so that the inner circumference of the half ring 11 exactly matches the outer circumference of the polyethylene pipe 2, and the collar fixing screw 19 is tightened. Finally, the assembly screws 17 are tightened to integrate the half casing 13 into one piece. Thus, the space between the split sleeve 5 and the polyethylene pipe 2 is firmly fixed. Thereafter, the EF joint elbow 3 is energized, and the branch short pipe 4-1 is fused and connected to the elbow 3 and the polyethylene pipe (branch pipe) 2.
[0031]
The above is one embodiment of the present invention, and the present invention is not limited to this. Various modifications can naturally be made to the fixing tool for the electrofusion joint of the above embodiment.
[0032]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, the electric welding fixing tool joint of the present invention, since the length of the minutes岐短tube be shortened to suppress low the rising height from the original tube electric fusion fittings be able to.
In addition, if the connecting member connects the fixing member and the clamp member so that the mutual position can be adjusted, it is possible to cope with a case where the positional relationship between the original pipe and the connection target resin pipe fluctuates.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an arrangement around a fixing tool for an electric fusion joint when a branch pipe is taken out in a fitting piping method using the fixing tool for an electric fusion joint according to one embodiment of the present invention. (A) is a side sectional view, (B) is a front view, and (C) is a rear view.
FIG. 2 is a perspective view showing the entirety of a branch pipe take-out method in a fit piping method.
FIG. 3 is a view showing details of a half casing of the fixing tool for an electric fusion joint of the present embodiment. (A) is a side view, (B) is a bottom view.
FIG. 4 is a side view showing details of a half-split collar of the fixing tool for an electric fusion joint of the present embodiment.
FIG. 5 is a side view showing a joining state of pipes using an EF joint (elbow) in a gas pipe in which a branch pipe comes out of a main pipe.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Elbow clamp (fixing tool) 2 Polyethylene pipe 3 EF joint elbow 4 IF saddle 4-1 Rise pipe section 4-2 Saddle section 5 Split sleeve 5-1 Flange 5-2 Groove 5-3 Fixed tool mounting section 5-4 Hole 6 Cast iron pipe 7 Fit pipe (Flep liner)
7-1 hole 11 half split ring 13 half split casing 13-1 ring mounting surface 13-2 ring mounting female screw 13-3 window 13-4 collar fixing screw through slot 13-5, 13-6 female screw 13 for assembly -7 Window 13-8 Collar mounting surface 13-9 Left protruding part 13-10 Box-shaped part 13-11 Lower protruding part 15 Half-split collar 15-1 Female screw for fixing 15-2 Outer peripheral surface 15-3 Side piece (Large) 15-4 Window 15-5 Side piece (small) 15-6 Inner peripheral surface 15-7 Semicircular groove 15-8 Half ring 15-9 Jaw 17 Assembly screw 19 Color fixing screw 101 Main pipe 103 Short branch pipe 105 Elbow EF joint 107 Branch pipe (polyethylene pipe)

Claims

元管の周面から突出する樹脂製分岐短管に電気融着継手を介して樹脂パイプを接続する際に用いる電気融着継手用固定工具であって；
上記元管の外面に固定される固定部材と、
上記樹脂パイプの外面に当接するクランプ部材と、
該固定部材とクランプ部材との間を連結する連結部材と、
を具備し、
上記元管の外面に、周辺に鍔を有する分岐口が開口しており、上記固定部材がこの鍔と係合する円周溝を有することを特徴とする電気融着継手用固定工具。 A fixing tool for an electric fusion joint used when connecting a resin pipe via an electric fusion joint to a resin branch short pipe protruding from a peripheral surface of a main pipe;
A fixing member fixed to the outer surface of the main pipe,
A clamp member abutting on the outer surface of the resin pipe,
A connecting member for connecting between the fixing member and the clamp member,
With
A fixing tool for an electric fusion joint, wherein a branch port having a flange on the periphery is opened on an outer surface of the main pipe, and the fixing member has a circumferential groove engaged with the flange.

元管の周面から突出する樹脂製分岐短管に電気融着継手を介して樹脂パイプを接続する際に用いる電気融着継手用固定工具であって；
上記元管の外面に固定される固定部材と、
上記樹脂パイプの外面に当接するクランプ部材と、
該固定部材とクランプ部材との間を連結する連結部材と、
を具備し、
上記元管が、金属製の元管本体と、この元管本体の一部周面に組み込まれたサドル付き分岐短管と、サドルを外面から押さえるサドル保持部材と、を有し、このサドル保持部材に、上記固定部材が固定されることを特徴とする電気融着継手用固定工具。A fixing tool for an electric fusion joint used when connecting a resin pipe via an electric fusion joint to a resin branch short pipe protruding from a peripheral surface of a main pipe;
A fixing member fixed to the outer surface of the main pipe,
A clamp member abutting on the outer surface of the resin pipe,
A connecting member for connecting between the fixing member and the clamp member,
With
The main pipe includes a metal main pipe main body, a branch short pipe with a saddle incorporated in a part of a peripheral surface of the main pipe main body, and a saddle holding member for pressing the saddle from an outer surface. A fixing tool for an electric fusion joint , wherein the fixing member is fixed to a member .

上記電気融着継手がエルボ又はチィー型であることを特徴とする請求項１又は２記載の電気融着継手用固定工具。Claim 1 or 2 electric welding fixing tool joint, wherein the said electric welding joint is an elbow or Chii type.

上記連結部材が該固定部材とクランプ部材との間を相互位置調整可能に連結することを特徴とする請求項１又は２記載の電気融着継手用固定工具。3. The fixing tool for an electro-fusion joint according to claim 1, wherein the connecting member connects the fixing member and the clamp member so as to adjust the mutual positions.

上記固定部材、クランプ部材及び／又は連結部材が半割り構造であることを特徴とする請求項１〜４いずれか１項記載の電気融着継手用固定工具。The fixing tool for an electric fusion joint according to any one of claims 1 to 4, wherein the fixing member, the clamp member, and / or the connecting member have a half-split structure.

上記サドル保持部材が、上記分岐短管の突出する、周辺に鍔の形成された固定工具取付部を有することを特徴とする請求項２記載の電気融着継手用固定工具。The fixed tool for an electro-fusion joint according to claim 2 , wherein the saddle holding member has a fixed tool mounting portion that protrudes the branch short pipe and has a flange formed around the periphery.

元管の周面から突出する樹脂製分岐短管に電気融着継手を介して樹脂パイプを接続する際に用いる電気融着継手用固定工具であって；
上記元管の外面に固定される固定部材と、
上記樹脂パイプの外面に当接するクランプ部材と、
該固定部材とクランプ部材との間を連結する連結部材と、
を具備し、
上記元管には、樹脂製分岐短管が突出する、周辺に鍔を有する分岐口が設けられており、
上記固定部材は、半割りリング状に形成されているとともに、上記鍔と係合する円周溝を有し、
上記電気融着継手がエルボ又はチィー型であることを特徴とする電気融着継手用固定工具。A fixing tool for an electric fusion joint used when connecting a resin pipe via an electric fusion joint to a resin branch short pipe protruding from a peripheral surface of a main pipe;
A fixing member fixed to the outer surface of the main pipe,
A clamp member abutting on the outer surface of the resin pipe,
A connecting member for connecting between the fixing member and the clamp member,
With
The main pipe is provided with a branch port having a flange around the projecting resin branch short pipe,
The fixing member is formed in a half ring shape, and has a circumferential groove that engages with the flange,
The fixing tool for an electric fusion joint, wherein the electric fusion joint is an elbow or a tee type.

上記連結部材が上記電気融着継手の外周部に配設された半割りケーシング構造を有することを特徴とする請求項７記載の電気融着継手用固定工具。The fixing tool for an electro-fusion joint according to claim 7, wherein the connecting member has a half-split casing structure disposed on an outer peripheral portion of the electro-fusion joint.

上記クランプ部材及び／又は連結部材がアルミニウム製又は樹脂製であり、上記固定部材が鉄製であることを特徴とする請求項１〜８いずれか１項記載の電気融着継手用固定工具。The fixing tool for an electric fusion joint according to any one of claims 1 to 8, wherein the clamp member and / or the connection member are made of aluminum or resin, and the fixing member is made of iron.