JP3581378B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3581378B2
JP3581378B2 JP11007693A JP11007693A JP3581378B2 JP 3581378 B2 JP3581378 B2 JP 3581378B2 JP 11007693 A JP11007693 A JP 11007693A JP 11007693 A JP11007693 A JP 11007693A JP 3581378 B2 JP3581378 B2 JP 3581378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character processing
operator
main body
output
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11007693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06301512A (ja
Inventor
博夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11007693A priority Critical patent/JP3581378B2/ja
Publication of JPH06301512A publication Critical patent/JPH06301512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3581378B2 publication Critical patent/JP3581378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は文字処理装置に関し、特にプリンタや表示装置等の周辺機器が文字処理装置本体に接続された文字処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の文字処理装置において、音声によるエラーメッセージ等(以下、音声メッセージという)を出力することにより前記文字処理装置の異常をオペレータに知らせるものがあるが、前記音声メッセージを出力する音声合成装置は文字処理装置本体に内蔵されているため、プリンタやイメージリーダ或いは表示装置等の異常も全て文字処理装置本体から出力される音声メッセージにより処理していた。
【0003】
また、音声メッセージの発声音量は、ソフトウェア上あるいはハードウェア上で予め設定されており、音声メッセージの内容如何にかかわらず一定とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の文字処理装置においては、音声メッセージが文字処理装置本体の所定位置からのみ音声メッセージを発する構成となっているため、オペレータが文字処理装置本体から離れた位置にいるときは、その文字処理装置本体から発せられる音声メッセージが聞き取りにくく、装置の点検などのメッセージに応じた処置を迅速に行うことができないという問題点があった。その一方で、離れた場所でも聞き取れるように、常に大きな音量で音声メッセージを出力すると、文字処理装置本体の近くにいるオペレータには、煩わしく不快なものとなってしまうという問題点もあった。
【0005】
また、前記音声メッセージについても文字処理装置本体の内容に関するものしか用意されておらず、オペレータの操作が必要なプリンタ等の周辺機器においては聞き取りやすい所望の音声メッセージが得られず、周辺機器に異常が生じたときに適切な措置を迅速に行うことができないという問題点があった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであって、文字処理装置本体及びその周辺機器に異常が発生しても迅速且つ容易にその異常を報知することができる文書処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の文字処理装置は、所定の文字処理を行う文字処理装置本体と該文字処理装置本体に接続された周辺機器とに設けられた複数の音声出力手段と、オペレータが前記文字処理装置本体近傍の所定位置に居るか否かを検知する第1の検知手段と、オペレータが前記周辺機器近傍の所定位置に居るか否かを検知する第2の検知手段と、前記文字処理装置本体からの指示に基づいて音声メッセージを生成する生成手段と、前記第1の検出手段及び前記第2の検知手段の各検知結果に基づいて、前記複数の音声出力手段の中から、音声メッセージを出力すべき音声出力手段を選択する出力選択手段と、前記第1の検出手段及び前記第2の検知手段の検知結果に基づいて音声メッセージの発声音量を決定する音量決定手段と、当該決定された発声音量で前記生成手段により生成された音声メッセージを前記選択手段により選択された音声出力手段により出力するように制御する出力制御手段とを備えたことを特徴とる。
【0008】
尚、本発明の他の特徴は下記の実施例の記載より明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0015】
図1は本発明に係る文字処理装置の一実施例(第1の実施例)を示す概略ブロック構成図であって、該文字処理装置は、所定の文字処理を行う文字処理装置本体1と、オペレータが所定位置に在るか否かを検知するオペレータ検知装置2と、前記文字処理装置本体1に必要な処理情報を供給するキーボード等の入力装置3と、前記文字処理装置本体1からの指令によって音声メッセージを生成する音声メッセージ生成装置4と、該音声メッセージ生成装置4で生成された音声を出力するスピーカ等の音声出力装置5と、前記音声メッセージ生成装置4に接続されるプリンタや表示装置(例えば、CRT)等の周辺機器6とから構成されている。また、入力装置3及び周辺機器6は、前記オペレータ検知装置2に電気的に接続され、入力装置3又は周辺機器6の近傍にオペレータが居るか否かの情報が前記オペレータ検知装置2に供給される。
【0016】
オペレータ検知装置2は、具体的には図2に示すように、入力装置3又は周辺機器6からの入力を検知する入力検知手段7と、入力装置3又は周辺機器6から入力検知手段7への入力がない非入力時間を計測するタイマ8と、入力装置3又は周辺機器6近傍の所定位置にオペレータが居るか否かを検知するオペレータ在否検知手段9とから構成されている。すなわち、前記オペレータ検知装置2は、前記入力検知手段7からの入力検知信号を受け取ってから次の入力検知信号を受け取るまでの一定時間中タイマ8を作動させると共に、前記オペレータ在否検知手段9が前記一定時間内に入力装置3又は周辺機器6からの入力が在るか否かを検知し、これによってオペレータの在否が検知される。
【0017】
また、音声メッセージ生成装置4は、図3に示すように、前記文字処理装置本体1から送られる音声メッセージの音量に応じて音量レベルを決定する発声音量決定手段10と、予め発声音量に応じて適宜段階分けされた複数のメッセージを記憶するメッセージ内容記憶手段11と、文字処理装置本体1から出力されるメッセージ内容と前記文字処理装置本体1から発生する発声音量により、前記メッセージ内容記憶手段11から所望のメッセージを選択するメッセージ内容選択手段12と、前記メッセージ内容選択手段12によって選択されたメッセージを合成する音声メッセージ合成手段13とから構成されている。
【0018】
メッセージ内容記憶手段11は、図4に示すように、文字処理装置本体1から送られ得るメッセージ内容にそれぞれに対応するメッセージが記憶された複数のメッセージ内容記憶メモリ(C1)14…を有している。そして、例えば音量レベルを4段階に分割される場合、各メッセージ内容記憶メモリ(C1)14…には、夫々の音量レベルに対応した同一内容の音声メッセージが各記憶メモリ(C2〜C5)15、……、15に記憶されている。また、音量範囲は、図中矢印Aに示す範囲で設定され、音量分割テンプレート16により音量範囲が複数段階に設定される。これにより、音量レベルに応じたメッセージ内容が選択される。図5は、あるメッセージ内容について音声メッセージの音量制御を行う手順を示すフローチャートである。
【0019】
まず、ステップS1で文字処理装置本体1からのメッセージ出力が開始されると、ステップS2で、指示されたメッセージを小さい音量で出力する。このときメッセージ音量は、該発声音量に合わせて前記メッセージ内容記憶手段11から読み出される。次いで、ステップS3に進み、オペレータ検知装置2は予め定められた一定時間中、入力装置3又は周辺機器6からの入力を待ち、ステップS4ではこの一定時間内に入力があったか否かを判断する。そして、前記一定時間内に入力があった場合は音声メッセージの出力を終了する。一方、前記一定時間に入力がなかった場合はステップ5において大きい発声音量で音声メッセージ出力する。その際のメッセージは、前記メッセージ内容記憶手段11から発声する音量に合わせて読み出される。その後、再びステップS3に戻り、更に一定時間入力を受付け、オペレータ検知装置2に何らかの入力がなされるまで繰り返す。
【0020】
図6は、周辺機器6がプリンタの場合の上記文字処理装置の動作を示したものである。
【0021】
文字処理装置本体1から、「プリンタの電源を入れて下さい」という意味のメッセージを発する状況にあるとする。
【0022】
図6(a)は、オペレータ17が文字処理装置本体1近傍の所定位置に居る場合であって、オペレータ17が文字処理装置本体1からのメッセージに対し、すぐに応答できる場合である。この場合、文字処理装置本体1からは、例えばまず小さい音量で「プリンタの電源がOFFになっています。プリンタの電源を入れて下さい。」と出力され、オペレータ17が入力装置3に入力するのを持つ。そして、オペレータ17の入力があった段階で、音声メッセージの出力処理を終了する。
【0023】
図6(b)は、オペレータ17が周辺機器6近傍の所定位置に在る場合である。この場合、文字処理装置本体1からは、図6(a)の場合と同様、例えば小さい音量で「プリンタの電源がOFFになっています。プリンタの電源を入れて下さい。」と出力され、オペレータ17の入力を持つ。しかし、オペレータ17は、文字処理装置本体1から離れた場所に在るため、小さい音量のメッセージは聞き取れない。そこで、一定時間が経過した後、文字処理装置本体1は音声メッセージがオペレータ17に伝わらなかったと判断し、大きな音量でメッセージを出力する。この時、前記メッセージ内容記憶手段11からは、同一意味のメッセージ「すいませーん。プリンタの電源を入れて下さーい!」というメッセージが読み出されて、音声出力装置5からは大きな発声音量で前記音声メッセージが出力される。
【0024】
図6(c)は、オペレータ17が文字処理装置本体1の近傍にも、周辺機器6の近傍にも居ない場合である。この場合は、図6(b)の場合と同様、まず小さい音量で出力した後、オペレータ17からの入力装置3への入力があるまで大きい音量で出力を行う。
【0025】
図6(d)は、オペレータ17が文字処理装置本体1の近傍に居るが、適切な操作ができない場合を示している。この場合は、文字処理装置本体1からは、まず小さい音量で音声メッセージが発せられ、一定時間内に何らかの入力が入力装置3にあった場合はその後の音声メッセージ出力は行なわれないが、一定時間が経過しても入力装置3への入力がなかった場合は大きい音量で音声メッセージを出力する。
【0026】
図7は、上記第1の実施例の変形例であって、超音波や赤外線等を用いた検知装置18′がオペレータ検出装置18に付設され、該検知装置18′によりオペレータ17が文字処理装置本体1の近傍に居るか否かを検知する。
【0027】
図8は、上記変形例の音量制御手順を示したフローチャートである。ステップS11でメッセージ出力が開始されると、ステップS12でオペレータ17が文字処理装置本体1近傍に居るか否かをオペレータ検知装置18により検知する。そして、オペレータ17が文字処理装置本体1の近傍に居る場合は、ステップS13において小さい音量で音声メッセージを出力する。オペレータが居ない場合には、ステップS14において大きい音量で音声メッセージを出力する。
【0028】
図9は上記変形例の動作を説明する図であって、メッセージ内容が「プリンタの電源を入れて下さい」である場合を示している。
【0029】
図9(a)は、文字処理装置本体1近傍の所定位置にオペレータ17が居る場合を示している。この場合は、前記オペレータ検知装置18によってオペレータ17の存在を直接検知し、小さい音量でメッセージ「プリンタの電源を入れて下さい」を出力する。
【0030】
図9(b)は、オペレータ17が周辺機器6近傍の所定位置に居る場合を示している。この場合は、オペレータ検知装置18が文字処理装置本体1近傍の所定位置にオペレータ17が居ないと判断するため、大きい音量で音声メッセージ「すいませーん。プリンタの電源を入れてくださーい!」を出力する。
【0031】
図9(c)は、オペレータ17が文字処理装置本体1の近傍にも周辺機器6の近傍にも居ない場合を示している。この場合もオペレータ検知装置18がオペレータ17が所定位置に居ないと判断するため、大きい音量で音声メッセージ「すいませーん、プリンタの電源を入れてくださーい!」を出力する。
【0032】
図9(d)は、オペレータ17が文字処理装置本体1近傍の所定位置に居るが、適当な操作ができない場合を示している。この場合は、オペレータ17が何も操作しなくてもオペレータ検知装置18が文字処理装置本体1近傍の所定位置にオペレータ17が居ると判断するため、常に小さい音量で音声メッセージ「プリンタの電源を入れて下さい」が出力される。上記した第1の実施例では、オペレータ17の在否を直接検知する手段がなかったため、オペレータ17が音声メッセージを無視したり、或いは一定時間内に適当な入力を行わなかった場合はオペレータ17の在否にかかわらず大きな音量で音声メッセージを出力していたが、本変形例においてはこのような不都合が生じるのを回避することができる。
【0033】
図10は第2の実施例に係る文字処理装置を示した概略ブロック構成図であって、音声メッセージ生成装置19は、上記音声出力装置5(図1)と同様の構成とされた第1の音声出力装置20に加え、周辺機器21に内蔵された第2の音声出力装置20′が接続されている。すなわち、本第2の実施例の周辺機器21には、周辺機器本体21′と第2の音声出力装置20′とが内蔵されている。
【0034】
該第2の実施例においては、音声メッセージ生成装置21が、図11に示すように、上記第1の実施例と同様の発声音量決定手段10及びメッセージ内容記憶手段11と、前記発声音量決定手段10によって決定された音量レベル及びメッセージ内容に従って前記メッセージ内容記憶手段11から適当な音声メッセージを選択するメッセージ内容取得手段22と、前記メッセージ内容取得手段22によって取得されたメッセージ内容を前記発声音量決定手段10によって決定された音量で合成する音声メッセージ合成手段23と、前記音声メッセージ合成手段23によって合成された音声メッセージを第1及び第2の音声出力装置20、20′のいずれか一方に出力する音声メッセージ分配手段24とから構成されている。
【0035】
図12は上記第2の実施例の音量制御手順を示すフローチャートである。
【0036】
ステップS21でメッセージの出力が開始されると、次いでステップS22において文字処理装置本体1及び周辺機器21から小さい音量で音声メッセージを出力する。次に、ステップS23において、一定時間オペレータからの入力を受け付け、ステップS24において、文字処理装置本体1への入力又は周辺機器6への所望の操作があったか否かを判断する。そして、入力又は操作があった場合は、音声メッセージの出力を終了する(ステップS28)。一方、入力及び操作が共になかった場合は、ステップS25で音声メッセージの発声音量を大きくし、文字処理装置本体1及び周辺機器21から大きな音量で音声メッセージを出力する。次に、ステップS26において、一定時間入力又は操作を受け付ける。その後、ステップS27で文字処理装置本体1への適当な入力又は周辺機器6への適当な操作があったか否かを判断し、入力又は操作があった場合は音声メッセージの出力を終了する一方(ステップS27)、入力及び操作のいずれもがなかった場合は、ステップS25の処理を繰り返す。
【0037】
図13は、上記第2の実施例の動作を示す図であって、「インク交換」という内容のメッセージを出力する場合を示している。
【0038】
図13(a)は、文字処理装置本体1近傍の所定位置にオペレータ17が居る場合を示している。この場合は、第1及び第2の音声出力装置20,20′から小さい音量で音声メッセージ「プリンタのインクを交換して下さい」を出力する。その後、オペレータ検知装置2はオペレータ17がインク交換したことを検知し、音声メッセージの出力を終了する。
【0039】
図13(b)は、オペレータ17が周辺機器本体21′近傍の所定位置に居る場合である。この場合、まず第1及び第2の音声出力装置20,20′から小さい音量でメッセージ「プリンタのインクを交換して下さい」を出力する。これに反応したオペレータ検知装置2は、周辺機器本体20′近傍に居るオペレータ17の操作を検知して、音声メッセージの出力を終了する。
【0040】
図13(c)は、文字処理装置本体1及び周辺機器本体21′のいずれの近傍所定位置にもオペレータ17が居ない場合を示している。この場合、まず第1及び第2の音声出力装置20,20′から小さい音量で音声メッセージ「プリンタのインクを交換して下さい」が出力され、オペレータのインク交換操作がないときは大きい音量で音声メッセージ「すいませーん。プリンタのインクを交換してくださーい!」を出力する。オペレータ17が文字処理装置本体1又は周辺機器本体21′近傍に来て何らかの入力又は操作を行うまでこの音声メッセージを繰り返し出力する。
【0041】
図13(d)は、オペレータ17が文字処理装置本体1近傍の所定位置に居るが、所望の操作ができ得ない場合である。この場合は、まず文字処理装置本体1及び周辺機器本体21′から小さい音量で音声メッセージ「プリンタのインクを交換して下さい」を出力する。そして、オペレータ17が入力装置3又は周辺機器21′に対して何らかの入力又は操作を行ったときは文字処理装置本体1又は周辺機器本体21′近傍にオペレータ17が居ると判断し、音声メッセージの出力を終了する。もしオペレータ17が入力装置3又は周辺機器本体21′に何の入力又は操作も行わなかった場合は、大きな音量で音声メッセージ「すいませーん。プリンタのインクを交換してくださーい!」を出力する。そして、オペレータ17が入力又は操作するまで前記音声メッセージを繰り返し出力する。
【0042】
図14は、上記第2の実施例の変形例であって、音声メッセージ生成装置25が、文字処理装置本体1の指令により発声音量を決定する上述と同様の発声音量決定手段10と、文字処理装置本体1から発せられる夫々のメッセージ内容について、発声位置および発声音量ごとに適当な内容の音声メッセージを記憶しているメッセージ内容記憶手段26と、前記発声音量決定手段10によって決定された発声音量及び文字処理装置本体1から指示されるメッセージ内容に基づき前記メッセージ内容記憶手段26から適当な音声メッセージを取得する第1のメッセージ内容取得手段27と、前記発声音量及び周辺機器21から出力されるべく本体から指示されるメッセージ内容に基づき前記メッセージ内容記憶手段26から適当な音声メッセージを取得する第2のメッセージ内容取得手段28と、前記第1及び第2のメッセージ内容取得手段27、28により取得された夫々のメッセージを合成する第1及び第2の音声メッセージ合成手段29,30とから構成されている。
【0043】
前記メッセージ内容記憶手段26は、具体的には図15に示すように、文字処理装置本体1から送られ得るメッセージ内容が記憶された複数のメッセージ内容記憶メモリ(C6)27…を有している。そして、メッセージ内容記憶メモリ(C6)27それぞれには、発声可能な音量の範囲を示す音量範囲(矢印、Bで示す)を複数の音量レベルに区分した音量分割テンプレート28と、発声する機器の位置を区別する発声位置別テンプレート29とを備えている。さらに、前記発声位置別テンプレート29は、例えば音量分割テンプレート28を2分割した中点を規準としてマトリックス状に4分割されている。本実施例では、メッセージ内容が「用紙補給メッセージ」の場合の4態様、すなわち、発声位置文字処理装置本体・音量大のメッセージ記憶メモリ(C7)29、発声位置文字処理装置本体・音量小のメッセージ記憶メモリ(C8)29、発声位置周辺機器・音量大のメッセージ記憶メモリ(C9)29、発声位置周辺機器・音量小のメッセージ記憶メモリ(C10)29とを備えている。尚、本実施例では、音量レベル及び発声位置が共に2つの場合を例示しているが、更に多くの音量レベル及び発声位置、例えば音量レベルを「3」、発声位置を「5」に設定してもよい。
【0044】
上記第2の実施例の変形例は、上述した図12に示すフローチャートにしたがって動作する場合、文字処理装置本体1と周辺機器21において同時に異なるメッセージを出力する。例えば、周辺機器21をプリンタとすると、文字処理装置本体1からは「プリンタのインクを取り替えて下さい」と発声するのに対して、同じタイミングでプリンタからは、「インクを取り替えて下さい」というメッセージが出力される。
【0045】
図16は第3の実施例を示した概略ブロック構成図であって、文字処理装置本体1及び周辺機器31の双方にオペレータの在否を直接検知する手段が設けられている場合である。
【0046】
すなわち、本第3の実施例に係る文字処理装置は、文字処理装置本体1近傍の所定位置にオペレータが居るか否かを検知する第1のオペレータ検知装置30と、プリンタ等の周辺機器31と、文字処理装置本体1及び周辺機器31の指令によって音声メッセージを発生する音声メッセージ生成装置32とを備え、さらに前記周辺機器31が、周辺機器本体31′と、該周辺機器本体31′近傍の所定位置にオペレータが居るか否かを検知する第2のオペレータ検知装置33と、前記音声メッセージ生成装置32により生成された音声メッセージを出力するスピーカ等の音声出力装置33とを備えている。また、上記第1及び第2のオペレータ検知装置30、33は、共に超音波や赤外線等を用いた検知装置30′、33′が付設されており、該検知装置30′、33′によりオペレータが文字処理装置本体1又は周辺機器本体31′の近傍に居るか否かが検知される。
【0047】
前記音声メッセージ生成装置32は、具体的には図17に示すように、文字処理装置本体1の指令又はメッセージの優先出力先に応じて文字処理装置本体1又は周辺機器本体31′、すなわち第1又は第2の音声出力装置20、20′のいずれから音声メッセージを発すべきか否かを選択する発生位置選択手段35と、文字処理装置本体1の指令により発声音量を決定する上記した発声音量決定手段10と、発声位置及び発声音量に応じて夫々所望の音声メッセージを記憶しているメッセージ内容記憶手段40と、前記発声位置選択手段35によって選択された発声位置(文字処理装置本体1又は周辺機器31)及び前記発声音量決定手段10によって決定された発声音量に基づき前記メッセージ内容記憶手段40から所望の音声メッセージを取得するメッセージ内容取得手段36と、前記メッセージ内容取得手段36によって取得されたメッセージ内容を合成する音声メッセージ合成手段37と、前記音声メッセージ合成手段37によって合成された音声メッセージを前記発声位置選択手段35によって選択された発声位置にある第1及び第2の音声出力装置20,20′に出力する音声メッセージ分配手段38とから構成されている。
【0048】
また、メッセージ内容記憶手段40は、図18に示すように、文字処理装置本体1から送られ得るメッセージ内容が記憶された複数のメッセージ内容記憶メモリ(C11)41…を有している。そして、メッセージ内容記憶メモリ(C11)41には、それぞれのメッセージ内容について発声可能な音量の範囲を示す音量範囲(矢印、Cで示す)を複数の音量レベルに区分した音量分割テンプレート42と、発生する機器の位置を区別する発生位置別テンプレート43と、第1及び第2の音声出力装置20,20′のうちのいずれが優先的に発声されるべきか否かを決定して記憶する優先発声位置記憶メモリ(C16)44とを備えている。さらに、前記発声位置別テンプレート43は、上記第2の実施例の変形例(図15)と同様、例えば音量分割テンプレート42を2分割した中点を規準としてマトリックス状に4分割され、夫々のテンプレートには、発声位置文字処理装置本体・音量大のメッセージ記憶メモリ(C12)43、発声位置文字処理装置本体・音量小のメッセージ記憶メモリ(C13)43、発声位置周辺機器・音量大のメッセージ記憶メモリ(C14)43、発声位置周辺機器・音量小のメッセージ記憶メモリ(C15)43が格納されている。尚、本実施例では、音量レベル及び発声位置が共に2つの場合を例示しているが、更に多くの音量レベル及び発声位置、例えば音量レベルを「3」、発声位置を「5」に設定してもよい。
【0049】
図19は上記第3の実施例の音声メッセージの音量制御手順を示したフローチャートである。
【0050】
まず、ステップS31においてメッセージ出力が開始されると、第1のオペレータ検知装置30によってオペレータが文字処理装置本体1近傍の所定位置に居るか否かを検知する。そして、オペレータが文字処理装置本体1近傍の所定位置に居ると判断された場合は、ステップS33に進み、第1の音声出力装置20から小さい音量で音声メッセージを出力した後、ステップS39に進む。一方、オペレータが文字処理装置本体1近傍の所定位置に居ない場合は、ステップS34に進み、第2のオペレータ検知装置33により、オペレータが周辺機器本体31′近傍の所定位置に居るか否かを検知する。そして、周辺機器本体31′近傍の所定位置にオペレータが居ると判断された場合は、第2の音声出力装置20′から小さい音量で音声メッセージを出力して(ステップS35)ステップS39に進む。また、文字処理装置本体1近傍の所定位置にも周辺機器本体31′近傍の所定位置にもオペレータが居ない場合は、ステップS36に進み、発生すべき音声メッセージの優先出力先を優先出力位置記憶メモリ(C16)44により判断する。そして、音声メッセージが文字処理装置本体1優先のときはステップS37において文字処理装置本体1に内蔵された第1の音声出力装置20から大きい音量で音声メッセージを出力する。一方、音声メッセージが周辺機器31優先であるときはステップS38に進み、周辺機器31に内蔵された第2の音声出力装置20′から大きい音量で音声メッセージを出力する。このような処理を行った後、ステップS39では入力を待ち、ステップS40で入力装置3への適当な入力又は周辺機器31への適当な操作があったか否かを判断する。そして適当な入力又は操作が行われた場合は、音声メッセージの出力を終了する一方(ステップS40)、適当な入力又は操作がなかった場合は、ステップS32に戻り、再び音声メッセージの出力処理を行う。
【0051】
図20は、上記第3の実施例の動作を示した図である。
【0052】
図20(a)は、文字処理装置本体1近傍の所定位置にオペレータ17が居る場合を示している。この場合は、第1のオペレータ検知装置30によってオペレータ17を直接検知し、第1の音声出力装置20から小さい音量でメッセージを出力する。
【0053】
図20(b)は、オペレータ17が周辺機器本体31′近傍の所定位置に居る場合を示している。この場合は、第2のオペレータ検知装置33は、オペレータ17が周辺機器本体31′付近に居ると判断するため、周辺機器31に内蔵された第2の音声出力装置20′から小さい音量で音声メッセージを出力する。これにより、オペレータ17が周辺機器31付近に居る場合にオペレータ17が音声メッセージを無視したり、適切な入力が行なわれないときであっても文字処理装置本体1または周辺機器31から大きな音量で音声メッセージが出力されるのを回避することができる。
【0054】
図20(c)は、文字処理装置本体1近傍の所定位置にも周辺機器本体31′近傍の所定位置にもオペレータ17が居ない場合を示している。この場合、前記第1及び第2のオペレータ検知装置30、33は、オペレータ17が居ないと判断するため、メッセージの内容に応じてメッセージ内容記憶手段40の優先発生位置指定メモリ(C16)44によって選択された文字処理装置本体1又は周辺機器本体31′のいずれか一方から、大きい音量で音声メッセージを出力する。この例では周辺機器本体31′が優先出力先となっている。
【0055】
図20(d)は、オペレータ17は文字処理装置本体1近傍の所定位置に居るが、所望の操作ができない場合を示している。この場合は、オペレータ17が何も操作しなくても第1のオペレータ検知装置30がオペレータ17は居ると判断するため、常に小さい音量で文字処理装置本体1(第1の音声出力装置20)から音声メッセージが出力される。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る文字処理装置は、オペレータの所在に応じて適切な音声出力手段から適切な音量で音声メッセージを出力することができるので、装置の異常などを報知する音声メッセージを、オペレータを不必要に煩わせることなく確実に伝えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文字処理装置の一実施例(第1の実施例)を示すブロック構成図である。
【図2】オペレータ検知装置の一実施例の詳細を示すブロック構成図である。
【図3】可変音量及び音声メッセージ生成装置の一実施例の詳細を示すブロック構成図である。
【図4】メッセージ内容記憶手段の一実施例を示す模式図である。
【図5】音量制御の制御手順の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】上記文字処理装置の動作を説明する説明図である。
【図7】上記文字処理装置の変形例を示すブロック構成図である。
【図8】上記変形例に係る文字処理装置の音量制御手順を示すフローチャートである。
【図9】上記変形例の動作を説明する説明図である。
【図10】文字処理装置の第2の実施例を示すブロック構成図である。
【図11】第2の実施例の音声メッセージ生成装置の詳細を示すブロック構成図である。
【図12】第2の実施例の音量制御手順を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施例の動作を説明する説明図である。
【図14】第2の実施例の音声メッセージ生成装置の変形例の詳細を示すブロック構成図である。
【図15】上記変形例のメッセージ内容記憶手段の詳細を示す模式図である。
【図16】文字処理装置の第3の実施例を示すブロック構成図である。
【図17】第3の実施例の音声メッセージ生成装置の詳細を示すブロック構成図である。
【図18】第3の実施例の音声メッセージ生成装置におけるメッセージ内容記憶手段の詳細を示す模式図である。
【図19】第3の実施例の音量制御手順を示すフローチャートである。
【図20】第3の実施例の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 文字処理装置本体
2 オペレータ検知装置(検知手段)
5 音声出力装置(音声メッセージ出力手段)
12 メッセージ内容選択手段(音量可変手段)
18 オペレータ検知装置(検知手段)
20 第1の音声出力装置(音声メッセージ出力手段)
20′ 第2の音声出力装置(音声メッセージ出力手段)
27 第1のメッセージ内容取得手段(音量可変手段)
28 第2のメッセージ内容取得手段(音量可変手段)
30 第1のオペレータ検知装置(第1の検知手段)
31 周辺機器
33 第2のオペレータ検知装置(第2の検知手段)
35 発声位置選択手段(優先順位決定手段)
36 メッセージ内容取付手段(音量可変手段)

Claims (5)

  1. 所定の文字処理を行う文字処理装置本体と該文字処理装置本体に接続された周辺機器とに設けられた複数の音声出力手段と、オペレータが前記文字処理装置本体近傍の所定位置に居るか否かを検知する第1の検知手段と、オペレータが前記周辺機器近傍の所定位置に居るか否かを検知する第2の検知手段と、前記文字処理装置本体からの指示に基づいて音声メッセージを生成する生成手段と、前記第1の検出手段及び前記第2の検知手段の各検知結果に基づいて、前記複数の音声出力手段の中から、音声メッセージを出力すべき音声出力手段を選択する出力選択手段と、前記第1の検出手段及び前記第2の検知手段の検知結果に基づいて音声メッセージの発声音量を決定する音量決定手段と、当該決定された発声音量で前記生成手段により生成された音声メッセージを前記選択手段により選択された音声出力手段により出力するように制御する出力制御手段とを備えたことを特徴とする文字処理装置。
  2. 前記生成手段が、前記文字処理装置本体からの指示と前記音量決定手段により決定された発声音量とに基づき複数の音声メッセージから出力すべき音声メッセージを選択する選択手段を具備していることを特徴とする請求項1記載の文字処理装置。
  3. 前記第1の検知手段が、前記オペレータからの入力の有無に基づいて該オペレータが前記文字処理装置近傍の所定位置に居るか否かを検知することを特徴とする請求項1又は2記載の文字処理装置。
  4. 前記第2の検知手段が、前記周辺機器に対するオペレータの操作の有無に基づいてオペレータが当該周辺機器近傍の所定位置に居るか否かを検知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の文字処理装置。
  5. 記生成手段が、前記複数の音声出力手段のそれぞれに対して異なる音声メッセージを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の文字処理装置。
JP11007693A 1993-04-13 1993-04-13 文字処理装置 Expired - Fee Related JP3581378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007693A JP3581378B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 文字処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007693A JP3581378B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 文字処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06301512A JPH06301512A (ja) 1994-10-28
JP3581378B2 true JP3581378B2 (ja) 2004-10-27

Family

ID=14526432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11007693A Expired - Fee Related JP3581378B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 文字処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3581378B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019206154A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06301512A (ja) 1994-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3581378B2 (ja) 文字処理装置
JPH10145157A (ja) 音量の表示装置
JP3520549B2 (ja) 電子楽器および電子楽器エディットシステム
KR910002618B1 (ko) 모뎀의 톤 제네레이터를 이용한 멜로디 재생방법
JP3775853B2 (ja) 自動販売機
JP7073709B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法及び制御プログラム並びに音響システム
JPH07156461A (ja) 画像形成装置
JP2002198753A (ja) 画面上で音質設定量を座標表示する音響装置
JPH08152972A (ja) ダイアログ出力装置
JPH11320977A (ja) プリンタ装置、携帯電話装置及びプリンタシステム
KR100298318B1 (ko) 이동무선전화기에서모뎀에이티코멘드에대한응답을신호음으로출력하는장치
JPH06266353A (ja) 電子楽器
JP3077787B2 (ja) 電子楽器のテンポ調整装置
JP3105132B2 (ja) 電子楽器の音色発生装置
JPH04235627A (ja) 情報処理装置
JP2765091B2 (ja) 映像合成制御装置
JPH09134184A (ja) 通信機能付きカラオケ装置
JPH1185958A (ja) ハンドスキャナ装置
JPH07168990A (ja) 警告発生装置
JPH07149027A (ja) 音声メッセージ機能付きの印刷装置
JP4946806B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
KR20020081792A (ko) 텍스트/음성신호 전환장치
JPH052467A (ja) 文書処理装置
JPH0485390U (ja)
JPH04249997A (ja) リモコン装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040723

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees