JP3576059B2

JP3576059B2 - Sealing device

Info

Publication number: JP3576059B2
Application number: JP2000022882A
Authority: JP
Inventors: 良雄萱本; 賢二川本; 真一濱崎
Original assignee: 株式会社湖東製作所
Priority date: 2000-01-31
Filing date: 2000-01-31
Publication date: 2004-10-13
Anticipated expiration: 2020-01-31
Also published as: JP2001205988A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、封筒のフラップを自動的に接着用テープの粘着膜により接着して封緘するための封緘装置に係り、特に接着前のフラップの曲げ成形及びテープからの粘着膜の転写形成を最適化した封緘装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、封筒に書類を入れた後にフラップ部を閉じて手動または自動的に封緘するための各種の封緘装置が数多く知られている。自動式の封緘装置は、手差しで１枚ずつまたはベルト等の搬送手段によって連続的に封筒のフラップ部を装置の中に差し込み、接着剤の塗布またはリール状に巻いた両面粘着の接着テープをフラップ上に供給して圧下し、粘着層の転写を自動的に行なうというものである。
【０００３】
接着テープを用いる封緘装置としては、たとえば実公昭５８−３５５２０号公報や特開平７−２５１９７号公報に記載のものがある。後者の公報に記載の封緘装置は、鋭角に折曲げたフラップの先端に接着テープを横半分を残して貼着し、フラップの折り目を先頭に一対のローラの間に差し込み、残りの半分の接着テープでフラップを封筒本体に接着するというものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
フラップを閉じて接着する封緘装置では、手動式及び自動式のいずれにおいても、接着前のフラップ部の曲げ成形と、フラップまたはこれが被さる封筒本体の裏面に接着層の塗布と、この塗布後のフラップの圧着との工程を含む。たとえば、両面テープ等から接着層をフラップの裏面に転写する構成としたものでは、フラップの曲げ成形と接着層の転写の工程を別々に実行するのでは、１枚の封筒の処理時間が長くなってしまう。また、両面テープから粘着層をフラップに転写するとき、先の公報に記載のようにローラの間に差し込むだけでは転写力が不足しやすく、フラップが剥がれてしまう可能性がある。
【０００５】
このように、両面テープ等から接着層をフラップ部に転写する従来の封緘装置では、フラップの曲げ成形と粘着層の転写に時間がかかるので、多量の封筒を処理する場合には作業性が大幅に低下する。また、粘着層の転写も十分でない面があるため、封緘した後にフラップが剥がれたり皺がよってしまい、封緘後の封筒の外観も不良となる。
【０００６】
また、封筒の大きさが異なるものを封緘する場合では、フラップの大きさが異なることから接着層の大きさも変える必要がある。しかしながら、従来構造では封筒のサイズに対応して自動的に接着層の大きさを最適化することはできないという問題もある。
【０００７】
本発明は、フラップの曲げ成形から粘着層による封緘処理まで短時間で完了でき、しかもフラップ剥がれ等の発生を確実に防止できる封緘装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、裏面を上向きにしてセットされた封筒に対して昇降動作する昇降ユニットと、前記昇降ユニットの下側を周回して両面粘着性の接着テープを搬送する搬送手段と、フラップを前記封筒の裏面側に折り畳む折り畳み手段とを備え、前記昇降ユニットは、前記封筒を押さえる押さえブロックと、前記フラップの付け根部分を下に曲げて当該フラップを斜め上に起立させる曲げヘッドと、前記接着テープを前記封筒の裏面に貼り付ける貼り付け具とを備え、前記押さえブロックから前記曲げヘッド及び前記貼り付け具の順に前記封筒に向けて下降させ且つ前記曲げヘッドの上昇後に前記折り畳み手段を作動させる連動関係を持つことを特徴とする。
【０００９】
本発明では、昇降ユニットと折り畳み手段の連動関係によりフラップの付け根部分を起立させながら接着テープを貼り付け具によって封筒の裏面に貼り付け、その後折り畳み手段によってフラップを曲げて接着テープにより接着でき、短い時間で確実に封緘することができる。
【００１０】
本発明においては、前記貼り付け具は、その下端を前記封筒の長手方向に揺動動作可能な貼着ヘッドを備え、前記封筒に対する前記接着テープの貼り付け位置を調節可能な構成とすることができる。
【００１１】
このような構成では、封筒のサイズによって変わるフラップの大きさに対応させて接着テープを封筒の裏面に貼り付けることができ、各種のサイズの封筒の封緘に対応できる。
【００１２】
また、前記搬送手段は、前記封筒の幅方向の寸法に応じて前記接着テープの送り量を調節可能な構成とすることもできる。
【００１３】
この構成では、封筒の幅に対して適切な長さの接着テープを貼り付けることができるので、フラップの幅方向の両端部を含めて確実に接着でき、その剥離を防止できる。
【００１４】
さらに、前記折り畳み手段は、前記フラップが被さる位置に配置され当該フラップを前記封筒の裏面まで折り曲げる曲げプレートであって、前記曲げプレートの回転駆動系統に曲げ負荷を吸収する緩衝機構を含む構成としてもよい。
【００１５】
この構成では、封筒が厚い場合に曲げプレートに対する反力負荷が大きくなっても、緩衝機構によってこれを吸収できるので回転駆動系統の保全が図れ、薄い封筒から厚い封筒までの封緘に対応できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は本発明の封緘装置の外観を示す概略斜視図である。
【００１７】
図示のように、本発明の封緘装置は、ハウジング１の前面に開けた差込み口１ａ−１から引き出し可能としたテーブル１ａを備え、このテーブル１ａに封筒１００を載せてそのフラップ１０１部分を封緘可能としたものである。そして、ハウジング１の前面には、操作スイッチ１ｂと接着用のテープの貼り付け長さを変更するための切替えノブ１ｃを設けている。
【００１８】
図２はハウジング１内に収納した封緘機構の概略を示す正面図、図３は概略左側面図である。
【００１９】
図３に示すように、ハウジング１内には第１プレート２ａと第２プレート２ｂがそれぞれ固定され、第２プレート２ｂには操作スイッチ１ｂの操作によって作動する駆動モータ３を固定している。第１，第２プレート２ａ，２ｂの間にはそれぞれに設けた軸受２ｃ，２ｄによって支持された回転軸４を配置し、駆動モータ３の出力軸３ａとこの回転軸４との間を駆動プーリ３ｂ，ベルト３ｃ及び従動プーリ３ｄによって連接している。そして、駆動モータ３によって回転駆動される回転軸４には第１カム５ａ，第２カム５ｂ，第３カム５ｃをそれぞれ固定している。
【００２０】
第１プレート２ａの正面側の左側には、図２に示すように両面粘着性の接着テープ５０を巻いたテープリール６ａを回転自在に備えるとともに、右端側には回転駆動されて接着テープ５０の生地（後述）を巻き取る巻取りリール６ｂと回転自在なガイドーラ６ｃをそれぞれ配置する。そして、第１プレート２ａの正面側の中央には封筒１００の押さえ付けとフラップ１０１の折り曲げ及び接着テープ５０の貼り付けの動作のための昇降ユニットＡを設ける。この昇降ユニットＡは第１カム５ａとリンクレバー（後述）によって昇降動作するもので、図４にその正面図、図５に左側面図を示す。
【００２１】
昇降ユニットＡは、第１プレート２ａに沿って上下動作可能としたブラケット７ａと、２本のロッド７ｂによってこのブラケット７ａに連結した受圧プレート７ｃと、第１プレート２ａの裏面に配置されブラケット７ａを上向きに付勢する引張りのスプリング７ｄとを上下駆動機構として備えたものである。２本のロッド７ｂはそれぞれ第１プレート２ａの前面に固定したスライドブロック２ｅに摺動可能に支持されている。ブラケット７ａには、封筒１００の上面を押さえる押さえブロック８とフラップ１０１の付け根部分を押し下げて曲げ癖を付けるための曲げヘッド９をそれぞれ上下に移動自在に取り付ける。押さえブロック８はブラケット７ａを貫通させたロッド８ａ（図４では省略）の下端に設けられ封筒１００の幅寸法より長い幅員を持つ。ロッド８ａはブラケット７ａの上面に係合するストッパ８ｂを一体に備え、このストッパ８ｂとスライドブロック２ｅとの間に圧縮のスプリング８ｃを組み込んでいる。また、曲げヘッド９は図５に示すように下端を先細りさせた断面形状を持ち、その幅員を押さえブロック８と同じとしたものである。この曲げヘッド９はブラケット７ａに上下に移動自在に差し込まれた２本のロッド９ａに連結されたもので、これらのロッド９ａの周りであって曲げヘッド９とブラケット７ａとの間には圧縮のスプリング９ｂを介装している。
【００２２】
受圧プレート７ｃの底面には接着テープ５０を封筒１００の裏面に貼り付けるための貼り付け具１０を連接する。この貼り付け具１０は、下端に配置される貼着ヘッド１０ａとこの貼着ヘッド１０ａに一体化したロッド１０ｂとを備え、ロッド１０ｂの上端をピン１０ｃ及び圧縮のスプリング１０ｄを介して受圧プレート７ｃに連結したものである。すなわち、ピン１０ｃは受圧プレート７ｃの長孔７ｃ−１に差し込まれ、ピン１０ｃ周りにロッド１０ｂを回動自在とすることで、貼り付け具１０は図５において左右方向に揺動可能であり、スプリング１０ｄを圧縮することで上下方向にも変位する。
【００２３】
第１プレート２ａと第２プレート２ｂとの間には、第１カム５ａによって駆動され、受圧プレート７ｃを圧下するリンクロッド１１を設ける。このリンクロッド１１は図４に示すように第１，第２プレート２ａ，２ｂによって回転自在に保持された支軸１１ａを持つほぼＬ字状のもので、一端側には第１カム５ａの周面に接触する倣いローラ１１ｂと備えるとともに他端側には受圧プレート７ｃの上面に載る圧下ローラ１１ｃを設けたものである。なお、図４において、実線で示す第１カム５ａの姿勢のときが原点位置であり、リンクロッド１１は図中の二点鎖線の姿勢となり、受圧プレート７ｃは最も高い位置まで上昇する。また、実線で示すリンクロッド１１の姿勢が下死点であり受圧プレート７ｃは最も低い位置まで下降させられる。
【００２４】
図６は第２カム５ｂによる巻取りリール６ｂの駆動機構の詳細であって、（ａ）は正面縦断面図、（ｂ）は要部の横断面図である。
【００２５】
同図の（ａ）に示すように、第１プレート２ａの裏面にボアブロック１２が固定されている。このボアブロック１２には、第２カム５ｂの周面に突き当たるローラ１２ｂを取り付けた移動子１２ａと、フランジ１２ｄを一端に固定したラック１２ｃと、フランジ１２ｄを挟んで配置した２個の圧縮のスプリング１２ｅ，１２ｆとがそれぞれ配置されている。ラック１２ｃは第１プレート２ａの裏面に回転自在に配置した平歯車の中間歯車１３ａに噛み合い、この中間歯車１３ａは巻取りリール６ｂの軸にラチェット機構（図示せず）を介して取り付けた被動歯車１３ｂに噛み合っている。第２カム５ｂは同図（ａ）において反時計方向に回転し、その半回転の間にラック１２ｃを図示の位置から右側のストロークエンドまで移動させ、残りの半回転でスプリング１２ｅ，１２ｆの復元により元の位置に復帰させる。このときラック１２ｃが右側に移動する間では、中間歯車１３ａは時計方向へ及び被動歯車１３ｂは反時計方向に回動し、巻取りリール６ｂを反時計方向に回転させる。この巻取りリール６ｂの回転によりガイドローラ６ｃとの間にニップされている接着テープ５０に送りが与えられる。また、ラック１２ｃがそのストロークエンドから左側に移動して原点位置に復帰する期間では、巻取りリール６ｂの回転軸と被動歯車１３ｂの間に設けるラチェット機構の係合が外れるようにすることで、巻取りリール６ｂはそのまま停止しラック１２ｃだけを元の位置に戻すことができる。
【００２６】
ここで、テーブル１ａに載せる封筒１００の幅のサイズは９０ｍｍと１２０ｍｍのものとし、封筒１００の大きさに応じて接着テープ５０の送り量と貼り付け位置の変更を切替えノブ１ｃによって操作できる構成とする。切替えノブ１ｃは、図６の（ｂ）に示すように、第１プレート２ａの裏面に固定したケーシング１４にスピンドル１４ａを差し込んだもので、第１カム部１４ｂと第２カム部１４ｃとを備えている。図７は第１カム部１４ｂ部分を示す概略縦断面図であり、第１カム部１４ｂは優弧状の断面形状を持ち、ラック１２ｃの先端を差し込むためにケーシング１４に開けた孔１４ｄに臨んでいる。図７の（ａ）では孔１４ｄから差し込まれるラック１２ｃの入り込み量が長く、同図の（ｂ）では短い。このため、同図の（ａ）のようにスピンドル１４ａを回転させておけばラック１２ｃのストロークは長く、同図の（ｂ）の回転姿勢ではストロークは短い。したがって、切替えノブ１ｃを操作して図７の（ａ）のように第１カム部１４ｂを設定すれば、巻取りリール６ａの回転角度を大きくして１２０ｍｍ幅の封筒１００に対応できるように接着テープを送ることができる。また、同図の（ｂ）のように設定すれば、巻取りリール６ｂの回転角度は小さくなり、９０ｍｍ幅の封筒１００に対応した接着テープ５０の送りが可能となる。
【００２７】
なお、封筒１００をテーブル１ａの上にセットするときには、図２において貼着ヘッド１０ａの左端に封筒１００の左縁が一致するように位置決めする。これにより、図２に示すように、貼着ヘッド１０ａの左端側から供給される接着テープ５０は、封筒１００縁部分からその幅にほぼ等しい長さＬだけ貼り付けられる。したがって、この長さＬが９０ｍｍ幅及び１２０ｍｍ幅となるように送り量を変えることで、封筒１００の幅寸法に対応した接着テープ５０の貼り付けが可能となる。
【００２８】
図８は切替えノブ１ｃによるテープ貼り付け位置の変更のための機構を示す詳細であって、（ａ）は要部の縦断面図、（ｂ）は同図（ａ）のＸ−Ｘ線矢視位置での横断面図である。
【００２９】
図示のように、第１プレート２ａの裏面に、円筒状のボックス１５が設けられ、このボックス１５から貼り付け具１０のロッド１０ｂ方向に向けて移動子１５ａが左右方向に移動可能に配置されている。移動子１５ａはロッド１０ｂの前後両面を挟む一対のローラ１５ｂを回転自在に備え、ボックス１５内に配置したスプリング１５ｃによって図において左側に付勢されている。一方、ボックス１５とケーシング１４の第２カム部１４ｃ部分との間には、この第２カム部１４ｃの回転姿勢によって同図（ｂ）において上下方向に移動する連接ロッド１６を設ける。この連接ロッド１６はボックス１５との間に介装したスプリング１６ａによって第２カム部１４ｃ側へ付勢され、同図（ｂ）に示すように移動子１５ａの左端に対応する面には溝１６ｂを形成している。
【００３０】
図８の状態は、切替えノブ１ｃによってスピンドル１４ａが図７の（ａ）の姿勢にあるときであり、幅が１２０ｍｍの封筒に対応させたものである。すなわち、連接ロッド１６は第２カム部１４ｃとの関係によって図８の（ｂ）において最も上側に移動しており、移動子１５ａは溝１６ｂから離れた地点で連接ロッド１６に接触している。このため、移動子１５ａは側に移動した位置に停止し、貼り付け具１０のロッド１０ｂを前方側に押し出して斜めに傾斜させている。また、切替えノブ１ｃを回転させてスピンドル１４ａが図７の（ａ）の姿勢となるときには、第２カム部１４ｃが連接ロッド１６を図８の（ｂ）において下側に移動させる関係とする。これにより、溝１６ｂ部分が移動子１５ａに対応するようになりこの移動子１５ａは同図において左側へ移動し、ロッド１０ｂを図８の（ａ）の一点鎖線で示す姿勢に設定する。
【００３１】
このように、切替えノブ１ｃの操作によって、封筒１００の幅が１２０ｍｍの場合には接着テープ５０の送り量を増やすと同時に貼り付け具１０の貼着ヘッド１０ａが第１プレート２ａから離れる向きに傾く。逆に、封筒１００の幅が９０ｍｍのものに対応させて切替えノブ１ｃを操作すれば、接着テープ５０の送り量は短くなり、貼着ヘッド１０ａは第１プレート２ａ側に近い位置に設定される。したがって、封筒１００のサイズによって接着テープ５０の長さとその貼り付け位置を合わせることができる。
【００３２】
図９は封筒１００のフラップ１０１の曲げのための要部の機構を示す縦断面図、図１０は要部の平面図、図１１は要部の正面図である。
【００３３】
ハウジング１の内部にテーブル１ａを出し入れ自在に保持する保持ブロック１７を設け、この保持ブロック１７の一端に曲げプレート１７ａを回転軸１７ｂによって連接している。保持ブロック１７と曲げプレート１７ａとの間には、曲げヘッド９の下端が差し込める程度の隙間１７ｃ（図５参照）があり、曲げヘッド９がこの隙間１７ｃに入り込んで封筒１００のフラップ１０１の付け根部分を下に押し曲げる。
【００３４】
図９において、第２プレート２ｂの前面には保持ブロック１８が固定され、この保持ブロック１８にスライダ１８ａが上下方向に摺動自在に組み込まれている。スライダ１８ａの上端には第３カム５ｃの周面に接触する軸受１８ｂが回転自在に取り付けられ、下端側には圧縮のスプリング１８ｃを介してラック１８ｄを連接して緩衝機構を構成している。ラック１８ｄの下端は第２プレート２ｂの裏面に配置した引張りのスプリング１８ｅに連接され、スライダ１８ａを第３カム５ｃ側に付勢している。更に、第２プレート２ａの前面には、ブラケット１９に回転自在に保持されラック１８ｄに噛み合う平歯の中間歯車１９ａを備え、この中間歯車１９ａを回転軸１７ｂに固定した被動歯車１９ｂに噛み合わせている。
【００３５】
なお、接着テープ５０はテープリール６ａに巻かれたもので、図１２に示すように生地５１の表面に接着層５２を微小な隙間を開けて形成したものである。そして、生地５１を上から押し付けることで、接着層５２だけを図１３に示すように封筒１００の裏面に貼り付け、その後フラップ１０１を折り曲げれば封緘することができる。
【００３６】
以上の構成において、操作スイッチ１ｂをオフしている期間では、第１カム５ａは図４の姿勢に停止し、リンクロッド１１は一点鎖線で示す姿勢に拘束されている。このとき受圧プレート７ｃは最も上のストロークエンドに保持され、押さえブロック８，曲げヘッド９及び貼り付け具１０はいずれも図５の初期状態に設定される。なお、接着テープ５０はその接着層５２が封筒１００の裏面に貼り付けられた後、図５の初期状態に戻る前に生地５１が巻取りリール６ｂによって巻き取られ、新たな接着層５２が貼着ヘッド１０ａの下側に回り込む。
【００３７】
ここで、テーブル１ａに載せて開口１ａ−１の中に差し込む封筒１００は図１３の（ｂ）に示す幅が１２０ｍｍのものとする。この場合、切替えノブ１ｃは図１に示す姿勢にあり、この切替えノブ１ｃに連接したスピンドル１４ａは図７の（ａ）に示すように１４ｄに第１カム部１４ｂが臨み、ラック１２ｃのストロークを長く設定している。同時に、連接ロッド１６は図８の（ｂ）の状態に第１カム部１４ｃによって設定され、移動子１５ａによって貼り付け具１０のロッド１０ｂは図８の（ａ）の実線で示すように第１プレート２ａから離れる向きに傾斜している。なお、封筒１００は、先に述べたように、そのフラップ１０１の付け根部分が保持ブロック１７と曲げプレート１７ａの間の隙間に対応するようにセットされると同時に、図２において貼着ヘッド１０ａに左端に封筒１００の左縁を合わせて位置決めされる。
【００３８】
操作スイッチ１ｂをオンすると、駆動モータ３が作動して回転軸４を回転駆動させ、第１〜第３カム５ａ〜５ｂを一体に回転させる。この回転軸４の回転によって図４における第１カム５ａ，図６の（ａ）における第２カム５ｂ及び図１１における第３カム５ｃはいずれも反時計方向に回動し、これらの第１〜第３カム５ａ〜５ｃのそれぞれの形状によって、昇降ユニットＡの昇降動作、巻取りリール６ｂによる接着テープ５０の送り及び曲げプレート１７ａの回動動作が連動操作される。
【００３９】
回転軸４が回転を始めると、第１カム５ａがリンクロッド１１を回動させ、図４の一点鎖線で示す初期位置から受圧プレート７を押し下げて実線で示す位置まで下降させる。すなわち、昇降ユニットは図５に示す初期状態にあり、リンクロッド１１の回動による受圧プレート７ｃに対する押圧により、図１４〜図１６の順に動作させる。図１４では押さえブロック８がテーブル１ａに連なる保持ブロック１７の上に被さっている封筒１００を押さえる。これにより、封筒１００はそのフラップ１０１部分を曲げプレート１７ａの上に載せ保持ブロック１７とテーブル１ａの上に拘束保持される。
【００４０】
第１カム５ａが更に回転してリンクロッド１１により受圧プレート７ｃが押し下げられると、図１５に示すように曲げヘッド９が封筒１００のフラップ１０１の付け根部分を下に押し、曲げヘッド９の下端が隙間１７ｃの間に入り込む。これにより、曲げプレート１７ａの上のフラップ１０１は上に押し曲げられ、同図に示すように曲げプレート１７ａの上に斜めに立ち上がる。
【００４１】
第１カム５ａの回転によってリンクロッド１１がその下死点まで回動すると、図１６に示すように貼り付け具１０の貼着ヘッド１０ａが封筒１００の裏面に突き当たり、その後第１カム１５ａの回転により昇降ユニットＡは上昇し、図１６，図１５の順に動作し、貼着ヘッド１０ａと曲げヘッド９はそれぞれ封筒１００から離れる。このとき、貼着ヘッド１０ａの下面には、前述のように接着テープ５０が送り込まれているので、その接着層５２が図１３の（ｂ）に示すように封筒１００の裏面に貼り付けられる。一方、接着層５２の貼り付け後に昇降ユニットＡが上昇し始める時刻から第２カム５ｂにより図６においてラック１２ｃを右側に移動させて中間歯車１３ａ及び被動歯車１３ｂを介して巻取りリール６ｂを反時計方向に回転させる。これにより、接着層５２が離脱した生地５１が巻取りリール６ｂに巻き取られ、テープリール６ａから接着層５２を保持した接着テープ５０が貼着ヘッド１０ａの下に回りこみ、次の接着のために待機する。
【００４２】
貼着ヘッド１０及び曲げヘッド９が図１４のように上側に移動していく時期に合わせて、図９において第３カム５ａによりスライダ１８ａが下に押され、このスライダ１８ａに連接したラック１８ｄが下降する。これにより、中間歯車１９ａ及び被動歯車１９ｂの回転伝達により曲げプレート１７ａが図９の姿勢から時計方向にほぼ１８０度回転する。したがって、曲げプレート１７ａはその上方で傾斜しているフラップ１０１を折り曲げ、このフラップ１０１の裏面を図１３の（ｂ）に示す接着層５２に重ね合わせて封緘する。この後、第３カム５ａの形状によってスライダ１８ａが図９において上昇してラック１８ｄを引き上げ、曲げプレート１７ａを図９の初期位置に戻す。同時に回転軸４が一回転する間の第１カム５ａの回動により、図１４に示した押さえブロック８は上昇して図５の初期状態に復帰する。
【００４３】
このように、封筒１００をテーブル１ａに載せてセットして操作スイッチ１ｂをオンするだけで、押さえブロック８による封筒１０１の固定保持，曲げヘッド９によるフラップ１０１の曲げくせ付け，貼着ヘッド１０ａによる接着テープ５０からの接着層５２の貼り付け，曲げプレート１７ａによるフラップ１０１の折り曲げと接着層５２による接着の工程が自動的に行われる。
【００４４】
以上の例では、図１３の（ｂ）に示した幅１２０ｍｍの封筒を使用した場合である。このとき、切替えノブ１ｃによる巻取りリール６ｂの巻取り量と図８に示した貼着ヘッド１０のロッド１０ｂに対する傾動操作機構によって、１２０ｍｍ幅の封筒１００に対応した接着層５２の形成長さとフラップ１０１の付け根部分との距離が調整される。すなわち、接着層５２はフラップ１０１と折り曲げたときの先端部の幅全体に対応するように封筒１００の裏面に形成される。一方、図１３の（ａ）に示す幅９０ｍｍの封筒１００を使用するときは、切替えノブ１ｃの操作によりスピンドル１４ａの第１カム部１４ｂを図７の（ｂ）の姿勢とすることでラック１２ｃのストロークを短くし、巻取りリール６ｂの巻取り長さを短くする。同時に図８に示した機構によって、貼り付け具１０のロッド１０ｂが同図８の（ａ）に示す一点鎖線の姿勢に設定される。これにより、図１３の（ａ）に示すように封筒１００の裏面に形成される接着層５２は１２０ｍｍ幅のものに比べてフラップ１０１側に近くその長さも９０ｍｍの幅に対応したものとなる。このように、封筒１００のサイズが変わっても、切替えノブ１ｃを操作するだけで接着テープ５０による接着層５２の位置と長さを封筒１００の大きさに応じて変更できる。なお、接着層５２の長さは、図２において貼着ヘッド１０ａの左端から下端に沿う長さＬの接着テープ５０に相当して形成される。
【００４５】
また、封筒１００の紙質によってその厚さもさまざまに変わるので、曲げプレート１７ａによる押圧力が一定であると封筒１００が厚い場合にはラック１８ｄや中間歯車１９ａに過大な負荷が加わる。これに対し、曲げプレート１７ａを回転駆動させるラック１８ｄは圧縮のスプリング１８ｃによって付勢されているので、封筒１００が厚い場合にはラック１８ｄが上に逃げる遊びの動作が可能である。したがって、ラック１８ｄと中間歯車１９ａの噛み合いが速やかになり、負荷による損傷を防ぐことができる。
【００４６】
【発明の効果】
本発明では、昇降ユニットと折り畳み手段の連動関係によりフラップの付け根部分を起立させながら接着テープを貼り付け具によって封筒の裏面に貼り付け、その後折り畳み手段によってフラップを曲げて接着テープにより接着でき、短い時間で確実に封緘でき、作業性を向上させることができる。
【００４７】
また、接着テープの貼り付け位置や長さを調節できる構成としたものでは、封筒の幅のサイズによるフラップの大きさに対応した接着テープによる封緘ができ、フラップの剥離を防止できる。更に、折り畳み手段の曲げプレートの回転駆動系に負荷吸収用の緩衝機構を備えるものでは、厚手の封筒であってもその反力負荷の影響を押さえることができ、装置の耐用性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の封緘装置の外観を示す概略斜視図である。
【図２】封緘装置の内部構造の概略を示す正面図である。
【図３】封緘装置の内部構造の概略を示す左側面図である。
【図４】昇降ユニットと第１カム及びリンクロッドの連接構造を示す要部の正面図である。
【図５】昇降機構の初期状態を示す左側面図である。
【図６】接着テープの巻取り機構を示す詳細図であって、（ａ）は要部の正面縦断面図、（ｂ）は要部の横断面図である。
【図７】切替えノブに連接したスピンドルの第１カム部の要部であって、（ａ）は駆動用のラックのストロークを大きくする第１カム部の姿勢、（ｂ）はストロークを小さくする第１カム部の姿勢を示す縦断面図である。
【図８】貼り付け具により接着テープの貼り付け位置の変更機構の詳細であって、（ａ）は要部の縦断面図、（ｂ）は同図（ａ）のＸ−Ｘ線矢視による要部の横断面図である。
【図９】封筒のフラップの曲げ機構の詳細をその駆動系とともに示す要部の縦断面図である。
【図１０】封筒のフラップの曲げ機構をテーブルとともに示す要部の平面図である。
【図１１】封筒のフランジの曲げ機構の駆動系を示す要部の正面図である。
【図１２】本発明の封緘装置で使用する接着テープの構成を示す説明図である。
【図１３】封筒の裏面に接着テープの接着層を形成した図であって、（ａ）は９０ｍｍ幅の封筒での接着層の形成位置、（ｂ）は１２０ｍｍ幅の封筒での接着層の形成位置を示す。
【図１４】昇降ユニットを下降させて押さえブロックによって封筒を固定保持したときの要部の左側面図である。
【図１５】曲げヘッドによってフランジの封筒を曲げる位置まで昇降ユニットを下降させたときの要部の左側面図である。
【図１６】貼り付け具の貼着ヘッドが封筒の裏面に当たるまで昇降ユニットを下降させたときの要部の左側面図である。
【符号の説明】
１ハウジング
１ａテーブル
１ｂ操作スイッチ
１ｃ切替えノブ
２ａ第１プレート
２ｂ第２プレート
３駆動モータ
４回転軸
５ａ第１カム
５ｂ第２カム
５ｃ第３カム
６ａテープリール
６ｂ巻取りリール
７ａブラケット
７ｂロッド
７ｃ受圧プレート
７ｃ−１長孔
７ｄスプリング
８押さえプレート
８ａロッド
８ｂストッパ
８ｃスプリング
９曲げヘッド
１０貼り付け具
１０ａ貼着ヘッド
１０ｂロッド
１０ｃピン
１０ｄスプリング
１１リンクロッド
１１ａ支軸
１１ｂ倣いローラ
１１ｃ圧下ローラ
１２ボアブロック
１２ｃラック
１３ａ中間歯車
１３ｂ被動歯車
１４ケーシング
１４ａスピンドル
１４ｂ第１カム部
１４ｃ第２カム部
１４ｄ孔
１５ボックス
１５ａ移動子
１５ｂローラ
１５ｃスプリング
１６連接ロッド
１６ａスプリング
１６ｂ溝
１７保持ブロック
１７ａ曲げプレート
１７ｂ回転軸
１７ｃ隙間
１８保持ブロック
１８ａスライダ
１８ｂ軸受
１８ｃスプリング
１８ｄラック
１８ｅスプリング
１９ブラケット
１９ａ中間歯車
１９ｂ被動歯車
５０接着テープ
５１生地
５２接着層
１００封筒
１０１フラップ
Ａ昇降ユニット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sealing device for automatically sealing and sealing a flap of an envelope with an adhesive film of an adhesive tape, and in particular, to optimize bending of the flap before bonding and transfer formation of the adhesive film from the tape. To a sealing device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various types of sealing devices for closing a flap portion after a document is placed in an envelope and manually or automatically closing the flap portion are known. The automatic sealing device inserts the flap portion of the envelope into the device one by one manually or continuously by a conveying means such as a belt, and applies an adhesive or flaps a double-sided adhesive tape wound in a reel shape. The pressure is supplied to the top and the pressure is reduced, and the transfer of the adhesive layer is automatically performed.
[0003]
Examples of a sealing device using an adhesive tape include those described in Japanese Utility Model Publication No. 58-35520 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-25197. In the sealing device described in the latter publication, an adhesive tape is stuck to the tip of a flap bent at an acute angle, leaving a horizontal half, and the fold of the flap is inserted between a pair of rollers at the head, and the other half is bonded. The flap is glued to the envelope body with tape.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the sealing device that closes and attaches the flap, in both manual and automatic types, the flap portion is formed by bending before application, application of an adhesive layer to the flap or the back surface of the envelope body covered by the flap, and flap after this application. And the step of crimping. For example, in a configuration in which the adhesive layer is transferred from the double-sided tape to the back surface of the flap, if the steps of bending the flap and transferring the adhesive layer are performed separately, the processing time of one envelope becomes longer. Would. Further, when the adhesive layer is transferred from the double-sided tape to the flap, the transfer force is likely to be insufficient simply by inserting the adhesive layer between the rollers as described in the above-mentioned publication, and the flap may be peeled off.
[0005]
As described above, the conventional sealing device that transfers the adhesive layer to the flap portion from a double-sided tape or the like takes a long time to bend the flap and transfer the adhesive layer. To decline. In addition, since there is a surface on which the transfer of the adhesive layer is not sufficient, the flap peels off or becomes wrinkled after sealing, and the appearance of the envelope after sealing becomes poor.
[0006]
In the case of sealing an envelope having a different size, it is necessary to change the size of the adhesive layer because the size of the flap is different. However, the conventional structure has a problem that the size of the adhesive layer cannot be automatically optimized according to the size of the envelope.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a sealing device capable of completing a process from bending of a flap to sealing with an adhesive layer in a short time and reliably preventing flap peeling or the like.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides an elevating unit that moves up and down with respect to an envelope set with the back surface facing upward, a conveying unit that conveys a double-sided adhesive tape around the lower side of the elevating unit, Folding unit that folds the back surface of the flap, the elevating unit includes a holding block that holds the envelope, a bending head that bends a base portion of the flap downward to raise the flap obliquely upward, and the adhesive tape. An attachment for attaching to the back surface of the envelope, and lowering the holding head from the holding block toward the envelope in the order of the bending head and the attachment, and operating the folding means after the bending head is raised. It is characterized by having.
[0009]
According to the present invention, the adhesive tape is attached to the back of the envelope by the attaching tool while erecting the base of the flap by the interlocking relationship between the lifting unit and the folding means, and then the flap is bent by the folding means and adhered by the adhesive tape. Sealing can be ensured in time.
[0010]
In the present invention, the pasting tool may include a pasting head capable of swinging a lower end thereof in a longitudinal direction of the envelope, and may be configured to be capable of adjusting a position where the adhesive tape is pasted to the envelope. it can.
[0011]
In such a configuration, the adhesive tape can be attached to the back surface of the envelope in accordance with the size of the flap, which varies depending on the size of the envelope, and can be used for sealing envelopes of various sizes.
[0012]
Further, the transporting means may be configured to be capable of adjusting a feed amount of the adhesive tape in accordance with a dimension of the envelope in a width direction.
[0013]
In this configuration, since an adhesive tape having an appropriate length can be attached to the width of the envelope, the adhesive can be securely adhered to both ends of the flap in the width direction, and peeling can be prevented.
[0014]
Further, the folding means may be a bending plate which is disposed at a position where the flap covers, and which bends the flap to the back surface of the envelope, and includes a buffer mechanism for absorbing a bending load in a rotation drive system of the bending plate. Good.
[0015]
With this configuration, even if the reaction force load on the bending plate becomes large when the envelope is thick, it can be absorbed by the buffer mechanism, so that the rotation drive system can be maintained, and it is possible to cover thin to thick envelopes.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic perspective view showing the appearance of the sealing device of the present invention.
[0017]
As shown in the figure, the sealing device of the present invention includes a table 1a which can be pulled out from an insertion port 1a-1 opened on the front surface of a housing 1, and an envelope 100 can be placed on the table 1a to seal a flap 101 portion thereof. It is what it was. On the front surface of the housing 1, an operation switch 1b and a switching knob 1c for changing the length of the adhesive tape are provided.
[0018]
FIG. 2 is a front view schematically showing the sealing mechanism housed in the housing 1, and FIG. 3 is a schematic left side view.
[0019]
As shown in FIG. 3, a first plate 2a and a second plate 2b are respectively fixed in the housing 1, and a drive motor 3 which is operated by operating an operation switch 1b is fixed to the second plate 2b. A rotary shaft 4 supported by bearings 2c, 2d provided respectively is disposed between the first and second plates 2a, 2b, and a drive pulley is provided between the output shaft 3a of the drive motor 3 and the rotary shaft 4. 3b, a belt 3c and a driven pulley 3d. Then, a first cam 5a, a second cam 5b, and a third cam 5c are fixed to the rotating shaft 4 that is driven to rotate by the drive motor 3.
[0020]
On the left side of the front side of the first plate 2a, a tape reel 6a around which a double-sided adhesive tape 50 is wound is provided rotatably as shown in FIG. A take-up reel 6b for winding a cloth (described later) and a rotatable guide roller 6c are arranged. An elevating unit A for pressing the envelope 100, bending the flap 101 and attaching the adhesive tape 50 is provided at the center of the front side of the first plate 2a. The lifting unit A is moved up and down by a first cam 5a and a link lever (described later). FIG. 4 is a front view thereof, and FIG. 5 is a left side view thereof.
[0021]
The elevating unit A includes a bracket 7a capable of moving up and down along the first plate 2a, a pressure receiving plate 7c connected to the bracket 7a by two rods 7b, and a bracket 7a arranged on the back surface of the first plate 2a. A tension spring 7d that urges upward is provided as a vertical drive mechanism. Each of the two rods 7b is slidably supported by a slide block 2e fixed to the front surface of the first plate 2a. A holding block 8 for holding down the top surface of the envelope 100 and a bending head 9 for pressing down the root of the flap 101 to form a bending habit are attached to the bracket 7a so as to be vertically movable. The holding block 8 is provided at the lower end of a rod 8a (omitted in FIG. 4) penetrating the bracket 7a and has a width longer than the width of the envelope 100. The rod 8a is integrally provided with a stopper 8b engaged with the upper surface of the bracket 7a, and a compression spring 8c is incorporated between the stopper 8b and the slide block 2e. The bending head 9 has a sectional shape with a tapered lower end as shown in FIG. 5, and has the same width as that of the pressing block 8. The bending head 9 is connected to two rods 9a which are vertically inserted into the bracket 7a so as to be movable up and down. Around the rods 9a and between the bending head 9 and the bracket 7a, a compression A spring 9b is interposed.
[0022]
An attaching tool 10 for attaching the adhesive tape 50 to the back surface of the envelope 100 is connected to the bottom surface of the pressure receiving plate 7c. The sticking tool 10 includes a sticking head 10a disposed at a lower end and a rod 10b integrated with the sticking head 10a. The upper end of the rod 10b is connected to a pressure receiving plate 7c via a pin 10c and a compression spring 10d. It is connected to. That is, the pin 10c is inserted into the long hole 7c-1 of the pressure receiving plate 7c and the rod 10b is rotatable around the pin 10c, so that the attaching tool 10 can swing in the left-right direction in FIG. The spring 10d is also displaced in the vertical direction by compressing.
[0023]
Between the first plate 2a and the second plate 2b, there is provided a link rod 11 driven by the first cam 5a to lower the pressure receiving plate 7c. As shown in FIG. 4, the link rod 11 has a substantially L-shape having a support shaft 11a rotatably held by first and second plates 2a and 2b. It has a copying roller 11b that comes into contact with the surface and a pressure roller 11c mounted on the upper surface of the pressure receiving plate 7c at the other end. In FIG. 4, the position of the first cam 5a indicated by the solid line is the origin position, the link rod 11 assumes the position indicated by the two-dot chain line in the figure, and the pressure receiving plate 7c rises to the highest position. The posture of the link rod 11 indicated by the solid line is the bottom dead center, and the pressure receiving plate 7c is lowered to the lowest position.
[0024]
6A and 6B show details of the drive mechanism of the take-up reel 6b by the second cam 5b. FIG. 6A is a front vertical sectional view, and FIG.
[0025]
As shown in FIG. 2A, a bore block 12 is fixed to the back surface of the first plate 2a. The bore block 12 includes a movable member 12a having a roller 12b attached to the peripheral surface of the second cam 5b, a rack 12c having a flange 12d fixed at one end, and two compression springs arranged with the flange 12d interposed therebetween. 12e and 12f are arranged respectively. The rack 12c meshes with a spur gear intermediate gear 13a rotatably arranged on the back surface of the first plate 2a, and the intermediate gear 13a is a driven gear attached to a shaft of a take-up reel 6b via a ratchet mechanism (not shown). 13b. The second cam 5b rotates counterclockwise in FIG. 9A, moves the rack 12c from the illustrated position to the stroke end on the right during the half rotation thereof, and restores the springs 12e and 12f by the remaining half rotation. To return to the original position. At this time, while the rack 12c moves to the right, the intermediate gear 13a rotates clockwise and the driven gear 13b rotates counterclockwise, thereby rotating the take-up reel 6b counterclockwise. The rotation of the take-up reel 6b feeds the adhesive tape 50 nipped between the guide roller 6c and the guide tape 6c. Also, during a period in which the rack 12c moves to the left from the stroke end and returns to the home position, the engagement of the ratchet mechanism provided between the rotation shaft of the take-up reel 6b and the driven gear 13b is released, so that The take-up reel 6b is stopped as it is, and only the rack 12c can be returned to the original position.
[0026]
Here, the width of the envelope 100 to be placed on the table 1a is 90 mm and 120 mm, and the feeding amount of the adhesive tape 50 and the change of the adhering position can be operated by the switching knob 1c according to the size of the envelope 100. I do. As shown in FIG. 6B, the switching knob 1c has a spindle 14a inserted into a casing 14 fixed to the back surface of the first plate 2a, and includes a first cam portion 14b and a second cam portion 14c. ing. FIG. 7 is a schematic vertical sectional view showing the first cam portion 14b. The first cam portion 14b has an arcuate cross-sectional shape and faces a hole 14d opened in the casing 14 for inserting the tip of the rack 12c. I have. In FIG. 7A, the amount of entry of the rack 12c inserted from the hole 14d is long, and in FIG. 7B, it is short. For this reason, if the spindle 14a is rotated as shown in (a) of the figure, the stroke of the rack 12c is long, and the stroke is short in the rotating posture of (b) of the figure. Therefore, if the first cam portion 14b is set by operating the switching knob 1c as shown in FIG. 7A, the rotation angle of the take-up reel 6a is increased so that the winding reel 6a can adhere to the 120 mm wide envelope 100. You can send the tape. Further, if the setting is made as shown in FIG. 3B, the rotation angle of the take-up reel 6b becomes small, and the adhesive tape 50 corresponding to the envelope 100 having a width of 90 mm can be fed.
[0027]
When setting the envelope 100 on the table 1a, it is positioned so that the left edge of the envelope 100 coincides with the left end of the sticking head 10a in FIG. Thereby, as shown in FIG. 2, the adhesive tape 50 supplied from the left end side of the bonding head 10a is bonded from the edge of the envelope 100 by a length L substantially equal to the width thereof. Therefore, by changing the feed amount so that the length L becomes 90 mm width and 120 mm width, the adhesive tape 50 corresponding to the width dimension of the envelope 100 can be attached.
[0028]
8A and 8B show details of a mechanism for changing the tape attaching position by the switching knob 1c. FIG. 8A is a longitudinal sectional view of a main part, and FIG. 8B is an XX line of FIG. It is a cross-sectional view in a viewing position.
[0029]
As shown in the figure, a cylindrical box 15 is provided on the back surface of the first plate 2a, and a moving element 15a is arranged so as to be movable in the left-right direction from the box 15 toward the rod 10b of the attaching tool 10. I have. The mover 15a is rotatably provided with a pair of rollers 15b sandwiching the front and rear surfaces of the rod 10b, and is urged to the left in the figure by a spring 15c disposed in the box 15. On the other hand, between the box 15 and the second cam portion 14c of the casing 14, there is provided a connecting rod 16 which moves in the vertical direction in FIG. The connecting rod 16 is urged toward the second cam portion 14c by a spring 16a interposed between the connecting rod 16 and the box 15, and a groove 16b is formed on a surface corresponding to the left end of the movable member 15a as shown in FIG. Is formed.
[0030]
The state shown in FIG. 8 is when the spindle 14a is in the posture shown in FIG. 7A by the switching knob 1c, and corresponds to an envelope having a width of 120 mm. That is, the connecting rod 16 is moved to the uppermost position in FIG. 8B due to the relationship with the second cam portion 14c, and the moving element 15a is in contact with the connecting rod 16 at a point away from the groove 16b. For this reason, the moving element 15a stops at the position moved to the side, and pushes the rod 10b of the sticking tool 10 forward to tilt obliquely. When the switching knob 1c is rotated to bring the spindle 14a into the posture shown in FIG. 7A, the second cam portion 14c moves the connecting rod 16 downward in FIG. 8B. As a result, the groove 16b corresponds to the moving element 15a, and the moving element 15a moves to the left in the same figure, and sets the rod 10b to the posture shown by the dashed line in FIG. 8A.
[0031]
As described above, by operating the switching knob 1c, when the width of the envelope 100 is 120 mm, the feeding amount of the adhesive tape 50 is increased, and at the same time, the bonding head 10a of the bonding tool 10 is tilted away from the first plate 2a. . Conversely, if the switching knob 1c is operated so as to correspond to the envelope 100 having a width of 90 mm, the feed amount of the adhesive tape 50 is reduced, and the bonding head 10a is set at a position close to the first plate 2a side. . Therefore, the length of the adhesive tape 50 and the position where the adhesive tape 50 is attached can be adjusted according to the size of the envelope 100.
[0032]
9 is a longitudinal sectional view showing a mechanism of a main part for bending the flap 101 of the envelope 100, FIG. 10 is a plan view of the main part, and FIG. 11 is a front view of the main part.
[0033]
A holding block 17 is provided inside the housing 1 for holding the table 1a so that the table 1a can be taken in and out, and a bending plate 17a is connected to one end of the holding block 17 by a rotating shaft 17b. Between the holding block 17 and the bending plate 17a, there is a gap 17c (see FIG. 5) to the extent that the lower end of the bending head 9 can be inserted, and the bending head 9 enters this gap 17c and the root of the flap 101 of the envelope 100. Bend the part down.
[0034]
In FIG. 9, a holding block 18 is fixed to the front surface of the second plate 2b, and a slider 18a is incorporated in the holding block 18 so as to be slidable in the vertical direction. A bearing 18b, which comes into contact with the peripheral surface of the third cam 5c, is rotatably attached to the upper end of the slider 18a, and a rack 18d is connected to the lower end via a compression spring 18c to form a buffer mechanism. The lower end of the rack 18d is connected to a tension spring 18e disposed on the back surface of the second plate 2b, and urges the slider 18a toward the third cam 5c. Further, on the front surface of the second plate 2a, there is provided a spur tooth intermediate gear 19a rotatably held by the bracket 19 and meshing with the rack 18d, and the intermediate gear 19a is engaged with a driven gear 19b fixed to the rotating shaft 17b. I have.
[0035]
The adhesive tape 50 is wound around a tape reel 6a, and is formed by forming an adhesive layer 52 on the surface of a cloth 51 with a small gap as shown in FIG. Then, by pressing the fabric 51 from above, only the adhesive layer 52 is attached to the back surface of the envelope 100 as shown in FIG. 13, and then the flap 101 is folded to seal.
[0036]
In the above configuration, while the operation switch 1b is off, the first cam 5a is stopped in the posture shown in FIG. 4, and the link rod 11 is restrained in the posture shown by the one-dot chain line. At this time, the pressure receiving plate 7c is held at the uppermost stroke end, and the holding block 8, the bending head 9, and the attaching tool 10 are all set to the initial state of FIG. After the adhesive layer 52 is adhered to the back surface of the envelope 100, the cloth 51 is wound up by the take-up reel 6b before returning to the initial state of FIG. It goes under the receiving head 10a.
[0037]
Here, the envelope 100 placed on the table 1a and inserted into the opening 1a-1 has a width of 120 mm as shown in FIG. 13B. In this case, the switching knob 1c is in the posture shown in FIG. 1, and the spindle 14a connected to the switching knob 1c faces the first cam portion 14b at 14d as shown in FIG. It is set long. At the same time, the connecting rod 16 is set to the state shown in FIG. 8B by the first cam portion 14c, and the rod 10b of the sticking tool 10 is moved by the moving member 15a to the first position as shown by the solid line in FIG. It is inclined away from the plate 2a. As described above, the envelope 100 is set so that the base of the flap 101 corresponds to the gap between the holding block 17 and the bending plate 17a. It is positioned with the left edge of the envelope 100 aligned with the left end.
[0038]
When the operation switch 1b is turned on, the drive motor 3 operates to rotate the rotating shaft 4 and rotate the first to third cams 5a to 5b integrally. The rotation of the rotary shaft 4 causes the first cam 5a in FIG. 4, the second cam 5b in FIG. 6A and the third cam 5c in FIG. 11 to rotate counterclockwise. Depending on the shape of each of the third cams 5a to 5c, the elevating operation of the elevating unit A, the feeding of the adhesive tape 50 by the take-up reel 6b, and the rotating operation of the bending plate 17a are interlocked.
[0039]
When the rotation shaft 4 starts rotating, the first cam 5a rotates the link rod 11, and pushes down the pressure receiving plate 7 from the initial position shown by the dashed line in FIG. 4 to the position shown by the solid line. That is, the lifting unit is in the initial state shown in FIG. 5, and is operated in the order of FIGS. 14 to 16 by pressing the pressure receiving plate 7c by the rotation of the link rod 11. In FIG. 14, the holding block 8 holds the envelope 100 covering the holding block 17 connected to the table 1a. As a result, the envelope 100 has its flap 101 portion placed on the bending plate 17a and is restrained and held on the holding block 17 and the table 1a.
[0040]
When the first cam 5a is further rotated and the pressure receiving plate 7c is pushed down by the link rod 11, the bending head 9 pushes the base portion of the flap 101 of the envelope 100 downward as shown in FIG. It enters between the gaps 17c. Thus, the flap 101 on the bending plate 17a is pushed upward and bent, and rises obliquely on the bending plate 17a as shown in FIG.
[0041]
When the link rod 11 rotates to its bottom dead center by the rotation of the first cam 5a, the sticking head 10a of the sticking tool 10 abuts on the back surface of the envelope 100 as shown in FIG. As a result, the elevating unit A rises and operates in the order of FIG. 16 and FIG. At this time, since the adhesive tape 50 has been fed to the lower surface of the bonding head 10a as described above, the adhesive layer 52 is bonded to the back surface of the envelope 100 as shown in FIG. On the other hand, the rack 12c is moved rightward in FIG. 6 by the second cam 5b from the time when the elevating unit A starts to ascend after the bonding of the adhesive layer 52, and the take-up reel 6b is moved back through the intermediate gear 13a and the driven gear 13b. Rotate clockwise. As a result, the cloth 51 from which the adhesive layer 52 has been detached is wound up on the take-up reel 6b, and the adhesive tape 50 holding the adhesive layer 52 from the tape reel 6a goes under the bonding head 10a for the next bonding. To wait.
[0042]
At the same time as the sticking head 10 and the bending head 9 move upward as shown in FIG. 14, the slider 18a is pushed downward by the third cam 5a in FIG. 9, and the rack 18d connected to the slider 18a is moved. Descend. Thereby, the bending plate 17a is rotated by approximately 180 degrees clockwise from the posture of FIG. 9 by the rotation transmission of the intermediate gear 19a and the driven gear 19b. Accordingly, the bending plate 17a bends the flap 101 inclined above, and seals the back surface of the flap 101 by overlapping it with the adhesive layer 52 shown in FIG. 13B. Thereafter, the slider 18a rises in FIG. 9 due to the shape of the third cam 5a, pulls up the rack 18d, and returns the bending plate 17a to the initial position in FIG. At the same time, the rotation of the first cam 5a while the rotation shaft 4 makes one rotation causes the holding block 8 shown in FIG. 14 to rise and return to the initial state in FIG.
[0043]
In this manner, the envelope 100 is placed on the table 1a, set, and the operation switch 1b is turned on, and the holding block 8 fixes and holds the envelope 101, the bending head 9 flexes the flap 101, and the sticking head 10a. The steps of attaching the adhesive layer 52 from the adhesive tape 50, bending the flap 101 by the bending plate 17a, and bonding by the adhesive layer 52 are automatically performed.
[0044]
In the above example, the envelope having a width of 120 mm shown in FIG. 13B is used. At this time, the formation length of the adhesive layer 52 corresponding to the envelope 100 having a width of 120 mm and the flap are determined by the amount of winding of the winding reel 6b by the switching knob 1c and the tilting operation mechanism of the sticking head 10 with respect to the rod 10b shown in FIG. The distance from the base of 101 is adjusted. That is, the adhesive layer 52 is formed on the back surface of the envelope 100 so as to correspond to the entire width of the flap 101 and the leading end when bent. On the other hand, when using the envelope 100 having a width of 90 mm shown in FIG. 13A, the first cam portion 14b of the spindle 14a is set to the posture shown in FIG. 7B by operating the switching knob 1c. Is shortened, and the winding length of the winding reel 6b is shortened. At the same time, by the mechanism shown in FIG. 8, the rod 10b of the sticking tool 10 is set to the posture indicated by the one-dot chain line in FIG. As a result, as shown in FIG. 13A, the adhesive layer 52 formed on the back surface of the envelope 100 is closer to the flap 101 side and has a length corresponding to a width of 90 mm as compared with the one having a width of 120 mm. Thus, even if the size of the envelope 100 changes, the position and length of the adhesive layer 52 formed by the adhesive tape 50 can be changed according to the size of the envelope 100 only by operating the switching knob 1c. The length of the adhesive layer 52 corresponds to the length of the adhesive tape 50 along the length L from the left end of the bonding head 10a in FIG.
[0045]
Also, since the thickness of the envelope 100 varies depending on the paper quality, if the pressing force by the bending plate 17a is constant, an excessive load is applied to the rack 18d and the intermediate gear 19a when the envelope 100 is thick. On the other hand, since the rack 18d that rotationally drives the bending plate 17a is urged by the compression spring 18c, when the envelope 100 is thick, the rack 18d can perform a play operation in which the rack 18d escapes upward. Therefore, the engagement between the rack 18d and the intermediate gear 19a is quickened, and damage due to load can be prevented.
[0046]
【The invention's effect】
According to the present invention, the adhesive tape is attached to the back of the envelope by the attaching tool while erecting the base of the flap by the interlocking relationship between the lifting unit and the folding means, and then the flap is bent by the folding means and can be adhered by the adhesive tape. Sealing can be reliably performed in a long time, and workability can be improved.
[0047]
Further, in a configuration in which the position and length of the adhesive tape can be adjusted, sealing with the adhesive tape corresponding to the size of the flap according to the size of the envelope can be performed, and peeling of the flap can be prevented. Further, in the folding means provided with a buffer mechanism for absorbing a load in the rotation drive system of the bending plate of the folding means, the effect of the reaction force load can be suppressed even for a thick envelope, and the durability of the apparatus is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing the appearance of a sealing device of the present invention.
FIG. 2 is a front view schematically showing the internal structure of the sealing device.
FIG. 3 is a left side view schematically showing the internal structure of the sealing device.
FIG. 4 is a front view of a main part showing a connecting structure of a lifting unit, a first cam, and a link rod.
FIG. 5 is a left side view showing an initial state of the lifting mechanism.
FIGS. 6A and 6B are detailed views showing a winding mechanism of the adhesive tape, wherein FIG. 6A is a front vertical sectional view of a main part, and FIG.
7A and 7B are main parts of a first cam portion of a spindle connected to a switching knob, wherein FIG. 7A illustrates a posture of the first cam portion for increasing a stroke of a driving rack, and FIG. It is a longitudinal section showing the posture of the 1st cam part.
8A and 8B are details of a mechanism for changing a position at which an adhesive tape is attached by an attaching tool, wherein FIG. 8A is a longitudinal sectional view of a main part, and FIG. 8B is a view taken along line XX of FIG. FIG.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of a main part showing details of a mechanism for bending an envelope flap together with a drive system thereof.
FIG. 10 is a plan view of a main part showing a mechanism for bending an envelope flap together with a table.
FIG. 11 is a front view of a main part showing a drive system of a bending mechanism for a flange of an envelope.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing a configuration of an adhesive tape used in the sealing device of the present invention.
FIGS. 13A and 13B are diagrams showing an adhesive layer of an adhesive tape formed on the back surface of an envelope, wherein FIG. 13A shows a position where an adhesive layer is formed on an envelope having a width of 90 mm, and FIG. Indicates the formation position.
FIG. 14 is a left side view of the main part when the elevating unit is lowered and the envelope is fixed and held by the holding block.
FIG. 15 is a left side view of a main part when the elevating unit is lowered to a position at which the envelope of the flange is bent by the bending head.
FIG. 16 is a left side view of the main part when the elevating unit is lowered until the sticking head of the sticking tool hits the back surface of the envelope.
[Explanation of symbols]
1 Housing
1a table
1b Operation switch
1c Switching knob
2a First plate
2b 2nd plate
3 Drive motor
4 Rotation axis
5a First cam
5b 2nd cam
5c Third cam
6a Tape reel
6b Take-up reel
7a Bracket
7b rod
7c Pressure plate
7c-1 Slot
7d spring
8 Holding plate
8a rod
8b Stopper
8c spring
9 Bending head
10 Pasting tools
10a Adhesive head
10b rod
10c pin
10d spring
11 Link rod
11a Support shaft
11b Copy roller
11c Roll-down roller
12 bore block
12c rack
13a Intermediate gear
13b driven gear
14 Casing
14a spindle
14b 1st cam part
14c 2nd cam part
14d hole
15 boxes
15a mover
15b roller
15c spring
16 Connecting rod
16a spring
16b groove
17 Holding block
17a bending plate
17b Rotary axis
17c gap
18 Holding block
18a slider
18b bearing
18c spring
18d rack
18e spring
19 Bracket
19a Intermediate gear
19b driven gear
50 Adhesive tape
51 fabric
52 adhesive layer
100 envelopes
101 flap
A lifting unit

Claims

裏面を上向きにしてセットされた封筒に対して昇降動作する昇降ユニットと、前記昇降ユニットの下側を周回して両面粘着性の接着テープを搬送する搬送手段と、フラップを前記封筒の裏面側に折り畳む折り畳み手段とを備え、
前記接着テープは、生地の表面に接着層を微小な隙間を開けて形成したものであり、
前記昇降ユニットは、前記封筒を押さえる押さえブロックと、前記フラップの付け根部分を下に折り曲げて当該フラップを斜め上に起立させて曲げくせを付ける曲げヘッドと、前記封筒の裏面に突き当たって離れることにより前記接着テープの接着層のみを前記封筒の裏面に貼り付ける貼着ヘッドを有する貼り付け具とを備え、
前記折り畳み手段は、前記フラップが被さる位置に配置され当該フラップを前記封筒の裏面まで折り曲げる曲げプレートであって、
前記押さえブロックによる封筒の固定保持、前記曲げヘッドによるフラップの曲げくせ付け、前記貼り付け具による前記接着テープから前記封筒の裏面への接着層の貼り付け、前記曲げヘッドの上昇後の前記曲げプレートによる前記フラップの折り曲げと前記接着層による接着の順に作動させる連動関係を持つことを特徴とする封緘装置。An elevating unit that moves up and down with respect to an envelope set with its back facing upward, a conveying unit that conveys a double-sided adhesive tape around the lower side of the elevating unit, and a flap on the back side of the envelope. Folding means for folding ,
The adhesive tape is formed by forming an adhesive layer on the surface of the fabric with a small gap,
The elevating unit includes a holding block which holds the envelope, and the head bend that put habit bending by standing the flap on the obliquely bent down root portion of said flap, leaving hits the back surface of the envelope only adhesive layer of the adhesive tape and a paste member having a sticking head pasted on the back surface of the envelope by,
The folding means is a bending plate disposed at a position where the flap covers, and bending the flap to the back surface of the envelope,
Fixing and holding of the envelope by the holding block , bending of the flap by the bending head , bonding of an adhesive layer from the adhesive tape to the back surface of the envelope by the bonding tool, and the bending plate after the bending head is raised Characterized in that the sealing device has an interlocking relationship in which the bending of the flap and the bonding by the adhesive layer are performed in this order.

前記貼り付け具は、その下端を前記封筒の長手方向に揺動動作可能な貼着ヘッドを備え、前記封筒に対する前記接着テープの貼り付け位置を調節可能な構成としたことを特徴とする請求項１記載の封緘装置。The said attaching tool was provided with the attaching head which can swing the lower end in the longitudinal direction of the said envelope, and it was set as the structure which can adjust the attaching position of the said adhesive tape with respect to the said envelope. 2. The sealing device according to 1.

前記搬送手段は、前記封筒の幅方向の寸法に応じて前記接着テープの送り量を調節可能な構成としたことを特徴とする請求項１または２記載の封緘装置。The sealing device according to claim 1, wherein the transport unit is configured to adjust a feed amount of the adhesive tape according to a width dimension of the envelope.

前記曲げプレートの回転駆動系統に曲げ負荷を吸収する緩衝機構を含むことを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の封緘装置。And sealing apparatus according to any one of claims 1 to 3, characterized in that it comprises a buffer mechanism to absorb the bending to a rotary drive system of the prior SL bending plate load.