JP3576004B2 - 無線端末及び無線ノード並びに通信制御方法 - Google Patents

無線端末及び無線ノード並びに通信制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ある無線ネットワークとそれとは別の例えば有線ネットワークがいくつか融合した環境で運用されるネットワークシステムにおける無線端末及び無線ノードに係わり、特に、ある無線ネットワークとは別のネットワーク上で提供されるサービス等がネットワーク毎に各々異なっている場合に無線ネットワーク上でのパケット送信先の無線ノードの選択を行う無線端末及び無線ノード並びに通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭内のネットワーク化が注目を浴びるようになってきたが、このような観点は従来からあり、特に、ホームセキュリティーをターゲットとしたホームネットワークとして、CEBusやLON等の標準規格が既に提案されている。さらに、AV(Audio Visual)機器を接続しているアナログAVケーブル(白、赤、黄のケーブル)も、一種のホームネットワークとして捉えることができる。
【0003】
このような環境の中で、近年、SCSIの次世代バージョンとして開発が進められたIEEE1394と呼ばれるシリアルバスの新規格が家庭内ネットワークの主役として脚光を浴びている。IEEE1394バスは、複数の端末をデイジーチェインもしくはスター型に接続し、100Mbpsを越える広帯域のデータを転送することができるようになっている。また、その最も大きな特徴として、同一のケーブル上においてAsynchronousデータとIsochronousデータの双方を伝送することが可能となっている点があげられる。このため、元々、SCSIの次世代バージョンとして検討が始まっていた1394をAV機器間を接続するケーブルとして使用しようとの動きが活発になってきた。
【0004】
このようなIEEE1394の普及に伴い、このIEEE1394バスと無線ネットワークを融合しようとの動きも出始めている。その一つの方法として、例えば、赤外線を使って100Mbpsのデータを転送できるようにする試みや、高い周波数帯を使用した広帯域無線上に1394プロトコルを実装する試みなどがあげられる。また、このような1394プロトコルをそのまま無線環境に乗せてしまう試みと共に、5GHz帯の開放に伴って、IEEE1394バス上のデータの一部分のみを無線環境に転送する方式も検討されている。このようなIEEE1394と無線ネットワークの共存は、家庭内へのデジタルAVの普及を促進することが期待されている。
【0005】
ここで、通常の無線環境においては、その接続する基地局の種類によって提供されるサービスが異なってくることは、あまり考えられなかった。例えば、携帯電話サービスやPHSサービスなどは、音声通話サービスを行なうことが前提であり、どの基地局に接続しても得られるサービスは一様なものであることを想定した基地局選択方式(無線強度によって基地局を選択する方式)が採用されている。また、基地局によって提供されるサービスが異なる場合でも、その提供サービスの違いは、基地局ノードに存在しているサービスの違いによるものである場合がほとんどである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の無線ネットワークに対し、IEEE1394と無線ネットワークを融合させたネットワークシステムにおいては、その接続する基地局によって、提供可能となるサービスの種類が大幅に異なることが予想される。つまり、ある基地局に接続した場合には、その基地局が接続しているIEEE1394バス上のサービスしか提供されないことになり、実際にユーザーが必要としているサービスが他の基地局/IEEE1394バス上に存在する場合には、そのサービスを提供できなくなり問題である。
【0007】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、無線ネットワークとそれとは別のネットワーク(例えばIEEE1394バス)が混在する環境のネットワーク(例えば家庭内ネットワーク)において、複数の別のネットワーク(例えば複数のIEEE1394バス)上に各々無線ノード(例えば基地局ノード)が存在するときに、無線端末が無線ノードを選択できるようにした無線端末及び無線ノード並びに通信制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、各無線ノードが接続している別のネットワーク(例えばIEEE1394バス)上のサービス等の情報によって、無線端末が接続する無線ノード(例えば基地局ノード)を選択し、ユーザーが必要とするサービス等が存在する別のネットワーク上の無線ノードに確実に接続できるようにした無線端末及び無線ノード並びに通信制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
さらに、本発明は、無線ネットワークが無線LANのような方式(ネットワーク上のキャリアをセンスしてからパケットを送出する方式)で運用されている場合でも、所望のサービス等を別のネットワーク(例えばIEEE1394バス)から入手等できるようになる無線端末及び無線ノード並びに通信制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)に係る無線端末は、無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードから、該無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を受信する無線ノード情報受信手段と、前記無線ノード情報受信手段により受信した無線ノード情報の少なくとも一部の情報を記憶する無線ノード情報記憶手段と、前記無線ノード情報記憶手段において記憶している無線ノード情報の少なくとも一部の情報を開示する無線ノード情報開示手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、無線ノードから送られてくる、無線ノードが提供可能なサービス等の情報を基に、ユーザーが接続する無線ノードを選択できるようになる。これによって、例えば、ユーザーは自分が受けたいサービスを提供可能な無線ノードを明示的に指定できるようになり、確実に所望のサービスを受けることができるようになる。
【0012】
好ましくは、前記無線ノード情報受信手段は、前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ノードからの自己紹介信号によって受信するようにしてもよい。
【0013】
好ましくは、前記無線ノード情報開示手段は、前記無線ノード情報記憶手段において記憶している無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、自無線端末内のディスプレイに画面表示することにより開示するようにしてもよい。
【0014】
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードに対し、前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求する無線ノード情報開示要求手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0015】
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードの中から、実際に通信を行う無線ノードを選択するための無線ノード選択手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0016】
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードに、所定の優先度を付加するための無線ノード優先度決定手段と、前記無線ノード優先度決定手段によって決定された優先度に従って、前記無線ノードの無線ノード情報の少なくとも一部を開示する無線ノード情報開示手段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0017】
本発明(請求項7)に係る無線ノードは、無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワーク(例えばIEEE1394バス)に接続された第2のインタフェース手段と、前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集/記憶するノード情報収集/記憶手段と、前記第1のインタフェース手段を介して、前記ノード情報収集/記憶手段によって記憶しているノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末に開示するノード情報開示手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、自ノードが提供可能なサービス等の情報を、無線端末に無線端末に通知できるようになる。これによって、無線端末を利用しているユーザーは、無線端末を使用する際に無線ノードが提供可能なサービス等の情報を知ることができ、それを基に接続する無線ノードを明示的に指定することができ、例えば、所望のサービスを確実に受けることができるようになる。
【0019】
好ましくは、前記ノード情報開示手段は、前記無線ネットワークに対して送出している自己紹介信号によって、前記ノード情報収集/記憶手段において記憶しているノード情報の少なくとも一部の情報を開示するようにしてもよい。
【0020】
これによって、自ノードが接続するネットワーク上のノード内に存在し自ノードを介して無線端末に提供可能なサービス等の情報を、無線端末接続時に無線端末に通知できるようになる。
【0021】
本発明(請求項9)に係る無線ノードは、無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワーク(例えばIEEE1394バス)に接続された第2のインタフェース手段と、前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集/記憶するノード情報収集/記憶手段と、前記第1のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワーク上に存在する他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を収集/記憶する無線ノード情報収集/記憶手段と、前記第1のインタフェース手段を介して、前記ノード情報収集/記憶手段によって記憶しているノード情報もしくは前記無線ノード情報収集/記憶手段によって記憶している無線ノード情報のうちの少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードに開示するノード情報開示手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】
本発明によれば、他の無線ノードから送られてくる該他の無線ノードが提供可能なサービス等の情報をも無線端末に通知できるようになる。これによって、例えば、ユーザーは自分が受けたいサービスを提供可能な無線ノードを明示的に指定できるようになり、確実に所望のサービスを受けることができるようになる。
【0023】
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して、前記第1のネットワーク上に存在する他の無線ノードに対して、該他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求する無線ノード情報開示要求手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0024】
好ましくは、前記無線ノード情報開示手段は、前記ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記ノード情報もしくは前記無線ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードからの要求に従って開示するようにしてもよい。
【0025】
これによって、無線端末を利用しているユーザーは、無線端末を使用している適当なタイミングで、無線ノードが提供可能なサービス等の情報を知ることができ、例えば、それを基に接続する無線ノードを明示的に指定することができ、複数のサービスを順次受けることができるようになる。
【0026】
好ましくは、前記ノード情報開示手段は、前記ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記ノード情報もしくは前記無線ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の全ての無線端末に同報的に通知するようにしてもよい。
【0027】
好ましくは、前記無線ネットワーク上においてAV/Cプロトコルを実行するAV/Cプロトコル実行手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上においてHAViプロトコルを実行するHAViプロトコル実行手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報に対応する、前記HAViプロトコルで定義されるレジストリ情報から、該レジストリ情報に対応する、前記AV/Cプロトコルで定義されるSubUnit情報を作成する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報に対応する、前記AV/Cプロトコルで定義されるSubUnit情報から、該SubUnit情報に対応する、前記HAViプロトコルで定義されるレジストリ情報を作成する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有するレジストリ/SubUnit情報作成手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0028】
好ましくは、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報に対応する、前記HAViプロトコルで定義されるレジストリ情報と、該レジストリ情報から前記レジストリ/SubUnit情報作成手段によって作成されたSubUnit情報との対応関係を記憶する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報に対応する、前記AV/Cプロトコルで定義されるSubUnit情報と、該SubUnit情報から前記レジストリ/SubUnit情報作成手段によって作成されたレジストリ情報との対応関係を記憶する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有するレジストリ/SubUnit情報記憶手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0029】
好ましくは、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノードを制御するための、前記HAViプロトコルで定義される制御画面情報を、前記無線ネットワーク上で実行されているAV/Cプロトコルによって認識可能な制御画面情報に変換する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノードを制御するための、前記AV/Cプロトコルで定義される制御画面情報を、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上で実行されているHAViプロトコルによって認識可能な制御画面情報に変換する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有する制御画面情報変換手段とをさらに備えるようにしてもよい。
好ましくは、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノードを制御するための、前記HAViプロトコルで定義される制御コマンドを、該制御コマンドに対応する、前記無線ネットワーク上で実行されているAV/Cプロトコルで定義される制御コマンドに変換する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノードを制御するための、前記AV/Cプロトコルで定義される制御コマンドを、該制御コマンドに対応する、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上で実行されているHAViプロトコルで定義される制御コマンドに変換する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有するコマンド変換手段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0030】
また、本発明は、無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段を備えた無線端末における通信制御方法であって、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードから、該無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を受信するステップと、前記第1のインタフェース手段を介して受信した無線ノード情報の少なくとも一部の情報を記憶手段に記憶するステップと、前記記憶手段に記憶されている無線ノード情報の少なくとも一部の情報を開示するステップとを有することを特徴とする。
好ましくは、前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報は、前記無線ノードからの自己紹介信号によって受信するようにしてもよい。
好ましくは、前記記憶手段に記憶されている無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、自無線端末内のディスプレイに画面表示することにより開示するようにしてもよい。
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードに対し、前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求するステップを更に有するようにしてもよい。
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードの中から、実際に通信を行う無線ノードを選択するステップを更に有するようにしてもよい。
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードに、所定の優先度を付加するステップと、前記無線ノード優先度決定手段によって決定された優先度に従って、前記無線ノードの無線ノード情報の少なくとも一部を開示するステップとを更に有するようにしてもよい。
また、本発明は、無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワークに接続された第2のインタフェース手段とを備えた無線ノードにおける通信制御方法であって、前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集し、記憶手段に記憶するステップと、前記第1のインタフェース手段を介して、前記記憶手段に記憶されているノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末に開示するステップとを有することを特徴とする。
好ましくは、前記無線ネットワークに対して送出している自己紹介信号によって、前記記憶手段に記憶されているノード情報の少なくとも一部の情報を開示するようにしてもよい。
また、本発明は、無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワークに接続された第2のインタフェース手段とを備えた無線ノードにおける通信制御方法であって、前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集し、第1の記憶手段に記憶するステップと、前記第1のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワーク上に存在する他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を収集し、第2の記憶手段に記憶するステップと、前記第1のインタフェース手段を介して、前記第1の記憶手段に記憶されているノード情報もしくは前記第2の記憶手段に記憶されている無線ノード情報のうちの少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードに開示するステップとを有することを特徴とする。
好ましくは、前記第1のインタフェース手段を介して、前記第1のネットワーク上に存在する他の無線ノードに対して、該他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求するステップを更に有するようにしてもよい。
好ましくは、前記第1の記憶手段に記憶されている前記ノード情報もしくは前記第2の記憶手段に記憶されている前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードからの要求に従って開示するようにしてもよい。
好ましくは、前記第1の記憶手段に記憶されている前記ノード情報もしくは前記第2の記憶手段に記憶されている前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の全ての無線端末に同報的に通知することを特徴とする。
【0031】
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
【0032】
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0034】
以下では、通信ノード(基地局ノード、無線1394ノード)により、家庭内に存在するIEEE1394バスに、無線インタフェースを介して無線端末が接続される際の各実施形態について詳細に説明する。
【0035】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
【0036】
図1に、無線ネットワークとは別の家庭内ネットワークとしてIEEE1394バスを用いた場合の実施形態を示す。
【0037】
図1では、家庭内に2つのIEEE1394バス10,20が存在し、それぞれのIEEE1394バス上に複数の1394ノードが接続された状態を示している。IEEE1394バス10上には、1394ノード101と基地局ノード110が存在し、IEEE1394バス20上には、1394ノード102と基地局ノード120が存在する。また、家庭内には、基地局ノード110,120と無線ネットワークによって接続可能な無線端末130が存在する。
【0038】
本実施形態においては、この無線ネットワークが周波数分割多重/時分割多重されて運用されている場合を示しており、無線端末130が、あらかじめ接続する基地局ノードを選択してから無線ネットワーク上でのデータ通信を開始する場合を示している。
【0039】
また、各1394ノード101,102や無線端末130内には、それらの構成要素(SubUnit)として、1394ノード101内にVTR SubUnit1011とチューナーSubUnit1012が、1394ノード102内にDVD SubUnit1021とDisc SubUnit1022が、無線端末130内にデコーダSubUnit1301が存在している。
【0040】
本実施形態では、IEEE1394バス上に存在するノードと無線ネットワーク上に存在するノードとが、お互いに直接認識し合うのではなく、各々のノード内に存在する構成要素(例えば、AV/CプロトコルにおけるSubUnit)のレベルで認識し合う場合を想定している。具体的には、無線ネットワーク上の無線端末からは、IEEE1394パス上のノード内に存在する構成要素が、あたかも基地局ノード内に存在するかのように認識されている場合である。
【0041】
この場合の、無線端末130やIEEE394バス上のノードが認識するネットワークの構成例を図2に示す。図2には、無線端末130が基地局ノード110に接続した場合(図2(a))と、無線端末130が基地局ノード120に接続した場合(図2(b))の2通りを示している。さらに、各々の場合について、無線端末130側が認識しているネットワーク構成とIEEE1394バス上の1394ノードが認識しているネットワーク構成とを示している。
【0042】
具体的には、図2(a)に示すように、無線端末130が基地局ノード110に接続した場合には、無線端末130からは、基地局ノード110内にIEEE1394バス10上の1394ノード内のSubUnit(1011,1012)が存在するように見え、1394ノード101からは、基地局ノード110内に無線端末130内のSubUnit(1301)が存在するように見える。よって、この場合には、無線端末130からはIEEE1394バス20上の1394ノード内のSubUnitは認識できないので、IEEE1394バス20上のサービスは受けられないことになる。
【0043】
また、図2(b)に示すように、無線端末130が基地局ノード120に接続した場合には、無線端末130からは、基地局ノード120内にIEEE1394バス20上の1394ノード内のSubUnit(1021,1022)が存在するように見え、1394ノード102からは、基地局ノード120内に無線端末130内のSubUnit(1301)が存在するように見える。よって、この場合には、無線端末130からはIEEE1394バス10上の1394ノード内のSubUnitは認識できないので、IEEE1394バス10上のサービスは受けられないことになる。
【0044】
本実施形態では、無線端末130が接続する基地局を、基地局ノード110にするのかあるいは基地局ノード120にするのかを判断する際に、各基地局ノードが接続しているIEEE1394バス上のサービス情報(SubUnit情報)を用いて、その接続する基地局ノードを選択する場合について述べる。
【0045】
ここで、図3に、本実施形態の無線ネットワーク上における周波数割り当て方式の一例を示す。
【0046】
図3の例では、無線周波数上に3つのデータ転送用のキャリア1,2,3と、基地局ノードや無線端末からのブロードキャストデータ用のキャリアであるBCCH(Broad Cast Channel)が存在する場合を示している。このBCCHでは、例えば、各基地局ノードのノード識別IDや基地局ノードの種類/機能等といった、基地局ノードの自己紹介情報が、各基地局ノードに割り当てられた適当なタイミングで送信されている。本実施形態では、このBCCHを用いて、基地局ノードから無線端末に対して、各基地局ノード内に存在する(存在するように無線端末に認識させる)SubUnit情報を通知する方式について述べる(図4)。また、BCCHでは通常の自己紹介情報を無線端末に通知し、その後の処理で基地局ノード内に存在するSubUnit情報を無線端末に通知する方式についても述べる(図5)。
【0047】
図4に、図3に例示したようなBCCHを用いて、基地局ノード110,120から無線端末130に対して、各基地局ノード110,120内に存在するように無線端末130に認識させるSubUnit情報を通知し、それによって無線端末130が接続する基地局ノードを選択する方式の処理シーケンスの一例を示す。
【0048】
このとき、基地局ノード110は、自ノード内のSubUnit情報として1394ノード101内のSubUnit情報を無線端末130に通知し、基地局ノード120は、自ノード内のSubUnit情報として1394ノード102内のSubUnit情報を無線端末130に通知する。
【0049】
以下の処理シーケンスにおいては、ユーザーがDVD SubUnitへの操作を行ないたい場合の例を示しており、無線端末130が基地局ノード120を選択して接続する場合の例を示している。このように、無線端末130が基地局ノード120を選択した場合に、無線端末130や1394ノード102が認識するネットワークの構成は、図2(b)のようになっている。
【0050】
具体的な処理の内容を以下に示す。
【0051】
(1)基地局ノード110が、IEEE1394バス10上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0052】
(2)基地局ノード120が、IEEE1394バス20上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0053】
(3)ユーザーが無線端末130の電源をオンする(あるいは、例えば無線端末130が無線ネットワークに加入するなどのことが発生する)。
【0054】
(4)無線端末130が、BCCH上の情報を受信して基地局ノード110,120からの自己紹介情報を受信する。この自己紹介情報の中に、上記の処理(1)や(2)において各基地局ノードが収集したSubUnit情報が含まれている。
【0055】
(5)無線端末130が、基地局ノード110,120から送られてくる自己紹介情報を収集し、その一覧を作成する。
【0056】
(6)無線端末130上のモニタなどに、作成した一覧情報を表示する。
【0057】
(7)ユーザーは、所望のサービス(DVD SubUnit)を持つ基地局ノード120を選択し、DVD SubUnitに対するコマンド(例えば「再生」)を入力する。ここで、ユーザーが選択するのは基地局ノード120である場合や、DVD SubUnitである場合や、DVD SubUnit内のコンテンツである場合などが考えられる。
【0058】
(8)モニタ画面などを通して、コマンドが無線端末130に入力される。
【0059】
(9)無線端末130が、選択された基地局ノード120に接続する。
【0060】
(10)無線端末130が、基地局ノード120内のDVD SubUnit1021に対して、入力されたコマンド(例えば「再生」)を送信する。
【0061】
(11)基地局ノード120が、受信したコマンドを無線ネットワーク上のパケットからIEEE1394バス上のパケットに乗せ替える(パケット変換処理を行う)。
【0062】
(12)基地局ノード120が、パケット変換したIEEE1394パケット(再生コマンドが乗っている)を1394ノード102内のDVD SubUnit1021に転送する。
【0063】
(13)1394ノード102が、受信したコマンドに対応する処理を実行する。
【0064】
上記のような一連の処理によって、無線端末130から所望のサービス(SubUnit)へのコマンドの送信が可能となる。
【0065】
ただし、処理手順は上記のような手順だけではなく、例えば、処理(7)の段階で入力されるのがDVD SubUnitへのコマンドではなく、DVD SubUnitを選択するという情報だけである場合も考えられる。この場合は、一旦、無線端末130が基地局ノード120に接続した後、ユーザーによって選択されたDVD SubUnit(1021)に対して、その中のコンテンツ情報の開示要求を送り、その結果を再度ユーザーに開示するような方法も考えられる。このときには、ユーザーからのコンテンツの選択やコマンドの入力は、これらの処理の後に実行されることになる。
【0066】
また、実際の「再生」コマンドに対応する処理としては、再生した映像を無線端末130に転送するための、IEEE1394バス上でのIsochronousチャネルの獲得処理や無線ネットワーク上でのリソース獲得処理や、1394ノード102内や無線端末130内でのSubUnit間の接続コマンドの送受信処理などの処理が必要であるが、ここではそれらの処理についての説明は省略している。
【0067】
図5に、図3に例示したようなBCCHを用いて、基地局ノード110,120から無線端末130に対して通常の基地局ノードの自己紹介情報を通知し、その後の処理において、各基地局ノード110,120内に存在するように無線端末130に認識させるSubUnit情報を通知して、無線端末130が接続する基地局ノードを選択する方式の処理シーケンスの一例を示す。
【0068】
このとき、ユーザーは無線ネットワーク上の各基地局内のSubUnit情報を順次検索し、所望のSubUnit(以下の例では、DVD SubUnitとしている)が存在する基地局ノードを選択する。
【0069】
具体的な処理の内容を以下に示す。
【0070】
(1)基地局ノード110が、IEEE1394バス10上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0071】
(2)基地局ノード120が、IEEE1394バス20上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0072】
(3)ユーザーが無線端末130の電源をオンする(あるいは、例えば無線端末130が無線ネットワークに加入するなどのことが発生する)。
【0073】
(4)無線端末130が、BCCH上の情報を受信して基地局ノード110,120からの自己紹介情報を受信する。ここでは、自己紹介情報にSubUnit情報は含まれていない。
【0074】
(5)無線端末130が、基地局ノード110,120から送られてくる自己紹介情報を収集し、その一覧を作成する。
【0075】
(6)無線端末130が、この自己紹介情報を用いて接続する基地局ノードを選択し、それに接続する。ここでは、例えば無線強度による基地局ノード選択方法によって、基地局ノード110に接続するものとする。
【0076】
(7)無線端末130が、基地局ノード110に対して、その内部のSubUnit情報の開示を要求する。
【0077】
(8)基地局ノード110が、自ノード内のSubUnit情報を開示する。この例の場合、開示するのはVTR SubUnit1011とチューナーSubUnit1012である。
【0078】
(9)無線端末130上のモニタなどに、基地局ノード110から開示されたSubUnit情報と、その他に無線ネットワーク上に存在する基地局ノードの一覧情報を表示する。
【0079】
(10)ユーザーは、開示されたSubUnit情報の中に所望のサービス(DVD SubUnit)の情報が存在しないため、他の基地局ノードとして基地局ノード120を選択し、そのSubUnit情報の開示を要求する。
【0080】
(11)モニタ画面などを通して、要求が無線端末130に送られる。
【0081】
(12)無線端末130が、基地局ノード110との接続を切断する。
【0082】
(13)無線端末130が、選択された基地局ノード120に接続する。
【0083】
(14)無線端末130が、基地局ノード120に対して、その内部のSubUnit情報の開示を要求する。
【0084】
(15)基地局ノード120が、自ノード内のSubUnit情報を開示する。この例の場合、開示するのはDVD SubUnit1021とDisc SubUnit1022である。
【0085】
(16)無線端末130上のモニタなどに、基地局ノード120から開示されたSubUnit情報と、その他に無線ネットワーク上に存在する基地局ノードの一覧情報を表示する。このとき、基地局ノード110は検索済みの表示となる。
【0086】
(17)ユーザーは、表示された情報から所望のサービス(DVD SubUnit)を選択し、そのDVD SubUnitへのコマンド(例えば「再生」)を入力する。ここで、ユーザーが選択するのはDVD SubUnitである場合や、DVD SubUnit内のコンテンツである場合などが考えられる。
【0087】
(18)モニタ画面などを通して、コマンドが無線端末130に入力される。
【0088】
(19)無線端末130が、基地局ノード120内のDVD SubUnitに対して、入力されたコマンド(例えば「再生」)を送信する。
【0089】
(20)基地局ノード120が、受信したコマンドを無線ネットワーク上のパケットからIEEE1394バス上のパケットに乗せ替える(パケット変換処理を行う)。
【0090】
(21)基地局ノード120が、パケット変換したIEEE1394パケット(再生コマンドが乗っている)を1394ノード102内のDVD SubUnit1021に転送する。
【0091】
(22)1394ノード102が、受信したコマンドに対応する処理を実行する。
【0092】
上記のような一連の処理により、無線端末から所望のサービス(SubUnit)へのコマンドの送信が可能となる。
【0093】
ただし、処理手順は上記のような手順だけではなく、例えば、処理(5)の段階で無線ネットワーク上に存在する基地局ノードの一覧を表示し、その中からユーザーが基地局ノードを選択し、順次SubUnit情報を検索していく方法も考えられる。
【0094】
また、処理(17)の段階で入力されるのがDVD SubUnitへのコマンドではなく、DVD SubUnitを選択するという情報だけである場合も考えられる。この場合は、一旦、無線端末130が基地局ノード120に接続した後、ユーザーによって選択されたDVD SubUnitに対して、その中のコンテンツ情報の開示要求を送り、その結果を再度ユーザーに開示するような方法も考えられる。このときには、ユーザーからのコンテンツの選択やコマンドの入力は、これらの処理の後に実行されることになる。
【0095】
さらに、図4の処理シーケンスの場合と同様に、実際の「再生」コマンドに対応する処理としては、再生した映像を無線端末130に転送するための、IEEE1394バス上でのIsochronousチャネルの獲得処理や無線ネットワーク上でのリソース獲得処理や、1394ノード102内や無線端末130内でのSubUnit間の接続コマンドの送受信処理などの処理が必要であるが、ここではそれらの処理についての説明は省略している。
【0096】
次に、図6/図7に、図4/図5の処理の中で、無線端末130の画面上に表示される、無線ネットワーク上の基地局情報の一覧や、各基地局ノード内のSubUnit情報の一覧の表示方法の例を示す。
【0097】
図6に、図4の処理(6)で表示される表示画面の一例を示す。本実施形態においては、2つの基地局ノード110,120が存在する構成になっているので、図6においても、それら2つの基地局ノードに関する情報が表示されている。具体的には、基地局ノード110の下にVTRとチューナーが存在し、その中のコンテンツ情報やチャネル情報が見えるようになっている。
【0098】
このコンテンツ情報やチャネル情報は、図4の処理においては、BCCHによる自己紹介情報の中に含ませる方法が考えられ、図5の処理においては、順次SubUnit情報を検索する際に通知する方法が考えられる。当然、それらの組合せで実現する方法も考えられる。
【0099】
図7に、図5の処理(16)で表示される表示画面の一例を示す。図5の方式では、接続している基地局ノード内のSubUnit情報と他の基地局ノードの情報の一覧も表示するので、基地局ノード120内のSubUnit情報と、他の基地局ノードの情報が表示されている。ここで、基地局ノードの情報としては、既に図5の処理(9)において基地局ノード110のSubUnit情報に関しては「表示済み」であるので、その旨の情報が付加されている。また、図7のように現在表示中の基地局ノード(120)のSubUnit情報に関して「アクセス中」である旨の情報を表示するようにしてもよい。また、その他に未だアクセスしていない基地局ノードがある場合には、その旨の情報を表示する(例えば「未アクセス」と表示する)ようにしてもよい。
【0100】
ここで、ユーザーが所望のサービスを得るために選択するのは、必ずしも基地局ノードであるとは限らない。例えば、画面上のDVD SubUnitを直接選択する場合や、DVD SubUnit内のコンテンツを直接選択する場合などが想定できる。このような、ユーザーの選択方法が考えられるため、例えば、図6においては必ずしも基地局ノード110や120が表示されている必要はない。さらには、各SubUnit(DVDやDiscやVTR等)の表示も必須ではなく、それらのSubUnit内に存在するコンテンツ情報のみが画面に表示されているような場合も考えられる。図6と同様に、図7においても、基地局ノード120やDVD,Disc SubUnitの表示は必ずしも必要ではない。また、図7では、他の基地局ノードを各々表示するようにしているが、これも、例えば「他のSubUnit」「他のサービス」といった選択肢を準備するという方法が考えられる。この場合は、その選択肢をユーザーが選択した場合に、無線端末130が、既に接続した基地局ではない適当な基地局に接続して、新たな画面を作成/表示するような方法も考えられる。
【0101】
図8に、本実施形態の基地局ノード110,120の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0102】
本実施形態においては、基地局ノード(110,120)において、IEEE1394バス上の各ノード内のSubUnit情報を無線ネットワーク側に開示する処理や、無線ネットワーク上の無線端末内のSubUnit情報をIEEE1394バス側に開示する処理や、それらのSubUnit情報を用いたルーティング処理などが実行されている。また、無線端末が自ノードに接続する際の接続要求処理や、接続時に自ノードが接続しているIEEE1394バス上のSubUnit情報を無線端末に通知するための処理などが実行されている。
【0103】
このことから、図8に例示する基地局ノード(110,120)の構成では、無線ネットワークへのインタフェース機能を提供する無線インタフェース処理部701と、無線ネットワーク上を転送するパケットとIEEE1394バス上を転送するパケットの間でのパケット乗せ替え処理を実行するパケット変換処理部702と、無線ネットワーク上に無線端末が接続した際の接続処理を実行する無線端末接続処理部703と、無線端末から基地局ノード(110,120)内のSubUnit情報の開示が求められた場合に、自ノードが接続しているIEEE1394バス上の1394ノード内のSubUnit情報の一覧を開示するSubUnit情報要求処理部705と、無線端末の接続時や無線端末からのSubUnit情報開示要求受信時に開示する、自ノードが接続しているIEEE1394バス上の1394ノード内に存在するSubUnit情報の一覧を作成する基地局ノード内SubUnit情報作成部704と、自ノードが接続している無線ネットワーク上の無線端末内に存在するSubUnit情報を収集する無線端末内SubUnit情報収集部706と、IEEE1394バス上の1394ノード内に存在するSubUnit情報を収集するSubUnit情報収集部707と、無線端末内SubUnit情報収集部706やSubUnit情報収集部707で収集された、無線ネットワーク上のSubUnit情報とIEEE1394バス上のSubUnit情報を基に、自ノード内でのパケット転送のためのルーティングテーブルを作成/保持するルーティングテーブル708と、IEEE1394バスへのインタフェース機能を提供するIEEE1394バスインタフェース処理部709とが存在する。
【0104】
ここで、図4に示した処理を実行する場合には、無線端末が接続する際に基地局ノード内のSubUnit情報を開示してしまうため、図8の内部構成例においてSubUnit情報要求処理部705は不要である。この無線端末の接続時の基地局ノード内のSubUnit情報の開示においては、あらかじめ基地局ノード内SubUnit情報作成部704で作成した情報を、無線端末接続処理部703から、BCCHに乗せて無線ネットワークに送出するような方法が考えられる。
【0105】
また、図5に示した処理を実行する場合には、無線端末の接続処理を行なうときに基地局ノード内のSubUnit情報を開示することはないので、図8における無線端末接続処理部703と基地局ノード内SubUnit情報作成部704の間を繋ぐ線は不要である。この場合は、無線ネットワーク上で無線端末と基地局ノードが接続した後に、無線端末からSubUnit情報の開示要求を受信した際に、基地局ノード内SubUnit情報作成部704で作成したSubUnit情報を無線端末に開示することになる。
【0106】
図9に、本実施形態の無線端末130の内部構造のブロック図の一例を示す。
【0107】
本実施形態では、無線端末130は、無線ネットワークに接続する際に、接続可能な基地局ノードを検索し、それらの基地局ノード群をユーザーに表示する処理や、ユーザーからの指示に従って、接続可能な基地局ノード群の中の一つの基地局ノードに接続する処理や、ユーザからのコマンド入力に対応するコマンドを乗せたパケットを作成して無線ネットワークに送出する処理や、無線ネットワークから送られてくる画像データなどをユーザーに表示する処理などが実行されている。
【0108】
そのため、図9に例示する無線端末130の構成では、無線ネットワークへのインタフェース機能を提供する無線インタフェース処理部801と、無線インタフェースから受信したパケットに対応する処理を実行するアプリケーション実行部802と、無線ネットワークに接続した際に、無線ネットワーク上に存在する基地局ノードの検索処理や、その基地局ノードに関する情報を保持しておく基地局情報収集/管理部803と、無線ネットワークを介して基地局ノードにコマンドを送出する際のユーザーからのコマンド入力処理や、処理結果のユーザーへの通知処理などを実行するユーザーインタフェース処理部804と、無線ネットワークから受信した画像情報の受信処理を実行する画像データ受信処理部805と、画像データ受信処理部805やユーザーインタフェース処理部804からのデータ等を表示するモニタ806とが存在する。
【0109】
このような機能を持たせることによって、図4や図5に示したような無線端末接続時の基地局選択機能が実現できるようになる。
【0110】
以上、第1の実施形態について説明してきた。前述したように、従来の無線ネットワークが、単一の音声サービスや同質のデータサービス(無線LANのようにコンテンツのQOSは無視したもの)の提供を基本としていたのに対し、IEEE1394と無線ネットワーク融合させたネットワークシステムにおいては、その接続する基地局によって、提供可能となるサービスの種類が大幅に異なることが予想される。つまり、ある基地局に接続した場合には、その基地局が接続しているIEEE1394バス上のサービスしか提供されないことになり、実際にユーザーが必要としているサービスが提供できないという場合が生じる可能性があり、問題であった。
【0111】
本実施形態によれば、無線インタフェースで接続された無線端末に対して、1394バス上を転送されている各種の情報を送信することができ、あたかも、無線インタフェースによって1394バスに接続したかのようにデータ通信を実行できるようになる。また、家庭内に複数のIEEE1394バスが存在し、それらの上で異なるコンテンツ(サービス)が乗っている場合でも、無線端末から所望のIEEE1394バスに接続することができるようになる。
【0112】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0113】
図10に、無線ネットワークとは別の家庭内ネットワークとしてIEEE1394バスを用いた実施形態を示す。
【0114】
図10では、第1の実施形態の場合と同様に、家庭内に2つのIEEE1394バス30,40が存在し、それぞれのIEEE1394バス上に複数のノードが接続された状態を示している。IEEE1394バス30上には、1394ノード901と無線1394ノード910が存在し、IEEE1394バス40上には、1394ノード902と無線1394ノード920が存在する。また、家庭内には、無線1394ノード910,920と無線ネットワークによって接続可能な無線端末930が存在する。
【0115】
本実施形態においては、この無線ネットワークが無線LANのようなMAC(Media Access Control)プロトコルを用いた、シェアードメディア型でパケットベースのネットワークである場合を場合を示しており、無線端末930と無線1394ノード910と無線1394ノード920とが同等の無線端末としてデータ転送を行っている。
【0116】
また、各1394ノード901,902や無線端末930内には、それらの構成要素(SubUnit)として、1394ノード901内にVTR SubUnit9011とチューナーSubUnit9012が、1394ノード902内にDVD SubUnit9021とDisc SubUnit9022が、無線端末930内にデコーダSubUnit9301が存在している。
【0117】
本実施形態においても、第1の実施形態の場合と同様に、IEEE1394バス上に存在するノードと無線ネットワーク上に存在するノードが、お互いに直接認識し合うのではなく、各々のノード内に存在する構成要素(例えば、AV/CプロトコルにおけるSubUnit)のレベルで認識し合う場合を想定している。
【0118】
この場合の、無線端末930やIEEE1394バス上の1394ノード910,920が認識するネットワークの構成例を図11に示す。図11には、無線端末930から認識されるネットワーク構成図(図11(a))と、各IEEE1394バス側から認識されるネットワーク構成図(図11(b))が示されている。
【0119】
具体的には、図11(a)に示すように、無線端末930は、無線ネットワーク上に3つの無線端末が存在するように認識し、各無線1394ノード内に、それらの無線1394ノードが接続しているIEEE1394バス上の1394ノード内のSubUnit情報が見えている。ただし、本実施形態では無線ネットワークが無線LAN的(シェーアドメディア型)に運用されているので、無線端末930は常に無線1394ノード910や無線1394ノード920に接続しているではなく、なんらかのMACプロトコルに従ったタイミングにしたがって、所望の無線1394ノードに対してパケットを送出するようになっている。
【0120】
また、図11(b)に示すように、IEEE1394バス30では、無線端末930内のSubUnit9301が無線1394ノード910内に存在するように認識され、IEEE1394バス40では、無線端末930内のSubUnit9301が無線1934ノード920内に存在するように認識されている。
【0121】
図11(b)においては、各IEEE1394バス30,40の間では、各々のIEEE1394バス上のSubUnitが認識できない場合を示しているが、図10のように無線区間が無線LANのように運用されている場合には、無線1394ノード910と無線1394ノード920が、お互いに認識し合う場合も考えられる。この場合の、IEEE1394バス側からのネットワーク全体の見え方を図12に示す。図12では、無線1394ノード910内には、無線端末930内のSubUnitとともに、IEEE1394バス40上の1394ノード902内のSubUnitが両方存在するように見えている。また、無線1394ノード920内には、無線端末930内のSubUnitとともに、IEEE1394バス30上の1394ノード901内のSubUnitが両方存在するように見えている。この場合には、IEEE1394バス間でのデータ転送も可能となる。
【0122】
以下の例では、無線端末930がパケットを送出する先の無線1394ノードを、その内部のSubUnit情報によって選択する場合について述べる。ここで、ネットワーク全体が図12のように認識されている場合には、無線端末930と無線1394ノード910,920の間での通信と共に、無線1394ノード910,920間での通信も実行されているが、これについての説明ここでは省略する。
【0123】
図13に、無線端末930が各無線1394ノード内のSubUnit情報を読み出し、その読み出したSubUnit情報に基づいて、制御コマンド(データの再生等)を送出する先の無線1394ノードを選択する場合の処理シーケンスの一例を示す。
【0124】
このとき、無線1394ノード910は、自ノード内のSubUnit情報として1394ノード901内のSubUnit情報を無線端末930に通知し、無線1394ノード920は、自ノード内のSubUnit情報として1394ノード902内のSubUnit情報を無線端末930に通知する。
【0125】
以下の処理シーケンスにおいては、ユーザーがDVD SubUnitへの操作を行ないたい場合の例を示しており、無線端末930が無線1394ノード920を選択してパケットを送出するようになっている。
【0126】
具体的な処理の内容を以下に示す。
【0127】
(1)無線1394ノード910が、IEEE1394バス30上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0128】
(2)無線1394ノード920が、IEEE1394バス40上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0129】
(3)ユーザーが無線端末930の電源をオンする(あるいは、例えば無線端末930が無線ネットワークに加入するなどのことが発生する)。
【0130】
(4)無線端末930が、無線ネットワーク上の他の無線端末や無線1394ノードに対し、そのSubUnit情報の開示を要求するパケットを送出する。このときのパケットの宛先はブロードキャストアドレスである。
【0131】
(5)無線1394ノード910,920が、自ノード内のSubUnit情報を無線端末930に通知する。
【0132】
(6)無線端末930が、無線1394ノード910,920から通知されたSubUnit情報を収集し、その一覧を作成する。また、無線ネットワーク上に存在する無線1394ノードの一覧を作成する。
【0133】
(7)無線端末930上のモニタなどに、作成した一覧情報を表示する。
【0134】
(8)ユーザーは、所望のサービス(DVD SubUnit)を持つ無線1394ノード920を選択し、DVD SubUnitの制御画面を要求する。
【0135】
(9)モニタ画面などを通して、要求が無線端末930に通知される。
【0136】
(10)無線端末930が、無線1394ノード920に対してDVD SubUnitの制御画面情報(「再生」や「停止」などのコマンドが入力できる制御画面)を要求する。
【0137】
(11)無線1394ノード920が、要求に従ってDVD SubUnitの制御画面を通知する。このとき、必要であれば制御画面情報を1394ノード902から入手することも可能である。
【0138】
(12)無線端末930上のモニタなどに、通知された制御画面を表示する。
【0139】
(13)ユーザーが、表示された制御画面から所望のコマンド(例えば「再生」コマンド)を入力する。
【0140】
(14)モニタ画面などを通して、コマンドが無線端末930に通知される。
(15)無線端末930が、無線1394ノード920内のDVD SubUnit9021に対して、入力されたコマンド「再生」を送信する。
【0141】
(16)無線1394ノード920が、受信したコマンドを無線ネットワーク上のパケットからIEEE1394バス上のパケットに乗せ替える(パケット変換処理を行う)。
【0142】
(17)無線1394ノード920が、パケット変換したIEEE1394パケット(再生コマンドが乗っている)を1394ノード902内のDVD SubUnit9021に転送する。
【0143】
(18)1394ノード902が、受信したコマンドに対応する処理を実行する。
【0144】
上記のような一連の処理によって、無線端末から所望のサービス(SubUnit)へのコマンドの送信が可能となる。
【0145】
ただし、処理手順は上記のような手順だけではなく、例えば、処理(7)の段階で表示される情報に、各SubUnitの制御画面情報なども含ませてしまい、処理(8)でユーザーが入力するのがDVD SubUnitの選択ではなく、処理(13)のようなDVD SubUnitへのコマンドの入力であるような場合も考えられる。
【0146】
また、実際の「再生」コマンドに対応する処理としては、再生した映像を無線端末930に転送するための、IEEE1394バス上でのIsochronousチャネルの獲得処理や無線ネットワーク上でのリソース獲得処理や、1394ノード902内や無線端末930内でのSubUnit間の接続コマンドの送受信処理などの処理が必要であるが、ここではそれらの処理は省略している。
【0147】
図14に、無線端末が無線ネットワークに接続する際の、その無線ネットワーク内に存在する無線1394ノードの検索処理の前に、ユーザーが所望の(接続して制御を行いたい/サービスを受けたい)とするサービスやSubUnitのタイプを入力する場合の処理シーケンスの一例を示す。
【0148】
このとき、無線端末は、ユーザーが望むであろうサービスを想定し、それらを無線端末のモニタ上に表示する。そして、その表示されたサービスの中にユーザーの所望するサービスが在ればそれを選択し、無ければ、図13に示した(4)以降の処理をスタートさせることになる。
【0149】
以下の例では、ユーザーがDVD SubUnitからのサービスを所望している場合について示している。
【0150】
具体的な処理の内容を以下に示す。
【0151】
(1)無線1394ノード910が、IEEE1394バス30上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0152】
(2)無線1394ノード920が、IEEE1394バス40上のノード内のSubUnit情報を収集し、それらを自ノード内のSubUnit情報とする。
【0153】
(3)ユーザーが無線端末930の電源をオンする(あるいは、例えば無線端末930が無線ネットワークに加入するなどのことが発生する)。
【0154】
(4)無線端末930上のモニタなどに、無線端末930自身の制御画面を表示する。
【0155】
(5)ユーザーは、表示されたサービス種別の中から所望のサービス(DVDSubUnit)を選択する。
【0156】
(6)モニタ画面などを通して、要求が無線端末930に通知される。
【0157】
(7)無線端末930が、無線ネットワーク上の他の無線端末や無線1394ノードに対し、DVD SubUnitを検索する旨の要求を記したパケットを送出する。このときのパケットの宛先はブロードキャストアドレスである。
【0158】
(8)無線1394ノード920が、自ノード内にDVD SubUnitが存在する旨を通知する。
【0159】
(9)無線端末930が、無線1394ノード920に対してDVD SubUnitの制御画面情報(「再生」や「停止」などのコマンドが入力できる制御画面)を要求する。
【0160】
(10)無線1394ノード920が、要求に従ってDVD SubUnit9021の制御画面を通知する。このとき、必要であれば制御画面情報を1394ノード902から入手することも可能である。
【0161】
(11)無線端末930上のモニタなどに、通知された制御画面を表示する。
【0162】
(12)ユーザーが、表示された制御画面から所望のコマンド(例えば「再生」コマンド)を入力する。
【0163】
(13)モニタ画面などを通して、コマンドが無線端末930に通知される。
(14)無線端末930が、無線1394ノード920内のDVD SubUnit9021に対して、入力されたコマンド「再生」を送信する。
【0164】
(15)無線1394ノード920が、受信したコマンドを無線ネットワーク上のパケットからIEEE1394バス上のパケットに乗せ替える(パケット変換処理を行う)。
【0165】
(16)無線1394ノード920が、パケット変換したIEEE1394パケット(再生コマンドが乗っている)を1394ノード902内のDVD SubUnit9021に転送する。
【0166】
(17)1394ノード902が、受信したコマンドに対応する処理を実行する。
【0167】
上記のような一連の処理により、無線端末から所望のサービス(SubUnit)へのコマンドの送信が可能となる。
【0168】
ただし、処理手順は上記のような手順だけではなく、例えば、処理(8)の段階でDVD SubUnitを有する旨を通知してくる無線1394ノードが複数存在するような場合が考えられる。このような場合には、これら複数のDVDSubUnitを有する無線1394ノードの中から、ユーザーが所望の無線1394ノードを選択する処理が必要になる。これは、図13の処理(6)から(9)までの一連の処理と同様に実行可能である。
【0169】
また、図13の処理シーケンスの場合と同様に、実際の「再生」コマンドに対応する処理としては、再生した映像を無線端末930に転送するための、IEEE1394バス上でのIsochronousチャネルの獲得処理や無線ネットワーク上でのリソース獲得処理や、1394ノード902内や無線端末930内でのSubUnit間の接続コマンドの送受信処理などの処理が必要であるが、ここではそれらの処理は省略している。
【0170】
次に、図15に、本実施形態における無線ネットワーク上で転送される無線パケットのパケット構成の一例を示す。図15では、無線パケットの中身の情報を識別するためのコマンド識別フィールドを設けている。これによって、無線ネットワーク上を転送されるパケットがどのような種類のコマンドであるのかを無線1394ノードや無線端末が認識できるようになる。そのコマンド識別子の具体例を同様に図16に示している。
【0171】
次に、図17/図18に、図13/図14の処理の中で、無線端末930の画面上に表示される、無線ネットワーク上の無線1394ノード内のSubUnit情報の一覧や、各SubUnitの制御画面情報の一例や、無線端末930が初期状態として表示する画面の一例を示す。
【0172】
図17(a)に、図13の処理(7)で表示される表示画面の一例を示す。本実施形態においては、2つの無線1394ノード910,920が存在する構成になっているので、図17(a)においても、それら2つの無線1394ノードに関する情報が表示されている。具体的には、無線1394ノード910の下にVTRとチューナーが存在し、その中のコンテンツ情報やチャネル情報が見えるようになっている。このコンテンツ情報やチャネル情報は、図13の処理においては、無線1394ノードが通知するSubUnit情報の中に含ませる方法が考えられる。
【0173】
図17(b)に、図13の処理(12)や図14の処理(11)で表示されるDVD SubUnitの制御画面の一例を示す。図17(b)では、表示されているのがDVD SubUnitであることや、そのDVD SubUnit内のコンテンツ一覧とともに、それらのコンテンツへのコマンド(「再生」や「停止」等)に対応するコマンドキー)が表示されている。
【0174】
さらに、図18に、図14の処理(4)で表示される、無線端末930の初期表示画面の一例を示す。図18では、通常の家庭内無線ネットワークで使用されると予想される、VTR、TV、STB(Set Top Box)、DVD、Disc等がWell Knownなサービスとして表示されている。これらの表示されているサービスを選択すると、図14に示したような一連の処理によって所望のサービスが受けられるようになる。また、図18には「その他」という選択肢が存在する。これは、先に示したようなWell Knownなサービスではないものを選択する場合に使用するキーであり、これを選択すると、図13の処理をスタートすることになる。
【0175】
図19に、本実施形態の無線1394ノード910,920の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0176】
本実施形態においては、無線1394ノード(910,920)において、IEEE1394バス上の各ノード内のSubUnit情報を無線ネットワーク側に開示する処理や、無線ネットワーク上の無線端末内のSubUnit情報をIEEE1394バス側に開示する処理や、それらのSubUnit情報を用いたルーティング処理などが実行されている。また、無線端末にIEEE1394バス上のSubUnit情報や、各SubUnit制御情報を通知するための処理なども実行されている。
【0177】
このことから、図19に例示する無線1394ノード(910,920)の構成では、無線ネットワークへのインタフェース機能を提供する無線インタフェース処理部1501と、無線ネットワーク上を転送するパケットとIEEE1394バス上を転送するパケットの間でのパケット乗せ替え処理を実行するパケット変換処理部1502と、無線端末から自ノード内のSubUnit情報の開示が求められた場合に、自ノードが接続しているIEEE1394バス上の1394ノード内のSubUnit情報の一覧を開示したり、各SubUnitの制御情報の開示が求められた場合に、そのSubUnitの制御情報を開示する、もしくは該当する1394ノードから制御情報を入手するなどの処理を実行するSubUnit情報・制御情報要求処理部1503と、無線端末からのSubUnit情報開示要求受信時に開示する、自ノードが接続しているIEEE1394バス上の1394ノード内に存在するSubUnit情報の一覧を作成する無線1394ノード内SubUnit情報作成部1504と、自ノードが接続している無線ネットワーク上の無線端末内に存在するSubUnit情報を収集する無線端末内SubUnit情報収集部1505と、IEEE1394バス上の1394ノード内に存在するSubUnit情報を収集するSubUnit情報収集部1506と、無線端末内SubUnit情報収集部1505やSubUnit情報収集部1506で収集された、無線ネットワーク上のSubUnit情報とIEEE1394バス上のSubUnit情報を基に、自ノード内でのパケット転送のためのルーティングテーブルを作成/保持するルータィングテーブル1507と、IEEE1394バスへのインタフェース機能を提供するIEEE1394バスインタフェース処理部1508とが存在する。
【0178】
ここで、図13の処理(10)(11)や図14の処理(9)(10)に示したような、SubUnitの制御情報を該当する1394ノードから入手する場合には、SubUnit情報・制御情報要求処理部1503とIEEE1394インタフェース処理部1508との間(図19中の点線部分)が接続されることとなる。
【0179】
図20に、本実施形態の無線端末930の内部構造のブロック図の一例を示す。
【0180】
この無線端末の内部構成は、基本的に第1の実施形態の場合の内部構成(図9)と同様である。異なるのは、第1の実施形態では接続する相手が基地局ノードであるのに対し、本実施形態では無線1394ノード(無線端末930と同等の位置づけ)である点である。よって、図9の構成での基地局情報収集/作成部803が図20の構成では無線1394ノード情報収集/作成部1603となっている。
【0181】
図20に例示する無線端末930の構成では、無線ネットワークへのインタフェース機能を提供する無線インタフェース処理部1601と、無線インタフェースから受信したパケットに対応する処理を実行するアプリケーション実行部1602と、無線ネットワークに加入した際に、無線ネットワーク上に存在する無線1394ノードの検索処理や、その無線1394ノードに関する情報を保持しておく無線1394ノード情報収集/管理部1603と、無線ネットワークを介して無線1394ノードにコマンドを送出する際のユーザーからのコマンド入力処理や、処理結果のユーザーへの通知処理などを実行するユーザーインタフェース処理部1604と、無線ネットワークから受信した画像情報の受信処理を実行する画像データ受信部1605と、画像データ受信部1605やユーザーインタフェース処理部1604からのデータ等を表示するモニタ1606と、が存在する。
【0182】
このような機能を持たせることによって、図13や図14に示したような無線ネットワーク上の無線1394ノード内のSubUnit情報の検索処理や、無線端末から送出するパケットの転送先となる無線1394ノードの選択機能が実現できるようになる。
【0183】
以上のように、本実施形態によれば、無線インタフェースで接続された無線端末に対して、1394バス上を転送されている各種の情報を送信することができ、あたかも、無線インタフェースによって1394バスに接続したかのようにデータ通信を実行できるようになる。また、家庭内に複数のIEEE1394バスが存在し、それらの上で異なるコンテンツ(サービス)が乗っている場合でも、無線端末から所望のIEEE1394バスに接続することができるようになる。また、本実施形態のように無線ネットワークが無線LANのようなシェアードメディア型の形態で運用されている場合でも、所望のサービスを検索することが出来、必要なサービスをIEEE1394バスから入手できるようになる。
【0184】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0185】
図21に、無線ネットワークとは別の家庭内ネットワークとしてIEEE1394バスを用いた場合の実施形態を示す。
【0186】
図21では、家庭内に2つのIEEE1394バス50,60が存在し、それぞれのIEEE1394バス上に複数の1394ノードが接続された状態を示している。本実施形態においては、これらのIEEE1394バス上においてHAViプロトコルが実行されている場合について説明する。
【0187】
図21では、IEEE1394バス50上には、1394ノード1701と基地局ノード1710とVTR1703が存在し、IEEE1394バス60上には、1394ノード1702と基地局ノード1720とDVD1704が存在する。また、家庭内には、基地局ノード1710、1720と無線ネットワークによって接続可能な無線端末1730が存在する。
【0188】
本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、無線ネットワークが周波数分割多重/時分割多重されて運用されている場合を示しており、無線端末1730が、あらかじめ接続する基地局ノードを選択してから無線ネットワーク上でのデータ通信を開始する場合を示している。
【0189】
ここで、HAViプロトコルにおいては、高機能のノード(HAViにおけるFAVやIAL)内にはレジストリと呼ばれるHAViプロトコルにおける各ノード内の構成要素情報(Software Element情報など)が保持されることになっているため、図21においても、1394ノード1701,1702と基地局ノード1710,1720内にレジストリ(17012,17022,17102,17202)が存在する。さらに、HAViプロトコルでは、低機能のノード(HAViプロトコルにおけるBAVやLAV)を制御するためのソフトウェアモジュール(DCM Device Control Module)が、HAViプロトコルが動いているネットワーク上の適当なノード内に存在することになっているため、図21においても、低機能のノードであるVTR1703とDVD1704を制御するためのソフフトウェアモジュールが、それぞれ1394ノード1701内のVTR−DCM17011、1394ノード1702内のDVD−DCM17021として存在する。
【0190】
また、具体的にIEEE1394バス上の機器を制御する場合には、コマンドを送りたいノードが、これらDCMと呼ばれるソフトウェアモジュールに対してコマンド(HAViコマンド)を送り、このDCMが実際に制御される機器に対してコマンド(例えばAV/Cコマンド)を送出する。このときの、コマンドを送りたいノードとDCMとの間でのコマンド転送方式もHAViプロトコルにおいて定義されている(例えばDCAを用いる方式やDDIを用いる方式)。例えば、基地局ノード1710がVTR1703に制御コマンドを送る場合には、基地局ノード1710に、VTR1703の制御画面情報がVTR−DCM17011から送られ、この制御画面情報を用いて基地局ノード1710を利用しているユーザーがVTR1703に対して制御コマンドを送る方法などがあげられる。
【0191】
ただし、本実施形態では無線ネットワーク上ではHAViプロトコルが動いていない場合を示しており、無線ネットワーク上では、第1の実施形態や第2の実施形態の場合と同様に、AV/Cプロトコルが実行されているものとし、無線端末1730内にデコーダSubUnit17301が存在する。
【0192】
本実施形態においては、無線ネットワーク上ではHAViプロトコルが動いていないため、無線端末1730からは、IEEE1394バス50上の1394ノード1701内のVTR−DCM17011は、基地局ノード1710内のVTR SubUnit17013として認識される。また、IEEE1394バス60上の1394ノード1702内のDVD−DCM17021は、基地局ノード1720内のDVD SubUnit17203として認識されることになる。このときの無線端末1730から認識されるネットワーク構成図を図22に示す。このように認識されるため、本実施形態では、無線端末1730から送られるAV/Cコマンドを基地局ノード1710あるいは基地局ノード1720においてHAViコマンドに翻訳し、各IEEE1394バス上の所望のノード(ソフトウェアエレメント)に転送することになる。
【0193】
以下に、無線端末1730が接続する基地局を、基地局ノード1710にするのかあるいは基地局ノード1720にするのかを、各基地局ノードが接続しているIEEE1394バス上のサービス情報(SubUnit情報)を用いて、その接続する基地局ノードを選択し、その接続した基地局を介して所望の機器(以下の例ではDVD1704)に制御コマンドを送出する場合について述べる。
【0194】
図23に、無線端末730がIEEE1394バス60上のDVD1704に対してコマンドを転送する場合の処理シーケンスの一例を示す。
【0195】
具体的な処理の内容を以下に示す。
【0196】
(1)IEEE1394バス60のバスリセット発生時等に、各ノード間においてて自ノード内のソフトウェアエレメント情報の授受(レジストリ情報の収集)が実行される。基地局ノード1720は、レジストリ情報をもとにAV/CプロトコルにおけるSubUnit情報を作成し、そのレジストリ情報とSubUnit情報の対応を記憶する。
【0197】
(2)IEEE1394バス50のバスリセット発生時等に、各ノード間において自ノード内のソフトウェアエレメント情報の授受(レジストリ情報の収集)が実行される。基地局ノード1710は、レジストリ情報をもとにAV/CプロトコルにおけるSubUnit情報を作成し、そのレジストリ情報とSubUnit情報の対応を記憶する。
【0198】
(3)ユーザーが無線端末1730の電源をオンする(あるいは、例えば無線端末130が無線ネットワークに加入するなどのことが発生する)。
【0199】
(4)無線端末1730が、BCCH上の情報を受信して基地局ノード1710,1720からの自己紹介情報を受信する。この自己紹介情報の中に、上記の処理(1)や(2)において各基地局ノードが作成したSubUnit情報が含まれている。
【0200】
(5)無線端末1730が、基地局ノード1710,1720から送られてくる自己紹介情報を収集し、その一覧を作成する。
【0201】
(6)無線他端末1730上のモニタなどに、作成した一覧情報を表示する。
【0202】
(7)ユーザーは、所望のサービス(DVD SubUnit)を持つ基地局ノード1720を選択する(実際には、DVD SubUnit17203を選択する)。
【0203】
(8)モニタ画面などを通して、コマンドが無線端末1730に入力される。
(9)無線端末1730が、ユーザーによって選択されたのが基地局ノード1720であり、その希望する制御対象がDVD SubUnit17203であることを認識する。
【0204】
(10)無線端末1730が、選択された基地局ノード1720に接続する。
【0205】
(11)無線端末1730が、基地局ノード1720内のDVD SubUnit17203に対して、制御画面の開示を要求する。
【0206】
(12)基地局ノード1720が、受信した制御画面の開示要求の転送先がDVD−DCM17021であることを、そのレジストリ情報とSubUnit情報の対応表から認識し、DVD−DCMに対して制御画面の開示を要求する(例えば、HAViプロトコルでのDDIを用いる)。
【0207】
(13)1394ノード1702が、DVD1704の制御画面情報を基地局ノード1720に開示する(例えば、HAViプロトコルでのDDIを用いる)。
【0208】
(14)基地局ノード1720が、DDIによって開示された制御画面情報を、AV/Cプロトコルで認識可能な制御画面情報(例えばパネルSubUnitなどの形式)に変換する。
【0209】
(15)基地局ノード1720が、変換した制御画面情報を無線端末1730に開示し、ユーザーに制御画面情報が示される。
【0210】
(16)ユーザーは、制御画面情報をもちいて所望のコマンド(例えば再生コマンドなど)を入力する。
【0211】
(17)無線端末1730が、入力されたコマンドをAV/Cコマンドの形式で基地局ノード1720に通知する。このときのコマンドの宛先となるSubUnitはDVD SubUnit17203である。
【0212】
(18)基地局ノード1720が、受信したAV/CコマンドをHAViコマンドに変換する。
【0213】
(19)基地局ノード1720が、変換したHAViコマンドを1394ノード1702に通知する。このときのコマンドの宛先となるソフトウェアエレメントは、DVD−DCM17021である。
【0214】
(20)1394ノード1702が、受信したコマンドを翻訳して、DVD1704が可能なコマンド(例えばAV/Cコマンド)を作成する。
【0215】
(21)1394ノード1702が、作成したコマンドをDVD1704に通知する。
【0216】
(22)DVD1704が、受信したコマンドに対応する処理を実行する。
【0217】
上記のような一連の処理により、HAViプロトコルが実行されていない無線ネットワーク上の端末から、HAViプロトコルが実行されているIEEE1394バス上のノードへのコマンド(AV/Cコマンドのような家電制御コマンド)の通知が可能となる。
【0218】
ここで、上記の例では、DVD1704が基地局ノード1720内のSubUnitとして認識されているが、DVD1704内のSubUnitが基地局ノード1720内のSubUnitとして認識される場合もある。ただし、どちらの場合においても、DVD−DCM17021と基地局ノード1720内のSubUnitでDVD1704に関連するものとの間の対応関係を基地局ノード1720は保持している。
【0219】
また、上記の処理(7)でユーザーに開示される画面情報は、例えば図6と同様の情報によって実現可能である。
【0220】
さらに、処理(16)においてユーザーに開示される制御画面情報には、DVD1704を制御するためのコマンド(再生や停止など)に対応するボタン情報などが含まれている。
【0221】
上記の処理においては、ユーザーからの指示によって基地局ノードを選択する方式の場合を示したが、本実施形態は、このような場合に限られたものではなく、例えば、図5に示した処理のように、接続可能な基地局ノードの情報をユーザーに順次開示していく方法でも実現可能である。
【0222】
さらに本実施形態では、無線ネットワーク上ではHAViプロトコルが実行されていない場合を示したが、無線ネットワーク上でHもAViプロトコルが実行される場合には、図23の処理(4)から(7)にかけて通知/開示される情報がSubUnit情報ではなくレジストリ情報となる。また、処理(11)での制御画面情報の開示要求の通知先が、基地局ノード1720内のDVD SubUnit1703ではなく、1394ノード1702内のDVD−DCM17021になり、DVD1704のDCMに直接制御画面情報の開示を要求することができるようになる。
【0223】
また、無線端末1730が処理(13)でDVD−DCM17021から開示される制御画面情報を処理できるのであれば、この制御画面情報をそのまま無線端末1730に通知し、この制御画面を用いてユーザーがコマンドを入力するようにしても良い。
【0224】
図24に、本実施形態の基地局ノード(1710,1720)の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0225】
本実施形態の基地局ノード(1710,1720)は、基本的に第1の実施形態の基地局ノードの構成と同様であるが、第1の実施形態の場合とは、SubUnit情報収集部707がレジストリ情報収集部2007になった点が異なっている。また、レジストリ情報収集部2007になったことによって、基地局ノード内SubUnit情報作成部2004における機能として、IEEE1394バス上のレジストリ情報から基地局ノード内のSubUnit情報を作成する機能が追加されている。また、ルーティングテーブル2008には、上記レジストリ情報とSubUnit情報の対応関係が記憶/保持されており、これによって基地局ノード内でのパケットルーティング処理が実行されている。
【0226】
このことから、図24に例示する基地局ノード(1710,1720)の構成では、無線ネットワークへのインタフェース機能を提供する無線インタフェース処理部2001と、無線ネットワーク上を転送するパケットとIEEE1394バス上を転送するパケットの間でのパケット乗せ替え処理を実行するパケット変換処理部2002と、無線ネットワーク上に無線端末が接続した際の接続処理を実行する無線端末接続処理部2003と、無線端末から自ノード内のSubUnit情報の開示が求められた際に、自ノードが接続しているIEEE1394バス上のレジストリ情報を基に作成したSubUnit情報の一覧を開示するSubUnit情報要求処理部2005と、無線端末の接続時や無線端末からのSubUnit情報開示要求受信時に開示する、自ノードが接続しているIEEE1394バス上のレジストリ情報を基に自ノード内に存在するSubUnit情報の一覧を作成する基地局ノード内SubUnit情報作成部2004と、自ノードが接続している無線ネットワーク上の無線端末内に存在するSubUnit情報を収集する無線端末内SubUnit情報収集部2006と、IEEE1394バス上の1394ノード内に存在するソフトウェアエレメントなどのレジストリ情報を収集するレジストリ情報収集部2007と、無線端末内SubUnit情報収集部2006やレジストリ情報収集部2007で収集された、無線ネットワーク上のSubUnit情報とIEEE1394バス上のレジストリ情報を基に、自ノード内でのパケット転送のためのルーティングテーブルを作成/保持するルーティングテーブル2008と、IEEE1394バスへのインタフェース機能を提供するIEEE1394バスインタフェース処理部2009とが存在する。
【0227】
なお、本実施形態の無線端末1730の内部構成は、第1の実施形態の場合と同じ構成で実現可能である。
【0228】
以下に、無線ネットワーク上でもHAViプロトコルが実行されている場合について、この場合に図24の基地局ノードの構成から変更される項目を示す。 ・基地局ノード内SubUnit情報作成部2004が基地局ノード内レジストリ情報作成部となり、IEEE1394バス上のレジストリ情報を無線ネットワーク側に開示する処理を実行する。
・SubUnit情報要求処理部2005が、レジストリ情報要求処理部となり、無線端末からのレジストリ情報の開示要求を処理することになる。
・無線端末内SubUnit情報収集部2006が、無線端末内レジストリ情報収集部となり、無線端末内のレジストリ情報を収集する。
・ルータィングテーブル2008に記憶するのが、レジストリ情報に記載されているソフトウェアエレメントの識別子であるSEIDの対応表となる。
【0229】
また、無線端末においては、基地局ノード内の情報として収集するのがSubUnit情報からレジストリ情報になる点と、アプリケーション実行部において実行されるものにHAViプロトコルが追加される点が第1の実施形態の場合との違いとなる。
【0230】
なお、以上では、無線ネットワークとは別のネットワークとしてIEEE1394バスを例にとって説明したが、もちろん、本発明は無線ネットワークとは別のネットワークとしてIEEE1394バス以外のネットワークを用いたものにも適用可能である。
【0231】
また、以上では、各実施形態において家庭網を例にとって説明したが、もちろん、本発明は家庭網以外のネットワークにも適用可能である。
【0232】
なお、以上の各機能は、ソフトウェアとしても実現可能である。
【0233】
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。
【0234】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0235】
【発明の効果】
本発明によれば、無線ノードから送られてくるその無線ノードが提供可能なサービス等の情報を基に、ユーザーが接続する無線ノードを選択できるようになる。これによって、ユーザーは自分が受けたいサービスを提供可能な無線ノードを明示的に指定できるようになり、確実に所望のサービスを受けることができるようになる。
【0236】
また、本発明によれば、無線ノードから送られてくるその無線ノードが提供可能なサービス等の情報およびその無線ノードが入手した他の無線ノードが提供可能なサービス等の情報を基に、ユーザーが接続する無線ノードを選択できるようになる。これによって、ユーザーは自分が受けたいサービスを提供可能な無線ノードを明示的に指定できるようになり、確実に所望のサービスを受けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る家庭内ネットワークの一例を示す図
【図2】無線端末やIEEE1394バス上のノードが認識するネットワーク構成の一例を示す図
【図3】無線ネットワークにおける無線周波数の利用方式の一例を示す図
【図4】基地局ノードがSubUnit情報も含めて自己紹介情報を送出する場合の処理シーケンスの一例を示す図
【図5】基地局ノードに接続した後に順次SubUnit情報を検索していく場合の処理シーケンスの一例を示す図
【図6】無線端末がユーザーに表示するモニタ画面の一例を示す図
【図7】無線端末がユーザーに表示するモニタ画面の一例を示す図
【図8】基地局ノードの内部構成の一例を示すブロック図
【図9】無線端末の内部構成の一例を示すブロック図
【図10】本発明の第2の実施形態に係る家庭内ネットワークの一例を示す図
【図11】無線端末やIEEE1394バス上のノードが認識するネットワーク構成の一例を示す図
【図12】無線端末やIEEE1394バス上のノードが認識するネットワーク構成の一例を示す図
【図13】無線端末が各無線1394ノード内のSubUnit情報の開示を要求する場合の処理シーケンスの一例を示す図
【図14】無線端末自身の制御画面からユーザーが能動的に所望のSubUnitを検索する場合の処理シーケンスの一例を示す図
【図15】無線ネットワーク上を転送されるパケットのパケットフォーマットの一例を示す図
【図16】無線ネットワーク上を転送されるパケットのパケットフォーマットの一例を示す図
【図17】無線端末がユーザーに表示するモニタ画面の一例を示す図
【図18】無線端末がユーザーに表示するモニタ画面の一例を示す図
【図19】無線1394ノードの内部構成の一例を示すブロック図
【図20】無線端末の内部構成の一例を示すブロック図
【図21】本発明の第3の実施形態に係る家庭内ネットワークの一例を示す図
【図22】無線端末が認識するネットワーク構成の一例を示す図
【図23】無線端末がIEEE1394バス上の1394機器に制御コマンドを送信する場合の処理シーケンスの一例を示す図
【図24】基地局ノードの内部構成の一例を示すブロック図
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60…IEEE1394バス
101,102,901,902,1701,1702…1394ノード
110,120,1710,1720…基地局ノード
130,930…無線端末
910,920,1730…無線1394ノード
1703…VTR
1704…DVD
701,1501,2001…無線インタフェース処理部
702,1502,2002…パケット変換処理部
703,2003…無線端末接続処理部
704,2004…基地局ノード内SubUnit情報作成部
705,2005…SubUnit情報要求処理部
706,1505,2006…無線端末内SubUnit情報収集部
707,1506…SubUnit情報収集部
708,1507,2008…ルーティングテーブル
709,1508,2009…IEEE1394バスインタフェース処理部
1503…SubUnit情報/制御情報要求処理部
1504…無線1394ノード内SubUnit情報作成部
2007…レジストリ情報収集部
801,1601…無線インタフェース処理部
802,1602…アプリケーション実行部
803…基地局情報収集/管理部
804,1604…ユーザーインタフェース処理部
805,1605…画像データ受信処理部
806,1606…モニタ
1603…無線1394ノード情報収集/管理部

Claims (30)

  1. 無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、
    前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードから、該無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を前記無線ノードからの自己紹介信号によって受信する無線ノード情報受信手段と、
    前記無線ノード情報受信手段により受信した無線ノード情報の少なくとも一部の情報を記憶する無線ノード情報記憶手段と、
    前記無線ノード情報記憶手段において記憶している無線ノード情報の少なくとも一部の情報を開示する無線ノード情報開示手段とを備えたことを特徴とする無線端末。
  2. 前記無線ノード情報開示手段は、前記無線ノード情報記憶手段において記憶している無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、自無線端末内のディスプレイに画面表示することにより開示することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードに対し、前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求する無線ノード情報開示要求手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の無線端末。
  4. 前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードの中から、実際に通信を行う無線ノードを選択するための無線ノード選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の無線端末。
  5. 前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードに、所定の優先度を付加するための無線ノード優先度決定手段と、
    前記無線ノード優先度決定手段によって決定された優先度に従って、前記無線ノードの無線ノード情報の少なくとも一部を開示する無線ノード情報開示手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の無線端末。
  6. 前記一部の情報とは、コンテンツ情報、ディレクトリ情報及びチャネル情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の無線端末。
  7. 無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、
    前記無線ネットワークとは別のネットワークに接続された第2のインタフェース手段と、
    前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集/記憶するノード情報収集/記憶手段と、
    前記第1のインタフェース手段を介して、前記ノード情報収集/記憶手段によって記憶しているノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワークに対して送出している自己紹介信号によって、前記無線ネットワーク上の無線端末に開示するノード情報開示手段とを備えたことを特徴とする無線ノード。
  8. 前記一部の情報とは、コンテンツ情報、ディレクトリ情報及びチャネル情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の無線ノード。
  9. 無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、
    前記無線ネットワークとは別のネットワークに接続された第2のインタフェース手段と、
    前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集/記憶するノード情報収集/記憶手段と、
    前記第1のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワーク上に存在する他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を収集/記憶する無線ノード情報収集/記憶手段と、
    前記第1のインタフェース手段を介して、前記ノード情報収集/記憶手段によって記憶しているノード情報もしくは前記無線ノード情報収集/記憶手段によって記憶している無線ノード情報のうちの少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードに開示するノード情報開示手段とを備えたことを特徴とする無線ノード。
  10. 前記第1のインタフェース手段を介して、前記第1のネットワーク上に存在する他の無線ノードに対して、該他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求する無線ノード情報開示要求手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の無線ノード。
  11. 前記無線ノード情報開示手段は、前記ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記ノード情報もしくは前記無線ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードからの要求に従って開示することを特徴とする請求項9または10に記載の無線ノード。
  12. 前記ノード情報開示手段は、前記ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記ノード情報もしくは前記無線ノード情報収集/記憶手段において記憶している前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の全ての無線端末に同報的に通知することを特徴とする請求項9または10に記載の無線ノード。
  13. 前記無線ネットワーク上においてAV/Cプロトコルを実行するAV/Cプロトコル実行手段と、
    前記無線ネットワークとは別のネットワーク上においてHAViプロトコルを実行するHAViプロトコル実行手段と、
    前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報に対応する、前記HAViプロトコルで定義されるレジストリ情報から、該レジストリ情報に対応する、前記AV/Cプロトコルで定義されるSubUnit情報を作成する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報に対応する、前記AV/Cプロトコルで定義されるSubUnit情報から、該SubUnit情報に対応する、前記HAViプロトコルで定義されるレジストリ情報を作成する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有するレジストリ/SubUnit情報作成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1項に記載の無線ノード。
  14. 前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報に対応する、前記HAViプロトコルで定義されるレジストリ情報と、該レジストリ情報から前記レジストリ/SubUnit情報作成手段によって作成されたSubUnit情報との対応関係を記憶する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報に対応する、前記AV/Cプロトコルで定義されるSubUnit情報と、該SubUnit情報から前記レジストリ/SubUnit情報作成手段によって作成されたレジストリ情報との対応関係を記憶する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有するレジストリ/SubUnit情報記憶手段をさらに備えたことを特徴とする請求項13に記載の無線ノード。
  15. 前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノードを制御するための、前記HAViプロトコルで定義される制御画面情報を、前記無線ネットワーク上で実行されているAV/Cプロトコルによって認識可能な制御画面情報に変換する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノードを制御するための、前記AV/Cプロトコルで定義される制御画面情報を、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上で実行されているHAViプロトコルによって認識可能な制御画面情報に変換する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有する制御画面情報変換手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項13または14に記載の無線ノード。
  16. 前記無線ネットワークとは別のネットワーク上のノードを制御するための、前記HAViプロトコルで定義される制御コマンドを、該制御コマンドに対応する、前記無線ネットワーク上で実行されているAV/Cプロトコルで定義される制御コマンドに変換する機能と、前記無線ネットワーク上の無線ノードを制御するための、前記AV/Cプロトコルで定義される制御コマンドを、該制御コマンドに対応する、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上で実行されているHAViプロトコルで定義される制御コマンドに変換する機能とのうち、少なくとも一方の機能を有するコマンド変換手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1項に記載の無線ノード。
  17. 前記一部の情報とは、コンテンツ情報、ディレクトリ情報及びチャネル情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項9ないし16のいずれか1項に記載の無線ノード。
  18. 無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段を備えた無線端末における通信制御方法であって、
    前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードから、該無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を前記無線ノードからの自己紹介信号によって受信するステップと、
    前記第1のインタフェース手段を介して受信した無線ノード情報の少なくとも一部の情報を記憶手段に記憶するステップと、
    前記記憶手段に記憶されている無線ノード情報の少なくとも一部の情報を開示するステップとを有することを特徴とする通信制御方法。
  19. 前記記憶手段に記憶されている無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、自無線端末内のディスプレイに画面表示することにより開示することを特徴とする請求項18に記載の通信制御方法。
  20. 前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在する無線ノードに対し、前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求するステップを更に有することを特徴とする請求項18または19に記載の通信制御方法。
  21. 前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードの中から、実際に通信を行う無線ノードを選択するステップを更に有することを特徴とする請求項18ないし20のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  22. 前記第1のインタフェース手段を介して通信可能な前記無線ネットワーク上に存在すると認識されている無線ノードに、所定の優先度を付加するステップと、
    前記無線ノード優先度決定手段によって決定された優先度に従って、前記無線ノードの無線ノード情報の少なくとも一部を開示するステップとを更に有することを特徴とする請求項18ないし21のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  23. 前記一部の情報とは、コンテンツ情報、ディレクトリ情報及びチャネル情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項18ないし22のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  24. 無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワークに接続された第2のインタフェース手段とを備えた無線ノードにおける通信制御方法であって、
    前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集し、記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1のインタフェース手段を介して、前記記憶手段に記憶されているノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワークに対して送出している自己紹介信号によって、前記無線ネットワーク上の無線端末に開示するステップとを有することを特徴とする通信制御方法。
  25. 前記一部の情報とは、コンテンツ情報、ディレクトリ情報及びチャネル情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項24に記載の通信制御方法。
  26. 無線ネットワークに接続された第1のインタフェース手段と、前記無線ネットワークとは別のネットワークに接続された第2のインタフェース手段とを備えた無線ノードにおける通信制御方法であって、
    前記第2のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワークとは別のネットワーク上に存在する他のノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他のノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含むノード情報の少なくとも一部の情報を収集し、第1の記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1のインタフェース手段を介して、前記無線ネットワーク上に存在する他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報を収集し、第2の記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1のインタフェース手段を介して、前記第1の記憶手段に記憶されているノード情報もしくは前記第2の記憶手段に記憶されている無線ノード情報のうちの少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードに開示するステップとを有することを特徴とする通信制御方法。
  27. 前記第1のインタフェース手段を介して、前記第1のネットワーク上に存在する他の無線ノードに対して、該他の無線ノード内に登録されているサービス機能に関する情報または該他の無線ノード内の構成要素に関する構成情報の少なくとも一方を含む無線ノード情報の少なくとも一部の情報の開示を要求するステップを更に有することを特徴とする請求項26に記載の通信制御方法。
  28. 前記第1の記憶手段に記憶されている前記ノード情報もしくは前記第2の記憶手段に記憶されている前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の無線端末もしくは他の無線ノードからの要求に従って開示することを特徴とする請求項26または27に記載の通信制御方法。
  29. 前記第1の記憶手段に記憶されている前記ノード情報もしくは前記第2の記憶手段に記憶されている前記無線ノード情報の少なくとも一部の情報を、前記無線ネットワーク上の全ての無線端末に同報的に通知することを特徴とする請求項26ないし28のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  30. 前記一部の情報とは、コンテンツ情報、ディレクトリ情報及びチャネル情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項26ないし29のいずれか1項に記載の通信制御方法。
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