JP3573396B2 - 動画像復号方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、MPEG方式で符号化された動画像の復号方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MPEG方式では、画像と音声の同期をとってこれらを再生するために、システムタイムクロックSTC、及び、画像及び音声のデータに付加されたプレゼンテーションタイムスタンプPTSを用いている。
MPEG方式の動画像復号装置では、符号化画像データをメモリから読み出す復号開始時点とメモリからの表示用復号画像データ読み出し開示時点との時間差を予測し、その予測値をSTCに加算して、復号開始時点でPTSのSTCに対するずれに応じた処理を行っており、例えばこのずれが1フレーム(1画像)表示期間以上になると、1フレームの画像表示をリピートしたりスキップしたりいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、可変スケジュール方式では、上記時間差が1フレーム分の復号時間等により異なるので、該予測値に誤差が生じ、PTSのSTCに対する正確なずれに応じた処理を行うことができない。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、簡単な構成でプレゼンテーションタイムスタンプPTSのシステムタイムクロックSTCに対する正確なずれに応じた処理を行うことが可能な動画像復号方法及び装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】
本発明の第1態様では、符号化画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号装置において、
該メモリ内の1画像格納領域先頭側境界アドレスが一時記憶されるレジスタ回路と、
該表示用復号画像データの読み出しアドレスと該境界アドレスとの一致を検出する比較回路と、
該メモリ内に一時記憶される各画像についてプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データとを、該境界アドレスと対応させて記憶する記憶部と、
該一致の検出に応答して、該境界アドレスに対応した1画像の該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データを該記憶部から得て出力する切換回路と、
該一致が検出され且つ該有効/無効データが有効を示している場合に、該システムタイムクロックSTCと該切換回路から出力された該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行う時間差調整回路とを有し、
該記憶部は、該メモリの該境界アドレスの記憶領域であり、
該切換回路は、該メモリから読み出されたデータが供給され、該データを、該一致が検出された時に該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データとして一方側から出力し、該一致が検出されなかった時に該表示用復号画像データとして他方側から出力するデマルチプレクサである。
【0005】
この動画像復号装置によれば、PTSを切換回路から取得した時点がこのPTSに対応した1画像の表示開始時に一致するので、メモリから符号化画像データを読み出す復号開始時点とメモリからの表示用復号画像データ読み出し開示時点との時間差を考慮することなく、PTSのSTCに対するずれの判定が正確となり、STCとPTSとの正確な時間差に応じたリピート/スキップ等の処理を行うことができるという効果を奏する。
【0006】
また、レジスタ回路は1画像格納領域先頭側境界アドレス格納用として通常3つのレジスタを備えればよいので、これを用いた回路の構成が簡単になるという効果を奏する。
さらに、PTS及び有効/無効データを格納するための特別なレジスタが不要になるという効果を奏する。
【0008】
本発明の第2態様の動画像復号装置は、上記第1態様と次の点で異なる。
すなわち、上記記憶部は、上記レジスタ回路の一部であり、上記境界アドレスは、上記1画像の先頭アドレスであり、
上記切換回路は、上記レジスタ回路から読み出された全ての上記プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び上記有効/無効データが供給されそのうち上記一致に対応した該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データを選択して出力するマルチプレクサである。
【0009】
本発明の第3態様では、上記いずれかの態様において、上記時間差調整回路は、PTS>STC+T0の場合には、前回上記メモリから読み出された1画像分の上記表示用復号画像データを該メモリから再度読み出すリピート処理を行わせるための制御信号を出力し、ここにPTSは上記プレゼンテーションタイムスタンプPTSであり、STCは上記システムタイムクロックSTCであり、T0は、1画像表示期間であり、PTS<STC−T0の場合には、該メモリから読み出される復号対象の上記符号化画像データを1画像分スキップさせる制御信号を出力する。
【0010】
本発明の第4態様では、符号化された画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号方法において、レジスタ回路を用い、
1画像の復号画像データを該メモリに格納する際に、該復号画像データに対応したプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データとを、該メモリ内の該1画像の像格納領域先頭側境界アドレスに記憶させ、該境界アドレスを該レジスタ回路に一時記憶させ、
画像表示のために該メモリからデータを順次読み出させながら該データの読み出しアドレスと該レジスタ回路に一時記憶された該境界アドレスとの一致を検出し、
該一致が検出された時に、該メモリから読み出された該データを該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データとして取得し、該有効/無効データが有効を示している場合に、該システムタイムクロックSTCと得られた該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行い、該一致が検出されていない時に、該メモリから読み出された該データを該表示用復号画像データとして用いる。
【0011】
本発明の第5態様では、符号化された画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号方法において、レジスタ回路を用い、
1画像の復号画像データを該メモリから読み出す前に、該復号画像データに対応したプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データと該メモリ内の該1画像の格納領域先頭側境界アドレスとを対応させて該レジスタ回路に記憶させ、
該メモリから該復号画像データを順次読み出させながら該復号画像データの読み出しアドレスと該レジスタ回路に一時記憶された該境界アドレスとの一致を検出し、
該一致が検出された時に、該一致に係る該境界アドレスに対応した該プレゼンテーションタイムスタンプPTSと該有効/無効データとを取得し、該有効/無効データが有効を示している場合に、システムタイムクロックSTCと取得した該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行い、
該一致が検出されていない時に、該メモリから読み出された該データを該表示用復号画像データとして用いる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、システムデコーダ10と動画像復号装置20の概略構成とを示すブロック図である。
【0013】
MPEG方式の多重化ビットストリームは、符号化されているビデオビットストリームVBSとオーディオビットストリームとデータビットストリームとが多重され、パケット化されており、パックヘッダと複数のパケットから1パックが構成されている。パックヘッダにはシステムクロックレファランスSCR等の情報が含まれ、パケットヘッダにはストリームID及びプレゼンテーションタイムスタンプPTS等の情報が含まれている。PTSは、必ずしも全てのパケットヘッダに含まれているとは限らない。
【0014】
この多重化ビットストリームは、システムデコーダ10に供給されて、システムクロックレファランスSCR、ストリームID及びプレゼンテーションタイムスタンプPTS等の情報が分離され、ストリームIDに基づいてビデオビットストリームVBSとオーディオビットストリームとデータビットストリームとに分離される。
【0015】
ビデオビットストリームVBSは動画像復号装置20のメモリ制御回路21に供給され、システムクロックレファランスSCR及びプレゼンテーションタイムスタンプPTSは動画像復号装置20の全体制御回路22に供給される。全体制御回路22は、例えばデジタルPLL回路により、不連続なシステムクロックレファランスSCRに基づいて連続的なシステムタイムクロックSTCを生成する。
【0016】
動画像復号装置20では、全体制御回路22の指令に基づいてメモリ制御回路21により、ビデオビットストリームVBSがメモリ23の符号化データ領域23aに高速に一時格納され、この領域23a内のデータが格納時よりも低速に読み出され、メモリバス24を介し符号化画像データDAT0として可変長復号回路25に供給される。符号化画像データDAT0は、可変長復号回路25により量子化DCT係数に変換され、次に逆量子化回路26でDCT係数に変換され、次に逆DCT回路27で画像データDAT1に変換される。
【0017】
画像データDAT1がIピクチャー(内部符号化画像)の場合には、予測復号回路を含む動き補償回路28を素通りし、メモリバス24及びメモリ制御回路21を介し復号画像データDAT2としてメモリ23の復号データ格納領域23bに格納される。画像データDAT1がPピクチャー(前方向予測符号化画像)又はBピクチャー(双方向予測符号化画像)の場合には、可変長復号回路25で分離されたピクチャタイプ及び動きベクトルに基づき、メモリ制御回路21により、メモリ23の復号データ格納領域23bから参照用復号画像データが読み出され、DAT3として動き補償回路28に供給され、このデータDAT3から予測画像が生成され、これに画像データDAT1が加算されて復号画像データDAT2が生成され、メモリバス24及びメモリ制御回路21を介し復号データ格納領域23bに格納される。
【0018】
復号データ格納領域23b内のデータは、メモリ制御回路21により、符号化前の画像順に読み出され、メモリバス24を介し表示用復号画像データDAT4として画像表示回路29に供給され、フォーマット変換やアナログ変換等が行われてビデオ信号VSが生成される。
本発明の特徴部分は、メモリ制御回路21内のPTS抽出回路210と全体制御回路22内の時間差調整回路220とメモリ23の復号データ格納領域23b内のデータ配列に特徴があり、これらの部分を図2に示す。
【0019】
復号データ格納領域23b内のBピクチャーは、参照されずに格納後待ち時間をおいて表示用復号画像データDAT4として読み出されるので、1フレーム分以下の記憶領域で足りる。復号データ格納領域23bは、参照画像用の2フレーム分と、Bピクチャー用の1フレーム以下の領域との和、例えば2.5フレーム分の記憶容量をもっている。復号データ格納領域23bの記憶容量が何フレーム分かは、1フレームの画素数によっても異なる。
【0020】
復号データ格納領域23bの最終アドレスの次は、復号データ格納領域23bの先頭アドレスに続いており、図2では復号画像データD3aとD3bとの領域が1画像用となっている。例えば、復号画像データD1及びD2はいずれもIピクチャー又はPピクチャーであり、復号画像データ(D3a+D3b)はBピクチャーである。復号画像データD1、D2及びD3aの領域の直前にはそれぞれ有効/無効フラグF及びプレゼンテーションタイムスタンプPTSが格納されている。例えば、フラグFは1ワードの最上位ビットであり、PTSはこのビットを除いた部分である。復号画像データD1、D2及び(D3a+D3b)に対応した(F,PTS)をそれぞれ(F1,PTS1)、(F2,PTS2)及び(F3,PTS3)で表す。これらはそれぞれ図示のようにメモリ23の1画像格納領域先頭側境界アドレスADR1、ADR2及びADR3に格納されているとする。
【0021】
メモリ23に対する符号化画像データの格納及び読み出し、復号画像データ格納、参照用復号画像データ読み出し並びに表示用復号画像データの読み出しは、時分割並列処理される。図2に示すアドレスカウンタ21aは、図1のメモリ制御回路21に含まれ、表示画像データ読み出し用である。メモリ制御回路21は他にも、符号化画像データ格納用、符号化画像データ読み出し用、復号画像データ格納用、参照用復号画像データ読み出し用の各々の不図示のアドレスカウンタを備えており、これらが切り替えて使用される。
【0022】
全体制御回路22は、システムデコーダ10からPTS等を受け取る時に、PTSが含まれていればF=‘1’とし、含まれていなければ、F=‘0’とし且つPTSを任意の値、例えば前回値又は0として保持しておく。メモリ制御回路21は、全体制御回路22の指令に基づいて復号画像データDAT2を領域23bに格納する際、最初に、上記境界アドレス並びにデータDAT2の画像に対応したフラグF及びPTSを全体制御回路22から受け取り、この境界アドレスを復号画像データ格納用アドレスカウンタにロードしてF及びPTSをメモリ23に格納し、この境界アドレスをレジスタ回路211の空きレジスタに格納し、アドレスカウンタにクロックを供給してアドレスをインクリメントさせながら復号画像データDAT2を領域23bに順次格納していく。
【0023】
メモリ制御回路21は、全体制御回路22の指令に基づいて表示用復号画像データDAT4を復号データ格納領域23bから読み出す際、例えば、復号画像データD1が表示用復号画像データDAT4として読み出され、これが完了すると、復号画像データD1の領域が空き領域となり、ここに次にBピクチャーが格納される場合には、0.5フレーム分の領域が使用され、次に復号画像データD2が空き領域になると、境界アドレスADR2の位置がこのBピクチャーの最終アドレスの次のアドレスへずれる。境界アドレスADR1〜ADR3の値は、1フレームの画素数によっても異なる。したがって、境界アドレスADR1〜ADR3は、常に一定ではない。
【0024】
PTS抽出回路210は、画像表示のためにメモリ23のアドレスADRからデータDATが読み出されるとき、アドレスADRとレジスタ回路211の内容とを比較し、両者が一致した場合にはデータDATがF及びPTSであると判定し、これら及び一致信号EQを時間差調整回路220へ供給し、そうでなければデータDATを表示用復号画像データDAT4として図1の画像表示回路29へ供給する。
【0025】
時間差調整回路220は、EQ=‘1’かつF=‘1’の場合には、次のような時間差の調整を行う。すなわち、PTS>STC+T0の場合には、前回メモリ23から読み出したフレームの表示用復号画像データDAT4を再度読み出すリピート処理を行わせるための制御信号を出力する。ここにT0は、1フレーム表示期間である。また、PTS<STC−T0の場合には、復号データ格納領域23bから可変長復号回路25へ供給される符号化画像データDAT0を1フレーム分スキップさせる制御信号を出力する。
【0026】
図3は、図2中のPTS抽出回路210及び時間差調整回路220の構成例を示す。
レジスタ回路211のレジスタR1〜R3にはそれぞれ、最上位ビットであるフラグG1〜G3とこのビットを除いた部分の境界アドレスADR1〜ADR3との組が保持されている。レジスタR1〜R3の内容のうち境界アドレスADR1〜ADR3はそれぞれ、比較回路212〜214の一方の入力端に供給され、比較回路212〜214の他方の入力端には、図2のアドレスカウンタ21aからの表示用復号画像データ読み出しアドレスADRが供給される。比較回路212〜214の出力である一致信号EQ1〜EQ3はオアゲート215に供給され、比較回路212〜214の何れかの2入力が一致していると判定されると、オアゲート215の出力である一致信号EQが‘1’になる。i=1〜3の各々について、EQiが‘1’になると、図1のメモリ制御回路21によりフラグGiが‘0’にされる。メモリ制御回路21により、‘0’になったフラグGiを含むレジスタRi(上述の空きレジスタ)に、上述の時点で境界アドレスADRiが保持され、この時、フラグGiが‘1’にされる。
【0027】
一致信号EQは、デマルチプレクサ216の制御入力端に供給され、デマルチプレクサ216は、EQ=‘0’のときデータDATを表示用復号画像データDAT4として出力し、EQ=‘1’のときデータDATを有効/無効フラグF及びPTSとして出力する。
時間差調整回路220では、加算回路221の一方の入力端及び減算回路222の非反転入力端にシステムタイムクロックSTCが供給され、加算回路221の他方の入力端及び減算回路222の反転入力端にT0が供給される。加算回路221及び減算回路222の出力STC+T0及びSTC−T0はそれぞれ、比較回路223及び224の一方の入力端に供給される。比較回路223及び224の他方の入力端には、デマルチプレクサ216からのPTSが供給される。比較回路223及び224の出力イネーブル信号入力端OEには、アンドゲート225の出力が供給され、アンドゲート225の一方及び他方の入力端にはそれぞれ一致信号EQ及び有効/無効フラグFが供給される。
【0028】
アンドゲート225の出力が‘0’のとき、すなわち一致信号EQ又は有効/無効フラグFが‘0’のときには、比較回路223及び224の出力はいずれもその入力値によらず‘0’になる。アンドゲート225の出力が‘1’の場合、すなわちEQ及びFが共に‘1’の場合には、比較回路223はPTS>STC+T0のとき出力を‘1’にし、そうでないとき出力を‘0’にし、比較回路224はPTS<STC−T0のとき出力を‘1’にし、そうでないとき出力を‘0’にする。
【0029】
リピート/スキップ制御回路226は、比較回路223の出力が‘1’のとき上記リピート用制御信号を出力し、比較回路224の出力が‘1’のとき上記スキップ用制御信号を出力する。
本第1実施形態では、復号データ格納領域23b内の各画像の直前に有効/無効フラグF及びプレゼンテーションタイムスタンプPTSを格納しておき、この領域23bから表示用復号画像データDAT4を読み出す時にPTSを検出し、検出時にFが‘1’であればPTSのシステムタイムクロックSTCに対するずれに基づいた処理を行っているので、符号化データ領域23aからデータを読み出す復号開始時点と復号データ格納領域23bからの表示用復号画像データ読み出し開示時点との時間差を考慮することなく、PTSのSTCに対するずれの判定が正確となり、リピート/スキップ処理の誤りが防止される。
【0030】
また、PTS格納アドレス用として僅か3つのレジスタR1〜R3を備えればよいので、これを用いたPTS抽出回路210の回路構成が簡単になる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、PTSをメモリ23に格納する場合を説明したが、別の3つのレジスタにPTSを格納して上記同様の処理を行うことも可能である。この場合の図3に対応した構成例を、第2実施形態として図4に示す。この場合の1画像格納領域先頭側境界アドレスは、1画像の先頭アドレスである。
【0031】
PTS抽出回路210Aでは、レジスタ回路211AがレジスタR1〜R6を備え、レジスタR4〜R6はいずれもFとPTSとの組の保持用となっている。レジスタR4〜R6の出力はマルチプレクサ217のデータ入力端に供給され、マルチプレクサ217の制御入力端には比較回路212〜214の出力EQ1〜EQ3が供給されている。マルチプレクサ217により、一致信号EQ1が‘1’のときにはレジスタR4の出力が選択され、一致信号EQ2が‘1’のときにはレジスタR5の出力が選択され、一致信号EQ3が‘1’のときにはレジスタR6の出力が選択される。
【0032】
時間差調整回路220Aでは、比較回路223及び224の一方の入力端にシステムタイムクロックSTCが供給されている。比較回路223及び224の他方の入力端にはそれぞれ、減算回路222の出力PTS−T0及び加算回路221の出力PTS+T0が供給されている。
他の点は、上記第1実施形態の場合と同一である。
【0033】
この第2実施形態によっても、第1実施形態の場合と同様にPTSのSTCに対するずれの判定が正確となり、リピート/スキップ処理の誤りが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の動画像復号装置概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の特徴部分を示すブロック図である。
【図3】図2中のPTS抽出回路及び時間差調整回路の構成例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態のPTS抽出回路及び時間差調整回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
20 動画像復号装置
10 システムデコーダ
21 メモリ制御回路
21a アドレスカウンタ
22 全体制御回路
23 メモリ
25 可変長復号回路
26 逆量子化回路
27 逆DCT回路
28 動き補償回路
29 画像表示回路
210、210A PTS抽出回路
211、211A レジスタ回路
212〜214、223、224 比較回路
216 デマルチプレクサ
220、220A 時間差調整回路
226 リピート/スキップ制御回路
R1〜R6 レジスタ
ADR1、ADR2、ADR3 1画像格納領域先頭側境界アドレス

Claims (5)

  1. 符号化画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号装置において、
    該メモリ内の1画像格納領域先頭側境界アドレスが一時記憶されるレジスタ回路と、
    該表示用復号画像データの読み出しアドレスと該境界アドレスとの一致を検出する比較回路と、
    該メモリ内に一時記憶される各画像についてプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データとを、該境界アドレスと対応させて記憶する記憶部と、
    該一致の検出に応答して、該境界アドレスに対応した1画像の該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データを該記憶部から得て出力する切換回路と、
    該一致が検出され且つ該有効/無効データが有効を示している場合に、該システムタイムクロックSTCと該切換回路から出力された該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行う時間差調整回路と、
    を有し、該記憶部は、該メモリの該境界アドレスの記憶領域であり、
    該切換回路は、該メモリから読み出されたデータが供給され、該データを、該一致が検出された時に該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データとして一方側から出力し、該一致が検出されなかった時に該表示用復号画像データとして他方側から出力するデマルチプレクサである、
    ことを特徴とする動画像復号装置。
  2. 符号化画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号装置において、
    該メモリ内の1画像格納領域先頭側境界アドレスが一時記憶されるレジスタ回路と、
    該表示用復号画像データの読み出しアドレスと該境界アドレスとの一致を検出する比較回路と、
    該メモリ内に一時記憶される各画像についてプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データとを、該境界アドレスと対応させて記憶する記憶部と、
    該一致の検出に応答して、該境界アドレスに対応した1画像の該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データを該記憶部から得て出力する切換回路と、
    該一致が検出され且つ該有効/無効データが有効を示している場合に、該システムタイムクロックSTCと該切換回路から出力された該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行う時間差調整回路と、
    を有し、該記憶部は、該レジスタ回路の一部であり、該境界アドレスは、該1画像の先頭アドレスであり、
    該切換回路は、該レジスタ回路から読み出された全ての該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データが供給されそのうち該一致に対応した該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データを選択して出力するマルチプレクサである、
    ことを特徴とする動画像復号装置。
  3. 上記時間差調整回路は、PTS>STC+T0の場合には、前回上記メモリから読み出された1画像分の上記表示用復号画像データを該メモリから再度読み出すリピート処理を行わせるための制御信号を出力し、ここにPTSは上記プレゼンテーションタイムスタンプPTSであり、STCは上記システムタイムクロックSTCであり、T0は、1画像表示期間であり、PTS<STC−T0の場合には、該メモリから読み出される復号対象の上記符号化画像データを1画像分スキップさせる制御信号を出力することを特徴とする請求項1又は2記載の動画像復号装置。
  4. 符号化された画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号方法において、レジスタ回路を用い、
    1画像の復号画像データを該メモリに格納する際に、該復号画像データに対応したプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データとを、該メモリ内の該1画像の像格納領域先頭側境界アドレスに記憶させ、該境界アドレスを該レジスタ回路に一時記憶させ、
    画像表示のために該メモリからデータを順次読み出させながら該データの読み出しアドレスと該レジスタ回路に一時記憶された該境界アドレスとの一致を検出し、
    該一致が検出された時に、該メモリから読み出された該データを該プレゼンテーションタイムスタンプPTS及び該有効/無効データとして取得し、該有効/無効データが有効を示している場合に、該システムタイムクロックSTCと得られた該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行い、該一致が検出されていない時に、該メモリから読み出された該データを該表示用復号画像データとして用いる、
    ことを特徴とする動画像復号方法。
  5. 符号化された画像データを復号して、複数画像分の記憶容量を有するメモリに一時記憶させ、該メモリから表示用復号画像データを符号化前の画像順に読み出す動画像復号方法において、レジスタ回路を用い、
    1画像の復号画像データを該メモリから読み出す前に、該復号画像データに対応したプレゼンテーションタイムスタンプPTSと有効/無効データと該メモリ内の該1画像の格納領域先頭側境界アドレスとを対応させて該レジスタ回路に記憶させ、
    該メモリから該復号画像データを順次読み出させながら該復号画像データの読み出しアドレスと該レジスタ回路に一時記憶された該境界アドレスとの一致を検出し、
    該一致が検出された時に、該一致に係る該境界アドレスに対応した該プレゼンテーションタイムスタンプPTSと該有効/無効データとを取得し、該有効/無効データが有効を示している場合に、システムタイムクロックSTCと取得した該プレゼンテーションタイムスタンプPTSとの時間差に応じた制御を行い、
    該一致が検出されていない時に、該メモリから読み出された該データを該表示用復号画像データとして用いる、
    ことを特徴とする動画像復号方法。
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