JP3572382B2 - ラジアルピストンポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジアルピストンを有するラジアルピストンポンプであって、該ポンプ室からの流体を圧送する吐出路に逆止弁を配設するラジアルピストンポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のラジアルピストンポンプを回転軸方向から示した部分断面図である。ラジアルピストンポンプは、シャフト10に対して放射状に設けたシリンダ7内にラジアルピストン6を収納してポンプ室5を形成し、シャフト10に一体に設けた偏心カム11の回転に応動してラジアルピストン6が図面上下にストロークすることによって、ポンプ室5内の流体を吐出路22に圧送するものである。
【0003】
図7は、ラジアルピストン6のポンプ工程を示す。ラジアルピストン6が時間t0 で最上点にあるとすると、時間t0 〜t1 までは膨張工程Iであって、ラジアルピストン6が図面下向きにストロークすることによりポンプ室5の容量が増大し、時間t1 〜t2 までは吸込工程IIであって、ラジアルピストン6が最下点付近でラジアルピストン6に形成した複数の穴6pからポンプ室5内に流体を吸入し、時間t2 〜t0 までは圧縮(吐出)工程III であって、ラジアルピストン6が図面上向きにストロークして最上点に戻ることによりポンプ室5の容量が減少し、圧縮された流体を吐出路22に圧送する。
【0004】
また、吐出路22には逆止弁15を配設し、吐出路22に圧送された流体がポンプ室5に逆流することを防止する。この場合、逆止弁15は、ばね4を介して弁体15をポンプケース9に弾支するため、ポンプ室5内の圧力が設定値を上回ると、吐出路22を開いてポンプ室5の流体を吐出路22に圧送し、ポンプ室5内の圧力が設定値を下回ると、吐出路22を閉じて吐出路22内の流体がポンプ室5内に逆流することを防ぐことができる。
【0005】
なお、吐出路間に逆止弁を配設するラジアルピストンポンプの従来技術には、例えば、実開平6−087675号公報に記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうしたポンプは、吸込工程IIから圧縮工程IIIに移行する際(時間t2 )では、弁体15の質量、フィードバック圧、ばね荷重などに起因して逆止弁15の作動応答性が鈍くなることがあるため、ポンプ室5内の圧力が過度的に上昇してサージ圧Ps が発生する。このサージ圧Ps は、ポンプ室5内に発生する急激な圧力上昇であるために、例えば、ポンプ室5内に生じるノイズの原因になる。
【0007】
本発明の解決すべき課題は、上述した事実に鑑みてなされたものであり、吐出路に補助的な逆止弁を配設し、逆止弁の作動応答性を改善することにより、サージ圧の発生を低減することにある。
【0008】
特に、請求項2または3に記載の発明は、前記補助逆止弁を効果的に配置することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、本発明の第1発明であるラジアルピストンポンプは、回転軸に対して放射状にポンプ室を配し、該ポンプ室内に収納されたラジアルピストンのストロークによって、前記ポンプ室内の流体圧を上昇させ、吐出路に圧送するラジアルピストンポンプであって、該吐出路にポンプ室内圧が設定圧となった時に開口する逆止弁を配設するラジアルピストンポンプにおいて、前記吐出路間に前記逆止弁の設定圧よりも低い設定圧で動作を開始する補助逆止弁を配設し、この補助逆止弁が、弁体のストロークにより開放される逆止弁であって、該弁体のストローク量を規制する規制手段を有することを特徴とするものである。
【0011】
第2発明のラジアルピストンポンプは、第1発明において、前記補助逆止弁が前記逆止弁に設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
第3発明のラジアルピストンポンプは、第1または第2発明において、前記補助逆止弁が前記逆止弁と別体に設けられていることを特徴とするものである。
【0014】
第4発明のラジアルピストンポンプは、第1乃至第3発明のいずれか一発明において、前記弁体のストローク量は、該補助逆止弁が絞り弁として作用しないように設定することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の効果】
上述したように、第1発明のラジアルピストンポンプは、ポンプ室内の圧力が上昇する際、吐出路間に配設した補助逆止弁が、前記逆止弁を開口させる設定圧よりも低い設定圧で動作を開始する。つまり、ラジアルピストンポンプが動作中に前記ポンプ室内の圧力が急激に上昇すると、前記補助逆止弁が前記逆止弁よりも早い段階で開いて前記ポンプ室内の圧力を低下させる。
【0016】
従って、第1発明のポンプによれば、該ポンプの作動中、ポンプ室内に発生するサージ圧を低減させることができるため、例えば、該サージ圧によって生じるノイズを防止することができる。加えて第1発明のポンプによれば、前記補助逆止弁は、弁体のストロークにより開放される逆止弁であって、該弁体のストローク量を規制する規制手段を有するから、前記ストローク量の調整が容易である。この場合、補助逆止弁の動作を決定する設定圧の調整が容易である。
【0017】
第2発明のポンプによれば、第1発明において、前記補助逆止弁を前記逆止弁に設けるから、省スペース化を図ることができる。
【0018】
第3発明のポンプによれば、第1発明において、前記補助逆止弁を前記逆止弁と別体に設けるから、前記補助逆止弁を前記逆止弁に設けることが構造的に不可能であっても、該補助逆止弁を配置することができる。
【0020】
第4発明のポンプによれば、第1乃至第3発明のいずれか一発明において、前記弁体のストローク量は、前記補助逆止弁が絞り弁として作用しないように設定するから、前記補助逆止弁付近での増圧作用は生じない。この場合、ポンプ室に発生するサージ圧を効果的に低減させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のラジアルピストンポンプを、添付した図面に基づき詳細に説明する。図1は、ラジアルピストンポンプを回転軸の側面方向から示した部分断面図、図2は、本発明の第一実施形態を回転軸側から示した部分断面図である。これらの図に示すように、ラジアルピストンポンプは、回転軸であるシャフト10に対して放射状に設けたシリンダ7内にラジアルピストン6を収納してポンプ室5を形成し、ラジアルピストン6の外蓋部6fは、シャフト10に一体に設けた偏心カム11に押圧接触する。この押圧接触は、ラジアルピストン6内に収容されたばね8の反力によって行われる。
【0022】
ラジアルピストンポンプは、図7で説明した従来技術と同様のポンプ工程で駆動する。つまり、ラジアルピストン6が時間t0 で最上点にあるとすると、時間t0 〜t1 までは膨張工程Iであって、ラジアルピストン6が図面下向きにストロークすることによりポンプ室5の容量が増大し、時間t1 〜t2 までは吸込工程IIであって、ラジアルピストン6が最下点付近で流体をラジアルピストン6に形成した複数の穴6pからポンプ室5内に吸入し、時間t2 〜t0 までは圧縮(吐出)工程IIIであって、ラジアルピストン6が図面上向きにストロークして最上点に戻ることによりポンプ室5の容量が減少し、圧縮された流体を吐出路22に圧送する。
【0023】
吐出路22には、ばね4を介してポンプケース9に支持される弁体1で構成される逆止弁1を配設し、この逆止弁1は、ポンプ室5の内圧が設定圧となった時に吐出路22a側を開口する。また逆止弁1には、該逆止弁1の設定圧Pa よりも低い設定圧Pm で動作する補助逆止弁2が設けられている。補助逆止弁2を逆止弁1に設ける場合、省スペース化を図ることができる。
【0024】
図3は、逆止弁1付近を示した拡大図であって、同図(a)は、逆止弁1をシャフト10の側面方向から示した透視図、同図(b)は、逆止弁1の周辺および同図(a)のA−A断面図である。逆止弁1は、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pa を上回ると、図面上方にストロークしてポンプ室5を吐出路22aに対して開放し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pa を下回ると、ばね4の抗力によって図面下方にストロークしポンプ室5を吐出路22aに対して閉じる。
【0025】
補助逆止弁2は、吐出路21,22間に球形の弁体2を有し、該球形弁体2のストロークにより開放される逆止弁であって、逆止弁2の設定圧Pa よりも低い設定圧Pm で動作を開始する。つまり、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pm を上回ると、球形弁体2が図面上方にストロークしてポンプ室5を吐出路22bに対して開放し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pm を下回ると、球形弁体2が自重によって図面下方にストロークしポンプ室5を吐出路22bに対して閉じる。但し、設定圧Pm は、ポンプ作用に必要な圧力をとるものとする。
【0026】
また補助逆止弁2は、逆止弁1に形成された差込穴1hにピン3を嵌挿することで構成される規制手段を有し、球形弁体2のストローク量を規制する。このため、前記ストローク量の調整が容易である。この場合、補助逆止弁2の動作を決定する設定圧Pm の調整が容易である。
【0027】
但し、球形弁体2のストローク量は、補助逆止弁2が絞り弁として作用しないように設定することが望ましく、球形弁体2のストローク量が大きいと応答性が悪化することから、球形弁体2のストローク量は小さく設定する。
【0028】
具体的には、ポンプ室5と吐出路22との間の吐出路21の内径(以下、元圧穴径という)を符号d、球形弁体2におけるストローク量の最大値をSmax とすると、最大ストローク量Smax が元圧穴径dに対して、例えば、
(最大ストローク量Smax )/(元圧穴径d)=0.4〜2.0
・・・(1)
を満たすようにする。この場合、補助逆止弁2付近での増圧作用は生じないから、ポンプ室5に発生するサージ圧Ps を効果的に低減させることができる。
【0029】
次に、本発明ラジアルピストンポンプの作用を説明する。
【0030】
ポンプ作用は、シャフト10と共に回転する偏心カム11に応動するラジアルピストン6が径方向にストロークすることにより行われ、図7で説明したポンプ工程に従う。
【0031】
逆止弁1は、ポンプ作用によりポンプ室5内の流体が吐出路22に圧送されると、ばね8を介して弁体1をポンプケース9に弾支するため、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pa を上回ると、逆止弁1を開いてポンプ室5の流体を吐出路22aに圧送し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pa を下回ると、逆止弁1を閉じて吐出路22a内の流体がポンプ室5内に逆流することを防ぐことができる。
【0032】
補助逆止弁2は、ポンプ室5内の圧力Pが上昇する際、逆止弁1の設定圧Pa よりも低い設定圧Pm で動作を開始する。これにより、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pm を上回ると、補助逆止弁2を開いてポンプ室5の流体を吐出路22bに圧送し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pm を下回ると、補助逆止弁2を閉じて吐出路22b内の流体がポンプ室5内に逆流することを防ぐ。つまり、ラジアルピストンポンプが動作中にポンプ室5内の圧力Pが急激に上昇すると、補助逆止弁2が逆止弁1よりも早い段階で開いてポンプ室5内の圧力Pを低下させる。
【0033】
従って、第一実施形態のポンプによれば、該ポンプの作動中、ポンプ室5に発生するサージ圧Ps を低減させることができるため、例えば、該サージ圧Pによって生じるノイズを防止することができる。
【0034】
図4は、本発明の第二実施形態を示した部分断面図である。但し、第一実施形態と同一の部分は同一符号をもって説明を省略する。
【0035】
本実施形態は、補助逆止弁20を直接ポンプケース9に設けたものであって、この補助逆止弁20は、逆止弁1を配設した吐出路22とポンプ室5との間に形成された貫通路23に球形の弁体20を遊嵌して構成される。つまり、補助逆止弁20は、第一実施形態と同様、球形弁体20のストロークにより開放される逆止弁であって、逆止弁1の設定圧Pa よりも低い設定圧Pm で動作を開始する。なお、この場合、設定圧Pm は、ポンプ作用に必要な圧力をとるものとする。
【0036】
ポンプ作用は、シャフト10と共に回転する偏心カム11に応動するラジアルピストン6が径方向にストロークすることにより行われ、図7で説明したポンプ工程に従う。
【0037】
逆止弁1は、ポンプ作用によりポンプ室5内の流体が吐出路21に圧送されると、ばね4を介して弁体1をポンプケース9に弾支するため、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pa を上回ると、逆止弁1を開いてポンプ室5の流体を吐出路22aに圧送し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pa を下回ると、逆止弁1を閉じて吐出路22a内の流体がポンプ室5内に逆流することを防ぐことができる。
【0038】
逆止弁1に設けた第1補助逆止弁2は、ポンプ室5内の圧力Pが上昇する際、逆止弁1の設定圧Pa よりも低い設定圧Pm で動作を開始する。これにより、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pm を上回ると、補助逆止弁2を開いてポンプ室5の流体を吐出路22bに圧送し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pm を下回ると、補助逆止弁2を閉じて吐出路22b内の流体がポンプ室5内に逆流することを防ぐ。つまり、ラジアルピストンポンプが動作中にポンプ室5内の圧力Pが急激に上昇すると、補助逆止弁2が逆止弁1よりも早い段階で開いてポンプ室5内の圧力Pを低下させる。
【0039】
ポンプケース9に設けた第2補助逆止弁20も、ポンプ室5内の圧力Pが上昇する際、逆止弁1の設定圧Pa よりも低い設定圧Pn で動作を開始する。これにより、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pn を上回ると、第2補助逆止弁20を開いてポンプ室5の流体を吐出路22に圧送し、ポンプ室5内の圧力Pが設定圧Pn を下回ると、第2補助逆止弁20を閉じて吐出路22内の流体がポンプ室5内に逆流することを防ぐ。つまり、ラジアルピストンポンプが動作中にポンプ室5内の圧力Pが急激に上昇すると、第2補助逆止弁20が逆止弁1よりも早い段階で開いてポンプ室5内の圧力Pを低下させる。
【0040】
従って、第二実施形態のポンプによれば、該ポンプの作動中、ポンプ室5に発生するサージ圧Ps を低減させることができるため、例えば、該サージ圧Pによって生じるノイズを防止することができる。
【0041】
また、第二実施形態では、補助逆止弁20を逆止弁1と別体に設けるから、補助逆止弁20を逆止弁1に設けることが構造的に不可能であっても、補助逆止弁を配置することができる。
【0042】
なお、第2補助逆止弁20の設定圧Pb は、少なくとも逆止弁1の設定圧Pa よりも低い設定圧であれば、第1補助逆止弁20の設定圧Pm と同じ設定圧でもよい。また、第1補助逆止弁2が第2補助逆止弁20と共に設けられることが好ましいが、第2補助逆止弁20だけでもよい。
【0043】
図5は、本発明であるラジアルピストンポンプの効果を説明するために、ポンプ室内の圧力Pを時系列的に示したタイムチャートであって、破線で示した圧力Po は、従来ポンプにおけるポンプ室5内の圧力を示し、実線で示した圧力Pi は、本発明ポンプにおけるポンプ室5内の圧力を示す。但し、横軸に示した時間t0 〜t2 は、図7で説明したポンプ工程の時間に対応するものとする。
【0044】
従来ポンプでは、吸込工程IIから圧縮工程III に移行する際(時間t2 )、圧力Po が過度的に上昇するため、サージ圧Ps が発生する。これに対して、本発明ポンプでは、補助逆止弁2(20)が逆止弁1よりも早い段階で開いて圧力Pi の上昇を防止するため、従来ポンプに比べてサージ圧Ps が低減されていることがわかる。
【0045】
上述したように、本発明のラジアルピストンポンプは、ポンプ室内の圧力が上昇する際、吐出路間に配設した補助逆止弁が、前記ポンプ室内の圧力を調整する逆止弁よりも低い圧力で動作を開始する。つまり、ラジアルピストンポンプが動作中に前記ポンプ室内の圧力が急激に上昇すると、前記補助逆止弁が前記逆止弁よりも早い段階で開くため、前記ポンプ室に発生するサージ圧を低減させることができる。従って、ポンプ室内の圧力を調整する逆止弁の数値変更を行うことなく、前記ポンプ室に発生するサージ圧が低減され、例えば、該サージ圧によって生じるノイズを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジアルピストンポンプの第一実施形態をシャフトの側面方向から示した部分断面図である。
【図2】同形態のA−A断面図である。
【図3】(a)は、逆止弁をシャフトの側面方向から示した部分断面図である。(b)は、逆止弁の周辺および同図(a)のA−A断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態を示した部分断面図である。
【図5】ポンプ室内の圧力を時系列的に示したタイムチャートである。
【図6】従来ポンプをシャフト方向から示した部分断面図である。
【図7】ラジアルピストンの作動原理を示すサイクル図である。
【符号の説明】
1 弁体(逆止弁)
1h 差込穴(規制手段)
2 球形弁体(補助逆止弁)
3 差込ピン(規制手段)
4 ばね
5 ポンプ室
6 ラジアルピストン
7 シリンダ
8 ばね
9 ポンプケース
10 シャフト
11 偏心カム
20 球形弁体(第2補助逆止弁)
21,22 吐出路
Pin 吸入ポート
Pout 吐出ポート
Claims (4)
- 回転軸に対して放射状にポンプ室を配し、該ポンプ室内に収納されたラジアルピストンのストロークによって、前記ポンプ室内の流体圧を上昇させ、吐出路に圧送するラジアルピストンポンプであって、該吐出路にポンプ室内圧が設定圧となった時に開口する逆止弁を配設するラジアルピストンポンプにおいて、
前記吐出路間に前記逆止弁の設定圧よりも低い設定圧で動作を開始する補助逆止弁を配設し、この補助逆止弁は、弁体のストロークにより開放される逆止弁であって、該弁体のストローク量を規制する規制手段を有することを特徴とするラジアルピストンポンプ。 - 前記補助逆止弁は、前記逆止弁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラジアルピストンポンプ。
- 前記補助逆止弁は、前記逆止弁と別体に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のラジアルピストンポンプ。
- 前記弁体のストローク量は、該補助逆止弁が絞り弁として作用しないように設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
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