JP3571135B2 - 防災監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災や盗難等の災害を防止・検知する防災監視システムに関し、特に、形式的にはバス型のネットワークでありながら、ループ型のネットワークとしても機能し得る防災監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に防災監視システムに使用される高信頼度の通信のためのローカルエリアネットワークにおいては、データ伝送のため、図25に示すようなループ型のネットワークシステムや、図26に示すようなバス型のネットワークが採用されている。これらのシステムでは、各ノード10(N1〜N10)を同軸ケーブルやツイスト・ペア・ケーブル等のメタルケーブルや光ケーブル等の伝送路によって接続することによりネットワークを構築している。また、各ノード10には、図示しない受信機盤、中継盤、表示装置等の防災防犯端末機器が接続される。さらに、伝送路は、システムの信頼性確保のため、防災監視システムの通常運用時にデータ伝送を行う主線21と、主線21の障害時にデータ伝送を行う副線22とにより二重化されている。
なお、主線21及び副線22によるデータ伝送は、ノード10内のネットワーク通信インターフェイス部やネットワーク制御部、CPU制御部により制御されており、これらは各ノード10毎に1組設けられている。
【0003】
かかる構成のネットワークシステムでは、伝送路に断線等の障害が生じると次のような方法でデータ伝送を確保している。
すなわち、図25に示したループ型のネットワークシステムでは、図27のようにノードN1(以下N1と略す、他のノードも同様)とN2との間で主線21に障害が発生すると、副線22を用いてN1とN2においてそれぞれデータをループバックさせることにより新たなループを構成し、システム全体がダウンしてしまうことを防止している。
また、図26に示したバス型のネットワークシステムでは、図28のようにN3とN4との間で主線21に障害が発生すると、データ伝送を副線22側に切替えてシステム全体がダウンしてしまうことを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の防災監視システムにあって、まずループ型のネットワークシステムでは、図29のようにN1とN2の間及ぴN6とN7の間の2ケ所で障害が発生した場合には、主線21のみの障害であり副線22には障害がない時でも、障害をループバックによって解消しようとすることから、N1、N2、N6、N7のそれぞれでループバックが行われてしまう。このため、副線22側は正常であるにもかかわらず、図29に示すように、システムがループAとループBの二つの領域に分断されてしまうという問題があった。
【0005】
一方、バス型のネットワークシステムにあっては、主線21に複数箇所の障害が生じても副線が正常であればデータ伝送は可能であるが、図30のように主線21側のN3とN4の間及び、副線22側のN4とN5の間の2ケ所で障害が発生した場合には、システム全体がダウンしてしまうという問題があった。
また、通常時、伝送路が二重化されているとはいうものの、その配線は通常同じダクト内を通っているため、断線等による障害は主線副線同時に発生する可能性が高い。かかる場合、バス型のネットワークシステムでは、1ケ所の両線切断によりシステムダウンしてしまう。
【0006】
また、従来のネットワークシステムにあっては、主線21と副線22とをノード内で1つの制御システムによって制御していたことから、主線21と副線22があるにも関わらず簡単なバックアップシステムしか構築することができなかった。
本発明は、上記課題を解決し、バス型のネットワークシステムでありながら、主線副線同時に障害が発生してもシステムダウンを生じにくい防災監視システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の本発明にあっては、伝送路を介して複数のノードを接続してデータ伝送を行うバス型ネットワーク形式の防災監視システムにおいて、上記伝送路は、当該防災監視システムの通常運用時にデータ伝送を行う主線と、該主線の障害時等にデータ伝送を行う副線とから構成され、上記主線と副線とは、それぞれ異なるノードを始端ノード及び終端ノードとすると共に、上記全てのノード間は、少なくとも上記主線または副線の何れか一方により接続されてなる構成としている。
【0008】
また、請求項2の発明にあっては、請求項1の防災監視システムにおいて、上記ノードは、該ノードを制御するCPU制御部を備えると共に、主線側及び副線側のそれぞれに、上記伝送路と接続され他のノードとの間で伝送路を介してデータの授受を行うネットワーク通信インターフェイス部と該ネットワーク通信インターフェイス部の受信信号を上記CPU制御部に受信データとして送信すると共に上記CPU制御部から出力された送信データを上記ネットワーク通信インターフェイス部に送信信号として送信するネットワーク制御部とを備え、上記CPU制御部は、上記主線及び副線による各ノード間の現在の接続状態を示す接続状態テーブルを備え、データ送信時に、該接続状態テーブルに基づき自己とデータ送信先のノードとの間の最適送信経路を決定し、該経路に基づきデータを伝送する構成としている。
【0009】
さらに、請求項3の発明にあっては、請求項2の防災監視システムにおいて、上記CPU制御部は、最適送信経路として、上記伝送路に障害が発生している場合には障害が発生していない伝送路を上記接続状態テーブルから主線副線を問わず検索し、該検索された経路中主線副線間でデータの中継が必要なノードに対しデータ中継を指令して自己と上記データ送信先ノードとの間の送信経路を形成し上記データ送信先ノードにデータを伝送する構成としている。
【0010】
このような構成を備えた防災監視システムによれば、バス型ネットワークでありながらループ型ネットワークの構成とすることも可能となる。このため、或る箇所で主線と副線に同時に障害が生じても、主線または副線を介して各ノードが接続されている状態は維持される。従って、かかる障害時にもバス型ネットワークのようにシステムダウンしてしまうことがない。また、各伝送路はそれ自身としてはループを形成しなくとも良いのでシステム構築費用が低減できる。
【0011】
また、データ送信時に、各ノードの持つノード接続状態テーブルに基づきシステム全体の伝送路の接続状態を総合的に判断して、最適送信経路を決定してデータ送信を行うことができる。このとき、伝送路に障害が発生して、主線または副線により送信先ノードに直接データが送れない場合には、データ中継が必要なノードに対しデータ中継を依頼する。そして依頼を受けたノードでは、CPU制御部と、主線側及び副線側のそれぞれに別個に設けられたネットワーク通信インターフェイス部とネットワーク制御部によりデータ中継を行う。これにより、接続状態にある主線と副線を最大限活用してデータ伝送を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る防災監視システム1の全体構成を示す図である。本システムも従来の防災監視システムと同様、ノード10(N1〜N6)を主線21及び副線22により接続した構成となっており、トークン・パッシング方式によりデータ送信を行う。そして、各ノード10には防災防犯端末機器(以下、防災端末)3が、例えばRS−232CまたはCPUバス等のインターフェースにより接続されている。
【0013】
本実施例においては、主線21は、ノードN1を始点としN6を終点とするバス型の接続となっている。また、副線22は、N3を始点としN4を終点とするバス型の接続となっている。このように、本発明は、主線21と副線22とを、それぞれ異なるノード10が始端ノード及び終端ノードとなるようにずらして接続する一方、全てのノード10間は、少なくとも主線21または副線22の何れか一方により接続されるようにしている。すなわち、本発明のシステムは、主線21と副線22により、システム全体としてはループを形成するようになっている。このように、本発明は、バス型のネットワークシステムでありながら、ループ型のネットワクとしても機能し得るようシステムを構成したものである。
【0014】
図2は、本システムに用いられるノード10の構成を示すブロック図である。ノード10は、主線21側と副線22側にそれぞれ、同一機能のネットワーク通信インターフェイス部11,12及びネットワーク制御部13,14を備えている。すなわち、本発明に係るノード10には、これらが主線21用と副線22用に互いに独立して別々に設けられている。また、このノード10は、ノード10に接続される防災端末3との通信用の端末インターフェイス部15と、ネットワーク通信インターフェイス部11,12、ネットワーク制御部13,14及び端末インターフェイス部15を制御するCPUとROM、RAM等のCPU周辺回路(図示せず)とからなるCPU制御部16とを備えている。
【0015】
ここで、ネットワーク通信インターフェイス部11,12は、隣接するノード10から主線21、副線22を介して受信した信号を次のノード10へ送出すると共に、受信信号をネットワーク制御部13,14に渡す役割を果たしている。また、このネットワーク制御部13,14から渡された信号の主線21、副線22への送出も行う。すなわち、このネットワーク通信インターフェイス部11,12は、ネットワークのデータ伝送における物理層レベルの機能を果たしている。
なお、ノード10の電源が遮断されている場合、ネットワーク通信インターフェイス部11,12は、隣接するノード10からの主線21、副線22の信号を、隣接するノード10の主線21、副線22を直結することより、自動的に次のノード10に送出することができる。
次に、ネットワーク制御部13,14は、ネットワーク通信インターフェイス部11,12から渡された受信信号をCPU制御部16に受信データとして渡すと共に、CPU制御部16から渡された送信データをネットワーク通信インターフェイス部11,12に送信信号として渡す役割を果たしている。また、トークンの管理等のネットワークにおけるデータリング層レベルの機能をも果たしている。
【0016】
一方、CPU制御部16は、各部の制御を行うと共に、必要に応じてネットワーク制御部13,14から受信したデータを端末インターフェイス部15に渡したり、端末インターフェイス部15からのデータをネットワーク制御部13,14に渡したりする役割をも果たしている。
なお、主線21側のネットワーク通信インターフェイス部11及びネットワーク制御部13と、副線22側のネットワーク通信インターフェイス部12及びネットワーク制御部14は、CPU制御部16の指令に基づきそれぞれ独立して動作する。
【0017】
ここで、本システムでは、システム立上げ時に、伝送路2によって接続されている各ノード10の間でネットワークの構築が行われ、ノード番号の小さいノード10からトークンが回り始める。このネットワーク構築作業は、トークンを紛失した時や、新たなノードがネットワークに参加した時、逆に参加していたノードが削除された時にも行われる。なお図1において、各ノード10が固有に持つノード番号をここではN1くN2くN3くN4<N5<N6として説明する。
このシステム構築により、システム正常運用時には、主線21、副線22共にN1→N2→N3→N4→N5→N6→N1の順でトークンが巡回し、{N1,N2,N3,N4,N5,N6}によりひとつのネットワークが構築される。なお、このトークン方式によるデータ伝送では、トークンを持っているノードにデータ送信権がある。また、トークンを受けても送信するデータがない場合には速やかにトークンを次のノードに渡さなければならない。
【0018】
ノード間のデータ転送を、N1からN4のノード10へのデータ転送を例にとって説明する。
N1がフリー・トークンを獲得すると、ビジー・トークンと共にN4を送信先IDとしN1を送信元IDとしてデータを、全てのN2〜N6に向かって送信する。
N4は、このデータの送信先IDが自己のノード番号と一致すると判断するとデータを受信処理し、処理後、N1を送信先IDとしN4を送信元IDとしてデータ、ビジー・トークンと共に受信確認マークをつけ、N3及びN2を中継してN1に送信する。N1は、データ及び受信確認マークを確認し、続いてデータを送信する作業のない場合には、N2にフリー・トークンを送信して処理を終了する。
また、立ち上がり時にN1は、前記データ転送の手順と同様に、他のノードN2〜N6に対しそれぞれデータを送信し接続状態を確認して、ノード接続状態テーブルを自動的に作成することになる。この場合、送信一定時間経過後までに相手先からの受信確認マーク及びデータの送信があった場合は接続の状態「1」と判断し、送信一定時間経過後までに相手先からの受信確認マーク及びデータの送信がない場合は未接続の状態「−1」と判断する。各ノード10間の接続状態は、後述する図6に示すようなノード接続状態テーブル(以下、テーブル)を用いて表すことができる。
なお、テーブル4のデータを回線接続者が各ノード10に入力したり、あるいはN1に入力して他のノードN2〜N6にテーブル4に対応したデータを送信しても良い。
図3は、正常運用時におけるN1から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブル41である。テーブル中「1」は、自己とそのノードとは接続しているが隣接していない状態を、また「2」は、自己とそのノードとが接続されておりかつ隣接している状態を示す。すなわちN1とN2との関係を見ると、N1・N2間は主線21副線22とも接続されており隣接するノードであるため、主線21側副線22側の何れも「2」となる。また、N1とN3との関係を見ると、N1・N3間は主線21副線22とも接続されているがノードとしては隣接していないため、主線21側副線22側の何れも「1」となる。さらに、N1とN6との関係を見ると、N1・N6間は副線22のみが接続されているものの、N1とN6はN2〜N5を介して主線21側においても接続されている。しかしながら、N1とN6は副線22側では隣接しているものの、主線21側では隣接していない。そこでN1とN6に関しては、テーブル4では主線21側は「1」(接続非隣接)、副線22側は「2」(接続かつ隣接)と表される。
【0019】
他のノードN2〜N6から見た自己と他のノードとの接続状態も同様に表すことができ、図4、5にそれぞれN3、N5から見た場合の接続状態を示すテーブル43,45を示す。この場合も、これを見ることにより、例えばN3とN4の間は主線21側が「2」、副線22側が「1」で表されているので、この間は主線21側と副線22側が共に接続されているが副線22側においては隣接していないこと、すなわち、この間は主線21によってのみ接続されていることがわかる。
【0020】
このような各ノード10についてのテーブル4をひとつにまとめたものが図6のテーブル4である。このテーブル4は、正常運用時における各ノード間の接続状態をシステム全体に亙って示したものであり、各ノード10は、初期値としてこのシステム全体のテーブル4を持っている。
【0021】
このようにテーブル4は、システム全体のノード接続状態を表しているが、伝送路2に障害が発生した場合には、ノード間の接続状態が変化するためその更新が必要となる。そこで、このテーブル4の更新について説明する。なお、このテーブルの更新処理は、CPU制御部16において行われる。
まず、図7に示すように主線21のN2とN3との間で障害が発生したと想定する。この場合において、主線21側のネットワークは、{N1,N2}と{N3,N4,N5,N6}とに分割されることになる。これを{N1,N2}側から見ると{N3,N4,N5,N6}が、また、{N3,N4,N5,N6}側から見ると{N1,N2}がネットワークから削除されたことになる。従って、先に述べたように、ノード削除に基づくネットワーク構築が起こり、ネットワークはそれぞれのグループに分割される。そして、このネットワーク構築後の接続状態は、
主線側:{{N1,N2},{N3,N4,N5,N6}}
副線側:{N1,N2,N3,N4,N5,N6}
となり、テーブル4のデータも更新する必要が生じる。
【0022】
ここで、障害発生後のN1から見た各ノードとの接続状況を見ると、主線21側は、N3以降は非接続状態となっている。そこで、接続が切り離された状態を負(−)の数字で表して改めてN1の接続状態テーブルを作成したものが図8のテーブル51である。このテーブル51では、主線21側のN3〜N5との関係は、接続切断非隣接を示す「−1」で表される。
同様に、N3、N5から見た障害発生後の各ノ一ドとの接続状況を示すテーブル53,55を図9、10に示す。ここでは、例えばN3とN2の主線21側の関係は、接続が切り離された状態でかつ本来主線21側では隣接している状態を示す「−2」で表される。
そして、このような接続状態の情報を各ノード10間で交換することにより、システム全体のノード接続状態を示す図11のテーブル5が作成され、先のテーブル4がこのテーブル5に更新される。
なお、テーブル4の更新が行なわれる場合、即ちノード間の接続状態が変化する場合としては、伝送路の断線、伝送部の故障、ノードの電源断、ノードの再起動(電源再投入)等がある。
【0023】
次に、本実施例において、伝送路2に障害があった場合どのようにしてデータ伝送が行われるかについて説明する。
ここでは、図12に示すように主線21のN2・N3間及びN1・N6間で障害が発生したと想定する。本実施例では、システム全体の主線21と副線22の接続状態をテーブル4に基づき総合的に判断して、他のノード10に主線・副線間のデータ中継を依頼することにより、接続状態にある主線21と副線22を最大限活用してデータ伝送が行われる。なお、このような伝送経路の判断もCPU制御部16において行なわれる。
【0024】
図13〜15は、障害発生時におけるN1、N3、N5から見た他のノードとの接続状態を示すテーブル61,63,65である。また、図16は、その時のシステム全体のノード接続状況を示すテーブル6であり、各ノード10の持つテーブルはこのテーブル6に更新される。
【0025】
この障害状態でのN1からN6へのデータ送信を例にとって本実施例のデータ伝送について説明する。図17〜23は、データ伝送手順を示すフローチャートである。なお、図中「経路検索(a,b)」とあるは、ノードa,b間の経路を検索するという意であり、接続検索や中継検索においても同様の意味である。
この場合各ノード10では、図17に示すように、初期設定(図17ステップ1、以下S1)の後、端末インターフェイス部15を介して、端末インターフェイス受信処理(S2)、端末インターフェイス送信処理(S3)が行われ、防災端末3との通信がなされる。次に、ネットワーク通信インターフェイス部11、12及びネットワーク制御部13、14を介して、ネットワークインターフェイス受信処理(S4)と、ネットワークインターフェイス送信処理(S5)が行われ、送受信データの処理がなされる。そして、通信を継続するか否かが判断され(S6)、通信を継続する場合には端末インターフェイス受信処理(S2)に戻り上記処理が繰り返される。
【0026】
図18は、ネットワークインターフェイス受信処理(S4)の手順を示したフローチャートである。本処理においては、まず受信する必要のあるデータが存在するか否かをみるため、送信データ中の送信先IDと自己のノード番号が一致するかが判断される(S41)。送信先IDと自己のノード番号が一致するときには、その受信データの意味するところに従って受信データの処理が行われる(S42)。また、受信データのないとき、または受信データの処理が終了するとネットワークの再構築があったか否かが判断される(S43)。このネットワーク再構築は、主線21、副線22についてそれぞれ別個に回っているトークンに基づいて判断される。すなわち、トークンが所定時間内に受取れない時には(タイムアウト)、ネットワーク内でトークンが回らない事情が生じており、ネットワークの再構築があったと判断され、ネットワーク制御部13,14にその旨を示すフラグが立てられる。そして、ネットワーク制御部13,14のフラグを見ることによりネットワーク再構築の有無が判断される。ここでネットワークの再構築があったときには、現マップデータは使用不能となっているため、マップデータの取得に取りかかる(S44)。
【0027】
このマップデータの取得の手順を示したものが図19のフローチャートである。ここでは先ず、ネットワーク制御部13、14を見に行きトークンを監視する(S441)。トークンは、断線等の障害があっても障害のないグループ内で回っており、そこにはトークンの送信元と送信先が記されていることから、トークンを監視することにより現在のネットワークに属するメンバのIDを得ることができる。次に、トークンの監視より、ネットワークが分割されていることが分かった場合には、主線21と副線22のメンバ構成の違いを見る。そして、自ノードが何れか一方のネットワークにしか属していない場合には、自分が属していない方のネットワークに自分の持つマップデータを通知する(S442)。例えば、自己ノード(N1)が主線21側ではN1〜N3のネットワークに属している場合、主線21のN1におけるマップデータをN4〜N6のノードに送る。このマップデータは、図24に示すように、主線21または副線22のマップデータであることを示す識別子と、マップデータテーブルのサイズ(N×N)を示すサイズデータ、及びそれに続く接続状態を示す個別の数値データとから構成されている。この場合、数値データは自分の属していない部分は認識できないので空白とする。なお、ネットワーク上を流れるデータは、実際には図24のものに送信先IDや送信元ID、データ長、エラーチェックコード等が付加されたものになる。これにより、例えば上記の例で言えば、N4〜N6の側でも、N1〜N3側のマップデータが取得できることになる。
【0028】
このようにマップデータの取得が行われると、新しいデータに基づいてマップデータが更新され(S45)、ネットワークインターフェイス受信処理(S4)が終了する。
なお、システム立ち上げ時においても、各CPU制御部16はシステム全体のノード接続関係を把握すべくマップデータの取得を行い、テーブルを作成する。これにより、例えば先のテーブル4のようなテーブルが、初期値として設定される。
【0029】
次に、図20にネットワークインターフェイス送信処理(S5)の手順を示す。ここでも先ず送信データの有無が判断される(S51)。そして、送信データがあるときには現在送信が可能か否か、すなわち、ネットワーク制御部13、14が送信データ受入れ可能か否かが判断される(S52)。そして、ネットワーク制御部13、14にデータが詰まっておらず、データが送信可能なときにはデータを送信先に送るための送信経路検索が行われる(S53)。送信経路検索により経路を決定すると、送信すべきデータと送信先をセットし(S54)、次に、S53で経路検索を行った際、調査済としたノードを全て未調査とし(S55)、次に送信が許可されると(S56)、トークンが回ってきたときに当該データを送信する。
【0030】
一方、上述の経路検索の手順を示したものが図21である。
ここで、N1からN6ヘデータ伝送を行うには、N1において、まずN1とN6との接続状態が検索される(S101)。この検索は図22に示すように、まず自己との関係については調査済とした後(S10)、図16に示したテーブル6を調査することにより行われる(S11)。この場合、テーブル6より主線21側「−1」副線22側「−2」というN1・N6間データが取得され、これが戻り値となる(S12)。
次にこのデータに基づきN1とN6が直接つながっているか否かが判断される(S102)。もしも伝送路に障害が発生しておらず、N1とN6が直接つながっていた場合には戻り値N6が得られ(S103)、次にS54→S55→S56に進んで、N6へデータを送信することで主線21の経路によりデータ伝送が行われる。しかしながら、現在N1・N6間は、上記取得データから、主線21側は「−1」で接続切断かつ非隣接状態であり、また、副線側22も「−2」で接続切断かつ隣接状態となっており、この間は直接つながっていないことがわかる(S102)。そこで、この場合N1とN6を他のノードによる中継によってつなぐことができるか否かを調査すべく中継検索が行われる(S104)。
【0031】
この中継検索の手順を示したものが図23のフローチャートである。
ノードa・b間の中継検索では、ノードaとノードbとの間での中継検索から行われ、まず始点ノードを示すSにa、終点ノードを示すEに1が設定される(S21)。なお、このS21においては、このステップを経るたびにE=1という値が設定されることになるが、サブルーチンにおいて本ステップを経る場合、別のメモリにその値が設定されることになる。従って、本ステップ通過時には常に元の値まですべて1となるわけではなく、当該ルーチンに関してのみE=1として異なるルーチンに入って行くことになる。
このようにSとEが設定された後、SとEが比較されると共にE(=1)との関係を既に調査したか否かが判断される(S22)。本実施例の場合始点ノードはN1であることからSに1が設定されるが、S=EとなることからS22からS23に進みEに1が加えられる。そしてすべてのノードとの中継検索が終わっているか否かが判断されるが(S24)、Eとbとが等しくなくまだすべてのノードについて中継検索を行っていないのでS24からS22に戻る。S22では、E=2となっており、この時E=2は末調査のためNO側へと進みN1とN2との接続関係が検索される(S25)。図22の接続検索により、図16のテーブル6が調査され(S11)、N1とN2との関係で主線21側「2」、副線22側「2」(以下、適宜「2・2」と略す)のデータが得られ(S12)、これに基づきN1とN2とが直接つながっているか否かが判断される(S26)。この場合「2・2」であることからN1とN2とは主線21、副線22が共に直接つながっていることがわかる。
【0032】
N1とN2とが直接つながっていることがわかると、次にN2とN6との間で経路検索が行われる(S27)。この場合、図21の流れに戻って接続検索が再び行われる(S101)。この接続検索では、E=2が調査済とされ(S10)、N2とN6との間の接続状態のデータ「−1・−1」が得られる(S11,S12)。これによりN2・N6間は主線21、副線22が共に直接つながっていないことわかり、S102からS104へ進む。そして、N2・N6間の中継検索が行われる。ここではE=1,2は調査済であるから(S22)、S23→S24→S22の経路を経て前記と同様にE=3になりN2とN3との接続検索が行われ、接続状態のデータ「−2・2」が得られる(S25)。この場合N2とN3は副線22で直接つながっているので(S26)、次にN3とN6との経路検索が行われる(S27)。
【0033】
ここで、N3とN6は、接続検索(S101)の結果「1,−1」からもわかるように、主線21を介して直接つながっている。従って、図21においてはS102からS103へ進み、「戻り値:b=6」でS28へ進む。S28では、戻り値が「未接続」ではないことから、「戻り値:E=3」をもって中継検索を終了してS105へ進む。そして、S105では、戻り値が「3」であることから、中継ノードがあると判断して「戻り値:E=N3」をもって経路検索を終了する(S106)。すなわち、N1からN6にデータを送信するためにはN3にてデータを中継すれば良いことがわかったことになる。
【0034】
このような手順により中継ノードN3を発見すると、N1はN3にデータの中継を依頼する。この結果N1からN6には、N3のデータの中継(副線22→主線21)により、N1からN3までは副線22を用いて、またN3からN6までは主線21を用いてデータが送信されることになる(図12経路a→b)。
【0035】
なお、図21から図23の流れを繰り返してすべてのノードについて中継検索を行っても未接続の場合には、S30より「戻り値=未接続」をもって中継検索を終わって経路検索に戻り、中継ノード不存在よりS105からS107へ進み「末接続」という結論にて経路検索を終わる。そしてこの場合には、別途障害復帰動作が開始される。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の本発明に係る防災監視システムによれば、主線と副線とをそれぞれ異なるノードが終端ノードとなるようにずらして配設したことにより、防災監視システムを、形式的にはバス型のネットワークでありながら、ループ型のネットワークとしても機能し得るシステムとすることができるという効果がある。従って、主線と副線に同時に障害が生じても、バス型ネットワークのようにシステムダウンしてしまうことがなく、また、ループ型のように、障害が生じても主線か副線の何れかがつながっているにもかかわらずシステムが分断されてしまうこともない。さらに、各伝送路はそれ自身としてはループを形成しなくとも良いのでシステム構築費用が低減できるという効果もある。
【0037】
一方、かかる構成おいて、請求項2の本発明にあっては、各ノードにノード接続状態テーブルを持たせ、このノード接続状態テーブルに基づきシステム全体の伝送路の接続状態を総合的に判断することにより、最適送信経路を決定してデータ送信を行うことができるという効果がある。この場合、請求項3の本発明にあっては、主線または副線により送信先ノードに直接データが送れない場合であっても、適切なノードにデータ中継を行わせることにより、接続状態にある主線と副線を最大限活用してデータ伝送が行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災監視システムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明に係る防災監視システムに用いられるノードの構成を示すブロック図である。
【図3】正常運用時におけるN1から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図4】正常運用時におけるN3から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図5】正常運用時におけるN5から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図6】正常運用時におけるシステム全体のノード接続状況を示す図である。
【図7】防災監視システムのN2・N3間に障害が発生した状況を示す図である。
【図8】図7の障害発生時におけるN1から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図9】図7の障害発生時におけるN3から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図10】図7の障害発生時におけるN5から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図11】図7の障害発生時におけるシステム全体のノード接続状況を示す図である。
【図12】防災監視システムのN2・N3間及びN1・N6間の2か所に障害が発生した状況を示す図である。
【図13】図12の障害発生時におけるN1から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図14】図12の障害発生時におけるN3から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図15】図12の障害発生時におけるN5から見た自己と他のノードとの接続状態を示すテーブルである。
【図16】図12の障害発生時におけるシステム全体のノード接続状況を示す図である。
【図17】本実施例におけるデータ伝送処理手順を示すフローチャートである。
【図18】ネットワークインターフェイス受信処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】マップデータの取得の手順を示すフローチャートである。
【図20】ネットワークインターフェイス送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図21】障害発生時におけるデータ伝送経路の検索手順を示すフローチャートである。
【図22】データ伝送経路検索におけるノード接続検索の手順を示すフローチャートである。
【図23】データ伝送経路検索における中継検索の手順を示すフローチャートである。
【図24】マップデータの書式例を示す図である。
【図25】ループ型のネットワークシステムによる従来の防災監視システムの構成を示す図である。
【図26】バス型のネットワークシステムによる従来の防災監視システムの構成を示す図である。
【図27】ループ型のネットワークシステムによる従来の防災監視システムにおいて伝送路の1ケ所に障害が発生した場合の状況を示す図である。
【図28】バス型のネットワークシステムによる従来の防災監視システムにおいて伝送路の1ケ所に障害が発生した場合の状況を示す図である。
【図29】ループ型のネットワークシステムによる従来の防災監視システムにおいて伝送路の2ケ所に障害が発生した場合の状況を示す図である。
【図30】バス型のネットワークシステムによる従来の防災監視システムにおいて伝送路の2ケ所に障害が発生した場合の状況を示す図である。
【符号の説明】
1 防災監視システム
2 伝送路
3 防災防犯端末機器
4〜6 ノード接続状態テーブル
10 ノード
11 ネットワーク通信インターフェイス部(主線側)
12 ネットワーク通信インターフェイス部(副線側)
13 ネットワーク制御部(主線側)
14 ネットワーク制御部(副線側)
15 端末インターフェイス部
16 CPU制御部
21 主線
22 副線
41,43,45 ノード接続状態テーブル
51,53,55 ノード接続状態テーブル
61,63,65 ノード接続状態テーブル
N1〜N10 ノード

Claims (3)

  1. 伝送路を介して複数のノードを接続してデータ伝送を行うバス型ネットワーク形式の防災監視システムにおいて、
    上記伝送路は、当該防災監視システムの通常運用時にデータ伝送を行う主線と、該主線の障害時等にデータ伝送を行う副線とから構成され、
    上記主線と副線とは、それぞれ異なるノードを始端ノード及び終端ノードとすると共に、上記全てのノード間は、少なくとも上記主線または副線の何れか一方により接続されてなることを特徴とする防災監視システム。
  2. 請求項1の防災監視システムにおいて、
    上記ノードは、該ノードを制御するCPU制御部を備えると共に、主線側及び副線側のそれぞれに、上記伝送路と接続され他のノードとの間で伝送路を介してデータの授受を行うネットワーク通信インターフェイス部と該ネットワーク通信インターフェイス部の受信信号を上記CPU制御部に受信データとして送信すると共に上記CPU制御部から出力された送信データを上記ネットワーク通信インターフェイス部に送信信号として送信するネットワーク制御部とを備え、
    上記CPU制御部は、上記主線及び副線による各ノード間の現在の接続状態を示す接続状態テーブルを備え、データ送信時に、該接続状態テーブルに基づき自己とデータ送信先のノードとの間の最適送信経路を決定し、該経路に基づきデータを伝送することを特徴とする防災監視システム。
  3. 請求項2の防災監視システムにおいて、
    上記CPU制御部は、最適送信経路として、上記伝送路に障害が発生している場合には障害が発生していない伝送路を上記接続状態テーブルから主線副線を問わず検索し、該検索された経路中主線副線間でデータの中継が必要なノードに対しデータ中継を指令して自己と上記データ送信先ノードとの間の送信経路を形成し上記データ送信先ノードにデータを伝送することを特徴とする防災監視システム。
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