JP3570533B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

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    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/6751Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading
    • G11B15/67513Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading and movement of driving elements perpendicular thereto
    • G11B15/67518Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading and movement of driving elements perpendicular thereto with ejection damping means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録再生装置に関し、特に磁気テープを収納するカートリッジを確実に装着するための装着機構に関する
【0002】
【従来の技術】
従来の磁気記録再生装置を、図16の平面図と、この図16のA−A断面図である図17Aと、この図17Aの要部側面図である図17Bとを参考に説明する。
まず、従来の磁気記録再生装置21(以下装置21と称する)は、下部に配設されたベースプレート21aに、コ字状溝を有する一対のレール状のガイド部材21b、21cが、図16に示す右側端部寄りの図示上下に対向状態で取り付けられている。
また、図17Aに示すように、一対のガイド部材21b、21cが位置する部分の、ベースプレート21aの一部に、一対の開口21dが形成されている。
また、図17Aに示す磁気記録再生装置の図示右側端部に、後述するカートリッジ23の底板23cをガイドしてカートリッジ23を磁気記録装置内部に挿入するための挿入口21eが形成されている。
また、ベースプレート21aの前記ガイド部材21b、21cが位置する裏面には、一方がネジ止めされ、他方が自由端になった弾性力が大きな一対の板バネ22が配設されている。そして、この板バネ22の自由端先端に係止部22aが折り曲げ形成され、この係止部22aに回転自在に係止ローラ22bが支持されている。
そして、ベースプレート21aの開口21dに係止ローラ22bが位置し、この係止ローラ22bが、開口21d内部で一方のネジ止め部を支点として上下動できるようになっている。
【0003】
また、図示2点鎖線で示すカートリッジ3は、挿入口21eから挿入され、ガイド部材21a、21bに案内されて装置21内部に装着されるようになっている。このカートリッジ23は、内部に磁気テープ23aが収納され、外側の両側面には、図17Bに示すように、コ字状の一対の案内溝23bが形成されている。 そして、この一対の案内溝23bが前記レール状のガイド部材21b、21cにガイドされて、カートリッジ23が装置21の内部に案内されるようになっている。
また、カートリッジ23の案内溝23bを構成する底板23cの一部に、切り欠き部23dが形成されている。また、カートリッジ23の内部には、テープ送りベルト23gを介して磁気テープ23aを左右に搬送する回転自在のピンチローラ23fが配設されている。
また、装置21の内部には磁気ヘッド24と搬送ローラ25とが配設されている。
【0004】
前記カートリッジ23を装置21に装着するローディング動作は、まず、カートリッジ23の先端部を、装置21の挿入口21eから矢印D方向に手作業で挿入する。
そして、カートリッジ23の底板23cの先端部が、板バネ22の係止ローラ22bにぶつかりる。
この状態から、更に強い力でカートリッジ23を装置21の内部に押し込むと、カートリッジ23の底板23cで、係止ローラ22bが下方に押し下げられ、板バネ22が下方に撓み、係止ローラ22bが底板23cの下面側に弾接する。
そして、更にカートリッジ23を装置21の内部に押し込むと、前記底板23cの下面側に押し下げられていたローラ22bは、カートリッジ23の切り欠き部23dに位置して、板バネ22の大きな弾性力で、切り欠き部23dに上昇する。すると、図17Aに示すように、前記切り欠き部23dの一端に係止ローラ22bが弾接し、この係止ローラ22bにより、切り欠き部23dの一端が矢印C方向の斜め上方に押圧され、カートリッジ23は、装置21内部のストッパ(図示せず)に当接して停止し装置21の内部に装着される。
【0005】
このとき、カートリッジ23のピンチローラ23fは、装置21内部の搬送ローラ25に圧接して、これ以上装置21の内部にカートリッジ23が侵入しないようになっている。
このピンチローラ23fと搬送ローラ25とが圧接した状態で、搬送ローラ25が回転するとピンチローラ23fも回転し、カートリッジ23の内部のテープ送りベルト23gを介して、磁気テープ23aを左右に搬送できるようになっている。
前記カートリッジ23を装置21の内部に装着すると、外部からのコンピュータ(図示せず)等からの指示で、搬送ローラ25を回転させて、磁気ヘッド24により磁気テープ23aに所定の情報を記録、あるいは再生することができる。
また、装置21からカートリッジ23を抜き取るイジェクト動作は、図16に示す装置21の外部に出っ張っている、カートリッジ23の後端部23eを、手作業で強く矢印E方向に引っ張ると、前記係止ローラ22bが、カートリッジ23の切り欠き部23dから下方に逃げて、カートリッジ23を装置21から抜き取ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したような従来の装置21では、カートリッジ23の着脱を手作業で行っているため、前記板バネ22の大きな弾性力により、着脱動作に大きな力(約1.5〜3Kgf)が必要となり、カートリッジ23の着脱作業を非力な人が行うのは大変であった。
また、力まかせに無理に、カートリッジ23を装置21に押し込んだりすると、カートリッジの前面側が装置21内部のストッパ(図示せず)にぶつかり、両方が傷ついたり壊れたりすることがあった。
また、カートリッジ23の着脱を容易にするために、前記板バネ22の弾性力を小さくすると、装置21にカートリッジ23を装着したときの保持力が弱くなり、搬送ローラ25に圧接しているピンチローラ23fがスリップしたりして、磁気テープ23aの送りが不安定となり、正確な記録・再生ができなくなることがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の手段として本発明の磁気記録再生装置は、係合部が形成されて、内部に磁気テープが収納されたカートリッジと、前記係合部を係止する係止部を有する第1スライド部材と、この第1スライド部材に連結されて前記第1スライド部材をスライドさせる第2スライド部材と、前記第1と第2のスライド部材をそれぞれ個別にスライド可能に保持する筺体とを備え、前記筺体は窓部を有する底板を有し、前記第1スライド部材に形成した係止部は、前記窓部上、および前記底板上にスライド可能に配設され、前記窓部に前記係止部が位置したときに、前記カートリッジを着脱する動作で、前記係止部を前記窓部内で上下動させることにより、前記係止部と前記カートリッジの係合部との係脱を可能とし、前記前記カートリッジを係合した前記第1スライド部材をスライドさせて、前記係止部を前記窓部から前記底板上に移動させて、前記係止部の下方への動きを規制し、前記カートリッジの係止状態を維持するようにした構成とした。
【0008】
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記第1と第2のスライド部材を連結するリンク部材を備え、このリンク部材の一端側を前記第1スライド部材に、他端側を前記第2スライド部材にそれぞれ連結すると共に、前記リンク部材の一端側と他端側の間を前記筺体の底板に回動可能に軸支して、前記第2スライド部材をスライドさせると、前記第1スライド部材が前記リンク部材を介して、前記第2スライド部材のスライド方向と反対方向にスライドするようにした構成とした。
【0009】
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記第2スライド部材は第1部材と第2部材とから成り、この第1部材と第2部材との間に張架された弾性部材を備え、前記リンク部材の他端側を前記第1部材に連結し、前記第2部材をスライドさせると前記第1部材が前記弾性部材を介して前記第2部材と同方向にスライドし、前記リンク部材の一端側に連結された第1スライド部材が、前記リンク部材を介して前記第2スライド部材のスライド方向と反対方向にスライドするようにした構成とした。
【0010】
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記筺体に回転可能に軸支された搬送ローラと、前記カートリッジ内部に回転自在のピンチローラとを備え、前記カートリッジを装着完了後、更に前記第2スライド部材の第2部材をスライドさせて、前記弾性部材の弾性力を前記第1部材と前記リンク部材を介して、前記第1スライド部材に伝達し、前記ピンチローラを前記搬送ローラに圧接するようにした構成とした。
【0011】
また、前記課題を解決するための第5の手段として、係合部が形成され、内部に磁気テープが収納されたカートリッジと、このカートリッジの前面に設けられた開閉自在の蓋体と、前記カートリッジの係合部を係止する係止部を有する第1スライド部材と、この第1スライド部材に設けられた前記カートリッジの蓋体を開閉する開閉部と、前記第1スライド部材に連結されて前記第1スライド部材をスライドさせる第2スライド部材と、この第2スライド部材をスライドさせる駆動源と、前記第1と第2のスライド部材をそれぞれ個別にスライド可能に保持する筺体とを備え、前記第1スライド部材に前記カートリッジを搭載すると、手動による搭載開始から前記駆動源による搭載完了に至るまで前記第1スライド部材の開閉部を前記カートリッジの蓋体に当接させて該蓋体を開くようにした構成とした。
【0012】
また、前記課題を解決するための第6の手段として、前記カートリッジの蓋体を開く動作と同時、または、前記蓋体を開く動作の後に、前記第1スライド部材の係止部を前記カートリッジの係合部に位置させて、前記カートリッジを係止するようにした構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の磁気記録再生装置の1実施の形態を図1〜図15に基づいて説明する。まず、本発明の磁気記録再生装置1(以下装置1と称する)の概略構成は、図1、図2の斜視図に示すように、内部に後述する各種部品が取り付けられて外形が略矩形の筺体2と、この筺体2の上部を蓋閉するカバー3と、筺体2の前面にはカートリッジ挿入口1aが形成されている。
また、装置1に装着されるカートリッジ4は、内部に磁気テープが収納され、外部の両側面には、カートリッジ4を装置1の内部に案内するガイド部4a、4bが上下に形成され、下方のガイド部4aには切り欠きされた係合部4cが設けられている。
また、図2はカートリッジ4を装置1に装着したときの外観図で、カートリッジ4の全体が装置1の内部に挿入されている。
【0016】
前述したような装置1の詳細な構成を、図3〜図16に基づいて説明する。図3は装置1のカバー3を取り去って、筺体2の内部を上方からみた概略上面図である。
まず、本発明の装置1には、複数の異なる部品を収納する筺体2が配設され、この筺体2は、図4の上面図、および図5の正面図に示すように、金属板等をプレス加工等により、打ち抜きおよび折り曲げされて外形が矩形に形成されている。
この筺体2は、底部に略平坦状の底板2aが形成され、この底板2aの図示左には、一対の側板2b、2bが対向状態で上方に折り曲げ形成されている。
また図4に示す図示下方の底板2aの左右2箇所には、プレス等で略矩形の一対の窓部2c、2cが打ち抜き形成されている。この一対の窓部2c、2cに挟まれた略中央部には、図示上下方向に縦長の長孔2dが打ち抜き形成されている。
この長孔2dの周囲には、底板2aの裏側から突き出しされて凸部2kが形成されている。
【0017】
また、長孔2dの図示右上方には、略矩形のヘッド取付孔2eが打ち抜き形成され、このヘッド取付孔2eの図示下方側の内面には、2個のストッパ2fが上方に切り起こし形成されている。
また、長孔2dの図示上部から左斜め上方にかけて、略楕円形状のローラ取付孔2gが形成されている。このローラ取付孔2gの図示左側で、前記左側の側板2b近傍には縦長の開口2hが打ち抜き形成されている。
また、図示上端部で図示左寄りには、後述するカートリッジ4をスライドさせて装置1に装着、あるいは排出するための略矩形のモータ取付孔2jが形成され、このモータ取付孔2jの近傍周辺には、小径で複数の丸孔が打ち抜き形成されている。
【0018】
また、装置1に装着されるカートリッジ4は、外形が箱状に形成され、図6に示すように左右両側面の上下には、2つのガイド部4a、4bがそれぞれ外側にレール状に突出形成されている。また、下部側のガイド部4aには、切り欠きされた係合部4cが形成されている。
また、カートリッジ4の内部には、磁気テープ4dが収納され、この磁気テープ4dは両端部が回転自在のリール4e、4eにそれぞれ巻回されている。
また、カートリッジ4の前面側4fの中央部に切り欠き部4gが形成され、この切り欠き部4gから外周部の一部がはみ出して、回転自在のピンチローラ4hが配設されている。このピンチローラ4hの回転に連動して、テープ送りベルト4pを介してリール4e、4eが時計方向、あるいは反時計方向に回転し、磁気テープ4dがそれぞれのリール4e、4eに巻取り、あるいは巻き戻しできるようになっている。
【0019】
また、カートリッジ4の前記切り欠き部4gの右側には、磁気テープ4dを前面側4fに露出させて、後述する磁気ヘッド18に磁気テープ4dを摺動させるための開口部4jが形成され、この開口部4jには開閉可能な蓋体4kが配設されている。
この蓋体4kには図示右側に端部4mが形成され、この端部4mが支持ピン4nに軸支されて、蓋体4jが回動可能になっている。
また、支持ピン4nには、ねじりコイルバネ(図示せず)が巻回されて、カートリッジ4が装置1に装着されていないときは、蓋体4kが常に開口部4jを蓋閉して、カートリッジ4の内部にゴミ等が侵入しないようになっている。
また、図3に示すように筺体2の内部にカートリッジ4を挿入すると、このカートリッジ4を係止して装置1の内部にスライドさせる、第1スライド部材5が筺体2の底板2a上に配設されている。
【0020】
この第1スライド部材5は、ステンレス等のバネ性のある金属板から成り、図7の斜視図に示すように、図示手前側に基部5aと、この基部5aの左右両側にアーム部5b、5cと、中央部に平板状のリンク支持部5dが形成されて、外形が略E字状になっている。
また、図示右側のアーム部5bの先端寄りには、略U字状のローラ保持部5eが上方に折り曲げられて形成されている。このローラ保持部5eの上方の手前側端部が、外方に直角に折り曲げられて、開閉部5fが形成されている。この開閉部4fは、前記カートリッジ4が装置1内部に挿入されると、カートリッジ4の蓋体4kの端部4mが当接し、蓋体4kが回動してカートリッジ4の前方に開くことができるようになっている。
【0021】
また、前記基部5aの図示左側のアーム部5cの先端寄りにも、上方に折り曲げられたローラ保持部5gが設けられ、このローラ保持部5gは、図示右側のローラ保持部5eと対向状態になっている。
このローラ保持部5gの先端部が、直角に内方に折り曲げられてストッパ部5hが設けられている。このストッパ部5hは、、前記カートリッジ4を第1スライド部材5に搭載するときに、カートリッジ4の前面側4fが当接して、カートリッジ4がストッパ部5hより内部側に押し込むことができないいようになっている。
また、前記ローラ保持部5e、5gの外側には、コロ状の係止ローラから成る一対の係止部5j、5jが、それぞれ対向する位置に回転自在に軸支されている。
また、前記リンク支持部5dの先端寄りには、図示右側のアーム部5d方向に突出する凸部5kが形成され、この凸部5kには、一方が矩形で他方が円形の略鍵穴状のリンク取付溝5mが打ち抜き形成されている。
また、リンク支持部5dには第1スライド部材5を、筺体2の長孔2dにスライド可能に取り付けるための2個の取付孔5nが形成されている。
このような第1スライド部材5は、筺体2の底板2a上にスライド可能に取り付けられて、前記係止部5j、5jは、窓部2c、2c上、および底板2a上をスライド可能になっている。
【0022】
また、図3に示すように、前記第1スライド部材5のリンク取付溝5mには、リンク部材6の一端側がスライド可能に軸支されて連結されている。このリンク部材6は図8に示すように、図示左側の他端側に略矩形の開口部6aと、図示右側の一端側に丸孔6bと、前記一端側と他端側の間で若干開口部6a寄りの位置に支持孔6cとが、それぞれプレス等で打ち抜き形成されている。
このリンク部材6は、図3に示すように、筺体2の底板2aにカシメ等で軸支された支持ピン6dに、支持孔6cが挿入されて回動自在に取り付けられている。 そして、リンク部材6は支持ピン6dを支点として、前記一端側と他端側とが反対方向に回動するシーソ運動をするようになっている。
また、リンク部材6の一端側の丸孔6bにはガイドピン6eが軸支され、このガイドピン6eが第1スライド部材5のリンク取付溝5mに位置するようになっている。そして、リンク部材6が支持ピン6dを支点として回動すると、ガイドピン6eがリンク取付溝5m内を移動し、図3に示す第1スライド部材5が矢印F、G方向にスライドするようになっている。
【0023】
また、リンク部材6の他端側の開口部6aには、図3に示すような第2スライド部材Sが筺体2の底板2a上にスライド可能に軸支されている。この第2スライド部材Sは第1部材7と、この第1部材7の上部に配設された第2部材8の2つの部材から成り、この第1と第2の部材7、8は、それぞれ金属板等をプレス加工で折り曲げ形成されている。
前記第1部材7は図9の斜視図に示すように、図示手前側の先端部7aが略L字状に形成され、この先端部7a寄りの左右両側が、対向状態で上方に折り曲げられた、2つのガイド7b、7bが形成されている。
【0024】
また、この2つのガイド部7b、7bに挟まれた平坦部を、図示上方に切り起こして押圧部7cが設けられている。
前記ガイド7b、7bの図示後方には、所定の孔径の取付孔7dが形成され、この取付孔7dの図示後方に平坦部7eが形成されている。
そして、手前側の平坦部7eに取付孔7fと、後方側の平坦部7eに2つの取付孔7g、7hとが、それぞれ所定の幅で図示縦長に打ち抜き形成されている。また、前記後方側の2つの取付孔7g、7hは、手前側の取付孔7fに対して、若干図示左側にズレた状態で形成されている。
【0025】
また、第1部材7の図示後方の後端部7jには、図示右側が上方に折り曲げられてストッパ部7kが形成され、後端部7jの図示左側には、平坦部7eから突出して凹部を有するバネ係止部7mが形成されている。
このような構成の第1部材7は、図3に示すように取付孔7dにカシメ等で支持ピン7nが取り付けられている。この支持ピン7nが前記リンク部材6の開口部6aに挿入されて、リンク部材6の他端側が抜け止めリング(図示せず)等で抜け止めされ、第2スライド部材Sの第1部材7にスライド可能に軸支されている。
そして、第1部材7が図3に示す矢印F、あるいは矢印G方向にスライドすると、第2部材7に取り付けられた支持ピン7nが、リンク部材6の開口部6a内をスライドして、リンク部材6を回動するようになっている。
また、第1部材7は、図3に示す筺体2の底板2aにカシメ等で固定された3個の固定ピン7pに、前記3個の取付孔7f、7g、7hがそれぞれ挿入されて軸支され、底板2a上を図示縦方向にスライドできるようになっている。
【0026】
また、第1部材7の後端部7j寄りの平坦部7e上には、図10に示すような、第2部材8がスライド可能に配設されている。
この第2スライド部材Sの第2部材8は金属板等から成り、横方向に延びる基部8aと、この基部8aと直交する縦方向に縦長の支持部8bとが形成されて、外形が略T字状になっている。
そして基部8aには一方が略矩形で他方が円形に形成された、横長のカム溝8cが打ち抜き形成されている。また、支持部8bの図示下方側に先端部8dと、図示上方に後端部8eとが形成され、支持部8b上には縦長で矩形の2個の取付孔8f、8gが打ち抜き形成されている。また、前記支持部8bの先端部8d側の図示左側には、凹部を有するバネ係止部8hが突出して形成されている。
【0027】
このような構成の第2部材8は、図3に示すように、第1部材7の2個の取付孔7g、7hに挿入された2個の固定ピン7p、7pに、取付孔8f、8gが挿入されて、前記固定ピン7p、7pにそれぞれEワッシャ(図示せず)等で抜け止めされ、第1部材7上にスライド可能に取り付けらっれている。
そして、第2スライド部材Sは、第1部材7と第2部材8との、それぞれのバネ係止部7m、8hに、コイルバネ等から成る弾性部材9が張架され、この弾性部材9の弾性力により、第2部材8の後端部8eが、第1部材7のストッパ部7kに当接した状態になっている。
【0028】
また、第2部材8の基部8aの下面側には、図3に示すように、金属板等から成り外周部に歯車が形成されたカム部材10が配設され、このカム部材10は筺体2の底面2aに回転自在に軸支されている。前記カム部材10の回転中心から離れた位置に駆動ピン10aが取り付けられている。
また、カム部材10の図示右側には、カム部材10の外周部の歯車に噛み合うピニオンギア11aと、径の大きな平歯車11bとから成る2段歯車11が配設され、この2段歯車11は、筺体2の底板2aに回転自在に軸支されている。
また、2段歯車11の図示上方には、2段歯車11の平歯車11bに噛み合う2段ピニオン12が配設され、この2段ピニオン12は筺体2の底板2aに回転自在に軸支されている。前記2段ピニオン12は、上部と下部に、径の異なるピニオンギアが一体に形成され、上部には前記2段歯車11の平歯車11bが噛み合う小ピニオンギア12aが形成され、下部に小ピニオンギア12aより外形の大きな大ピニオンギア12bが形成されている。
また、前記カム部材10の図示上方のモータ取付孔2jには、モータ等から成る駆動源13が取り付けられている。この駆動源13の回転軸にはウオームギア13aが圧入等で取り付けられ、このウオームギア13aが前記2段ピニオン12の大ピニオン12bと噛み合うようになっている。
【0029】
また、図3に示す筺体2の図示右側の側板2bには、図11に示すような縦長の作動部材14がスライド可能に取り付けられている。この作動部材14は金属板等から成り、前記右側の側板2bにスライド可能に取り付けられる取付部14aと、この取付部14aから図示左側に階段状に折り曲げられたアーム部14bとから成り、このアーム部14bには、手前側端部が図示左側に折り曲げられて先端部14cが形成されている。
また、取付部14aの下方側が図示左方向に折り曲げられて、平坦状の作動部14dが形成され、この作動部14dに連接する後端部14eが下方側に折り曲げ形成されている。
前記取付部14aの上端寄りには、取付部14aの長手方向2個の取付孔14f、14gが、直列状に打ち抜き形成されている。
【0030】
また、前記アーム部14bの下方側が図示左側に折り曲げられて底板14hが形成され、この底板14hの手前側端部が上方に折り曲げられて、バネ係止部14jが形成され、このバネ係止部14jには丸孔が形成されている。
また、アーム部14bと対向する図示左側には、底板14hの左側端部が上方側に折り曲げられた当接部14kが形成されている。
前記作動部材14は、カートリッジ4を第1スライド部材5上に搭載するときに、カートリッジ4の前面側4fの右側端部で、前記当接部14kが押圧され、作動部材14もカートリッジ4と一緒に装置1の内部側にスライド移動するようになっている。
【0031】
また、作動部材14のバネ係止部14jと、第1スライド部材5の開閉部5fとに形成されている、それぞれの丸孔にコイルバネ15が張架され、装置1に装着されたカートリッジ4を取り出すイジェクト動作のときに、第1スライド部材5が矢印G方向にスライドすると、コイルバネ15で作動部材14が引っ張られ、作動部材14も矢印G方向のカートリッジ挿入口1a側にスライドするようにな また、図3に示す筺体2の底板2aのヘッド取付孔2eの図示左側には、前記駆動源13とは別の図示しない駆動源により、回転可能な搬送ローラ18が取り付けられている。この搬送ローラ18は、外周部にゴム等の摩擦部材が取り付けられ、カートリッジ4のピンチローラ4hが圧接されて回転するときに、ピンチローラ4hがスリップしないようになっている。
また、ヘッド取付孔2eの2つのストッパ2f寄りには、磁気ヘッド18が図示しない部材に取り付けられて配設されている。
また、筺体2の図示左側の側板2bの手前側には、縦長のイジェクトボタン19がスライド可能に取り付けられている。
【0032】
前述したような構成の本発明の装置1の動作を説明すると、まず、カートリッジ4を挿入する前の装置1の内部には、図3に示すように第1スライド部材5がカートリッジ挿入口1a側に位置し、一対の係止ローラから成る係止部5j、5jが、筺体2のそれぞれの窓部2c、2cに位置した状態になっている。
この状態の装置1に、2点鎖線で示すカートリッジ4を装着するローディング動作は、まずカートリッジ挿入口1aから、カートリッジ4を矢印F方向に挿入する。
すると、筺体2の左右両側の側板2b、2bのカートリッジ挿入口1a寄りに配設されている案内レール(図示せず)に、カートリッジ4の左右のガイド部4a、4bが案内されて、カートリッジ4が筺体2の内部に侵入する。
すると図12に示すように、カートリッジ4のガイド部4aの先端部が、第1スライド部材5の係止部5jを、筺体2の窓部2c内に押し下げる。
この状態から更にカートリッジ4を装置1の内部に押し込むと、カートリッジ4の蓋体4kの端部4mが、第1スライド部材5の開閉部5fに当接して、蓋体4kがカートリッジ4の前方に開かれる。
【0033】
前記蓋体4kを開く動作と同時、または、蓋体4kを開いた後、更にカートリッジ4を装置1の内部に押し込むことにより、前記筺体2の窓部2c内に押し下げられていた係止部5jが、図13に示すように、窓部2cの位置で係合部4cに位置し、係止部5jが元の水平状態に弾性復帰して、係止部5jでカートリッジ4の係合部4cを係止する。
この係止部5jが水平状態に弾性復帰することにより、挿入していたカートリッジ4にクリック感が生じて、第1スライド部材5の係止部5jがカートリッジ4を係止したことを、操作者が認識することができる。
【0034】
また、装置1の内部にカートリッジ4を挿入する慣性力によって、カートリッジ4は更に装置1の内部側に押し込まれるが、第1スライド部材5のストッパ部5hに、カートリッジ4の前面側4fの左端部が当接して、これ以上カートリッジ4を装置1の内部に挿入することができないようになっている。
また、第1スライド部材5にカートリッジ4を搭載する動作で、カートリッジ4の前面側4fの右端部が、作動部材14の当接部14kに当接して、作動部材14を装置1の内部側に移動する。
すると、作動部材14の作動部14dが、スイッチ等から成る検出部材(図示せず)を作動して、この検出部材がONする。この検出部材がONすると、モータ等から成る駆動源13の回転が開始する。
【0035】
この駆動源13の回転が、図3に示す2段ピニオンギア12を介して、2段歯車11と、カム部材10とに伝達され、このカム部材10が回転する。
そして、このカム部材10の回転にともなって、駆動ピン10aが第2スライド部材Sの第2部材8のカム溝8c内を移動して、駆動ピン10aは図15に示すように下方側に位置する。
すると、第2スライド部材Sは、前記弾性部材9の作用で、題意2部材8の下部にスライド可能に取り付けられている第1部材7が、第2部材8と同方向にスライドし、第1部材7の支持ピン7nにスライド可能濡時櫛されているリンク部材6の他端側が矢印G方向にスライドする。
そして、リンク部材6は支持ピン6dを回動中心として反時計方向に回動し、カートリッジ4を搭載した第1スライド部材5が、第2スライド部材Sのスライド方向と反対方向の、矢印F方向にスライドする。
【0036】
この第1スライド部材Sが矢印F方向にスライドすると、底板2aの窓部2cに位置していた係止部5jは、図14に示すように筺体2の底板2a上にスライド移動し、係止部5jの矢印H方向の下方側への動きが規制され、係止部5jでカートリッジ4の係合部4cを係止した状態を維持することができる。
そのために、カートリッジ4を装置1から取りだそうとしても、係止部5jが下方に逃げることができないので、カートリッジ4を装置1から取り出すことができない。
【0037】
前述のように、係止部5jでカートリッジ4を係止した後、更に駆動源13を駆動させて第1スライド部材5を矢印F方向にスライドさせると、カートリッジ4のピンチローラ4hが搬送ローラ17に当接し、弾性部材9の作用でピンチローラ4hが搬送ローラ17に圧接され、カートリッジ4が装置1に装着されてローディング動作が終了すると共に、駆動源13の駆動が停止する。このとき磁気ヘッド18のテープ摺接面に磁気テープ4dが摺接される。
そして、外部のコンピュータ(図示せず)等からの指令で、図示しない駆動源を回転させ搬送ローラ17を回転させて、ピンチローラ4hを回転させ、このピンチローラの回転に連動して、テープ送りベルト4pを介してリール4eが回転して、磁気テープ4dを搬送し、この磁気テープ4dに磁気ヘッド18で記録再生を行うことができる。
【0038】
また、装置1からカートリッジ4を取り出すイジェクト動作は、イジェクトボタン19の先端部19aを操作者が押圧して、筺体2の内部の図示しないスイッチをONする。
すると、駆動源13が回転して、カム部材10が回転して駆動ピン10aが、図3に示す上方側に移動して、第2スライド部材Sが矢印F方向に移動する。すると、リンク部材6が支持ピン6dを回動中心として時計方向に回動し、ガイドピン6eが矢印G方向に移動して、第1スライド部材5がカートリッジ挿入口1a側にスライドする。
【0039】
すると、図14に示す底板2a上に位置していた第1スライド部材5の係止部5jが、カートリッジ4を係止した状態で、図13に示す筺体2の底板2aの窓部2cに位置し、図3に示すようにカートリッジ4の後端側が装置1の外部に排出されて、カートリッジ4のイジェクト動作が終了する。
この状態から、カートリッジ4を抜き取ると、カートリッジ4のガイド部4aで、係止部5jが下方の窓部2c内に押圧されて下方に逃げ、カートリッジ4を装置1の外部に容易に取り出すことができる。
即ち、本発明の装置1は、底板2aの窓部2cに係止部5jが位置しているとき、第1スライド部材5にカートリッジ4を着脱する動作で、係止部5jを上下動させて、係止部5jでカートリッジ4の係合部4cを係脱することができるようになっている。
【0040】
また、本発明の装置1は、係合部4cが形成され、内部に磁気テープ4dが収納されたカートリッジ4と、前記係合部4cを係止する係止部5jを有する第1スライド部材5と、この第1スライド部材5に連結されて前記第1スライド部材5をスライドさせる第2スライド部材Sと、前記第1と第2のスライド部材5、Sとをそれぞれ個別にスライド可能に保持する筺体2とを備え、前記第1スライド部材5の係止部5jで前記カートリッジ4の係合部4cに係止して、前記第1と第2のスライド部材5、Sのスライドにより前記カートリッジ4をスライドさせて着脱するようになっている。
また、前述した本発明の装置1では、第2スライド部材Sを第1部材7と第2部材8の2つの部材で説明したが、第2スライド部材を1つの部材にしたものでもよい。このときは弾性部材9をなくすことができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の磁気記録再生装置は、第1スライド部材の係止部でカートリッジの係合部を係止して、前記第1と第2のスライド部材のスライドにより前記カートリッジをスライドさせて着脱するようにしたので、カートリッジの着脱をスムーズに行うことができる。また、カートリッジの係止を確実に行うことができ、磁気記録再生装置に振動等が加わっても、カートリッジが振動しにくく、高精度の記録再生が可能な磁気記録再生装置を提供することができる。
【0042】
また、筺体は窓部を有する底板を備え、前記第1スライド部材の前記係止部は、前記窓部上、および前記底板上にスライド可能に配設され、前記窓部に前記係止部が位置しているとき、前記第1スライド部材に前記カートリッジを着脱する動作で、前記係止部を前記窓部内で上下動させて、前記係止部で前記カートリッジの係合部を係脱するようにしたので、カートリッジを第1スライド部材に着脱する作業を、軽い力でスムーズに行うことができ、力の弱い人でも無理なくカートリッジを装着することができる。
【0043】
また、前記第1スライド部材に搭載された前記カートリッジが、前記窓部の位置で前記係止部を前記係合部に位置させて、前記カートリッジを係止した状態で、前記第1スライド部材をスライドさせて、前記係止部を前記窓部から前記底板上に移動させ、前記係止部の下方への動きを規制させて、前記係止状態を維持するようにしたので、カートリッジを係止後は、カートリッジの動きが規制されて、高精度の記録再生ができる磁気記録再生装置を提供することができる。
【0044】
また、前記第1と第2のスライド部材を連結するリンク部材を備え、このリンク部材の一端側を前記第1スライド部材に、他端側を前記第2スライド部材にそれぞれ連結すると共に、前記リンク部材の一端側と他端側の間を前記筺体の底板に回動可能に軸支して、前記第2スライド部材をスライドさせると、前記第1スライド部材が前記リンク部材を介して、前記第2スライド部材のスライド方向と反対方向にスライドするようにしたので、前記リンク部材のシーソ運動で第1スライド部材に係止したカートリッジを、スライドさせることができ、小型化が可能な磁気記録再生装置を提供することができる。
【0045】
また、前記第2スライド部材は第1部材と第2部材とから成り、この第1部材と第2部材との間に張架された弾性部材を備え、前記リンク部材の他端側を前記第1部材に連結し、前記第2部材をスライドさせると前記第1部材が前記弾性部材を介して前記第2部材と同方向にスライドし、前記リンク部材の一端側に連結された第1スライド部材が、前記リンク部材を介して前記第2部材のスライド方向と反対方向にスライドするようにしたので、前記弾性部材の弾性力でカートリッジを確実に搬送ローラに圧接することができ、高精度の記録再生ができる磁気記録再生装置を提供することができる。
【0046】
また、前記筺体に回転可能に軸支された搬送ローラと、前記カートリッジ内部に回転自在のピンチローラとを備え、前記カートリッジを装着完了後、更に前記第2スライド部材の第2部材をスライドさせて、前記弾性部材の弾性力を前記第1部材と前記リンク部材を介して、前記第1スライド部材に伝達し、前記ピンチローラを前記搬送ローラに圧接するようにしたので、前記ピンチローラで磁気テープを確実に搬送ローラに圧接して搬送することができ、搬送ローラとピンチローラとがスリップしたりすることがない。
【0047】
また、第1スライド部材にカートリッジを搭載すると、前記第1スライド部材の開閉部で前記カートリッジの蓋体を開くようにしたので、第1スライド部材をスライドさせる前に、第1スライド部材にカートリッジを搭載するときに蓋体を開くことができる。そのために、第1スライド部材をスライドさせるための駆動源の駆動力を小さくすることができ、低消費電力の磁気記録再生装置を提供することができる。
【0048】
また、前記カートリッジの蓋体を開く動作と同時、または、前記蓋体を開く動作の後に、前記第1スライド部材の係止部を前記カートリッジの係合部に位置させて、前記カートリッジを係止するようにしたので、蓋体が確実に開かれてからカートリッジを係止した第1スライド部材をスライドさせることができる。そのために、開閉途中の蓋体が磁気ヘッド等にぶつかることがなく、誤動作等の発生しにくい磁気記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置、およびカートリッジの概略斜視図。
【図2】本発明の磁気記録再生装置にカートリッジを装着した状態の概略斜視図。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の筺体内部を説明する概略上面図。
【図4】本発明の磁気記録再生装置の筺体の上面図。
【図5】本発明の磁気記録再生装置の筺体の正面図。
【図6】本発明の磁気記録再生装置に用るカートリッジの斜視図。
【図7】本発明の磁気記録再生装置の第1スライド部材の斜視図。
【図8】本発明の磁気記録再生装置のリンク部材の平面図と断面側面図。
【図9】本発明の磁気記録再生装置の第2スライド部材の第1部材の斜視図。
【図10】本発明の磁気記録再生装置の第2スライド部材の第2部材の平面図。
【図11】本発明の磁気記録再生装置の作動部材の斜視図。
【図12】本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する要部断面側面図。
【図13】本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する要部断面側面図。
【図14】本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する要部断面側面図。
【図15】本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する概略上面図。
【図16】従来の磁気記録再生装置の概略平面図。
【図17】従来の磁気記録再生装置の要部断面図と要部側面図。
【符号の説明】
1 本発明の磁気記録再生装置
1a カートリッジ挿入口
2 筺体
2a 底板
2d 側板
2c 窓部
2e ヘッド取付部
3 カバー
4 カートリッジ
4a、4b ガイド部
4c 係合部
4d 磁気テープ
4e リール
4f 前側面
4h ピンチローラ
4k 蓋体
4m 端部
4p テープ送りベルト
5 第1スライド部材
5a 基部
5f 開閉部
5j 係止部
6 リンク部材
7 第1部材
7m バネ係止部
8 第2部材
8c カム溝
8g バネ係止部
9 弾性部材
10 カム部材
10a 駆動ピン
11 2段歯車
12 2段ピニオン
13 駆動源
13a ウオームギア
14 作動部材
14a 取付部
14j バネ係止部
15 コイルバネ
17 搬送ローラ
18 磁気ヘッド
19 イジェクトボタン

Claims (6)

  1. 係合部が形成されて、内部に磁気テープが収納されたカートリッジと、前記係合部を係止する係止部を有する第1スライド部材と、この第1スライド部材に連結されて前記第1スライド部材をスライドさせる第2スライド部材と、前記第1と第2のスライド部材をそれぞれ個別にスライド可能に保持する筺体とを備え、前記筺体は窓部を有する底板を有し、前記第1スライド部材に形成した係止部は、前記窓部上、および前記底板上にスライド可能に配設され、前記窓部に前記係止部が位置したときに、前記カートリッジを着脱する動作で、前記係止部を前記窓部内で上下動させることにより、前記係止部と前記カートリッジの係合部との係脱を可能とし、
    前記前記カートリッジを係合した前記第1スライド部材をスライドさせて、前記係止部を前記窓部から前記底板上に移動させて、前記係止部の下方への動きを規制し、前記カートリッジの係止状態を維持するようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 前記第1と第2のスライド部材を連結するリンク部材を備え、このリンク部材の一端側を前記第1スライド部材に、他端側を前記第2スライド部材にそれぞれ連結すると共に、前記リンク部材の一端側と他端側の間を前記筺体の底板に回動可能に軸支して、前記第2スライド部材をスライドさせると、前記第1スライド部材が前記リンク部材を介して、前記第2スライド部材のスライド方向と反対方向にスライドするようにしたことを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。
  3. 前記第2スライド部材は第1部材と第2部材とから成り、この第1部材と第2部材との間に張架された弾性部材を備え、前記リンク部材の他端側を前記第1部材に連結し、前記第2部材をスライドさせると前記第1部材が前記弾性部材を介して前記第2部材と同方向にスライドし、前記リンク部材の一端側に連結された第1スライド部材が、前記リンク部材を介して前記第2スライド部材のスライド方向と反対方向にスライドするようにしたことを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。
  4. 前記筺体に回転可能に軸支された搬送ローラと、前記カートリッジ内部に回転自在のピンチローラとを備え、前記カートリッジを装着完了後、更に前記第2スライド部材の第2部材をスライドさせて、前記弾性部材の弾性力を前記第1部材と前記リンク部材を介して、前記第1スライド部材に伝達し、前記ピンチローラを前記搬送ローラに圧接するようにしたことを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。
  5. 係合部が形成され、内部に磁気テープが収納されたカートリッジと、このカートリッジの前面に設けられた開閉自在の蓋体と、前記カートリッジの係合部を係止する係止部を有する第1スライド部材と、この第1スライド部材に設けられた前記カートリッジの蓋体を開閉する開閉部と、前記第1スライド部材に連結されて前記第1スライド部材をスライドさせる第2スライド部材と、この第2スライド部材をスライドさせる駆動源と、前記第1と第2のスライド部材をそれぞれ個別にスライド可能に保持する筺体とを備え、前記第1スライド部材に前記カートリッジを搭載すると、手動による搭載開始から前記駆動源による搭載完了に至るまで前記第1スライド部材の開閉部を前記カートリッジの蓋体に当接させて該蓋体を開くようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 前記カートリッジの蓋体を開く動作と同時、または、前記蓋体を開く動作の後に、前記第1スライド部材の係止部を前記カートリッジの係合部に位置させて、前記カートリッジを係止するようにしたことを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。
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