JP3569641B2 - 画像中の物体の検出装置、方法およびこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents

画像中の物体の検出装置、方法およびこの方法を記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像中の物体を検出する検出装置、検出方法に係り、特に検出対象となる物体が写された複数の画像から検出対象物体の認識モデルを作成し、この認識モデルに基づいて、未知画像内に検出対象物体が含まれるか否かを判定し、含まれる場合にはその物体が写っている局所領域を検出する装置、方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像中の物体を認識し検出するための認識モデルの作成に関する装置は、近年多くの技術が提案されている。その中の一つに、検出対象となる物体が写された複数の画像から直接その物体の認識モデルを作成する装置がある。
【0003】
この従来の装置は、検出対象物体が写された画像、あるいは検出対象物体が写された画像の、物体が含まれる局所矩形領域による部分画像等からなる事例集合に対してKL(カルフーネン・レーヴ)変換等の画像処理方法を適用することで検出対象物体の2次元的なテンプレート画像を作成し、このテンプレート画像自身により検出対象物体の認識モデルを作成するというものであり、入力未知画像の多くの局所領域とこのテンプレート画像との照合計算に基づいて物体を検出するものである。例えば、次の文献がある。
【0004】
参考文献1:M.Turk and A.Pentland,”Eigenfaces for Recognition”,J.Cognitive Neuroscience,Vol.3,No.1,pp.71−86(1991)
この参考文献1では画像から人間の顔を認識し検出するために、複数の人間の正面から撮影した顔画像の集合に対してKL変換を適用することによって、未知画像から正面を向いた顔画像が検出可能な顔画像認識モデルを作成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
画像から検出対象物体を検出するために、検出対象物体が写された画像、あるいは検出対象物体が写された画像の、物体が含まれる局所矩形領域の部分画像等の事例集合に対してKL変換等の画像処理方法を適用することで対象物体の2次元的なテンプレート画像を認識モデルとして作成する従来の装置においては、未知画像内の物体を認識しその領域を検出する際、照合計算において、未知画像の各局所領域とテンプレート画像との画像全体に関する類似性を照合評価として測るため、局所領域内に検出対象物体が写っている場合であっても、検出対象物体に向きやオクルージョン等の見かけ上の変化が多少でもある場合には、画像全体での類似性が評価されないために検出対象物体を検出できないという問題がある。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、未知画像内において検出対象物体が写されている場合で、向きやオクルージョン等の見かけ上の変化が多少ある場合に対しても、物体の検出が可能な認識モデルを作成し、この認識モデルに基づいて検出対象物体を検出する装置および方法を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明の画像中の物体の検出装置は、検出対象物体が写された複数の画像から作成する認識モデルに基づいて、入力された未知画像内に検出対象物体が含まれるか否かを判定し、含まれる場合にはその物体が写っている局所領域を検出する画像中の物体の検出装置であって、
前記認識モデルの作成手段は、
前記検出対象物体が写された複数の画像を入力する手段と、
前記検出対象物体以外が写された複数の画像を入力する手段と、
前記検出対象物体および検出対象物体以外の各入力画像から色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合による特徴ベクトルを抽出する手段と、
前記抽出された検出対象物体および検出対象物体以外の特徴ベクトルによって、特徴空間の各軸を2等分して2の次元数乗個の方形領域に分割する手段と、
前記各方形領域について、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体の要素のみである場合はその領域を正領域とし、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体以外の要素のみである場合は負領域とし、前記検出対象物体および検出対象物体以外のいずれの要素も含まない場合は負領域とする、正負領域の分類と前記各方形領域の分割を繰り返す手段と、
前記正領域の要素が含まれる各方形領域の和集合領域を、前記検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域として生成することで、前記検出対象物体の認識モデルを作成する手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、上記の課題を解決するための本発明の画像中の物体の検出方法は、検出対象物体が写された複数の画像から作成する認識モデルに基づいて、入力された未知画像内に検出対象物体が含まれるか否かを判定し、含まれる場合にはその物体が写っている局所領域を検出する画像中の物体の検出方法であって、
前記認識モデルの作成は、
前記検出対象物体が写された複数の画像を入力し、
前記検出対象物体以外が写された複数の画像を入力し、
前記検出対象物体および検出対象物体以外の各入力画像から色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合による特徴ベクトルを抽出し、
前記抽出された検出対象物体および検出対象物体以外の特徴ベクトルによって、特徴空間の各軸を2等分して2の次元数乗個の方形領域に分割し、
前記各方形領域について、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体の要素のみである場合はその領域を正領域とし、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体以外の要素のみである場合は負領域とし、前記検出対象物体および検出対象物体以外のいずれの要素も含まない場合は負領域とする、正負領域の分類と前記各方形領域の分割を繰り返し、
前記正領域の要素が含まれる各方形領域の和集合領域を、前記検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域として生成することで、前記検出対象物体の認識モデルを作成することを特徴とする。
【0011】
また、上記検出方法における処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明における認識モデル作成のための装置構成である。この装置構成の手段101,102,111〜113は、マウス、イメージスキャナ、ディスプレイ、CPU及びメモリ装置等からなるいわゆるコンピュータシステムを使用して実現されるが、その構成は周知であるので図示は省略する。
【0014】
まず、画像入力手段101は、イメージスキャナ等を利用して、検出対象となる物体が写された複数の画像を入力し、メモリ等に格納する。ここで、検出対象物体が入力画像の局所的な矩形領域に含まれている場合には、マウス等でその矩形領域を指定し、新たに部分画像を作成した上で、この部分画像をメモリ等に格納する。
【0015】
次に、画像入力手段102は、検出対象物体以外が写された複数の画像を入力し、メモリ等に格納する。
【0016】
次いで、手段111〜113は、CPU上で以下の処理を実行し、検出対象物体の認識モデルを処理系において自動的に作成する。
【0017】
まず、特徴ベクトル抽出処理手段111は、画像入力手段101および102で入力された検出対象物体およびそれ以外が写された各入力画像から色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合による特徴ベクトルを抽出する。
【0018】
次いで、階層的分類処理手段112は、抽出された検出対象物体および検出対象物体以外の両者の特徴ベクトルの集合によって特徴空間を階層的に分類し、分類された特徴空間の局所領域内にはこの両集合の要素が同時に含まれないようにする。
【0019】
最後に、認識モデル作成処理手段113は、検出対象物体の特徴ベクトルが含まれる特徴空間上の各局所領域に対してその和集合を生成し、検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域として生成することで検出対象物体の認識モデルを作成する。
【0020】
次に、本発明による認識モデル作成に関する具体的な処理例を図2、図3を参照して説明する。
【0021】
まず、画像入力手段101により検出対象物体が写された複数の画像を入力する。ただし、検出対象物体が入力画像中のある局所矩形領域に含まれる場合には、検出対象物体が含まれ、かつ背景ができるだけ含まれないように外接矩形領域を指定し、新たに部分画像を作成した上で、この部分画像を入力する。
【0022】
次に、画像入力手段102により検出対象物体以外が写された複数の画像を入力する。
【0023】
次に、特徴ベクトル抽出処理手段111において、入力された検出対象物体および検出対象物体以外の各画像から、色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合による特徴ベクトルを抽出する。
【0024】
なお、特徴ベクトル抽出に関しては、例えば、「Y−I Ohta,T.Kanda and T.Sasaki,”Color infomation for region segmentation”,Comp.and Img.Proc.,13:222−241(1980)」(参考文献2)や「水野陽一、小林亜樹、吉田俊之、酒井善則、エッジ方向特徴量による画像検索、信学技報、IE98−62(1998)」(参考文献3)において詳述されている。
【0025】
例えば、色特徴ベクトルとしては、HSI表色系の色相を16分割した色ヒストグラム(次元数16)を採用することができる。また、エッジ特徴ベクトルとしては、方向数が4のエッジ方向ヒストグラム(次元数4)を採用することができる。これは、まず、画像の各画素に対して、水平、垂直、45°、135°の4方向に関するガウス方向微分の絶対値をそれぞれ求め、これら4つの絶対値の最大値がある閾値を満たす場合にその画素をエッジ点と判定し、さらに最大値を与える方向をその画素のエッジ方向と定める。次に、水平、垂直、45°、135°の各方向について、画像内の対応するエッジ点の個数をカウントすることによりヒストグラムを作成する。なお、色及びエッジのヒストグラムの各成分は、画像の全画素数で割って正規化する。
【0026】
次に、階層的分類処理手段112は、図2に示すブロック構成にされ、検出対象物体の各画像から抽出された特徴ベクトルの集合Sposと、検出対象物体以外の各画像から抽出された特徴ベクトルの集合Snegとによって、以下の方法により特徴空間Vを階層的に分類し、分類によってできる特徴空間Vの各局所領域中にSposの要素とSnegの要素とが同時に含まれないようにする。以下では、特徴空間V内の検出対象物体の画像特徴が特徴付けられる領域を正領域、それ以外を負領域と呼ぶことにする。
【0027】
まず、分割処理手段201では、特徴空間Vの各軸を2等分して特徴空間Vを2dimV(dimVは特徴空間Vの次元数、上記の色とエッジではdimV=20)個の方形領域に分割する。
【0028】
次に、正負判定処理手段202では、図3に示すように、分割処理手段201によってできる特徴空間Vの各方形領域に対して、以下の要領で正領域か負領域かの判定を行なう。この判定は、
(a)方形領域が集合Sposの要素のみを含むならば、その領域は正領域と定める。
【0029】
(b)方形領域が集合Snegの要素のみを含むならば、その領域は負領域と定める。集合Spos、Snegのいずれの要素も含まない場合も負領域と定める。
【0030】
最後に、終了判定処理手段203では、特徴空間Vの方形領域がすべて正負いずれかに分類されているならば処理を終了する。正負に分類されていない方形領域W、…、Wn(集合SposとSnegの要素を同時に含む)がある場合には、方形領域W、…、Wnに対し、分割処理手段201と正負判定処理手段202に戻ってその処理を行ない、正負いずれかに分類されるまで、方形領域W、…、Wnを細分化していく。
【0031】
最後に、認識モデル作成処理手段113において、集合Sposの要素が含まれる各局所領域に対してその和集合領域を生成し、検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域として生成することで、検出対象物体の認識モデルを作成する。
【0032】
図4は、上述のようにして作成した認識モデルに基づく本発明の物体の検出装置の構成図である。この装置構成においても実際にはコンピュータシステム上で実現される。
【0033】
まず、未知画像入力手段301は、カメラや画像記録媒体等から未知画像を入力する。探索ウインドウスキャン処理手段311は、入力手段301から入力された未知画像に対し、様々なスケールの探索ウインドウを画像全体にわたってスキャンして照合を行なうための局所矩形領域を多数選択する。
【0034】
次に、特徴ベクトル抽出処理手段312は、探索ウインドウスキャン処理手段311で選択された各局所矩形領域から特徴ベクトルを抽出する。
【0035】
最後に、認識モデル照合処理手段313は、抽出された各特徴ベクトルと上述の認識モデル作成装置を用いて作成し保存しておいた認識モデルとの照合計算によって、未知画像内に検出対象物体が写っているか否かを判定し、写っている場合にはその領域を検出する。
【0036】
次に、本発明の認識モデルに基づいた未知画像からの物体の検出装置の具体的な処理例を図5を参照して説明する。
【0037】
未知画像Xを入力し、探索ウインドウスキャン処理手段311において、図5のように様々なスケールの矩形状探索ウインドウを画像全体にわたってスキャンして照合を行なうための局所矩形領域を多数選択する。
【0038】
次に、特徴ベクトル抽出処理手段312において、選択された各局所矩形領域から特徴ベクトルを抽出する。ただし、未知画像内の各局所矩形領域から抽出する特徴ベクトルは、検出対象物体の認識モデル作成に用いた特徴ベクトルと同じものである。
【0039】
最後に、認識モデル照合処理手段313において、検出対象物体の認識モデルとの照合計算によって、未知画像Xに検出対象物体が含まれるか否かを判定し、含まれる場合にはその局所領域を検出する。すなわち、未知画像X内の選択された局所矩形領域から抽出した特徴ベクトルが一つでも、特徴空間のR領域、すなわち検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域に含まれる場合には、この未知画像Xには検出対象物体が含まれると判定し、かつR領域に含まれる特徴ベクトルの抽出元の局所矩形領域内にこの物体は含まれるとしてその領域を検出する。
【0040】
なお、本発明は、図1、図2及び図4に示した装置の一部又は全部をコンピュータを用いて機能させることができる。また、各図の手段をコンピュータプログラムで記載してそれを実行できるようにし、それをコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD(フロッピーディスク)や、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して提供し、配布することが可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、検出対象となる物体および検出対象物体以外が写された複数の画像を与えることによって、処理系で、検出対象物体の色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合に関する画像特徴を学習して検出対象物体の認識モデルを自動的に作成する。色、エッジ、テクスチャ等の画像特徴は、物体のローカルな画像特徴であるため、実際の処理において抽出が安定かつロバストに実現される。このため、未知画像からの物体の検出処理においても、未知画像内に検出対象物体が写されている場合で、かつ向きやオクルージョン等の見かけ上の変化が多少程度ある場合であっても、検出対象物体を含みかつ背景をほとんど含まない局所矩形領域が照合対象として選択された場合には、その領域からの所望の画像特徴の抽出が可能となるため、上述の方法により学習した認識モデルに基づいてこの領域内の物体の認識・同定が可能となる。故に、未知画像からの検出対象物体の領域の検出も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の認識モデル作成に係る処理構成図。
【図2】特徴空間を検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域と、それ以外の領域とに分類する処理構成図。
【図3】特徴空間を検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域と、それ以外の領域とに分類する例。
【図4】本発明の画像中の対象物体の検出に係る処理構成図。
【図5】未知画像に対象物体が含まれるか否かを判定して、含まれる場合にはその局所矩形領域を検出する具体的な処理例。
【符号の説明】
101…検出対象物体が写された画像入力手段
102…検出対象物体以外が写された画像入力手段
111…特徴ベクトル抽出処理手段
112…階層的分類処理手段
113…認識モデル作成処理手段
201…分割処理手段
202…正負判定処理手段
203…終了判定処理手段
301…未知画像入力手段
311…探索ウインドウスキャン処理手段
312…特徴ベクトル抽出処理手段
313…認識モデル照合処理手段

Claims (3)

  1. 検出対象物体が写された複数の画像から作成する認識モデルに基づいて、入力された未知画像内に検出対象物体が含まれるか否かを判定し、含まれる場合にはその物体が写っている局所領域を検出する画像中の物体の検出装置であって、
    前記認識モデルの作成手段は、
    前記検出対象物体が写された複数の画像を入力する手段と、
    前記検出対象物体以外が写された複数の画像を入力する手段と、
    前記検出対象物体および検出対象物体以外の各入力画像から色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合による特徴ベクトルを抽出する手段と、
    前記抽出された検出対象物体および検出対象物体以外の特徴ベクトルによって、特徴空間の各軸を2等分して2の次元数乗個の方形領域に分割する手段と、
    前記各方形領域について、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体の要素のみである場合はその領域を正領域とし、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体以外の要素のみである場合は負領域とし、前記検出対象物体および検出対象物体以外のいずれの要素も含まない場合は負領域とする、正負領域の分類と前記各方形領域の分割を繰り返す手段と、
    前記正領域の要素が含まれる各方形領域の和集合領域を、前記検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域として生成することで、前記検出対象物体の認識モデルを作成する手段と、
    を備えたことを特徴とする画像中の物体の検出装置。
  2. 検出対象物体が写された複数の画像から作成する認識モデルに基づいて、入力された未知画像内に検出対象物体が含まれるか否かを判定し、含まれる場合にはその物体が写っている局所領域を検出する画像中の物体の検出方法であって、
    前記認識モデルの作成は、
    前記検出対象物体が写された複数の画像を入力し、
    前記検出対象物体以外が写された複数の画像を入力し、
    前記検出対象物体および検出対象物体以外の各入力画像から色、エッジ、テクスチャ、あるいはこれらの結合による特徴ベクトルを抽出し、
    前記抽出された検出対象物体および検出対象物体以外の特徴ベクトルによって、特徴空間の各軸を2等分して2の次元数乗個の方形領域に分割し、
    前記各方形領域について、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体の要素のみである場合はその領域を正領域とし、含まれる特徴ベクトルが前記検出対象物体以外の要素のみである場合は負領域とし、前記検出対象物体および検出対象物体以外のいずれの要素も含まない場合は負領域とする、正負領域の分類と前記各方形領域の分割を繰り返し、
    前記正領域の要素が含まれる各方形領域の和集合領域を、前記検出対象物体の画像特徴の特徴付け領域として生成することで、前記検出対象物体の認識モデルを作成する、
    ことを特徴とする画像中の物体の検出方法。
  3. 請求項2に記載の画像中の物体の検出方法における処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とする画像中の物体の検出方法を記録した記録媒体。
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