JP3568063B2 - 半導電性樹脂複合材料 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は体積抵抗率が10〜1012Ω・cmである均一な半導電性樹脂複合材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電子写真複写機の機能部分には、帯電ロール、転写ベルト、トナー担持ロールのように10〜1012Ω・cm程度の体積抵抗率を持つことが要求される。このような体積抵抗率を有する材料として、カーボンブラック、黒鉛、金属粉末、金属酸化物粉末等の導電性フィラーを樹脂中に分散させた複合材料が用いられてきた。
【0003】
ところが、樹脂中にカーボンブラック、黒鉛、金属粉末等の高導電性粉末を分散させて10〜1012Ω・cm程度の体積抵抗率、特に10〜1010Ω・cm程度の体積抵抗を有する樹脂複合材料は、その体積抵抗率が極めて不均一であり、そのばらつきは多くの場合、数桁に上るものであり、そのような場合には実用上問題があった。特にフッ素樹脂等のように表面エネルギーが小さい樹脂にカーボンブラック等の導電性微粒子を分散させた場合、高電圧の印加などによって、導電性微粒子が樹脂中を移動し抵抗値が変動してしまう問題があった。
【0004】
また、ばらつきが少ないものとして特開昭62ー246959号、特開平1ー268759号等が知られている。しかし特開昭62ー246959号はカーボンブラックを用いるものである。カーボンブラックは加工時の剪断等によってストラクチャーが切断され、抵抗値が変動しやすいという欠点があり、特に押出作業に於いて顕著であることが知られている。またカーボンブラックを用いると粉立ちによる作業環境の汚染もある。他方、特開平1ー268759号に開示されているような、樹脂中にカーボンブラック、黒鉛、金属粉末等の高導電性粉末とこれよりも体積抵抗の大きい微細物を混ぜて半導電性とする方法は、その充填量が実施例からも知られる通り、かなりの量必要であり、成形物の機械的強度をある程度のものにするのには強化繊維組成物にする必要があり、加工上、繊維を有しないものに較べて煩雑となることは否めない。また、強化繊維組成物としてもその機械的強度が十分とは云えない場合も生じる。
【0005】
一方、特開平6ー116502号、特開平4ー133077号に開示されているように樹脂中に金属酸化物等の導電性の低いものを分散させた場合、体積抵抗率は比較的ばらつきの少ないものが得られるが、要求される体積抵抗率のものを得るためには充填量が多くなり、複合材料の成形加工性と機械的特性に乏しいものとなると云う別の問題が生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は複合材料の製造過程で粉立ちが少ない構成であり、従来技術に比して充填量が少なくて半導電性を達成でき且つ体積抵抗率のばらつきが少ない半導電性樹脂複合材料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、熱可塑性樹脂、エラストマー、またはこれらの二種以上の組成物からなるマトリックス樹脂中に、(A)偏平面の平均面積と同一面積の円の直径が2〜20μmである偏平状黒鉛と(B)平均粒径が1μm以上で、該偏平状黒鉛の偏平面の平均面積と同一面積の円の直径よりも小さく、体積抵抗率が該偏平状黒鉛よりも大きい導電性フィラーとが分散された半導電性樹脂複合材料であって、(A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積和の半導電性樹脂複合材料中の体積百分率が7〜20%であり、(A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積比率が1:2〜3:1であり、かつ体積抵抗率が10〜1012Ω・cmである半導電性樹脂複合材料が提供される。
【0008】
本発明に於いて用いられる一つの成分(A)は偏平状黒鉛である。偏平状黒鉛の例としては例えば鱗片状黒鉛、鱗状黒鉛、これらに膨張、粉砕、洗浄等の公知の処理を施したものが挙げられる。中でもアスペクト比が20以上であり、固定炭素率が98%以上の黒鉛が好ましく用いられる。このような偏平状黒鉛であって、その偏平面の大きさが所定の範囲のものが用いられる。即ち、偏平面の平均面積と同一面積の円の直径が2〜20μmのものである。ここで偏平面の平均面積と同一面積の円の直径とは、成形物の樹脂を適当な溶剤で溶解し、数滴スライドガラスに塗り付け、乾燥したものを光学顕微鏡で観察して求めた、100個の平均径である。以下、「偏平面の平均面積と同一面積の円の直径」を「偏平面の平均径」と略称する。偏平面の平均径は2μmより小さくてもまた20μmを越えても体積抵抗のばらつきが大きくなるので好ましくない。好ましくは3〜15μm、より好ましくは5〜10μmが用いられる。
【0009】
本発明に於いて用いられるもう一つの成分(B)は体積抵抗率が上記(A)よりも大きい導電性フィラーである。尚、体積抵抗率の上限は半導電性樹脂複合材料の体積抵抗率よりも低いものである。このような例としては土状黒鉛;炭素前駆体;金属酸化物;セラミックス;例えばガラスビーズのような無機フィラーを金属酸化物で被覆したものが挙げられる。中でも(A)よりも固定炭素率が低い炭素フィラー、例えば土状黒鉛が好適に用いられる。また、形状としては粒状、繊維状、板状等種々の形状のものが用いられる。
【0010】
(B)はこのようなフィラーであって、その偏平面の大きさが所定の範囲のものが用いられる。即ち、平均粒径が1μm以上で、上記偏平状黒鉛の偏平面の平均径よりも小さいものである。(B)の平均粒径は1μm未満であると導電経路の均一化への寄与が少なく、(A)の偏平面の平均径よりも大きいと、体積抵抗のばらつきは大きくなる。(B)の平均粒径は好ましくは1〜15μm、より好ましくは2〜10μmのものが用いられる。(B)の平均粒径は電子顕微鏡観察により求めた、100個の平均値である。ここで「粒径」とは、フィラーの形状が球状とは異なった形状のときにはその最も大きな方向に於ける大きさについてのその粒子に於ける平均値の意味である。例えば形状が繊維状のときには長さ方向の大きさの繊維状粒子の長さであり、板状のときには(A)と同様の扱いである。
【0011】
(A)と(B)の体積和の半導電性樹脂複合材料中の体積百分率は7〜20%である。7%よりも低いと体積抵抗率が10〜1012Ω・cmを達成できなく、また、20%を越えると成形加工性や機械的特性が満足できるものにならないためである。好ましくは10〜16%が採用される。但し、この範囲内であっても樹脂とフィラーとの親和性とフィラーの粒径によって体積抵抗値が不適当な場合があるので適宜選択する必要がある。
【0012】
また、(A)と(B)の体積比率は1:2〜3:1である。(A)と(B)の体積比率が1:2を下回ると成形加工性や機械的特性が満足できるものにならず、3:1を上回ると組成物の体積抵抗を半導電性領域に調整することが困難になり、仮に調整できたとしても抵抗値のばらつきが大きくなるためである。(A)と(B)の体積比率は好ましくは2:3〜5:2、より好ましくは2:3〜3:2が用いられる。
【0013】
本発明半導電性樹脂複合材料に於いて用いられるマトリックス樹脂の種類としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオキシメチレン、ポリカーボネート、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体、ポリスチレン及びその共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル、フッ素樹脂、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂シリコーンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、ポリウレタンゴム、クロロプレンゴム、ヒドリンゴムなどのエラストマー或いは上記樹脂の二種以上の組成物が挙げられる。また、従来は半導電性のマトリックス樹脂として弗化ビニリデン系樹脂は分散体の均一分散が困難であったが、本発明に於いては好適に使用できる。
【0014】
本発明半導電性樹脂複合材料には上記成分以外に、本発明の効果を妨げない程度に他の成分、例えば繊維、安定剤、滑剤、カップリング剤等を配合しても良い。本発明半導電性樹脂複合材料を得るのには公知の混合方法、例えば、バンバリーミキサー、ロールミル、押出機による溶融混練等の固体混合方法、或いは樹脂を溶解する溶剤を加えて各成分とともに固液混合し、乾燥後、必要に応じ粉砕する方法を採用してもよい。
【0015】
【実施例】
まず実施例に於いて測定された物性の測定法であって既に述べたもの以外について述べる。
成型物の体積抵抗率の測定はJIS−K6911に準拠して行なった。但し測定前に1日以上、室温23℃、湿度50%雰囲気下に放置した後、この環境下で測定したものであり、測定電極の大きさは26mmφである。体積抵抗率のばらつきというのは、プレス板の場合は110mm×110mm×0.6mmのプレス板5枚それぞれから4点測定した20点のばらつきであり、また押出成形品の場合は幅250mm、長さ10m、厚さ150μmのシートから80点測定したときのばらつきである。なお、ばらつきは最大値と最小値の体積抵抗値の比を対数で示している。
【0016】
また鱗状黒鉛と(B)成分の体積抵抗率の大小は次のような方法により簡便的に求めたものである。則ち、直径15mmのポリプロピレン製円筒状容器に黒鉛を詰め、5kgfの圧力で圧縮したときの試料の高さが50±5mmになるように試料を増減した後、圧縮試料の両端の電圧電流を測定して抵抗値を求めたものである。
【0017】
[実施例1]
200ccビーカー(内径65mm)に、平均粒径6μm、固定炭素率99.0%の鱗状黒鉛3gと、平均粒径2.5μm、固定炭素率98.56%の土状黒鉛3gとジメチルアセトアミド80ccを投入し、攪拌しながらオイルバスで130℃に加熱した。攪拌しながらこの中にポリ弗化ビニリデン30gを少しずつ投入した。130℃でプロペラ翼(4枚翼、かき上げ、翼長25mm、翼幅20mm)を用い、30分間攪拌した後、攪拌しつつ30分間徐冷した。この粘稠な溶液を注射器(ノズル径2mm)を用いて、水中に押出してストランド状にした。このストランドを48時間、水に浸し、ジメチルアセトアミドを水に置換した後、ストランドを水中から取り出しペレタイザーでペレット化した。このペレットを95℃で24時間、更に120℃で80時間乾燥した。このペレットを270℃で初期圧力3MPaでプレス成形し厚さ0.6mmの板を得た。
【0018】
得られた板中の鱗状黒鉛の体積百分率は7%に相当し、土状黒鉛の体積百分率は7%に相当し、ポリ弗化ビニリデンの体積百分率は86%に相当する。また成形物中に於ける鱗状黒鉛の偏平面の平均径は6μmであり、土状黒鉛の平均粒径は2.5μmであり、成形前の形状と実質的に変わりがなかった。これはペレタイザーでのシェアにより燐状黒鉛が劈開されることはあっても偏平面が割れることはなかったためと考えられる。表1に他の実施例と併せて主な構成と結果を示した。尚、製造過程での粉立ちはカーボンブラックを用いたものと比べて少ないものであった。
【0019】
鱗状黒鉛は日本国鉛工業(株)製造に係る「SP−20」を使用し、土状黒鉛は日本国鉛工業(株)製造に係る「HOP」を使用し、ポリ弗化ビニリデンは呉羽化学工業(株)製造に係る「KF1000」を使用した。尚、鱗状黒鉛の体積抵抗率は0.38Ωcmであるのに対し土状黒鉛のそれは2.7Ωcmであり、土状黒鉛の方が体積抵抗率が高かった。
【0020】
【表1】
Figure 0003568063
【0021】
[実施例2〜5及び比較例1〜3]
鱗状黒鉛と土状黒鉛との比率を表1に示す通りにした他は実施例1と同様に行った。その結果は表1に示す通りである。尚、いずれも製造過程での粉立ちはカーボンブラックを用いたものと比べて少ないものであった。
【0022】
[比較例4]
偏平面の平均径が0.7μmである鱗状黒鉛と土状黒鉛との比率を表1に示す通りにした他は実施例1と同様に行った。その結果は表1に示す通りである。但し、鱗状黒鉛としては日本黒鉛工業(株)の製造に係る人造黒鉛の「HAG150」を使用した。鱗状黒鉛の体積抵抗率は0.95Ω・cmである。尚、製造過程での粉立ちはカーボンブラックを用いたものと比べて少ないものであった。
【0023】
[比較例5]
鱗状黒鉛としては日本黒鉛工業(株)の製造に係る人造黒鉛の「HAG150」を使用するとともに(B)成分であるチタン酸カリウムウィスカーとの比率を表1に示す通りにした他は実施例1と同様に行った。その結果は表1に示す通りである。チタン酸カリウムウィスカーとしては大塚化学(株)の「デントールBK300」を使用した。繊維長は15μmであり、繊維径は0.5μmであり、体積抵抗率は2.1Ω・cmである。
【0024】
[実施例6]
実施例1と同一組成であるものをミキサーで十分攪拌混合し、単軸押出機でペレット化し、溶融押出法でTダイを用いてシート状物に成形した。この結果は表1に示す通りである。
【0025】
【発明の効果】
本発明組成物は、複合材料の製造過程で粉立ちが少なく、従来技術に比して充填量が少なくて体積抵抗率のばらつきが少ない半導電性を有し、帯電防止、静電気防止を目的とした樹脂成形品として利用できる他、電子複写機やレーザービームプリンターに於いて使用される転写ベルトや帯電ロールなどに好適に利用できる。

Claims (9)

  1. 熱可塑性樹脂、エラストマー、またはこれらの二種以上の組成物からなるマトリックス樹脂中に、(A)偏平面の平均面積と同一面積の円の直径が2〜20μmである偏平状黒鉛と(B)平均粒径が1μm以上で、該偏平状黒鉛の偏平面の平均面積と同一面積の円の直径よりも小さく、体積抵抗率が該偏平状黒鉛よりも大きい導電性フィラーとが分散された半導電性樹脂複合材料であって、(A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積和の半導電性樹脂複合材料中の体積百分率が7〜20%であり、(A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積比率が1:2〜3:1であり、かつ体積抵抗率が10〜1012Ω・cmである半導電性樹脂複合材料
  2. (A)偏平状黒鉛の偏平面の平均面積と同一面積の円の直径が3〜15μmである請求項1記載の半導電性樹脂複合材料。
  3. (A)偏平状黒鉛の偏平面の平均面積と同一面積の円の直径が5〜10μmである請求項1記載の半導電性樹脂複合材料。
  4. (B)導電性フィラーの平均粒径が1〜15μmである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導電性樹脂複合材料。
  5. (B)導電性フィラーの平均粒径が2〜10μmである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導電性樹脂複合材料。
  6. (A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積和の半導電性樹脂複合材料中の体積百分率が10〜16%である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導電性樹脂複合材料。
  7. (A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積比率が2:3〜5:2である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の半導電性樹脂複合材料。
  8. (A)偏平状黒鉛と(B)導電性フィラーの体積比率が2:3〜3:2である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の半導電性樹脂複合材料。
  9. (B)導電性フィラーが、土状黒鉛、炭素前駆体、金属酸化物、セラミックス、及び金属酸化物で被覆した無機フィラーからなる群より選ばれた少なくとも一種の導電性フィラーである請求項1ないし8のいずれか1項に記載の半導電性樹脂複合材料。
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