JP3567534B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を気化させて衣類に抗菌、抗黴、防臭、防虫処理ができる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣類乾燥機は、回転ドラム内の衣類を入れ、衣類を転動撹拌しながら温風を衣類内を通すことによって、洗濯などによって湿った衣類を乾燥するように構成している。
【0003】
近年、このような衣類乾燥機において、殺菌および殺ダニ機能を有するものがある。これは、乾燥行程における恒率乾燥時に所定の温度以上を維持することによる湿熱乾燥によって殺菌および殺ダニ効果を発揮している。
【0004】
一方、抗菌、抗黴、抗ダニ作用を有する薬剤を吸着処理した衣類が市販されている。この抗菌処理衣料は、その購入前に抗菌剤によって処理されているものであり、洗濯をくり返すとその機械力によって抗菌剤が洗い落とされ、抗菌効果が徐々に低下するものが多く、洗濯方法として手洗い表示となっている。さらに市販の抗菌処理衣料は、シミ状の汚れが付着しても、漂白剤が抗菌剤を分解するために漂白は禁止事項となっている。
【0005】
中でも抗菌性を有する天然系植物精油を利用した抗菌処理衣料では、天然系植物精油が気化することでその抗菌作用を発揮するものであるから、衣類上の天然系植物精油は徐々に少なくなる。このことから明らかなように、初期性能を長期的に維持することはきわめて困難である。このため大変高価なものとなるが、抗菌剤をマイクロカプセル化し、着用時に摩擦などによる物理作用によってマイクロカプセルが徐々に壊れ、気化する構成としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の殺菌および殺ダニ効果がある衣類乾燥機では、衣類は衛生的に乾燥できるが、乾燥を終了した後、タンスなどに収納している期間中に、または着用中にダニや菌の汚染を受ける。つまり、せっかく衛生的に乾燥ができても、その状態を継続的に維持できない一過性の効果である。
【0007】
また、市販の抗菌処理衣料では、一般的に洗濯などをくり返すと、徐々に抗菌作用が低下して行くという耐久性の問題を有している。抗菌作用を長期にわたって発揮するためには、初期に薬剤を大量に吸着させておかなければならないため、抗菌処理衣料を着用したときに、有益な皮膚常在菌まで殺菌してしまう恐れがある。また、薬剤として天然系植物精油を利用したものについては、一定期間効果を持続させるために天然系植物精油をマイクロカプセル化する高度な技術手段がとられ、高価な衣料となっている。これらの結果、抗菌衣料としては、病院内のMRSAを対象とした院内衣料やアトピー性皮膚炎を対象とした天然系の抗菌剤で抗菌性を付与したパジャマなどの限られた衣料しか提供されていないという問題がある。
【0008】
さらに、小児のアトピ−性皮膚炎などを対象とした天然系の抗菌剤で抗菌処理した衣類では、成長の早い小児の成長にあわせて抗菌処理衣類を新しく購入する必要がある。抗菌剤をスプレ−などによって直接衣類に振りかけて抗菌作用を発揮する方法も考えられるが、安全性と効果の点から適量を付着させなければならないが、衣類に必要量だけ均一に抗菌剤を吸着させることはきわめて困難である。また、抗菌剤を吸い込んだり、他のものに抗菌剤をつけてしまったりする危険性もある。
【0009】
また、高齢化社会を迎えようとしているが、老人の弱い肌(乾燥肌)や寝たきり老人の増加、そして老人ホームなどを背景として、快適で衛生的な衣生活をするために、抗菌防臭処理した寝装、寝具は期待されるところである。
【0010】
本発明は上記課題を解決するもので、一般家庭において衣類乾燥機を用いて、通常の衣料に所望する抗菌、抗かび、防虫等の処理を一般使用者でも簡単な操作で行える使用勝手のよい操作性を確保することにある。すなわち、処理したい衣類の量に対して適量の薬剤を使用者が容易に供給でき、かつむらなく確実に衣類に抗菌処理をすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内の衣類投入口を開閉する蓋体と、部分的にカバー部で覆われるように蓋体内面側に設けた担持体装着部と、この担持体装着部に前記カバー部で覆われるように着脱自在に装着する担持体とを備え、前記担持体に抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤担持され、前記担持体装着部は前記カバー部の両端開口部を有し、前記担持体装着部に第1の担持体が装着されている状態で前記担持体装着部の一方の開口部から第2の担持体が前記カバー部内方に挿入されることにより、前記第2の担持体が前記担持体装着部に装着されている前記第1の担持体を押し、前記第1の担持体が前記担持体装着部の他方の開口部から押し出されるとともに、前記挿入された第2の担持体が前記担持体装着部に装着されるように構成したことを第1の課題解決手段としている。
【0012】
また、上記第1の課題解決手段の担持体装着部は、側面に担持体を係止し位置決めする係止部を有することを第2の課題解決手段としている。
【0013】
また、上記第1の課題解決手段の担持体装着部は、側面に担持体を押圧付勢する弾性部材を有することを第3の課題解決手段としている。
【0014】
また、上記第1から第3の課題解決手段の担持体装着部は、底面積が第1および第2の担持体の片面側表面積の和に近似するようにしたことを第4の課題解決手段としている。
【0015】
【作用】
本発明は上記した第1の課題解決手段により、あらかじめ一定量の薬剤を含浸した担持体を用いることで、処理したい衣類の量に適した薬剤量を供給することができる。また、この担持体を装着するための構成として、衣類乾燥機の衣類投入口の内面側に担持体装着部を設けるとともに、その担持体装着部の両端が開放されたカバー部を備えることで、使用者は蓋体を開け、蓋体の内面に設けた担持体装着部の一端から担持体を挿入するという簡単な操作で担持体を確実に装着することができる。また、繰り返しこの抗菌処理を行う場合にも、使用済みの担持体(第1の担持体)を一旦引き抜く操作を行うことなく、新たにな担持体(第2の担持体)を担持体装着部に挿入するだけで、自動的に使用済みの担持体をカバー部から押し出し、新たな担持体に入れ換えることできる。
【0016】
また、第2の課題解決手段により、挿入する担持体の位置規制をより確実に行うことができる。すなわち、使用者は担持体挿入時に担持体が係止される位置まで挿入すれば、担持体は所定の位置で確実に係止され、担持体の挿入感の向上と、使用時に担持体がカバー部からのずれ、または脱落というような不都合を防止できるとともに、安定した担持体の加熱を実現でき、その結果、安定した衣類への薬剤の付着性能を確保することができる。
【0017】
また、第3の課題解決手段により、担持体を側面から弾性部材で押圧することで、使用済み担持体(第1の担持体)と同時に新たな担持体(第2の担持体)にも一定の押圧力が働き、安定した挿入感を得ることができる。また、新たな担持体の挿入により押し出される使用済みの担持体にも押圧力が働くため、挿入時に使用済み担持体が担持体装着部の他開放部から落下することも防止でき、より操作感を向上することができる。
【0018】
また、第4の課題解決手段により、カバー部への担持体挿入側の担持体装着部の底面積がほぼ担持体の表面積に等しいため、担持体挿入時に使用者はこの担持体装着部に担持体を押し当てスライドするという簡単な操作のみで、担持体の左右あるいは前後方向にずれることもなく、この担持体装着部が担持体のガイドを果たしスムースに担持体を挿入することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例を図1から図4を参照しながら説明する。
【0020】
図に示すように、回転ドラム1は、乾燥機本体2内の後面で回転自在に軸支され、前面で円環状のドラム前支持板3の外周フランジ部で摺動支持され、モータ4とドラムベルト5によって回転駆動される。蓋体6は、乾燥機本体2の前面に設けた衣類投入口を開閉自在に覆っている。ヒータ7は、回転ドラム1内に流入する乾燥用空気を加熱する。熱交換型ファン8は、回転ドラム1の後部に回転自在に配設され、モータ4とファンベルト9によって回転駆動され、この熱交換型ファン8は乾燥機本体2内における加熱循環空気の送風機能を有し、かつ乾燥機本体2内外の熱交換機能を有している。
【0021】
ファンケーシング10は、熱交換型ファン8の表裏両面から排出される空気の流れの循環経路と冷却経路を形成している。フィルター11は回転ドラム1の後面に設け、糸屑などを除去する。乾燥機本体2の後面は裏板12で覆っている。循環ダクト13は、ファンケーシング10の循環側排気をヒータ7に導く通風路を構成し、この循環ダクト13の一部に排水口14を形成し、熱交換型ファン8の熱交換作用によって生じた凝縮水を排出するようにしている。
【0022】
担持体15は、パルプ材、発泡合成樹脂、金属焼結体などの多孔質体に、ヒノキチオール、ハッカ油、塩化ベンザルコニウムなどの抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤を適量担持したものであり、蓋体6の内面に設けた担持体装着部16に着脱自在に装着している。
【0023】
担持体装着部16は、図2に示すように、担持体15を着脱自在に装着するために、蓋体6の内面側に膨出して設け、凹状部17を設けており、カバー部18の両端に開口部19、20を構成している。また、担持体装着部16は、図3に示すように、側面に担持体15を係止し位置決めする係止部21を設け、凹状部17を含む底面積が2個の担持体15a、15bの片面側表面積の和に近似するようにしている。
【0024】
カバー部18には、図4に示すように、回転ドラム1に面した貫通穴22を多数設けている。ヒータ(加熱手段)23は、PTC素子を内蔵したもので、薬剤を変質させたり、他の部材に熱変形などの影響を与えない温度に設定されており、ヒータ支持部材24によって蓋内面部材25に固定し、担持体15と少なくとも一部が重なり合うように設けている。
【0025】
上記構成において動作を説明すると、まず、この衣類処理を初めて使用する場合、使用者は薬剤を予め含浸した担持体15を担持体装着部16の上方開口部19からヒータ23とカバー部18で形成された隙間に挿入する。この担持体15は係止部21によって位置決めされ、ヒータ23とカバー部18の隙間で狭持される。この状態で、回転ドラム1内に衣類を投入し、乾燥機本体の運転を開始するとともに、ヒータ23に通電して加熱する。
【0026】
ヒータ23を加熱することで、面接触している担持体15も加熱され、含浸された薬剤の成分は気化し、カバー部18の面に設けた貫通穴22を通過して回転ドラム1内に揮発拡散される。このとき、カバー部18に回転ドラム1内に連通した貫通穴22を多数備えることにより、担持体15より揮発拡散した薬剤を回転ドラム1内に効率よく拡散供給することができる。
【0027】
ここで、ヒータ23により担持体15を加熱する温度は、所定時間(たとえば、20分)内に揮発拡散するのに必要な温度、たとえば、160〜200℃、好ましくは、180〜190℃である。この揮発拡散された薬剤が転動攪拌される衣類と接触し、薬剤と衣類の温度差により衣類表面にて結露して、その結果、薬剤成分を衣類に付着させることができる。
【0028】
このとき、担持体15はカバー部18により覆われており、カバー部18は回転ドラム1内で攪拌される衣類と担持体15の隔壁の役割を果たし、回転ドラム1内の衣類に直接接触することはない。したがって、気化する直前の液状の薬剤が衣類に接触することがなく、薬剤をむらなく揮発拡散した状態にて衣類に付着することができる。そして、処理後は使用済みの担持体(第1の担持体)15aはその挿入された状態で放置し、乾燥機本来の機能である衣類の乾燥を行っても、気化する成分もなく何等問題は生じない。
【0029】
つぎに、使用者が使用済みの担持体15aが挿入された状態で、再びこの薬剤処理を行うため、新たな担持体(第2の担持体)15bを挿入する場合は、担持体装着部16は、凹状部17を含む底面積が第1の担持体15aと第2の担持体15bの片面側表面積の和に近似するため、図2に示すように、第2の担持体15bを上記操作と同様に、担持体装着部16の上方開口部19からカバー部18に挿入する。
【0030】
このとき、第1の担持体15aを下方へ押し出しながら挿入する。そして、この第2の担持体15bをカバー部18とヒータ23面で狭持される位置まで挿入した時点で、使用済みの第1の担持体15aを担持体装着部16の下方開口部20から取り出すことができる。
【0031】
このように本実施例によれば、使用者は蓋体6を開け、その内面に設けた担持体装着部16の一端部から担持体15を挿入するという簡単な操作のみで、初めての使用時も、繰り返しの使用においても、同様の操作で確実に担持体15を装着でき、所望する衣類への薬剤処理を行うことができる。
【0032】
つぎに、本発明の第2の実施例を図5を参照しながら説明する。
【0033】
図に示すように、担持体装着部26は、側面にばね27により第1の担持体15aを押圧する係止部材28を設け、第1の担持体15aを係止し位置決めするようにしている。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0034】
上記構成において、第1の担持体15aを側面から係止部材28で押圧することで、一定の押圧力が働き、安定した挿入感を得ることができる。また、新たな第2の担持体15bの挿入により押し出される使用済みの第1の担持体15aにも押圧力が働くため、挿入時に使用済み第1の担持体15aが担持体装着部16の他端の部から落下することも防止でき、より操作感を向上することができる。
【0035】
また、上記第1の実施例での係止部21では、繰り返しの使用により、担持体15との接触摩耗による係止力の変化が起こる可能性があるが、ばね27を用いることにより、より安定した操作感を実現できる。また、第1の担持体15aと同時に新たな第2の担持体15bも側面から係止部材28で押圧するように構成することにより、第2の担持体15bにも一定の押圧力が働き、安定した挿入感を得ることができる。
【0036】
なお、上記した各実施例では、担持体装着部16の2箇所の開放部は上下方向の構成を示したが、要は担持体15を狭持する隙間を備えたカバー部18を挟み、両端に開部を備えることにより担持体15の挿入、押し出しを実現できる。したがって、開部の方向は、左右方向またはその他の方向でも同様の作用効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明は、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内の衣類投入口を開閉する蓋体と、部分的にカバー部で覆われるように蓋体内面側に設けた担持体装着部と、この担持体装着部に前記カバー部で覆われるように着脱自在に装着する担持体とを備え、前記担持体に抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤担持され、前記担持体装着部は前記カバー部の両端開口部を有し、前記担持体装着部に第1の担持体が装着されている状態で前記担持体装着部の一方の開口部から第2の担持体が前記カバー部内方に挿入されることにより、前記第2の担持体が前記担持体装着部に装着されている前記第1の担持体を押し、前記第1の担持体が前記担持体装着部の他方の開口部から押し出されるとともに、前記挿入された第2の担持体が前記担持体装着部に装着されるように構成したから、あらかじめ一定量の薬剤を含浸した担持体を用いることで、処理したい衣類の量に適した薬剤量を供給することができ、むらなく確実に衣類に抗菌処理をすることができ、しかも、使用者は蓋体を開け、蓋体の内面に設けた担持体装着部の一端から担持体を挿入するという簡単な操作で担持体を確実に装着することができ、また、繰り返しこの抗菌処理を行う場合にも、使用済みの担持体(第1の担持体)を一旦引き抜く操作を行うことなく、新たにな担持体(第2の担持体)を担持体装着部に挿入するだけで、自動的に使用済みの担持体をカバー部から押し出し、新たな担持体に入れ換えることできる。
【0038】
また、担持体装着部は、側面に担持体を係止し位置決めする係止部を有するから、使用者は担持体挿入時に担持体が係止される位置まで挿入すれば、担持体は所定の位置で確実に係止され、担持体の挿入感の向上と、使用時に担持体がカバー部からのずれ、または脱落というような不都合を防止できるとともに、安定した担持体の加熱を実現でき、その結果、安定した衣類への薬剤の付着性能を確保することができる。
【0039】
また、担持体装着部は、側面に担持体を押圧付勢する弾性部材を有するから、担持体を側面から弾性部材で押圧することで、使用済み担持体(第1の担持体)と同時に新たな担持体(第2の担持体)にも一定の押圧力が働き、安定した挿入感を得ることができる。また、新たな担持体の挿入により押し出される使用済みの担持体にも押圧力が働くため、挿入時に使用済み担持体が担持体装着部の他開放部から落下することも防止でき、より操作感を向上することができる。
【0040】
また、担持体装着部は、底面積が第1および第2の担持体の片面側表面積の和に近似するようにしたから、担持体挿入時に使用者はこの担持体装着部に担持体を押し当てスライドするという簡単な操作のみで、担持体の左右あるいは前後方向にずれることもなく、この担持体装着部が担持体のガイドを果たしスムースに担持体を挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機の断面図
【図2】(a)同衣類乾燥機の担持体装着部の拡大断面図
(b)同衣類乾燥機の担持体装着部の正面図
【図3】同衣類乾燥機の担持体装着部の一部切欠した正面図
【図4】同衣類乾燥機の担持体装着部の斜視図
【図5】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機の担持体装着部の一部切欠した正面図
【符号の説明】
1 回転ドラム
6 蓋体
15 担持体
15a 第1の担持体
15b 第2の担持体
16 担持体装着部
18 カバー部
19 開口部
20 開口部

Claims (4)

  1. 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内の衣類投入口を開閉する蓋体と、部分的にカバー部で覆われるように蓋体内面側に設けた担持体装着部と、この担持体装着部に前記カバー部で覆われるように着脱自在に装着する担持体とを備え、前記担持体に抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤担持され、前記担持体装着部は前記カバー部の両端開口部を有し、前記担持体装着部に第1の担持体が装着されている状態で前記担持体装着部の一方の開口部から第2の担持体が前記カバー部内方に挿入されることにより、前記第2の担持体が前記担持体装着部に装着されている前記第1の担持体を押し、前記第1の担持体が前記担持体装着部の他方の開口部から押し出されるとともに、前記挿入された第2の担持体が前記担持体装着部に装着されるように構成した衣類乾燥機。
  2. 担持体装着部は、側面に担持体を係止し位置決めする係止部を有する請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 担持体装着部は、側面に担持体を押圧付勢する弾性部材を有する請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 担持体装着部は、底面積が第1および第2の担持体の片面側表面積の和に近似するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
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