JP3565971B2

JP3565971B2 - How to separate the cut end of the jumper wire

Info

Publication number: JP3565971B2
Application number: JP3074196A
Authority: JP
Inventors: 光春本間; 勝倉石
Original assignee: Nagaki Seiki Co Ltd
Current assignee: Nagaki Seiki Co Ltd
Priority date: 1996-02-19
Filing date: 1996-02-19
Publication date: 2004-09-15
Anticipated expiration: 2016-02-19
Also published as: JPH09224312A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はジャンパー線の切断端面を離開する作業方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図１に示すように、電柱５１の両側の電線５２ａ、５２ｂの夫々の端部が電柱５１に引留められている箇所においては、両電線５２ａ、５２ｂ間を導通するためのジャンパー線５３が設けられている。そして、工事時にはジャンパー線５３の下流側のみを停電させるために、ジャンパー線５３の切断が行われ、その後に修復が行われる。
【０００３】
ジャンパー線５３の切断後、修復によりジャンパー線５３が接続されるまでの間は、上流側に電流が流れているのでジャンパー線５３の切断端面間を確実に離開させておく必要があり、そのために図２に示すようなジャンパー線ホルダーＢが用いられている。
【０００４】
このジャンパー線ホルダーＢは、その主要部が金属製のものであり、又主軸５４と、この主軸５４の一端に固定される固定側把持具５５と、主軸５４の軸心方向に摺動しその任意の位置に位置決めされる可動側把持具５６とを備え、可動側把持具５６は位置決めボルト５７等で所定の位置に位置決めされる。
【０００５】
両把持具５５、５６は、ジャンパー線５３を着脱可能に把持できるように構成されており、ジャンパー線５３を把持した後、ジャンパー線５３が切断されると、可動側把持具５６は図２の矢印方向に移動された後、位置決めボルト５７によってその位置で固定される。これによりジャンパー線５３の切断端面間を離開させている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来のジャンパー線ホルダーを開いた作業は、可動側把持具５６を移動させるための作業を円滑に行うことは困難であり、又可動側把持具５６を主軸５４の軸心方向に移動させるため、その移動距離を十分にとる必要があって、作業能率が悪いという問題があった。
【０００７】
又従来のジャンパー線ホルダーは、その主要部が金属製のものであるため、重量が大で取扱いにくく、又ホルダーを通じての漏電の危険性があった。
【０００８】
更に従来のジャンパー線ホルダーを開いた作業は、遠隔操作を行うことが困難であった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、主軸と、この主軸に保持される１対のジャンパー線把持具と、少なくとも一方のジャンパー線把持具を主軸の軸心方向の任意の位置に位置決めする位置決め手段を備え、ジャンパー線把持具の一方を主軸に保持される側の基部と、ジャンパー線を把持する側の把持部とに分割し、把持部を基部に対して傾斜角位置に傾動しうるように構成したジャンパー線ホルダーを開いてジャンパー線の切断端面を離開する作業方法であって、前記ジャンパー線ホルダーの１対のジャンパー線把持具で挟持されたジャンパー線を、両挟持点間の適所で切断した後、一方のジャンパー線把持具を他方のジャンパー線把持具から遠ざける方向に主軸に沿って移動させ、これと相前後して、前記把持具を前記基部に対して傾斜角位置に傾動させることによって、ジャンパー線の両切断端面間を離開させることを特徴とする。
【００１０】
本発明によれば、両把持部に把持されたジャンパー線を切断した後、可動側のジャンパー線把持具をわずかに離開方向に移動させ、ジャンパー線把持具の把持部を基部に対し傾動させるだけで、ジャンパー線の両切断端面を確実に離開させることができる。このため作業の円滑化と能率向上を図ることができる。
【００１１】
上記作業に用いるジャンパー線ホルダーとして、主軸が樹脂パイプと、この樹脂パイプに嵌合固定される樹脂製のラック軸とで構成され、樹脂パイプに一方のジャンパー線把持具が固定され、ラック軸にそのラック歯に噛み合うピニオンを備えた他方のジャンパー線把持具が移動可能に保持されると共に、１対のジャンパー線把持具が樹脂製であるものを用いれば好適である。
【００１２】
上記のようにすれば、ジャンパー線ホルダーのほぼ全体が樹脂で構成され、軽量となり作業性が良くなり、絶縁性にもすぐれると共に、ピニオンラック機構を利用しているので、遠隔操作がやり易くなる。
【００１３】
また上記作業に用いるジャンパー線ホルダーとして、樹脂パイプの表面が撥水性樹脂チューブで被覆され、樹脂パイプの端面が封口されているものを用いれば好適である。
【００１４】
上記のようにすれば、樹脂パイプの表面が撥水性チューブで被覆され、樹脂パイプの端面が封口されているので、ほぼ全体が樹脂製であることと相俟って降雨時においての絶縁性を高め、ホルダーを通じての漏電を確実に防止することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図３、図４に本発明の一実施の形態であるジャンパー線ホルダーＡを示している。
【００１６】
図３において、１は主軸である。この主軸１はＦＲＰ製の樹脂パイプ２と、この樹脂パイプ２に嵌合固定されるナイロン製のラック軸３とで構成されている。
【００１７】
ラック軸３の基部４は樹脂パイプ２に嵌入され、金属製の結合ピン５によって固定されている。樹脂パイプ２の外端にはナイロン製の鍔付き栓体６が嵌入結合され、樹脂パイプ２の端面は封口されている。又樹脂パイプ２の外端近傍には固定把持具（ジャンパー線把持具）７が嵌合状態で固定されている。更に樹脂パイプ２の外周にはフッ素系樹脂のチューブ８を被覆して、撥水性表面となるようにしている。前記ラック軸３の基部４に隣接する部位は、遠隔操作用ヤットコ、遠隔操作用プラーグリップなどによって把持される工具取扱い部９となっていて、その両側に鍔部９ａ、９ａが形成されている。又工具取扱い部９にはＦＲＰ製の収縮チューブ１０が被覆されている。ラック軸３の残部下面にはラック歯１１が形成され、又その一側面にはガイド溝１２が凹設されている。ラック軸３の外端には鍔部１３が設けられている。ラック軸３には、前記ラック歯１１に噛み合うピニオン２２を備えた可動把持具（ジャンパー線把持具）１５が移動可能に保持されている。
【００１８】
可動側把持具１５は、図３及び図４に示すように、前記ラック軸３に移動可能に保持される側の基部１６と、ジャンパー線５３を把持する側の把持部１７とに分割され、把持部１７は基部１６に対して任意の傾斜角位置に傾動しうるように構成されている。
【００１９】
基部１６は、左右１対の側板１８、１８をその下端部において、スペーサ１９を介して結合ピン２０で結合すると共に、その上端部において、枢支ピン２１で結合することにより構成されている。又両側板１８、１８間には前記ラック歯１１に噛み合うピニオン２２が回転自在に支持されている。このピニオン２２の一方の軸は側板１８から外方に突出し、この突出部に六角頭２３が固着されている。又一方の側板１８に設けたネジ孔２４にはリング頭２５ａを有し、可動側把持具１５を固定するためのネジ２５が螺合され、その先端が前記ガイド溝１２内に突入している。２６は補助ナットである。又上記ラック歯１１とピニオン２２とが可動把持具１５の位置決め手段となる。
【００２０】
前記把持部１７は、チャネル状の上部２７とその下面中央から下方に伸びる下部２８とを一体に有する把持部本体２９と、前記上部２７の水平部に案内されて移動するスライダ３０と、このスライダ３０を移動させる駆動ネジ３１とから構成されている。前記上部２７の一方の側壁２７ａにはネジ孔３２を設け、ここに六角頭３１ａを有する駆動ネジ３１を螺合している。駆動ネジ３１の先端には前記スライダ３０が嵌合され、結合ピン３２´によって相対回転自在に結合されている。前記スライダ３０の前面３０ａと、上部２７の他方の側壁２７ｂの内側面２７ｃとの間には着脱可能にジャンパー線５３が把持されるが、この把持を確実に行えるように両方の面３０ａ、２７ｃは緩やかにＶ状に窪む面となっている。
【００２１】
把持部１７の下部２８の下端にはピン挿通孔３３が設けられていて、ここに前記枢支ピン２１が挿通され、把持部１７は基部１６に対して枢支ピン２１まわりに傾動できるように構成されている。そして枢支ピン２１の両端頭部２１ａ、２１ａ間の間隔を調整することにより、把持部１７の下部２８に挟圧力を及ぼして、把持部１７に適度な摩擦を与え、所望の傾動位置に停止しうるように構成している。図示しないが把持部１７の傾動と所定位置での停止を円滑に行うために、ボルト・ナットを用いたり、皿バネ等のバネ材を用いると好適である。
【００２２】
前記固定把持具７は、その把持部１７ａと基部１６ａとが一体形成され、基部１６ａが前記樹脂パイプ２に嵌合固定されている。把持部１７ａは、可動把持具１５の把持部１７と基本的には同様に構成され、チャネル状の上部２７ｄ、スライダ３０ｂ、駆動ネジ３１ｂ等を備えているが、把持部１７ａが基部１６ａと一体となっている点で、可動把持具１５と異なっている。
【００２３】
前記可動把持具１５及び固定把持具７は、結合ピン２０、枢支ピン２１、結合ピン３２が金属製である他は、すべてナイロン製の部品で構成されている。
【００２４】
次に上記ジャンパー線ホルダーＡを用いた作業方法を説明する。
【００２５】
２人の作業者の内１人の作業者がホルダーＡの工具取扱い部９を遠隔操作用ヤットコなどで把持し、ホルダーＡをジャンパー線５３の切断箇所に移動させ、ジャンパー線５３が両把持具７、１５のスライダ３０ｂ、３０と前記上部２７ｄ、２７の側壁間を挿通する位置に保持する。他の作業者が遠隔操作用レンチなどを用いて前記駆動ネジ３１ｂ、３１を締付けて、前記スライダ３０ｂ、３０と前記側壁間にジャンパー線５３を挟持する。
【００２６】
次いでホルダーＡの両挟持点間において、ジャンパー線５３を遠隔操作用カッタなどを用いて切断する。次いで、遠隔操作用レンチなどを用いて、前記六角頭２３ひいてはピニオン２２を回転させて、可動把持具１５を固定把持具７から遠ざける方向に移動させる。更に遠隔操作用フックなどを用いて、可動把持具１５の把持部１７を図３に一点鎖線で示すように傾動させる。可動把持具１５を遠ざける方向に移動させる作業と、これを傾動させる作業の順序は逆であってもよい。
【００２７】
このようにしてジャンパー線５３の両切断端面間を、図３に一点鎖線で示すように確実に離開させることができる。その後所定の作業、修復作業を行う。
【００２８】
【発明の効果】
本発明によれば、ジャンパー線の両切断端面を確実に離開させる作業を円滑かつ能率的に行え、遠隔操作作業に適したジャンパー線の切断端面を離開する作業方法を提供することができる。
【００２９】
又本発明によれば、軽量で取扱い易く、ホルダーを通じての漏電を確実に防止できるジャンパー線ホルダーを用いて上記作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ジャンパー線を説明する概略図。
【図２】従来例を示す概略図。
【図３】本発明の実施の形態を示す正面図。
【図４】その要部の断面図。
【符号の説明】
１主軸
２樹脂パイプ
３ラック軸
７ジャンパー線把持具
８撥水性樹脂チューブ
１１ラック歯
１５ジャンパー線把持具
１６基部
１７把持部
２２ピニオン
５３ジャンパー線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an operation method for separating a cut end surface of a jumper wire .
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 1, a jumper wire 53 for conducting between the electric wires 52a and 52b is provided at a place where the ends of the electric wires 52a and 52b on both sides of the electric pole 51 are fixed to the electric pole 51. Have been. Then, at the time of construction, in order to cause a power outage only on the downstream side of the jumper line 53, the jumper line 53 is cut, and thereafter, restoration is performed.
[0003]
After the jumper wire 53 is cut, until the jumper wire 53 is connected by the restoration, since the current flows to the upstream side, it is necessary to surely separate the cut end faces of the jumper wire 53 from each other. A jumper wire holder B as shown in FIG. 2 is used.
[0004]
The main part of this jumper wire holder B is made of metal, and the main shaft 54, a fixed gripper 55 fixed to one end of the main shaft 54, and slides in the axial direction of the main shaft 54. A movable gripper 56 positioned at an arbitrary position, and the movable gripper 56 is positioned at a predetermined position by a positioning bolt 57 or the like.
[0005]
The two grippers 55 and 56 are configured to be able to detachably grip the jumper wire 53. After the jumper wire 53 is cut after the jumper wire 53 is gripped, the movable gripper 56 shown in FIG. After being moved in the direction of the arrow, it is fixed at that position by the positioning bolt 57. Thereby, the cut end faces of the jumper wire 53 are separated.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, it is difficult to smoothly perform the operation for moving the movable gripper 56 in the conventional operation of opening the jumper wire holder, and it is also necessary to move the movable gripper 56 in the axial direction of the main shaft 54. However, there is a problem that the moving distance must be sufficiently long, and the working efficiency is poor.
[0007]
Further, the conventional jumper wire holder has a large weight, is difficult to handle, and has a risk of electric leakage through the holder, because the main part is made of metal.
[0008]
Further, it is difficult to remotely control the operation of opening the conventional jumper wire holder.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a main shaft, and a jumper wire gripper pair held in the main shaft, a positioning means for positioning at least one of jumper wire gripper at any position in the axial direction of the main shaft, jumper wire and the base of the side to be holding one of the gripper on the spindle, divided into a gripping portion on the side to grip the jumpers, the grip portion configured to be tilted to the tilt angle position relative to the base and jumper A method for opening a line holder and separating a cut end surface of a jumper wire, wherein the jumper wire held by a pair of jumper wire grippers of the jumper wire holder is cut at an appropriate position between both holding points, By moving one jumper wire gripper along the main axis in a direction away from the other jumper wire gripper, and before and after this, tilting the gripper to the tilt angle position with respect to the base. I, between two cut end surfaces of the jumper wires, characterized in that to dehiscence.
[0010]
According to the present invention , after cutting the jumper wire gripped by both gripping portions, the movable-side jumper wire gripping tool is slightly moved in the separating direction, and the gripping portion of the jumper wire gripping tool is tilted with respect to the base. Thus, both cut end faces of the jumper wire can be reliably separated. For this reason, work can be facilitated and efficiency can be improved.
[0011]
As a jumper wire holder used in the above operation, the main shaft is composed of a resin pipe and a resin rack shaft fitted and fixed to the resin pipe, and one jumper wire gripping tool is fixed to the resin pipe, and the rack shaft is It is preferable that the other jumper wire gripper provided with the pinion that meshes with the rack teeth is movably held, and that the pair of jumper wire grippers is made of resin .
[0012]
According to the above, almost all of the jumper wire holder is made of resin, and it is lightweight, workability is improved, insulation is excellent, and since the pinion rack mechanism is used, remote operation is easy. Become.
[0013]
In addition, as the jumper wire holder used in the above operation, it is preferable to use a resin pipe whose surface is covered with a water-repellent resin tube and whose end face is sealed .
[0014]
According to the above, since the surface of the resin pipe is covered with the water-repellent tube, and the end face of the resin pipe is sealed, the insulating property at the time of rainfall is combined with the fact that almost the whole is made of resin. And the leakage through the holder can be reliably prevented.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
3 and 4 show a jumper wire holder A according to an embodiment of the present invention.
[0016]
In FIG. 3, 1 is a main shaft. The main shaft 1 is composed of an FRP resin pipe 2 and a nylon rack shaft 3 fitted and fixed to the resin pipe 2.
[0017]
The base 4 of the rack shaft 3 is fitted into the resin pipe 2 and fixed by a metal connecting pin 5. A plug 6 with a flange made of nylon is fitted and connected to the outer end of the resin pipe 2, and the end face of the resin pipe 2 is sealed. A fixed gripper (jumper wire gripper) 7 is fixed near the outer end of the resin pipe 2 in a fitted state. Further, the outer periphery of the resin pipe 2 is covered with a fluorine resin tube 8 so as to have a water-repellent surface. A portion adjacent to the base 4 of the rack shaft 3 is a tool handling portion 9 to be gripped by a remote control yatco, a remote control puller grip, and the like, and flange portions 9a, 9a are formed on both sides thereof. . The tool handling section 9 is covered with a shrinkable tube 10 made of FRP. A rack tooth 11 is formed on the lower surface of the remaining portion of the rack shaft 3, and a guide groove 12 is formed on one side surface thereof. A flange 13 is provided at an outer end of the rack shaft 3. A movable gripper (jumper wire gripper) 15 having a pinion 22 that meshes with the rack teeth 11 is movably held on the rack shaft 3.
[0018]
As shown in FIGS. 3 and 4, the movable grip 15 is divided into a base 16 movably held by the rack shaft 3 and a grip 17 that grips the jumper wire 53. The grip 17 is configured to be able to tilt to an arbitrary tilt angle position with respect to the base 16.
[0019]
The base 16 is formed by connecting a pair of left and right side plates 18, 18 at a lower end thereof with a connecting pin 20 via a spacer 19 and at an upper end thereof by a pivot pin 21. A pinion 22 meshing with the rack teeth 11 is rotatably supported between the side plates 18. One shaft of the pinion 22 projects outward from the side plate 18, and a hexagonal head 23 is fixed to the projection. A screw hole 24 provided in one side plate 18 has a ring head 25a, and a screw 25 for fixing the movable gripper 15 is screwed into the screw hole 24. The tip of the screw 25 projects into the guide groove 12. . 26 is an auxiliary nut. The rack teeth 11 and the pinion 22 serve as positioning means for the movable gripper 15.
[0020]
The gripper 17 includes a gripper body 29 integrally having a channel-shaped upper portion 27 and a lower portion 28 extending downward from the center of the lower surface, a slider 30 guided and moved by a horizontal portion of the upper portion 27, And a driving screw 31 for moving the driving screw 30. A screw hole 32 is provided in one side wall 27a of the upper portion 27, and a driving screw 31 having a hexagonal head 31a is screwed into the screw hole 32. The slider 30 is fitted to the tip of the drive screw 31, and is relatively rotatably coupled by a coupling pin 32 ' . A jumper wire 53 is detachably gripped between the front surface 30a of the slider 30 and the inner side surface 27c of the other side wall 27b of the upper portion 27. Both surfaces 30a, 27c are held so that this gripping can be reliably performed. Has a surface that is gently concave in a V shape.
[0021]
A pin insertion hole 33 is provided at a lower end of the lower portion 28 of the grip portion 17, and the pivot pin 21 is inserted into the pin insertion hole 33 so that the grip portion 17 can be tilted around the pivot pin 21 with respect to the base 16. It is configured. Then, by adjusting the interval between both end portions 21a, 21a of the pivot pin 21, a clamping force is exerted on the lower portion 28 of the grip portion 17 to give an appropriate friction to the grip portion 17 and stop at a desired tilt position. It is configured to be able to do. Although not shown, it is preferable to use bolts and nuts or a spring material such as a disc spring in order to smoothly tilt the holding portion 17 and stop it at a predetermined position.
[0022]
The fixed holding tool 7 has a holding portion 17a and a base 16a integrally formed, and the base 16a is fitted and fixed to the resin pipe 2. The gripping portion 17a is basically configured in the same manner as the gripping portion 17 of the movable gripping tool 15, and includes a channel-shaped upper portion 27d, a slider 30b, a driving screw 31b, and the like, but the gripping portion 17a is integrated with the base 16a. Is different from the movable gripper 15 in that
[0023]
The movable gripper 15 and the fixed gripper 7 are all made of nylon, except that the connecting pin 20, the pivot pin 21, and the connecting pin 32 are made of metal.
[0024]
Next, an operation method using the jumper wire holder A will be described.
[0025]
One of the two workers grips the tool handling portion 9 of the holder A with a remote control yoke, and moves the holder A to a cutting position of the jumper wire 53. The sliders 30b and 30 of Nos. 7 and 15 are held at positions to be inserted between the side walls of the upper portions 27d and 27. Another worker tightens the drive screws 31b, 31 using a remote control wrench or the like, and clamps the jumper wire 53 between the sliders 30b, 30 and the side walls.
[0026]
Next, the jumper wire 53 is cut between the two clamping points of the holder A using a remote control cutter or the like. Next, the hexagonal head 23 and thus the pinion 22 are rotated using a remote control wrench or the like to move the movable gripper 15 in a direction away from the fixed gripper 7. Further, using a remote control hook or the like, the gripper 17 of the movable gripper 15 is tilted as shown by a dashed line in FIG. The order of the operation of moving the movable gripper 15 in the direction away from the movable gripper 15 and the operation of tilting the movable gripper 15 may be reversed.
[0027]
In this way, it is possible to surely separate the two cut end faces of the jumper wire 53 as shown by a dashed line in FIG. Thereafter, predetermined work and repair work are performed.
[0028]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the operation | work which can perform the operation | work which separates both cut | disconnection end surfaces of a jumper wire reliably and smoothly can be provided, and the operation | work method which separates the cut | disconnection end surface of a jumper wire suitable for remote control operation can be provided.
[0029]
Further, according to the present invention, the above operation can be performed using a jumper wire holder that is lightweight and easy to handle and that can reliably prevent electric leakage through the holder.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a jumper wire.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a conventional example.
FIG. 3 is a front view showing the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view of a main part thereof.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 main shaft 2 resin pipe 3 rack shaft 7 jumper wire gripper 8 water-repellent resin tube 11 rack teeth 15 jumper wire gripper 16 base 17 gripper 22 pinion 53 jumper wire

Claims

主軸と、この主軸に保持される１対のジャンパー線把持具と、少なくとも一方のジャンパー線把持具を主軸の軸心方向の任意の位置に位置決めする位置決め手段を備え、ジャンパー線把持具の一方を主軸に保持される側の基部と、ジャンパー線を把持する側の把持部とに分割し、把持部を基部に対して傾斜角位置に傾動しうるように構成したジャンパー線ホルダーを開いてジャンパー線の切断端面を離開する作業方法であって、前記ジャンパー線ホルダーの１対のジャンパー線把持具で挟持されたジャンパー線を、両挟持点間の適所で切断した後、一方のジャンパー線把持具を他方のジャンパー線把持具から遠ざける方向に主軸に沿って移動させ、これと相前後して、前記把持具を前記基部に対して傾斜角位置に傾動させることによって、ジャンパー線の両切断端面間を離開させることを特徴とするジャンパー線の切断端面を離開する作業方法。 A main shaft, a pair of jumper wire gripping tools held in the spindle, provided with a positioning means for positioning at least one of jumper wire gripper at any position in the axial direction of the main shaft, one of the jumper wire gripper and the base of the side to be held in the main axis, is divided into a grip portion on the side to grip the jumpers, the jumper wire holder configured as a gripping portion may be tilted to the tilt angle position relative to the base open A cutting end surface of the jumper wire by separating a jumper wire held by a pair of jumper wire grippers of the jumper wire holder at an appropriate position between both holding points, and then removing one of the jumper wires. The gripper is moved along the main axis in a direction away from the other jumper wire gripper, and before and after this, the gripper is tilted to an inclined angle position with respect to the base, whereby Working method for distracting the cut edge of the jumper line, characterized in that for distracting between both cut end surfaces of the bumpers line.

ジャンパー線ホルダーは、主軸が樹脂パイプと、この樹脂パイプに嵌合固定される樹脂製のラック軸とで構成され、樹脂パイプに一方のジャンパー線把持具が固定され、ラック軸にそのラック歯に噛み合うピニオンを備えた他方のジャンパー線把持具が移動可能に保持されると共に、１対のジャンパー線把持具が樹脂製であるものである請求項１記載のジャンパー線の切断端面を離開する作業方法。 The jumper wire holder has a main shaft composed of a resin pipe and a resin rack shaft fitted and fixed to the resin pipe, one of the jumper wire grippers is fixed to the resin pipe, and the rack shaft has a rack tooth. working method other jumper wire gripper having a pinion meshing with the movably held, a pair of jumper wires gripper to distract the cut edge according to claim 1 jumper wire according those made of resin .

ジャンパー線ホルダーは樹脂パイプの表面が撥水性樹脂チューブで被覆され、樹脂パイプの端面が封口されているものである請求項２記載のジャンパー線の切断端面を離開する作業方法。 3. The method of claim 2, wherein the jumper wire holder has a resin pipe whose surface is covered with a water-repellent resin tube and an end face of the resin pipe is sealed .