JP3564992B2

JP3564992B2 - Stator core of resin mold motor and method of manufacturing stator

Info

Publication number: JP3564992B2
Application number: JP02469998A
Authority: JP
Inventors: 啓宇川崎; 学出口; 幸典竹腰; 鋼希木枝; 一重伊沢; 秀明宮川
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1998-02-05
Filing date: 1998-02-05
Publication date: 2004-09-15
Anticipated expiration: 2018-02-05
Also published as: JPH11225453A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定子鉄心に巻装された巻線をリード線に対して電気的に接続するためのプリント配線基板を有し、固定子鉄心及び巻線を絶縁樹脂でモールドした樹脂モールド電動機の固定子鉄心と固定子の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
上記したこの種の樹脂モールド電動機は、例えば実開平６―７７４５８号公報に示されているような構成となっている。即ち、図４に示すように固定子２Ａは、同形同大の複数枚のリング状の鉄心３の積層により構成された固定子鉄心１Ａと、この固定子鉄心１Ａに巻装された巻線５と、この巻線５をリード線６に対して電気的に接続するための固定子鉄心１Ａの積層方向に配設されたプリント配線基板７とを有し、これらの外周りがプリント配線基板７の半田付けする側の半田付け面８を残して絶縁樹脂９でモールドされている。この固定子２Ａの中心線上には回転軸２７が軸受２８により回転可能に両持ち支持され、この回転軸２７に回転ヨーク２９が嵌合され、回転ヨーク２９に一体化された回転子鉄心３０が固定子鉄心１Ａに空隙を保持して対向している。
【０００３】
こうした構成の樹脂モールド電動機の固定子２Ａに関する絶縁樹脂９によるモールドは、従来においては図５に示すような固定側金型１１と可動側金型１２に別れた樹脂モールド金型１３を使って実施されてきた。樹脂モールド金型１３の可動側金型１２には、モールド前の組付体としての固定子（以降ワークとも称す）１４Ａをセットする基準面１５が、一方の軸受保持部１６を成形する突出部１７の端面に設けられている。固定側金型１１には他方の軸受保持部１６を成形する突出部１９と、プリント配線基板７の片面に当る保持面２０とが設けられている。合わせ面２１で型合わせされた樹脂モールド金型１３内には、固定子２Ａのモールド部分の外郭をなす成形空間２２が形出される。
【０００４】
モールド前の固定子１４Ａは、固定子鉄心１Ａの両端に鉄心絶縁材２３を覆せ、その上に巻線５を巻装し、一方の鉄心絶縁材２３の端に植設されたピン２４に巻線５の端末をからげ、プリント配線基板７を、その鉄心絶縁材２３の端面に載せて半田付けされた形態である。このワーク１４Ａを可動側金型１２の成形空間２２に、可動側金型１２の基準面１５に固定子鉄心１Ａの反プリント配線基板側の端面である対基準面１８が当接するところまで挿入し、ワーク１４Ａとともに可動側金型１２を固定側金型１１側に移動させ、固定側金型１１と可動側金型１２とを合わせ面２１で合わせた状態で、注入口２５から絶縁樹脂を成形空間２２に注入してワーク１４Ａにモールド処理を施す。冷却期間をおいて固定側金型１１と可動側金型１２を開いて取り出せば絶縁樹脂９でモールドされた固定子２Ａが得られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の樹脂モールド電動機の固定子２Ａにおいては、プリント配線基板７の半田付け面８にまで絶縁樹脂９が回り込み、そこに付着してしまって半田付けに支障を来すことがしばしば起きるといった問題点があった。その原因は、樹脂モールド金型１３の基準面１５からプリント配線基板７に当る保持面２０までの寸法が、ワーク１４Ａの対基準面１８からプリント配線基板７の半田付け面８までの寸法より大きいことである。即ち、図５に示すようにプリント配線基板７の半田付け面８が、樹脂モールド金型１３内で保持される距離Ｐは、基準面１５から固定子鉄心１Ａの積厚Ｌと、鉄心絶縁材２３の高さＡと、プリント配線基板７の厚さＢの合計の距離（Ｐ＝Ｌ＋Ａ＋Ｂ）である。
【０００６】
鉄心３一枚毎の厚さのばらつきは大きく、積層枚数が多いほど積厚Ｌの値のばらつきも大きくり、その変化の最大分を見込んで樹脂モールド金型１３の寸法を決めているため、樹脂モールド金型１３の寸法はワーク１４Ａの寸法より大半が大きくなってしまう。変化の最大分を見込んで樹脂モールド金型１３の寸法を決めているわけは、樹脂モールド金型１３の距離Ｐがワーク１４Ａの距離Ｐより短くなってしまうと、型合わせしたときプリント配線基板７に応力が加わり、プリント配線基板７が割れてしまうからである。
【０００７】
本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、その課題とするところは、積層枚数が多くなっても樹脂モールド金型の基準面からプリント配線基板までの距離のばらつきを小さくでき、プリント配線基板の割れや半田付けに支障を来すことを少なくすることができる樹脂モールド電動機の固定子鉄心を開発することであり、プリント配線基板の割れや半田付けに支障を来すことを少なくすることができる樹脂モールド電動機の固定子の製造方法を開発することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項１の発明は、外周に溝を有する複数枚のリング状の鉄心の積層により構成された固定子鉄心と、固定子鉄心に巻装された巻線と、巻線をリード線に対して電気的に接続するための固定子鉄心の積層方向に配設されたプリント配線基板とを有し、これらの外周りを、プリント配線基板のリード線を半田付けする側の面を残して絶縁樹脂でモールドする樹脂モールド電動機の固定子におけるモールド前の固定子鉄心に、樹脂モールド金型の型込め時の基準となる基準面に当接させる対基準面をプリント配線基板に近い側の鉄心によって構成する手段を採用する。
【０００９】
前記課題を達成するために請求項２の発明は、請求項１に係る前記手段における鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての内径を大きく構成し、内径が変化する段差部により対基準面を構成する手段を採用する。
【００１０】
前記課題を達成するために請求項３の発明は、請求項１に係る前記手段における鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての外径を小さく構成し、外径が変化する段差部により対基準面を構成する手段を採用する。
【００１１】
前記課題を達成するために請求項４の発明は、外周に溝を有する複数枚のリング状の鉄心の積層により構成された固定子鉄心と、固定子鉄心に巻装された巻線と、巻線をリード線に対して電気的に接続するための固定子鉄心の積層方向に配設されたプリント配線基板とを有し、これらの外周りを、プリント配線基板のリード線を半田付けする側の面を残して絶縁樹脂でモールドした樹脂モールド電動機の固定子を製造するにあたり、絶縁樹脂でモールドする前の固定子鉄心に、樹脂モールド金型の型込め時の基準となる基準面に当接する対基準面をプリント配線基板に近い側の鉄心によって構成し、この対基準面とプリント配線基板の半田付けする面とが樹脂モールド金型の成形空間側の面に当るようにしておいて絶縁樹脂を成形空間に注入してモールドする手段を採用する。
【００１２】
前記課題を達成するために請求項５の発明は、請求項４に係る前記手段における鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての内径を大きく構成し、内径が変化する段差部により対基準面を構成する手段を採用する。
【００１３】
前記課題を達成するために請求項６の発明は、請求項４に係る前記手段における鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての外径を小さく構成し、外径が変化する段差部により対基準面を構成する手段を採用する。
【００１４】
前記課題を達成するために請求項７の発明は、請求項４に係る前記手段における固定子鉄心の巻線の巻かれない位置に、鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いて貫通する穴を設け、この穴の穴底により対基準面を構成する手段を採用する。
【００１５】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態１．
図１に示すこの実施の形態１は、樹脂モールド電動機の固定子鉄心１及び固定子２の製造方法に関するものである。この固定子２は、外周に溝（図示しない）を有する複数枚のリング状の鉄心３，４の積層により構成された固定子鉄心１と、この固定子鉄心１の溝を介して巻装された巻線５と、この巻線５をリード線６に対して電気的に接続するための固定子鉄心１の積層方向に配設されたプリント配線基板７とを有し、これらの外周りがプリント配線基板７の半田付けする側の半田付け面８を残して絶縁樹脂９でモールドされている。
【００１６】
この固定子２の中心線上に図示しない回転軸が軸受により回転可能に両持ち支持され、この回転軸に回転ヨークが嵌合され、回転ヨークに一体化された回転子鉄心が固定子鉄心１に空隙を保持して対向して組付けられて樹脂モールド電動機が構成される。なお、リード線６は、巻線５に直接的、あるいはコンデンサ（図示しない）を介して間接的に電気的に接続され、プリント配線基板７の半田付け面８に半田付けされる。この固定子２は固定子鉄心１に特徴をもつものであり、固定子鉄心１を構成している鉄心３，４のうちのプリント配線基板７に近い側の数枚の鉄心４を除いてその内径が大きく構成され、内径が変化する段差部１０が構成されている。
【００１７】
こうした構成の樹脂モールド電動機の固定子２に関する絶縁樹脂９によるモールドは、図１に示すような固定側金型１１と可動側金型１２に別れた樹脂モールド金型１３を使って行なわれ、固定子２が製造される。樹脂モールド金型１３の可動側金型１２には、モールド前の組付体としての固定子（以降ワークとも称す）１４をセットする基準面１５が、一方の軸受保持部１６を成形する突出部１７の端面に設けられている。基準面１５はワーク１４の型込め時には固定子鉄心１の段差部１０で構成される対基準面１８に図１に示すように当接する。固定側金型１１には他方の軸受保持部１６を成形する突出部１９と、プリント配線基板７の半田付け面８に当る保持面２０とが設けられている。合わせ面２１で型合わせされた樹脂モールド金型１３内には、固定子２のモールド部分の外郭をなす成形空間２２（図上では絶縁樹脂９で充填されている）が形出される。
【００１８】
モールド前の固定子１４は、固定子鉄心１の両端に絶縁樹脂により形成された鉄心絶縁材２３を覆せ、その上に巻線５を巻装し、一方の鉄心絶縁材２３の端に植設されたピン２４に巻線５の端末をからげ、プリント配線基板７を、その鉄心絶縁材２３の端面に載せて半田付けされた形態である。このワーク１４を可動側金型１２の成形空間２２に、可動側金型１２の基準面１５に固定子鉄心１の段差部１０で構成された対基準面１８が当接するところまで挿入し、ワーク１４とともに可動側金型１２を固定側金型１１側に移動させ、固定側金型１１と可動側金型１２とを合わせ面２１で合わせた状態で、注入口２５から絶縁樹脂を成形空間２２に注入してワーク１４にモールド処理を施す。一定の冷却期間をおいて固定側金型１１と可動側金型１２を開いて取り出せば絶縁樹脂９でモールドされた固定子２を製造することができる。
【００１９】
型締め状態でワーク１４のプリント配線基板７の半田付け面８が、樹脂モールド金型１３内で保持される距離Ｑは、基準面１５から固定子鉄心１の内径の小さい鉄心４の積厚Ｍと、鉄心絶縁材２３の高さＡと、プリント配線基板７の厚さＢの合計の距離（Ｑ＝Ｍ＋Ａ＋Ｂ）である。鉄心３，４一枚毎の厚さのばらつきは大きく、積層枚数が多いほど全体の積厚の値のばらつきも大きくなるが、対基準面１８が内径の小さい鉄心４の端面で構成されているため、内径の小さい鉄心４の積厚Ｍは従来に比べ格段に小さい値になり、距離Ｑも短くなる。従って、樹脂モールド金型１３の基準面１５に対基準面１８を当ててワーク１４をセットしたときの、基準面１５からプリント配線基板７の半田付け面８までの距離Ｑのばらつきには、内径の大きい鉄心３の積厚のばらつきは含まれないことになる。つまり、数枚の内径の小さい鉄心４の積厚のばらつきしか、モールド処理時のプリント配線基板７の位置に影響を及ぼさないので、絶縁樹脂９がプリント配線基板７の半田付け面８にまで回り込み、そこに付着してしまうことも少なく、また、型合わせしたときプリント配線基板７に応力が加わり、プリント配線基板７が割れてしまうようなことも少ない。従って、樹脂モールド電動機の固定子２の生産性と品質を向上させることができる。
【００２０】
ここで、内径の小さい鉄心４の枚数の選定は、モールド時にその鉄心４に加わる応力に耐えうるかぎりにおいて、できるだけ少ない枚数として決定するか、可動側金型１２と固定側金型１１を合わせた時、従来技術の項で示した距離Ｐのばらつきでできるプリント配線基板７の半田付け面８と固定側金型１１の保持面２０との間にできる隙間を、内径の小さい鉄心４を弾性変形させて吸収できる枚数として決定すればよい。
【００２１】
実施の形態２．
図２に示すこの実施の形態２も実施の形態１と同様に樹脂モールド電動機の固定子鉄心及び固定子の製造方法に関するものであり、基本的構成は実施の形態１と同じである。従って、実施の形態１と同じ部分については実施の形態１と同一の符号を用い、それらについての説明は省略する。
【００２２】
図２に示す実施の形態２の固定子２は、固定子鉄心１の鉄心３，４のうちのプリント配線基板７に近い側の鉄心４の数枚を除いての外径を小さく構成し、外径が変化する段差部１０により固定子鉄心１の外周部に対基準面１８を構成したものである。可動側金型１２にもこれに対応する位置に基準面１５が設けられる。このように外周部に対基準面１８を構成することにより、対基準面１８の面積を大きく採れ、しかも安定した基準を得ることができる。これ以外の構成及び製造の仕方は実施の形態１と同じであり、実施の形態１と同様の作用効果を得ることができる。なお、外径に制限がある場合には、その制限の範囲内で段差部１０の形状を変化させれば良い。
【００２３】
実施の形態３．
図３に示すこの実施の形態３も実施の形態１と同様に樹脂モールド電動機の固定子鉄心及び固定子の製造方法に関するものであり、基本的構成は実施の形態１と同じである。従って、実施の形態１と同じ部分については実施の形態１と同一の符号を用い、それらについての説明は省略する。
【００２４】
図３に示す実施の形態３の固定子２は、固定子鉄心１の巻線５の巻かれない任意の位置に、鉄心３，４のうちのプリント配線基板７に近い側の鉄心４の数枚を除いて他の鉄心３を貫通する穴２６を設け、この穴２６の穴底により対基準面１８を構成したものである。可動側金型１２にもこれに対応する位置にこの穴２６に突入し対基準面１８に当接する基準面１５が設けられる。このように固定子鉄心１の半径方向の肉厚内に対基準面１８を構成することにより、固定子鉄心１の内外径の制限を受けずに安定した基準を作ることができる。これ以外の構成及び製造の仕方は実施の形態１と同じであり、実施の形態１と同様の作用効果を得ることができる。
【００２５】
【発明の効果】
以上実施の形態での説明からも明らかなように、請求項１，請求項２，請求項３の各発明によれば、積層枚数が多くなっても樹脂モールド金型の基準面からプリント配線基板までの距離のばらつきを小さくでき、プリント配線基板の割れや半田付けに支障を来すことを少なくすることができる樹脂モールド電動機の固定子鉄心が得られる。
【００２６】
請求項４，請求項５，請求項６，請求項７の各発明によれば、プリント配線基板の割れや半田付けに支障を来すことを少なくすることができる樹脂モールド電動機の固定子の生産性の良い製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態１を示すモールド処理時の固定子を樹脂モールド金型とともに示す断面図である。
【図２】実施の形態２を示すモールド処理時の固定子を樹脂モールド金型とともに示す断面図である。
【図３】実施の形態３を示すモールド処理時の固定子を樹脂モールド金型とともに示す断面図である。
【図４】従来の樹脂モールド電動機を示す断面図である。
【図５】従来の樹脂モールド電動機のモールド処理時の固定子を樹脂モールド金型とともに示す断面図である。
【符号の説明】
１固定子鉄心、２固定子、３鉄心、４鉄心、５巻線、６リード線、７プリント配線基板、８半田付け面、９絶縁樹脂、１０段差部、１３樹脂モールド金型、１５基準面、１８対基準面、２０保持面、２２成形空間、２６穴。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention provides a resin-molded electric motor having a printed wiring board for electrically connecting a winding wound around a stator core to a lead wire, and molding the stator core and the winding with an insulating resin. The present invention relates to a method for manufacturing a stator core and a stator.
[0002]
[Prior art]
The above-described resin-molded electric motor has a configuration as shown in, for example, Japanese Utility Model Laid-Open No. Hei 6-77458. That is, as shown in FIG. 4, the stator 2A includes a stator core 1A formed by laminating a plurality of ring-shaped cores 3 of the same shape and size, and a winding wound around the stator core 1A. 5 and a printed wiring board 7 arranged in the stacking direction of the stator core 1A for electrically connecting the winding 5 to the lead wire 6, and the outer periphery of the printed wiring board 7 is 7 is molded with an insulating resin 9 except for the soldering surface 8 on the soldering side. On the center line of the stator 2A, a rotating shaft 27 is rotatably supported by bearings 28. A rotating yoke 29 is fitted to the rotating shaft 27, and a rotor core 30 integrated with the rotating yoke 29 is provided. It is opposed to the stator core 1A while holding a gap.
[0003]
Conventionally, the molding of the stator 2A of the resin-molded electric motor with the insulating resin 9 for the stator 2A is performed using a resin mold 13 separated into a fixed mold 11 and a movable mold 12 as shown in FIG. It has been. The movable side mold 12 of the resin mold 13 has a reference surface 15 on which a stator (hereinafter also referred to as a workpiece) 14A as an assembly before molding is formed. 17 are provided on the end face. The fixed-side mold 11 is provided with a projection 19 for forming the other bearing holding portion 16 and a holding surface 20 which is on one side of the printed wiring board 7. A molding space 22 that forms the outer periphery of the mold portion of the stator 2A is formed in the resin mold 13 that has been molded on the mating surface 21.
[0004]
Before molding, the stator 14A has the stator core 1A covered at both ends with a core insulating material 23, the winding 5 is wound thereon, and the stator 14A is wound around a pin 24 implanted at one end of the core insulating material 23. In this embodiment, the terminal of the wire 5 is tied, and the printed wiring board 7 is placed on the end face of the core insulating material 23 and soldered. The work 14A is inserted into the molding space 22 of the movable mold 12 until the reference surface 18 of the stator core 1A on the side opposite to the printed wiring board contacts the reference surface 15 of the movable mold 12. Then, the movable mold 12 is moved to the fixed mold 11 together with the work 14A, and the insulating resin is molded from the injection port 25 in a state where the fixed mold 11 and the movable mold 12 are fitted on the mating surface 21. The work 14A is injected into the space 22 and subjected to a molding process. When the fixed mold 11 and the movable mold 12 are opened and taken out after a cooling period, the stator 2A molded with the insulating resin 9 is obtained.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional stator 2A of the resin-molded electric motor as described above, the insulating resin 9 often reaches the soldering surface 8 of the printed wiring board 7 and adheres there, which often hinders soldering. There was a problem of getting up. The reason is that the dimension from the reference surface 15 of the resin mold 13 to the holding surface 20 that hits the printed wiring board 7 is larger than the dimension from the reference surface 18 of the work 14A to the soldering surface 8 of the printed wiring board 7. That is. That is, as shown in FIG. 5, the distance P at which the soldering surface 8 of the printed wiring board 7 is held in the resin mold 13 is equal to the thickness L of the stator core 1A from the reference surface 15 and the core insulating material. 23 is the total distance (P = L + A + B) of the height A of 23 and the thickness B of the printed wiring board 7.
[0006]
The variation in the thickness of each iron core 3 is large, and the greater the number of laminations, the greater the variation in the value of the stack thickness L, and the size of the resin mold 13 is determined in anticipation of the maximum change. Most of the dimensions of the resin mold 13 are larger than the dimensions of the work 14A. The reason for determining the dimensions of the resin mold 13 in consideration of the maximum amount of change is that if the distance P of the resin mold 13 becomes shorter than the distance P of the work 14A, the printed wiring board 7 will Is applied, and the printed wiring board 7 is broken.
[0007]
The present invention has been made in order to solve the above-mentioned conventional problems, and an object of the present invention is to reduce the variation in the distance from the reference surface of the resin mold to the printed wiring board even when the number of laminations increases. The development of a stator core for a resin-molded electric motor that can be made smaller and less likely to cause cracks in the printed wiring board and hinder soldering. It is an object of the present invention to develop a method of manufacturing a stator for a resin-molded electric motor, which can reduce the above-mentioned problems.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an invention according to claim 1 includes a stator core configured by laminating a plurality of ring-shaped cores each having a groove on an outer periphery, a winding wound around the stator core, and a winding. And a printed wiring board disposed in the stacking direction of the stator core for electrically connecting the wires to the lead wires. A resin-molded motor that is molded with insulating resin while leaving the surface of the printed circuit board The reference surface that makes contact with the stator core before molding on the stator core before molding in the stator of the electric motor A means constituted by an iron core on the side closer to is adopted.
[0009]
In order to achieve the above object, a second aspect of the present invention is the above-described means, wherein the inner diameter of the iron core except for a few of the iron cores on the side close to the printed circuit board is increased, and the step in which the inner diameter changes A means for forming a reference plane by means of a section is adopted.
[0010]
In order to achieve the above object, a third aspect of the present invention is to reduce the outer diameter of the core according to the first aspect except for a few of the iron cores on the side close to the printed circuit board, and the outer diameter varies. A means for forming a reference surface with a stepped portion is adopted.
[0011]
In order to achieve the above object, an invention according to claim 4 includes a stator core configured by laminating a plurality of ring-shaped cores each having a groove on an outer periphery, a winding wound around the stator core, and a winding. And a printed wiring board disposed in the stacking direction of the stator core for electrically connecting the wires to the lead wires. When manufacturing the stator of a resin-molded electric motor molded with insulating resin while leaving the surface of the resin, the stator core before molding with insulating resin is brought into contact with the reference surface, which is the reference when inserting the resin mold. The reference surface is constituted by the iron core on the side close to the printed wiring board, and the insulating resin is set such that the reference surface and the surface to be soldered of the printed wiring board are in contact with the surface on the molding space side of the resin mold. Into the molding space To adopt a means of molding Te.
[0012]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 5 is characterized in that, in the means according to claim 4, the inner diameter of the iron core except for a few on the side close to the printed circuit board is increased, and the step in which the inner diameter changes is formed. A means for forming a reference plane by means of a section is adopted.
[0013]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 6 is characterized in that the outer diameter of the iron core in the means according to claim 4 is reduced except for a few of the iron cores on the side close to the printed circuit board, and the outer diameter varies. A means for forming a reference surface with a stepped portion is adopted.
[0014]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 7 is based on the means according to claim 4, except that a few of the iron cores on the side close to the printed wiring board are located at positions where the windings of the stator core are not wound. And a means for forming a reference surface with the bottom of the hole.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
Embodiment 1 FIG.
Embodiment 1 shown in FIG. 1 relates to a method for manufacturing a stator core 1 and a stator 2 of a resin mold electric motor. The stator 2 is wound around a stator core 1 formed by laminating a plurality of ring-shaped cores 3 and 4 having a groove (not shown) on the outer periphery, and a groove of the stator core 1. And a printed wiring board 7 arranged in the stacking direction of the stator core 1 for electrically connecting the winding 5 to the lead wire 6. The printed wiring board 7 is molded with the insulating resin 9 except for the soldering surface 8 on the side to be soldered.
[0016]
A rotating shaft (not shown) is rotatably supported by bearings on the center line of the stator 2, a rotating yoke is fitted to the rotating shaft, and a rotor core integrated with the rotating yoke is attached to the stator core 1. The resin-molded electric motor is configured to be opposed to each other while maintaining the air gap. The lead wire 6 is electrically connected directly to the winding 5 or indirectly via a capacitor (not shown), and is soldered to the soldering surface 8 of the printed wiring board 7. The stator 2 has a feature in the stator core 1 except for a few cores 4 on the side close to the printed circuit board 7 among the cores 3 and 4 constituting the stator core 1. An inner diameter is configured to be large, and a step portion 10 whose inner diameter changes is configured.
[0017]
Molding of the stator 2 of the resin-molded electric motor having such a configuration with the insulating resin 9 is performed by using a resin mold 13 separated into a fixed mold 11 and a movable mold 12 as shown in FIG. The child 2 is manufactured. On the movable mold 12 of the resin mold 13, a reference surface 15 on which a stator (hereinafter also referred to as a work) 14 as an assembly before molding is provided, and a projecting portion for molding one bearing holding portion 16. 17 are provided on the end face. As shown in FIG. 1, the reference surface 15 comes into contact with a reference surface 18 formed by the step portion 10 of the stator core 1 when the work 14 is molded. The fixed-side mold 11 is provided with a projection 19 for forming the other bearing holding portion 16 and a holding surface 20 that contacts the soldering surface 8 of the printed wiring board 7. A molding space 22 (filled with the insulating resin 9 in the figure) is formed in the resin mold 13 that has been molded on the mating surface 21 and forms an outer contour of the mold portion of the stator 2.
[0018]
In the stator 14 before molding, both ends of the stator core 1 are covered with an iron core insulating material 23 formed of an insulating resin, the winding 5 is wound thereon, and implanted at one end of the one core insulating material 23. In this embodiment, the terminal of the winding 5 is wound around the pin 24, and the printed wiring board 7 is placed on the end surface of the core insulating material 23 and soldered. The workpiece 14 is inserted into the molding space 22 of the movable die 12 until the reference surface 18 formed by the step 10 of the stator core 1 abuts the reference surface 15 of the movable die 12, The movable mold 12 is moved together with the movable mold 12 to the fixed mold 11, and in a state where the fixed mold 11 and the movable mold 12 are joined together at the mating surface 21, the insulating resin is injected from the injection port 25 into the molding space 22. To mold the work 14. If the fixed mold 11 and the movable mold 12 are opened and taken out after a certain cooling period, the stator 2 molded with the insulating resin 9 can be manufactured.
[0019]
The distance Q at which the soldering surface 8 of the printed wiring board 7 of the work 14 is held in the resin mold 13 in the mold-clamped state is the thickness M of the iron core 4 having a small inner diameter of the stator core 1 from the reference surface 15. And the total distance (Q = M + A + B) of the height A of the core insulating material 23 and the thickness B of the printed wiring board 7. The variation in the thickness of each of the cores 3 and 4 is large, and the greater the number of stacked layers, the greater the variation in the overall thickness value. Therefore, the thickness M of the iron core 4 having a small inner diameter becomes much smaller than the conventional one, and the distance Q becomes shorter. Accordingly, when the workpiece 14 is set with the reference surface 18 facing the reference surface 15 of the resin mold 13, the variation in the distance Q from the reference surface 15 to the soldering surface 8 of the printed wiring board 7 includes the inner diameter. Does not include the variation in the thickness of the iron core 3 having a large value. In other words, only the variation of the stack thickness of the iron cores 4 having a small inner diameter affects the position of the printed wiring board 7 at the time of molding, so that the insulating resin 9 reaches the soldering surface 8 of the printed wiring board 7. Also, the printed wiring board 7 is less likely to be adhered to the printed wiring board 7 and the printed wiring board 7 is less likely to be broken when the mold is matched. Therefore, the productivity and quality of the stator 2 of the resin mold electric motor can be improved.
[0020]
Here, the number of the iron cores 4 having a small inner diameter is selected as small as possible as long as the stress applied to the iron cores 4 at the time of molding can be determined, or the movable mold 12 and the fixed mold 11 are combined. At the time, the gap between the soldering surface 8 of the printed wiring board 7 and the holding surface 20 of the fixed mold 11 formed by the variation of the distance P shown in the section of the prior art is used to elastically deform the iron core 4 having a small inner diameter. What is necessary is just to determine as the number which can be absorbed.
[0021]
Embodiment 2 FIG.
The second embodiment shown in FIG. 2 also relates to a method of manufacturing a stator core and a stator of a resin-molded electric motor similarly to the first embodiment, and has the same basic configuration as the first embodiment. Therefore, the same reference numerals are used for the same parts as in the first embodiment, and the description thereof is omitted.
[0022]
The stator 2 of the second embodiment shown in FIG. 2 has a small outer diameter except for some of the cores 3, 4 of the stator core 1 on the side closer to the printed wiring board 7, The reference surface 18 is formed on the outer peripheral portion of the stator core 1 by the step portion 10 whose outer diameter changes. A reference surface 15 is also provided at a position corresponding to the movable mold 12. By forming the reference surface 18 on the outer peripheral portion in this way, the area of the reference surface 18 can be made large and a stable reference can be obtained. Other configurations and manufacturing methods are the same as those of the first embodiment, and the same operation and effects as those of the first embodiment can be obtained. When there is a limit on the outer diameter, the shape of the step portion 10 may be changed within the limit.
[0023]
Embodiment 3 FIG.
Embodiment 3 shown in FIG. 3 also relates to a method of manufacturing a stator core and a stator of a resin-molded electric motor, similarly to Embodiment 1, and has the same basic configuration as Embodiment 1. Therefore, the same reference numerals are used for the same parts as in the first embodiment, and the description thereof is omitted.
[0024]
The stator 2 according to the third embodiment shown in FIG. 3 includes, at an arbitrary position where the winding 5 of the stator core 1 is not wound, the number of the cores 4 on the side closer to the printed circuit board 7 among the cores 3 and 4. Except for a single piece, a hole 26 penetrating the other iron core 3 is provided, and the bottom of the hole 26 forms the reference surface 18. The movable side mold 12 is also provided with a reference surface 15 which protrudes into the hole 26 and abuts against the reference surface 18 at a position corresponding thereto. By forming the reference surface 18 within the radial thickness of the stator core 1 in this manner, a stable reference can be created without being restricted by the inner and outer diameters of the stator core 1. Other configurations and manufacturing methods are the same as those of the first embodiment, and the same operation and effects as those of the first embodiment can be obtained.
[0025]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description of the embodiment, according to the first, second and third aspects of the present invention, even when the number of stacked layers increases, the printed wiring board is not moved from the reference surface of the resin mold. Thus, it is possible to obtain a stator core of a resin-molded electric motor, which can reduce the variation in the distance to the printed wiring board and reduce the risk of breaking the printed wiring board and hindering the soldering.
[0026]
According to each of the fourth, fifth, sixth, and seventh aspects of the present invention, it is possible to produce a stator for a resin-molded electric motor, which can reduce breakage of a printed wiring board and hindrance to soldering. A good production method can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a stator during a molding process and a resin mold according to a first embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a stator during a molding process and a resin mold according to a second embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a stator during a molding process and a resin mold according to a third embodiment.
FIG. 4 is a sectional view showing a conventional resin mold electric motor.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a stator during a molding process of a conventional resin-molded electric motor together with a resin-molding mold.
[Explanation of symbols]
1 stator core, 2 stator, 3 core, 4 iron core, 5 winding, 6 lead wire, 7 printed wiring board, 8 soldering surface, 9 insulating resin, 10 stepped portion, 13 resin mold, 15 reference surface , 18 reference surface, 20 holding surface, 22 molding space, 26 holes.

Claims

外周に溝を有する複数枚のリング状の鉄心の積層により構成された固定子鉄心と、この固定子鉄心に巻装された巻線と、この巻線をリード線に対して電気的に接続するための前記固定子鉄心の積層方向に配設されたプリント配線基板とを有し、これらの外周りを、前記プリント配線基板の前記リード線を半田付けする側の面を残して絶縁樹脂でモールドする樹脂モールド電動機の固定子におけるモールド前の前記固定子鉄心に、樹脂モールド金型の型込め時の基準となる基準面に当接する対基準面を前記プリント配線基板に近い側の鉄心によって構成したことを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子鉄心。A stator core configured by laminating a plurality of ring-shaped cores having grooves on the outer periphery, a winding wound on the stator core, and electrically connecting the winding to a lead wire. And a printed wiring board arranged in the stacking direction of the stator core, and molding the outer periphery of the printed circuit board with an insulating resin except for a surface of the printed wiring board to which the lead wires are to be soldered. The stator core before molding in the stator of the resin-molded electric motor to be formed has a reference surface that is in contact with a reference surface serving as a reference when the resin mold is inserted by the core near the printed wiring board. A stator core for a resin-molded electric motor.

請求項１に記載の樹脂モールド電動機の固定子鉄心であって、鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての内径を大きく構成し、内径が変化する段差部により対基準面を構成したことを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子鉄心。The stator core of the resin-molded electric motor according to claim 1, wherein the inner diameter of the core except for a few of the iron cores on the side closer to the printed wiring board is configured to be large, and the reference surface is formed by a step portion whose inner diameter changes. A stator core of a resin-molded electric motor, characterized in that:

請求項１に記載の樹脂モールド電動機の固定子鉄心であって、鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての外径を小さく構成し、外径が変化する段差部により対基準面を構成したことを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子鉄心。The stator core of the resin-molded electric motor according to claim 1, wherein an outer diameter of the iron core is reduced except for a few of the iron cores on a side close to a printed wiring board, and the outer diameter is changed by a stepped portion. A stator core for a resin-molded electric motor, characterized by comprising a reference surface.

外周に溝を有する複数枚のリング状の鉄心の積層により構成された固定子鉄心と、この固定子鉄心に巻装された巻線と、この巻線をリード線に対して電気的に接続するための前記固定子鉄心の積層方向に配設されたプリント配線基板とを有し、これらの外周りを、前記プリント配線基板の前記リード線を半田付けする側の面を残して絶縁樹脂でモールドした樹脂モールド電動機の固定子を製造するにあたり、絶縁樹脂でモールドする前の前記固定子鉄心に、樹脂モールド金型の型込め時の基準となる基準面に当接する対基準面を前記プリント配線基板に近い側の鉄心によって構成し、この対基準面と前記プリント配線基板の半田付けする面とが前記樹脂モールド金型の成形空間側の面に当るようにしておいて前記絶縁樹脂を成形空間に注入してモールドすることを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子の製造方法。A stator core configured by laminating a plurality of ring-shaped cores having grooves on the outer periphery, a winding wound on the stator core, and electrically connecting the winding to a lead wire. And a printed wiring board arranged in the stacking direction of the stator core, and molding the outer periphery of the printed circuit board with an insulating resin except for a surface of the printed wiring board to which the lead wires are to be soldered. In manufacturing the stator of the resin-molded electric motor, the stator core before being molded with the insulating resin is provided with a reference surface that is in contact with a reference surface serving as a reference when a resin mold is inserted into the printed wiring board. And the surface to be soldered of the printed wiring board is brought into contact with the surface on the molding space side of the resin mold so that the insulating resin is formed in the molding space. Inject Method for manufacturing a stator of the resin mold motor, characterized in that the mold.

請求項４に記載の樹脂モールド電動機の固定子の製造方法であって、鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての内径を大きく構成し、内径が変化する段差部により対基準面を構成することを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子の製造方法。5. The method of manufacturing a stator for a resin-molded electric motor according to claim 4, wherein the inner diameter of the iron core is increased except for a few of the iron cores on the side closer to the printed wiring board, and the stepped portion having a changed inner diameter is formed. A method for manufacturing a stator of a resin-molded electric motor, comprising a reference plane.

請求項４に記載の樹脂モールド電動機の固定子の製造方法であって、鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いての外径を小さく構成し、外径が変化する段差部により対基準面を構成することを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子の製造方法。5. The method for manufacturing a stator of a resin-molded electric motor according to claim 4, wherein the outer diameter of the iron core is reduced except for a few of the iron cores on the side closer to the printed wiring board, and the stepped portion in which the outer diameter changes is provided. A method for manufacturing a stator of a resin-molded electric motor, comprising:

請求項４に記載の樹脂モールド電動機の固定子の製造方法であって、固定子鉄心の巻線の巻かれない位置に、鉄心のうちのプリント配線基板に近い側の数枚を除いて貫通する穴を設け、この穴の穴底により対基準面を構成することを特徴とする樹脂モールド電動機の固定子の製造方法。The method for manufacturing a stator of a resin-molded electric motor according to claim 4, wherein the stator core is penetrated to a position where the winding of the stator core is not wound, except for some of the cores on the side close to the printed circuit board. A method for manufacturing a stator of a resin-molded electric motor, wherein a hole is provided, and a bottom surface of the hole forms a reference surface.