JP3564410B2

JP3564410B2 - Vehicle air conditioner

Info

Publication number: JP3564410B2
Application number: JP2001061857A
Authority: JP
Inventors: 友樹井澤; 勝成城山; 良作秋元
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 2001-03-06
Filing date: 2001-03-06
Publication date: 2004-09-08
Anticipated expiration: 2016-07-19
Also published as: JP2001233040A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は乗用車に用いて好適な車両用空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
本願出願人は図２ないし図４に示す車両用空気調和装置について特願平７−３１０７２６号により特許出願した。
センターコンソール内に埋設されるケーシング１の内部にはエバポレータ４、エアミックスダンパ６、ヒータ５、吹出モード切換ダンパ１０等が配設されている。エバポレータ４はケーシング１の下部にその空気吸込口２５に向かって次第に立ち上がるように傾斜した姿勢で取り付けられている。
【０００３】
ヒータ５はケーシング１内の片側に偏寄した位置に若干傾斜した姿勢で配設されている。エアミックスダンパ６はヒータ５の上流側に配設され、ガイド２６に案内されて空気流れ方向と交わる方向にスライドする。吹出モード切換ダンパ１０はヒータ５の上方のエアミックス領域に水平軸まわりに回転可能に配設されている。
【０００４】
このダンパ１０は、図４に示すように、全体として中空樽状をなし、その円筒部１０ａには周方向に所定の間隔を隔てて常時エアミックスダンパ領域に連通する取入口１１、デフロスト出口１２及びフェース出口１３が形成され、その両端板１０ｂ、１０ｃにはそれぞれ扇形状のフート出口１４が形成されるとともにその中央部に回転軸１５が突設されている。この回転軸１５はケーシング１の左右両側壁１ｂ、１ｃに軸承されている。
【０００５】
また、ケーシング１には円筒部１０ａの外周面に周方向に所定の間隔を隔てて近接することによってシール部を形成する突出部１６ａ、１６ｂ、１６ｃが形成されている。そして、ケーシング１の上面１ａには突出部１６ａと１６ｂとの間に位置するようにフェース吹出口２が形成され、突出部１６ｂと１６ｃとの間に位置するようにデフロスト吹出口３が形成され、ケーシング１の左右両側壁１ｂ、１ｃにはそれぞれフート出口１４と整合しうるフート吹出口１９が形成されている。
【０００６】
そして、ケーシング１にはフェース吹出口２に連通するようにフェースダクト２１が、デフロスト吹出口３に連通するようにデフロストダクト２２が、フート吹出口１９に連通するようにフートダクト２３がそれぞれ連結されている。
以上のように構成された空気調和装置の運転時、図示しないブロアによって付勢された車室内空気又は／及び外気が空気吸込口２５からケーシング１内に流入し、エバポレータ４を流過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却される。
【０００７】
この空気はエアミックスダンパ６によって分流され、エアミックスダンパ６の右側を流過した空気はヒータ５に入りここでエンジン冷却水と熱交換することによって加熱された後、エアミックスダンパ６の左側に形成されヒータ５をバイパスするバイパス通路２７を流過した空気と合流して所定温度の調和空気となる。
【０００８】
この調和空気はダンパ１０の取入口１１を通ってその内部に入り、ダンパ１０を回転軸１５まわりに回転することによって選択された吹出口２、３、１９のいずれか１又は２から吹き出される。
即ち、ダンパ１０が図２に示す回転角度位置を占めている場合には、調和空気はフェース出口１３、フェース吹出口２、フェースダクト２１を通って車室内乗員の上半身に向かって吹き出される。
【０００９】
ダンパ１０を図２において反時計方向に若干回動すると、フェース出口１３が部分的に閉塞され、かつ、フート出口１４が部分的にフート吹出口１９に整合するので、調和空気の一部がフェース吹出口２から吹き出されると同時に残部がフート出口１４、フート吹出口１９、フートダクト２３を通って車室内乗員の足元に向かって吹き出される。
【００１０】
ダンパ１０を更に反時計方向に回動すると、フェース出口１３とフェース吹出口２との連通が遮断され、フート出口１４のみがフート吹出口１９と整合するので調和空気はフート吹出口１９のみから吹き出される。
【００１１】
ダンパ１０を更に回動すると、フート出口１４とフート吹出口１９とが部分的に整合すると同時にデフロスト出口１２がデフロスト吹出口３と部分的に連通するので、調和空気の一部がフート吹出口１９から吹き出されると同時に残部がデフロスト出口１２、デフロスト吹出口３、デフロストダクト２２を通ってフロントガラス等の内面に向かって吹き出される。
【００１２】
ダンパ１０を更に回動すると、フート出口１４とフート吹出口１９との整合が遮断され、デフロスト出口１２のみがデフロスト吹出口３と整合するので、調和空気はデフロスト吹出口３のみから吹き出される。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置においては、ヒータ５を通過して再熱された温風とヒータ５をバイパスしてバイパス通路２７を流れた冷風を十分に合流、混合させることができず、従って、これらを十分に混合するためにはエアミックス領域、ひいてはケーシング１を大きくする必要があった。
本発明はヒータ及びバイパス通路を通過した空気の合流、混合を促進し、エアミックス領域を小型化可能にした車両用空気調和装置を提供することを課題としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、ケーシング内に形成された空気流路中に空気を冷却するエバポレータと、このエバポレータで冷却された空気を再熱するヒータと、上記エバポレータで冷却された空気を前記ヒータをバイパスして流すバイパス通路と、上記エバポレータとヒータとの間に設けられ、空気の流れ方向と交わる方向にスライドして上記バイパス通路を通る空気と上記ヒータを通る空気の量を調整するスライド式エアミックスダンパとを具備するとともに、上記バイパス通路を通過した空気の流れ方向を調整可能な補助風向変更手段を設け、当該補助風向変更手段は、上記スライド式エアミックスダンパがマックスクールの位置にある時に上記スライド式エアミックスダンパに対しほぼ垂直となり、上記スライド式エアミックスダンパがマックスホットの位置にある時にほぼ水平となる車両用空気調和装置を提供する。
【００１５】
本発明による車両用空気調和装置では、ヒータをバイパスするバイパス通路を通過した空気の流れ方向を調整可能な補助風向変更手段が設けられているので、エバポレータで冷却されてバイパス通路を通った空気の流れ方向を調整して、ヒータを通った空気の流れに対し良好に合流、混合するように流すことができる。従って、本発明の車両用空気調和装置では、ヒータを通った空気と、ヒータをバイパスした冷却空気との合流、混合を行なわせるエアミックス領域を小型化することができる。
また、本発明による車両用空気調和装置では、バイパス側の補助風向変更手段は、マックスクール時に最大風量を確保し、マックスホット時はバイパス通路を閉じて、それぞれを効率的にマックスクールとマックスホットの状態にする。
【００１６】
また、本発明は、前記課題を解決するため、ケーシング内に形成された空気流路中に空気を冷却するエバポレータと、このエバポレータで冷却された空気を再熱するヒータと、上記エバポレータで冷却された空気を前記ヒータをバイパスして流すバイパス通路と、上記エバポレータとヒータとの間に設けられ、空気の流れ方向と交わる方向にスライドして上記バイパス通路を通る空気と上記ヒータを通る空気の量を調整するスライド式エアミックスダンパとを具備するとともに、上記ヒータを通過した空気の流れ方向を調整可能な補助風向変更手段を設け、当該補助風向変更手段は、上記スライド式エアミックスダンパがマックスクールの位置にある時に上記ヒータに添接し、上記スライド式エアミックスダンパがマックスホットの位置にある時に上記ケーシングの側壁に添接する車両用空気調和装置を提供する。
【００１７】
本発明によるこの車両用空気調和装置では、エバポレータを通ったあと、ヒータで再熱された空気の流れ方向を調整可能な補助風向変更手段が設けられているので、ヒータで再熱された空気の流れ方向を調整して、ヒータをバイパスした空気の流れに対し良好に合流、混合するように流すことができる。
従って、本発明の車両用空気調和装置では、ヒータを通った空気と、ヒータをバイパスした冷却空気との合流、混合を行なわせるエアミックス領域を小型化することができる。
また、本発明による車両用空気調和装置では、ヒータ側の補助風向変更手段は、マックスホット時は最大風量を確保し、マックスクール時はヒータに添接して閉じ、それぞれを効率的にマックスホットとマックスクールの状態にする。
【００１８】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態が図１に示されている。ヒータ５の出口側の右端には水平軸３１まわりに回動する補助ダンパ３２が配設され、また、ヒータ５をバイパスするバイパス通路２７の出口側の左端には水平軸３３まわりに回動する補助ダンパ３４が配設されている。
他の構成は図４ないし図６に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【００１９】
補助ダンパ３２及び３４は、それぞれ、本発明における補助風向変更手段を構成し、エアミックスダンパ６と連動して水平軸３１、３３まわりに図示の範囲で回動する。
そして、エアミックスダンパ６が図の左端に移動したマックスホット時には、補助ダンパ３２はケーシング１の側壁に添接し、補助ダンパ３４は水平位置を占める。逆にエアミックスダンパ６が図の右端に移動したマックスクール時には、補助ダンパ３２はヒータ５に添接し、補助ダンパ３４はほぼ垂直となる。
【００２０】
一方、エアミックスダンパ６が図示の中間位置にあるときは図示の位置を占め、ヒータ５を通過した空気及びバイパス通路２７を通過した空気の主流方向を、それぞれ、これら空気の合流、混合が促進される方向に変更するようになっている。
従って、エアミックスダンパ６が中間の温調域にあるとき、ヒータ５を通過した温風の主流は補助ダンパ３２により左側に指向されると同時にバイパス通路２７を通過した冷風の主流は補助ダンパ３４により右側に指向されるので、これら冷風と温風は互いに合流して十分に混合して所定温度の調和空気となってダンパ１０によって選択された吹出口２、３、１９の１つ又は２つから車室内に吹き出される。
【００２１】
【発明の効果】
本発明においては、ヒータ又はバイパス通路を通過した空気の流れ方向を合流混合が促進される方向に変更する補助風向変更手段を設けたため、ヒータを通過した温風とバイパス通路を通過した冷風の合流、混合が促進され、エアミックス領域を小形化してケーシング１の小形化に資することができる。
【００２２】
補助風向変更手段を、ヒータの出口側又はバイパス通路の出口側の一側に設置され、エアミックスダンパと連動して角度が調整されてヒータ及びバイパス通路を通過した空気の主流方向を合流、混合が促進される方向に変更する補助ダンパにより構成すれば、この補助ダンパによりヒータ又はバイパス通路を通過した空気の主流方向を合流、混合が促進される方向に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態を示す断面図。
【図２】従来の車両用空気調和装置を示す図３のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図３】図２のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図４】従来の車両用空気調和装置の吹出モード切換ダンパの斜視図。
【符号の説明】
１ケーシング
２フェース吹出口
３デフロスト吹出口
４エバポレータ
５ヒータ
６エアミックスダンパ
１０吹出モード切換ダンパ
１１取入口
１２デフロスト出口
１３フェース出口
１４フート出口
１５回転軸
１９フート吹出口
２１フェースダクト
２２デフロストダクト
２３フートダクト
２５空気吸込口
２６ガイド
２７バイパス通路
３１水平軸
３２補助風向変更手段
３３水平軸
３４補助風向変更手段 [0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle air conditioner suitable for use in a passenger car.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has filed a patent application for the vehicle air conditioner shown in FIGS. 2 to 4 with Japanese Patent Application No. 7-310726.
An evaporator 4, an air mix damper 6, a heater 5, a blowout mode switching damper 10 and the like are disposed inside a casing 1 embedded in the center console. The evaporator 4 is attached to the lower portion of the casing 1 in an inclined position so as to gradually rise toward the air suction port 25.
[0003]
The heater 5 is disposed at a position slightly deviated to one side in the casing 1 with a slightly inclined posture. The air mix damper 6 is disposed on the upstream side of the heater 5 and is guided by the guide 26 and slides in a direction intersecting with the air flow direction. The blowout mode switching damper 10 is disposed in the air mix area above the heater 5 so as to be rotatable around a horizontal axis.
[0004]
As shown in FIG. 4 , the damper 10 has a hollow barrel shape as a whole, and its cylindrical portion 10a has an intake 11 and a defrost outlet 12 which always communicate with the air mix damper region at a predetermined interval in the circumferential direction. A face outlet 13 is formed, and a fan-shaped foot outlet 14 is formed in each of the end plates 10b and 10c, and a rotary shaft 15 is protrudingly provided at a central portion thereof. The rotary shaft 15 is supported on the left and right side walls 1b and 1c of the casing 1.
[0005]
Further, the casing 1 is formed with protrusions 16a, 16b, 16c which form a seal by being close to the outer peripheral surface of the cylindrical portion 10a at a predetermined interval in the circumferential direction. A face outlet 2 is formed on the upper surface 1a of the casing 1 so as to be located between the protrusions 16a and 16b, and a defrost outlet 3 is formed so as to be located between the protrusions 16b and 16c. On the left and right side walls 1b and 1c of the casing 1, there are formed foot outlets 19 which can be aligned with the foot outlets 14, respectively.
[0006]
A face duct 21 is connected to the casing 1 so as to communicate with the face outlet 2, a defrost duct 22 is connected to the defrost outlet 3, and a foot duct 23 is connected to the foot outlet 19. I have.
During operation of the air-conditioning apparatus configured as described above, in the process in which vehicle interior air and / or outside air urged by a blower (not shown) flows into the casing 1 from the air inlet 25 and flows through the evaporator 4. It is cooled by exchanging heat with a refrigerant.
[0007]
This air is diverted by the air mix damper 6, and the air flowing on the right side of the air mix damper 6 enters the heater 5, where it is heated by exchanging heat with engine cooling water. The formed air merges with the air that has flowed through the bypass passage 27 that bypasses the heater 5 to become conditioned air having a predetermined temperature.
[0008]
This conditioned air enters the interior through the inlet 11 of the damper 10 and is blown out from any one of the outlets 2, 3, 19 selected by rotating the damper 10 about the rotation axis 15. .
That is, when the damper 10 occupies the rotation angle position shown in FIG. 2 , the conditioned air is blown out toward the upper body of the passenger in the vehicle compartment through the face outlet 13, the face outlet 2, and the face duct 21.
[0009]
When the damper 10 is slightly rotated counterclockwise in FIG. 2 , the face outlet 13 is partially closed and the foot outlet 14 is partially aligned with the foot outlet 19, so that a part of the conditioned air is At the same time as the air is blown out from the air outlet 2, the remainder is blown out toward the feet of the passenger in the vehicle cabin through the foot outlet 14, the foot air outlet 19, and the foot duct 23.
[0010]
When the damper 10 is further rotated counterclockwise, communication between the face outlet 13 and the face outlet 2 is cut off, and only the foot outlet 14 is aligned with the foot outlet 19, so that conditioned air is blown out only from the foot outlet 19. Is done.
[0011]
When the damper 10 is further rotated, the foot outlet 14 and the foot outlet 19 partially align with each other, and at the same time, the defrost outlet 12 partially communicates with the defrost outlet 3. At the same time, the remainder is blown out toward the inner surface of the windshield or the like through the defrost outlet 12, the defrost outlet 3, and the defrost duct 22.
[0012]
When the damper 10 is further rotated, the alignment between the foot outlet 14 and the foot outlet 19 is cut off, and only the defrost outlet 12 is aligned with the defrost outlet 3, so that the conditioned air is blown out only from the defrost outlet 3.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned conventional apparatus, the warm air reheated through the heater 5 and the cool air flowing through the bypass passage 27 bypassing the heater 5 cannot be sufficiently combined and mixed. Therefore, it was necessary to increase the size of the air mix area and, consequently, the size of the casing 1.
An object of the present invention is to provide an air conditioner for a vehicle that promotes merging and mixing of air that has passed through a heater and a bypass passage, and that can reduce the size of an air mix area.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides an evaporator that cools air in an air passage formed in a casing, a heater that reheats the air cooled by the evaporator, and an air cooled by the evaporator. Is provided between the evaporator and the heater, and the amount of air passing through the bypass passage and the amount of air passing through the heater are adjusted by sliding in a direction intersecting with the direction of air flow. as well as and a slide type air mix damper which, only set an adjustable auxiliary air direction changing means the flow direction of air passing through the bypass passage, the auxiliary air direction changing means, the slide type air mix damper Mack School When it is in the position, it is almost perpendicular to the sliding air mix damper, Damper to provide a vehicle air conditioning system becomes substantially horizontal when in the position of MAX hot.
[0015]
In the vehicle air conditioner according to the present invention, since the auxiliary wind direction changing means capable of adjusting the flow direction of the air passing through the bypass passage bypassing the heater is provided, the air cooled by the evaporator and passed through the bypass passage is provided. The flow direction can be adjusted so that the air flows through the heater so as to be well merged and mixed. Therefore, in the vehicle air conditioner of the present invention, it is possible to reduce the size of the air mix area where the air passing through the heater and the cooling air bypassing the heater are joined and mixed.
Further, in the vehicle air conditioner according to the present invention, the auxiliary wind direction changing means on the bypass side secures the maximum air volume at the time of the max school, closes the bypass passage at the time of the max hot, and efficiently operates the max school and the max hot respectively. State.
[0016]
The present invention also provides an evaporator for cooling air in an air passage formed in a casing, a heater for reheating the air cooled by the evaporator, and a heater for cooling the evaporator. The amount of air passing through the bypass passage and the air passing through the heater, the bypass passage being provided between the evaporator and the heater, and being slid in a direction intersecting the flow direction of the air. And an auxiliary air direction changing means capable of adjusting a flow direction of the air passing through the heater , wherein the auxiliary air direction changing means is a Mac school. When it is in the position, the heater is in contact with the heater, and the slide-type air mix damper is in the max hot position. Sometimes to provide a vehicle air conditioning system which bears against the side wall of the casing.
[0017]
In the vehicle air conditioner according to the present invention, after passing through the evaporator, the auxiliary wind direction changing means capable of adjusting the flow direction of the air reheated by the heater is provided. By adjusting the flow direction, the air can be flowed so as to be satisfactorily merged and mixed with the air flow bypassing the heater.
Therefore, in the vehicle air conditioner of the present invention, it is possible to reduce the size of the air mix area where the air passing through the heater and the cooling air bypassing the heater are joined and mixed.
Further, in the vehicle air conditioner according to the present invention, the auxiliary wind direction changing means on the heater side secures the maximum air volume at the time of max hot, and closes with the heater at the time of max school, thereby efficiently maximizing each of them. Put it in Mac School state.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention is shown in FIG. An auxiliary damper 32 that rotates around a horizontal axis 31 is provided at the right end on the outlet side of the heater 5, and rotates about a horizontal axis 33 at the left end on the outlet side of the bypass passage 27 that bypasses the heater 5. An auxiliary damper 34 is provided.
The other configuration is the same as that of the conventional one shown in FIGS. 4 to 6, and the corresponding members are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0019]
The auxiliary dampers 32 and 34 constitute auxiliary wind direction changing means in the present invention, and rotate around the horizontal shafts 31 and 33 in the illustrated range in conjunction with the air mix damper 6.
When the air mix damper 6 is moved to the left end in the drawing at the time of max hot, the auxiliary damper 32 is in contact with the side wall of the casing 1 and the auxiliary damper 34 occupies a horizontal position. Conversely, at the time of Mac school where the air mix damper 6 has moved to the right end in the figure, the auxiliary damper 32 is in contact with the heater 5 and the auxiliary damper 34 is substantially vertical.
[0020]
On the other hand, when the air mix damper 6 is at the intermediate position shown in the figure, it occupies the position shown in the figure, and the main flow directions of the air passing through the heater 5 and the air passing through the bypass passage 27 are respectively promoted to be merged and mixed. The direction is changed.
Therefore, when the air mix damper 6 is in the middle temperature control region, the main flow of the warm air passing through the heater 5 is directed to the left by the auxiliary damper 32, and the main flow of the cool air passing through the bypass passage 27 is changed to the auxiliary damper 34. The cold air and the hot air are merged with each other and sufficiently mixed to form a conditioned air of a predetermined temperature, and one or two of the outlets 2, 3, 19 selected by the damper 10 From the passenger compartment.
[0021]
【The invention's effect】
In the present invention, since the auxiliary wind direction changing means for changing the flow direction of the air passing through the heater or the bypass passage to a direction in which the combined flow is promoted is provided, the merge of the warm air passing through the heater and the cool air passing through the bypass passage is provided. The mixing is promoted, and the size of the air mix area can be reduced, which contributes to downsizing of the casing 1.
[0022]
The auxiliary wind direction changing means is installed on one side of the exit side of the heater or the exit side of the bypass passage, and the angle is adjusted in conjunction with the air mix damper to merge and mix the main flow direction of the air passing through the heater and the bypass passage. If the auxiliary damper is configured to change in a direction in which air is promoted, the main flow direction of the air that has passed through the heater or the bypass passage can be changed by the auxiliary damper to a direction in which merging and mixing are promoted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the conventional vehicle air conditioner, taken along line AA of FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along the line BB of FIG . 2 ;
FIG. 4 is a perspective view of a blowout mode switching damper of a conventional vehicle air conditioner .
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 1 casing 2 face outlet 3 defrost outlet 4 evaporator 5 heater 6 air mix damper 10 blowing mode switching damper 11 intake 12 defrost outlet 13 face outlet 14 foot outlet 15 rotation shaft 19 foot outlet 21 face duct 22 defrost duct 23 foot duct 25 air inlet 26 guide 27 bypass passage 31 horizontal axis 32 auxiliary air direction changing means 33 horizontal axis 34 an auxiliary wind direction changing hands stage

Claims

ケーシング内に形成された空気流路中に空気を冷却するエバポレータと、このエバポレータで冷却された空気を再熱するヒータと、上記エバポレータで冷却された空気を前記ヒータをバイパスして流すバイパス通路と、上記エバポレータとヒータとの間に設けられ、空気の流れ方向と交わる方向にスライドして上記バイパス通路を通る空気と上記ヒータを通る空気の量を調整するスライド式エアミックスダンパとを具備するとともに、上記バイパス通路を通過した空気の流れ方向を調整可能な補助風向変更手段を設け、当該補助風向変更手段は、上記スライド式エアミックスダンパがマックスクールの位置にある時に上記スライド式エアミックスダンパに対しほぼ垂直となり、上記スライド式エアミックスダンパがマックスホットの位置にある時にほぼ水平となることを特徴とする車両用空気調和装置。An evaporator that cools air in an air passage formed in the casing, a heater that reheats the air cooled by the evaporator, and a bypass passage that allows the air cooled by the evaporator to bypass the heater. And a slide-type air mix damper provided between the evaporator and the heater to adjust the amount of air passing through the bypass passage and the amount of air passing through the heater by sliding in a direction intersecting with the direction of air flow. , only set an adjustable auxiliary air direction changing means the flow direction of air passing through the bypass passage, the auxiliary air direction changing means, the slide type air mix damper when the slide type air mix damper is positioned Mac School With the sliding air mix damper at the Max Hot position. Sometimes substantially air conditioning apparatus for a vehicle, characterized in that the horizontal.

ケーシング内に形成された空気流路中に空気を冷却するエバポレータと、このエバポレータで冷却された空気を再熱するヒータと、上記エバポレータで冷却された空気を前記ヒータをバイパスして流すバイパス通路と、上記エバポレータとヒータとの間に設けられ、空気の流れ方向と交わる方向にスライドして上記バイパス通路を通る空気と上記ヒータを通る空気の量を調整するスライド式エアミックスダンパとを具備するとともに、上記ヒータを通過した空気の流れ方向を調整可能な補助風向変更手段を設け、当該補助風向変更手段は、上記スライド式エアミックスダンパがマックスクールの位置にある時に上記ヒータに添接し、上記スライド式エアミックスダンパがマックスホットの位置にある時に上記ケーシングの側壁に添接することを特徴とする車両用空気調和装置。An evaporator that cools air in an air passage formed in the casing, a heater that reheats the air cooled by the evaporator, and a bypass passage that allows the air cooled by the evaporator to bypass the heater. And a slide-type air mix damper provided between the evaporator and the heater to adjust the amount of air passing through the bypass passage and the amount of air passing through the heater by sliding in a direction intersecting with the direction of air flow. An auxiliary wind direction changing means for adjusting a flow direction of air passing through the heater, the auxiliary air direction changing means abutting on the heater when the slide type air mix damper is at the position of the mac school, and that bears against the side wall of the casing when the formula air mixing damper is in the position of MAX hOT The vehicle air conditioning apparatus according to claim.