JP3562881B2 - 貯湯容器の湯量検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気式のヒータなどで内部に入れた湯水を加温し使用する貯湯容器内の湯水の量を検知して、ヒータを適宜制御する貯湯容器の湯量検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気式のヒータなどで内部の湯水を加温して使用する貯湯容器においては、長時間ヒータを入れた状態にしておくと、湯水が蒸発してしまうことがあり、水位計などを設けてその水位を検知して、水がなくなると給水しなければならない。
【0003】
しかしながら、水位計を常に見ていることは不可能であり、しかも水位計で湯水の量を視認する際に見誤るという恐れがあり、空焼き状態になるという問題があった。
一方、電気式のヒータを設けてその湯水の温度を例えば70℃前後の一定温度に安定して保温しながら使用する従来の貯湯容器では、そのヒータを制御するため容器の側部もしくは底部に温度センサーを設けて、湯水を70℃前後に安定するように制御している。
【0004】
そこで、本発明者等は上記の温度センサーを使用して内部の湯水がなくなっているかどうかを検知してヒータを制御することに着目して種々実験及び考察を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち、湯わかし時において、貯湯容器のタンク内の湯水が多い時は、例えば70℃前後の一定温度に到達するまでヒータによる熱を必要とする時間が長く、また湯水が少ない時は、上記の熱を必要とする時間は短い。
【0005】
そこで、上記の立上り時間を見れば、水が非常に少ない、もしくは空焼き状態であることがわかる。
一方、保温時については、タンク内に充分湯水がある時、同じワット数の電力をヒータに通電して70℃前後の一定温度に保つには長い時間を要するのに対し、タンク内の湯水が少ない時には、同じワット数のヒータへの通電で短い時間で一定温度にすることができる。
【0006】
そこで、ヒータをオンにしている時間と、オフにしている時間の比率である通電率と、通電時間とを検知することでタンク内の湯水が多いか少ないか、そして空焼きかを知ることができる。
従って、上記の通電率と通電時間及び立ち上がり時間に基づいてヒータを適宜制御することにより、給水が必要であるか、空焼き状態であるかを知らせることが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされたものであり、貯湯容器内の湯温のセンサーと、ヒータ通電率を用いて立ち上がり時間を知り、貯湯容器内の湯水の空焼き、湯水の量を適切に検知できる貯湯容器の湯量検知装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の貯湯容器の湯量検知装置は、タンク内に入れた湯水を加温するメインヒータと保温ヒータ及びその湯水の温度を検出するセンサーを設けた貯湯容器に、給水ランプと空焼きランプを設けると共に、スタート時にリセットして、(メインヒータ、保温ヒータ、空焼き、給水ランプはオフのまま)センサーの温度が設定温度の95%前後以下ならメインヒータ及び保温ヒータをオンにし、設定温度の95%前後以上なら保温ヒータを通電制御し、設定温度に保つ処理に移り、メインヒータ及び保温ヒータをオンにしている時、温度センサーの単位時間当りの立上りが一定値以上なら空焼きランプを点灯もしくは点滅させ、全ヒータをオフ状態にして停止し、立上りが一定値以下なら、設定温度前後以下かを判断し、設定温度前後以下ならメインヒータと保温ヒータをオンする処理に戻り、設定温度前後以上ならメインヒータと、保温ヒータをオフにし、保温処理に移る。保温処理では設定温度前後以上なら保温ヒータをオフし、設定温度前後以下なら保温ヒータをオンにし続け、湯温を安定さるため一定時間又は一定オン−オフ回数経過するまでリセット直後の状態に戻し、保温ヒータの通電率が水がごく少ない時の通電率以下の値なら空焼きランプを点灯もしくは点滅させ、全ヒータをオフ状態にして停止し、通電率が一定値以上なら保温ヒータの単位時間当りの通電率が給水必要通電率前後以下の場合は給水ランプを点灯もしくは点滅させ、前記リセット直後にもどし保温ヒータの通電率が給水必要通電率前後より大きければ給水ランプをオフし、リセット直後の状態にもどす制御ユニットを設けた貯湯容器の湯量検知装置からなる。
【0009】
以上の構成からなる湯量検知装置の制御回路によれば、保温用ヒータの通電率を検知することにより保温時のタンク内の湯水が多いか、または少ないかを知り、またメインヒータによる湯温の立ち上り時間を検知して湯わかし時の空焼き状態であるかを、又は水が極端に少なくはないのかを知ることができ、それらの状態で、給水ランプまたは空焼きランプを点灯表示すると共に、ヒータのオン、オフを適切に制御することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施例に係る貯湯容器の湯量検知装置を説明するが、図1はその湯量検知装置のシステムブロック図であり、図2は図1の装置の制御回路の制御動作を示すフローチャートである。
図1において、この湯量検知装置は、電気式のヒータでタンク内に入れた湯水を加温する電気式の貯湯容器に採用されるものであり、タンクの底部にはその湯水を加温するメインヒータ4と保温ヒータ5とが設けられ、それぞれ電源から通電されるようになっており、一方、そのタンクの側部には、タンク内の湯水の温度を検出するセンサー3が設けられると共に、その貯湯容器の外表面部には給水ランプ1と空焼きランプ2とが設けられており、さらにマイクロコンピュータにより形成された制御ユニット20と、ヒータ制御部12が設けられている。
【0011】
この制御ユニット20には、定電圧電源回路13を介して所定電流電圧の動作電源が供給されると共に、A/Dコンバータ14を介してセンサー3から湯水温度の検出データが入力されるようになっている。
また、上記制御ユニット20内には、センサー3からの検出データにより立ち上り時間を監視する立ち上がり監視部21と、ヒータへの通電率を監視する通電率監視部22とが内蔵されている。なお、両監視部はソフト的でも、ハード的でもよい。
【0012】
次に、上記の構成からなる貯湯容器の湯量検知装置の制御動作につき図2のフローチャートで説明すれば、まず、この装置をスタートすると、スタート時にリセットして、(メインヒータ4、保温ヒータ5、空焼きランプ2、給水ランプ1はオフのまま)温度センサー3の温度が設定温度の95%である65℃前後以下ならメインヒータ4及び保温ヒータ5をオンにし、設定温度の95%である65℃前後以上なら保温ヒータ5を通電制御し、設定温度である70℃湯温に保つ保温処理に移る。
【0013】
メインヒータ4及び保温ヒータ5をオンにしている時、温度センサー3の単位時間当りの立上りが一定値以上なら、空焼きランプを点灯もしくは点滅させ、全ヒータ4,5をオフ状態にして停止し、一定値以下なら、温度センサーが設定温度である70℃前後以下かを判断し、以下なら、全ヒータ4,5をオンするところへ戻り、以上ならメインヒータ4と保温ヒータ5オフにし、保温処理に移る。保温処理では70℃前後以上なら保温ヒータ5をオフし、70℃前後以下なら保温ヒータ5をオンにし続けた後、一定時間又は一定オン−オフ回数経過するまでリセット直後の状態に戻し、保温ヒータ5の通電率が水がごく少ない時の通電率以下の値なら空焼きランプ2を点灯もしくは点滅させ、全ヒータ4,5をオフ状態にして停止し、通電率が一定値以上なら保温ヒータ5の単位時間当りの通電率が給水必要通電率前後以下の場合は給水ランプ1を点火もしくは点滅させ、前記リセット直後にもどし保温ヒータ5の通電率が給水必要通電率前後より大きければ給水ランプ1をオフし、リセット直後の状態にもどす制御ユニットを設けた貯湯容器の湯量検知装置からなる。
【0014】
【発明の効果】
以上に説明した本発明の貯湯容器の湯量検知装置によれば、貯湯容器内の湯水の温度センサーと、ヒータをオンにする時間とオフにする時間との通電率を用いて、貯湯容器内の湯水の空焼き及び湯水の量を適切に検知し、それを空焼きランプ及び給湯ランプで表示することができ、貯湯容器の空焼きを防止することができ、貯湯容器を常に安定した状態に制御して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湯温検知装置の一実施例に係るシステムブロック図である。
【図2】図1の装置の制御回路の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 給水ランプ 2 空焼きランプ
3 センサー 4 メインヒータ
5 保温ヒータ 20 制御ユニット

Claims (1)

  1. タンク内に入れた湯水を加温するメインヒータと保温ヒータ及びその湯水の温度を検出するセンサーを設けた貯湯容器に、給水ランプと空焼きランプを設けると共に、スタート時にリセットして、センサーの温度が設定温度の95%以下ならメインヒータ及び保温ヒータをオンにし、設定温度の95%以上なら保温ヒータを通電制御し、設定温度に保つ処理に移り、メインヒータ及び保温ヒータをオンにしている時、温度センサーの単位時間当りの立上りが一定値以上なら空焼きランプを点灯もしくは点滅させ、全ヒータをオフ状態にして停止し、立上りが一定値以下なら、設定温度前後以下かを判断し、設定温度前後以下ならメインヒータと保温ヒータをオンする処理に戻り、設定温度前後以上ならメインヒータと、保温ヒータをオフにし、保温処理に移る。保温処理では設定温度前後以上なら保温ヒータをオフし、設定温度前後以下なら保温ヒータをオンにし続け、湯温を安定させるため一定時間又は一定オン−オフ回数経過するまでリセット直後の状態に戻し、保温ヒータの通電率が水がごく少ない時の通電率以下の値なら空焼きランプを点灯もしくは点滅させ、全ヒータをオフ状態にして停止し、通電率が一定値以上なら保温ヒータの単位時間当りの通電率が給水必要通電率前後以下の場合は給水ランプを点灯もしくは点滅させ、前記リセット直後にもどし保温ヒータの通電率が給水必要通電率前後より大きければ給水ランプをオフし、リセット直後の状態にもどす制御ユニットを設けた貯湯容器の湯量検知装置。
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