JP3560337B2 - タグ及びタグ付き容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料を充填した容器に装着するタグ及びタグ付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開昭59−62451号公報(第1の従来技術)には、ビールを充填した不透明容器の胴部に示温インクでマークを施し、ビールの温度を感知して示温マークの色が変化するようにした技術が開示されている。この示温インクは、感知する温度に応じて色が可逆的に変化する可逆性インクであり、インクの色の変化により容器内のビールが飲み頃の温度であるか否か表示しようとするものである。特開平11−140339号公報(第2の従来技術)には、缶入り飲料のラベルに不可逆性の示温材(不可逆性インク)を含ませ、所定温度以上になるとラベルが発色する技術が開示されている。この公報に開示の技術では、ラベルが一旦所定温度を感知すると発色し、その後に感知温度が常温に戻っても発色が戻らない不可逆性インクを用いたものであり、これにより、缶入り飲料の温度履歴を管理しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した第1の従来技術は、ビールの冷却温度を表示するものであるが、ビールの容器は缶又はビンに限られており、樹脂容器入り飲料については感知温度に応じて色が変化するというものが従来なかった。また、第1の従来技術では冷却状態に応じて色が変化するものであり、加温状態に応じて色が変化するものではない。
一方、第2の従来技術では、不可逆性インクを用いて温度履歴を管理しているが、不可逆性インクは光の影響を受けやすいため、光が透過しやすい透明な樹脂容器には用いることができない。また、光が当り難い缶の底に不可逆性インクで印字することが公知であるが、底部には印字し難くいとともに容器を横に倒した状態で冷却や加温販売する場合には底部が光を受けるので、温度履歴の信頼性に劣るという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、容器の種類や販売形態を問わずに加温状態が視覚により検知可能であるとともに信頼性の高い温度履歴を記録することができるタグ及びタグ付き容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、飲料が充填された容器に装着されるタグであって、基材と遮光シートとを備え、基材の表面には第1画像領域と第2画像領域とが設けられており、第1画像領域は感知温度に応じて色が可逆的に変化する可逆性インク画像を備え、第2画像領域は感知温度に応じて色が不可逆的に変化する不可逆性インク画像を備え、第2画像領域を遮光シートで覆っていることを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載の発明では、所定の温度を感知すると可逆性インク画像の色が変化して飲料の加温又は冷却状態を視覚により検知することができ、消費者等が飲料の飲み頃温度を知ることができる。この可逆性インク画像は、再び温度が所定温度範囲外になった場合、例えば常温に戻った場合には、インクの色が元に戻る。
一方、第2画像領域の不可逆性インク画像は、所定温度になった場合に色が変化するが、不可逆性インクは感知温度が再び所定温度外、例えば常温に戻った場合には変化した色が戻らない。この不可逆性インク画像は光(太陽光や蛍光灯の光)の影響を受けるとその温度変化特性が劣化するが、本発明では不可逆性インク画像を遮光シートで覆っているので、光の影響を受けることがない。特に、販売時や陳列時に容器を横にした場合にも光の影響を受けることがなく、遮光シートを剥がさない限り温度履歴を正確に把握することができ、温度履歴の信頼性が高い。
また、遮光シートは必要に応じて遮光シートを引き剥がすことで温度履歴を確認することができる。例えば、遮光シートが不透明材であれば、引き剥がして温度履歴を確認することになるが、遮光シートが紫外線のみをカットする透明シート(UVシート)の場合には遮光シートを引き剥がすことなく温度履歴の確認ができる。換言すれば、遮光シートは、不透明部材でもよいが、紫外線のみをカットする透明部材であってもよい。
不可逆性インク画像はタグに設けており容器に直接印字していないので、印字が容易であり、且つ容器への取り付け位置も自由に選択することができる。
【0007】
本発明において、可逆性インク画像及び不可逆性インク画像は、それぞれ模様であってもよいし、文字でもよいし、下地色であってもよい。
本明細書において、色には有彩色のほか、白や黒の無彩色や透明も含むものである。
【0008】
可逆性インクとしては、結晶型の転移方式、電子の授受機構方式、液晶現象方式、PH変化方式のものがあり、その使用目的により使いわけることができる。可逆性インクの具体例として、電子の授受機構方式を利用したものでは、主に屋内で使用される玩具類、お風呂用品、包装材料、シール等に使用されている公知の可逆性インク等がある。
【0009】
不可逆性インクとしては、熱分解方式、昇華現象方式、化学反応方式、溶融現象方式、電子授受方式、PH変化方式のものがあり、具体例としては、架線の端子や接続部分、梱包した製品の輸送中の温度測定、殺菌、減菌などの加熱処理の確認やチェック等に使用されている公知の不可逆性インク等がある。
基材は不透明なものであっても良いし、透明なものであっても良い。
タグは、容器に接着剤により貼付してもよいが、紐や輪ゴム等で容器に掛けるものであってもよい。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、基材の第1画像領域に剥離可能に設けた表示シートを備え、可逆性インク画像は表示シートの表面に描かれていることを特徴とする。
【0011】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、可逆性インク画像は基材と別体の表示シートに形成しているので、表示シートのみを引き剥がして他の物品等に使用することができる。特に、可逆性インク画像は再現可能であるから、そのまま表示シートをタグから剥がして任意の物品に用いて再利用できる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、可逆性インク画像及び不可逆性インク画像は常温よりも高い所定温度を感知して色が変化することを特徴とする。
【0013】
この請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、加温販売する飲料の加温状態表示を可能にするものであり、加温販売時に、容器に触れることなく視覚により温度が判断できるので、充分暖かいか否かを一つ一つ手にとって確かめる必要がない。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載の発明において、不可逆性インク画像は所定温度を所定期間感知することにより色が変化し、所定温度の感知期間に応じた中間色を呈することを特徴とする。
【0015】
この請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の作用効果を奏するとともに、不可逆性インクの中間色によって所定温度がどの程度の期間続いたかを知ることができ、時間と温度の両者の履歴を管理することができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の発明において、第2画像領域の周囲には、不可逆性インク画像よりも外側に遮光シートの糊しろが設けられていることを特徴とする。
【0017】
この請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれかに記載の作用効果を奏するとともに、不可逆性インクに接着剤が付くことにより温度変化特性に悪影響を与えるのを防止でき、温度履歴の信頼性を更に高めることができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、表示シートと遮光シートとは同一材質の部材であり、ミシン目により分離可能に設けられ又は切り分けられており、いずれか一方を基材に残したまま他方を引き剥がし可能であることを特徴とする。
【0019】
この請求項6に記載の発明では、請求項2に記載の作用効果を奏するとともに、表示シートと遮光シートとのいずれか一方を任意に剥がすことができ、可逆性インク画像の再利用と不可逆性インク画像による温度履歴の確認とを個別に行うことができ、利便性がよい。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、基材の裏面には接着剤が貼付されていることを特徴とする。
【0021】
この請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明と同様作用効果を奏するとともに、タグは任意の飲料容器に貼着により簡単に付与することができ、必要に応じて貼着又は取り外しが容易である。
【0022】
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載のタグを透明容器の胴部又は首部に設けたことを特徴とするタグ付き容器である。
【0023】
この請求項8に記載の発明によれば、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明発明と同様な作用効果を奏するタグ付き容器を提供できる。特に、温度履歴の確認を容器の底部でなく、取扱い易い胴部や首部でおこなうことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかるタグ付き容器の正面図であり、図2は図1の容器の側面図であり、図3はタグの構成を説明する図であり、図4は基材の平面図であり、図5はタグの断面図であり、図6はタグ付き容器の販売状態を説明する斜視図であり、図7はタグの変形例を示す平面図であり、図8は他の実施の形態にかかるタグの平面図である。
【0025】
本実施の形態にかかるタグ付き容器1は、飲料を充填した透明樹脂製容器3の肩部7に加温温度表示(飲み頃温度表示)と温度履歴の記録との2つの機能をあわせ持つタグ5を装着したものである。
容器3は350ml用の耐熱PETボトル(ポリエチレンテレフタレート製ボトル)であり、胴部8、底部10、キャップ12で構成されている。容器3内には飲料がホットパック充填されているが、アセプティック用容器に飲料を無菌充填するものであってもよい。この飲料入り容器3は、図6に示すように店頭の缶ウォーマ14で加温販売されるものである。
【0026】
タグ5は容器3の肩部7に貼られており、タグ5には下部9の裏面に接着剤が付けられて容器3に貼られており、上部11はミシン目13部分から折り曲げられて正面を向くようになっている。
タグ5は、基材15と、表示シート17と、遮光シート19とから構成されており、基材15は第1画像領域21と第2画像領域23との2つの領域に区画されている。本実施の形態では第1画像領域21の方が第2画像領域23よりも広くなっているが、同じとしてもよいし第2画像領域23を広くしてもよい。
【0027】
基材15の第1画像領域21には表示シート17が貼られており、第2画像領域23には遮光シート19が貼られている。
また、基材15の第1画像領域21には商品のキャンペーン、くじや広告等が通常のインクにより記載されているが、この第1画像領域21には何も記載しなくてもよい。
【0028】
第2画像領域23には、文字や模様の不可逆性インク画像25が記載されており、本実施の形態では、インクドットにより文字「H14」が記載されている。この不可逆性インク画像25は、例えば、55℃以下の温度帯では青色を呈し、55℃よりも高い温度が約1ヶ月続くと黄色に変色し、その中間では中間色の緑色に変色するものである。したがって、中間色の色合いから、例えば55℃よりも高い温度が1週間程度続いたのか2週間程度続いたのかを判断でき、温度とその温度が続いた時間についても記録することができるので、品質管理に優れている。
【0029】
基材15には、第1画像領域21及び第2画像領域23の輪郭に沿って、糊しろ27が設けられており(図4参照)、表示シート17及び遮光シート19を貼着する接着剤はこの糊しろ部分のみに塗布されている。したがって、基材15の第1画像領域21と第2画像領域23とに印字された画像に接着剤がついて画像がにじんだり、温度変化特性に接着剤が悪影響を及ぼすのを防止できる。
遮光シート19は不透明部材であり、第2画像領域23を覆うことにより光の影響を受ける不可逆性インク画像25を光から保護して、温度履歴の信頼度を高めている。
【0030】
表示シート17には、その表面(露出面)に、可逆性インク画像29が描かれており、可逆性インク画像29は常温で発色し、所定温度例えば、30℃乃至60℃で色が消えるようになっている。本実施の形態では表示シート17の地色に青色の可逆性インクを用いており、「ABCお茶」の文字は温度により変化しない通常の青色インクで記載されている。この実施の形態では、加温により所定温度に達すると地色が消えて「ABCお茶」の文字が浮き上って見えるものである。
【0031】
表示シート17の裏面には、その縁の一部に接着剤が塗布されており、基材15から引き剥がして他の物品に接着可能であり、他の物品に付け替えて温度変化特性の性質を再利用可能である。表示シート17を基材15から引き剥がす場合には、図3に示すようにミシン目13から表示シート17と遮光シート19とを分離し、基材15から引き剥がす。
同様にして、遮光シート19を引き剥がせば、遮光シート19が覆っている不可逆性インク画像をみることができ、その色や模様の変化により温度履歴を管理することができる。
【0032】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。
例えば、図7に示すように表示シート17に描かれている可逆性インク画像29は、下地色に限らず、模様を構成する一部に用いてもよい。例えば、図7(a)に示すように通常のインク31でカップを描き、可逆性インク画像25は取手を描いて、高温(30℃乃至60)になると、取手を描いた可逆性インク画像25が消えたり、図7(b)に示すように通常インク31で描いた「あったか」の文字を可逆性インク画像25で塗りつぶし、高温になると可逆性インク画像25が消えて「あったか」の文字が浮き上るようにしてもよい。更に、図7(c)に示すように通常のインク31で木の幹や枝を描き、可逆性インク画像25は花や描いて、高温になると、花を描いた可逆性インク画像25が消えるものであってもよい。
【0033】
また、図8に示すように、第1画像領域21には表示シート17を貼らずに可逆性インク画像25を直接描くものであってもよい。
表示シート17と遮光シート19とはミシン目でなく、切り離して別個に基材に貼着されていてもよい。
【0034】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、所定の温度を感知すると第1画像領域の画像の色が変化して飲料の加温又は冷却状態を視覚により検知することができ、消費者等が飲料の飲み頃温度を知ることができるとともに、不可逆性インク画像は遮光シートにより覆われているので光による影響を受けず、容器の種類や販売形態にかかわらず温度履歴を記録でき且つ温度履歴の信頼性も高い。
更に、本発明は感知温度表示と温度履歴との2つの機能を併せ持つタグを提供することができる。
不可逆性インク画像はタグに設けており容器に直接印字していないので、印字が容易であり、且つ容器への取り付け位置も自由に選択することができる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、可逆性インク画像は基材と別体の表示シートに描いているので、表示シートのみを基材から引き剥がして他の物品等に使用することができ、可逆性インク画像の再利用が可能である。
【0036】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、加温販売するものにおいて容器に触れることなく視覚により加温状態を判断できるので、飲料入り容器を一つ一つ手にとって確かめる必要がない。特に、いままでになかった加温販売の温度表示を可能にした。
【0037】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の効果を奏するとともに、不可逆性インク画像は所定温度の感知期間を中間色によって所定温度がどの程度の期間続いたかを知ることができ、時間と温度の両者の履歴を記録することができる。
【0038】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4のいずれかに記載の効果を奏するとともに、接着剤が不可逆性インクに悪影響を与えるのを防止でき、温度履歴の信頼性を更に高めることができる。
【0039】
請求項6に記載の発明によれば、請求項2に記載の効果を奏するとともに、可逆性インク画像が描かれている表示シートと不可逆性インク画像を覆っている遮光シートとのいずれか一方を任意に剥がすことができ、可逆性インク画像の再利用と不可逆性インク画像による温度履歴の確認とを個別に行うことができ、利便性がよい。
【0040】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1乃至6のいずれかに記載の効果を奏するとともに、タグは任意の飲料容器に簡単に付与することができ、必要に応じて貼着又は取り外しが容易である。
【0041】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するタグ付き容器を提供できるとともに、温度履歴の確認を容器の底部でなく、取扱い易い胴部や首部でおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるタグ付き容器の正面図である。
【図2】図1の容器の側面図である。
【図3】タグの構成を説明する図であり、各シートの引き剥がしを説明した斜視図である。
【図4】基材の平面図である。
【図5】タグの断面図である。
【図6】タグ付き容器の販売状態を説明する斜視図である。
【図7】タグの変形例を示す平面図である。
【図8】他の実施の形態にかかるタグの平面図である。
【符号の説明】
1 タグ付き容器
3 容器
5 タグ
13 ミシン目
15 基材
17 表示シート
19 遮光シート
21 第1画像領域
23 第2画像領域
25 不可逆性インク画像
29 可逆性インク画像

Claims (8)

  1. 飲料が充填された容器に装着されるタグであって、基材と遮光シートとを備え、基材の表面には第1画像領域と第2画像領域とが設けられており、第1画像領域は感知温度に応じて色が可逆的に変化する可逆性インク画像を備え、第2画像領域は感知温度に応じて色が不可逆的に変化する不可逆性インク画像を備え、第2画像領域を遮光シートで覆っていることを特徴とするタグ。
  2. 基材の第1画像領域に剥離可能に設けた表示シートを備え、可逆性インク画像は表示シートの表面に描かれていることを特徴とする請求項1に記載のタグ。
  3. 可逆性インク画像及び不可逆性インク画像は常温よりも高い所定温度を感知して色が変化することを特徴とする請求項1又は2に記載のタグ。
  4. 不可逆性インク画像は所定温度を所定期間感知することにより色が変化し、所定温度の感知期間に応じた中間色を呈することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のタグ。
  5. 第2画像領域の周囲には、不可逆性インク画像よりも外側に遮光シートの糊しろが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のタグ。
  6. 表示シートと遮光シートとは同一材質の部材であり、ミシン目により分離可能に設けられ又は切り分けられており、いずれか一方を基材に残したまま他方を引き剥がし可能であることを特徴とする請求項2に記載のタグ。
  7. 基材の裏面には接着剤が貼付されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のタグ。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のタグを透明容器の胴部又は首部に設けたことを特徴とするタグ付き容器。
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