JP3559379B2 - 立上り部用プレハブ防水材、その製造法およびそれを用いたジョイント部の構造 - Google Patents

立上り部用プレハブ防水材、その製造法およびそれを用いたジョイント部の構造 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、立上り部用プレハブ防水材、その製造法およびそれを用いたジョイント部の構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
防水工法は、(1)施工現場で固形のアスファルトを釜で溶かし、それを接着剤としてアスファルトルーフィングを複数枚貼り重ね防水層を形成させるアスファルト防水熱工法、(2)自着層(自己粘着性層のこと)付きアスファルトルーフィングを複数枚貼り重ねて防水層を形成させるアスファルト防水冷工法、(3)加硫ゴムや塩ビ等の合成高分子シートを、シート面と下地面の両方に接着剤を塗りシート1枚のみで防水層を形成するシート防水工法、(4)ウレタン塗膜材を塗り重ねて仕上げるウレタン塗膜防水工法等がある。
防水工事は、平面部に関しては作業者の行動を妨げる要因は殆どないため前記各防水工法においてそれなりの効率的な作業ができ、しかも高い作業精度が得られ、防水面からもかつ仕上がり面からも満足の行く防水工事が達成される。
【0003】
ところが、立上り部は平面部から垂直部にかけて施工するため、非常に作業しずらく、その作業効率は平面部の作業能率の1/3〜1/5に低下してしまう。
【0004】
アスファルト防水熱工法の場合に、高温のアスファルトを流しながら垂直面に対してアスファルトルーフィングシートを複数枚貼り重ねていくのは相当の熟練技能を必要とするが、この技術を身につけた技能員そのものの絶対数が激減しており、深刻な問題となっている。又仕上げのアスファルトルーフィング表面を熱工程で用いるアスファルトで汚染してしまうことも往々にしてあり仕上り面でも問題をかかえている。
【0005】
自着層つきアスファルトルーフィングや合成高分子系ルーフィングも比較的柔軟なために、形態保持性が充分とはいえず、該部分に施工する際比較的高度の施工技術を必要としている。
【0006】
このような立上り面に起因する作業性の悪さが原因となって、立上り部の防水はどうしても充分な施工精度が得られず防水的に不完全な個所を生じ易く、とりわけシート防水は1層防水であることから立上り部での漏水事故が頻発している。
【0007】
塗膜防水も、垂直面に塗る作業を2回繰り返すのはやはりかなりの熟練を要し、平面部であれば塗膜にセルフレベリング性があるので、平滑で均一厚の防水層が得られるが垂直面ではよほど刷毛使い技術に優れていないと平滑で均一厚の防水層は得にくいのが実情である。
【0008】
自着層付きルーフィングや合成高分子系シートは、下地が精度良く仕上がっている場合は立上りの高さに合わせてシートをカットしたものを横に長く貼れば施工能率が向上し、ジョイントも減りその分防水信頼性も高まる。
しかし、実際には下地にかなりの凹凸がありかつコーナー部でのシートのなじみにくさなどから途中でシワが発生し、そのためせいぜい2m位の長さでしか貼ることはできない。
【0009】
以上のように立上り部特有の問題が多々あり、作業効率の著しい低下を招き、かつ作業者の高い熟練度が必要としており、加えて作業者の肉体的疲労も激しい。
さらに熟練技能員が減少していることも大きな問題点であり、とりわけアスファルト防水熱工法の立上り部の工事の簡略化−プレハブ化−が切望されている。
【0010】
そこで、本発明者らは、先に特願平7−91819号として、
(1)アスファルトルーフィング用基材の上面にアスファルト層、ついでプラスチックフィルム層を、前記基材の下面にはアスファルト層、ついで自己
粘着層(以下自着層という)を設けた第一防水層、
(2)第一防水層のプラスチックフィルム層上に、鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候性層を表面に有するアスファルトルーフィング(通常露出防水用アスファルトルーフィング
と称されている)よりなる第二防水層、
(3)第一防水層の自己粘着層を横切って接着されている面取部材、
(4)前記面取部材が存在しない第一防水層の自己粘着層をカバーする剥離層

よりなることを特徴とする立上り部用プレハブ防水材に関する発明を提案した。この発明は、予め2枚の防水シート〔前記(1)と(2)〕を工場で貼り合わせたものを立上り部用プレハブ防水材の製造に利用しようとしたものである。
【0011】
そして前記出願の第二発明では、前記面取部材に直交する両端部は一定の幅で第一防水層のみの領域(a)を設け、また前記面取部材に平行な一端部は一定の幅で第一防水層のみの領域(b)を設けかつその領域に隣接する第二防水層においては一定の幅で鉱物粒層をもたない領域(c)を設けた前記立上り部用プレハブ防水材をも提案し、これによりジョイント部も2重に防水層をもつように設計した。
【0012】
前記発明は、実際の施工において作業時間が1/3〜1/4に短縮され、高い評価を受けたが、(a)2枚の防水シートを別途貼り合わせる工程が必要である、(b)立上り部の高さ(通常20〜80cm)に対応して少なくとも3〜4種類のものを用意する必要があるうえ、層構成も複雑である、ことなどからどうしても製造原価が高いものとなってしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の目的は、防水性能、施工性を低下することなく、層構成が簡潔で、別々に第一防水層と第二防水層を作っておいてから貼り合せる工程をとることなく製造できる立上り部用プレハブ防水材とその製法を提供する点にある。
本発明の第二の目的は、前記立上り部用プレハブ防水材を用いたジョイント部の構造を提供する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一は、
(a)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスフ
ァルト層、第二基材層および粘着材層よりなる防水複合層
(b)前記防水複合層を横切って接着されている面取部材
(c)前記面取部材が存在しない防水複合層の粘着材をカバーするための剥離層よりなることを特徴とする立上り部用プレハブ防水材に関する。
【0015】
本発明の第二は、請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材において、左右両端部の一定幅部分のみは、前記耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層および第二改質アスファルト層が削除された構造であることを特徴とする請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材に関する。
【0016】
本発明の第三は、「鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層、第二基材層、粘着材層および剥離層よりなる防水複合長尺シート」の幅方向を立上り部用プレハブ防水材の上下方向とし、長尺シートの長手方向に平行でかつ左右が等分にならない位置において前記面取部材を粘着させるため剥離層を切除し、そこに面取部材を粘着させることを特徴とする請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材の製造法に関する。
【0017】
本発明の第四は、
(1)「鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐 候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層、第二 基材層、粘着材層および剥離層よりなる防水複合長尺シートであって、その長尺シー トの両端面部の一定幅部分のみは前記耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一 基材層および第二改質アスファルト層が削除された構造を有する防水複合長尺シート 」を立上り部用プレハブ防水材の必要とする上下方向の長さに切断する工程、
(2)前記上下方向に平行で、かつ上下が等分にならない位置において前記面取部材を粘 着させるため剥離層を切除し、そこに面取部材を粘着させる工程、
よりなることを特徴とする請求項2記載の立上り部用プレハブ防水材の製造法に関する。
【0018】
本発明の第五は、請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材同士のジョイント部において、請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材1の剥離層を剥がしたものと請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材2の剥離層を剥がしたものとのそれぞれの端面部近傍の粘着材面に、「合成樹脂フィルム層、改質アスファルト層、基材層、粘着材層および剥離層よりなるジョイント補助部材」3と4の合成樹脂フィルム層が粘着しており、前記ジョイント補助部3と4はその端面で両者が相接した状態にあり、前記請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材1と2の端面部対向部には前記ジョイント補助部材5がその剥離層を剥がした状態で接着しており、またアスファルト6が、(イ)立上り部用プレハブ防水材1および2と(ロ)立上り部用プレハブ防水材1および2のジョイント部分と(ハ)ジョイント補助部材5の合成樹脂フィルム層側間に生じる空隙に充填され、かつ(一)下記(i)〜(v)の構成よりなるジョイント部仕上材7と(二)立上り部用プレハブ防水材1および2のジョイント部分に接着されていることを特徴とするジョイント部の構造に関する。
(i)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた 耐候性表面層、
ii )第一改質アスファルト層、
iii )基材層、
iv )第二改質アスファルト層および
(v)鉱物粒層、金属箔層および合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた裏面層
【0019】
前記特定のジョイント補助部材とは、合成樹脂フィルム層、改質アスファルト層、基材層、粘着材層および剥離層よりなるジョイント補助部材を意味する。
【0020】
前記特定のジョイント部仕上材とは、(i)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候性表面層、( ii )第一改質アスファルト層、( iii )基材層、( iv )第二改質アスファルト層および(v)鉱物粒層、金属箔層および合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた裏面層よりなるものであり、これは請求項1、2または3記載の立上り部用プレハブ防水材のためのジョイント部仕上材として使用するものである。
【0021】
本発明の第六は、(1)剥離層を剥がしてその粘着材層によって下地上に固定された「合成樹脂フィルム層、改質アスファルト層、基材層、粘着材層よりなるジョイント補助部材」3と4、(2)前記ジョイント補助部材3と4の接合部上に剥離層を剥がしてその粘着材層によって固定されたジョイント補助部材5、(3)ジョイント補助部材5の一方の端部に密接することなくジョイント補助部材3上に固定された「剥離層を剥がした請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材1」、(4)ジョイント補助部材5の他方の端部に密接することなくジョイント補助部材4上に固定された「剥離層をはがした請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材2」、(5)前記(1)〜(4)の構成により立上り部用プレハブ防水材1および2のそれぞれの端部との間に形成された空隙部に充填され、かつその一部が立上り部用プレハブ防水材1および2のそれぞれの耐候性表面層の一部を覆うように塗布されたアスファルト層6および(6)前記アスファルト層6を覆っている下記(i)〜(v)の構成よりなるジョイント部仕上材7よりなることを特徴とするジョイント部の構造に関する。
(i)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた
耐候性表面層、 ii )第一改質アスファルト層、
iii )基材層、
iv )第二改質アスファルト層および
(v)鉱物粒層、金属箔層および合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた裏面層
本発明の第七は、(1)その耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層が削除されている側同士を突き合わせた状態で立上り部材上に固定されている「剥離層をはがした請求項2記載の立上り部用プレハブ防水材11」と「剥離層をはがした請求項2記載の立上り部用プレハブ防水材12」、(2)前記立上り部用プレハブ防水材11と12の耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層よりなる積層部分の端部に接することなく、その突合せ部分を剥離層を剥がしてその粘着材層によって固定している「合成樹脂フィルム層、改質アスファルト層、基材層、粘着材層よりなるジョイント補助部材」13、(3)前記(1)〜(2)の構成により立上り部用プレハブ防水材11および12のそれぞれの端部との間に形成された空隙部に充填され、かつその一部が立上り部用プレハブ防水材11および12のそれぞれの耐候性表面層の一部を覆うように塗布されたアスファルト層15および(4)前記アスファルト層15を覆っている下記(i)〜(v)の構成よりなるジョイント部仕上材14よりなることを特徴とするジョイント部の構造に関する。
(i)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた 耐候性表面層、
ii )第一改質アスファルト層、
iii )基材層、
iv )第二改質アスファルト層および
(v)鉱物粒層、金属箔層および合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた裏面層
【0022】
前記鉱物粒層としては、アスファルトルーフィングの表面層に常用されている砂粒をはじめ、シリカ、硅砂、マイカ、クレー、アルミナなどのような鉱物の粒子または粉末などを用いることができ、特に制限はない。
【0023】
前記金属箔層としては、アルミニウム箔や銅箔を挙げることができ、耐候性合成樹脂フィルム層における耐候性合成樹脂としては、ポリオレフィン類、ポリエステル類、ポリアミド類、アクリル系樹脂などを挙げることができ、これらで形成されたフィルムは延伸フィルムでも無延伸フィルムであってもよく、その厚みは、とくに制限するものではないが、一般に8〜30μm程度である。
【0024】
ジョイント補助部材およびジョイント部仕上材における前記基材および立上り部用プレハブ防水材における第一基材層は、通常のアスファルトルーフィングに用いられているものであれば、いずれも使用できる。通常、基材層は、布、不織布、フィルムなど任意の基材を使用することができ、天然繊維や合成繊維よりなる織布や不織布、あるいはプラスチックフィルムなどを例示することができる。立上り部用プレハブ防水材における第二基材層としては、柔軟で可撓性に優れたものが好ましく、合成樹脂フィルムでもよいが、比較的薄い合成樹脂製不織布あるいは織布を合成樹脂で被覆したものが特に好ましい。合成樹脂層の存在により図4に示すように第二基材層をむき出しにしておいてもブロッキングの問題はない(通常、アスファルトルーフィングの基材にはアスファルトを含浸させるので、そのままむき出しの状態で使用しようとしてもベトベトの状態で他の物と粘着し、ブロッキングをおこすので実用上使用できない)。
【0025】
粘着材層としては、アスファルト層に親和性があるとともに、コンクリートやモルタルに親和性があり、これに対して自己粘着性を示す材料であればなんでも使用できるが、とりわけゴム変性アスファルトが好ましい。また、粘着材層には必要に応じて粘着付与材やオイル成分を添加することもできる。
【0026】
粘着材層として好ましい組成例をつぎに示す。この粘着材層はその接着力、耐久性の点において熱アスファルト工法による接着に較べて全く遜色のないものであった。
SBS*1 10〜20重量部 例えば 15重量部
アスファルト 60〜70重量部 例えば 65重量部
粘着付与材*2 5〜15重量部 例えば 10重量部
プロセスオイル 5〜15重量部 例えば 10重量部
*1;SBSはスチレン・ブタジエンブロック共重合体である。
*2;粘着付与材はCおよび/またはCの不飽和留分の重合体又は共重合体。
【0027】
ジョイント部に適用するアスファルトとしては、ブローンアスファルトあるいは改質アスファルトを使用することができる。
【0028】
剥離層は、普通剥離紙を使用するが、粘着材層と親和性のない材料ならどのようなものでも使用できる。
【0029】
ジョイント補助部材やジョイント部仕上材の層構成に用いる合成樹脂フィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミドなどのフィルムであることができるがアスファルト類と接触する面には、合成樹脂フィルムとアスファルトの両者に親和性の高い塗膜を塗布しておくことが好ましい。このような塗膜形成材料としては、ウレタン系、アクリルウレタン系、アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系塗料等を使用することができる。要するに、この塗膜層は合成樹脂フィルム層とアスファルト層を強制的に剥離させようとして力を加えたとき、合成樹脂フィルム層またはアスファルト層が破壊してしまうにたる接着力が発揮されるような性質のものであれば十分であり、このような接着力があるときは、強制的に両者を剥離しようとすると、通常、アスファルト層が凝集破壊をおこすので、これによって、必要とする接着力が発揮されているかどうかを判別することができる。厚さは5〜30μ程度が好ましい。前記塗膜形成用塗料の例としては、つぎのものを挙げることができる。
NB 300 RS−2(大日精化、商品名) 100重量部
ラミック B ハードナー(大日精化、商品名) 5重量部
ラミックF(溶剤)(大日精化、商品名) 50重量部
【0030】
面取部材28は、図7に示すように立ち上がり部8と床面9とのコーナー部
10に合わせて用いるものであり、断面が直角二等辺三角形もしくは台形の柱状物で俗にキャントストリップと称されることがある。材料としては、プラスチックス、発泡プラスチックスあるいは木材などを挙げることができるが、全体の軽量化の観点から発泡プラスチックスが好ましい。製造の面からみると硬質ポリウレタン発泡体が最も好都合である。
【0031】
請求項4記載の方法により立上り部用プレハブ防水材を製造する場合は、防水複合長尺シートの長尺方向に対して直角の方向が本発明の請求項1の立上り部用プレハブ防水材の上下方向に相当する。この上下方向の長さは、図7にみられるとおりA個所からB個所に至る距離であり、この距離は防水複合長尺シートの製造装置によって決るから、特定の該装置のみによる場合は一定の距離しか製造できないという制約を伴う。
【0032】
そこで、本発明の請求項4の方法によれば、キャント設定場所を防水複合長尺シートの中央部に設けないで、例えば6:4または7:3の割合で右か左に片寄った位置に設けると、長尺シートの巾が100cmのものしか製造できない装置を使用する場合は、でき上った立上り部用プレハブ防水材における面取部材28の中心線からみて、一方が60cmで他方が40cmのものと、一方が70cmで他方が30cmのものが得られる。一方が60cmで他方が40cmのものは、60cm側を上方向にして使用すれば高さ60cm用のものとして使用でき(図1および2の右側の説明参照)、40cm側を上方向にして使用すれば高さ40cm用のものとして使用できる(図1および2の左側の説明参照)。また、一方が70cmで他方が30cmのものは、70cm側を上方向にして使用すれば高さ70cm用のものとして使用でき、30cm側を上方向にして使用すれば高さ30cm用のものとして使用できる。このように本発明の立上り部用プレハブ防水材は上下方向を逆にすれば、もう一つの高さに対応できる立上り部用プレハブ防水材として使用できるので、本発明の立上り部用プレハブ防水材2種類を製造することにより結果的に実質4種類の立上り部用プレハブ防水材を製造したことになる。
【0033】
請求項5記載の方法により立上り部用プレハブ防水材を製造する場合は、防水複合長尺シートの長手方向が本発明の請求項2の立上り部用プレハブ防水材の上下方向に相当するから、この場合は上下方向の長さは必要があれば任意のものが理論的には供給可能である。しかしながら、あまり多種のサイズのものを用意することは、結果的にコストアップにつながるから、本発明の立上り部用プレハブ防水材が前述のように上下をひっくりかえして使用すればもう1つの高さのものとして使用できる構造である点を生かし、上下をひっくりかえすことにより1つの立上り部用プレハブ防水材を2種類の立上り部の高さをもつプレハブ防水材として使用できるようにするものであり、この点から立上り部接着面と床接着面のそれぞれの長さを同一としないような位置に面取部材を設置することは産業上重要な意味をもつものである。
【0034】
【実施の形態】
ジョイント部の形成方法について以下に説明する。
【0035】
請求項のジョイント部を形成するためには、まず、請求項1記載のタイプの立上り部用プレハブ防水材1の両端部の剥離層を剥がして、ジョイント用補助部材3、3′の表面側の合成樹脂フィルム層を立上り部用プレハブ防水材1の裏面に図8に示すような状態で接着し、ついで面取部材28を図7にみられるように例えば建物屋上の立上り部8と床面9の接するコーナー部10にあてがった後、立上り部に対応した剥離層27を剥がして立上り部用プレハブ防水材1を立上り部8に接着し、ひきつづいて、立上り部用プレハブ防水材1を床面9にも接着する。
【0036】
つぎに請求項1記載のタイプのもう1つの立上り部用プレハブ防水材2を図7および図9(この図はジョイント部を水平方向に切った状態の断面図である)に示すようにジョイント補助部材(剥離層を剥がしたもの)3、4の助けをかりて、立上り部8および床面9に粘着材層26の働きにより立上り部用プレハブ防水材1と2が相接するように接着する。次にジョイント補助部材3と4の接続部に対して、ジョイント補助部材5をその粘着層34でもって貼着させる。
そして、図9に示すように熱溶融したアスファルトでもってジョイント仕上材7を接着させジョイント処理が完了する。その結果、図9のハッチング部6に示すようにアスファルトが密実に充填され、良好な水密性が発現される。
【0037】
請求項のジョイント部を形成するためには、請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材11の面取部材28を図7にみられるように例えば建物屋上の立上り部8と床面9の接するコーナー部10にあてがった後、立上り部に対応した剥離層27を剥がして立上り部用プレハブ防水材1を立上り部8に接着し、ひきつづいて、立上り部用プレハブ防水材1を床面9にも接着する。
【0038】
同様の要領で隣接する立上り部用プレハブ防水材12を立上り部と床面とに接着する。このようにすると図10に示すように2つの立上り部用プレハブ防水材11と12の端部接合部の凹所(請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材11と12においては端部が一部切欠かれた状態にあることに起因してこのような凹所が生じる)に前記特定のジョイント補助部材13の剥離層を剥がしてその粘着面を用いて挿入接着し、さらにこのジョイント補助部材13上と立上り部用プレハブ防水材11と12の端部近傍に熱溶融アスファルト15を充填、塗布し、この上にジョイント部仕上材14を接着してジョイント部を完成する。
【0039】
【実施例】
以下に実施例を示すが、本発明はこれにより限定されるものではない。
【0040】
実施例1
請求項1のタイプにおいても、請求項2のタイプにおいても、耐候性表面層は、アスファルトルーフィングの表面層として通常用いられている砂粒を使用した。第一基材層および第二基材層はポリエチレンテレフタレート不織布(商品名ポリエステルスパンボンド)を使用した。たゞし、請求項2のタイプの第二基材層のみは前記スパンボンドの両面にポリエチレンを薄く押出しラミネート加工したものを使用した。粘着材層を形成するための組成は
SBS 15重量部
アスファルト 65重量部
石油留分のポリマー(粘着付与剤) 10重量部
プロセスオイル 10重量部
よりなるものを用いた。
この実施例における請求項1および2のいずれのタイプのものも全体の厚みが3.8mmであった。
本実施例の防水複合層を形成する装置は巾1mのものしか製造できないので、請求項1のタイプのものは面取部材をセットする位置を防水複合層の横巾を35:65に分割する位置とするタイプのものと、45:55に分割するタイプのものを作る。1mの巾を35:65に分割したものを、図1を参照して説明すると、図1の右側に上、下と表示してあるのはこの部分を立上り部用に用いる場合を説明するためのものであり、この立上り部用部分の高さは65cmである。一方、この立上り部用プレハブ防水材の上下をひっくり返すと、図1の左側に表示したような立上り部用部分の上下関係となり、このようにして使用する場合の立上り部用部分の高さは35cmとなる。このようにして、前記2つのタイプの立上り部用プレハブ防水材を用いることにより立上り部用部分の高さが35cm、45cm、55cm、65cmの高さに対応できる立上り部用プレハブ防水材を供給できた。なお、請求項1のタイプのものは立上り部用プレハブ防水材の使用時の横方向(面取部材の長手方向)の長さは製造装置上、全く何の制限も受けないが、この実施例の場合は、1660mmとした。
請求項2のタイプの場合は、防水複合層を形成する装置が巾1mのものしか製造できないものであっても、その長手方向と製品(立上り部用プレハブ防水材)の高さ方向が同じであるため、高さは必要に応じて任意のものを製造することができるが、立上り部用プレハブ防水材の使用時の横方向は1mという制約を受けた。
【0041】
実施例2
この実施例においては、前記特定のジョイント補助部材の実例を示す。
合成樹脂フィルム層としてはポリエチレンフィルムを用い、基材層における基材としてはポリエチレンテレフタレート製不織布(商品名スパンボンド)を用い、粘着材層の粘着材としては実施例1と同一のものを用いた。このジョイント補助部材の厚さは1.3mmであった。
【0042】
実施例3
この実施例は、前記特定のジョイント部仕上材の実例を示す。
耐候性表面層は、実施例1の立上り部用プレハブ防水材の耐候性表面層と同一とした。また、第一改質アスファルト層、第二改質アスファルト層も実施例1のそれと同一とした。また、基材層は実施例1の第1基材層と同一とした。裏面層は表面層と同一とした。このジョイント部仕上材の厚みは3.0mmとした。
【0043】
【効果】
(1)熟練技術を必要とせず、1つの作業工程で平面部と同等の防水層(耐久性能・機械的性能)が形成できる。
(2)プレハブ化防水シート相互の接続部分は、容易かつ簡便な方法により平面部と同等の水密的信頼性が得られる。
(3)従来の熱工法と比して施工能率の点で大幅に上回ることができる。通常その所要時間は50%以下となる。
(4)熟練技能員でなくとも容易に施工できる。
(5)コーナー部に空隙が生ずることなく施工でき、従って補強用防水シートの必要もなくなる。
(6)本発明の先願発明である特願平7−91819号のものと比して材料コストを、大巾に低下させることができる。
(7)ジョイント部の層構成数もジョイント部でない個所と比べて同一であるから、全体に至って同一能力の防水性を示す。
(8)本発明の立上り部用プレハブ防水材は、上下をひっくりかえすことにより2種の立上り部高さをもつ防水材として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1のタイプの立上り部用プレハブ防水材の上面図である。
【図2】本発明の請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材の上面図である。
【図3】本発明の請求項1のタイプの立上り部用プレハブ防水材のX−X線断面図である。
【図4】本発明の請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材のY−Y線断面図である。
【図5】本発明に用いるジョイント補助部材の断面図である。
【図6】本発明に用いるジョイント部仕上材の断面図である。
【図7】本発明の立上り部用プレハブ防水材を施工した状態を示す断面図である。
【図8】本発明の請求項1のタイプの立上り部用プレハブ防水材の裏面に前記特定のタイプのジョイント補助部材を適用したときの状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の請求項1のタイプの立上り部用プレハブ防水材を用いたときのジョイント部の構造を示すための水平方向に切ったときの断面図である。
【図10】本発明の請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材を用いたときのジョイント部の構造を示すための水平方向に切ったときの断面図である。
【符号の説明】
1 本発明請求項1のタイプの立上り部用プレハブ防水材
2 本発明請求項1のタイプの立上り部用プレハブ防水材
3 本発明に用いる特定のジョイント補助部材
3′ 本発明に用いる特定のジョイント補助部材
4 本発明に用いる特定のジョイント補助部材
5 本発明に用いる特定のジョイント補助部材
6 アスファルト
7 本発明に用いる特定のジョイント部仕上材
8 例えばビル屋上の立上り部
9 例えばビル屋上の床面
10 コーナー部
11 本発明請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材
12 本発明請求項2のタイプの立上り部用プレハブ防水材
13 本発明に用いる特定のジョイント補助部材
14 本発明に用いる特定のジョイント部仕上材
15 アスファルト層
21 鉱物層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候性表面層
22 第一改質アスファルト層
23 第一基材層
24 第二改質アスファルト層
25 第二基材層
26 粘着材層
27 剥離層
28 面取部材
31 合成樹脂フィルム層
32 改質アスファルト層
33 基材層
34 粘着材層
35 剥離層
41 耐候性表面層
42 第一改質アスファルト層
43 基材層
44 第二改質アスファルト層
45 裏面層

Claims (7)

  1. (a)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候 性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層、第二基 材層および粘着材層よりなる防水複合層
    (b)前記防水複合層を横切って接着されている面取部材
    (c)前記面取部材が存在しない防水複合層の粘着材をカバーするための剥離層
    よりなることを特徴とする立上り部用プレハブ防水材。
  2. 請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材において、左右両端部の一定幅部分のみは、前記耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層および第二改質アスファルト層が削除された構造であることを特徴とする請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材。
  3. 前記第二基材層の基材が、不織布および織物よりなる群から選ばれた基布の両面を合成樹脂層で被覆してなる構造材である請求項1または2記載の立上り部用プレハブ防水材。
  4. 「鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層、第二基材層、粘着材層および剥離層よりなる防水複合長尺シート」の幅方向を立上り部用プレハブ防水材の上下方向とし、長尺シートの長手方向に平行でかつ左右が等分にならない位置において前記面取部材を粘着させるため剥離層を切除し、そこに面取部材を粘着させることを特徴とする請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材の製造法。
  5. (1)「鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた耐 候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層、第二 基材層、粘着材層および剥離層よりなる防水複合長尺シートであって、その長尺シー トの両端面部の一定幅部分のみは前記耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一 基材層および第二改質アスファルト層が削除された構造を有する防水複合長尺シート 」を立上り部用プレハブ防水材の必要とする上下方向の長さに切断する工程、
    (2)前記上下方向に平行で、かつ上下が等分にならない位置において前記面取部材を粘 着させるため剥離層を切除し、そこに面取部材を粘着させる工程、
    よりなることを特徴とする請求項2記載の立上り部用プレハブ防水材の製造法
  6. (1)剥離層を剥がしてその粘着材層によって下地上に固定された「合成樹脂フィルム層、改質アスファルト層、基材層、粘着材層よりなるジョイント補助部材」3と4、(2)前記ジョイント補助部材3と4の接合部上に剥離層を剥がしてその粘着材層によって固定されたジョイント補助部材5、(3)ジョイント補助部材5の一方の端部に密接することなくジョイント補助部材3上に固定された「剥離層を剥がした請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材1」、(4)ジョイント補助部材5の他方の端部に密接することなくジョイント補助部材4上に固定された「剥離層をはがした請求項1記載の立上り部用プレハブ防水材2」、(5)前記(1)〜(4)の構成により立上り部用プレハブ防水材1および2のそれぞれの端部との間に形成された空隙部に充填され、かつその一部が立上り部用プレハブ防水材1および2のそれぞれの耐候性表面層の一部を覆うように塗布されたアスファルト層6および(6)前記アスファルト層6を覆っている下記(i)〜(v)の構成よりなるジョイント部仕上材7よりなることを特徴とするジョイント部の構造。
    (i)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた 耐候性表面層、
    ii )第一改質アスファルト層、
    iii )基材層、
    iv )第二改質アスファルト層および
    (v)鉱物粒層、金属箔層および合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた裏面層
  7. (1)その耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層が削除されている側同士を突き合わせた状態で立上り部材上に固定されている「剥離層をはがした請求項2記載の立上り部用プレハブ防水材11」と「剥離層をはがした請求項2記載の立上り部用プレハブ防水材12」、(2)前記立上り部用プレハブ防水材11と12の耐候性表面層、第一改質アスファルト層、第一基材層、第二改質アスファルト層よりなる積層部分の端部に接することなく、その突合せ部分を剥離層を剥がしてその粘着材層によって固定している「合成樹脂フィルム層、改質アスファルト層、基材層、粘着材層よりなるジョイント補助部材」13、(3)前記(1)〜(2)の構成により立上り部用プレハブ防水材11および12のそれぞれの端部との間に形成された空隙部に充填され、かつその一部が立上り部用プレハブ防水材11および12のそれぞれの耐候性表面層の一部を覆うように塗布されたアスファルト層15および(4)前記アスファルト層15を覆っている下記(i)〜(v)の構成よりなるジョイント部仕上材14よりなることを特徴とするジョイント部の構造。
    (i)鉱物粒層、金属箔層および耐候性合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた 耐候性表面層、
    ii )第一改質アスファルト層、
    iii )基材層、
    iv )第二改質アスファルト層および
    (v)鉱物粒層、金属箔層および合成樹脂フィルム層よりなる群から選ばれた裏面層
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