JP3559240B2 - 巻取式網戸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、網戸枠の上下の横枠に沿って左右両開き式に開閉する巻取式網戸に関し、さらに具体的には、開閉操作用の可動框に、スプリングをネットの巻取用の駆動源とする巻取軸の上下端を保持させ、上記ネットの基端をそれぞれ網戸枠の左右の縦枠に取り付けて、可動框の上下の摺動部材を網戸枠の上下の横枠にガイドさせながら上記ネットを開閉するようにした左右両開き式の巻取式網戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
引き違い式に開閉する引き戸に左右の開口部をそれぞれ遮蔽する巻取式網戸を設置する場合、図5のA,Bに示すように、引き戸における建物外側の開口枠の左右の縦枠に、引き戸の開閉操作に連動する巻取式網戸をそれぞれ設置することが考えられる。そして、これらの巻取式網戸におけるネット長は、多少の余裕は持たせてあるものの、それぞれの引き戸開口部の幅に対応した長さに設定するのが一般的である。
【0003】
ところが、上記巻取式網戸においては、引き戸の外側における当該網戸の設置スペースを可及的にコンパクトにするために、左右の網戸の横枠が共用化されるので、誤って上記網戸のネット長を超える位置まで該網戸を操作してしまう場合が考えられ、ネットあるいは該ネットと巻取軸との連結部等が破損してしまう可能性がある。
【0004】
このような問題点に対処する手段として、網戸枠における横枠の中央に、それぞれの網戸における開閉操作用の可動框の移動範囲を制限するストッパを固定的に設けることも考えられるが、それらの網戸のネットの完全な張設状態における可動框の位置が、必ずしも上記横枠の中央に一致せず、いずれも中央を若干超えた位置になってしまうため(図5参照)、上記横枠の中央に固定的にストッパを設けてしまうと、いずれの網戸も完全な張設状態にすることができなくなってしまうという問題点が生じてくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
如上に鑑みて、本発明の技術的課題は、左右両開き式の巻取式網戸において、開閉操作用の可動框の適正な移動範囲を設定することができる巻取式網戸を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、網戸枠の上下の横枠に沿ってスプリングを巻取用の駆動源とするネットを左右両開き式に開閉自在とし、該ネットの開閉操作用の可動框の上下の摺動部材を網戸枠の上下の横枠にガイドさせながら上記ネットを開閉するようにした巻取式網戸において、上記網戸枠における上部の横枠の中央に、それぞれの可動框の移動範囲を上記横枠の中央部を若干越えた位置まで許容する左右に可動のストッパを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
上記巻取式網戸のより具体的な構成においては、上記ストッパを、可動框の上部の摺動部材が摺動する横枠に設けたストッパ本体の両側面に上記ネットの開閉方向に沿う長穴を穿設すると共に、該長穴に上記可動框の上部の摺動部材が当接する可動部材を該長穴に沿って移動自在に遊嵌することにより形成することができ、また、上記可動框の上下端にスプリングをネットの巻取用の駆動源とする巻取軸の上下端を保持させ、上記ネットの基端をそれぞれ網戸枠の左右の縦枠に取り付けた構成とすることができる。
【0008】
上記巻取式網戸は、可動框を操作してネットを張設する際に、可動なストッパの存在により、ネットの過度の引出しによりネットあるいは該ネットと巻取軸との連結部等が破損するのを防止できるばかりでなく、可動框を、網戸枠の横枠の中央を若干超えた所望の位置(少なくとも全開または全開状態にある引き戸の縦枠と重なる位置)まで操作できるので、余裕をもってネットを完全な張設状態にまで引き出すことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するに、図1乃至図3は、本発明の巻取式網戸の一実施例を示しており、図中、2は略矩形状をなす網戸枠、4A,4Bは該網戸枠2内に左右両開き式に開閉自在に取り付けられた防虫網からなるネット、6A,6Bはそれぞれネット4A,4Bの端部に取り付けられた開閉操作用の可動框である。
なお、上記左右のネット4A,4Bに関連する構造は実質的に同一であるから、以下の説明においては、特に必要がなければネット4Aに関する構造についてのみ説明し、ネット4Bについての説明は補助符号を読み替えるものとして、それらの説明を省略する。
【0010】
上記ネット4A,4Bは、図1及び図2に示すように、それらの一端をそれぞれ上記網戸枠2における左右の縦枠8,10に取り付るとともに、他端をスプリング16を巻取用の駆動源とする巻取軸18A,18Bに固定しており、それらの巻取軸18A,18Bを、それぞれ可動框6A,6Bの框材22A,22B内に回転自在に収容することにより、上記ネット4A,4Bを繰り出し及び巻き取り可能に配設している。
【0011】
上記網戸枠2は、図1及び図2からわかるように、左右の縦枠8,10及び上下の横枠12,14により略矩形状に形成したもので、建物開口部にネジ止めあるいは接着テープ等の適宜手段により固定し得るようになっている。
【0012】
上記可動框6Aにおける框材22Aは、合成樹脂製又はアルミニウム等の金属製で一部に開口を有する筒状をなし、上記網戸枠2における上下の横枠12,14に沿って移動自在の上下の摺動部材24A,26Aを該框材22Aの上下端に連結し、該框材22A内において上記ネット4Aを巻き付けた巻取軸18Aの上下端を上下の摺動部材24A,26Aに回転自在に保持させ、框材22Aの上記開口からネット4Aを導出している。
上記摺動部材24A,26Aは、網戸枠2における上下の横枠12,14を摺動して上記可動框6Aによるネット4Aの開閉操作を円滑に行うことができるようにするためのもので、さらに具体的には、上記可動框6Aにおける框材22Aの上部に連結した摺動部材24Aは、上記框材22Aの上端に嵌着する本体32aに、上記網戸枠2における上部の横枠12のガイドレール12a上を転動する一対の転輪34aを備えた摺動部36aを着脱自在に取り付けることにより構成されており、一方、上記框材22Aの下部に連結した摺動部材26Aは、上記下部の横枠14の長手方向両側に立設したガイド壁14aにガイドさせるべく、上記框材22Aの下端に嵌着している。
【0013】
上記網戸枠2における上部の横枠12の中央には、それぞれの可動框6A,6Bの移動範囲を上記横枠12の中央部を若干越えた位置まで許容する左右に可動のストッパ30を設けている。
さらに具体的には、上記ストッパ30は、図1、図3及び図4に明確に示すように、可動框6A(6B)の上部の摺動部材24A(24B)が摺動する横枠12内に取り付けるストッパ本体30aを備え、このストッパ本体30aの両側面に、上記ネット4Aの開閉方向に沿う長穴30bを穿設すると共に、該長穴30bに上記可動框6A(6B)の上部の摺動部材24A(24B)における転輪34aが当接する可動部材(ピン)30cを該長穴30bに沿って移動自在に遊嵌することにより形成されている。そして、上記ストッパ本体30aは、上記横枠12の中央に付設された際に、可動框6A(6B)の上部の摺動部材24A(24B)が摺動するガイドレールの一部としても機能するように、断面形状が網戸枠2の上部の横枠12におけるガイドレール部とほぼ同形状に形成されている。
【0014】
上記巻取式網戸は、図2及び図5のA,Bに示すように、外側の引き戸(障子)40の縦枠40A,40Bに設けたラッチピース41A,41Bに係脱自在としたラッチ42A,42Bを可動框6A,6Bに備え、ネット4Bが張設された図5のAの状態から引き戸40を開いてその縦枠40Aに係止した可動框6Aを引き戸の移動に追随させると、図5のBの状態になる。図5のA及びBの状態において可動框6A及び6Bが引き戸の縦枠40A,40Bと重なる同一の位置にあることから明らかなように、ストッパ30を固定的に設けることなく、それを可動とすることにより、このような両可動框6A,6Bの移動が可能になる。
なお、図1及び図2中に示す28は、可動框6A,6Bの衝突の勢いを緩和するための弾性緩衝材を示している。
【0015】
上記構成を有する巻取式網戸は、可動框6A(6B)を操作してネット4Aまたは4B(両者を同時に張設することはない。)を張設する際に、いずれかの可動框が、ストッパ30の位置に達すると、転輪34aが可動部材30cに当接してそれを長穴30bの端部まで押圧してそこで可動框が停止する。この停止位置は、図5A,Bに示す位置よりも若干の余裕を付加した位置とするのが望ましい。このようなストッパ30を設けると、ネット4A(4B)の過度の引出しにより該ネット4A(4B)あるいは該ネット4A(4B)と巻取軸18A(18B)との連結部等が破損するのを防止できるばかりでなく、上記可動框6A(6B)を、網戸枠2の横枠12,14の中央を若干超えた所望の位置まで操作できるので、余裕をもってネット4A(4B)を完全な張設状態にまで引き出すことが可能となる。
【0016】
なお、上述した実施例においては、本発明を、巻取軸18A,18Bをそれぞれ可動框6A,6Bの框材22A,22B内に回転自在に保持した巻取式網戸に適用した場合について記載したが、それに限定されず、網戸枠における左右の縦枠8,10にそれぞれ巻取軸を回転自在に保持させた巻取式網戸に適用することもできる。
【0017】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、本発明の巻取式網戸によれば、可動框を操作してネットを張設する際に、ネットの過度の引出しによりネットあるいは該ネットと巻取軸との連結部等を破損するのを防止できるばかりでなく、可動框を、網戸枠の横枠の中央を若干超えた所望の位置(少なくとも全開または全開状態にある引き戸の縦枠と重なる位置)まで操作できるので、余裕をもってネットを完全な張設状態にまで引き出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻取式網戸の部分破断正面図である。
【図2】同平断面図である。
【図3】同側断面図である。
【図4】ストッパの取付態様を説明する部分破断拡大斜視図である。
【図5】Aは右側の巻取式網戸のネットが完全な張設状態の場合、Bは左側のネットが完全な張設状態の場合を簡略的に説明する平面図である。
【符号の説明】
2 網戸枠
4A,4B ネット
6A,6B 可動框
8,10 縦枠
12,14 横枠
18A,18B 巻取軸
24A,24B,26A,26B 摺動部材
30 ストッパ
30a ストッパ本体
30b 長穴
30c 可動部材

Claims (3)

  1. 網戸枠の上下の横枠に沿ってスプリングを巻取用の駆動源とするネットを左右両開き式に開閉自在とし、該ネットの開閉操作用の可動框の上下の摺動部材を網戸枠の上下の横枠にガイドさせながら上記ネットを開閉するようにした巻取式網戸において、
    上記網戸枠における上部の横枠の中央に、それぞれの可動框の移動範囲を上記横枠の中央部を若干越えた位置まで許容する左右に可動のストッパを設けた、
    ことを特徴とする巻取式網戸。
  2. 請求項1に記載の巻取式網戸において、
    上記ストッパを、可動框の上部の摺動部材が摺動する横枠に設けたストッパ本体の両側面に上記ネットの開閉方向に沿う長穴を穿設すると共に、該長穴に上記可動框の上部の摺動部材が当接する可動部材を該長穴に沿って移動自在に遊嵌することにより形成した、
    ことを特徴とする巻取式網戸。
  3. 可動框の上下端にスプリングをネットの巻取用の駆動源とする巻取軸の上下端を保持させ、上記ネットの基端をそれぞれ網戸枠の左右の縦枠に取り付けた、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の巻取式網戸。
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