JP3555840B2 - 音声録音再生機能を有する電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カセットレコーダーやMDレコーダーのような音声録音再生機器あるいは携帯端末装置あるいは電話機能を有する通信端末装置等を含めて、音声を音声データとして保存(録音)でき再生できる機能を有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル技術の発達により電子機器で音声を取り扱うものが多く見受けられるようになってきた。このような音声録音機能を有する電子機器は、録音開始ボタンを操作しマイクなどの音声入力装置より音声を入力することにより容易に音声データを記憶することができるようになっている。また、内容の区切り部分などにインデックスマークを挿入することにより頭出しの再生が行えるようになっている。
【0003】
例えば、特開平9−320148号公報に記載されている音声記録再生装置の技術は次の内容です。
【0004】
この音声記録再生装置は、主に音声データを機器に取り込むためのマイク等による音声入力装置及び音声入力の開始・終了を指示するボタン等からなる入力装置、取り込んだ音声データを記憶するための記憶媒体、音声データをスピーカー等から出力するための音声出力装置、さらにインデックスマークを挿入するためのインデックスマーク記録装置から構成されている。
【0005】
この音声記録再生装置は、次のシーケンスで動作が実行される。
【0006】
▲1▼まず、使用者は音声録音を行うためには音声入力開始を指示する入力装置を操作することにより機器を入力可能な状態にする。この状態で音声の録音が可能な状態となる。
【0007】
▲2▼この状態で、使用者はマイクなどの音声入力装置に向けて音声を発することで入力していく。この入力されている音声は音声データとして随時記憶媒体に格納していく。
【0008】
▲3▼また、使用者は音声を記録中にインデックスマークを挿入したい場合は、インデックス記録装置を操作することによりインデックスマークを挿入する。
【0009】
▲4▼使用者は全ての音声を入力してしまうと、音声入力の終了を指示する入力装置を操作することにより音声の入力を終了する。それに伴って、音声データの記憶媒体への格納も終了する。
【0010】
▲5▼次に、上記で記録された音声データを再生する場合、使用者は目的の音声データに対して再生を指示する入力装置を操作することで、スピーカーなどの音声出力装置より音声データの先頭から音声が出力される。また、挿入したインデックスに対して頭出しの再生をするために頭出しの再生を指示すると、インデックスマークが挿入されている位置より音声が出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記記載の技術においては、なお以下のような課題を有している。
【0012】
上記の音声記録再生装置は、音声データの途中にインデックスを挿入することで頭出しの再生が行えるようになっている。しかし、この手段・方法においては、長時間のデータまたは非常に多くの件数のデータが存在する場合にはどのような内容に対して、どれくらいのインデックスを挿入したのかが分かりづらい。そのため、自分の必要な音声データというものがすぐに見つけることができないという問題を有している。つまり、インデックスの挿入が多数存在する場合には、視覚的に必要なデータを区別することができないという問題を抱えている。
【0013】
さらに、上記の音声記録再生装置は、録音した音声をアナログ的な音声データとしてしか取り扱わず、ディジタル的なコード(文字)情報として利用する際には、必要なデータの分類ということとなると非常に煩雑なものとなる。つまり、「音声記録再生装置」の内容を含む音声データを一まとめとして集めたい場合でも音声データのままでは音声解析などの処理が必要となり非常に時間がかかるという問題を有している。
【0014】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、従来の音声記録再生装置の機能に加えて、位置情報の入力手段及びマークや文字などを入力するための入力手段を有し、それらの手段を用いて(a)音声データに対して重要な部分に位置情報を挿入し、その位置情報に情報を付加する仕組みを持たせ、(b)その挿入された位置情報を全音声データのどの部分に位置されているかを模式的に表示することにより必要な情報を瞬時に探し出すことができ、さらに(c)音声データ全体及び位置情報にマークや文字データを付加し表示することにより情報の整理を容易に行える機能を備えた音声録音再生機能を有する電子機器を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る音声録音再生機能を有する電子機器は、音声の録音及び再生を行うために、音声を入力するための音声入力手段と、前記入力された音声であるアナログ信号をディジタル信号に変換する手段と、前記ディジタル信号を音声データとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている音声データをディジタル信号として読み出す手段と、前記ディジタル信号をアナログ信号に変換する手段と、前記アナログ信号を音声として発声する音声出力手段と、前記音声データの中で、文字や記号やマークを含む付加情報を記録しておきたい任意の位置を指定し、その位置を前記記憶手段に格納する位置情報指定手段とを備えた音声録音再生機能を有する電子機器であって、前記位置情報指定手段によって指定された位置を視覚的に表示する表示手段と、前記表示手段によって視覚的に表示された位置に対して、前記付加情報を入力し、該付加情報を該位置と関連付けて前記記憶手段に格納する位置情報入力手段とを備え、前記表示手段は、視覚的に表示された位置が指定されたとき、該位置と対応が分かるように、前記記憶手段に格納されている該位置に関連付けられた付加情報を表示することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における音声録音再生機能を有する電子機器の実施形態に関して図面を用いて説明する。
【0021】
(実施例1)
図1は、本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器の外観図を示したものである。
【0022】
尚、図1の電子機器の形状は説明を分かりやすくするために、携帯用カセットレコーダーを想定したものである。
【0023】
図示しているように、本電子機器は、タブレットと液晶表示装置とからなる表示一体型入力装置(タッチパネル)6、55と、マイク等の音声入力装置7と、スピーカー等の音声出力装置8と、音を録音再生するための各種指示手段は、例えば、録音用ボタン(REC)51、停止用ボタン(STOP)52、再生用ボタン(PLAY)53、位置指定用ボタン(INDEX)54を備えている。ここで上記音を録音再生するための各種指示手段は、上記のようにボタン類であってもよいし、タブレットと液晶表示装置とからなる表示一体型入力装置(タッチパネル)であってもよい。
【0024】
また、本電子機器の電源の入/切手段や音声の入力/再生の中断手段は図示していないが、存在しているものとする。
【0025】
図2は、本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器を構成しているシステムに関する機能ブロック図である。
【0026】
1は本電子機器全体を制御する中央制御装置であり、これはCPUあるいは専用のシステムLSI等で構成されている。2は第1のメモリで、中央制御装置1が動作したり処理したりするためのプログラムやCG等のデータやそれ以外に本電子機器が動作を実行する上で必要な情報が格納されており、これはROMで構成されている。3は第2のメモリで、中央制御装置1が動作したり処理したりするために必要とされる作業エリアが確保されており、これはRAMで構成されている。4は第3のメモリで、中央制御装置1が動作したり処理したりするために必要とされるアプリケーション用のデータエリアが設けられており、ここでは下記する録音によって得られる音声データを格納するデータエリアが設けられている。この第3のメモリ4は、RAMであってもよいし、不揮発性メモリであるEEPROMやフラッシュメモリであってもよい。尚、この第3のメモリ4にRAMを使用する場合には、データを保護するためのバックアップ電池が設けられているものとする。さらに、ここでは、第2のメモリ3と第3のメモリ4とは別々に構成されたものとしたが、1つのメモリ(例えば、RAM)で内部の領域を作業用のワークエリアとアプリケーション用のデータエリアに分割した構成であってもよい。
【0027】
また、第3のメモリ4は上記のようにRAMや不揮発性メモリであるEEPROMやフラッシュメモリでなくてもよい。例えば、カセットテープ、MD、FD、DVD等の外部記憶手段(記憶媒体)であってもよい。ただし、その場合は、外部記憶手段(記憶媒体)を駆動するための制御手段が必要となり、それは中央制御装置1に設けられるものとする。
【0028】
上記データエリアは、次のような構成となっている。
【0029】
図示しているように、1件当たりのデータの内容は位置情報を格納する位置情報リストのエリア41と録音された音声データのエリア42とが1レコードの形式で構成されている。これらは図のように1レコードの形式で構成されていてもよいし、別々のエリアからなりポインタを設けて一連のデータを構成する形式にしてもよい。これらのデータは複数件登録できるものとする。
【0030】
6は表示装置であり、ディスプレイ(表示部)とそれを駆動する回路(表示制御部)等から構成されている。この表示装置6は本実施例ではLCDとするが、それ以外のものであってもよい。この表示装置6は、本電子機器の状態やデータの内容などを表示するための装置である。
【0031】
5は入力装置であり、キーボードやボタン等の入力部とそれを制御するための入力制御部から構成されている。ここで、入力部は、音声の録音の開始を指示するための音声入力開始手段(REC)51と、その録音の中止あるいは終了を指示するための音声入力終了手段(STOP)52と、録音された音声の再生を指示するための音声再生手段(PLAY)53と、録音している音声で重要な内容の部分にきたときにその位置を記憶しておくための位置情報を挿入するための位置指定手段(INDEX)54と、さらに、上記位置指定手段(INDEX)54によって記憶された位置情報に文字や記号やマーク等を含めた付加的ば情報を記憶させるための位置情報のデータ入力手段(位置情報入力手段)55から構成されている。
【0032】
ここで、データ入力手段(位置情報入力手段)55は、キーボードやタブレットやタッチパネルで構成されているものとする。また、図2ではこのデータ入力手段(位置情報入力手段)55と上記表示装置6とは別々に記載しているが、タッチパネルの場合は、上記表示装置6と一体化された、例えば電子手帳や携帯型端末等で採用されているタッチパネル方式の表示一体型の入力装置であってもよい。
【0033】
尚、本実施例では上記音声入力開始手段(REC)51、音声入力終了手段(STOP)52、音声再生手段(PLAY)53、位置指定手段(INDEX)54は、説明を分かりやすくするために図1に示しているようなボタン形状のものとし、該当するボタンを操作する(押す)ことによって動作が行われる。さらに、音声入力終了手段(STOP)52は録音時の中止用の手段だけでなく、再生時の中止用の手段としても機能する。
【0034】
7は音声入力装置で、マイク等から構成されている。音声入力装置7は、マイクから取り込まれた音声を信号増幅手段で信号増幅を行い、アナログ信号として中央制御装置1に送り出す。アナログ信号として送られてきた音声信号は、中央制御装置1において、アナログ/ディジタル変換処理手段を介してディジタル信号(ディジタル・データ)に変換される。この変換されたディジタル信号(ディジタル・データ)は録音手段によって音声データとして、第3のメモリ4のデータエリアの音声データ42に記憶される。
【0035】
8は音声出力装置で、スピーカー等から構成されている。中央制御装置1は、第3のメモリ4のデータエリアの音声データ42に格納されている音声データを再生手段によって読み出し、読み出された音声データをディジタル信号(ディジタル・データ)としてディジタル/アナログ変換処理手段を介してアナログ信号に変換し、音声出力装置8に送り出す。音声出力装置8では、送られてきたアナログ信号を信号増幅手段で信号増幅し、音声としてスピーカーから発声する。
【0036】
尚、中央制御装置1は上記の機能・手段以外に、本実施例の特徴である位置情報に関する検索あるいは指定の手段を有しているものとする。
【0037】
ここで、中央制御装置1は、音声及びその音声データを取り扱うために専用の音声チップ(専用の音声処理用LSI)で構成されていてもよい。
【0038】
以上の構成から、中央制御装置(CPU等)1は、システムの制御手段、録音手段、再生手段、アナログ/ディジタル変換処理手段、ディジタル/アナログ変換処理手段、位置情報の検索/指示手段等の役割・機能を、第3のメモリ(RAMや不揮発性メモリであるEEPROMやフラッシュメモリや外部記憶手段(記憶媒体))4は記憶手段の役割・機能を、表示装置6は表示手段の役割・機能を、入力装置5は音声関連の各種入出力の制御手段と位置情報等のデータの入力手段の役割・機能を、音声入力装置は音声の入力手段の役割・機能を、音声出力装置は音声の出力手段の役割・機能を、それぞれ備えている。
【0039】
次に、上記第3のメモリ4のデータエリアの構成について説明する。
【0040】
図3は、第3のメモリ4のデータエリアの構成を表したものである。
【0041】
データエリアは位置情報リストのエリア41と音声データのエリア42とから構成されている。音声データのエリア42は、マイク等の音声入力装置7から入力された音をディジタル・データに変換されて記憶された情報である。一方、位置情報リストのエリア41は、録音中に重要な内容があった場合、その位置を記憶しておくための位置情報を格納しておくためのエリアである。
【0042】
これは、図1及び図2の位置指定手段(INDEX)である位置指定ボタンを録音中に操作することによって、その位置が記憶される。この位置情報は録音中に複数箇所あってよい。そのため、この位置情報リストのエリア41には複数の位置情報が格納できる。
【0043】
位置情報リスト41は、位置情報データ(オフセット)41Aとシリアル番号データ41Bとから構成されている。
【0044】
位置情報データ(オフセット)41Aとは位置情報を挿入した場所(アドレス)を登録した音声データ41の先頭位置(先頭アドレス)からのオフセット値としてものであり、シリアル番号データ41Bとは何番目の位置情報かを示す番号41Baと使用者が付加的な情報を記録しておくための文字・記号・マーク等を含めたコード情報としてのデータ41Bbから構成されている。ここで、シリアル番号41Baは音声データ42ごとに割り付けられたユニークな数値であってもよいし、本電子機器全体で割り付けられたユニークな数値であってもよい。
【0045】
また、使用者が付加的な情報を記録しておくための文字・記号・マーク等を含めたコード情報としてのデータ41Bbは図1の表示一体型のタッチパネル55、6から、つまりデータ入力手段(位置情報入力手段)55によって入力されたデータが記憶されたものである。
【0046】
次に、本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器の動作の概要に関して説明する。
【0047】
図4は、本電子機器の動作の概要を示したフローチャートである。
【0048】
尚、記載に際しては該当する画面表示例を参照しながら説明する。
【0049】
本電子機器の初期状態は、図1のように表示装置6のディスプレイ上には何も表示されていない状態である。
【0050】
使用者は、音声データ42の入力を行うために音声入力の開始を指示するために音声入力開始手段(REC)51を実行する。例えば、音声入力開始ボタン(REC)を操作する(図4のステップS1)。これによって、録音が開始可能な状態となる。
【0051】
使用者は、マイク等の音声入力装置7から目的の音声を録音する(図4のステップS2)。録音されている音声は第3のメモリ4のデータエリアに音声データ42として記憶されてゆく。このときの表示装置6のディスプレイ上の画面表示は、図5のようになる。図5において、601は本機器の状態を示した「録音中」というメッセージであり、602の「01分21秒」は開始から現時点までの録音時間の表示である。使用者は、目的の内容の録音を続ける。
【0052】
使用者は、録音中に重要な内容の部分にきたと判断した場合、位置情報を指示するために、位置指定手段(INDEX)54を実行する。例えば、位置指定ボタン(INDEX)54を操作する(図4のステップS3)。これによって、位置情報が録音中の音声データ42に対応した位置情報リスト41に記憶される。つまり、i番目の位置情報データとして格納される。このときは、位置情報として位置情報データ(オフセット)41Aとシリアル番号データ41Bのシリアル番号41Bbが情報として格納される。
【0053】
使用者は、目的とする内容をすべて音声で入力し終わると、音声データ42の入力を終了するために音声入力の中止を指示するために音声入力終了手段(STOP)52を実行する。例えば、音声入力終了ボタン(STOP)を操作する(図4のステップS4)。これによって、録音が終了した状態となる。
【0054】
この時点で表示装置6のディスプレイ上の画面表示は、図6のようになる。
【0055】
図6は、録音された音声データ42の録音時間とそのデータ内で位置指定した場所が分かりやすくするためのバーチャート表示である。
【0056】
602の「12分32秒」というのは音声データ42の総録音時間であり、603は登録した音声データ42のバーチャートであり、604は録音中に付加した位置情報の場所を示したマークである。さらに、画面下部には、位置情報に意味合いや識別しやすくするための付加的な情報を記録したりするためのコード情報入力手段55をタッチキー方式で設けている。
【0057】
ここで551は目的の処理・動作を行うためのキーである。その一例として(b)に示されているように、位置情報に付加的な情報を登録するための「登録」キー551−1、登録されている付加的な情報を修正するための「修正」キー551−2、登録されている付加的な情報を消去するための「消去」キー551−3、文字を入力するための「文字」キー551−4、記号を入力するための「記号」キー551−5、マークを入力するための「マーク」キー551−6、モード状態を入力/修正や消去から表示モードの状態に戻すための「表示」キー551−7等が設けられている。さらに、552は「文字」あるいは「記号」あるいは「マーク」のキーが操作された場合に、その候補を表示し、採用するためのエリアである。このようなタッチキーの方式は既存の技術を用いるものとする。
【0058】
使用者は、この図6の状態で録音した音声データ42を再生したい場合には、再生の開始を指示するために音声再生手段(PLAY)53を実行する。例えば、音声再生ボタン(PLAY)を操作する(図4のステップS6)。これによって、再生が開始される。
【0059】
図7は、音声データを再生中の画面表示例である。
【0060】
601は本機器の状態を示した「再生中」というメッセージであり、602の「05分43秒」は開始から現時点までの再生経過時間の表示である。603は登録した音声データ42のバーチャートであり、603aは現在再生している音声データが全音声データ中のどの部分かをバーチャートとして示している。
【0061】
604は録音中に付加した位置情報の場所を示したマークである。
【0062】
「<<」605aと「>>」605bは、タッチすることで現在再生中の音声データの位置に対して位置情報を指定した場所までスキップする、つまり頭出しするように指示できる。例えば、現時点で605bをタッチすると位置情報604−3の位置まで進み、605aをタッチすると位置情報604−2の位置まで戻る。また、この頭出しは、直接位置情報の場所を示しているマーク604−1、604−2、604−3をタッチすることでも実行される。
【0063】
通常の音声データの再生はデータの最初から行いますが、直接位置情報の場所を示している各マーク604−1、604−2、604−3あるいはスキップ用のマーク“<<”605a、“>>”605bを選ぶことにより位置情報を記憶しておいた場所まですぐに頭出しができます(図4のステップS7)。
【0064】
使用者が、再生の途中で中止したい場合は、再生の終了を指示するために音声入力終了手段(STOP)を実行する。例えば、音声入力終了ボタン(STOP)を操作する。これによって、再生が中止される。
【0065】
このように、再生の途中で中止した場合や録音した音声データの再生が終了した場合には、表示装置6のディスプレイ上の画面表示は、図6のようになる。
【0066】
また、図4の処理シーケンスには記載していないが、上記ステップS6の再生中においても、位置情報は挿入記録できる。つまり、録音時点では気が付かなかった内容に関しても対応できるものとする。位置情報の記録方法は、上記録音時のステップS3の場合と同じ手段及び操作を行うとことで実行される。
【0067】
次に、使用者が位置指定した場所にデータを入力する場合と既に入力されている内容を表示する場合の方法及び手順について説明する。
【0068】
図6の表示状態において、使用者は位置指定されたマークの部分604をタッチする(ステップS8)。そうすることで、該当する位置の位置情報が画面に表示される。
【0069】
例えば、そのタッチした位置指定の位置情報が既に登録されている場合には、図8に示す画面が表示される(ステップS9)。また、そのタッチした位置指定の位置情報がまだ登録されていない場合には、図9に示す画面が表示される(ステップS10)。
【0070】
図8の場合は、位置指定のマーク604−1には位置情報の付加的情報として606のような文章が記憶されていることを表している。
【0071】
この状態では上記図6で説明した画面下部に設けられたタッチキー方式のコード情報入力手段55、つまり、目的の処理・動作を行うためのキー551と「文字」あるいは「記号」あるいは「マーク」のキーが操作された場合に、その候補を表示し採用するためのエリア552を用いて、各種操作を行うことができ、例えば、以下のように状態を遷移することができる。
【0072】
▲1▼「修正」キー551−2を操作すると、図10の画面表示の状態に遷移する。つまり、付加的な情報である文章を修正したい場合にはこの操作を行うことで実行できる。図10では、修正したい文字等の場所をタッチすることでカーソルが移動して表示されるものとする。
【0073】
▲2▼「消去」キー551−3を操作すると、図11の画面表示の状態に遷移する。つまり、付加的な情報である文章を消去したい場合にはこの操作を行うことで実行できる。図11では“Yes”、“No”のいずれかをタッチすることで目的の処理が実行できる。
【0074】
▲3▼「表示」キー551−7を操作すると、図6の画面表示の状態に遷移する。つまり、元の状態に戻ることができる。
【0075】
図9の場合は、位置指定のマーク604−1には位置情報の付加的情報として606のように何も記憶されていないことを表している。そのため、文字や記号やマークの入力を催促するためのカーソル606aが表示されている。
【0076】
この状態でも上記図6で説明した画面下部に設けられたタッチキー方式のコード情報入力手段55、つまり、目的の処理・動作を行うためのキー551と「文字」あるいは「記号」あるいは「マーク」のキーが操作された場合に、その候補を表示し採用するためのエリア552を用いて、各種操作を行うことができ、例えば、以下のように状態を遷移することができる。
【0077】
▲4▼「文字」キー551−4、「記号」キー551−5、「マーク」キー551−6のいずれかを用いて、目的の文字等を選択指定することで、カーソル606aの場所から入力されてゆく。
【0078】
▲5▼「登録」キー551−1は、入力された情報を登録するために使用される。その結果、図8の画面表示の状態になる。
【0079】
尚、文章作成途中の「消去」キー551−3と「表示」キー551−7は上記▲2▼と▲3▼と同じ動作が行われる。
【0080】
尚、入力されて登録されたデータは、図3の該当する位置情報データ41Aに対応するシリアル番号データ41Bの文字・記号・マークを含むデータ41Bbに格納される。つまり、位置情報データと付加情報データとのつながりは両構造に存在するシリアル番号が同番号のときつながりがあるものとする。
【0081】
尚、本実施例においては、画面下部に設けられたタッチキー方式のコード情報入力手段55は、図6の表示モードの状態、コード入力/修正/消去の各モードの状態(図6、8、9、10、11)でのみ有効とし、それ以外の状態では機能しないものとする。
【0082】
(実施例2)
図12は、本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器の外観図を示したものである。
【0083】
図12に示した音声録音再生機能を有する電子機器の形状は説明を分かりやすくするために、電子手帳やハンディー端末等を含めた携帯用端末をベースにスピーカーとマイクを備えた機器を想定したものである。
【0084】
図示しているように、本機器は、タブレットと液晶表示装置とからなる表示一体型入力装置(タッチパネル)6、55と、マイク等の音声入力装置7と、スピーカー等の音声出力装置8とから構成されている。
【0085】
本実施例では図1に示した音を録音再生するための各種ボタン類である指示手段は、タブレットと液晶表示装置とからなる表示一体型入力装置(タッチパネル)6、55に設けられたものとする。例えば、タッチキーとして録音用キー(REC)51’、停止用キー(STOP)52’、再生用キー(PLAY)53’、位置指定用キー(INDEX)54’のように設けている。
【0086】
また、本音声録音再生機器の電源の入/切手段は、図のように入キー55’と切キー56’として設けられている。さらに、図示されていないが音声の入力/再生の中断手段も設けられているものとする。
【0087】
本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器のシステム構成に関する機能ブロックは、前記実施例1の図2に相当している。また、位置情報の構成も前記実施例1の図3に相当している。さらに、本機器の動作の概要も前記実施例1と同じである。
【0088】
つまり、相違点としては、前記実施例1では、音を録音再生するための各種指示手段は、例えば、録音用ボタン(REC)51、停止用ボタン(STOP)52、再生用ボタン(PLAY)53、位置指定用ボタン(INDEX)54としたように、ボタン形状のもとしていた。しかし、本実施例ではタブレットと液晶表示装置とからなる表示一体型入力装置(タッチパネル)の機能をフルに利用して、上記ボタン類を、例えば、タッチキーとして録音用キー(REC)51’、停止用キー(STOP)52’、再生用キー(PLAY)53’、位置指定用キー(INDEX)54’で実現した点である。それ以外は、前記実施例1と同じとしている。
【0089】
例えば、図13は前記実施例1の図6の状態と同じである。
【0090】
(実施例3)
本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器は、電話機やFAX等を含めた電話機能を有する通信端末機器を想定したものである。
【0091】
本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器の外観形状は、図示はしていないが、前記実施例2での図12の外観形状に受話器(ハンドセット)が設けられ、電話回線(公衆回線)がモジュラージャックを介して接続されたものである。つまり、図12の電子手帳やハンディー端末等を含めた携帯用端末をベースにスピーカーとマイクを備えた機器に、さらに電話機で必要な装置を備えたものである。
【0092】
本実施例における音声録音再生機能を有する電子機器のシステム構成の機能ブロックは、図示していないが前記実施例1及び2のシステム構成の機能ブロックにおいて、電話機で必要な装置を備えたもの、つまり、通信回線を制御するための回線制御手段と回線接続器を備えたものである。それ以外の機能に関しては同じものとする。
【0093】
本実施例の特徴は、使用者はかかってきた電話の内容を録音するときに、その会話の中で重要と思われる部分を即座に記録することができる。そのため、再生時に何が重要であったかが、視覚的に表現でき、さらに付加的情報を入力できるため、忘れかけていた内容を思い出させるといった効果も得られる。
【0094】
尚、上記各実施例においては、位置情報における付加的データの入力手段は、画面下部の設けられたタッチパネル方式のキーでの文字や記号やマーク等の各種キーを選択して、データを入力する方式を採用したが、それに限定されるものではない。例えば、直接画面内のエリア606に手書き方式で入力してもよい。
【0095】
以上、各実施例においては、下記のような利点がもたらされる。
【0096】
(1)音声入力の開始を指示する装置を操作し、音声入力装置より音声を入力する。その音声に対して重要な部分にきたときに位置を指定する手段を用いて位置情報を複数箇所入力する。そして音声入力の終了を指示する装置を操作して音声入力を終了する。その後、録音した音声データの総時間及びバーチャートが表示され、そのバーチャートに入力された位置情報が付加されて表示される。
【0097】
この結果、音声という不可視のデータを取り扱う音声録音再生機能を有する電子機器に対して付加情報を付けるための位置情報の指定手段を備えることにより、容易に情報へのアクセスができるといった優れた効果を得ることができる。
【0098】
(2)また、再生中にバーチャートに表示されている位置情報を選択することにより頭出しの処理ができ、指定位置の音声データからの再生を行い瞬時に必要な情報が再生できるようになる。
【0099】
さらに、再生中にも録音中と同様に位置指定が実行できる。
【0100】
この結果、音声という不可視のデータに位置情報を付け、それを表示装置に表示し可視情報とすることにより、音声情報の選択や重要項目へのデータのスキップが容易に行えるといった優れた効果を得ることができる。
【0101】
(3)さらに、録音中だけでなく再生中も同様に位置指定が実行でき、位置情報を付けができる。
【0102】
この結果、重要な内容を忘れたりすることをなくすることができる。
【0103】
(4)音声入力中あるいは再生中に指定入力した位置情報に対して、音声入力あるいは再生の終了後にバーチャートに表示されている位置情報を選択することにより、その位置情報に対してマークや文字を入力するための入力装置が有効となり、その入力装置より入力したマークや文字を位置情報と合わせてバーチャートに表示する。
【0104】
この結果、音声という不可視のデータに使用者にとってわかりやすいマークや文字を付加する機能を備えることにより、情報の検索や関連内容のグループ化などが行え、データ管理が容易に行えるようになり、情報の利用効率が向上するといった優れた効果を得ることができる。
【0105】
以上、ここまで挙げた実施形態における内容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限定されるものではない。
【0110】
【発明の効果】
本発明における音声録音再生機能を有する電子機器では、音声という不可視のデータに使用者にとってわかりやすいマークや文字を付加する機能を備えることにより、情報の検索や関連内容のグループ化などが行え、データ管理が容易に行えるようになり、情報の利用効率が向上するといった効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における音声録音再生機能を有する電子機器の外観図を示したものである。
【図2】本発明の実施例1及び2における音声録音再生機能を有する電子機器を構成しているシステムに関する機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施例1及び2における位置情報の構成を示した構成図である。
【図4】本発明の実施例1及び2における音声録音再生機能を有する電子機器の動作の概要を示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施例1において録音中の音声録音再生機能を有する電子機器の画面表示例である。
【図6】本発明の実施例1において録音あるいは再生終了後の音声録音再生機能を有する電子機器の画面表示例である。
【図7】本発明の実施例1において再生中の音声録音再生機器の画面表示例である。
【図8】本発明の実施例1において位置情報が既に登録されている場合の画面表示例である。
【図9】本発明の実施例1において位置情報が登録されていない場合の画面表示例である。
【図10】本発明の実施例1において登録されている位置情報を修正している場合の画面表示例である。
【図11】本発明の実施例1において登録されている位置情報を消去する場合の画面表示例である。
【図12】本発明の実施例2における音声録音再生機能を有する電子機器の外観図を示したものである。
【図13】本発明の実施例2における録音あるいは再生終了後の音声録音再生機能を有する電子機器の画面表示例である。
【符号の説明】
1 中央制御装置
2 第1のメモリ
3 第2のメモリ
4 第3のメモリ
5 入力装置
6 表示装置
7 音声入力装置
8 音声出力装置
Claims (1)
- 音声の録音及び再生を行うために、音声を入力するための音声入力手段と、前記入力された音声であるアナログ信号をディジタル信号に変換する手段と、前記ディジタル信号を音声データとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている音声データをディジタル信号として読み出す手段と、前記ディジタル信号をアナログ信号に変換する手段と、前記アナログ信号を音声として発声する音声出力手段と、前記音声データの中で、文字や記号やマークを含む付加情報を記録しておきたい任意の位置を指定し、その位置を前記記憶手段に格納する位置情報指定手段とを備えた音声録音再生機能を有する電子機器であって、前記位置情報指定手段によって指定された位置を視覚的に表示する表示手段と、前記表示手段によって視覚的に表示された位置に対して、前記付加情報を入力し、該付加情報を該位置と関連付けて前記記憶手段に格納する位置情報入力手段とを備え、前記表示手段は、視覚的に表示された位置が指定されたとき、該位置と対応が分かるように、前記記憶手段に格納されている該位置に関連付けられた付加情報を表示することを特徴とする音声録音再生機能を有する電子機器。
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