JP3554357B2 - 水草カット用鋏 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、水槽内等に植込まれている水草を簡単、容易にカットすることができるようにした、水草カット用鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来水槽内に植込まれる水草をカット管理するのに、(1) 人が鋏を把持して水槽内に手を入れしその鋏でカットするか、(2) 操作棒の先端に小挟を取付け、操作棒内のリンクを操作することにより小挟を操って水草をカットすることが一般に行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記(1) のカット手段では、人が水槽内に手を入れるため、水を汚し、また緻密に繁殖している細かい水草を所望の状態にカットするのが難しいという課題があり、また前記(2) のカット手段では、小挟みを操作棒内のリンクを介して開閉操作するので、小挟を円滑に開閉操作することができず、この場合も水草を所望な状態にカットするのが難しいばかりでなく、コスト高になるという課題がある。
【0004】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、ピンセット等の通常の開閉具を利用して簡単、容易に水草をカットすることができるようにした、安価な水草カット用鋏を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のため、請求項1記載の発明によれば、一対の鋏半体の中間部が枢支ピンを以て開閉自在に枢支連結され、その両鋏半体の刃部により、水槽内等に植込まれる水草をカットする水草カット用鋏であって、前記一対の鋏半体の基端に形成した取付孔に、弾性部材よりなる一対の保持部材をそれぞれ着脱可能に取付け、その一対の保持部材には、ピンセットの対をなす先端を着脱自在に差込保持し得る差込孔をそれぞれ形成したことを特徴としている。
【0006】
また請求項2記載の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前記一対の鋏半体の各々の刃部の刃面は、相手側の刃部から離れる側に凹状に形成されていることを特徴としている。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
【0008】
図1は、水草カット用鋏の正面図、図2は、その一部破断側面図、図3は、水草カット用鋏をピンセットに取付けた状態を示す斜視図、図4は、ピンセットを正作用型とした場合の側面図、図5は、図4の5線矢視拡大部分図、図6は、図5の6−6線断面図、図7は、ピンセットを逆作用型とした場合の側面図、図8は、水草カット用鋏の使用状態を示す図、図9は、図8の9−9線拡大断面図である。
【0009】
水草カット用鋏Sは、ステンレス綱等の不錆金属材、セラミクス材、硬質合成樹脂材等により形成され、一対の鋏半体1,2の中間部を枢支ピン3により開閉自在に枢支連結して構成される。一対の鋏半体1,2の膨大基端11 ,21 には、それぞれ取付孔4,4が開口され、各取付孔4には、それぞれ保持部材5,5が着脱自在に取付けられる。各保持部材5は、ポペット状の取付部51 と円筒状の保持部52 とを一体に形成してなり、その保持部52 には、行止まりの差込孔6が形成されている。
【0010】
一対の鋏半体1,2の各々の刃部12 ,22 の刃面は、相手側の刃部2 2 ,1 2 から離れる側に凹状に形成されており、これらの刃面により水草Gの枝、幹部等をカットするとき、それらを刃部12 ,22 から逃げないようにしている。
【0011】
前記水草カット用鋏Sを開閉操作するための開閉具として、本実施例では、正、逆作用型のピンセットPが使用される。このピンセットPは、図4に示すように通常先端挟持部が開いていて把持力を加えることにより物を挟むことができるようにした正作用型と、図7に示すように通常先端挟持部が閉じていて把持力を加えることにより先端挟持部が拡開されるようにした逆作用型とに兼用できるように構成されている。
【0012】
次にこのピンセットPの構造について説明するに、図3に示すように基端e1 を一体に結合された一対は挟持片10,11は、その自由状態では互いに離隔する方向にV字状に拡開され、それらの基部を互いに接近する方向に押圧するとき、互いに離れる方向への弾発力が得られるように構成される。また一対の挟持片10,11の中間部は相互に重合されて上下にクロスされ、このクロス部から先端までは上下が逆になり、互いに重なり合っている。そして一対の挟持片10,11の先端e2 は、それらの基部101 ,111 の外方への弾発力により圧接され、挟持片10,11の基部101 ,111 を押圧することにより、それらの前端の挟持力が加減される。
【0013】
一対の挟持片10,11の基部101 ,111 は、それら間の間隔を調整するための調整部材12が設けられる。この調整部材12は合成樹脂材により偏平な角筒状に形成されて前記基部101 ,111 にその長手方向に摺動可能に嵌挿されている。この調整部材12の上面には、その長手方向に沿う長孔13が形成されており、この長孔13に前記基部101 ,111 に固着したガイドストッパ15が係合されており、調整部材12はその両端がガイドストッパ15に係合するまで前後に摺動可能である。また調整部材12には、その長孔13に沿って目盛16が付されており、この目盛16をガイドストッパ15上の基準ポイント17に一致させることにより、調整部材12の調整位置が読み取れるようになっている。調整部材12を図5,6実線位置に示すように前進限位置まで移動させると、図4に示すようにピンセットPは、先端e2 の開いた正作用型として使用することができ、また調整部材12を図5,6鎖線位置に示すように後退限まで移動させると、図7に示すようにピンセットPは、先端e2 の閉じた逆作用型として使用することができる。
【0014】
次に前記水草カット用鋏Sを前記ピンセットPにより開閉作動して水槽T内の水草Gをカットする過程について説明すると、調整部材12を前述したように前進限までにスライド調整して該ピンセットPの先端e2 を開いて正作用型としたのち、該ピンセットPの先端e2 を図3に示すように水草カット用鋏Sの差込孔6,6に差込保持させる。このとき保持部材5,5の弾性により水草カット用鋏Sは図3に示すようにピンセットPの先端に保持されて、そこから抜け出る虞はなく、鋏SはピンセットPの拡開力により開き位置に保持される。この状態からピンセットPの基部を把持して水草カット用鋏Sを、該ピンセットPの前半部と共に水槽T内の貯留水内に浸漬し、該ピンセットPの間欠的な押圧作用により、水草カット用鋏Sを開閉作動して水草Gの枝や葉をカットすることができる。この場合水草カット用鋏Sの一対の刃部12 ,22 の刃面は凹状に形成されていることにより図9に明瞭に示すようにこれらの刃面が水草Gの枝や幹を逃げないようにホールドしてカットすることができるので、水中でも難なくそれらのカット作業を確実、容易に行なうことができる。
【0015】
た図9に示すようにピンセットPの開閉作動によりその先端e2 に示すように直線的な軌跡を辿るのに対し、水草カット用鋏Sの膨大基端11 ,21 は枢支ピン3を中心とする円弧状の軌跡を辿ることになり、それらの軌跡a,bの差による両者の位置ズレは、保持部材5,5が弾性部材により形成されること、およびピンセットPの先端が差込孔6内を相対回動できることにより吸収することができ、これにより水草カット用鋏Sの円滑な遠隔開閉操作が可能になる。
【0016】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば水草カット用鋏を開閉作動するための開閉具は前記ピンセントに代えて従来の正作用型のピンセットその他同効物の使用が可能であることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の本発明によれば、水槽内等に植込まれる水草をカットするための水草カット用鋏において、一対の鋏半体の基端に形成した取付孔に、弾性部材よりなる一対の保持部材をそれぞれ着脱可能に取付け、その一対の保持部材には、ピンセットの対をなす先端を着脱自在に差込保持し得る差込孔をそれぞれ形成したので、この鋏をピンセットの先端に前記保持部材を介して着脱自在に取付けることにより、水槽内の水草の葉、枝および幹等をカットすることができ、特に水草が密に繁殖しているところでも水草カット用鋏を枝葉間に進入させて的確、容易に水草の葉、枝および幹等をカットすることができる。またこの水草カット用鋏は、通常のピンセットを使用して遠隔開閉操作が可能であり、特別の操作部材を必要としないので、きわめて廉価に提供することができる。またピンセットの開閉作動によりその先端が直線的な軌跡を辿るのに対して、一対の鋏半体の基端が枢支ピンを中心とする円弧状の軌跡を辿ることになるが、それらの軌跡の差による両者の位置ズレを、前記弾性部材よりなる保持部材により吸収することができ、水草カット用鋏の円滑な遠隔開閉操作が可能になる。
【0018】
また請求項2記載の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前記一対の鋏半体の各々の刃部の刃面は、相手側の刃部から離れる側に凹状に形成されているので、前記作用効果に加えて水草カット用鋏の刃部は水草の枝や幹を逃がさずにホールドしてカットすることができ、比較的硬い枝や幹でも難なくカットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水草カット用鋏の正面図
【図2】水草カット用鋏の一部破断側面図
【図3】水草カット用鋏をピンセットに取付けた状態を示す斜視図
【図4】ピンセットを正作用型とした場合の側面図
【図5】図4の5線矢視拡大部分図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】ピンセットを逆作用型とした場合の側面図
【図8】水草カット用鋏の使用状態を示す図
【図9】図8の9−9線拡大断面図
【符号の説明】
1・・・・鋏半体
1 ・・・鋏半体の基端
2 ・・・鋏半体の刃部
2・・・・鋏半体
1 ・・・鋏半体の基端
2 ・・・鋏半体の刃部
4・・・・取付孔
5・・・・保持部材
6・・・・差込孔
2 ・・・先端
P・・・・ピンセット
T・・・・水槽
G・・・・水草

Claims (2)

  1. 一対の鋏半体(1,2)の中間部が枢支ピン(3)を以て開閉自在に枢支連結され、その両鋏半体(1,2)の刃部(1 2 ,2 2 )により、水槽(T)内等に植込まれる水草(G)をカットする水草カット用鋏であって、
    前記一対の鋏半体(1,2)の基端(11 ,21 に形成した取付孔(4)に、弾性部材よりなる一対の保持部材(5,5)をそれぞれ着脱可能に取付け、その一対の保持部材(5,5)には、ピンセット(P)の対をなす先端(e 2 )を着脱自在に差込保持し得る差込孔(6)をそれぞれ形成したことを特徴とする、水草カット用鋏。
  2. 前記一対の鋏半体(1,2)の各々の刃部(12 ,22 )の刃面は、相手側の刃部(2 2 ,1 2 )から離れる側に凹状に形成されていることを特徴とする、前記請求項1記載の水草カット用鋏。
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