JP3554122B2 - 作業用機械の油圧回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種建設作業、土木作業に用いられる油圧ショベル等の作業用機械の油圧回路装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種作業用機械の油圧回路装置のなかには、複数の油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータに圧油を供給するための複数の可変容量式の油圧ポンプとを備えたものがある。この様な油圧回路装置において、前記各油圧ポンプには、エンジン等の動力源からの出力トルクがそれぞれ配分されることになるが、例えば作業用機械が三つの油圧ポンプを備えた油圧ショベルである場合、従来、図9に示すごとく、旋回用操作レバーが操作されていない(中立位置に位置している)ときには、旋回用モータに圧油を供給する第一ポンプP1へのトルク配分を少なく(例えばエンジンの出力トルクの3%)して、その残りのトルクを第二、第三の油圧ポンプP2、P3に均等に配分していた。一方、旋回用操作レバーが操作されているときには、前記第一ポンプへのトルク配分を、予め設定された数種類(図9のものにおいては15%と20%の二種類)のなかから選択スイッチ15によって選択すると共に、該選択されたトルクを差し引いた残りのトルクを、残り二つの第二、第三の油圧ポンプP2、P3に均等に配分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして前記従来の油圧回路装置では、旋回用操作レバーが操作されている状態では、選択スイッチによって選択されたトルクが第一ポンプに優先的に配分されるため、旋回用モータへの圧油供給を、他の油圧アクチュエータへの圧油供給の影響を受けることなく行うことができ、これによって、他の油圧アクチュエータの作動、非作動に拘わらず旋回作動を優先させて行うことができるという利点がある。
しかるにこのものは、第一ポンプへのトルク配分を、前記予め設定された数種類のなかからしか選択できないという制限を受ける許りか、旋回用操作レバーの操作量が僅かであっても、第一ポンプには前記選択されたトルクが配分されてしまうという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
さらに前記従来のものは、第二、第三油圧ポンプに均等のトルクが配分される構成となっているため、どちらか一方の油圧ポンプから圧油供給される油圧アクチュエータのみを作動させる場合であっても、両ポンプには均等のトルク配分がなされることになって、適正なトルク配分がなされず作業性、作業効率が低下してしまう惧れがあるという解決すべき課題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、複数の操作具の操作量をそれぞれ検出する操作量検出手段と、該検出される操作量に基づいてそれぞれ作動する油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータに圧油を供給するための複数の可変容量式の油圧ポンプとを備えてなる作業用機械の油圧回路装置において、該油圧回路装置に、各油圧ポンプのトルクを制御するためのトルク制御手段と、油圧ポンプ動力源からの出力トルクを各油圧ポンプに分配すべく前記トルク制御手段に制御指令を出力するトルク制御部とを設け、該トルク制御部に、前記操作量検出手段からの入力信号に基づいて各油圧ポンプへのトルク配分を演算するトルク配分演算手段と、該トルク配分演算手段の演算結果に基づいて前記トルク制御手段に制御指令を出力するトルク配分出力手段とを設け、複数の油圧ポンプのうち予め設定される第一油圧ポンプからの圧油は、第一操作具の操作によって対応する第一油圧アクチュエータに供給され、第一油圧ポンプ以外の他の油圧ポンプからの圧油は、第一操作具以外の残りの操作具操作によって作動する各対応する残りの油圧アクチュエータに供給されるものとしたとき、トルク配分演算手段は、第一油圧ポンプに第一操作具の操作量に基づいてトルクを配分する演算と、油圧ポンプ動力源の出力トルクから前記演算された第一油圧ポンプへのトルクを差し引いた差し引きトルクを、残りの操作具の操作量に基づいて他の油圧ポンプに配分する演算とを行うように構成するにあたり、他の油圧ポンプが複数であるとき、他の各油圧ポンプは、対応する単数または複数の油圧アクチュエータにそれぞれ圧油を供給するものであり、トルク配分演算手段における第一油圧ポンプへのトルク配分の演算は、残りの操作具の操作量に関係なく行うものであり、トルク配分演算手段における他の各油圧ポンプへのトルク配分は、残りの全ての操作具の操作量に対し、各油圧ポンプ対応の油圧アクチュエータ用操作具の操作量の割合に基づいて行うように構成されていることを特徴とする作業用機械の油圧回路装置である。
そして、この様にすることにより、各油圧ポンプへのトルク配分は、操作具の操作量に基づいてなされることになって、作業性、作業効率が向上する。
請求項2の発明は、請求項1において、油圧回路装置には、他の各油圧ポンプからの供給圧油を合流して対応以外の油圧アクチュエータにも圧油を供給するための合流油路と、該合流油路を開閉制御するための開閉制御弁とが設けられている作業用機械の油圧回路装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、トルク制御手段は、油圧ポンプの容量可変手段にトルク制御圧を供給する電磁比例制御弁を用いて構成されている作業用機械の油圧回路装置である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかにおいて、トルク制御部に、各油圧ポンプの吐出圧を検出する吐出圧検出手段を接続すると共に、トルク配分演算手段は、該吐出圧検出手段からの入力信号に基づいて各油圧ポンプへのトルク配分を演算するフィードバック機構が設けられている作業用機械の油圧回路装置である。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかにおいて、作業用機械は、下部走行体に上部旋回体を旋回自在に支持してなる油圧ショベルであり、該油圧ショベルは、旋回用モータ、左右の走行用モータ、ブーム用シリンダ、スティック用シリンダ、バケット用シリンダ等の各種油圧アクチュエータと、第一、第二、第三の各油圧ポンプとを備え、そして第一ポンプは旋回用モータに圧油を供給し、第二、第三ポンプは残りの油圧アクチュエータに圧油を供給するものである作業用機械の油圧回路装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の三つを図面に基づいて説明する。
まず、第一の実施の形態を図1〜図5に示すが、該図面において、1は油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に取付けられる作業部4等の各部から構成されており、さらに該作業部4は、基端部が上部旋回体2に揺動自在に支持されるブーム5、該ブーム5の先端部に揺動自在に支持されるスティック6、該スティック6の先端部に揺動自在に支持されるバケット7等の部材装置から構成されている等の基本的構成は従来通りである。
【0006】
また油圧ショベル1には、前記上部旋回体3を旋回させるための旋回用モータ8、左右の走行用モータ9、10、ブーム5を揺動させるためのブーム用シリンダ11、スティック6を揺動させるためのスティック用シリンダ12、バケット7を揺動させるためのバケット用シリンダ13等の各種油圧アクチュエータが設けられており、これら油圧アクチュエータの作動は、エンジンMの動力で駆動する油圧ポンプからの圧油供給に基づいて行われる構成となっているが、本実施の形態では、油圧ポンプとして、第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3の計三つの可変容量式の油圧ポンプが用いられている。これら油圧ポンプP1、P2、P3は、斜板P1a、P2a、P3aの傾斜角変位に基づいて吐出量が変化する斜板式アキシァルピストンポンプで構成されているが、本実施の形態において、第一ポンプP1は前記旋回用モータ8に、第二ポンプP2は左右の走行用モータ9、10、およびスティック用シリンダ12に、第三ポンプP3はバケット用シリンダ13、ブーム用シリンダ11、およびアタッチメント用シリンダ14にそれぞれ圧油を供給するように設定されている。ここで、アタッチメント用シリンダ14は、前記バケット6に替えて取付けられるブレーカ等の作業用アタッチメント用の油圧シリンダである。
【0007】
さらに、22〜28は旋回用、左側走行用、右側走行用、スティック用、バケット用、ブーム用、アタッチメント用の各操作レバー(何れも図示せず)の操作量を検出するための操作量検出手段であって、角度検知センサ等から構成されるものであるが、これら操作量検出手段22〜28からの信号は、後述する制御装置29に入力されるように設定されている。また、30、31、32は前記各油圧ポンプP1、P2、P3の吐出圧を検出するための吐出圧検出手段であって、圧力検知センサ等から構成されるが、これら吐出圧検出手段30、31、32からの信号も、前記制御装置29に入力されるように設定されている。
【0008】
前記制御装置29は、マイクロコンピュータ等を用いて構成されるものであるが、該制御装置29には、前記エンジンMからの出力トルク(目標トルク)を前記各油圧ポンプP1、P2、P3に配分するためのトルク制御部33と、前記各油圧アクチュエータ8〜14用のコントロールバルブ34〜40の開度量制御を行うためのバルブ制御部41とが設けられている。該バルブ制御部41は、前記操作量検出手段22〜28から入力信号に基づき、各操作レバーの操作量に対応する流量の圧油を油圧アクチュエータ8〜14に供給すべく各パイロットバルブ34a〜40aに制御指令を出力して対応するコントロールバルブ34〜40の開度量を制御するものであるが、このバルブ制御部41については、従来知られているものが採用されているため、その詳細についてはここでは省略する。
【0009】
一方、前記トルク制御部33は、前記各操作量検出手段22〜28からの入力信号に基づいて各油圧ポンプP1、P2、P3へのトルク配分を演算し、該演算結果に基づいて後述の電磁比例制御弁42、43、44に制御指令を出力するものであるが、該トルク制御部33の制御手順について、図5に示すブロック図に基づいて以下に説明する。
【0010】
まず、第一ポンプP1へのトルク配分の演算は、旋回用操作量検出手段22から入力されるレバー操作量値αに基づいて行われる。つまり、トルク制御部33は、該レバー操作量値αを、予め設定される関数[a]に従ってレバー理論値βに換算し、さらに該レバー理論値βを、予め設定される関数[b]により第一ポンプトルク率Aに換算する。ここで、第一ポンプトルク率Aは、前記エンジンMの第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3への出力トルクTtに対する第一ポンプP1への供給トルクT1の割合(A=T1/Tt)であって、該第一ポンプトルク率Aは、百分率で示すと、例えば0〜20%の範囲となるように設定されている。つまり第一ポンプトルク率Aは、旋回用操作レバーが中立位置のときには0%、フル操作されているときには20%、そして中立位置とフル操作位置とのあいだに位置するよう操作されているときには、その操作量に対応して0%と20%のあいだの適宜値となるように設定されている。そして、この第一ポンプトルク率Aに前記出力トルクTtを乗じることにより、第一ポンプP1への供給トルクT1が演算される(T1=A×Tt)。
尚、本第一の実施の形態においては、第一ポンプトルク率Aは0〜20%の範囲に設定されているが、これに限定されることなく、0〜15%、0〜25%等、作業用機械の種類、エンジン出力の大きさ、油圧ポンプの容量等に対応して適宜設定できることは勿論である。
【0011】
一方、第二、第三ポンプP2、P3へのトルク配分の演算は、まず、左側走行用、右側走行用、スティック用、バケット用、ブーム用、アタッチメント用操作レバーの各操作量検出手段23〜28から入力されるレバー操作量値αを、予め設定される関数[c]〜[h]に従って流量相当値γに換算する。そして、該流量相当値γから対応する各アクチュエータ9〜14の要求流量δを求めるが、本第一の実施の形態の場合、左側走行用モータ9、右側走行用モータ10およびアタッチメント用シリンダ14については前記流量相当値γがそのまま要求流量δ(δ=γ)に、スティック用シリンダ12およびブーム用シリンダ11については流量相当値γに定数「2」を乗じた値が要求流量δ(δ=2γ)に、バケット用シリンダ13については流量相当値γに定数「1.2」を乗じた値が要求流量δ(δ=1.2γ)になるように設定されている。
【0012】
次いで、左側走行用モータ9、右側走行用モータ10、およびスティック用シリンダ12の各要求流量δを加算して、第二ポンプP2の総要求流量εを求める。さらに該総要求流量εに、吐出圧検出手段31によって検出された第二ポンプP2の吐出圧ηを乗じて、第二ポンプP2の要求トルクDを求める(D=ε×η)。
また、バケット用シリンダ13、ブーム用シリンダ11、およびアタッチメント用シリンダ14の各要求流量δを加算して、第三ポンプP3の総要求流量εを求める。さらに該総要求流量εに、吐出圧検出手段32によって検出された第三ポンプP3の吐出圧ηを乗じて、第三ポンプP3の要求トルクEを求める(E=ε×η)。
そして、前記第二ポンプP2の要求トルクDを、第二、第三ポンプP2、P3の要求トルクD、Eの和で除して、第二ポンプトルク率Bを求める(B=D/(D+E))。ここで、第二ポンプトルク率Bは、第二、第三ポンプP2、P3への供給トルクT2、T3の和に対する第二ポンプP2への供給トルクT2の割合(B=T2/(T2+T3))である。そして、この第二ポンプトルク率Bに、前記エンジンMの出力トルクTtから第一ポンプP1への供給トルクT1を差し引いた差し引きトルク(Tt−T1)を乗じることにより、第二ポンプP2への供給トルクT2が演算される(T2=B×(Tt−T1))。
また、第三ポンプP3の要求トルクEを、第二、第三ポンプP2、P3の要求トルクD、Eの和で除して、第三ポンプトルク率Cを求める(C=E/(D+E))。ここで、第三ポンプトルク率Cは、第二、第三ポンプP2、P3への供給トルクT2、T3の和に対する第三ポンプP3への供給トルクT3の割合(C=T3/(T2+T3))である。そして、この第三ポンプトルク率Cに、前記エンジンMの出力トルクTtから第一ポンプP1への供給トルクT1を差し引いた差し引きトルク(Tt−T1)を乗じることにより、第三ポンプP3への供給トルクT3が演算される(T3=C×(Tt−T1))。
【0013】
さらに、前記演算された各油圧ポンプP1、P2、P3への供給トルクT1、T2、T3を、トルク制御圧変換演算手段45によりトルク制御圧R1、R2、R3に変換する。そしてトルク制御部33は、各油圧ポンプP1、P2、P3のトルク制御用の電磁比例制御弁42、43、44に対し、該電磁比例制御弁42、43、44が各油圧ポンプP1、P2、P3の斜板P1a、P2a、P3aを変位せしめるレギュレータ(本発明の容量可変手段に相当する)P1b、P2b、P3bに供給する圧力が前記トルク制御圧R1、R2、R3となるように制御指令を出力する構成となっており、而して各油圧ポンプP1、P2、P3に前記供給トルクT1、T2、T3がそれぞれ分配されるようになっている。
尚、46はレギュレータP1b、P2b、P3bの圧油供給源となるパイロットポンプである。
【0014】
ところで、本実施の形態において、油圧ポンプP1、P2、P3の可変制御は、トルク一定制御(馬力一定制御)が採用されていて、図3の点線で示すP−Q(圧力−流量)曲線上の各ポイントにおいてポンプ出力が一定に保持されるよう制御される。このものにおいて、前記レギュレータP1b、P2b、P3bに供給されるトルク制御圧R1、R2、R3を変化させることにより、前記P−Q曲線が矢印方向にシフトして、ポンプ吸収トルク(馬力)が変化する構成となっている。
【0015】
叙述の如く構成された第一の実施の形態において、電磁比例制御弁42、43、44は、トルク制御部33からの制御指令に基づいて、第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3の各レギュレータ P1b、P2b、P3bに供給するトルク制御圧R1、R2、R3を制御することになるが、この場合に、トルク制御部33は、まず旋回用操作レバーの操作量に対応して第一ポンプP1への供給トルクT1の配分を演算し、さらにエンジンMの油圧ポンプP1、P2、P3への出力トルクTtから前記第一ポンプP1の供給トルクT1を差し引いた差し引きトルク(Tt−T1)を、左側走行用、右側走行用、スティック用、バケット用、ブーム用、アタッチメント用の各操作レバーの操作量に対応する割合で第二、第三ポンプP2、P3に配分する演算を行い、そしてこれら演算結果に基づいた制御指令を、前記電磁比例制御弁42、43、44に出力することになる。
【0016】
この結果、エンジンMからの出力トルクTtは、各操作レバーの操作量に基づいて第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3に配分されることになる。つまり、オペレータが操作した操作レバーによって作動する油圧アクチュエータ8〜14に圧油を供給する油圧ポンプP1、P2、P3に、該操作レバーの操作量に対応した適正なトルクが配分されることになって、作業性、作業効率が向上する。
【0017】
しかもこの第一の実施の形態において、トルク制御部33は、まず旋回用操作レバーの操作量に基づいて第一ポンプP1へのトルク配分を決定し、残りのトルクを第二、第三ポンプP2、P3に配分する構成となっているから、他の油圧アクチュエータ9〜14への圧油供給の影響を受けることなく旋回用モータ8への圧油供給が優先的になされ、これにより他の油圧アクチュエータの作動、非作動に拘わらず旋回作動を優先させて行うことができるという利点がある。
【0018】
次に、第二の実施の形態を図6〜図7に示すが、該第二の実施の形態では、図6に示す油圧回路図の如く、第二ポンプP2からの圧油供給油路Xと第三ポンプP3からの圧油供給油路Yとを合流する合流油路Zと、該合流油路Zを開閉するコンバイナバルブ(本発明の開閉制御弁に相当する)47とが設けられている。そして、該コンバイナバルブ47が閉鎖している状態では、前記第一の実施の形態と同様に、第二、第三ポンプP2、P3からの圧油はそれぞれ対応する油圧アクチュエータ9〜14に供給されるが、コンバイナバルブ47が開放している状態では、第二、第三ポンプP2、P3からの圧油は前記合流油路Zを介して対応以外の油圧アクチュエータ9〜14にも供給される構成となっている。このコンバイナバルブ47は、ブーム5、スティック6、バケット7が複合操作される場合等に開放状態となるよう制御されるが、この開閉制御の詳細については、ここでは省略する。
【0019】
次に、前記第二の実施の形態におけるトルク制御部33の制御手順について、図7に示すブロック図に基づいて説明するが、コンバイナバルブ47が閉鎖(図7において「off」)している場合、および第一ポンプP1へのトルク配分の演算は、前記第一の実施の形態と同じであるため省略し、以下、コンバイナバルブ47が開放(図7において「on」)している場合における第二、第三ポンプP2、P3へのトルク配分について説明する。
【0020】
つまり、第二の実施の形態において、第二、第三ポンプP2、P3へのトルク配分の演算は、まず、前記第一の実施の形態と同様に、左側走行用、右側走行用、スティック用、バケット用、ブーム用、アタッチメント用操作レバーの操作量検出手段23〜28から入力されるレバー操作量値αを、予め設定される関数[c]〜[h]に従って流量相当値γに換算する。そして、該流量相当値γから対応する各アクチュエータ9〜14の要求流量δを求めるが、本第二の実施の形態の場合、左側走行用モータ9、右側走行用モータ10については、前記流量相当値γがそのまま第二ポンプP2に対する要求流量δ(δ=γ)となるように設定されている。また、スティック用シリンダ12およびブーム用シリンダ11については、前記流量相当値γに定数「2」を乗じた値が要求流量δ(δ=2γ)となるが、前記コンバイナバルブ47が「on」の場合、該要求流量δのうち「1/2」が第二ポンプP2に対する要求流量に、また残りの「1/2」が第三ポンプP3に対する要求流量となるように設定されている。さらに、バケット用シリンダ13については流量相当値γに定数「1.2」を乗じた値が要求流量δ(δ=1.2γ)となるが、コンバイナバルブ47が「on」の場合、該要求流量δのうち「0.2/1.2」が第二ポンプP2に対する要求流量に、また残りの「1/1.2」が第三ポンプP3に対する要求流量となるように設定されている。さらにまた、アタッチメント用シリンダ14については流量相当値γがそのまま第三ポンプP3に対する要求流量δ(δ=γ)となるように設定されている。
次いで、第二ポンプP2に対する左側走行用モータ9、右側走行用モータ10、スティック用シリンダ12、バケット用シリンダ13、ブーム用シリンダ11の各要求流量を加算して、第二ポンプP2の総要求流量εを求める。また、第三ポンプP3に対するスティック用シリンダ12、バケット用シリンダ13、ブーム用シリンダ11、およびアタッチメント用シリンダ14の各要求流量δを加算して、第三ポンプP3の総要求流量εを求める。そして、これら総要求流量εに基づいて第二、第三ポンプP2、P3の要求トルクD、E、第二、第三ポンプトルク率B、C、および第二、第三ポンプP2、P3への供給トルクT1、T2が演算されるが、これらの演算は前記第一の実施の形態と同じであるため省略する。
【0021】
叙述の如く構成された第二の実施の形態において、エンジンMからの出力トルクTtは、各操作レバーの操作量に基づいて第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3に配分されることになって、前記第一の実施の形態と同様の作用効果を奏することになるが、この第二の実施の形態では、第二、第三ポンプP2、P3からの供給圧油を合流する合流油路Zと、該合流油路Zを開閉するコンバイナバルブ47とが設けられており、そしてコンバイナバルブ47が閉鎖している状態では、スティック用、バケット用、ブーム用の各操作レバーの操作量は、それぞれ対応する各油圧ポンプP2またはP3にトルクを配分するように働くが、コンバイナバルブ47が開放している状態、つまり第二、第三ポンプP2、P3からの圧油が合流して各油圧アクチュエータ9〜14に供給される状態では、スティック用、バケット用、ブーム用の各操作レバーの操作量が、それぞれ第二、第三の両ポンプP2、P3にトルクを配分するように働くことになる。この結果、コンバイナバルブ47の開閉に伴って各油圧アクチュエータ9〜14に圧油供給する油圧ポンプP2、P3が変化するものであっても、該コンバイナバルブ47の開閉切換えに対応して第二、第三ポンプP2、P3へのトルク配分が変化することになり、操作レバーの操作がなされた油圧アクチュエータ8〜14に圧油を供給する油圧ポンプP1、P2、P3に、操作量に対応したトルク配分がなされることになる。
【0022】
次いで、第三の実施の形態を説明するが、このものの油圧回路は前記第一の実施の形態と同様であるため図4を共用し、以下、トルク制御部33の制御手順について、図8に示すブロック図に基づいて説明する。
つまり、第三の実施の形態において、トルク制御部33は、まず、旋回用、左側走行用、右側走行用、スティック用、バケット用、ブーム用、アタッチメント用操作レバーの各操作量検出手段22〜28から入力されるレバー操作量値αを、予め設定される関数[i]、[c]〜[h]に従って流量相当値γに換算する。そして、該流量相当値γから対応する各アクチュエータ8〜14の要求流量δを求めるが、旋回用モータ8、左側走行用モータ9、右側走行用モータ10およびアタッチメント用シリンダ14については前記流量相当値γがそのまま要求流量δ(δ=γ)に、スティック用シリンダ12およびブーム用シリンダ11については流量相当値γに定数「2」を乗じた値が要求流量δ(δ=2γ)に、バケット用シリンダ13については流量相当値γに定数「1.2」を乗じた値が要求流量δ(δ=1.2γ)になるように設定されている。
【0023】
次に、旋回用モータ8の要求流量δを第一ポンプP1の総要求流量εとし、該総要求流量εに、吐出圧検出手段30によって検出された第一ポンプP1の吐出圧ηを乗じて、第一ポンプP1の要求トルクFを求める(F=ε×η)。
また、左側走行用モータ9、右側走行用モータ10、およびスティック用シリンダ12の各要求流量δを加算して、第二ポンプP2の総要求流量εを求め、該総要求流量εに、吐出圧検出手段31によって検出された第二ポンプP2の吐出圧ηを乗じて、第二ポンプP2の要求トルクDを求める(D=ε×η)。
さらに、バケット用シリンダ13、ブーム用シリンダ11、およびアタッチメント用シリンダ14の各要求流量δを加算して、第三ポンプP3の総要求流量εを求め、該総要求流量εに、吐出圧検出手段32によって検出された第三ポンプP3の吐出圧ηを乗じて、第三ポンプP3の要求トルクEを求める(E=ε×η)。
そして、前記第一ポンプP1の要求トルクFを、第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3の要求トルクF、D、Eの和で除して、総要求トルクに対する第一ポンプ要求トルク比H(H=F/(D+E+F))を求め、さらに該第一ポンプ要求トルク率Hを定数「5」で除して第一ポンプトルク率Aを求める(A=H/5)。そして、該第一ポンプトルク率AにエンジンMの出力トルクTtを乗じることにより、第一ポンプP1への供給トルクT1が演算される(T1=A×Tt)。ここで、第一ポンプトルク率Aを求めるにあたり、第一ポンプ要求トルク率Hを定数「5」で除したのは、第一ポンプトルク率Aを0〜20%の範囲となるようにするためであるが、この範囲および定数は、第一の実施の形態のときに説明したように適宜設定することができる。
また、前記第二ポンプP2の要求トルクDを、第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3の要求トルクF、D、Eの和で除して、総要求トルクに対する第二ポンプ要求トルク比J(J=D/(D+E+F))を求める。さらに該第二ポンプ要求トルク比Jを、第二ポンプ要求トルク比Jと後述する第三ポンプ要求トルク比Kの和で除して、第二ポンプトルク率Bを求める(B=J/(J+K))。そして、この第二ポンプトルク率Bに、前記エンジンMの出力トルクTtから第一ポンプP1への供給トルクT1を差し引いた差し引きトルク(Tt−T1)を乗じることにより、第二ポンプP2への供給トルクT2が演算される(T2=B×(Tt−T1))。
さらに、第三ポンプP3の要求トルクEを、第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3の要求トルクF、D、Eの和で除して、総要求トルクに対する第三ポンプ要求トルク比K(K=D/(D+E+F))を求める。さらに該第三ポンプ要求トルク比Kを、前記第二ポンプ要求トルク比Jと第三ポンプ要求トルク比Kの和で除して、第三ポンプトルク率Cを求める(C=K/(J+K))。そして、この第三ポンプトルク率Cに、前記エンジンMの出力トルクTtから第一ポンプP1への供給トルクT1を差し引いたトルク(Tt−T1)を乗じることにより、第三ポンプP3への供給トルクT3が演算される(T3=C×(Tt−T1))。
【0024】
叙述の如く構成された第三の実施の形態において、エンジンMからの出力トルクTtは、各操作レバーの操作量に基づいて第一、第二、第三ポンプP1、P2、P3に配分されることになって、前記第一の実施の形態と同様の作用効果を奏することになるが、この第三の実施の形態では、旋回モータ8に圧油を供給する第一ポンプP1のトルク配分を演算するにあたり、操作された全ての操作レバーの操作量に対する旋回用操作レバーの操作量の割合に基づいて演算されることになる。この結果、第三の実施の形態においては、前記第一、第二の実施の形態の如く第一ポンプP1に対するトルク配分が優先されるようなことがなく、第一ポンプP1へのトルク配分も第二、第三ポンプP2、P3と同様に、操作された全ての操作具の操作量に対する対応操作具の操作量の割合に基づいて演算されることになり、旋回作動を優先させる必要のない作業を行う場合等に適している。
【0025】
因みに、前記第三の実施の形態は、合流油路およびコンバイナバルブが設けられていないが、これらが設けられている油圧回路装置においても第三の実施の形態を実施できることは勿論であり、この場合には前記第二の実施の形態と同様にして第二、第三ポンプの総要求流量を求めれば良い。
尚、第二、第三の実施の形態において、第一の実施の形態と共通するもの(同一のもの)については、同一の符号を付して引出すと共にその詳細については省略してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの斜視図である。
【図2】第一、第二、第三の実施の形態における制御装置への入出力を示すブロック図である。
【図3】第一、第二、第三の実施の形態における油圧ポンプの可変制御特性を示すグラフ図である。
【図4】第一、第三の実施の形態における油圧回路図である。
【図5】第一の実施の形態におけるトルク制御部の制御手順を示すブロック図である。
【図6】第二の実施の形態における油圧回路図である。
【図7】第二の実施の形態におけるトルク制御部の制御手順を示すブロック図である。
【図8】第三の実施の形態におけるトルク制御部の制御手順を示すブロック図である。
【図9】従来例におけるトルク配分を示す説明図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
8 旋回用モータ
9 左側走行用モータ
10 右側走行用モータ
11 ブーム用シリンダ
12 スティック用シリンダ
13 バケット用シリンダ
14 アタッチメント用シリンダ
22 旋回用操作量検出手段
23 左側走行用操作量検出手段
24 右側操作量検出手段
25 スティック用操作量検出手段
26 バケット用操作量検出手段
27 ブーム用操作量検出手段
28 アタッチメント用操作量検出手段
30 第一ポンプ吐出圧検出手段
31 第二ポンプ吐出圧検出手段
32 第三ポンプ吐出圧検出手段
33 トルク制御部
42 電磁比例制御弁
43 電磁比例制御弁
44 電磁比例制御弁
47 コンバイナバルブ
Z 合流油路
P1 第一ポンプ
P2 第二ポンプ
P3 第三ポンプ
P1b レギュレータ
P2b レギュレータ
P3b レギュレータ

Claims (5)

  1. 複数の操作具の操作量をそれぞれ検出する操作量検出手段と、該検出される操作量に基づいてそれぞれ作動する油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータに圧油を供給するための複数の可変容量式の油圧ポンプとを備えてなる作業用機械の油圧回路装置において、該油圧回路装置に、各油圧ポンプのトルクを制御するためのトルク制御手段と、油圧ポンプ動力源からの出力トルクを各油圧ポンプに分配すべく前記トルク制御手段に制御指令を出力するトルク制御部とを設け、該トルク制御部に、前記操作量検出手段からの入力信号に基づいて各油圧ポンプへのトルク配分を演算するトルク配分演算手段と、該トルク配分演算手段の演算結果に基づいて前記トルク制御手段に制御指令を出力するトルク配分出力手段とを設け、複数の油圧ポンプのうち予め設定される第一油圧ポンプからの圧油は、第一操作具の操作によって対応する第一油圧アクチュエータに供給され、第一油圧ポンプ以外の他の油圧ポンプからの圧油は、第一操作具以外の残りの操作具操作によって作動する各対応する残りの油圧アクチュエータに供給されるものとしたとき、トルク配分演算手段は、第一油圧ポンプに第一操作具の操作量に基づいてトルクを配分する演算と、油圧ポンプ動力源の出力トルクから前記演算された第一油圧ポンプへのトルクを差し引いた差し引きトルクを、残りの操作具の操作量に基づいて他の油圧ポンプに配分する演算とを行うように構成するにあたり、他の油圧ポンプが複数であるとき、他の各油圧ポンプは、対応する単数または複数の油圧アクチュエータにそれぞれ圧油を供給するものであり、トルク配分演算手段における第一油圧ポンプへのトルク配分の演算は、残りの操作具の操作量に関係なく行うものであり、トルク配分演算手段における他の各油圧ポンプへのトルク配分は、残りの全ての操作具の操作量に対し、各油圧ポンプ対応の油圧アクチュエータ用操作具の操作量の割合に基づいて行うように構成されていることを特徴とする作業用機械の油圧回路装置。
  2. 請求項1において、油圧回路装置には、他の各油圧ポンプからの供給圧油を合流して対応以外の油圧アクチュエータにも圧油を供給するための合流油路と、該合流油路を開閉制御するための開閉制御弁とが設けられている作業用機械の油圧回路装置。
  3. 請求項1または2において、トルク制御手段は、油圧ポンプの容量可変手段にトルク制御圧を供給する電磁比例制御弁を用いて構成されている作業用機械の油圧回路装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、トルク制御部に、各油圧ポンプの吐出圧を検出する吐出圧検出手段を接続すると共に、トルク配分演算手段は、該吐出圧検出手段からの入力信号に基づいて各油圧ポンプへのトルク配分を演算するフィードバック機構が設けられている作業用機械の油圧回路装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、作業用機械は、下部走行体に上部旋回体を旋回自在に支持してなる油圧ショベルであり、該油圧ショベルは、旋回用モータ、左右の走行用モータ、ブーム用シリンダ、スティック用シリンダ、バケット用シリンダ等の各種油圧アクチュエータと、第一、第二、第三の各油圧ポンプとを備え、そして第一ポンプは旋回用モータに圧油を供給し、第二、第三ポンプは残りの油圧アクチュエータに圧油を供給するものである作業用機械の油圧回路装置。
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