JP3551550B2

JP3551550B2 - Disk unit

Info

Publication number: JP3551550B2
Application number: JP15121595A
Authority: JP
Inventors: 亮曽我; 好一石松
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1995-05-26
Filing date: 1995-05-26
Publication date: 2004-08-11
Anticipated expiration: 2019-08-11
Also published as: JPH08321111A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、ＣＤプレーヤやＣＤ−ＲＯＭドライブ等のディスク装置に関し、特に、記録及び／又は再生用のディスクをディスクトレー上に載せてディスク装置本体内にローディングするものに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、ＣＤプレーヤやＣＤ−ＲＯＭドライブ等のディスク装置では、図８及び図９の（Ａ）に示すように、扁平な箱型に形成されたディスク装置本体１の前面に横長の開口１ａを形成し、この開口１ａからディスクトレー２を矢印ａ、ｂ方向に水平に出し入れ自在に取り付けている。そして、ディスクトレー２の上面２ａにほぼ円形の凹所３を形成し、ＣＤやＣＤ−ＲＯＭ等の記録及び／又は再生用のディスク４をこの凹所３内に挿入しその底面３ａ上に水平に載せた後、図１０に示すように、ディスクトレー２によってディスク４をディスク装置本体１内に矢印ａ方向から水平にローディングするように構成されている。
【０００３】
この際、図１１及び図１２に示すように、ディスクトレー２の凹所３の中央部からローディング方向（矢印ａ方向）側の端部にかけて切欠き５が形成されており、ディスク装置本体１内の上下に、ディスクテーブル６及び光学ピックアップ７と、チャッキングプーリ８が配置されている。
【０００４】
そして、図１１に示すように、ディスクトレー２がディスク装置本体１外に矢印ｂ方向にイジェクトされた状態では、ディスク装置本体１内のディスクテーブル６及び光学ピックアップ７がベースユニット９によって回動支点１０を中心にディスクトレー２の下方向である矢印ｃ方向に退避されている。なお、チャッキングプーリ８はプーリホルダー１１によって保持されている。
【０００５】
そして、図１２に示すように、ディスクトレー２がディスク装置本体１内に矢印ａ方向からローディング完了された時に、ベースユニット９が回動支点１０を中心に矢印ｄ方向に回転駆動される。そして、ディスクトレー２の切欠き５内にディスクテーブル６及び光学ピックアップ７が下方から矢印ｄ方向に挿入されて、ディスクテーブル６がディスク４の中心穴４ａに下方から嵌合しながら、ディスク４をディスクトレー２の凹所３の底面３ａから上方に浮かす。そして、これと同時にチャッキングプーリ８とディスクテーブル６との間でディスク４をマグネットチャッキングすると共に、光学ピックアップ７をディスク４の下面に近接させる。
【０００６】
そして、この後、スピンドルモータ１２によってディスクテーブル６と一体にディスク４が回転駆動され、光学ピックアップ７によってディスク４の記録及び／又は再生が行われる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のこの種ディスク装置は、図８及び図９の（Ａ）に示すように、ディスクトレー２の凹所３の底面３ａ上にディスク４を水平に載置してローディングするようにした水平使用専用機であり、垂直使用には不向きであった。
【０００８】
即ち、図９の（Ｂ）に示すように、ディスクトレー２をディスク装置本体１と共に垂直に立てて使用すると凹所３が垂直になるため、この凹所３内にディスク４を垂直に載せようとしても、凹所３の外周のテーパー面３ｂ部分でディスク４が自重で矢印ｅ方向にすべり落ちてしまい、ディスク４をディスクトレー２上に載せることができないと言う問題があった。
【０００９】
一方、特に、ＣＤ−ＲＯＭドライブ業界では、コンピュータの小型化に伴うディスク装置の狭いスペース内への設置を目的として、ディスク装置の垂直使用の要望が強まっている。
【００１０】
本発明は、上記の要望に応えるべくなされたものであって、１つのディスク装置を水平及び垂直２方向の３方向に自由に使用することができ、しかも、ディスク装置の水平及び垂直使用の何れにおいても、ディスクトレーの凹所内へのディスクの出し入れ操作を容易に行えるようにしたディスク装置を提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明のディスク装置は、ディスクトレーの凹所の外周に配置されて、その凹所内からのディスクの脱落を防止する複数の爪を弾性部材で成形し、これら複数の爪をディスクトレーに回転自在に取り付けて、これら複数の爪を凹所内に入り込んだ位置と、その凹所外に引き出された位置との間で回転自在に構成し、その際、これら複数の爪の弾性を利用して、位置決めする位置決め手段によって、これら複数の爪を上記凹所内に入り込んだ位置と凹所外に引き出された位置とで位置決めできるようにしたものである。
【００１２】
【作用】
上記のように構成された本発明のディスク装置は、弾性部材で構成された複数の爪をディスクトレーの凹所の外周に回転自在に取り付け、これら複数の爪をこれらの弾性を利用して位置決めする位置決め手段によって凹所内に入り込んだ位置と凹所外に引き出された位置とで位置決めできるようにしたので、ディスク装置の水平使用時には、全爪を凹所外へ引き出された位置に位置決めして、凹所内へのディスクの出し入れに複数の爪が邪魔にならないようにすることができる。そして、ディスク装置の２通りの垂直使用時には、そのディスク装置の垂直方向の向きに応じて、一部の爪のみを凹所内に入り込んだ位置に位置決めし、他の爪を凹所外に引き出した位置に位置決めする。そして、ディスクを一部の爪間をすり抜けるようにしてディスクトレーの凹所内に垂直に挿入する。そして、これら一部の爪でその垂直なディスクの外周を保持して、ディスクをディスクトレーによってディスク装置本体内に垂直にローディングすることができる。
【００１３】
【実施例】
以下、本発明を適用したディスク装置の実施例を図１〜図７を参照して説明する。なお、図８〜図１２と同一構造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【００１４】
［複数の爪の概要説明］
まず、図４〜図７によって、ディスクトレー２の凹所３の外周に取り付けられた４つの爪１４の概要を説明する。
【００１５】
まず、エラストマー（ゴムと合成樹脂の混合物であり、適度な弾性を有する部材）やゴムその他の弾性部材によって成形されたほぼ長円形状の４つの爪１４が、ディスクトレー２の凹所３の外周で、そのディスクトレー２の上面２ａ上の４箇所に、それぞれ垂直（上面２ａに対して垂直であること）な４つのフランジ付支軸１５によって回転自在に取り付けられている。
【００１６】
この際、４つのフランジ付支軸１５は、ディスクトレー２の凹所３の中心Ｏ_１を通り、ディスクトレー２の幅方向（矢印ｆ、ｇ方向）の中心線Ｐ_１と、長さ方向（矢印ａ、ｂ方向）の中心線Ｐ_２に対して共に対称となる２つの対角線Ｏ_２、Ｏ_３上に配置されている。そして、凹所３の中心Ｏ_１から４つのフランシ付支軸１５の中心までの半径は等しく構成されている。
【００１７】
そして、これら４つの爪１４は、ディスクトレー２の上面２ａと平行な水平面内で、フランジ付支軸１５を中心に矢印ｓ方向にそれぞれ独立して３６０°回転自在に構成されている。但し、この際、後述する位置決め手段によって、これら４つの爪１４は図６に実線で示すように、凹所３内に入り込んだ位置と、図６に１点鎖線で示すように、凹所３外に引き出された位置との２箇所（各対角線Ｏ_２、Ｏ_３上での１８０°回転位置を言う）でクリック的に位置決めできるように構成されている。
【００１８】
そして、図６に実線で示すように、４つの爪１４を凹所３内に入り込ませた時に、図５に示すように、これらの爪１４と凹所３の底面３ａとの間にディスク４の外周４ｂを保持するポケット１６が形成されるように構成されている。なお、ディスク装置本体１の開口１ａの上縁には爪１４に対する逃げ用の左右一対の切欠き１ｂが形成されている。
【００１９】
［ディスク装置の水平使用時］
このディスク装置の水平使用時には、図６に１点鎖線で示すと共に、図７に示すように、４つの爪１４の全部を凹所３外に引き出した位置に位置決めしておく。
【００２０】
これにより、ディスクトレー２の凹所３内へのディスク４の出し入れ操作時に、４つの爪１４が全く邪魔にならず、その凹所３内へのディスク４の出し入れ操作を容易に行える。そして、水平なディスクトレー２の凹所３内にディスク４を水平に挿入して載置し、ディスクトレー２によってディスク４をディスク装置本体１内に従来通りに水平にローディングすることができる。
【００２１】
［ディスク装置の垂直使用時］
このディスク装置の垂直使用時には、図４及び図５の（Ａ）に示すように、４つの爪１４のうちの一部である図４に１４Ａ、１４Ｂで示した下側の２つの爪１４と、図４に１４Ｃで示したディスクトレー本体１側で上側の１つの爪１４との３つの爪１４を、図６に実線で示した凹所４内に入り込んだ位置まで回転して位置決めし、これら３つの爪１４と、凹所３の底面３ａとの間に３つのポケット１６を形成する。
【００２２】
一方、図４に示すように、４つの爪１４のうちの他の１つの爪である図４に１４Ｄで示したディスクトレー２のフロントパネル２ｂ側で上側の１つの爪１４だけを、図６に１点鎖線で示した凹所３外に引き出した位置に位置決めしておく。
【００２３】
すると、図４に矢印ｈ、ｉで示すように、図４に１４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃで示した３つの爪１４の間をすり抜けるようにして、垂直なディスクトレー２の凹所３内に、ディスク４を対角線Ｏ_２に沿って斜め方向から垂直で、かつ、容易に出し入れすることができる。そして、凹所３内に垂直に挿入されたディスク４の外周４ｂが図４に１４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃで示した３つの爪１４のポケット１６内に図５の（Ａ）で示すように挿入されて保持され、凹所３からのディスク４の脱落が防止される。
【００２４】
そして、ディスクトレー２の凹所３内にディスク４を垂直に保持して、ディスクトレー２によってディスク４をディスク装置本体１内に垂直でスムーズに矢印ａ及びｂ方向にローディング及びイジェクトすることができる。
【００２５】
なお、ディスク装置の垂直使用時には、図４に示したディスク装置本体１の垂直姿勢と、図４に示したディスク装置本体１の天地を上下反転させた垂直姿勢との２通りがある。そこで、ディスク装置本体１を図４で上下に反転して使用する時には、図４に１４Ａ、１４Ｂ、１４Ｄで示した３つの爪１４を凹所３内に入り込んだ位置に位置決めし、図４に１４Ａで示した１つの爪１４のみを凹所３外に引き出した位置に位置決めして使用することになる。
【００２６】
また、４つの爪１４は弾性を有しているので、ディスク装置の垂直使用時において、４つの爪１４の全部を凹所３内に入り込んだ位置に位置決めしておいたとしても、図５の（Ｂ）に示すように、ディスク１の外周１ｂで４つの爪１４の１つを弾性に抗して変形させるようにして、ディスク１を凹所３内に矢印ｊ方向から垂直に出し入れすることが可能である。
【００２７】
［爪取付構造の説明］
次に、図１及び図２によって、ディスクトレー２の上面２ａへの爪１４の取付構造を説明する。
【００２８】
まず、エラストマーやゴムその他の弾性部材で成形された爪１４はほぼ長円形状に形成されていて、その一端側の下部に内外２重の円筒部１４ａ、１４ｂが同心円形状に一体成形されていて、内側円筒部１４ａの上端には円形凹部１４ｃが形成されている。
【００２９】
一方、フランジ付支軸１５は合成樹脂や金属等によって段付き軸状に成形されていて、大径軸部１５ａの下端に小径軸部１５ｂが同心状に一体に成形され、大径軸部１５ａの上端に円形フランジ１５ｃが同心状に一体成形されている。
【００３０】
他方、ディスクトレー２の上面２ａで凹所３の外周の４箇所に取付台１７が一体成形され、その各取付台１７に円形凹部１８が一体成形されている。そして、その各円形凹部１８の底部の中心に軸差込穴１９が一体成形されている。
【００３１】
そこで、各フランジ付支軸１５を下端の小径軸部１５ｂから各爪１４の内側円筒部１４ａ内に上方から挿入して、大径軸部１５ａをその内側円筒部１４ａ内に嵌合させ、円形フランジ１５ｃを円形凹部１４ｃ内に嵌合する。
【００３２】
そして、各フランジ付支軸１５の小径軸部１５ｂをディスクテーブル２の各円形凹部１８の底部の軸差込穴１９内に上方から脱着可能に軽圧入させると、各爪１４の外側円筒部１４ｂが円形凹部１８内に上方から脱着可能に嵌合されて、各爪１４が各フランジ付支軸１５によってディスクトレー２の上面２ａ上に回転自在に取り付けられる。
【００３３】
従って、ディスクトレー２への各フランジ付支軸１５の軽圧入によるワンタッチ操作で、各爪１４をディスクトレー２の上面２ａ上に脱着可能に極めて簡単に取り付けることができ、各爪１４や各フランジ付支軸１５が破損等した場合には、これらの交換を容易に行える。
【００３４】
そして、各爪１４の外側円筒部１４ｂがディスクトレー２の上面２ａの円形凹部１８内に嵌合された状態で、各爪１４はフランジ付支軸１４を中心に矢印ｓ方向に３６０°回転可能になる。
【００３５】
［爪の位置決め手段の第１実施例の説明］
図１及び図２に示すように、この第１実施例では、各爪１４を図１の（Ａ）に実線で示すように凹所３内に入り込んだ位置と、各爪１４を図１の（Ａ）に１点鎖線で示すように凹所３外に引き出された位置との１８０°回転位置の２箇所で位置決めするための位置決め手段２０として、各爪１４の外側円筒部１４ｂの下端の１８０°対向位置の２箇所に形成した一対の係止溝２１と、ディスクトレー２の円形凹部１８の底部の外周の１８０°対向位置の２箇所に一体成形した一対の係止突起２２とによって構成したものである。
【００３６】
そして、この位置決め手段２０は、各爪１４のフランジ付支軸１５を中心に矢印ｓ方向に３６０°回転操作する際に、外側円筒部１４ｂの弾性を利用して、一対の係止溝２１を一対の係止突起２２に対して係合及び離脱させるようにして、各爪１４を上記の１８０°回転位置で、クリック的にスムーズに位置決めすることができるものである。
【００３７】
そして、このように、各爪１４の弾性を利用して、各爪１４を１８０°回転位置で位置決めするようにした位置決め手段２０は、構造が簡単である上に、適度なクリック感があり、各爪１４の回転及び位置決め操作をスムーズに行える。なお、特に、複数の爪１４をゴムと合成樹脂との混合物であるエラストマーで成形した場合には、複数の爪１４に高感度のクリック感を与えることができる。
【００３８】
［爪の位置決め手段の第２実施例］
図３に示すように、第２実施例では、各爪１４の上記位置決め手段２０として、ディスクトレー２の凹所３の外周で、４つの取付台１７の内側に沿って一体成形されたリブ２３に各爪１４の位置決め用切欠き２４を形成したものである。
【００３９】
そして、各爪１４を図３に点線で示すように凹所３内に入り込んだ位置へ回転させた時に、その爪１４を弾性を利用してリブ２３上から切欠き２４内にクリック的に落ち込ませて、その切欠き２４の対向側面２４ａ間で、その爪１４の両側面１４ｄを両側から位置決めするようにしたものである。
【００４０】
そして、各爪１４を１点鎖線で示すように凹所３外へ引き出す際には、その爪１４を弾性に抗して切欠き２４内からリブ２３上に押し上げるようにして回転する。すると、各爪１４は凹所３外へ引き出された位置である程度の範囲内で回転可能ではあるものの、リブ２３によって大まかに位置決めされて、凹所３内へは入り込まなくなる。
【００４１】
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【００４２】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明のディスク装置は、次のような効果を奏する。
【００４３】
請求項１は、ディスク装置の水平使用時には、全爪を凹所外へ引き出された位置に位置決めして、凹所内へのディスクの出し入れに複数の爪が邪魔にならないようし、ディスク装置の２通りの垂直使用時には、そのディスク装置の垂直方向の向きに応じて、一部の爪のみを凹所内に入り込んだ位置に位置決めし、他の爪を凹所外に引き出した位置に位置決めするようにして、ディスクを一部の爪間をすり抜けるようにしてディスクトレーの凹所内に垂直に挿入して、これら一部の爪でその垂直なディスクの外周を保持する。そして、ディスクをディスクトレーによってディスク装置本体内に垂直にローディングすることができるようにしたので、１つのディスク装置を水平及び垂直２方向の３方向に自由に使用することができるにも拘らず、そのディスク装置の水平及び垂直使用の何れにおいても、ディスクトレーの凹所内へのディスクの出し入れ操作を容易に行えて、操作性が一段と向上する。
【００４４】
請求項１は、複数の爪をディスクトレーの凹所内に入り込んだ位置と凹所外に引き出された位置とで位置決めする位置決め手段が、これら複数の爪の弾性を利用して行うものであるから、その位置決め手段の構造が簡単である上に、複数の爪をクリック的に位置決めすることができて、複数の爪の回転及び位置決め操作をスムーズに行える。
【００４５】
請求項２は、上記複数の爪にそれぞれ挿通されて、上記ディスクトレーに脱着可能に軽圧入された複数のフランジ付支軸によって、これら複数の爪を上記ディスクトレーに回転自在に取り付けたので、ディスクトレーに対する複数の爪の脱着操作をワンタッチ操作で極めて簡単に行える上に、爪及びフランジ付支軸の交換も可能である。
【００４６】
請求項３は、上記複数の爪をエラストマーで成形したので、複数の爪に高感度のクリック感を与えることができて、複数の爪の回転及び位置決め操作をスムーズに行えて、使い勝手が非常に良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用したディスク装置の実施例における要部である爪の取付構造を示したものであって、図１の（Ａ）は平面図、図１の（Ｂ）は図１の（Ａ）のＡ−Ａ矢視での断面図、図１の（Ｃ）は図１の（Ｂ）のＢ−Ｂ矢視での断面図である。
【図２】図１の分解斜視図である。
【図３】爪の位置決め手段の他の例を示す斜視図である。
【図４】本発明のディスク装置の垂直使用時を説明する斜視図である。
【図５】図４のＣ−Ｃ矢視での断面図である。
【図６】本発明のディスク装置の４つの爪の回転位置を説明する側面図である。
【図７】本発明のディスク装置の水平使用時を説明する斜視図である。
【図８】従来のディスク装置の水平使用時のディスクトレーのイジェクト状態の斜視図である。
【図９】ディスクトレーの図８のＤ−Ｄ矢視での水平使用時と垂直使用時を示す断面図である。
【図１０】従来のディスク装置の水平使用時のディスクのローディング完了状態を示した斜視図である。
【図１１】ディスク装置本体内のディスクテーブル及びチャッキングプーリによるディスクのマグネットチャッキング解除状態を説明する側面図である。
【図１２】ディスク装置本体内のディスクテーブル及びチャッキングプーリによるディスクのマグネットチャッキング状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
１ディスク装置本体
２ディスクトレー
２ａディスクトレーの上面
３ディスクトレーの凹所
１４爪
１４ａ、１４ｂ爪の円筒部
１５フランジ付軸
１６ポケット
１８円形凹部
１９軸取付穴
２０位置決め手段
２１係止溝
２２係止突起
２４位置決め用切欠き[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a disk device such as a CD player and a CD-ROM drive, and more particularly to a device for placing a recording and / or reproducing disk on a disk tray and loading the disk into a disk device body.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a disk device such as a CD player or a CD-ROM drive, as shown in FIGS. 8 and 9A, a horizontally long opening 1a is formed on a front surface of a disk device main body 1 formed in a flat box shape. The disc tray 2 is mounted horizontally through the opening 1a so as to be able to be taken in and out horizontally in the directions of arrows a and b. Then, a substantially circular recess 3 is formed on the upper surface 2a of the disc tray 2, and a recording and / or reproducing disc 4 such as a CD or CD-ROM is inserted into the recess 3 and horizontally placed on the bottom surface 3a. 10, the disk 4 is configured to be loaded horizontally into the disk device main body 1 by the disk tray 2 from the direction of the arrow a, as shown in FIG.
[0003]
At this time, as shown in FIGS. 11 and 12, a notch 5 is formed from the center of the recess 3 of the disk tray 2 to the end in the loading direction (the direction of the arrow a). The disc table 6 and the optical pickup 7 and the chucking pulley 8 are arranged above and below.
[0004]
Then, as shown in FIG. 11, when the disk tray 2 is ejected out of the disk device main body 1 in the direction of arrow b, the disk table 6 and the optical pickup 7 in the disk device main body 1 are pivotally supported by the base unit 9. The disc 10 is retracted in the direction of the arrow c which is the lower direction of the disc tray 2 around the center 10. The chucking pulley 8 is held by a pulley holder 11.
[0005]
Then, as shown in FIG. 12, when the loading of the disk tray 2 into the disk device main body 1 from the direction of arrow a is completed, the base unit 9 is driven to rotate about the rotation fulcrum 10 in the direction of arrow d. Then, the disc table 6 and the optical pickup 7 are inserted into the notch 5 of the disc tray 2 from below in the direction of the arrow d, and the disc 4 is fitted into the center hole 4a of the disc 4 from below while the disc 4 is being inserted. The disc tray 2 floats upward from the bottom surface 3a of the recess 3. At the same time, the disk 4 is magnetically chucked between the chucking pulley 8 and the disk table 6, and the optical pickup 7 is brought close to the lower surface of the disk 4.
[0006]
After that, the disk 4 is driven to rotate integrally with the disk table 6 by the spindle motor 12, and the recording and / or reproduction of the disk 4 is performed by the optical pickup 7.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as shown in FIGS. 8 and 9 (A), in this kind of conventional disk device, the disk 4 is placed horizontally on the bottom surface 3a of the recess 3 of the disk tray 2 and loaded. The machine was designed for horizontal use only and was not suitable for vertical use.
[0008]
That is, as shown in FIG. 9B, when the disk tray 2 is used upright together with the disk device main body 1, the recess 3 becomes vertical, and the disk 4 will be placed vertically in the recess 3. However, there is a problem that the disk 4 slides down in the direction of arrow e by its own weight at the tapered surface 3b on the outer periphery of the recess 3 and the disk 4 cannot be placed on the disk tray 2.
[0009]
On the other hand, in the CD-ROM drive industry in particular, there has been an increasing demand for vertical use of disk devices for the purpose of installing the disk devices in a narrow space with the miniaturization of computers.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to meet the above-mentioned demands, and one disk device can be freely used in three directions of horizontal and vertical directions. It is another object of the present invention to provide a disk device which can easily perform operations of taking a disk into and out of a recess of a disk tray.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
A disk device according to the present invention for achieving the above object has a plurality of claws formed on an outer periphery of a concave portion of a disk tray to prevent the disk from falling out of the concave portion by using an elastic member. Are rotatably attached to the disc tray, and the plurality of claws are rotatable between a position where the plurality of claws enter the recess and a position where the plurality of claws are pulled out of the recess. A plurality of pawls can be positioned between a position where the plurality of claws enter the recess and a position where the plurality of claws are drawn out of the recess by positioning means for positioning using the elasticity of the claws.
[0012]
[Action]
In the disk device of the present invention configured as described above, a plurality of claws formed of elastic members are rotatably mounted on the outer periphery of the recess of the disk tray, and the plurality of claws are positioned by using these elasticities. The positioning means makes it possible to position between the position that has entered the recess and the position that has been drawn out of the recess, so that when the disk device is used horizontally, all the claws are positioned at the position that is drawn out of the recess. In addition, the plurality of claws can be prevented from obstructing the insertion and removal of the disk into and out of the recess. When the disk device is used vertically in two ways, depending on the vertical orientation of the disk device, only some of the claws are positioned at the positions where they enter the recess, and the other claws are pulled out of the recess. Position in position. Then, the disc is inserted vertically into the recess of the disc tray so as to slip through some of the claws. The disk can be vertically loaded into the disk drive main body by the disk tray while holding the vertical outer periphery of the disk with some of the claws.
[0013]
【Example】
An embodiment of a disk drive according to the present invention will be described below with reference to FIGS. The same components as those in FIGS. 8 to 12 are denoted by the same reference numerals, and the description will not be repeated.
[0014]
[Overview of multiple nails]
First, an outline of the four claws 14 attached to the outer periphery of the recess 3 of the disk tray 2 will be described with reference to FIGS.
[0015]
First, four substantially oval-shaped claws 14 formed of an elastomer (a mixture of rubber and a synthetic resin and having an appropriate elasticity) or rubber or another elastic member are attached to the outer periphery of the recess 3 of the disc tray 2. The disk tray 2 is rotatably attached to four locations on the upper surface 2a of the disk tray 2 by four supporting shafts 15 with flanges (perpendicular to the upper surface 2a).
[0016]
In this case, four flanged shaft 15 passes through the center O ₁ of the recess 3 of the disk tray 2, the width direction (arrow f, g direction) of the disk tray 2 and the center line P ₁ of a length direction ( They are arranged on _two diagonal lines O ₂ and O ₃ which are both symmetric with respect to the center line P _{2 in the} directions of the arrows a and b). Then, the radius from the center O ₁ of the recess 3 to the center of the four Franci with the support shaft 15 is configured equally.
[0017]
The four claws 14 are independently rotatable in the horizontal direction parallel to the upper surface 2a of the disc tray 2 in the direction of arrow s around the flanged support shaft 15 by 360 °. However, at this time, these four claws 14 are positioned by the positioning means, which will be described later, as shown by the solid line in FIG. It is configured such that it can be clicked and positioned at two positions (a position rotated 180 ° on each diagonal line O ₂ , O ₃ ) with a position pulled out.
[0018]
When the four claws 14 are inserted into the recess 3 as shown by the solid lines in FIG. 6, the disc 4 is inserted between the claws 14 and the bottom surface 3a of the recess 3 as shown in FIG. Is formed so as to form a pocket 16 for holding the outer periphery 4b. A pair of left and right notches 1b for escape from the claw 14 are formed in the upper edge of the opening 1a of the disk device body 1.
[0019]
[When using the disk device horizontally]
At the time of horizontal use of the disk device, it is indicated by a one-dot chain line in FIG. 6 and at a position where all four claws 14 are drawn out of the recess 3 as shown in FIG.
[0020]
Accordingly, the four claws 14 do not interfere at all when the disk 4 is inserted into or removed from the recess 3 of the disk tray 2, and the disk 4 can be easily inserted into or removed from the recess 3. Then, the disk 4 is horizontally inserted and placed in the recess 3 of the horizontal disk tray 2, and the disk 4 can be loaded horizontally into the disk device main body 1 by the disk tray 2 as before.
[0021]
[When using the disk device vertically]
When the disk device is used vertically, as shown in FIGS. 4 and 5A, two lower claws 14 shown as 14A and 14B in FIG. 4, the three claws 14 with one upper claw 14 on the disk tray main body 1 side shown by 14C in FIG. 4 are rotated and positioned until they enter the recess 4 shown by the solid line in FIG. Three pockets 16 are formed between the three claws 14 and the bottom surface 3 a of the recess 3.
[0022]
On the other hand, as shown in FIG. 4, only one of the four claws 14, which is the other one of the four claws, is positioned on the front panel 2b side of the disk tray 2 shown in FIG. First, it is positioned at a position where it is drawn out of the recess 3 as shown by a one-dot chain line.
[0023]
Then, as shown by arrows h and i in FIG. 4, the disc is inserted into the recess 3 of the vertical disc tray 2 so as to pass through the three claws 14 shown by 14A, 14B and 14C in FIG. 4 is perpendicular to the oblique direction along the diagonal O _2, and can be easily taken in and out. Then, the outer periphery 4b of the disk 4 vertically inserted into the recess 3 is inserted into the pocket 16 of the three claws 14 shown by 14A, 14B and 14C in FIG. 4 as shown in FIG. The disc 4 is prevented from falling off from the recess 3.
[0024]
The disk 4 is held vertically in the recess 3 of the disk tray 2, and the disk 4 can be vertically and smoothly loaded and ejected in the directions of arrows a and b into the disk drive main body 1 by the disk tray 2. .
[0025]
When the disk device is used vertically, there are two types of vertical posture of the disk device main body 1 shown in FIG. 4 and a vertical posture of the disk device main body 1 shown in FIG. Therefore, when the disk drive body 1 is used upside down in FIG. 4, the three claws 14 indicated by 14A, 14B and 14D in FIG. Only one claw 14 indicated by 14A is used at a position where it is pulled out of the recess 3.
[0026]
Further, since the four claws 14 have elasticity, even if all the four claws 14 are positioned at the positions where they enter the recesses 3 when the disk device is used vertically, FIG. As shown in (B), one of the four claws 14 is deformed against the elasticity at the outer periphery 1b of the disk 1 so that the disk 1 is vertically inserted into and removed from the recess 3 in the direction of arrow j. Is possible.
[0027]
[Description of claw mounting structure]
Next, referring to FIGS. 1 and 2, a description will be given of a mounting structure of the claw 14 on the upper surface 2a of the disk tray 2. FIG.
[0028]
First, the claw 14 formed of an elastomer, rubber, or another elastic member is formed in a substantially oval shape, and inner and outer double cylindrical portions 14a, 14b are integrally formed in a concentric shape at a lower portion of one end side. A circular concave portion 14c is formed at the upper end of the inner cylindrical portion 14a.
[0029]
On the other hand, the flanged support shaft 15 is formed in a stepped shaft shape from synthetic resin, metal, or the like, and a small-diameter shaft portion 15b is formed concentrically and integrally with the lower end of the large-diameter shaft portion 15a. A circular flange 15c is formed concentrically and integrally with the upper end of the shaft.
[0030]
On the other hand, mounting bases 17 are integrally formed at four locations on the outer surface of the recess 3 on the upper surface 2a of the disk tray 2, and a circular recess 18 is integrally formed with each of the mounting bases 17. A shaft insertion hole 19 is integrally formed at the center of the bottom of each circular recess 18.
[0031]
Therefore, each flanged support shaft 15 is inserted from above into the inner cylindrical portion 14a of each claw 14 from the small-diameter shaft portion 15b at the lower end, and the large-diameter shaft portion 15a is fitted into the inner cylindrical portion 14a to form a circular shape. The flange 15c is fitted in the circular recess 14c.
[0032]
When the small-diameter shaft portion 15b of each flanged support shaft 15 is lightly press-fitted from above into the shaft insertion hole 19 at the bottom of each circular recess 18 of the disk table 2, the outer cylindrical portion 14b of each claw 14 is removed. Are removably fitted into the circular concave portion 18 from above, and the claws 14 are rotatably mounted on the upper surface 2a of the disk tray 2 by the support shafts 15 with flanges.
[0033]
Therefore, each claw 14 can be attached to the upper surface 2a of the disk tray 2 in a very easy and detachable manner by one-touch operation by lightly press-fitting each flanged support shaft 15 into the disk tray 2, and each claw 14 and each flange If the support shaft 15 is damaged, it can be easily replaced.
[0034]
Then, in a state where the outer cylindrical portion 14b of each claw 14 is fitted into the circular concave portion 18 on the upper surface 2a of the disc tray 2, each claw 14 can be rotated 360 ° in the direction of arrow s around the support shaft 14 with the flange. become.
[0035]
[Description of First Embodiment of Claw Positioning Means]
As shown in FIGS. 1 and 2, in the first embodiment, each claw 14 is inserted into the recess 3 as shown by a solid line in FIG. As shown in FIG. 2A, as positioning means 20 for positioning at two positions of 180 ° rotation with respect to the position pulled out of the recess 3 as shown by a one-dot chain line, a lower end of the outer cylindrical portion 14b of each claw 14 is provided. It is constituted by a pair of locking grooves 21 formed at two positions 180 ° opposite to each other and a pair of locking projections 22 integrally formed at two positions 180 ° opposite to each other on the outer periphery of the bottom of the circular recess 18 of the disc tray 2. It was done.
[0036]
The positioning means 20 uses the elasticity of the outer cylindrical portion 14b to rotate the pair of locking grooves 21 when rotating 360 ° in the direction of arrow s around the support shaft 15 with the flange of each claw 14. By engaging and disengaging the pair of locking projections 22, each claw 14 can be clicked and smoothly positioned at the above-mentioned 180 ° rotation position.
[0037]
Thus, the positioning means 20, which utilizes the elasticity of each of the claws 14 to position each of the claws 14 at the 180 ° rotational position, has a simple structure and a moderate click feeling. The rotation and positioning operation of each claw 14 can be performed smoothly. In particular, when the plurality of claws 14 are formed of an elastomer which is a mixture of rubber and a synthetic resin, the plurality of claws 14 can be given a highly sensitive clicking feeling.
[0038]
[Second embodiment of claw positioning means]
As shown in FIG. 3, in the second embodiment, the ribs 23 integrally formed along the inner sides of the four mounting bases 17 on the outer periphery of the recess 3 of the disc tray 2 as the positioning means 20 for each claw 14. Are formed with positioning notches 24 for the claws 14.
[0039]
Then, when each claw 14 is rotated to a position where it enters the recess 3 as shown by a dotted line in FIG. 3, the claw 14 is clicked into the notch 24 from above the rib 23 by using elasticity. Thus, between the opposing side surfaces 24a of the notch 24, both side surfaces 14d of the claw 14 are positioned from both sides.
[0040]
When each of the claws 14 is pulled out of the recess 3 as shown by a one-dot chain line, the claws 14 are rotated so as to be pushed up from the notches 24 onto the ribs 23 against the elasticity. Then, each claw 14 is rotatable within a certain range at a position pulled out of the recess 3, but is roughly positioned by the rib 23 and does not enter the recess 3.
[0041]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made based on the technical idea of the present invention.
[0042]
【The invention's effect】
The disk device of the present invention configured as described above has the following effects.
[0043]
According to the first aspect of the present invention, when the disk device is used horizontally, all the claws are positioned at positions where they are pulled out of the recess so that the plurality of claws do not hinder the insertion and removal of the disk into and from the recess. During vertical use, depending on the vertical orientation of the disk device, only some of the claws are positioned at the position where they enter the recess, and the other claws are positioned at the position where they are pulled out of the recess. Then, the disc is inserted vertically into the recess of the disc tray so as to pass through between some of the claws, and the outer periphery of the perpendicular disc is held by these some of the claws. Since the disk can be vertically loaded into the disk device main body by the disk tray, one disk device can be freely used in three directions, that is, horizontal and vertical two directions. Regardless of whether the disk device is used horizontally or vertically, the operation of taking the disk in and out of the recess of the disk tray can be easily performed, and the operability is further improved.
[0044]
According to the first aspect, the positioning means for positioning the plurality of claws at the position where the plurality of claws enter the recess of the disk tray and the position where the plurality of claws are pulled out of the recess is performed by using the elasticity of the plurality of claws. The structure of the positioning means is simple, and the plurality of claws can be click-positioned, so that the rotation and positioning operation of the plurality of claws can be performed smoothly.
[0045]
According to a second aspect of the present invention, the plurality of claws are rotatably attached to the disc tray by a plurality of flanged support shafts which are respectively inserted into the plurality of claws and lightly press-fitted to the disc tray so as to be detachable. The operation of attaching and detaching a plurality of claws to and from the disc tray can be performed very easily by one-touch operation, and the claws and the spindle with flange can be replaced.
[0046]
In the third aspect, since the plurality of claws are formed of an elastomer, a high-sensitivity click feeling can be given to the plurality of claws, and the rotation and positioning operations of the plurality of claws can be performed smoothly, which is extremely convenient. good.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B show a mounting structure of a claw which is a main part in an embodiment of a disk drive to which the present invention is applied, wherein FIG. 1A is a plan view and FIG. 1 (A) is a cross-sectional view taken along the line AA, and FIG. 1 (C) is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG. 1 (B).
FIG. 2 is an exploded perspective view of FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing another example of the claw positioning means.
FIG. 4 is a perspective view illustrating the disk device of the present invention when used vertically.
FIG. 5 is a sectional view taken along the line CC of FIG. 4;
FIG. 6 is a side view illustrating the rotational positions of four claws of the disk device of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view illustrating the disk device of the present invention when used horizontally.
FIG. 8 is a perspective view of an ejected state of a disk tray when the conventional disk device is used horizontally.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the disk tray when it is used horizontally and vertically when viewed from the direction of arrows DD in FIG. 8;
FIG. 10 is a perspective view showing a state in which loading of a disk is completed when the conventional disk device is used horizontally.
FIG. 11 is a side view illustrating a state in which the disk table and the chucking pulley in the disk device main body are released from the magnetic chucking state of the disk.
FIG. 12 is a side view illustrating a magnetic chucking state of a disk by a disk table and a chucking pulley in a disk device main body.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Disk main body 2 Disk tray 2a Upper surface of disk tray 3 Recess of disk tray 14 Claw 14a, 14b Cylindrical part of claw 15 Shaft with flange 16 Pocket 18 Circular recess 19 Shaft mounting hole 20 Positioning means 21 Lock groove 22 Lock Projection 24 Notch for positioning

Claims

記録及び／又は再生用のディスクをディスクトレーの凹所内に挿入してディスク装置本体内にローディングするディスク装置において、
上記ディスクトレーの凹所の外周に配置されて、上記凹所内からの上記ディスクの脱落を防止する複数の爪を備え、
これら複数の爪をそれぞれ弾性部材で成形し、
これら複数の爪を上記ディスクトレーに回転自在に取り付けて、これら複数の爪を上記凹所内に入り込んだ位置と、その凹所外に引き出された位置との間で回転自在に構成し、
これら複数の爪の弾性を利用して、これら複数の爪を上記凹所内に入り込んだ位置と凹所外に引き出された位置とで位置決めする位置決め手段を形成したことを特徴とするディスク装置。In a disk device in which a recording and / or reproducing disk is inserted into a recess of a disk tray and loaded into a disk device main body,
A plurality of claws arranged on the outer periphery of the recess of the disc tray to prevent the disc from dropping out of the recess,
Each of the plurality of claws is formed by an elastic member,
The plurality of claws are rotatably attached to the disc tray, and the plurality of claws are rotatable between a position where the plurality of claws enter the recess and a position where the plurality of claws are pulled out of the recess.
A disk device characterized by forming positioning means for positioning the plurality of claws at a position where the plurality of claws enter the recess and a position where the plurality of claws are drawn out of the recess by utilizing the elasticity of the plurality of claws.

上記複数の爪にそれぞれ挿通されて、上記ディスクトレーに脱着可能に軽圧入された複数のフランジ付支軸によって、これら複数の爪を上記ディスクトレーに回転自在に取り付けたことを特徴とする請求項１記載のディスク装置。The plurality of claws are rotatably attached to the disc tray by a plurality of flanged support shafts respectively inserted into the plurality of claws and lightly press-fitted into and detachable from the disc tray. 2. The disk device according to 1.

上記複数の爪をエラストマーで成形したことを特徴とする請求項１又は請求項２記載のディスク装置。3. The disk device according to claim 1, wherein the plurality of claws are formed of an elastomer.