JP3548935B2

JP3548935B2 - Smoke composition

Info

Publication number: JP3548935B2
Application number: JP00181695A
Authority: JP
Inventors: 武雄月井; 博秋月; 光康牧田
Original assignee: 株式会社南方除虫粉製造所
Priority date: 1995-01-10
Filing date: 1995-01-10
Publication date: 2004-08-04
Anticipated expiration: 2019-08-04
Also published as: JPH08188508A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は殺虫、殺ダニ燻煙組成物に関し、特に屋内での使用に好適な殺虫、殺ダニ燻煙組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】
衛生害虫の駆除を目的とした燻煙剤や燻蒸剤としては、古くから蚊取線香や電気蚊取マットが賞用され、また南京虫、イエダニ、ゴキブリ等の駆剤として、有効成分と共に成型された発煙剤に点火して用いられる所謂ジェット剤と呼ばれる噴煙型などの燻煙剤が開発されている。
【０００３】
しかしながら、蚊取線香や電気蚊取マットは、南京虫、イエダニ、ゴキブリ等の駆除には不適であり、また上記タイプの従来の燻煙剤に於いても、有効成分の分解、安全上面からの燃焼剤の制約などの点で、その駆除効果が充分とは言い難い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況の中で、有効成分の煙化率が高く、高い殺虫、殺ダニ効果を発揮すると共に、使用時の安全性に富む燃焼タイプの燻煙剤の開発が切望されている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、優れた殺虫、殺ダニ活性を発揮する燻煙剤を開発すべく鋭意検討した結果、ピレスロイド系化合物の１種以上を５〜２０重量部、セルロイド並びにポリビニルナイトレートから成る群より選ばれる自燃性物質の１種以上を１０〜２５重量部、好ましくは１０〜２０重量部、およびアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン並びにアゾビスイソブチロニトリルから成る群より選ばれる有機発泡剤の１種以上を５〜６０重量部含有し、その嵩比重が０．３〜０．９、より好ましくは０．３〜０．６である小粒状物（Ａ）と、
【０００６】
カーバメート系殺虫性化合物の１種以上を５〜２０重量部、セルロイド並びにポリビニルナイトレートから成る群より選ばれる自燃性物質の１種以上を５〜２０重量部、好ましくは１０〜２０重量部およびアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン並びにアゾビスイソブチロニトリルから成る群より選ばれる有機発泡剤の１種以上を１０〜５０重量部含有し、その嵩比重が０．３〜０．９、より好ましくは０．３〜０．６である小粒状物（Ｂ）と、
【０００７】
過塩素酸カリウム１０〜２０重量部、硝酸カリウム３〜８重量部および／または塩素酸カリウム１〜５重量部、澱粉、乳糖、セルロース、しょ糖、ブドウ糖、果糖並びにマンニットから成る群より選ばれる燃焼剤の１種以上を７〜２０重量部、硝酸グアニジン、ジシアンジアミド、リン酸グアニル尿素並びにスルファミン酸グアニジンから成る群より選ばれる発熱調整剤の１種以上を３〜８重量部、塩化カリウム、四三酸化鉄、塩化ナトリウム、酸化銅、酸化クロム、酸化鉄、塩化鉄、活性炭並びにフェロセンから成る群より選ばれる過塩素酸塩分解助剤の１種以上を１５〜３０重量部および、酸化アルミニウム、クレー、パーライト、珪藻土並びにタルクから成る群より選ばれる無機性填料の１種以上を２０〜５０重量部含有する小粒状物（Ｃ）とから成り、
【０００８】
上記小粒状物（Ａ）および（Ｂ）と小粒状物（Ｃ）との配合比（重量比）が〔（Ａ）＋（Ｂ）〕：（Ｃ）＝１：０．５〜４、より好ましくは１：０．８〜３である殺虫、殺ダニ燻煙組成物を構成することにより、有効成分としてのピレスロイド系化合物およびカーバメート系殺虫性化合物の何れもの燻化率も高められ、またこれらの有効成分の問題となる分解も伴なうことなく、効率よく揮散し、よって高い殺虫、殺ダニ効果を発揮し、しかも使用上の安全性も高いことから屋内での使用に好適であることを見出し本発明に至った。
【０００９】
また、本発明の殺虫、殺ダニ燻煙組成物は、その有効成分としてピレスロイド化合物およびカーバメート系殺虫性化合物を含有することから、近年一部地域で問題となっている薬剤抵抗性の発現したイエダニ、ゴキブリ等の衛生害虫に対しても卓効を発揮できる。
以下に本発明につき説明する。
【００１０】
本発明の殺虫、殺ダニ燻煙組成物に於いて、使用し得るピレスロイド化合物としては、例えばシフェノトリン〔（ＲＳ）−α−シアノ−３−フェノキシベンジル（１Ｒ）−シス，トランス−クリサンテマート〕、アレスリン〔（ＲＳ）−３−アリル−２−メチル−４−オキソシクロペント−２−エニル（１ＲＳ）−シス，トランス−クリサンテマート〕、プラレトリン〔（Ｓ）−２−メチル−４−オキソ−３−（２−プロピニル）シクロペント−２−エニル（１Ｒ）−シス，トランス−クリサンテマート〕、テトラメトリン〔Ｎ−（３，４，５，６−テトラヒドロフタルイミドメチル（１ＲＳ）−シス，トランス−クリサンテマート〕、レスメトリン〔５−ベンジル−３−フリルメチル（１ＲＳ）−シス，トランス−クリサンテマート〕、ｄ−フェノトリン〔３−フェノキシベンジル（１Ｒ）−シス，トランス−クリサンテマート〕、ペルメトリン〔３−フェノキシベンジル（１ＲＳ）−シス，トランス−３−（２，２−ジクロロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、フェンバレレート〔（ＲＳ）−α−シアノ−３−フェノキシベンジル（ＲＳ）−２−（４−クロロフェニル）−３−メチルブチレート〕、フェンプロパトリン〔（ＲＳ）−α−シアノ−３−フェノキシベンジル２，２，３，３−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、ベンフルスリン〔２，３，５，６−テトラフルオロベンジル（１Ｒ）−トランス−３−（２，２−ジクロロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、シペルメトリン〔（ＲＳ）−α−シアノ−３−フェノキシベンジル（１ＲＳ）−シス，トランス−３−（２，２−ジクロロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、デルタメトリン〔（Ｓ）−α−シアノ−３−フェノキシベンジル（１Ｒ）−シス−３−（２，２−ジブロモビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、これらの光学異性体、立体異性体およびそれらの混合物等が挙げられる。
【００１１】
また、カーバメート系殺虫性化合物としては、メトキサジアゾン、プロポクスル等が挙げられ、その殺虫、殺ダニ活性、特に南京虫、ゴキブリ等の致死効果の点でメトキサジアゾンが好ましい。
【００１２】
前記小粒状物（Ａ）および（Ｂ）に於いて、有効成分としてのピレスロイド化合物およびカーバメート系殺虫性化合物と自燃性物質の配合比率は、夫々１：１〜１：２および１：１〜１：２であることが望ましい。
【００１３】
尚、該小粒状物（Ａ）および（Ｂ）に於いて、自燃性物質として用いられるセルロイドとしては、セルロイド自体の他、ニトロセルロースとトリクレジルホスフェート、ジブチルフタレート、アセチルクエン酸トリブチル等の可塑剤との固溶体も使用できる。
【００１４】
小粒状物（Ａ）には、さらにセルロイド安定剤として、ジフェニルアミン、エチルセントラリット、メチルセントラリット、２−ニトロジフェニルアミンの１種以上を０．１〜５重量部、好ましくは０．５〜２重量部配合することが好ましく、また発熱調整剤として、硝酸グアニジン、ニトログアニジン、ジシアンジアミド、ニトログアニジンの１種以上を１〜１０重量部配合することができる。
【００１５】
また、必要に応じ、酸化アルミニウム、クレー、タルク、珪藻土、パーライトなどの無機性填料の１種以上を１〜５０重量部、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、尿素等の発泡調整剤５〜２０重量部を配合することもでき、さらにＢＨＴなどの酸化防止剤、ピペロニルブトキシド、ＭＧＫ−２６４、Ｓ−４２１などの効力増強剤、その他香料や消臭剤を配合してもよい。
【００１６】
かかる小粒状物（Ａ）を製造するに際しては、通常、所定量の前記各成分および適当量の水またはメチルアルコール等の低級アルコールを練合混合し、常法に従って小粒状に造粒成型後、乾燥することにより所定の小粒状物を得ることができる。また、このとき造粒成型を容易にする為に、糊剤としてのメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの造粒成型助剤０．１〜４重量部、好ましくは０．５〜３重量部を添加することが望ましい。
このようにして得られる小粒状物（Ａ）の粒径は通常０．５〜３．５ｍｍ、好ましくは１．０〜２．５ｍｍである。
【００１７】
同様に、小粒状物（Ｂ）には、さらにセルロイド安定剤として、ジフェニルアミン、エチルセントラリット、メチルセントラリット、２−ニトロジフェニルアミンの１種以上を０．１〜５重量部、好ましくは０．５〜２重量部配合することが好ましい。また必要に応じ、酸化アルミニウム、クレー、タルク、珪藻土、パーライトなどの無機性填料の１種以上を１〜４０重量部、酸化亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の発泡調整剤５〜２０重量部を配合することもでき、さらにＢＨＴなどの酸化防止剤を配合してもよい。
【００１８】
かかる小粒状物（Ｂ）を製造するに際しては、通常、所定量の前記各成分および適当量の水またはメチルアルコール等の低級アルコールを練合混合し、常法に従って小粒状に造粒成型後、乾燥することにより所定の小粒状物（Ｂ）を得ることができる。
また、このとき造粒成型を容易にする為に、糊剤としてのメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの造粒成型助剤０．１〜４重量部、好ましくは０．５〜３重量部を添加することが望ましい。
このようにして得られる小粒状物（Ｂ）の粒径は通常０．５〜３．５ｍｍ、好ましくは１．０〜２．５ｍｍである。
【００１９】
また、小粒状物（Ｃ）は、通常、所定量の前記各成分、および適量の糊剤としてのメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの造粒成型助剤０．１〜４重量部、好ましくは０．５〜３重量部を練合混合し、常法に従って、小粒状に造粒成型後、乾燥することにより得られる。
このようにして得られる小粒状物（Ｂ）の粒径は通常０．５〜３．５ｍｍ、好ましくは１．０〜２．５ｍｍである。
【００２０】
上記により得られる小粒状物（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）の所定量をとり、これらを例えば紙筒などの燻煙剤容器内に、均一に混和して装填するか、または分離して装填し、これに成型テルミットなどの点火剤を配し製品とする。
【００２１】
かかる本発明の殺虫、殺ダニ燻煙組成物は、使用時に点火することにより、多量の有効成分が瞬時に効率よく、また広範囲に揮散することから、蚊、ハエはもとより、家具等の調度品の陰に棲息する南京虫、イエダニ、ゴキブリ等の衛生害虫をも有効に駆除することができ、しかも火災の恐れなど安全上も何ら問題とならないことから、特に屋内での使用に好適である。また、有効成分として、ピレスロイド化合物およびカーバメート系殺虫性化合物を含有することから薬剤抵抗性の発現しているこれらの衛生害虫をも効果的に駆除できる。殊に、本発明の殺虫、殺ダニ燻煙組成物に於いては、高い殺虫、殺ダニ活性を有しながらも比較的熱安定性に欠けるｄ−フェノトリンやシフェノトリンをも有効成分として使用できることから、これらの燻煙形態での有効利用に好適である。
【００２２】
【発明の効果】
本発明の殺虫、殺ダニ燻煙組成物は、系統の異なる２種の有効成分を含み、夫々が効率よく揮散することから、高い殺虫、殺ダニ効果を発揮すると共に、火災などの恐れもないことから、特に屋内に棲息する南京虫、イエダニ、ゴキブリ等の衛生害虫の駆除剤として好適であり、また薬剤抵抗性のこれらの衛生害虫に対し卓効を発揮し得る。
【００２３】
【実施例】
以下に、本発明を実施例および比較例でさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、各例において部は重量部を意味する。
【００２４】
実施例１
小粒状物（Ａ）として、ｄ−フェノトリン１２部、セルロイド１９部、アゾジカルボンアミド３０部、ジフェニルアミン（以下ＤＰＡと称す）０．５部、パーライト２６．５部、酸化亜鉛１０部およびジブチルヒドロキシトルエン（以下ＢＨＴと称す）２部を混合し、これに１部のメチルセルロースおよび適当量の水を加えて練合混合し、常法に従って造粒成型、乾燥して嵩比重０．３３の小粒状物を得る。
小粒状物（Ｂ）として、メトキサジアゾン１０部、セルロイド１６部、アゾジカルボンアミド４０部、パーライト２６部、酸化亜鉛５部およびＢＨＴ３部を混合し、これに１部のメチルセルロースおよび適当量の水を加えて練合混合し、常法に従って造粒成型、乾燥して嵩比重０．３５の小粒状物を得る。
小粒状物（Ｃ）として、過塩素酸カリウム１２部、硝酸カリウム５部、澱粉９．４部、硝酸グアニジン３部、活性炭２４部、酸化アルミニウム２０部およびカオリンクレー２６．６部を混合し、これに１部のメチルセルロースおよび適当量の水を加えて練合混合し、常法に従って造粒成型、乾燥して小粒状物を得る。
容器下部に小粒状物（Ｃ）２２．７部を入れ、グラスウール網を敷いた上に小粒状物（Ａ）１８部と小粒状物（Ｂ）９．３部との混合物を入れ、小粒状物（Ｃ）の側に点火し、以下に示す方法で煙化率を測定すると、ｄ−フェノトリンは７６％、メトキサジアゾンは７４％であった。
【００２５】
〔煙化率の測定方法〕
煙化率の測定に際して、図１に示される器具を用いる。グラスフィルター３の内部にはシリカゲル１００ｇが充填されており、該グラスフィルター下部は吸引ポンプに接続されている。
着火された燻煙剤は、直ちに容器本体２内部の金網２ａ上に入れられ、カバー容器１を被せられ、吸気コック４が開かれて、グラスフィルター下部より２５ｍｌ／ｍｉｎの割合で吸引される。
燻煙剤の発煙が終了して３０秒経過後に吸引を止め、カバー容器１、容器本体２およびグラスフィルター３の内部をアセトンで洗浄し、洗浄液とグラスフィルター３内部のシリカゲルより抽出されたアセトン抽出液とを合わせ、ガスクロマトグラフィーにてアセトン溶液中の捕集された有効成分量を求めることにより、次式に従って煙化率が算出される。
【数１】

【００２６】
実施例２
小粒状物（Ａ）として、ｄ−フェノトリン１２部、セルロイド１７部、アゾジカルボンアミド５０部、ＤＰＡ０．５部、パーライト８．５部、酸化亜鉛１０部およびＢＨＴ２部を混合し、これに適量のメチルセルロースおよび水を加えて練合混合し、常法に従って造粒成型、乾燥して嵩比重０．４０の小粒状物を得る。
小粒状物（Ｂ）として、メトキサジアゾン１０部、セルロイド１６部、アゾジカルボンアミド２０部、パーライト２６部、酸化亜鉛１０部、カオリンクレー１５部およびＢＨＴ３部を混合し、これに１部のメチルセルロースおよび適当量の水を加えて練合混合し、常法に従って造粒成型、乾燥して嵩比重０．３６の小粒状物を得る。
小粒状物（Ｃ）として、実施例１と同様にして小粒状物を得る。
容器下部に小粒状物（Ａ）１８部と小粒状物（Ｃ）２２．７部との混合物を入れ、グラスウール網を敷いた上に小粒状物（Ｂ）９．３部を入れ、容器下部側に点火し、実施例１と同様の方法で煙化率を測定すると、ｄ−フェノトリンは７１％、メトキサジアゾンは７５％であった。
【００２７】
実施例３
容器下部に実施例２の小粒状物（Ｃ）２２．７部を入れ、グラスウール網を敷いた上に実施例２の小粒状物（Ａ）１８部と小粒状物（Ｂ）９．３部との混合物を入れ、容器下部側に点火し、実施例１と同様の方法で煙化率を測定すると、ｄ−フェノトリンは７５％、メトキサジアゾンは６７％であった。
【００２８】
実施例４
実施例２の小粒状物（Ａ）１８部、小粒状物（Ｂ）９．３部および小粒状物（Ｃ）２２．７部を混合して容器に入れ、点火し、実施例１と同様の方法で煙化率を測定すると、ｄ−フェノトリンは６８％、メトキサジアゾンは６２％であった。
【００２９】
比較例１
実施例１の小粒状物（Ａ）１８部と小粒状物（Ｂ）９．３部とを混合して容器に入れ、点火し、実施例１と同様の方法で煙化率を測定すると、ｄ−フェノトリンは５１％、メトキサジアゾンは５２％であった。
比較例２
ｄ−フェノトリン１２部、セルロイド２３．４部、アゾジカルボンアミド３３部、ＤＰＡ０．５部、パーライト１８．１部、硝酸グアニジン５部、ステアリン酸カルシウム５部およびＢＨＴ２部を混合し、これに１部のメチルセルロースおよび適当量の水を加えて練合混合し、常法に従って造粒成型、乾燥して小粒状物を得る。
これを容器に入れ、点火し、実施例１と同様の方法で煙化率を測定すると、ｄ−フェノトリンの煙化率は２５．１％であった。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、実施例１〜４および比較例１〜２において、本発明の燻煙剤の煙化率を測定するのに用いられた器具の断面図である。
【符号の説明】
１・・・カバー容器
２・・・容器本体
２ａ・・・金網
３・・・グラスフィルター
４・・・吸気コック[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an insecticidal and mite-killing composition, and more particularly to an insecticidal and mite-killing composition suitable for indoor use.
[0002]
[Prior art]
Mosquito coils and electric mosquito mats have been awarded as fumigation agents and fumigants for the purpose of controlling sanitary pests since ancient times, and were molded with active ingredients as propellants for bed bugs, house dust mites, cockroaches, etc. Smoke agents of the so-called jet type, which are used by igniting a smoke generating agent, have been developed.
[0003]
However, mosquito coils and electric mosquito coils are not suitable for controlling bed bugs, house dust mites, cockroaches, etc. It is hard to say that the extermination effect is sufficient due to restrictions of the agent.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Under such circumstances, there is a strong demand for the development of a combustion-type smoke agent that has a high smoke rate of the active ingredient, exhibits a high insecticidal and acaricidal effect, and is highly safe during use.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies to develop a smoke agent exhibiting excellent insecticidal and acaricidal activity. As a result, a group consisting of 5 to 20 parts by weight of one or more pyrethroid-based compounds, celluloid and polyvinyl nitrate. An organic foam selected from the group consisting of 10 to 25 parts by weight, preferably 10 to 20 parts by weight, of one or more of the selected self-combustible substances, and azodicarbonamide, dinitrosopentamethylenetetramine and azobisisobutyronitrile. A small granular material (A) containing 5 to 60 parts by weight of at least one agent and having a bulk specific gravity of 0.3 to 0.9, more preferably 0.3 to 0.6;
[0006]
5 to 20 parts by weight of at least one carbamate-based insecticide compound, 5 to 20 parts by weight, preferably 10 to 20 parts by weight of one or more of a self-burning substance selected from the group consisting of celluloid and polyvinyl nitrate It contains 10 to 50 parts by weight of one or more organic blowing agents selected from the group consisting of dicarbonamide, dinitrosopentamethylenetetramine and azobisisobutyronitrile, and has a bulk specific gravity of 0.3 to 0.9, Small particulate matter (B), preferably 0.3-0.6,
[0007]
Combustion agent selected from the group consisting of 10-20 parts by weight of potassium perchlorate, 3-8 parts by weight of potassium nitrate and / or 1-5 parts by weight of potassium chlorate, starch, lactose, cellulose, sucrose, glucose, fructose and mannitol 3 to 8 parts by weight of at least one kind of exothermic control agent selected from the group consisting of guanidine nitrate, dicyandiamide, guanylurea phosphate and guanidine sulfamate, potassium chloride, tetratetraoxide Iron, sodium chloride, copper oxide, chromium oxide, iron oxide, iron chloride, activated carbon, and 15 to 30 parts by weight of one or more perchlorate decomposition aids selected from the group consisting of ferrocene; and aluminum oxide, clay, Small granular material containing 20 to 50 parts by weight of one or more inorganic fillers selected from the group consisting of perlite, diatomaceous earth and talc Made from a C),
[0008]
The compounding ratio (weight ratio) of the small granular materials (A) and (B) and the small granular material (C) is [(A) + (B)] :( C) = 1: 0.5 to 4, By composing the insecticidal and mite-killing composition, preferably having a ratio of 1: 0.8 to 3, both the pyrethroid-based compound and the carbamate-based insecticidal compound as active ingredients can be increased in the rate of smoking. It is suitable for indoor use because it volatilizes efficiently without decomposing it as a problem of the active ingredient, exhibits high insecticidal and acaricidal effects, and has high safety in use. And led to the present invention.
[0009]
Further, the insecticidal and mite-killing composition of the present invention contains a pyrethroid compound and a carbamate-based insecticidal compound as active ingredients, so that the house dust mites that have developed drug resistance, which has recently become a problem in some areas, have been developed. It can also exert an excellent effect on sanitary pests such as cockroaches.
Hereinafter, the present invention will be described.
[0010]
Examples of the pyrethroid compound that can be used in the insecticidal and mite-killing composition of the present invention include cyphenothrin [(RS) -α-cyano-3-phenoxybenzyl (1R) -cis, trans-chrysanthemate] ], Arrestrin [(RS) -3-allyl-2-methyl-4-oxocyclopent-2-enyl (1RS) -cis, trans-chrysanthemate], prarethrin [(S) -2-methyl-4- Oxo-3- (2-propynyl) cyclopent-2-enyl (1R) -cis, trans-chrysanthemate], tetramethrin [N- (3,4,5,6-tetrahydrophthalimidomethyl (1RS) -cis, trans -Chrysanthemate], resmethrin [5-benzyl-3-furylmethyl (1RS) -cis, trans-chrysanthemate], d-phenothrin [3-phenoxybenzyl (1R) -cis, trans-chrysanthemate], permethrin [3-phenoxybenzyl (1RS) -cis, trans-3- (2,2-dichlorovinyl) -2,2- Dimethylcyclopropanecarboxylate], fenvalerate [(RS) -α-cyano-3-phenoxybenzyl (RS) -2- (4-chlorophenyl) -3-methylbutyrate], fenpropatrin [(RS) -α -Cyano-3-phenoxybenzyl 2,2,3,3-tetramethylcyclopropanecarboxylate], benfluthrine [2,3,5,6-tetrafluorobenzyl (1R) -trans-3- (2,2-dichloro) Vinyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate], cypermethrin [(RS)- -Cyano-3-phenoxybenzyl (1RS) -cis, trans-3- (2,2-dichlorovinyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate], deltamethrin [(S) -α-cyano-3-phenoxy Benzyl (1R) -cis-3- (2,2-dibromovinyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate], their optical isomers, stereoisomers, and mixtures thereof.
[0011]
Examples of the carbamate insecticidal compounds include methoxadiazone and propoxur, and methoxadiazone is preferred in terms of its insecticidal and acaricidal activity, particularly the lethal effect of bed bugs and cockroaches.
[0012]
In the small granular materials (A) and (B), the compounding ratios of the pyrethroid compound and the carbamate-based insecticidal compound as active ingredients and the self-burning substance are 1: 1 to 1: 2 and 1: 1 to 1 respectively. : 2 is desirable.
[0013]
In the small granular materials (A) and (B), as celluloid used as a self-combustible substance, in addition to celluloid itself, nitrocellulose and plasticizers such as tricresyl phosphate, dibutyl phthalate and acetyl tributyl citrate can be used. A solid solution with the agent can also be used.
[0014]
The small granular material (A) further contains 0.1 to 5 parts by weight, preferably 0.5 to 2 parts by weight of one or more of diphenylamine, ethyl centralit, methyl centralit and 2-nitrodiphenylamine as a celluloid stabilizer. It is preferable to mix 1 to 10 parts by weight of at least one of guanidine nitrate, nitroguanidine, dicyandiamide, and nitroguanidine as an exothermic control agent.
[0015]
Also, if necessary, 1 to 50 parts by weight of one or more inorganic fillers such as aluminum oxide, clay, talc, diatomaceous earth, and pearlite, and foam control of zinc oxide, zinc carbonate, zinc stearate, calcium stearate, urea, etc. 5 to 20 parts by weight of an agent may be added, and an antioxidant such as BHT, an efficacy enhancer such as piperonyl butoxide, MGK-264, S-421, and other fragrances and deodorants may be added.
[0016]
In producing such a small granular material (A), usually, a predetermined amount of each of the above components and an appropriate amount of water or a lower alcohol such as methyl alcohol are kneaded and mixed, and then granulated and formed into small particles according to a conventional method. By drying, predetermined small granular materials can be obtained. At this time, in order to facilitate granulation molding, 0.1 to 4 parts by weight, preferably 0.5 to 3 parts by weight of a granulation molding aid such as methylcellulose or hydroxypropylmethylcellulose as a sizing agent is added. It is desirable.
The particle size of the small granular material (A) thus obtained is usually 0.5 to 3.5 mm, preferably 1.0 to 2.5 mm.
[0017]
Similarly, the small granular material (B) further contains 0.1 to 5 parts by weight, preferably 0.5% by weight of one or more of diphenylamine, ethyl centralit, methyl centralit and 2-nitrodiphenylamine as a celluloid stabilizer. It is preferable to mix it by 2 to 2 parts by weight. If necessary, 1 to 40 parts by weight of one or more inorganic fillers such as aluminum oxide, clay, talc, diatomaceous earth, and pearlite, and 5 to 20 parts by weight of a foaming regulator such as zinc oxide and calcium stearate are blended. And an antioxidant such as BHT may be added.
[0018]
In producing such a small granular material (B), usually, a predetermined amount of each of the above components and an appropriate amount of water or a lower alcohol such as methyl alcohol are kneaded and mixed, and granulated and formed into small particles according to a conventional method. By drying, a predetermined small granular material (B) can be obtained.
At this time, in order to facilitate granulation molding, 0.1 to 4 parts by weight, preferably 0.5 to 3 parts by weight of a granulation molding aid such as methylcellulose or hydroxypropylmethylcellulose as a sizing agent is added. It is desirable.
The particle size of the small granular material (B) thus obtained is usually 0.5 to 3.5 mm, preferably 1.0 to 2.5 mm.
[0019]
The small granular material (C) is usually 0.1 to 4 parts by weight, preferably 0.1 to 4 parts by weight of a granulation molding aid such as methylcellulose and hydroxypropylmethylcellulose as an appropriate amount of a sizing agent. It is obtained by kneading and mixing 5 to 3 parts by weight, granulating and forming into small particles according to a conventional method, and then drying.
The particle size of the small granular material (B) thus obtained is usually 0.5 to 3.5 mm, preferably 1.0 to 2.5 mm.
[0020]
Take a predetermined amount of the small granular materials (A), (B) and (C) obtained above, and uniformly mix or load them into a smoke container such as a paper cylinder, or separate them. It is charged, and igniting agent such as a molded thermite is distributed to the product.
[0021]
The insecticidal and mite-killing composition of the present invention, when ignited at the time of use, enables a large amount of active ingredients to be instantaneously and efficiently volatilized. It is particularly suitable for indoor use, because it can effectively control hygiene pests such as bed bugs, house dust mites and cockroaches that live in the shade of the sea, and it does not pose any safety problems such as the risk of fire. In addition, since the composition contains a pyrethroid compound and a carbamate-based insecticidal compound as active ingredients, it is possible to effectively control these sanitary pests exhibiting drug resistance. In particular, in the insecticidal and acaricidal smoking composition of the present invention, d-phenothrin and cyphenothrin, which have high insecticidal and acaricidal activity but have relatively low heat stability, can also be used as an active ingredient. Therefore, it is suitable for effective use in these smoke forms.
[0022]
【The invention's effect】
The insecticidal and mite-killing composition of the present invention contains two kinds of active ingredients having different strains, and each volatilizes efficiently, so that the insecticidal and mite-killing effects are exhibited, and there is no fear of fire or the like. Accordingly, it is particularly suitable as a pesticide for sanitary pests such as bed bugs, house dust mites, cockroaches, etc., which live indoors, and can exert a demonstrative effect on these drug-resistant sanitary pests.
[0023]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to Examples and Comparative Examples, but the present invention is not limited thereto.
In each example, parts means parts by weight.
[0024]
Example 1
As the small particles (A), 12 parts of d-phenothrin, 19 parts of celluloid, 30 parts of azodicarbonamide, 0.5 part of diphenylamine (hereinafter referred to as DPA), 26.5 parts of pearlite, 10 parts of zinc oxide and dibutylhydroxytoluene 2 parts (hereinafter referred to as BHT) are mixed, 1 part of methylcellulose and an appropriate amount of water are added, kneaded and mixed, and granulated, molded and dried according to a conventional method to obtain a small granular material having a bulk specific gravity of 0.33. Get.
10 parts of methoxadiazone, 16 parts of celluloid, 40 parts of azodicarbonamide, 26 parts of pearlite, 5 parts of zinc oxide and 3 parts of BHT are mixed as the small granular material (B), and 1 part of methylcellulose and an appropriate amount of water are added thereto. The mixture is kneaded, mixed, granulated and dried according to a conventional method to obtain a small granular material having a bulk specific gravity of 0.35.
As the small granular material (C), 12 parts of potassium perchlorate, 5 parts of potassium nitrate, 9.4 parts of starch, 3 parts of guanidine nitrate, 24 parts of activated carbon, 20 parts of aluminum oxide and 26.6 parts of kaolin clay were mixed. , 1 part of methylcellulose and an appropriate amount of water are added, kneaded and mixed, granulated and dried according to a conventional method to obtain a small granular material.
22.7 parts of the small granular material (C) are placed in the lower part of the container, and a mixture of 18 parts of the small granular material (A) and 9.3 parts of the small granular material (B) is placed on a glass wool net, and When the product (C) was ignited and the smoke rate was measured by the method described below, it was 76% for d-phenothrin and 74% for methoxadiazone.
[0025]
[Method of measuring smoke rate]
When measuring the smoke rate, the equipment shown in FIG. 1 is used. The inside of the glass filter 3 is filled with 100 g of silica gel, and the lower part of the glass filter is connected to a suction pump.
The ignited smoke agent is immediately put on the wire mesh 2a inside the container body 2, covered with the cover container 1, the intake cock 4 is opened, and is sucked at a rate of 25 ml / min from the lower part of the glass filter.
After 30 seconds from the end of the smoking of the smoking agent, the suction is stopped, and the inside of the cover container 1, the container body 2 and the glass filter 3 are washed with acetone, and the washing solution and acetone extracted from the silica gel inside the glass filter 3 are extracted. By combining the liquid and the amount of the collected active ingredient in the acetone solution by gas chromatography, the smoke rate is calculated according to the following equation.
(Equation 1)

[0026]
Example 2
As the small granular material (A), 12 parts of d-phenothrin, 17 parts of celluloid, 50 parts of azodicarbonamide, 0.5 part of DPA, 8.5 parts of pearlite, 10 parts of zinc oxide and 2 parts of BHT were mixed, and an appropriate amount thereof was added thereto. Methyl cellulose and water are added, kneaded and mixed, granulated, molded and dried according to a conventional method to obtain a small granular material having a bulk specific gravity of 0.40.
10 parts of methoxadiazone, 16 parts of celluloid, 20 parts of azodicarbonamide, 26 parts of pearlite, 10 parts of zinc oxide, 15 parts of kaolin clay and 3 parts of BHT are mixed as the small granular material (B), and 1 part of methyl cellulose and A small amount of water is added, kneaded and mixed, granulated and molded according to a conventional method, and dried to obtain a small granular material having a bulk specific gravity of 0.36.
As the small granular material (C), a small granular material is obtained in the same manner as in Example 1.
A mixture of 18 parts of the small granular material (A) and 22.7 parts of the small granular material (C) is placed in the lower part of the container, 9.3 parts of the small granular material (B) is placed on a glass wool net, and the lower part of the container is placed. When the side was ignited and the smoke conversion was measured in the same manner as in Example 1, d-phenothrin was 71% and methoxadiazone was 75%.
[0027]
Example 3
22.7 parts of the small granular material (C) of Example 2 were placed in the lower part of the container, and 18 parts of the small granular material (A) of Example 2 and 9.3 parts of small granular material (B) were placed on a glass wool net. Was lit, the lower portion of the container was ignited, and the rate of smoke formation was measured in the same manner as in Example 1. As a result, 75% of d-phenothrin and 67% of methoxadiazone were obtained.
[0028]
Example 4
As in Example 1, 18 parts of the small particles (A), 9.3 parts of the small particles (B) and 22.7 parts of the small particles (C) of Example 2 were mixed and placed in a container, and ignited. When the smoke rate was measured by the above method, d-phenothrin was 68% and methoxadiazone was 62%.
[0029]
Comparative Example 1
When 18 parts of the small granules (A) of Example 1 and 9.3 parts of the small granules (B) are mixed, put in a container, ignited, and the smoke rate is measured in the same manner as in Example 1. d-phenothrin was 51% and methoxadiazone was 52%.
Comparative Example 2
12 parts of d-phenothrin, 23.4 parts of celluloid, 33 parts of azodicarbonamide, 0.5 part of DPA, 18.1 parts of perlite, 5 parts of guanidine nitrate, 5 parts of calcium stearate and 2 parts of BHT were mixed, and 1 part of this was mixed. Methylcellulose and an appropriate amount of water are added, kneaded and mixed, and granulated, molded and dried according to a conventional method to obtain a small granular material.
This was put in a container, ignited, and the rate of smoke formation was measured in the same manner as in Example 1. As a result, the smoke rate of d-phenothrin was 25.1%.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a device used in Examples 1 to 4 and Comparative Examples 1 and 2 for measuring the smoke rate of the smoking agent of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Cover container 2 ... Container main body 2a ... Wire mesh 3 ... Glass filter 4 ... Intake cock

Claims

ピレスロイド系化合物の１種以上を５〜２０重量部、セルロイド並びにポリビニルナイトレートから成る群より選ばれる自燃性物質の１種以上を１０〜２５重量部およびアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン並びにアゾビスイソブチロニトリルから成る群より選ばれる有機発泡剤の１種以上を５〜６０重量部含有し、その嵩比重が０．３〜０．９である小粒状物（Ａ）と、カーバメート系殺虫性化合物の１種以上を５〜２０重量部、セルロイド並びにポリビニルナイトレートから成る群より選ばれる自燃性物質の１種以上を５〜２０重量部およびアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン並びにアゾビスイソブチロニトリルから成る群より選ばれる有機発泡剤の１種以上を１０〜５０重量部含有し、その嵩比重が０．３〜０．９である小粒状物（Ｂ）と、過塩素酸カリウム１０〜２０重量部、硝酸カリウム３〜８重量部および／または塩素酸カリウム１〜５重量部、澱粉、乳糖、セルロース、しょ糖、ブドウ糖、果糖並びにマンニットから成る群より選ばれる燃焼剤の１種以上を７〜２０重量部、硝酸グアニジン、ジシアンジアミド、リン酸グアニル尿素並びにスルファミン酸グアニジンから成る群より選ばれる発熱調整剤の１種以上を３〜８重量部、塩化カリウム、四三酸化鉄、塩化ナトリウム、酸化銅、酸化クロム、酸化鉄、塩化鉄、活性炭、並びにフェロセンから成る群より選ばれる過塩素酸塩分解助剤の１種以上を１５〜３０重量部および酸化アルミニウム、クレー、パーライト、珪藻土並びにタルクから成る群より選ばれる無機性填料の１種以上を２０〜５０重量部含有する小粒状物（Ｃ）とが配合されて成り、上記小粒状物（Ａ）および（Ｂ）と小粒状物（Ｃ）との配合比（重量比）が〔（Ａ）＋（Ｂ）〕：（Ｃ）＝１：０．５〜４であることを特徴とする殺虫、殺ダニ燻煙組成物。5 to 20 parts by weight of one or more pyrethroid compounds, 10 to 25 parts by weight of one or more self-burning substances selected from the group consisting of celluloid and polyvinyl nitrate, and azodicarbonamide, dinitrosopentamethylenetetramine and azo A small granular material (A) containing 5 to 60 parts by weight of an organic blowing agent selected from the group consisting of bisisobutyronitrile and having a bulk specific gravity of 0.3 to 0.9; 5 to 20 parts by weight of one or more pesticidal compounds, 5 to 20 parts by weight of one or more self-burning substances selected from the group consisting of celluloid and polyvinyl nitrate, and azodicarbonamide, dinitrosopentamethylenetetramine and azo 10 to 50 parts by weight of one or more organic blowing agents selected from the group consisting of bisisobutyronitrile Small granular material (B) having a bulk specific gravity of 0.3 to 0.9, 10 to 20 parts by weight of potassium perchlorate, 3 to 8 parts by weight of potassium nitrate and / or 1 to 5 parts by weight of potassium chlorate, starch , Lactose, cellulose, sucrose, glucose, fructose and at least one type of burning agent selected from the group consisting of mannitol, 7-20 parts by weight, selected from the group consisting of guanidine nitrate, dicyandiamide, guanylurea phosphate and guanidine sulfamate. 3 to 8 parts by weight of one or more exothermic regulators selected from the group consisting of potassium chloride, iron tetroxide, sodium chloride, copper oxide, chromium oxide, iron oxide, iron chloride, activated carbon, and ferrocene. 15 to 30 parts by weight of one or more acid salt decomposition aids and a non-aqueous acid selected from the group consisting of aluminum oxide, clay, perlite, diatomaceous earth and talc. A small granular material (C) containing 20 to 50 parts by weight of at least one kind of filler, and a mixing ratio of the small granular materials (A) and (B) to the small granular material (C) ( (A) + (B)] :( C) = 1: 0.5 to 4.

前記小粒状物（Ａ）に於ける自燃性物質の含有量が１０〜２０重量部、小粒状物（Ｂ）に於ける自燃性物質の含有量が１０〜２０重量部である請求項１に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The content of the self-combustible substance in the small particulate matter (A) is 10 to 20 parts by weight, and the content of the self-combustible substance in the small particulate matter (B) is 10 to 20 parts by weight. The insecticidal and mite-killing composition according to the above.

前記小粒状物（Ａ）に、ジフェニルアミン、エチルセントラリット、メチルセントラリット並びに２−ニトロジフェニルアミンから成る群より選ばれるセルロイド安定剤の１種以上を０．１〜５重量部、硝酸グアニジン、ニトログアニジン並びにジシアンジアミドから成る群より選ばれる発熱調整剤の１種以上を１〜１０重量部およびメチルセルロース並びにヒドロキシプロピルメチルセルロースから成る群より選ばれる造粒成型助剤の１種以上を０．１〜４重量部配合し、また、小粒状物（Ｂ）にジフェニルアミン、エチルセントラリット、メチルセントラリット並びに２−ニトロジフェニルアミンから成る群より選ばれるセルロイド安定剤の１種以上を０．１〜５重量部およびメチルセルロース並びにヒドロキシプロピルメチルセルロースから成る群より選ばれる造粒成型助剤の１種以上を０．１〜４重量部配合し、さらに前記小粒状物（Ｃ）に、メチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースから成る群より選ばれる造粒成型助剤の１種以上を０．１〜４重量部配合してなる請求項１または２に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。0.1-5 parts by weight of one or more celluloid stabilizers selected from the group consisting of diphenylamine, ethylcentralit, methylcentralit and 2-nitrodiphenylamine are added to the small particulate matter (A), guanidine nitrate, nitroguanidine And 1 to 10 parts by weight of at least one exothermic modifier selected from the group consisting of dicyandiamide and 0.1 to 4 parts by weight of one or more granulating molding aids selected from the group consisting of methylcellulose and hydroxypropylmethylcellulose. 0.1 to 5 parts by weight of a celluloid stabilizer selected from the group consisting of diphenylamine, ethyl centralit, methyl centralit and 2-nitrodiphenylamine in the small particulate matter (B), and methyl cellulose; Hydroxypropyl methyl cellulose 0.1 to 4 parts by weight of one or more granulation molding aids selected from the group consisting of: and granulating molding selected from the group consisting of methylcellulose and hydroxypropylmethylcellulose in the small granular material (C). The insecticidal and mite-killing smoke composition according to claim 1 or 2, wherein 0.1 to 4 parts by weight of at least one auxiliary agent is blended.

前記小粒状物（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）の嵩比重が０．３〜０．６である請求項１、２または３に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The insecticidal and acaricidal smoke composition according to claim 1, 2 or 3, wherein the small granular materials (A), (B) and (C) have a bulk specific gravity of 0.3 to 0.6.

前記小粒状物（Ａ）および（Ｂ）と小粒状物（Ｃ）との配合比（重量比）が〔（Ａ）＋（Ｂ）〕：（Ｃ）＝１：０．８〜３である請求項１、２、３または４に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The compounding ratio (weight ratio) of the small granular materials (A) and (B) and the small granular material (C) is [(A) + (B)] :( C) = 1: 0.8-3. An insecticidal, acaricidal smoke composition according to claim 1, 2, 3 or 4.

前記小粒状物（Ａ）に於けるピレスロイド系化合物と自燃性物質の配合比（重量比）が１：１〜２、また、小粒状物（Ｂ）に於けるカーバメート系殺虫性化合物と自燃性物質の配合比（重量比）が１：１〜２である請求項１、２、３、４または５に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The compounding ratio (weight ratio) of the pyrethroid compound and the self-burning substance in the small particulate matter (A) is 1 to 1 to 2, and the carbamate insecticide compound in the small particulate matter (B) and the self-flammability The insecticidal and mite-killing smoke composition according to claim 1, wherein the compounding ratio (weight ratio) of the substances is from 1: 1 to 2.

ピレスロイド化合物が、シフェノトリン、アレスリン、プラレトリン、レスメトリンまたはｄ−フェノトリンである請求項１、２、３、４、５または６に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The insecticidal, acaricidal smoke composition according to claim 1, 2, 3, 4, 5, or 6, wherein the pyrethroid compound is cyphenothrin, allethrin, praletrin, resmethrin or d-phenothrin.

カーバメート系殺虫性化合物がメトキサジアゾンまたはプロポクスルである請求項１、２、３、４、５、６または７に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The insecticidal and acaricidal smoke composition according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, or 7, wherein the carbamate pesticidal compound is methoxadiazone or propoxur.

ピレスロイド化合物が、シフェノトリンまたはｄ−フェノトリンであり、またカーバメート系殺虫化合物がメトキサジアゾンである請求項１、２、３、４、５、６、７または８に記載の殺虫、殺ダニ燻煙組成物。The insecticidal and mite-killing composition according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, or 8, wherein the pyrethroid compound is cyphenothrin or d-phenothrin, and the carbamate insecticide compound is methoxadiazone. .