JP3547778B2 - 自動ローダのドア集成体 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、感光材料の処理に使用される機器に関し、特に、カセットまたはカセットを保持するパレットをコンピュータ制御の放射線読み取り装置に送給し、かつ/または読み取り装置から受承するための自動ローダ用のドア集成体に関する。
【0002】
【従来の技術】
蛍光フィルムまたは蛍光板を光と損傷から保護するカセット内に収納して取り扱うことは便利である。収納された蛍光フィルムは、誘導放射線を用いて走査するとにより、形成された像を光電気的に検知して読み取られる。こうした走査、読み取り装置が米国特許公報第4789782号に開示されている。実際の処理工程の間を除いて、X線フィルムをカセット内に保持することは望ましい。このようなカセットはヨーロッパ特許出願第119102.9号に開示されている。写真要素を取り出してX線読み取り装置で走査するために、フック式の引き出し装置がX線カセットと共に利用することができる。上記X線カセットまたは同様のカセットを、上記引き出し装置に自動的に移送する装置を備えて、操作者が注意を払わなくとも、多数のX線カセットを連続的に処理可能とすることは望ましい。また、こうした装置が、X線カセットかつ/またはカセットを収納するパッレトを順次、正確に位置決めして、写真要素を取り出し再びカセット内に戻す動作を簡単化することが可能であることや、ユニットの交換を可能とし或いは装置の補修時間を短縮するために、前記X線読み取り装置から分離可能であることは望ましい。カセットを移送するために適切な装置は、ヨーロッパ特許出願第120313.9号に開示されている。これに関連して、複数のカセットまたはカセットを収納するパレットを利用する、位置決め装置または自動ローダが開示されている。この自動ローダは第1と第2のコグベルトを具備しており、該コグベルトは互いに離隔して配置されて、複数のカセット保持サイトを形成している。前記装填サイトおよび取出サイトへのアクセスは、前記装置を囲むキャビネットに形成された入口を通して行われる。前記入口を通して前記キャビネットへアクセスするためのアクセスドアが設けられている。装填された個々のカセットを受渡しサイトに位置決めするように前記ベルトが駆動され、カセット内の感光フィルムが取り出されて、前記読み取り装置により読み取られる。読み取られた後、前記フィルムは前記カセットに戻される。位置決め装置により複数のカセット各々が、コグベルトに配置されて自動的に前記読み取り装置に送給されるので、操作者が他の作業を行うことが可能となる。こうした自動ローダにおいて、光誘導型の蛍光フィルムに記録された情報を、前記読み取り装置が読み取る際に悪影響を与える振動が、前記自動ローダから前記読み取り装置に伝達されることを可及的に低減するように、前記装置を設計することは重要である。従って、前記装填サイトおよび取出サイトにアクセスするための前記ドアが円滑に動作して、振動の発生が最小限に抑制されることは重要である。操作者は、前記読み取り装置に多数のカセット運び込み、または読み取り装置から運び出すので、前記ドアが簡単に、かつ、便利に使用できることは重要である。また、カセットが正しく装填されていない場合に、或いは正しく取り出されていない場合に、若くはドアの移動経路に障害物が存在する場合に、前記ドアが閉鎖しないことは重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、光誘導型の蛍光フィルムに記録された情報を、前記読み取り装置が読み取る際に悪影響を与える振動が、前記自動ローダから前記読み取り装置に伝達されることを可及的に低減すると共に、カセットが正しく装填されているか否か、或いはカセットが正しく取り出されているか否か、更にはドアの移動経路に障害物が存在するか否かを監視することが可能な、自動ローダの入口を自動的に開放、閉鎖する装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、複数のカセットおよび/またはカセットを保持するパレットを収納し、かつ、読み取り装置に自動的に移送するための装置において、1つのカセット受渡しサイトと、前記複数のカセットおよび/またはパレットの各々を水平に保持する複数のカセット保持サイトとを形成する手段と、前記カセット保持サイトを形成する手段を包む本体とを具備し、
前記本体が、前記カセット保持サイトに隣接する入口を有しており、該入口は、前記カセットを前記カセット保持サイトに装填し、或いはカセット保持サイトから取り出すことを許容するように形成されており、
前記装置が、更に、前記入口に隣接して設けられ、該入口を通してアクセスすることを許容するドア集成体であって、閉鎖位置と開放位置との間で動作できるように、前記装置に鉛直方向に摺動自在に取りつけられた少なくとも1つのパネルと、前記パネルを前記開放位置と閉鎖位置との間で移動させる手段とを有するドア集成体と、前記少なくとも1つのパネルの頂部に配設されて該少なくとも1つのパネルの閉鎖位置への経路内に障害物が存在するか否かを検知する検知手段とを具備する装置を要旨とする。
また、請求項2に記載の本発明は、複数のカセットおよび/またはカセットを保持するパレットを収納し、かつ、読み取り装置に自動的に移送するための装置であって、第1と第2のコンベアと、第1と第2のコンベアを駆動するための手段と、前記コンベアを包む本体とを具備し、
前記第1と第2のコンベアは、互いに離隔して配設された第1と第2のコグベルトを具備し、前記コグベルトの各々は、1つのカセット受渡しサイトと、前記複数のカセットおよび/またはパレットの各々を水平に保持する複数のカセット保持サイトとを形成するように、鉛直方向に一直線上に配設された外方に延びる複数の棚板を有しており、前記駆動手段は、前記カセット保持サイトに装填されたカセットが、前記装填サイトと前記受渡しサイトとを通過して逐次移送されるように前記コンベアを調和して駆動し、前記本体が前記カセット保持サイトに隣接する入口を有しており、該入口が、前記カセットを前記コグベルトの前記棚板に装填し、或いは前記棚板から取り出すことを許容するように形成されている装置において、
前記装置が、更に、前記入口に隣接して設けられ、該入口を通してアクセスすることを許容するドア集成体であって、閉鎖位置と開放位置との間で動作できるように、前記装置に鉛直方向に摺動自在に取りつけられた少なくとも1つのパネルと、前記パネルを前記開放位置と閉鎖位置との間で移動させる手段とを有するドア集成体と、前記少なくとも1つのパネルの頂部に配設されて該少なくとも1つのパネルの、閉鎖位置への経路内に障害物が存在するか否かを検知する検知手段とを具備する装置を要旨とする。
【0005】
【実施例】
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1、2を参照すると、本発明による自動ローダ10は、X線読み取り装置12の直近前方に配置されている。前記自動ローダは本体14を有している。本体14は、底部に基部16と、頂部にモニターステーション18とを備えている。本体14は、前記自動ローダの構成要素と、X線カセット20またはカセットを保持するパレットによる荷重を支持するために、必要に応じて補強されたシート状の金属または同様の材料により形成することができる。前記カセットは、感光材料が同カセットの側部から取り出される形式のカセットであり、本明細書において既に参照したヨーロッパ特許出願第119102.9号に記載されている。このカセットは、上下パネルと、該上下パネルに連結された3つの側部キャップと、取外し可能なエンドキャップとを有する殻体を具備している。写真材料、例えば誘導型の蛍光板を前記カセット内に収めると共に、前記取外し可能なエンドキャップに取着する。このエンドキャップはラッチ装置を具備しており、前記カセットから解除できるように成っている。少なくとも1つのフックを有するラッチ棒が、前記ラッチ装置を係止または解除するために使用される。他の構成のカセットを適宜に使用してもよいことは理解されよう。例えば、こうしたカセットは、米国特許公報第5065866号や、米国特許公報第5090567号に開示されている。モニターステーション18は、例えば窪み等の、モニター23を不注意に動かすことを防止するための手段を具備していてもよい。本体14は、図2に示すアクセス開口部24を背面に有している。この開口部をカセット20の前縁が通過して、該カセットの前縁が隣接するX線読み取り装置12内に配置される。前記本体14は、概ね矩形の入口26を前面に有しており、本体14の内部に触れることが可能となっている。入口26は操作者がいる操作室に面している。本体14の入口26に隣接してドア集成体32が設けられている。ドア集成体32は、図3に示す入口26が閉鎖された閉鎖位置と、図1に示す開放位置との間で動作する。開放位置において、入口26を通して本体14の内部に触ることが可能となる。前記ドア集成体は一対のパネル33、35を具備している。この一対のパネルは、フレーム39に固定されたスライド部材37に摺動自在に取着されている。図示する実施例では(図5、6参照)、パネル33、35の各々は摺動ブロック41を具備している。摺動ブロック41は、パネル33、35の両側端部に取着されている。摺動ブロック41は、前記スライド部材の各々に形成された単一の溝ブロック49において摺動する。パネル33の上端部と、パネル35の下端部にに案内部材51が設けられており、パネル33、35が溝部49において正しい位置に保持される。摺動ブロック41とスライド部材37は、両者間において容易に摺動可能となるような材料により形成される。図示する実施例では、スライド部材37はポリテトラフルオロエチレン(テフロン登録商標)により形成され、摺動ブロック41は表面にポリテトラフルオロエチレンが被覆されたアルミニウムにより形成される。然しながら、スライド部材37と摺動ブロック41は、協働する部材に対して摺動可能とする他の適当な材料により形成してもよい。また、前記ドア集成体が閉鎖位置にあるか否かを識別する手段が具備される。図示する実施例では、パネル33に部材53が取着されている。部材53は、ドアパネル33が閉鎖位置にあるとき、前記フレームまたはスライド部材に取着されたスイッチ55と係合する。
【0006】
図2を参照すると、前記自動ローダは、第1と第2のコンベア集成体36、38を具備している。コンベア集成体36、38の各々は、エンドレスのコグベルト40を具備している。コグベルト40の各々は複数の棚板42を有している。コグベルト40は、棚板42により、本体14の中に複数のカセット保持サイト44が形成されるように配設、駆動される。複数のカセット保持サイト44は鉛直方向に配設されている。受渡しサイト46が、アクセス開口部24の中心線に並ぶように設けられており、カセットがこの位置に配置されている場合に、隣接するX線読み取り装置12に読み取らせるために、前記カセットを前進させることが可能となる。受渡しサイト46より上側のカセット保持サイト44は、読み取られていないサイトを装填するための装填サイトである。図示する実施例では、これら装填サイトには、側部パネル45、47に設けられた1から10の番号が付されている。受渡しサイト46より下側のカセット保持サイト44は取出サイトであり、好ましくは、装填サイトとは異なる記号が付される。図示する実施例では、取出サイトにはAからJの文字が付されている。カセット20は、装填サイトと取出サイトとの間で簡単に交換される。と言うのは、各々のカセットは、鉛直方向に配列された一対の棚板42に支持されると共に、互いに所定の充分な間隔を以て離隔しており、各々のカセット保持サイト44の背面まで完全に配置されていても、容易に把持することができるためである。受渡しサイトは1つのみ設けられているが、装填サイトは取出サイトの数は必要に応じて幾つ設けてもよい。図示する実施例では、装填サイトと取出サイトは、各々10個づつ設けられている。カセットが受渡しサイト46に間違って配置され、あるいは不注意に取り出されることを防止するために、横棒49が受渡しサイト46の前面において本体14に取着されている。
【0007】
コグベルト40は駆動手段により調和して駆動される。コグベルト40を駆動するために使用される装置は、例えば、本明細書中において既に参照したヨーロッパ特許出願第120313.9号に詳細に記載されている。こうした装置は、カセットを受渡しサイトに順次配置して、感光材料を取り出して前記読み取り装置に送給するために、或いは、感光材料をカセットに戻した後、取出サイトに移送するために利用される。
【0008】
ドアパネル33、35を図1に示す開放位置と、図3に示す閉鎖位置との間で自動的に動作させるための手段が具備されている。特に、適当な電源に接続された電動モータ60が具備される。電動モータ60は、また、この自動ローダの作動を制御するマイクロプロセッサー制御装置(図示せず)に接続されている。該マイクロプロセッサーの実施と使用方法は、当業者には周知となっているので、これ以上の説明は省略する。一対の遊動歯車62、64が、スライド部材37の各々に設けられている。歯車64は、スライド部材37の上端部の近傍に配置されており、歯車62は、スライド部材37の下端部の近傍に配置さている。歯車62、64の各々の対の間に駆動チェーン66が張り渡されおり、閉ループを形成している。前記駆動チェーンは、この閉ループに沿って動作する。電動モータ60は、駆動軸68を介して下部歯車62と連結されいる。この電動モータは、歯車62を正逆両方向に回転し、駆動チェーン66を、前記閉ループに関して所望の方向に回転させる。上部パネル33は、駆動チェーン66が、図7に示す閉鎖位置から図9に示す開放位置に、図8において矢印70で示す方向に移動可能となるように、適当な位置において駆動チェーン66に取着されている。上部パネル33は、適当な手段によりチェーン66に取着することができる。図示する実施例では、チェーン66、上部パネル33の上端部の両角に配置された駆動ブロック72に取着されている。図7から図9を参照して理解されるように、上部パネル33だけがチェーン66に取着されている。下部パネル35は、上部パネル33との連結により上方に駆動される。上部パネル76の摺動ブロック41の下端部74に、突起部76が形成されている。突起部76は、下部パネル35の上端部80に設けられた、前記突起部と隣接する摺動ブロックのスロット78に係合する(図6参照)。好ましくは、ピンが、例えばデュポン社製のデルリン(登録商標)等のアセタール樹脂から形成されており、衝撃的な振動を発生する。こうして、下部パネル35は、図8に示すように突起部76がスロット78の頂部と係合するまで、図9に示すように底部に保持される。上部パネル33が、図7に示すように、上方に駆動され続けると、下部パネル35は上部パネル33により上方に駆動される。
【0009】
図10に、上部パネル33の上端部84の部分斜視図を示す。この上端部はエラストマーの押出し成形品86を具備している(図7から図9参照)。押出し成形品86は、所定の断面形状を有しており、前記ドア集成体が閉鎖されるとき、その移動経路上にある障害物との衝接を緩衝する。図示する実施例では、押出し成形品86は、ショアA押込硬度70から80のゴム状材料から形成される。
【0010】
図11において、パネル33は閉鎖位置にある。前記押し出し成形品は自動ローダの本体に接触していない。入口26の頂部にはエラストマーのトリム部材87が設けられている。このトリム部材は押し出し成形品86の前面に、かつ、その頂面よりも僅かに下側に向かって延設されている。トリム部材87は、押し出し成形品86と同様の材料により形成されている。従って、押し出し成形品86とトリム部材87との間に障害物が挟まれると、これらの部品は変形して、この障害物への損傷を最小のものとし、或いはその損傷を防止する。
【0011】
障害物がパネル33の移動経路にある否かを判断するための手段が設けられている。この手段は、ドアパネルがそれ以上移動することを停止する。図10に示す実施例では、一対の圧力センサー92が設けられている。この圧力センサーは、パネル33の頂部が障害物により押接されたときに、信号を発生するように構成されている。この発生した信号は、前記マイクロプロセッサー制御装置に送信され、該マイクロプロセッサー制御装置がモータ60の作動を制御する。障害物の存在を示す信号が発生すると、モータ60は逆転して前記ドア集成体を再び開放する。圧力センサー92は最低1個必要であるが、図示する実施例では、2個の圧力センサーが設けられており、一方が故障した場合に備えている。図7から図9に、特に、図15から図17に示すように、テープ形の電気リボン93がセンサー92を前記マイクロプロセッサー制御装置に接続するために使用される。図7、8から理解されるように、前記ドアパネル33が移動経路を移動する際、リボン93を概ねU字形に維持するために、重り91に連結されたプーリー89が使用される。
【0012】
他の形式のセンサーを使用して、障害物の存在を検知してもよいことは理解されよう。例えば、図9に他のセンサー手段を示す。この実施例では、一対の光センサー94、96が設けられている。この光センサー94、96の各々は、光線95、97を発生し、この光線が遮断されると、信号が発生して前記マイクロプロセッサー制御装置に送信され、該制御装置が適切な作動、例えばモータ60の逆転を実行する。
【0013】
図13に、前記ドア集成体の経路に障害物が存在するか否かを検知するための、更に他の手段を図示する。この実施例では、レバー98が前記パネルの両側端に各々1つ設けられており、ピン99を介して摺動ブロック41に回動自在に取着されている。このレバーが障害物に衝接すると、スイッチ100を励起する。スイッチ100は、適切な信号を発生して、処理のために、前記マイクロプロセッサー制御装置に送信する。
【0014】
図11に上部パネル33の頂部を前記押し出し成形品を取り除いて示す。図11を参照すると、センサー102がパネル33に取着されている。センサー102は、前記上部パネルが移動する間に、隣接する装置サイトおよび取出サイトに、カセットが装填されているか否かを検知する。これにより、カセットが存在するか否かを示す信号を発生させることが可能となる。こうして、前記マイクロプロセッサー制御装置は、例えばコグベルト103を装填されている次のカセット保持サイトに移動させる等、この装置の作動を調節可能となる。
【0015】
自動ローダ10は、引込み可能なテーブル34を具備している。このテーブルは、図1に示すように伸長した装填位置と、図3に示す、本体14の中に引き込まれた収納位置との間で移動することができる。この収納位置において、テーブル34は本体14の内部に完全に配置されており、ドア集成体32を、図3に示すように閉鎖することができる。テーブル34は、装填または取り出しの間、X線カセット20および/またはパレット22を保持するために使用可能である。この引込み可能なテーブル34の詳細な構成と作用は、発明の名称「自動ローダを有する自動ローダ」の特許出願に記載されている。代替的にX線カセット20は、カート(図示せず)から装填または取り出してもよい。制御装置により、ドア集成体32を開放すると共にテーブル34を自動的に伸長させること、または、前記テーブルを伸長させずにドア集成体32のみを開放することができる。
【0016】
この自動ローダの制御のために、従来技術で周知の様々な手段を採用することが可能である。図示する実施例では、この自動ローダはマイクロプロセッサーを備えている。このマイクロプロセッサーは、前記ドア集成体と、テーブルと、その他、装置の様々な機能を所定のパターンに従って作動させるための、種々のスイッチ、モータ、制御部と接続されている。こうした制御装置は周知となっているので、これ以上の説明は省略する。
【0017】
図示する実施例では、パネル33、35は、摺動ブロックを使用することにより摺動自在に取りつけられている。この摺動ブロックは、これと相補形状の溝部内で移動可能に構成されている。然しながら、パネル33、35を適切に作動させるために他の手段を採用してもよい。例えば、前記パネルと自動ローダのフレームとの間にボール式の摺動部材を採用してもよい。
また、図示する実施例では、パネルを上下に動作させるために、チェーンが使用されている。然しながら、タイミングベルトとタイミングギア等、他の様々な手段を使用してもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明により、自動ローダのアクセスドアの開閉を自動的に行う装置を提供された。この装置は、感光要素の読み取りに悪影響を与える振動が、読み取り装置へ伝達されることを可及的に低減するように構成されると共に、カセットが正しく装填され、あるいは取り出されているかを監視可能で、かつ、前記ドアの移動経路内に障害物が存在するか否かを判断する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線カセットの自動ローダの正面斜視図であり、ドア集成体が開放されている状態を示す図である。
【図2】図1の自動ローダの一部を破断して示す正面斜視図であり、ドア集成体が開放されている状態を示す図である。
【図3】本発明によるX線カセットの自動ローダの正面斜視図であり、ドア集成体が閉鎖されている状態を示す図である。
【図4】図1、3の自動ローダに使用するドア集成体の斜視図であり、その閉鎖位置を示す図である。
【図5】図4と同様の図であり、ドア集成体の開放位置を示す図である。
【図6】図5において矢視線6−6に沿う断面図である。
【図7】図4において矢視線7−7に沿う断面図であり、ドア集成体が閉鎖位置にある状態を示す図でる。
【図8】図4において矢視線7−7に沿う断面図であり、ドア集成体が開放位置に向けて移動する様子を示す図である。
【図9】図4において矢視線7−7に沿う断面図であり、ドア集成体が開放位置に向けて移動する様子を示す図である。
【図10】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、障害物を検知する圧力センサーを示す図である。
【図11】図8に示した上部パネルの側面図であり、ドア集成体が閉鎖位置にある状態を示す図である。
【図12】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、障害物を検知する光センサーを示す図である。
【図13】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、障害物を検知する機械的センサーを示す図である。
【図14】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、カセットが隣接する装填サイトまたは取出サイトに存在するか否かを検知するセンサーを示す図である。
【符号の説明】
10…自動ローダ
12…読み取り装置
14…本体
20…カセット
22…パレット
26…入口
32…ドア集成体
33…パネル
44…カセット保持サイト
46…カセット受渡しサイト
92…センサー
【産業上の利用分野】
本発明は、感光材料の処理に使用される機器に関し、特に、カセットまたはカセットを保持するパレットをコンピュータ制御の放射線読み取り装置に送給し、かつ/または読み取り装置から受承するための自動ローダ用のドア集成体に関する。
【0002】
【従来の技術】
蛍光フィルムまたは蛍光板を光と損傷から保護するカセット内に収納して取り扱うことは便利である。収納された蛍光フィルムは、誘導放射線を用いて走査するとにより、形成された像を光電気的に検知して読み取られる。こうした走査、読み取り装置が米国特許公報第4789782号に開示されている。実際の処理工程の間を除いて、X線フィルムをカセット内に保持することは望ましい。このようなカセットはヨーロッパ特許出願第119102.9号に開示されている。写真要素を取り出してX線読み取り装置で走査するために、フック式の引き出し装置がX線カセットと共に利用することができる。上記X線カセットまたは同様のカセットを、上記引き出し装置に自動的に移送する装置を備えて、操作者が注意を払わなくとも、多数のX線カセットを連続的に処理可能とすることは望ましい。また、こうした装置が、X線カセットかつ/またはカセットを収納するパッレトを順次、正確に位置決めして、写真要素を取り出し再びカセット内に戻す動作を簡単化することが可能であることや、ユニットの交換を可能とし或いは装置の補修時間を短縮するために、前記X線読み取り装置から分離可能であることは望ましい。カセットを移送するために適切な装置は、ヨーロッパ特許出願第120313.9号に開示されている。これに関連して、複数のカセットまたはカセットを収納するパレットを利用する、位置決め装置または自動ローダが開示されている。この自動ローダは第1と第2のコグベルトを具備しており、該コグベルトは互いに離隔して配置されて、複数のカセット保持サイトを形成している。前記装填サイトおよび取出サイトへのアクセスは、前記装置を囲むキャビネットに形成された入口を通して行われる。前記入口を通して前記キャビネットへアクセスするためのアクセスドアが設けられている。装填された個々のカセットを受渡しサイトに位置決めするように前記ベルトが駆動され、カセット内の感光フィルムが取り出されて、前記読み取り装置により読み取られる。読み取られた後、前記フィルムは前記カセットに戻される。位置決め装置により複数のカセット各々が、コグベルトに配置されて自動的に前記読み取り装置に送給されるので、操作者が他の作業を行うことが可能となる。こうした自動ローダにおいて、光誘導型の蛍光フィルムに記録された情報を、前記読み取り装置が読み取る際に悪影響を与える振動が、前記自動ローダから前記読み取り装置に伝達されることを可及的に低減するように、前記装置を設計することは重要である。従って、前記装填サイトおよび取出サイトにアクセスするための前記ドアが円滑に動作して、振動の発生が最小限に抑制されることは重要である。操作者は、前記読み取り装置に多数のカセット運び込み、または読み取り装置から運び出すので、前記ドアが簡単に、かつ、便利に使用できることは重要である。また、カセットが正しく装填されていない場合に、或いは正しく取り出されていない場合に、若くはドアの移動経路に障害物が存在する場合に、前記ドアが閉鎖しないことは重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、光誘導型の蛍光フィルムに記録された情報を、前記読み取り装置が読み取る際に悪影響を与える振動が、前記自動ローダから前記読み取り装置に伝達されることを可及的に低減すると共に、カセットが正しく装填されているか否か、或いはカセットが正しく取り出されているか否か、更にはドアの移動経路に障害物が存在するか否かを監視することが可能な、自動ローダの入口を自動的に開放、閉鎖する装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、複数のカセットおよび/またはカセットを保持するパレットを収納し、かつ、読み取り装置に自動的に移送するための装置において、1つのカセット受渡しサイトと、前記複数のカセットおよび/またはパレットの各々を水平に保持する複数のカセット保持サイトとを形成する手段と、前記カセット保持サイトを形成する手段を包む本体とを具備し、
前記本体が、前記カセット保持サイトに隣接する入口を有しており、該入口は、前記カセットを前記カセット保持サイトに装填し、或いはカセット保持サイトから取り出すことを許容するように形成されており、
前記装置が、更に、前記入口に隣接して設けられ、該入口を通してアクセスすることを許容するドア集成体であって、閉鎖位置と開放位置との間で動作できるように、前記装置に鉛直方向に摺動自在に取りつけられた少なくとも1つのパネルと、前記パネルを前記開放位置と閉鎖位置との間で移動させる手段とを有するドア集成体と、前記少なくとも1つのパネルの頂部に配設されて該少なくとも1つのパネルの閉鎖位置への経路内に障害物が存在するか否かを検知する検知手段とを具備する装置を要旨とする。
また、請求項2に記載の本発明は、複数のカセットおよび/またはカセットを保持するパレットを収納し、かつ、読み取り装置に自動的に移送するための装置であって、第1と第2のコンベアと、第1と第2のコンベアを駆動するための手段と、前記コンベアを包む本体とを具備し、
前記第1と第2のコンベアは、互いに離隔して配設された第1と第2のコグベルトを具備し、前記コグベルトの各々は、1つのカセット受渡しサイトと、前記複数のカセットおよび/またはパレットの各々を水平に保持する複数のカセット保持サイトとを形成するように、鉛直方向に一直線上に配設された外方に延びる複数の棚板を有しており、前記駆動手段は、前記カセット保持サイトに装填されたカセットが、前記装填サイトと前記受渡しサイトとを通過して逐次移送されるように前記コンベアを調和して駆動し、前記本体が前記カセット保持サイトに隣接する入口を有しており、該入口が、前記カセットを前記コグベルトの前記棚板に装填し、或いは前記棚板から取り出すことを許容するように形成されている装置において、
前記装置が、更に、前記入口に隣接して設けられ、該入口を通してアクセスすることを許容するドア集成体であって、閉鎖位置と開放位置との間で動作できるように、前記装置に鉛直方向に摺動自在に取りつけられた少なくとも1つのパネルと、前記パネルを前記開放位置と閉鎖位置との間で移動させる手段とを有するドア集成体と、前記少なくとも1つのパネルの頂部に配設されて該少なくとも1つのパネルの、閉鎖位置への経路内に障害物が存在するか否かを検知する検知手段とを具備する装置を要旨とする。
【0005】
【実施例】
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1、2を参照すると、本発明による自動ローダ10は、X線読み取り装置12の直近前方に配置されている。前記自動ローダは本体14を有している。本体14は、底部に基部16と、頂部にモニターステーション18とを備えている。本体14は、前記自動ローダの構成要素と、X線カセット20またはカセットを保持するパレットによる荷重を支持するために、必要に応じて補強されたシート状の金属または同様の材料により形成することができる。前記カセットは、感光材料が同カセットの側部から取り出される形式のカセットであり、本明細書において既に参照したヨーロッパ特許出願第119102.9号に記載されている。このカセットは、上下パネルと、該上下パネルに連結された3つの側部キャップと、取外し可能なエンドキャップとを有する殻体を具備している。写真材料、例えば誘導型の蛍光板を前記カセット内に収めると共に、前記取外し可能なエンドキャップに取着する。このエンドキャップはラッチ装置を具備しており、前記カセットから解除できるように成っている。少なくとも1つのフックを有するラッチ棒が、前記ラッチ装置を係止または解除するために使用される。他の構成のカセットを適宜に使用してもよいことは理解されよう。例えば、こうしたカセットは、米国特許公報第5065866号や、米国特許公報第5090567号に開示されている。モニターステーション18は、例えば窪み等の、モニター23を不注意に動かすことを防止するための手段を具備していてもよい。本体14は、図2に示すアクセス開口部24を背面に有している。この開口部をカセット20の前縁が通過して、該カセットの前縁が隣接するX線読み取り装置12内に配置される。前記本体14は、概ね矩形の入口26を前面に有しており、本体14の内部に触れることが可能となっている。入口26は操作者がいる操作室に面している。本体14の入口26に隣接してドア集成体32が設けられている。ドア集成体32は、図3に示す入口26が閉鎖された閉鎖位置と、図1に示す開放位置との間で動作する。開放位置において、入口26を通して本体14の内部に触ることが可能となる。前記ドア集成体は一対のパネル33、35を具備している。この一対のパネルは、フレーム39に固定されたスライド部材37に摺動自在に取着されている。図示する実施例では(図5、6参照)、パネル33、35の各々は摺動ブロック41を具備している。摺動ブロック41は、パネル33、35の両側端部に取着されている。摺動ブロック41は、前記スライド部材の各々に形成された単一の溝ブロック49において摺動する。パネル33の上端部と、パネル35の下端部にに案内部材51が設けられており、パネル33、35が溝部49において正しい位置に保持される。摺動ブロック41とスライド部材37は、両者間において容易に摺動可能となるような材料により形成される。図示する実施例では、スライド部材37はポリテトラフルオロエチレン(テフロン登録商標)により形成され、摺動ブロック41は表面にポリテトラフルオロエチレンが被覆されたアルミニウムにより形成される。然しながら、スライド部材37と摺動ブロック41は、協働する部材に対して摺動可能とする他の適当な材料により形成してもよい。また、前記ドア集成体が閉鎖位置にあるか否かを識別する手段が具備される。図示する実施例では、パネル33に部材53が取着されている。部材53は、ドアパネル33が閉鎖位置にあるとき、前記フレームまたはスライド部材に取着されたスイッチ55と係合する。
【0006】
図2を参照すると、前記自動ローダは、第1と第2のコンベア集成体36、38を具備している。コンベア集成体36、38の各々は、エンドレスのコグベルト40を具備している。コグベルト40の各々は複数の棚板42を有している。コグベルト40は、棚板42により、本体14の中に複数のカセット保持サイト44が形成されるように配設、駆動される。複数のカセット保持サイト44は鉛直方向に配設されている。受渡しサイト46が、アクセス開口部24の中心線に並ぶように設けられており、カセットがこの位置に配置されている場合に、隣接するX線読み取り装置12に読み取らせるために、前記カセットを前進させることが可能となる。受渡しサイト46より上側のカセット保持サイト44は、読み取られていないサイトを装填するための装填サイトである。図示する実施例では、これら装填サイトには、側部パネル45、47に設けられた1から10の番号が付されている。受渡しサイト46より下側のカセット保持サイト44は取出サイトであり、好ましくは、装填サイトとは異なる記号が付される。図示する実施例では、取出サイトにはAからJの文字が付されている。カセット20は、装填サイトと取出サイトとの間で簡単に交換される。と言うのは、各々のカセットは、鉛直方向に配列された一対の棚板42に支持されると共に、互いに所定の充分な間隔を以て離隔しており、各々のカセット保持サイト44の背面まで完全に配置されていても、容易に把持することができるためである。受渡しサイトは1つのみ設けられているが、装填サイトは取出サイトの数は必要に応じて幾つ設けてもよい。図示する実施例では、装填サイトと取出サイトは、各々10個づつ設けられている。カセットが受渡しサイト46に間違って配置され、あるいは不注意に取り出されることを防止するために、横棒49が受渡しサイト46の前面において本体14に取着されている。
【0007】
コグベルト40は駆動手段により調和して駆動される。コグベルト40を駆動するために使用される装置は、例えば、本明細書中において既に参照したヨーロッパ特許出願第120313.9号に詳細に記載されている。こうした装置は、カセットを受渡しサイトに順次配置して、感光材料を取り出して前記読み取り装置に送給するために、或いは、感光材料をカセットに戻した後、取出サイトに移送するために利用される。
【0008】
ドアパネル33、35を図1に示す開放位置と、図3に示す閉鎖位置との間で自動的に動作させるための手段が具備されている。特に、適当な電源に接続された電動モータ60が具備される。電動モータ60は、また、この自動ローダの作動を制御するマイクロプロセッサー制御装置(図示せず)に接続されている。該マイクロプロセッサーの実施と使用方法は、当業者には周知となっているので、これ以上の説明は省略する。一対の遊動歯車62、64が、スライド部材37の各々に設けられている。歯車64は、スライド部材37の上端部の近傍に配置されており、歯車62は、スライド部材37の下端部の近傍に配置さている。歯車62、64の各々の対の間に駆動チェーン66が張り渡されおり、閉ループを形成している。前記駆動チェーンは、この閉ループに沿って動作する。電動モータ60は、駆動軸68を介して下部歯車62と連結されいる。この電動モータは、歯車62を正逆両方向に回転し、駆動チェーン66を、前記閉ループに関して所望の方向に回転させる。上部パネル33は、駆動チェーン66が、図7に示す閉鎖位置から図9に示す開放位置に、図8において矢印70で示す方向に移動可能となるように、適当な位置において駆動チェーン66に取着されている。上部パネル33は、適当な手段によりチェーン66に取着することができる。図示する実施例では、チェーン66、上部パネル33の上端部の両角に配置された駆動ブロック72に取着されている。図7から図9を参照して理解されるように、上部パネル33だけがチェーン66に取着されている。下部パネル35は、上部パネル33との連結により上方に駆動される。上部パネル76の摺動ブロック41の下端部74に、突起部76が形成されている。突起部76は、下部パネル35の上端部80に設けられた、前記突起部と隣接する摺動ブロックのスロット78に係合する(図6参照)。好ましくは、ピンが、例えばデュポン社製のデルリン(登録商標)等のアセタール樹脂から形成されており、衝撃的な振動を発生する。こうして、下部パネル35は、図8に示すように突起部76がスロット78の頂部と係合するまで、図9に示すように底部に保持される。上部パネル33が、図7に示すように、上方に駆動され続けると、下部パネル35は上部パネル33により上方に駆動される。
【0009】
図10に、上部パネル33の上端部84の部分斜視図を示す。この上端部はエラストマーの押出し成形品86を具備している(図7から図9参照)。押出し成形品86は、所定の断面形状を有しており、前記ドア集成体が閉鎖されるとき、その移動経路上にある障害物との衝接を緩衝する。図示する実施例では、押出し成形品86は、ショアA押込硬度70から80のゴム状材料から形成される。
【0010】
図11において、パネル33は閉鎖位置にある。前記押し出し成形品は自動ローダの本体に接触していない。入口26の頂部にはエラストマーのトリム部材87が設けられている。このトリム部材は押し出し成形品86の前面に、かつ、その頂面よりも僅かに下側に向かって延設されている。トリム部材87は、押し出し成形品86と同様の材料により形成されている。従って、押し出し成形品86とトリム部材87との間に障害物が挟まれると、これらの部品は変形して、この障害物への損傷を最小のものとし、或いはその損傷を防止する。
【0011】
障害物がパネル33の移動経路にある否かを判断するための手段が設けられている。この手段は、ドアパネルがそれ以上移動することを停止する。図10に示す実施例では、一対の圧力センサー92が設けられている。この圧力センサーは、パネル33の頂部が障害物により押接されたときに、信号を発生するように構成されている。この発生した信号は、前記マイクロプロセッサー制御装置に送信され、該マイクロプロセッサー制御装置がモータ60の作動を制御する。障害物の存在を示す信号が発生すると、モータ60は逆転して前記ドア集成体を再び開放する。圧力センサー92は最低1個必要であるが、図示する実施例では、2個の圧力センサーが設けられており、一方が故障した場合に備えている。図7から図9に、特に、図15から図17に示すように、テープ形の電気リボン93がセンサー92を前記マイクロプロセッサー制御装置に接続するために使用される。図7、8から理解されるように、前記ドアパネル33が移動経路を移動する際、リボン93を概ねU字形に維持するために、重り91に連結されたプーリー89が使用される。
【0012】
他の形式のセンサーを使用して、障害物の存在を検知してもよいことは理解されよう。例えば、図9に他のセンサー手段を示す。この実施例では、一対の光センサー94、96が設けられている。この光センサー94、96の各々は、光線95、97を発生し、この光線が遮断されると、信号が発生して前記マイクロプロセッサー制御装置に送信され、該制御装置が適切な作動、例えばモータ60の逆転を実行する。
【0013】
図13に、前記ドア集成体の経路に障害物が存在するか否かを検知するための、更に他の手段を図示する。この実施例では、レバー98が前記パネルの両側端に各々1つ設けられており、ピン99を介して摺動ブロック41に回動自在に取着されている。このレバーが障害物に衝接すると、スイッチ100を励起する。スイッチ100は、適切な信号を発生して、処理のために、前記マイクロプロセッサー制御装置に送信する。
【0014】
図11に上部パネル33の頂部を前記押し出し成形品を取り除いて示す。図11を参照すると、センサー102がパネル33に取着されている。センサー102は、前記上部パネルが移動する間に、隣接する装置サイトおよび取出サイトに、カセットが装填されているか否かを検知する。これにより、カセットが存在するか否かを示す信号を発生させることが可能となる。こうして、前記マイクロプロセッサー制御装置は、例えばコグベルト103を装填されている次のカセット保持サイトに移動させる等、この装置の作動を調節可能となる。
【0015】
自動ローダ10は、引込み可能なテーブル34を具備している。このテーブルは、図1に示すように伸長した装填位置と、図3に示す、本体14の中に引き込まれた収納位置との間で移動することができる。この収納位置において、テーブル34は本体14の内部に完全に配置されており、ドア集成体32を、図3に示すように閉鎖することができる。テーブル34は、装填または取り出しの間、X線カセット20および/またはパレット22を保持するために使用可能である。この引込み可能なテーブル34の詳細な構成と作用は、発明の名称「自動ローダを有する自動ローダ」の特許出願に記載されている。代替的にX線カセット20は、カート(図示せず)から装填または取り出してもよい。制御装置により、ドア集成体32を開放すると共にテーブル34を自動的に伸長させること、または、前記テーブルを伸長させずにドア集成体32のみを開放することができる。
【0016】
この自動ローダの制御のために、従来技術で周知の様々な手段を採用することが可能である。図示する実施例では、この自動ローダはマイクロプロセッサーを備えている。このマイクロプロセッサーは、前記ドア集成体と、テーブルと、その他、装置の様々な機能を所定のパターンに従って作動させるための、種々のスイッチ、モータ、制御部と接続されている。こうした制御装置は周知となっているので、これ以上の説明は省略する。
【0017】
図示する実施例では、パネル33、35は、摺動ブロックを使用することにより摺動自在に取りつけられている。この摺動ブロックは、これと相補形状の溝部内で移動可能に構成されている。然しながら、パネル33、35を適切に作動させるために他の手段を採用してもよい。例えば、前記パネルと自動ローダのフレームとの間にボール式の摺動部材を採用してもよい。
また、図示する実施例では、パネルを上下に動作させるために、チェーンが使用されている。然しながら、タイミングベルトとタイミングギア等、他の様々な手段を使用してもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明により、自動ローダのアクセスドアの開閉を自動的に行う装置を提供された。この装置は、感光要素の読み取りに悪影響を与える振動が、読み取り装置へ伝達されることを可及的に低減するように構成されると共に、カセットが正しく装填され、あるいは取り出されているかを監視可能で、かつ、前記ドアの移動経路内に障害物が存在するか否かを判断する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線カセットの自動ローダの正面斜視図であり、ドア集成体が開放されている状態を示す図である。
【図2】図1の自動ローダの一部を破断して示す正面斜視図であり、ドア集成体が開放されている状態を示す図である。
【図3】本発明によるX線カセットの自動ローダの正面斜視図であり、ドア集成体が閉鎖されている状態を示す図である。
【図4】図1、3の自動ローダに使用するドア集成体の斜視図であり、その閉鎖位置を示す図である。
【図5】図4と同様の図であり、ドア集成体の開放位置を示す図である。
【図6】図5において矢視線6−6に沿う断面図である。
【図7】図4において矢視線7−7に沿う断面図であり、ドア集成体が閉鎖位置にある状態を示す図でる。
【図8】図4において矢視線7−7に沿う断面図であり、ドア集成体が開放位置に向けて移動する様子を示す図である。
【図9】図4において矢視線7−7に沿う断面図であり、ドア集成体が開放位置に向けて移動する様子を示す図である。
【図10】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、障害物を検知する圧力センサーを示す図である。
【図11】図8に示した上部パネルの側面図であり、ドア集成体が閉鎖位置にある状態を示す図である。
【図12】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、障害物を検知する光センサーを示す図である。
【図13】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、障害物を検知する機械的センサーを示す図である。
【図14】ドア集成体の上部パネルの頂部を拡大して示す斜視図であり、カセットが隣接する装填サイトまたは取出サイトに存在するか否かを検知するセンサーを示す図である。
【符号の説明】
10…自動ローダ
12…読み取り装置
14…本体
20…カセット
22…パレット
26…入口
32…ドア集成体
33…パネル
44…カセット保持サイト
46…カセット受渡しサイト
92…センサー
Claims (3)
- 複数のカセット(20)および/またはカセット(20)を保持するパレット(22)を収納し、かつ、読み取り装置(12)に自動的に移送するための装置(10)において、
1つのカセット受渡しサイト(46)と、前記複数のカセット(20)および/またはパレット(22)の各々を水平に保持する複数のカセット保持サイト(44)とを形成する手段と、
前記カセット保持サイト(44)を形成する手段を包む本体(14)とを具備し、
前記本体(14)が、前記カセット保持サイト(44)に隣接する入口(26)を有しており、該入口は、前記カセット(20)を前記カセット保持サイト(44)に装填し、或いはカセット保持サイト(44)から取り出すことを許容するように形成されており、
前記装置が、更に、前記入口(26)に隣接して設けられ、該入口(26)を通してアクセスすることを許容するドア集成体(32)であって、閉鎖位置と開放位置との間で動作できるように、前記装置(10)に鉛直方向に摺動自在に取りつけられた少なくとも1つのパネル(33)と、前記パネル(33)を前記開放位置と閉鎖位置との間で移動させる手段とを有するドア集成体(32)と、
前記少なくとも1つのパネル(33)の頂部に配設されて該少なくとも1つのパネル(33)の閉鎖位置への経路内に障害物が存在するか否かを検知する検知手段(92)とを具備する装置。 - 複数のカセット(20)および/またはカセット(20)を保持するパレット(22)を収納し、かつ、読み取り装置(12)に自動的に移送するための装置(10)であって、
第1と第2のコンベア(36、38)と、
第1と第2のコンベアを駆動するための手段と、
前記コンベアを包む本体(14)とを具備し、
前記第1と第2のコンベアは、互いに離隔して配設された第1と第2のコグベルト(40、103)を具備し、前記コグベルト(40、103)の各々は、1つのカセット受渡しサイト(46)と、前記複数のカセット(20)および/またはパレット(22)の各々を水平に保持する複数のカセット保持サイト(44)とを形成するように、鉛直方向に一直線上に配設された外方に延びる複数の棚板(42)を有しており、
前記駆動手段は、前記カセット保持サイト(44)に装填されたカセット(20)が、前記装填サイトと前記受渡しサイトとを通過して逐次移送されるように前記コンベアを調和して駆動し、
前記本体(14)が前記カセット保持サイト(44)に隣接する入口(26)を有しており、該入口が、前記カセット(20)を前記コグベルト(40、103)の前記棚板(42)に装填し、或いは前記棚板(42)から取り出すことを許容するように形成されている装置において、
前記装置が、更に、前記入口(26)に隣接して設けられ、該入口(26)を通してアクセスすることを許容するドア集成体(32)であって、閉鎖位置と開放位置との間で動作できるように、前記装置(10)に鉛直方向に摺動自在に取りつけられた少なくとも1つのパネル(33)と、前記パネル(33)を前記開放位置と閉鎖位置との間で移動させる手段とを有するドア集成体(32)と、
前記少なくとも1つのパネル(33)の頂部に配設されて該少なくとも1つのパネル(33)の、閉鎖位置への経路内に障害物が存在するか否かを検知する検知手段(92)とを具備する装置。 - 前記少なくとも1つのパネル(33)の閉鎖位置への動作経路内に障害物が存在するか否かを検知するための前記検知手段(92)が、前記少なくと1つのパネル(33)の上縁部に設けられた圧力検知帯(92)を具備していることを特徴とする請求項1または2に記載の装置(10)。
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