JP3547589B2 - 高速データ再生方法 - Google Patents

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のビームを用いて複数のトラックを同時再生することにより高速にデータを再生する装置における高速データ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のビームを用いて複数のトラックを同時再生することにより高速にデータを再生する装置においては、従来のように内周から外周に向けて順に再生して行く方法では、トラックジャンプ中に再生データの欠落を生じることになる。
【0003】
図3を例に説明する。
図3は、ディスク上に螺旋状に形成されたトラックの一回転分を実線で示し、それぞれにトラック番号1〜12を付してある。従って図3の左上部からトラックが始まり、一回転分進むと右端部に達し破線で示されたように次のトラックへつながる。また実際にはディスクが回転して読み出しビームはトラックを半径方向に追尾するのであるが、図3ではトラックを固定して読み出しビームが相対的に移動していくことで読み出し動作を行う様子を示している。また、斜線で示したトラックの太線部は読み出しビームにより読み出されるトラックの場所を示している。
【0004】
図3において、ディスク上のトラック4のaの位置から3ビームを用いて3トラックを同時再生する場合、一周したbの部分で新たな3トラックを再生するために外周方向に3−1である2トラックジャンプする必要がある。
このときジャンプ中もディスクが回転しているために、読み出しビームがトラック5のbの位置にて2トラック外周方向にジャンプすると読み出しビームの進行方向にずれトラック7のcの位置に移る。
従って、トラック7のeからcまでのデータを読み出すことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、複数の光ビームをディスクに照射し、複数のトラックを同時再生することにより高速データ再生を行う装置においては、トラックジャンプ中に再生データ欠落部分が生じないようにするために、いかにして複数のトラックを再生するかが問題となってくる。
従って、本発明は連続したデータを読み出すことが可能な高速データ再生方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明では次のような手段を採用した。すなわち、請求項1に記載の高速データ再生方法は、複数のビームを用いてディスク上の複数のトラックを同時に再生する場合、ビーム数よりも多いトラック数の順方向ジャンプと逆方向ジャンプを交互に繰り返し、前記逆方向ジャンプをした場合に、前記複数のビームのうち前記ディスクの内周側にあるビームのみが既に再生されたトラックに位置するように移動する。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高速データ再生方法において、N個(Nは自然数)のビームを用いてN個のトラックを同時に再生する場
合、N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの順方向に3×N−2トラックジャンプを行う工程と、N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの逆方向にN+1トラックジャンプを行う工程と、を交互に繰り返すことによりデータの再生を行うことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の高速データ再生方法は、複数のビームを用いてディスク上の複数のトラックを同時に再生する場合、ビーム数よりも多いトラック数の第一の順方向ジャンプと逆方向ジャンプと第二の順方向ジャンプを一サイクルとして、このサイクルを繰り返し、前記逆方向ジャンプ及び第二の順方向ジャンプをした場合に、前記複数のビームのうち前記ディスクの内周側にあるビームのみが既に再生されたトラックに位置するように移動する。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の高速データ再生方法において、N個(Nは自然数)のビームを用いてN個のトラックを同時に再生する場
合、N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの順方向に2×(N−1)トラックジャンプを行う工程と、N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの逆方向にN+1トラックジャンプを行う工程と、N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの順方向に2×(N−1)トラックジャンプを行う工程と、よりなる動作を一サイクルとして、このサイクルを繰り返すことによりデータの再生を行うことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明によれば、複数のビームを用いてディスク上の複数のトラックを同時に再生する場合、ディスク上に記録されたデータを連続して高速に再生することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明のデータ再生方法を実現する装置の構成の一例を示す図であ
る。図4は3ビームで3トラックを同時再生する場合を示す。
【0012】
図4において、401は記録媒体であるディスク、402はディスク401を回転させるスピンドル、403はディスク401上の記録データを読み出すための3ビームによる光ピックアップ、404は光ピックアップ403の読み出し制御を行うトラックジャンプ制御部、405はトラックジャンプ制御部404を操作部407からの操作指令を受けて制御したり、光ピックアップ403から読み出されたデータをメモリ406に書き込んだり、またECC回路からの要求でメモリ406からデータを読み出したりするCPU(Central Processing Unit )である。
【0013】
すなわち、ディスク401は図示しない回転制御部でスピンドル402によ
り、所定の回転速度で回転させられている。光ピックアップ403は図示しないレーザ発光源及び対物レンズを含む光学系からなる3ビームの読み出しビームを持ち、ディスク401上に記録されているデータを読み出すように構成されている。
【0014】
トラックジャンプ制御部404は光ピックアップ403のディスク上の読み出し位置を所望の読み出し位置に移動制御するためにCPU405の指令を受けて制御する。
光ピックアップ403によりディスク401から読み出されたデータは、メモリ406に記憶され、該データは通常、データのディスク上の位置を表すアドレス部分と所定の情報部分からなる。
【0015】
メモリ406は通常所定のアドレスを有しており、光ピックアップ403から読み出されたデータはメモリ406の適合するアドレスにそれぞれ格納される。また、メモリ406に格納されたデータは図示しないエラー訂正手段ECC回路へ出力されてエラー訂正が行われ再生信号としてビデオ、オーディオ、コンピュータデータ等の信号として利用される。
【0016】
CPU405は、メモリ406に書き込まれたデータから例えばデータ中のアドレス部分を参照して一回転分のデータが書き込まれたかどうかを検出する。
すなわち、複数の読み出しビームの内の少なくとも一つのビームが一回転前に読んだデータと同じアドレスを持つデータを読み出したら一回転分のデータを得たと判断する。
【0017】
操作部407は、ユーザからの操作指令をCPUに伝達するための例えばコントロールパネル、キーボード等である。
【0018】
次に、第1の実施の形態についてその動作を図1及び図5を参照して説明す
る。
図1は、本発明の第1の実施の形態の動作を説明する読み出しビームのトレースの模式図であり、図5は図1を説明するフローチャートである。ここでは、読み出しビームの数N(Nは自然数)を3とし、トラック1からトラック14までの連続するデータを読み出すものとして説明する。
【0019】
図1は、螺旋状トラックの一回転分を実線で表しそれぞれにトラック番号1〜14を付してある。従って図1の左上部からトラックが始まり、一回転分進むと右端部に達し破線で示されたように次のトラックへつながる。つまり、図1の上部から下部へとトラックは進む。
【0020】
また図1においては、上部の方がトラックの若い番号を示しており、説明中外周方向は図1の下方への方向を示し、内周方向は上部への方向を示している。つまりディスクの中心部は上部の方向に位置している。
【0021】
また、データ読み出し時に、ディスクが回転するにつれビームが移動して行く方向の半径方向を順方向、順方向とは反対の方向を逆方向と呼ぶことにする。本実施形態では、内周から外周に向けてトラックが形成されている場合であり、データ読み出し時には読み出しビームは内周から外周に向けてトラックをなぞっていくので外周方向が順方向で内周方向が逆方向である。
【0022】
また、実際にはディスクが回転し、ビームはトラックを半径方向に追尾する
が、図1ではトラックを固定して読み出しビームが相対的に移動していくことで読み出し動作を行っている様子を示している。斜線で示したトラックの太線部は読み出しビームにより読み出されたトラックの部分を示している。
【0023】
まず、図5のステップS51において、操作部よりデータの再生指令がなされたら、再生するデータの開始トラックへサーチさせる。
図1の例では、サーチが完了した時点で読み出しビームの組のうち最内周に位置する読み出しビームはトラック1のaで示す点に位置しているものとする。
【0024】
以下、かかる最内周に位置する読み出しビームをR1、R1と外周方向へ隣接する読み出しビームをR2、R2と外周方向へ隣接する読み出しビームをR3とする。
なお、図1中、トラック1、2、3に示した矩形A1は、R1、R2、R3の各読み出しビームの組のサーチ直後の位置を示している。
【0025】
次に、ステップS52へ進んでサーチした位置から一回転分のデータを読み取る。
すなわち、図1で、読み出しビームの組がA1に示した位置から各トラックの一回転分のデータを読み出すと、R1、R2、R3の各読み出しビームはトラック2、3、4に示した楕円A2の位置へ移動することになり、それぞれ1トラック外周方向へ進んだことになる。
その結果読み出しビームR1はトラック2のbで示す点に移る。
【0026】
このようにしてトラック1、2、3の開始点から終了点までのデータが各読み出しビームR1、R2、R3により読み出されたことになる。
この際、前述したような方法により所定の点から一回転したことがわかる。
つまり、A1にいる時にR2のビームにより読み出されたデータのアドレスと同じアドレスを持つデータが、A2にいる時のR1のビームにより読み出されるので、この時点で一回転分のデータが得られたことを検出することができる。
【0027】
次に、ステップS53へ進んで読み出しビームの組がA2の位置にある状態から(N+1)、すなわち4トラック順方向(外周方向)へジャンプさせる。その結果、読み出しビームR1はトラック6のcで示した点へ移動する。つまり、読み出しビームの組はA3へ移動する。なお、トラック2のb点からトラック6のc点への矢印は読み出しビームのジャンプを示す。
【0028】
次に、ステップS54へ進み、読み出しビームの組がA3の位置にある状態から各トラックの一回転分のデータを読み出す。その結果、読み出しビームの組は1トラックずつ外周方向へ移動し、トラック7、8、9に示したA4に移動す
る。つまりR1はdの位置へ移動する。
【0029】
次に、ステップS55へ進み、(N+1)、すなわち4トラック逆方向(内周方向)へジャンプさせる。その結果、R1はトラック3のeで示す点へ移動し、つづいてステップS56へ進み一回転分のデータを再生すると、読み取りビームR1はトラック4のfで示す点へ移動することになる。
この時点で、開始トラック1からトラック9のA4の部分までのデータがメモリ406に読み込まれたことになる。
【0030】
次に、ステップS57へ進み、再生すべきデータを読み終えたか否かを判断
し、読み終えていなかったらステップS58へ進み、操作部407にて停止指令がなされたか否かを判断し、停止指令がなされていなければステップS59へ進む。なお、ステップS57にてデータを全て読み終えていたとき、またはステップS58にて停止指令がなされていたときは処理を終了する。
【0031】
図1の例では、まだ再生すべきデータを全て読み出していないのでステップS59へ進む。
ステップS59では、(3×N−2)、すなわち7トラック順方向(外周方
向)へジャンプさせる。その結果、読み取りビームR1はトラック11のgで示す点へ移動する。つづいてステップS60へ進み、一回転分のデータを再生す
る。その結果、読み出しビームR1はトラック12のhで示す点へ移動することになる。
以降は、ステップS55からステップS60までの一連の処理を、データが終了するか停止指令がなされるまで繰り返す。
【0032】
図1の例では、さらにデータを読むべくステップS55へ戻り、(N+1)、すなわち4トラック逆方向(内周方向)へジャンプさせ、一回転分のデータを読み込む(ステップS56)。この時点でトラック1からトラック14までのデータを全てメモリ406に読み込んだことになる。
従って、ステップS57にてデータ終了と判断され処理を終了する。
【0033】
以上の動作の処理をまとめると、再生すべきデータの開始トラックから一回転読み出し、順方向へ(N+1)トラックジャンプし、その後は一回転読み出した後は、逆方向へ(N+1)トラックジャンプし、一回転読み出す動作と、順方向へ(3×N−2)トラックジャンプし、一回転読み出すという動作を、所定のデータが読み込まれるか操作部407を通じて停止指令がなされるまで繰り返す。その結果、図1に示したようにディスク上の所定のデータ上に読み出せなかったデータが無く、漏れなくデータを読み出せるのである。
【0034】
次に、第2の実施の形態についてその動作を図2及び図6を参照して説明す
る。なお、第2の実施の形態を実現するための構成図は図4と同一である。
図2は、本発明の第2の実施の形態の動作を説明する読み出しビームのトレースの模式図であり、図6は図2を説明するフローチャートである。ここでは、読み出しビームの数Nを3とし、トラック1からトラック10までの連続するデータを読み出すものとして説明する。
【0035】
図2は、図1と同様に螺旋状トラックの一回転分を斜線で表しそれぞれにトラック番号1〜12を付してある。従って図2の左上部からトラックが始まり、一回転分進むと右端部に達し破線で示されたように次のトラックへつながる。図2の上部から下部へとトラックは進む。
【0036】
すなわち、上部の方がトラックの若い番号を示しており、説明中図2の下部の方向は外周方向を示し、上部の方向は内周方向を示している。また、図1と同様に、図2はトラックを固定して読み出しビームが相対的に移動していくことで読み出し動作を行う様子を示している。また、実線で示したトラックの太線部は読み出しビームにより読み出されたトラックの部分を示している。
【0037】
まず、図6のステップS71において、操作部よりデータの再生指令がなされたら、再生するデータの開始トラックへサーチさせる。
図2の例では、サーチが完了した時点で読み出しビームの組のうち最内周に位置する読み出しビームはトラック1のaで示す点に位置しているものとする。
【0038】
以下、最内周に位置する読み出しビームをR1、R1と外周方向へ隣接する読み出しビームをR2、R2と外周方向へ隣接する読み出しビームをR3とする。なお、図2中、トラック1、2、3に示した矩形B1は、R1、R2、R3の各読み出しビームの組のサーチ直後の位置を示している。
【0039】
次に、ステップS72へ進んでサーチした位置から一回転分のデータを読み取る。
すなわち、図2で、読み出しビームの組がB1に示した位置から各トラックの一回転分のデータを読み出すと、R1、R2、R3の各読み出しビームはトラック2、3、4に示した楕円B2の位置へ移動することになり、それぞれ1トラック外周方向へ進んだことになる。
その結果、読み出しビームR1はトラック2のbで示す点に移る。
【0040】
このようにしてトラック1、2、3の開始点から終了点までのデータが各読み出しビームR1、R2、R3によりメモリ406に読み出されたことになる。
この際、前述したような方法にて一回転分のデータが得られたことを検出することができる。
【0041】
次に、ステップS73へ進んで読み出しビームの組がB2の位置にある状態から2×(N−1)、すなわ4トラック順方向(外周方向)へジャンプさせる。その結果、読み出しビームR1はトラック6のcで示した点へ移動する。つまり、読み出しビームの組はB3の位置へ移動する。なお、B2からB3への矢印は読み出しビームのジャンプを示す。
【0042】
次に、ステップS74へ進み、読み出しビームの組がB3の位置にある状態から各トラックの一回転分のデータを読み出す。その結果、読み出しビームの組は1トラックずつ外周方向へ移動し、トラック7、8、9に示したB4に移動し、読み出しビームR1はdに移動する。
【0043】
次に、ステップS75へ進み、(N+1)、すなわち4トラック逆方向(内周方向)へジャンプさせる。その結果、読み出しビームの組はB5へ、R1はトラック3のeで示す点へ移動し、つづいてステップS76へ進み一回転分のデータを再生すると、読み取りビームの組はB6へR1はトラック4のfで示す点へ移動することになる。
【0044】
次に、ステップS77へ進み、2×(N−1)、すなわち4トラック順方向
(外周方向)へジャンプさせ、つづいてステップS78にて一回転分のデータを再生すると読み取りビームの組はB7に示す位置に移動する。
【0045】
この時点で、開始トラック1からトラック11のB7の部分までのデータがメモリ406に読み込まれたことになる。
【0046】
次に、ステップS79へ進み、再生すべきデータを読み終えたか否かを判断
し、読み終えていなかったらステップS80へ進み、操作部407にて停止指令がなされたか否かを判断し、停止指令がなされていなければステップS73へ戻る。なお、ステップS79にてデータを全て読み終えていたとき、またはステップS80にて停止指令がなされていたときは処理を終了する。
【0047】
図2の例では、再生すべきデータは全て読み込まれているので、ステップS79にてデータ終了と判断され処理を終了する。
【0048】
以上の動作の処理をまとめると、再生すべきデータの開始トラックから一回転読み出した後、順方向へ2×(N−1)トラックジャンプし、一回転読み出し、逆方向へ(N+1)トラックジャンプし、一回転読み出し、順方向へ2×(N−1)トラックジャンプし、一回転読み出す一連の動作を、所定のデータが読み込まれるか操作部407を通じて停止指令がなされるまで繰り返す。
【0049】
その結果、図2に示したようにディスク上の所定のデータ上に読み出せなかったデータが無く、漏れなくデータを読み出せるのである。
【0050】
なお、上記第1、2の実施の形態においては、外周方向が順方向、内周方向が逆方向であるとして説明したが、本発明はこの例に限らず、例えばデータ読み取り時に外周から内周に向けてビームが移動する場合、内周方向を逆方向、外周方向を順方向とすれば適用できる。
【0051】
また、上記第1の実施形態では、トラック3は、ビームの組がA1から一回転データ読み取りをしたときR3のビームで読まれるが、A5から一回転データ読み取りをしたときR1のビームでも読まれることになる。さらに、トラック8
は、ビームの組がA3から一回転データ読み取りをしたときR3のビームで読まれるが、A6から一回転データ読み取りをしたときR1のビームでも読まれることになる。上記第2実施形態の2トラック3、8についても同様に重複して読まれている。
【0052】
この重複して読み出されるデータに対しては、メモリにデータを格納する際に読み出されたデータの中のアドレス部分に基づいて、再メモリ書き込みを禁止したり上書きすることにより、データの重複取り込みを回避できる。
【0053】
また、上記のように本発明によりデータを読み出した場合に読み取りデータに重複する部分が生じることになる。実際には、第1実施形態においてはディスクが2回転するうちに1トラックを2度読みし、第2実施形態においてはディスクが3回転するうちに2トラックを2度読みすることになるが、3ビームで読み取る場合の転送レートを計算すると、それぞれ、(3×2−1)/2=2.5倍
速、(3×3−2)/3=2.3倍速になるので、従来の1ビームで読み取る場合と比較して倍以上の高速再生が可能となる。
【0054】
【発明の効果】
上述したように、複数のビームを用いてディスク上の複数のトラックを同時に再生する場合、ディスク上に記録されたデータを連続して高速に再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の動作を説明する読み出しビームのトレースの模式図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の動作を説明する読み出しビームのトレースの模式図である。
【図3】トラックジャンプの際の読み出しビームのトレースを示す模式図である。
【図4】本発明のデータ再生方法を実現する装置の構成の一例を示す図である。
【図5】図1を説明するためのフローチャートである。
【図6】図2を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
401・・・・ ディスク
402・・・・ スピンドル
403・・・・ 光ピックアップ
404・・・・ トラックジャンプ制御部
405・・・・ CPU
406・・・・ メモリ
407・・・・ 操作部

Claims (4)

  1. 複数のビームを用いてディスク上の複数のトラックを同時に再生する場合、ビーム数よりも多いトラック数の順方向ジャンプと逆方向ジャンプを交互に繰り返し、前記逆方向ジャンプをした場合に、前記複数のビームのうち前記ディスクの内周側にあるビームのみが既に再生されたトラックに位置するように移動することを特徴とする高速データ再生方法。
  2. 前記高速データ再生方法において、N個(Nは自然数)のビームを用いてN個のトラックを同時に再生する場合、
    N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの順方向に3×N−2トラックジャンプを行う工程と、
    N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの逆方向にN+1トラックジャンプを行う工程と、
    を交互に繰り返すことによりデータの再生を行う請求項1に記載の高速データ再生方法。
  3. 複数のビームを用いてディスク上の複数のトラックを同時に再生する場合、ビーム数よりも多いトラック数の第一の順方向ジャンプと逆方向ジャンプと第二の順方向ジャンプを一サイクルとして、このサイクルを繰り返し、前記逆方向ジャンプ及び第二の順方向ジャンプをした場合に、前記複数のビームのうち前記ディスクの内周側にあるビームのみが既に再生されたトラックに位置するように移動することを特徴とする高速データ再生方法。
  4. 前記高速データ再生方法において、N個(Nは自然数)のビームを用いてN個のトラックを同時に再生する場合、
    N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの順方向に2×(N−1)トラックジャンプを行う工程と、
    N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの逆方向にN+1トラックジャンプを行う工程と、
    N個のビームのいずれかが一回転前に再生したデータを検出したときに、トラックの順方向に2×(N−1)トラックジャンプを行う工程と、
    よりなる動作を一サイクルとして、このサイクルを繰り返すことによりデータの再生を行う請求項3に記載の高速データ再生方法。
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